JPH06210138A - 乾式排ガス浄化処理方法及び高炉操業方法と焼結機の操業方法 - Google Patents
乾式排ガス浄化処理方法及び高炉操業方法と焼結機の操業方法Info
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- JPH06210138A JPH06210138A JP5023446A JP2344693A JPH06210138A JP H06210138 A JPH06210138 A JP H06210138A JP 5023446 A JP5023446 A JP 5023446A JP 2344693 A JP2344693 A JP 2344693A JP H06210138 A JPH06210138 A JP H06210138A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は排ガス中の粉塵、硫黄酸化物、窒素
酸化物、有機塩素化合物を除去するにあたり、安価で高
効率な除塵、脱硫、脱硝、有機塩素化合物除去を行い、
さらに脱硫後の硫黄の処理を容易にし、加うるに脱硫
剤、脱硝触媒、有機塩素化合物除去剤を有効活用する方
法を提供することを目的とする。 【構成】 鉄鉱石を用いて気流中のダスト粒子が鉄鉱石
に接触し捕捉されるというろ過集塵作用により除塵を行
い、さらに化学反応作用により脱硫を行い、マンガン鉱
石を脱硝触媒として使用するアンモニア接触還元脱硝を
行い、炭素系物質を用いて物理吸着作用により有機塩素
化合物を除去するものであり、さらに上記の排ガス浄化
処理を用いた鉄鉱石、マンガン鉱石を高炉へ装入し、炭
素系物質を焼結燃料として使用するものである。 【効果】 安価で効率的な排ガス浄化が達成できる。
酸化物、有機塩素化合物を除去するにあたり、安価で高
効率な除塵、脱硫、脱硝、有機塩素化合物除去を行い、
さらに脱硫後の硫黄の処理を容易にし、加うるに脱硫
剤、脱硝触媒、有機塩素化合物除去剤を有効活用する方
法を提供することを目的とする。 【構成】 鉄鉱石を用いて気流中のダスト粒子が鉄鉱石
に接触し捕捉されるというろ過集塵作用により除塵を行
い、さらに化学反応作用により脱硫を行い、マンガン鉱
石を脱硝触媒として使用するアンモニア接触還元脱硝を
行い、炭素系物質を用いて物理吸着作用により有機塩素
化合物を除去するものであり、さらに上記の排ガス浄化
処理を用いた鉄鉱石、マンガン鉱石を高炉へ装入し、炭
素系物質を焼結燃料として使用するものである。 【効果】 安価で効率的な排ガス浄化が達成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば製鉄所や他の金属
精錬プロセス、化学工場等で発生する排ガスの乾式の浄
化方法及び高炉操業方法と焼結機の操業方法に関するも
のである。
精錬プロセス、化学工場等で発生する排ガスの乾式の浄
化方法及び高炉操業方法と焼結機の操業方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】排ガスの中で、例えば製鉄所の焼結工程
において発生する排ガスは高濃度の粉塵、硫黄酸化物、
窒素酸化物を含んでいるために、排ガス浄化として一般
的には「大気汚染防止技術に関する実態調査報告書」
((社)日本機械工業連合会、(社)産業と環境の会)
122ページ7行目に示されるように電気集塵機での除
塵を行った後、石灰石膏法による湿式脱硫が行われてい
る。
において発生する排ガスは高濃度の粉塵、硫黄酸化物、
窒素酸化物を含んでいるために、排ガス浄化として一般
的には「大気汚染防止技術に関する実態調査報告書」
((社)日本機械工業連合会、(社)産業と環境の会)
122ページ7行目に示されるように電気集塵機での除
塵を行った後、石灰石膏法による湿式脱硫が行われてい
る。
【0003】また、「排煙脱硫技術に関する調査研
究」(社)日本産業機械工業会)63ページ図3に示さ
れるように最近では活性コークスを用いた吸着方式の乾
式脱硫も行われている。
