JP3549688B2 - 放電加工方法および放電加工装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、3次元自由曲面の輪郭加工を行う放電加工方法および放電加工装置に関し、特に単純形状の工具電極を用い、工具電極を加工面に対して法線方向の軸線をもって対向させて3次元自由曲面の輪郭加工を行う放電加工方法および放電加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、特開平5−345228号公報に示されているように、単純形状の工具電極が3次元キャビティを放電加工する従来の放電加工装置の原理を示している。
【0003】
この従来例の放電加工装置においては、対向する工具電極100と工作物Wとの間に電圧を印加し、工具電極100の長さ方向(軸線方向)の消耗量を補正するZ軸方向成分の送りを水平方向(X軸・Y軸方向) 送りと合成しながら輪郭形状の加工を行うことにより、電極形状が定常状態に落ちついた状態にて加工が行え、その結果、工具電極100の側面消耗を補償することなく一定の輪郭形状が得られるとしている。
【0004】
図5は、工具電極100が工作物Wに接触する初期位置(位置a)から始まって位置a〜位置eの順序での位置における円筒形の工具電極100の形状変化を示しており、電極形状は位置dで定常状態となっている。この場合、工具電極1が工作物Wに接触するようになり、輪郭が変更する短い初期移行期間(位置a〜位置d)の後には、工具電極100の輪郭は、加工の残りの期間(位置dからeまでの間)が一定(不変)となり、工具電極100の長さのみが消耗の結果、減少する。図示では、電極先端形状は移行段階の終了時では円錐形となり、傾斜角度βは層の厚さE(カット深さまたは溝の深さ)および円筒形電極の半径Rに左右される。
【0005】
なお、図5において、αは送り傾斜角を、V1は工作物Wに対する工具電極100の見かけ上の送り速度を、V3は工具電極100の軸線方向送り速度を、V2は速度V1とV3との合成ベクトル速度をそれぞれ示している。
【0006】
また、特開平5− 277860号公報には、X軸、Y軸、Z軸、C軸、A軸、W軸の各NC送り軸を有した6軸制御により3次元自由曲面の輪郭加工を切削工具によって行う工作機械において、W軸制御により切り込み送りと工具長補正を行う例が示されている。図6はその工作機械の構成を示している。この工作機械は、門型の工作機械であり、ベッド101上をX軸方向に直動するワークテーブル102と、ワークテーブル102をはさんでワークテーブル102の両側に立設されたコラム103および両側のコラム103の上部を結合してY軸方向に延在するクロスビーム104と、クロスビーム104に係合してY方向に直動するサドル105と、サドル105に係合してZ軸方向に直動するラム106と、ラム106の下部に設けられたC軸ベース部材107と、C軸ベース部材107にZ軸周りの回転であるC軸方向に回転可能に設けられたA軸ベース部材108と、A軸ベース部材108にX軸周りの回転であるA軸方向に回転可能に設けられたW軸ベース部材109と、W軸ベース部材109に係合してW軸方向に直動する主軸ヘッド110と、主軸ヘッド110にW軸方向と平行な軸線を有して軸支された工具主軸111とを有し、工具主軸111に旋削用の工具112(図7参照)が取り付けられる。
【0007】
図7は、上述の工作機械による3次元自由曲面の輪郭加工方法を示している。この3次元自由曲面の輪郭加工方法では、周知のように、X軸、Y軸、Z軸、C軸、A軸の同時5軸制御によりワークテーブル102上の被工作物50の加工面に対して工具112が常に法線方向に向くよう姿勢制御して曲面の輪郭加工を行う。
【0008】
この輪郭加工では、工具112により荒加工が行われ、荒加工面Aが形成された後、順次加工を進めて仕上げ加工に至る過程で、主軸ヘッド110をW軸ベース部材109上で単にW軸方向に前進させることで、切り込み送りを与えて仕上加工面Bまでの加工が行われる。また、加工開始時にW軸制御によって工具112の初期的な工具長補正が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特開平5− 345228号公報に示されているような、単純形状電極を用いた従来の放電加工装置では、X軸方向とY軸方向との電極送りに加え、電極長手方向の長さ方向の消耗を補正するよう、Z軸方向の送りを加えることにより、高精度の輪郭加工が実現できるが、Z軸方向の送り電極長手方向の長さ方向の消耗補正を行うため、基本的に底面が平面で構成された2.5次元の加工に限定され、3次元自由曲面の輪郭加工は不可能である。
【0010】
特開平5− 277860号公報に開示された工作機械では、W軸を有しているから、3次元自由曲面の輪郭加工において複雑な加工プログラムを不要とし、またW軸制御によって工具長補正が行えるが、この工作機械での工具は専ら切削用の工具で、一パスでの工具の軸線方向の消耗量が激しくなく、工具長補正は加工開始時の初期補正だけで充分な切削加工を対象としており、3次元自由曲面の輪郭加工のための工具移動過程で電極消耗補正をリアルタイムで行うことができないため、電極消耗の激しい放電加工に関しては、工具電極の長手方向(軸線方向)の消耗による加工誤差が生じ、加工精度が著しく低下すると云う問題点がある。
【0011】
