JPH06210530A - 医療材料加工用複合加工装置 - Google Patents

医療材料加工用複合加工装置

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JPH06210530A
JPH06210530A JP36137991A JP36137991A JPH06210530A JP H06210530 A JPH06210530 A JP H06210530A JP 36137991 A JP36137991 A JP 36137991A JP 36137991 A JP36137991 A JP 36137991A JP H06210530 A JPH06210530 A JP H06210530A
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JP
Japan
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head
machining
processing
control
electrode
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JP36137991A
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English (en)
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Kiyoshi Inoue
潔 井上
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INR Kenkyusho KK
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INR Kenkyusho KK
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の複雑形状をNC制御によって精密に清
浄に加工することができる医療材料加工用複合加工装置
を提供する。 【構成】 2軸以上(但し2軸は含まない)を同時制御
するNC制御装置13により制御される主軸ヘッド1と
テーブル8を設け、該NCヘッドに溶接加工ヘッド7を
設けると共に、ミーリング加工ヘッド5と単純電極(ワ
イヤ電極を含む)を用いた放電加工ヘッド6の少なくと
も一方を具備し、前記テーブルに固定した被加工体16
を順次加工ヘッドを換えながらNC制御により成形加工
及び溶接加工する。又、更に前記NCヘッド1に計測デ
ジタイザ14を具備し、計測データをNC制御装置13
に入力して制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療材料加工用複合加工
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複合加工機械は、2以上の異なる
加工機械を単に寄せ集めて構成したものである。例えば
放電加工とミーリング加工を組合せ、ミーリング加工に
よって荒取りした加工表面を総型形状電極を用いて放電
加工して精密に仕上げるようにした複合加工機械が提案
されている。このような複合機械によれば、テーブルに
固定された被加工物を取り外すことなく次々に異なる機
能の加工作用を施すことができ、複数の機械に移して加
工する場合の取付位置出し作業が省ける効果があった。
しかしながら、放電加工に当たり所要の加工形状をした
総型電極を用意しなければならず、充分な省力化は不可
能である。しかも、放電加工用電極は加工によって消耗
するから、消耗補正が必要であり、又、同一形状電極を
複数必要とし、電極製作が容易でないと共に電極交換に
伴う取付位置出し調整が必要であるといった欠点があっ
た。又、医療用材料の加工の場合、単一加工材から一体
に削り出し加工ができない形状加工があり、しかも、精
度を要し、清浄状態での加工が必要であるが、従来の装
置では、これが困難であり不可能の場合が多かった。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよ
うな欠点を除去し、任意の複雑形状をNC制御によって
精密に且つ、清浄に加工することができる医療材料加工