究」(社)日本産業機械工業会)63ページ図3に示さ
れるように最近では活性コークスを用いた吸着方式の乾
式脱硫も行われている。
【0004】更に、大都市圏の住宅地に隣接している製
鉄所では除塵・脱硫・脱硝が行われているが、そのプロ
セスは、「燃料転換とSOx・NOx対策技術」(プ
ロジェクトニュース社;安藤淳平著)199ページ図1
0―6に示されるように約100〜150℃の低温の排
ガスをまず電気集塵の後、石灰石―石膏法の湿式脱硫で
脱硫され、さらに湿式電気集塵機で浄化されてからガス
―ガス熱交換器と加熱炉により400℃に加熱され、粒
状触媒でアンモニア還元脱硝がおこなわれるというプロ
セスである。
鉄所では除塵・脱硫・脱硝が行われているが、そのプロ
セスは、「燃料転換とSOx・NOx対策技術」(プ
ロジェクトニュース社;安藤淳平著)199ページ図1
0―6に示されるように約100〜150℃の低温の排
ガスをまず電気集塵の後、石灰石―石膏法の湿式脱硫で
脱硫され、さらに湿式電気集塵機で浄化されてからガス
―ガス熱交換器と加熱炉により400℃に加熱され、粒
状触媒でアンモニア還元脱硝がおこなわれるというプロ
セスである。
【0005】一般に排ガス中の窒素酸化物除去には
「触媒講座」第7巻(触媒学会)253ページ5行目に
示されるようにアンモニア還元脱硝触媒としてV2O5―
TiO2触媒が利用されている。
「触媒講座」第7巻(触媒学会)253ページ5行目に
示されるようにアンモニア還元脱硝触媒としてV2O5―
TiO2触媒が利用されている。
【0006】製鉄原料を利用する方法として、特開昭
57―15824号公報に見られるような鉄鉱石を脱硝
触媒として利用する方法も提案されている。
57―15824号公報に見られるような鉄鉱石を脱硝
触媒として利用する方法も提案されている。
【0007】有機塩素化合物除去に関しては「ケミカ
ルエンジニアリング」1984年7月号(西野博)18
ページに示されるような活性炭を用いた有機塩素化合物
除去が水質浄化や溶剤回収の分野で実施されている。
ルエンジニアリング」1984年7月号(西野博)18
ページに示されるような活性炭を用いた有機塩素化合物
除去が水質浄化や溶剤回収の分野で実施されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、脱硫に関して
「大気汚染防止技術に関する実態調査報告書」に示さ
れている方法では大量に発生する石膏の処理が課題であ
る。
「大気汚染防止技術に関する実態調査報告書」に示さ
れている方法では大量に発生する石膏の処理が課題であ
る。
【0009】また、「排煙脱硫技術に関する調査研
究」に示されている方法では硫酸工場のような脱着後の
高濃度SO2の処理先が無い製鉄所では使用できない。
究」に示されている方法では硫酸工場のような脱着後の
高濃度SO2の処理先が無い製鉄所では使用できない。
【0010】脱硝に関して「燃料転換とSOx・NO
x対策技術」に示されている方法は脱硝のために高度な
前処理が必要であるため非常に高価なプロセスであっ
た。
x対策技術」に示されている方法は脱硝のために高度な
前処理が必要であるため非常に高価なプロセスであっ
た。
【0011】また、「触媒講座」第7巻に示されてい
る方法はバナジウムを使用するため触媒が非常に高価で
あるという問題点があった。
る方法はバナジウムを使用するため触媒が非常に高価で
あるという問題点があった。
【0012】さらに、特開昭57―15824号公報
に示されている方法では反応温度が300〜370℃で
あり焼結排ガスに適用するためには加熱が必要であっ
た。
に示されている方法では反応温度が300〜370℃で
あり焼結排ガスに適用するためには加熱が必要であっ
た。
【0013】有機塩素除去に関しては「ケミカルエン
ジニアリング」1984年7月号に示されている方法で
は活性炭が高価であるという問題点があった。
ジニアリング」1984年7月号に示されている方法で
は活性炭が高価であるという問題点があった。
【0014】本発明は例えば焼結工程等の排ガス中の粉