この発明は、上述のような従来のものの課題を解消するためになされたものであり、工具電極の軸線方向消耗による補正を適切に行って高精度な3次元自由曲面の輪郭加工を行い、しかも加工プログラムの作成が容易な放電加工方法およびこの方法の実施に使用される放電加工装置を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明による放電加工方法は、3次元自由曲面の輪郭加工を行う放電加工方法において、工具電極を加工面に対して法線方向の軸線をもって対向させ、工具電極先端の加工面に沿った移動距離を計算し、この移動距離に応じて前記工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで前記工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工を行うものである。
【0013】
この発明による放電加工方法では、3次元自由曲面の輪郭加工のための工具移動過程において工具電極先端の加工面に沿った移動距離に応じて工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工を行う。
【0014】
つぎの発明による放電加工方法は、上述の放電加工方法において、3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算により所定比率を決定するものである。
【0015】
この発明による放電加工方法では、所定比率は3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算によって決定され、この所定比率によってリアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工を行う。
【0016】
また上述の目的を達成するために、この発明による放電加工装置は、3次元自由曲面の輪郭加工を行う放電加工装置において、工具電極の軸線を加工面に対して法線方向に保って対向させながら移動させる制御手段と、工具電極先端の加工面に沿った移動距離を計算する先端移動距離計算手段と、前記先端移動距離計算手段の計算結果から工具電極先端の移動距離に応じた工具電極の軸線方向消耗補正のための所定比率の法線方向駆動指令を生成する電極消耗補正制御手段とを備え、前記電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって前記工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで前記工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工を行うものである。
【0017】
この発明による放電加工装置では、3次元自由曲面の輪郭加工のための工具移動過程において、先端移動距離計算手段が工具電極先端の加工面に沿った移動距離を計算し、電極消耗補正制御手段が先端移動距離計算手段の計算結果から工具電極先端の移動距離に応じた工具電極の軸線方向消耗補正のための所定比率の法線方向駆動指令を生成し、この電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工が行われる。
【0018】
つぎの発明による放電加工装置は、上述の放電加工装置において、前記電極消耗補正制御手段は3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算により所定比率を決定するものである。
【0019】
この発明による放電加工装置では、電極消耗補正制御手段は3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算により所定比率を決定し、この所定比率によってリアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工が行われる。
【0020】
つぎの発明による放電加工装置は、上述の放電加工装置において、放電加工装置は同時多軸制御式の放電加工装置であり、同時多軸制御により前記工具電極の軸線を加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行いながら、前記電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって前記工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで前記工具電極の軸線方向消耗補正を行うものである。
【0021】
この発明による放電加工装置では、同時多軸制御により工具電極の軸線を加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行いながら、電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって工具電極に法線方向の所定比率の送りが与えられ、リアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工が行われる。
【0022】
つぎの発明による放電加工装置は、上述の放電加工装置において、放電加工装置は多関節ロボット式の放電加工装置であり、多関節ロボット制御により前記工具電極の軸線を加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行いながら、前記電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって前記工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで前記工具電極の軸線方向消耗補正を行うものである。
【0023】