用複合加工装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】2軸以上(但し2軸は含
まない)を同時制御するNC制御装置により制御される
ヘッドとテーブルを設け、該NCヘッドに溶接加工ヘッ
ドを設けると共に、ミーリング機械加工ヘッドと単純電
極(ワイヤ電極を含む)を用いた創成放電加工ヘッドの
少なくとも一方を具備し、前記テーブルに固定した被加
工体を順次加工ヘッドを換えながらNC制御により成形
加工及び溶接加工するようにしたことを特徴とする。
又、更に、前記NCヘッドに計測デジタイザを具備し、
計測データを前記NC制御装置に入力して制御するよう
にしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明は前記のように、2軸以上(但し2軸を
含まない)を同時制御するNC制御装置により制御され
るヘッドとテーブルを設け、該NCヘッドに溶接加工ヘ
ッドを設けると共に、ミーリング加工ヘッドと単純電極
(ワイヤ電極を含む)を用いた創成放電加工ヘッドとの
少なくとも一方を具備し、前記テーブルに固定した被加
工体を順次加工へッドを換えながらNC制御により成形
加工及び溶接加工をするようにしたから、任意の複雑形
状加工が、初めにセットした位置で次々に複数ヘッド
で、同一NC制御により高精度に加工できる。しかも本
発明によれば、三次元の異形状加工、即ち傾斜面が円弧
を描くような複雑形状の加工とか、耳付、底付加工、ブ
リッジ加工等の単一材から一体に削り出し加工ができな
いような形状加工が容易に高精度に加工できる。又、計
測デジタイザを設けて加工部分を計測しながらNC制御
加工することにより加工精度を更に向上させることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下図面の一実施例により本発明を説明する
と、図1において、1は主軸ヘッドで、モータ2により
上下Z軸に送り制御される。3は主軸の先端に設けた支
持体で、Y軸(図の左右方向)平行軸に各加工ヘッドを
固定支持することができる。5は支持体3に固定したミ
ーリング加工(グラインディング、ドリリングを含む)
ヘッド、6は単純パイプ電極を用いた創成放電加工ヘッ
ド、7はレーザーを用いた溶接ヘッドで、いずれも支持
体3に所要の間隔で直線上に並べて固定される。8は
X、Y軸移動制御される加工テーブルで、9及び10が
各々X軸、Y軸駆動モータ、11は被加工体を取付け固
定する取付台で、モータ12によって回転することがで
きる。13は各モータに駆動信号を与えるNC制御装置
である。14は測定ヘッドで、例えばレーザーを用いた
三角測量法の非接触測定器で、測定データをNC制御装
置13に入力して加工送りの制御を行う。15は加工液
タンクである。尚、4は主軸1とは独立に設けられたワ
イヤカット放電加工用ヘッドで、必要により設けられ
る。
【0007】放電加工ヘッド6はパイプ電極61を用
い、これをガイドしながら送給して消耗補正をし、加工
先端がヘッドからの突出長さが常に一定になるようにし
て加工する。又、回転装置も設けてあり、回転を与えな
がら加工することによって先端部の片消耗を防止する。
加工液はパイプ電極61の穴を通して供給し、先端から
噴出させながら加工する。取付台11に固定した被加工
体16にパイプ電極61を対向させた間隙には図示しな
い加工用電源から加工パルスを供給し、加工液を介して
パルス放電を繰り返すことにより放電加工する。加工中
X軸モータ9、Y軸モータ10、及びZ軸モータ2のN
C制御装置13による送り制御、即ちプログラムした形
状による揺動制御等によって三次元形状の送りを与える
ことによって、単純形パイプ電極61によって所望する
総型形状加工が行える。勿論、Z軸送りモータ2にはサ
ーボ送りが可能なサーボモータ等の組合せによって放電
間隙の微細な高速応答制御をすることによって、短絡ア
ークの発生を少なくして安定放電加工を行うことができ
る。
【0008】ミーリング加工ヘッド5によるミーリング
加工とかグラインダ加工は、テーブル8をY軸モータ1
0の駆動によって所要距離移動して被加工体16に加工
ヘッド5を対向し、先端工具51を回転しながら加工す
る。この加工にも、各軸モータ9、10、2のNC制御
装置13による自動制御によって三次元形状の送りを与