塵、硫黄酸化物、窒素酸化物、有機塩素化合物を除去す
るにあたり、安価で高効率な除塵、脱硫、脱硝、有機塩
素化合物除去を行い、さらに脱硫後の硫黄の処理を容易
にし、加うるに脱硫剤、脱硝触媒、有機塩素化合物除去
剤を有効活用する方法を提供することを目的とする。
塵、硫黄酸化物、窒素酸化物、有機塩素化合物を除去す
るにあたり、安価で高効率な除塵、脱硫、脱硝、有機塩
素化合物除去を行い、さらに脱硫後の硫黄の処理を容易
にし、加うるに脱硫剤、脱硝触媒、有機塩素化合物除去
剤を有効活用する方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため鉄鉱石を用いて気流中のダスト粒子が鉄鉱石
に接触し捕捉されるというろ過集塵作用により除塵を行
い、さらに化学反応作用により脱硫を行い、マンガン鉱
石を脱硝触媒として使用することでマンガン鉱石中のM
nO2もしくはMnCO3表面上で選択的に進行する
決するため鉄鉱石を用いて気流中のダスト粒子が鉄鉱石
に接触し捕捉されるというろ過集塵作用により除塵を行
い、さらに化学反応作用により脱硫を行い、マンガン鉱
石を脱硝触媒として使用することでマンガン鉱石中のM
nO2もしくはMnCO3表面上で選択的に進行する
【0016】
【化1】4NO+4NH3+O2 → 4N2+6H2O
【0017】の反応により脱硝を行い、炭素系物質を用
いて物理吸着作用により有機塩素化合物を除去するもの
であり、さらに上記の排ガス浄化処理を用いた鉄鉱石、
マンガン鉱石を高炉へ装入し、炭素系物質を焼結燃料と
して使用するものである。
いて物理吸着作用により有機塩素化合物を除去するもの
であり、さらに上記の排ガス浄化処理を用いた鉄鉱石、
マンガン鉱石を高炉へ装入し、炭素系物質を焼結燃料と
して使用するものである。
【0018】即ち、本発明の要旨とするところは、
(1)排ガス中の窒素酸化物を除去するにあたり、脱硫
後の排ガスに対してマンガン鉱石をアンモニア接触還元
脱硝触媒として利用することを特徴とする乾式排ガス脱
硝方法、
(1)排ガス中の窒素酸化物を除去するにあたり、脱硫
後の排ガスに対してマンガン鉱石をアンモニア接触還元
脱硝触媒として利用することを特徴とする乾式排ガス脱
硝方法、
【0019】(2)排ガス中の粉塵、硫黄酸化物、窒素
酸化物を除去するにあたり、最初に鉄鉱石により除塵及
び脱硫を行い、続いてマンガン鉱石によりアンモニア接
触還元脱硝を行うことを特徴とする乾式排ガス除塵及び
脱硫及び脱硝方法、
酸化物を除去するにあたり、最初に鉄鉱石により除塵及
び脱硫を行い、続いてマンガン鉱石によりアンモニア接
触還元脱硝を行うことを特徴とする乾式排ガス除塵及び
脱硫及び脱硝方法、
【0020】(3)前記(1)記載の乾式排ガス脱硝方
法で使用したマンガン鉱石を高炉へ装入することを特徴
とする高炉操業方法、
法で使用したマンガン鉱石を高炉へ装入することを特徴
とする高炉操業方法、
【0021】(4)前記(2)記載の乾式排ガス除塵及
び脱硫及び脱硝方法で使用した鉄鉱石及び/またはマン
ガン鉱石を高炉へ装入することを特徴とする高炉操業方
法、
び脱硫及び脱硝方法で使用した鉄鉱石及び/またはマン
ガン鉱石を高炉へ装入することを特徴とする高炉操業方
法、
【0022】(5)一つの装置で除塵、脱硫、脱硝のう
ちいずれか2つ以上の処理を行うことを特徴とする前記
(2)記載の乾式排ガス除塵及び脱硫及び脱硝方法、
ちいずれか2つ以上の処理を行うことを特徴とする前記
(2)記載の乾式排ガス除塵及び脱硫及び脱硝方法、
【0023】(6)排ガス中の粉塵、硫黄酸化物、窒素
酸化物、有機塩素化合物を除去するにあたり、最初に鉄
鉱石により除塵・脱硫を行い、続いてマンガン鉱石によ
りアンモニア接触還元脱硝を行い、さらに炭素系物質に
より有機塩素化合物を除去することを特徴とする乾式排
ガス除塵及び脱硫及び脱硝及び有機塩素化合物除去方
法、
酸化物、有機塩素化合物を除去するにあたり、最初に鉄
鉱石により除塵・脱硫を行い、続いてマンガン鉱石によ
りアンモニア接触還元脱硝を行い、さらに炭素系物質に