この発明による放電加工装置では、多関節ロボット制御により工具電極の軸線を加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行いながら、電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって工具電極に法線方向の所定比率の送りが与えられ、リアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工が行われる。
【0024】
つぎの発明による放電加工装置は、上述の放電加工装置において、前記工具電極を電極自身の軸線方向に移動させる専用の送り軸機構を有し、当該送り軸機構に前記電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令を与え、当該送り軸機構による前記工具電極の軸線方向駆動によって前記工具電極の軸線方向消耗補正を行うものである。
【0025】
この発明による放電加工装置では、工具電極を電極自身の軸線方向に移動させる専用の送り軸機構に電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令が与えられ、この送り軸機構による工具電極の軸線方向駆動によって工具電極の軸線方向消耗補正が行われる。
【0026】
つぎの発明による放電加工装置は、上述の放電加工装置において、前記工具電極を自動交換する電極自動交換装置と、前記工具電極の軸線方向の送り量が所定値に達した時に工具電極の交換指令を前記電極自動交換装置に出力する電極交換制御手段とを有し、前記工具電極の軸線方向の送り量が所定値に達すれば、前記電極自動交換装置によって前記工具電極を自動交換するものである。
【0027】
この発明による放電加工装置では、工具電極の軸線方向の送り量が所定値に達すれば、電極交換制御手段が工具電極の交換指令を電極自動交換装置に出力し、電極自動交換装置が工具電極を自動交換する。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照してこの発明に係る放電加工方法および放電加工装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0029】
(実施の形態1)
図1は、この発明による放電加工装置の実施の形態1を示している。この放電加工装置本体20は、ベッド1と、ベッド1上をX軸方向に直動するサドル2と、サドル2に取り付けられてY軸方向に直動するラム3と、ラム3に取り付けられてZ軸方向に直動するZ軸ベース部材4と、Z軸ベース部材4の下部に設けられたC軸ベース部材5と、C軸ベース部材5にC軸方向に回転可能に設けられたA軸ベース部材6と、A軸ベース部材6にA軸方向に回転可能に設けられたW軸ベース部材7と、W軸ベース部材7に取り付けられてW軸方向に直動する主軸ヘッド8と、主軸ヘッド8にW軸方向と平行な軸線を有して軸支された主軸9と、主軸9に取り付けられた単純形状の工具電極10とを有している。
【0030】
また、放電加工装置本体20は、ベッド1上に加工液槽11を有し、加工液槽11内に被工作物50が固定配置されている。
【0031】
この放電加工装置は同期多軸制御式のものであり、X軸、Y軸、Z軸、A軸、C軸、W軸の6軸をNCプログラムによって制御するCNC装置30が接続されている。
【0032】
CNC装置30には、NCプログラムに基づいて工具電極10の軸線を被工作物50の加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行うためのX軸、Y軸、Z軸、A軸、C軸の同時5軸制御手段31と、3次元自由曲面の輪郭加工のための電極先端部分の加工面に沿った移動距離を計算する先端移動量計算手段32と、先端移動量計算手段32による移動距離の計算結果から工具電極先端の移動距離に応じた電極消耗補正のためのW軸駆動指令(法線方向駆動指令)を行う電極消耗補正制御手段33とが設けられている。
【0033】
電極消耗補正制御手段33は3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算によりW軸駆動指令を決定するものであり、補正変数は切り込み量が大きいほど大きくなり、W軸駆動指令は3次元自由曲面の輪郭加工のための移動距離の増加に伴い比例的に増大する。3次元自由曲面の輪郭加工のための移動距離は、同時5軸制御手段31によるX軸、Y軸、Z軸、A軸、C軸の各軸駆動指令に基づく3次元ベクトル計算により算出することができる。
【0034】
つぎに、図2を参照して実施の形態1の動作について説明する。3次元自由曲面の輪郭形状の放電加工の基本動作としては、対向する工具電極10と被工作物50との間に電圧を印加すると共に、先端移動量計算手段32によって電極先端部分の加工面に沿った移動距離を計算し、この移動距離に応じて電極消耗補正制御手段33が決める工具電極10の長さ方向(軸線方向)消耗量を補正するW軸方向成分の送りを、被工作物50の加工面に沿ったX軸、Y軸、Z軸、A軸、C軸の各軸の電極移動送りと合成しながら、工具電極10を加工面に対して法線方向の軸線をもって対向させて3次元自由曲面の輪郭形状の加工を行う。この場合、電極形状が定常状態に落ちついた状態にて加工を行うことにより、側面消耗を補償することなく高精度な3次元自由曲面の輪郭形状が得られる。
【0035】
この発明による放電加工方法では、工具電極10の先端部分の移動量に応じて工具電極10の長さ方向消耗量をリアルタイムで補正するW軸方向成分の送りをX軸、Y軸、Z軸、A軸、C軸の各軸の電極移動送りに加えつつ、図示されない放電加工用電源により工具電極10と被工作物50との間に電圧を印加しながら放電加工を行うものである。
【0036】