えて、総型形状加工をすることができる。又、溶接加工
ヘッド7は、レーザー発振器71の発振レーザを光ファ
イバー72を用いて先端に導出して溶接加工部分に照射
する。溶接加工形状は、モータ9、10、2の制御によ
って三次元形状の送りを与えながら精密溶接することが
できる。測定ヘッド14による形状測定は、加工の途中
または一通りの加工終了時に加工部分の形状測定をし、
その測定データをNC制御装置13に入力してプログラ
ムを補正しながら加工送りを与えて加工するすることに
より、各部の加工形状をより精密に加工することができ
る。
【0009】ワイヤ加工ヘッド4による加工は、加工テ
ーブルのX、Y軸に平行するU、V軸制御のテーブル4
2ヘッド4に設け、これをU軸モータ43及びV軸モー
タ44によって駆動し、上ガイド45を制御する。下ガ
イド46を加工タンタ15を貫通する下アーム47によ
って支持し、この上下ガイド45、46間にワイヤ電極
41を移動させて加工する。48はワイヤ電極を貯蔵す
るリール、49はワイヤ電極を巻取るリールで、この両
者間を途中ガイド45、46を通してワイヤ電極41を
所定の張力と速度で移動走行させる。尚、下アーム47
は水平方向に進退移動できるように設け、加工時に前進
させてガイド46を所定位置に設定し、ワイヤカットの
休止中は後退させておけば、他の加工作業に邪魔になら
ないようにし操作性を改善できる。ワイヤカットは、ガ
イド間45、46を垂直に張ったワイヤ電極41の位置
に被加工体16を移動して加工する。この加工位置は、
予め設定された各加工ヘッドの間隔距離をNC制御装置
13にメモリしてあるから、その制御信号をY軸モータ
10に加えて駆動し制御することによって加工位置を定
めることができる。加工パルス電源は、図示しないが、
ワイヤ電極41と被加工体16間に加えられ、パルス放
電を行って加工する。加工形状は、予めプログラム入力
したNC制御装置13によるX、Y軸モータ9、10の
制御によって送られ、またこの加工テーブル8のX、Y
軸の移動制御に対応して上ガイド45をU、V軸に制御
することによって、ガイド45、46間のワイヤ電極4
1を所要角度傾斜制御しながら切断側面をテーパー付に
加工することができ、U、V軸の制御量によって任意に
テーパー角度を制御することができる。
【0010】図2は他の実施例で、図1と同符号は同一
部分を示す。ワイヤカット放電加工ヘッド4を他の加工
ヘッドと共に支持体3に固定支持させてある。この場
合、勿論溶接加工ヘッド7とミーリング加工ヘッド5の
間隔A、ミーリング加工ヘッド5と放電加工ヘッド6の
間隔B、及び放電加工ヘッド6とワイヤカットヘッド4
の間隔Cは、各々設定した所要の間隔長さデータをNC
制御装置13に入力してあり、信号によって各々の間隔
を移動することによって加工位置を正確に設定できる。
勿論、各加工ヘッドはテーブルのY軸に平行する直線上
に位置するよう設けられている。又、17は加工テーブ
ル上に固定されたモデルで、これを測定ヘッド14によ
る三次元形状測定をし、測定データをNC制御装置13
に入力して加工することができるうようにしてある。
尚、NC制御装置13は位置出し、加工形状の送り制御
の他に溶接ヘッド7のレーザー制御、放電加工ヘッド
6、4の加工パルスの制御、ワイヤヘッド4のワイヤ電
極の張力、移動速度の制御、又加工液の制御等も任意に
行うことができる。又、支持体3に固定した各加工ヘッ
ドの選択は支持体の移動、回転によって選択ヘッドを被
加工体16に対向して加工するよう構成できる。
【0011】図3はその他の実施例で、支持体3にU、
V軸駆動テーブル18を設け、これに加工ヘッド5、
6、7を取り付けたものである。181及び182がU
軸、V軸駆動モータ、又、支持体3には測定ヘッド14
が設けられ、テーブル側に固定したモデル17をモータ
19で回転しながら三次元形状測定を行う。被加工体1
6のX、Y軸駆動に対して加工ヘッド5、6、7側を
U、V軸駆動することによってそれを同軸駆動すれば複
雑形状加工ができ、X、Y軸駆動に対してU、V軸を微
細制御することができる。又、X、Y軸の加工テーブル
の駆動装置を除去し、ヘッド側のU、V軸駆動のみによ
って形状加工するようにすることもできる。
【0012】図4は歯科用の補綴物歯冠を加工する場合
の実施例で、20は製品を削り出す母材で、生体材料と