この放電加工方法では、まず、CNC装置30内部に設けられた電極の先端移動量計算手段32が電極先端部分の移動距離を計算する。つぎに、同じくCNC装置30内部に設けられた電極消耗補正制御手段33が電極の先端移動量計算手段32の計算結果から電極先端移動量に応じた電極消耗補正のためのW軸駆動を行う。通常は、電極先端移動量に所定の係数を掛けた量だけ補正量としてW軸駆動を常時行う。
【0037】
この結果、実際の電極先端のプログラム軌跡は、図2に示されているように、電極先端移動Lと電極消耗補正送り(W軸駆動送り)Wとを合成した移動となる。このような電極消耗補正は常時リアルタイムで行われ、電極形状が定常状態に落ちついた段階では、1パス当たりの切り込み深さと電極消耗量が釣り合った状態となり、1パスの加工によってほぼ一定の厚みの層が工作物から除去される。このパスを複数回繰り返すことによって所望の形状加工が可能となる。
【0038】
従来のように、1パスごとに消耗補正送りを加えた場合には、1パスの最初と最後の部分で電極消耗による深さ誤差が発生し、所望の精度が維持できないが、この発明による放電加工方法のように、電極消耗送りWが連続的にリアルタイムで行われることにより加工精度が飛躍的に向上する。
【0039】
電極先端部分移動量に対するW軸駆動量の比率は、予め変数でセットされており、荒加工時にはこの比率を大きくして加工を行う。このような状態では1パスあたりの切り込み量(1層の厚み)は大きくなり、電極先端部分の円錐部分の角度β(図5参照)は大きくなるため、加工面形状は段差などの誤差が大きな形状となる。これに対し、仕上加工においては、電極先端部分移動量に対するW軸駆動量の比率を小さくすることにより、1パスあたりの切り込み量は小さくなり、電極先端部分の円錐部分の角度β(図5参照)も小さくなるため、段差のない高精度な加工面形状が得られる。
【0040】
(実施の形態2)
図3は、この発明による放電加工装置の実施の形態2を示している。なお、図3に於いて、図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符号を付けてその説明を省略する。
【0041】
この実施の形態では、実施の形態1のものに、新しい工具電極10を格納するツールマガジンを有してATCと同等に、主軸9の工具電極10を自動交換する電極自動交換装置40と、工具電極10の軸線方向の送り量、即ち電極消耗補正制御手段33によるW軸送り量が所定値に達した時に工具電極の交換指令を電極自動交換装置40に出力する電極交換制御手段34とが追加されている。
【0042】
この実施の形態では、W軸送り量が所定の値に達すると、即ち工具電極10の長さが所定長さ以下になると、電極交換制御手段34が電極自動交換装置40へ電極交換指令を出力し、電極自動交換装置40がこの指令に基づいて主軸9の工具電極10を新しい工具電極10に自動的に交換して加工を再開する。
【0043】
これにより、実施の形態1における効果を得ながら、電極消耗補正制御手段33のW軸送り量の情報を有効に利用して工具電極10を自動的に交換しながら長時間の無人自動運転を実現することができる。
【0044】
(実施の形態3)
図4は、この発明による放電加工装置の実施の形態3を示している。
【0045】
この放電加工装置は、多関節ロボット60による多関節ロボット制御により工具電極10の軸線を被工作物50の加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行うよう構成されている。
【0046】
多関節ロボット60は、ベッド61、旋回基台62、第1〜第3アーム63〜65と、第3アーム65に取り付けられたW軸ベース部材7と、実施の形態1と同等にW軸ベース部材7に取り付けられてW軸方向に直動する主軸ヘッド8と、主軸ヘッド8にW軸方向と平行な軸線を有して軸支された主軸9とを有し、主軸9に単純形状の工具電極10が取り付けられ、多関節ロボット制御により工具電極10を自由に方向姿勢に傾斜させた形態で3次元スキャニング加工が可能になっている。
【0047】
多関節ロボット60の制御を行うCNC装置30は、NCプログラムに基づいて工具電極10の軸線を被工作物50の加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行うための多関節ロボット制御を行う多関節ロボット制御手段35と、実施の形態1と同様に、3次元自由曲面の輪郭加工のための電極先端部分の加工面に沿った移動距離を計算する先端移動量計算手段32と、先端移動量計算手段32による移動距離の計算結果から工具電極先端の移動距離に応じた電極消耗補正のためのW軸駆動指令(法線方向駆動指令)を行う電極消耗補正制御手段33とを有している。
【0048】
なお、この実施の形態でも、電極消耗補正制御手段33は3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算によりW軸駆動指令を決定するものであり、補正変数は切り込み量が大きいほど大きくなり、W軸駆動指令は3次元自由曲面の輪郭加工のための移動距離の増加に伴い比例的に増大する。
【0049】
この実施の形態においては、工具電極10の先端部分の移動量に応じて工具電極10の長さ方向消耗量をリアルタイムで補正するW軸方向成分の送りを、多関節ロボット60による加工面に沿った電極送りおよび電極傾斜(法線制御)に加えながら加工を行う。
【0050】
この実施の形態3でも、実施の形態1と同様に、CNC装置30内部に設けられた電極の先端移動量計算手段32が電極先端部分の移動距離を計算する。つぎに、同じくCNC装置30内部に設けられた電極消耗補正制御手段33が電極の先端移動量計算手段32の計算結果から電極先端移動量に応じた電極消耗補正のためのW軸駆動を行う。通常は、電極先端移動量に所定の係数を掛けた量だけ補正量としてW軸駆動を常時行う。