して有効な18−8、13Cr等のステンレス鋼やチタ
ン、チタン含金、Pt、Au合金を用いる。この板材2
0を機械の固定治具1にしっかり固定して取り付け、こ
の治具を基準にしてNC制御により削り出し加工する。
加工は先ず、工程で、母材20上面の歯冠の筒体端部
をヘッド6のパイプ電極61により底付放電加工する。
次に、工程で、母材20の捨て加工側にワイヤ電極を
通すための貫通孔の加工をする。これはワイヤ電極で直
接加工してもよいが、パイプ電極等を用いて加工しても
よい。この孔に通したヘッド4のワイヤ電極41を上下
にガイド間を移動走行させながら加工をスタートし、工
程で、ワイヤカット放電加工により筒状内側面部分の
輪郭形状カットを行う。このワイヤ加工工程において、
所要のテーパー傾斜側面を形成するためワイヤ電極を
U、V軸制御により傾斜制御しながら加工する。この穴
加工の傾斜制御は、支台歯のデーパーに合わせてワイヤ
電極を傾斜制御しながら加工し、支台歯に密着嵌合する
ように加工する。工程が終わってカットされた中子は
抜き取り除去する。工程で、ワイヤ電極によって所要
の角度で傾斜する底面のカットを行う。次の工程で
は、母材20の外面の捨て加工部分にワイヤ電極の挿通
孔を形成するための孔加工をし、工程で、支台歯嵌合
側面の外面のワイヤカットを行う。この工程における輪
郭加工で全周をカットすることにより母材20から切り
離しを行い所定形状の歯冠の筒状部分の加工が得られ
る。
【0013】次に工程は母材2.0の他の部分に加工
ヘッド6により棒状電極とかパイプ電極を用いて、NC
制御放電加工により歯冠天井面、即ち、支台歯の上端が
密着する面の加工を行う。この棒状電極61による面加
工は、電極先端を回転、みそすり、傾斜制御等の制御を
しながらNC制御によって所要の形状にオービット運動
を行い、放電加工によって内側の底付加工する。この底
面は棒状電極61の先端消耗を所要の時間間隔で長さ補
正しながら加工することによって所要の底面形状を単純
電極で精度良く加工することができ、支台歯に密着嵌合
する歯冠の天井面の加工が容易にできる。この底付加工
は、パイプ電極61で加工液を噴出しながら加工するこ
とによって加工屑の排除が容易になり、安定加工するこ
とができ、又、パイプ電極の先端はほぼ平らに消耗する
から消耗補正も容易であり、底面の精度のよい加工が可
能である。工程では、前工程で加工された天井面の外
側を矢印のようにガイドされるワイヤ電極で深さ方向に
切り込んでから前後平面方向にカットして天井板を切り
出し加工する。工程は、工程で母材20から切り離
された天井板を、前記工程で母材1から切り離された
筒状体部分の上端に溶接する工程で、溶接ヘッド7を対
向して加工する。溶接にはレーザービームを用いること
によって容易に精密溶接することができる。
【0014】図5は異形状加工された内冠製品を示すも
ので、21が加工された内冠、22が適合させた支台歯
である。支台歯22には途中の輪郭に沿って段部221
が形成され、ここに冠せた内冠21の側面部211の下
端が当接し、支台歯の上端222に内冠の天井面212
が接触して適合性が極めて良好に密着させることができ
る。内冠21の厚さは通常0.5〜0.05mm程度の
薄管で精度は約±0.02mm程度に加工するが、ワイ
ヤカット及び放電加工によって容易に加工することがで
きる。
【0015】尚、前記図4における工程のうちと、
と、ととの各工程を逆の順序で加工してもよ
く、又、、工程の天井板の加工は他の母材から加工
してもよい。又、加工は放電加工に代えてミーリングヘ
ッド51によりミーリング、ドリリング、グラインディ
ング、フライス等の加工を行うことができ、組合せ加工
することができる。例えば、工程と工程の底付加工
はミーリングとかフライス加工してもよく、表面精度を
グラィンディンツによって精密仕上げすることができ
る。、の孔明け加工はドリル加工することができ、
や工程をドリルで孔明けしたところから切削加工に
より輪郭形状加工することができる。又、前記した加工
例は内冠の加工であるが、この外側に嵌合する外冠の加
工も容易に加工することができる。外冠は内冠より約3
0μm程度大きく加工することにより、内外冠を相互に
密着嵌合させることができ、この30μmの寸法差をプ
ログラム入力してNC制御して加工することにより、容
易に所要の寸法差のある同一形状の内冠及び外冠の加工
をすることができる。
【0016】図6はブリッジの一部を示し、支台歯22
にかぶせた内冠21に外冠23を嵌合するが、外冠23
は他の外冠(図示せず)と結合片4でブリッジ結合して
いる。この場合の外冠23の加工は前記の内冠21の加
工と同様に密着嵌合する相似形をもって加工するが、外
冠23同志のブリッジ結合は溶接ヘッド7により外冠2
3と結合片24間、結合片24と他の外冠との溶接結合
によって結合する。尚、25は外冠23及び結合片24
にポーセレン等を築成して形成した歯牙である。尚、以
上は歯科材料の加工について説明したが、人工関節や人
工骨の加工にも効果的であり、各部分の加工を各加工ヘ
ッドを選択しながら加工することによって容易に高精度
に加工することができる。又、前記実施例において創成
放電加工用電極としてはワイヤをU字形ガイドを移動さ
せた電極、板状電極等も利用できる。又、溶接はレーザ
ー以外にプラズマ溶接、バーナー溶接、抵抗溶接等を利
用できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2軸以上
(但し2軸は含まない)を同時制御するNC制御装置に
より制御されるヘッドとテーブルを設け、該NCヘッド
に溶接加工ヘッドを設けると共に、ミーリング加工ヘッ
ドと単純電極(ワイヤ電極を含む)を用いた創成放電加
工ヘッドの少なくとも一方を具備し、前記テーブルに固
定した被加工体を順次加工ヘッドを換えながらNC制御
により成形加工及び溶接加工するようにしたから、任意
の複雑形状加工が始めにセットした位置で次々に複数加
工ヘッドにより、しかもいずれも同一NC制御により高
精度に加工することができる。しかも本発明によれば、
三次元の異形状加工、即ち傾斜面が円弧を描くような複
雑形状の加工とか、耳付、底付加工、ブリッジ加工等の
単一材から一体に削り出し加工ができないような形状加
工が容易に高精度に加工できる。又、計測デジタイザを
設けて、加工部分を計測しながらNC制御加工すること
により加工精度を更に向上させることができる。又、計
測ヘッドによりモデルを計測したデータをNC制御装置
に入力して加工送りの制御を行うことによって、複雑形
状加工が計測から加工までを全自動的に高精度に加工す
ることができる。又、加工装置は複数の加工ヘッドによ
る加工を同一NC制御により創成、溶接加工するもので
あるから構成も極めて簡単になり、且つ精度も保証でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例構成図である。
【図2】本発明の他の実施例図である。
【図3】本発明の他の実施例図である。
【図4】本発明による加工の一実施例である。
【図5】図4より加工された成品の側面図である。
【図6】本発明による加工の他の実施例である。
【符号の説明】
1 主軸 2 Z軸駆動モータ 3 支持体 4 ワイヤカット放電加工ヘッド 5 ミーリング加工ヘッド 6 放電加工ヘッド 7 溶接加工ヘッド 8 X、Y加工テーブル 9 X軸駆動モータ 10 Y軸駆動モータ 11 取付台 12 回転モータ 13 NC制御装置 14 測定ヘッド 15 加工タンク 16 被加工体 17 モデル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2軸以上(但し2軸は含まない)を同時
    制御するNC制御装置により制御されるヘッドとテーブ
    ルを設け、該NCヘッドに溶接加工ヘッドを設けると共
    に、ミーリング加工ヘッドと単純電極(ワイヤ電極を含
    む)を用いた創成放電加工ヘッドの少なくとも一方を具
    備し、前記テーブルに固定した被加工体を、順次加工ヘ
    ッドを換えながらNC制御により成形加工及び溶接加工
    するようにしたことを特徴とする医療材料加工用複合加
    工装置。
  2. 【請求項2】 前記NCヘッドに計測デジタイザを具備
    し、計測データを前記NC制御装置に入力して制御する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の医療材料
    加工用複合加工装置。
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