【0051】
この結果、この実施の形態でも、実際の電極先端のプログラム軌跡は、図2に示されているように、電極先端移動Lと電極消耗補正送り(W軸駆動送り)Wとを合成した移動となる。このような電極消耗補正は常時リアルタイムで行われ、電極形状が定常状態に落ちついた段階では、1パス当たりの切り込み深さと電極消耗量が釣り合った状態となり、1パスの加工によってほぼ一定の厚みの層が工作物から除去される。このパスを複数回繰り返すことによって所望の形状加工が可能となる。
【0052】
なお、多関節ロボット60による場合も、実施の形態2と同等に、電極自動交換装置40と電極交換制御手段34とが追加されることにより、工具電極10を自動的に交換しながら長時間の無人自動運転を実現できる。
【0053】
【発明の効果】
この発明による放電加工方法によれば、3次元自由曲面の輪郭加工のための工具移動過程において工具電極先端の加工面に沿った移動距離に応じて工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工を行うから、単純形状電極による3次元自由曲面の作成が容易な加工プログラムによる高精度放電加工が実現する。
【0054】
つぎの発明による放電加工方法によれば、所定比率は3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算によって決定され、この所定比率によってリアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工を行うから、複雑な補正演算を必要とすることなく工具電極の軸線方向消耗補正が行われ、工具電極の軸線方向消耗による補正を適切に行って高精度な3次元自由曲面の輪郭加工が行われるようになる。
【0055】
つぎの発明による放電加工装置によれば、3次元自由曲面の輪郭加工のための工具移動過程において、先端移動距離計算手段が工具電極先端の加工面に沿った移動距離を計算し、電極消耗補正制御手段が先端移動距離計算手段の計算結果から工具電極先端の移動距離に応じた工具電極の軸線方向消耗補正のための所定比率の法線方向駆動指令を生成し、この電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって工具電極に所定比率の法線方向の送りを与え、リアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工が行われるから、単純形状電極による3次元自由曲面の作成が容易な加工プログラムによる高精度放電加工が実現する。
【0056】
つぎの発明による放電加工装置によれば、電極消耗補正制御手段は3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算により所定比率を決定し、この所定比率によってリアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工が行われるから、複雑な補正演算を必要とすることなく工具電極の軸線方向消耗補正が行われ、工具電極の軸線方向消耗による補正を適切に行って高精度な3次元自由曲面の輪郭加工が行われるようになる。
【0057】
つぎの発明による放電加工装置によれば、同時多軸制御により工具電極の軸線を加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行いながら、電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって工具電極に法線方向の所定比率の送りが与えられ、リアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工が行われるから、工具電極の軸線方向消耗補正と同時多軸制御との組み合わせで、高精度な3次元自由曲面の輪郭加工が行われるようになる。
【0058】
つぎの発明による放電加工装置によれば、多関節ロボット制御により工具電極の軸線を加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行いながら、電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって工具電極に法線方向の所定比率の送りが与えられ、リアルタイムで工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工が行われるから、工具電極の軸線方向消耗補正と多関節ロボット制御との組み合わせで、高精度な3次元自由曲面の輪郭加工が行われるようになる。
【0059】
つぎの発明による放電加工装置によれば、工具電極を電極自身の軸線方向に移動させる専用の送り軸機構に電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令が与えられ、この送り軸機構による工具電極の軸線方向駆動によって工具電極の軸線方向消耗補正が行われるから、加工プログラムの作成が容易になる。
【0060】
つぎの発明による放電加工装置によれば、工具電極の軸線方向の送り量が所定値に達すれば、電極交換制御手段が工具電極の交換指令を電極自動交換装置に出力し、電極自動交換装置が工具電極を自動交換するから、法線方向送り量の情報を有効に利用して長時間の無人自動運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による放電加工装置の実施の形態1を示す正面図である。
【図2】この発明による放電加工装置の動作を示す説明図である。
【図3】この発明による放電加工装置の実施の形態2を示す正面図である。
【図4】この発明による放電加工装置の実施の形態3を示す正面図である。
【図5】単純電極による従来における放電加工装置の動作を示す説明図である。
【図6】従来における6軸門型工作機械の構成を示す正面図である。
【図7】従来における6軸門型工作機械の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド,2 サドル,3 ラム,4 Z軸ベース部材 5 C軸ベース部材,6 A軸ベース部材,7 W軸ベース部材,8 主軸ヘッド,9 主軸,10 工具電極,11 加工液槽,20 放電加工装置本体,30 CNC装置,31 同時5軸制御手段,32 先端移動量計算手段,33 電極消耗補正制御手段,34 電極交換制御手段,35 多関節ロボット制御手段,40 電極自動交換装置,50 被工作物,60 多関節ロボット,61 ベッド,62 旋回基台,63〜65 第1〜第3アーム。
Claims (8)
- 3次元自由曲面の輪郭加工を行う放電加工方法において、
工具電極の軸線を被加工物の加工面に対して法線方向に保って対向させ、
工具電極先端の加工面に沿った移動距離を計算し、この移動距離に応じて前記工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで前記工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工を行うことを特徴とする放電加工方法。 - 3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算により前記所定比率を決定することを特徴とする請求項1に記載の放電加工方法。
- 3次元自由曲面の輪郭加工を行う放電加工装置において、
工具電極の軸線を被加工物の加工面に対して法線方向に保って対向させながら移動させる制御手段と、
工具電極先端の加工面に沿った移動距離を計算する先端移動距離計算手段と、
前記先端移動距離計算手段の計算結果から工具電極先端の移動距離に応じた工具電極の軸線方向消耗補正のための所定比率の法線方向駆動指令を生成する電極消耗補正制御手段とを備え、
前記電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって前記工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで前記工具電極の軸線方向消耗補正を行いつつ3次元自由曲面の輪郭加工を行うことを特徴とする放電加工装置。 - 前記電極消耗補正制御手段は、3次元自由曲面の輪郭加工の切り込み量に応じて設定された補正変数と移動距離との関数計算により前記所定比率を決定することを特徴とする請求項3に記載の放電加工装置。
- 同時多軸制御式の放電加工装置であり、同時多軸制御により前記工具電極の軸線を加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行いながら、前記電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって前記工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで前記工具電極の軸線方向消耗補正を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の放電加工装置。
- 多関節ロボット式の放電加工装置であり、多関節ロボット制御により前記工具電極の軸線を加工面に対して法線方向に保って3次元自由曲面の輪郭加工を行いながら、前記電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令をもって前記工具電極に法線方向の所定比率の送りを与え、リアルタイムで前記工具電極の軸線方向消耗補正を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の放電加工装置。
- 前記工具電極を電極自身の軸線方向に移動させる専用の送り軸機構を有し、当該送り軸機構に前記電極消耗補正制御手段が生成する法線方向駆動指令を与え、当該送り軸機構による前記工具電極の軸線方向駆動によって前記工具電極の軸線方向消耗補正を行うことを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載の放電加工装置。
- 前記工具電極を自動交換する電極自動交換装置と、
前記工具電極の軸線方向の送り量が所定値に達した時に工具電極の交換指令を前記電極自動交換装置に出力する電極交換制御手段とを有し、
前記工具電極の軸線方向の送り量が所定値に達すれば、前記電極自動交換装置によって前記工具電極を自動交換することを特徴とする請求項3〜7のいずれか一つに記載の放電加工装置。
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| JP28881396A JP3549688B2 (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 放電加工方法および放電加工装置 |
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| JPH10128624A JPH10128624A (ja) | 1998-05-19 |
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