より有機塩素化合物を除去することを特徴とする乾式排
ガス除塵及び脱硫及び脱硝及び有機塩素化合物除去方
法、
【0024】(7)前記(6)記載の乾式排ガス除塵及
び脱硫及び脱硝及び有機塩素化合物除去方法で使用した
炭素系物質を焼結燃料として使用することを特徴とする
焼結機の操業方法、
び脱硫及び脱硝及び有機塩素化合物除去方法で使用した
炭素系物質を焼結燃料として使用することを特徴とする
焼結機の操業方法、
【0025】(8)一つの装置で除塵、脱硫、脱硝、有
機塩素除去のうちいずれか2つ以上の処理を行うことを
特徴とする前記(6)記載の乾式排ガス除塵及び脱硫及
び脱硝及び有機塩素化合物除去方法、にある。
機塩素除去のうちいずれか2つ以上の処理を行うことを
特徴とする前記(6)記載の乾式排ガス除塵及び脱硫及
び脱硝及び有機塩素化合物除去方法、にある。
【0026】ここで炭素系物質とは石炭、コークス、活
性コークスを指す。有機塩素化合物は炭化水素、アルキ
ル基およびアリール基の水素の一部または全部を塩素で
置換した物質を指す。例えば、クロロベンゼン、クロロ
フェノール等である。
性コークスを指す。有機塩素化合物は炭化水素、アルキ
ル基およびアリール基の水素の一部または全部を塩素で
置換した物質を指す。例えば、クロロベンゼン、クロロ
フェノール等である。
【0027】
【作用】以下、図面を参照しながら、本発明を具体的に
説明する。図1に本発明のプロセスフローの一例を示
す。
説明する。図1に本発明のプロセスフローの一例を示
す。
【0028】焼結機1から排出された焼結排ガスAは、
まず鉄鉱石移動層2に導入され移動層内で鉄鉱石Bと接
触し、初期はダスト粒子の鉄鉱石への衝突によりダスト
の捕集が進み、ダストが堆積してきて充填粒子間が閉塞
状態に近づくとダスト層のろ過集塵作用によりダストが
捕捉される。
まず鉄鉱石移動層2に導入され移動層内で鉄鉱石Bと接
触し、初期はダスト粒子の鉄鉱石への衝突によりダスト
の捕集が進み、ダストが堆積してきて充填粒子間が閉塞
状態に近づくとダスト層のろ過集塵作用によりダストが
捕捉される。
【0029】また、鉄鉱石中の酸化鉄と硫黄酸化物の化
学反応により亜硫酸鉄、硫酸鉄として硫黄酸化物が固定
化・除去される。ダストを捕捉し、硫黄酸化物を吸着し
た鉄鉱石B’は抜き出され、ペレット工場5でコールド
ペレット化された後高炉6に装入されるか直接、鉄源と
して高炉6に装入される。
学反応により亜硫酸鉄、硫酸鉄として硫黄酸化物が固定
化・除去される。ダストを捕捉し、硫黄酸化物を吸着し
た鉄鉱石B’は抜き出され、ペレット工場5でコールド
ペレット化された後高炉6に装入されるか直接、鉄源と
して高炉6に装入される。
【0030】高炉の脱硫作用により、吸着除去した硫黄
酸化物の硫黄分の大半はスラグ中に濃縮され固定化され
る。
酸化物の硫黄分の大半はスラグ中に濃縮され固定化され
る。
【0031】ダスト、硫黄酸化物が除去された排ガス
A’はアンモニアEが添加された後、マンガン鉱石移動
層3に導入され移動層内でマンガン鉱石Cと接触しマン
ガン鉱石中の二酸化マンガン、炭酸マンガンの触媒作用
によりアンモニア接触還元脱硝が行われ窒素酸化物が除
去される。
A’はアンモニアEが添加された後、マンガン鉱石移動
層3に導入され移動層内でマンガン鉱石Cと接触しマン
ガン鉱石中の二酸化マンガン、炭酸マンガンの触媒作用
によりアンモニア接触還元脱硝が行われ窒素酸化物が除
去される。
【0032】鉄鉱石移動層1でダスト、硫黄酸化物が除
去しきれなかった場合、ダストによるマンガン鉱石移動
層3の圧力損失上昇、硫黄酸化物によるマンガン鉱石の
脱硝活性低下を防止するためにマンガン鉱石を抜き出
す。
去しきれなかった場合、ダストによるマンガン鉱石移動
層3の圧力損失上昇、硫黄酸化物によるマンガン鉱石の
脱硝活性低下を防止するためにマンガン鉱石を抜き出
す。
【0033】抜き出されたマンガン鉱石C’は鉄鉱石
B’と混合されペレット工場5でコールドペレット化さ
れた後高炉6に装入されるか直接、鉄源として高炉6に
装入される。
B’と混合されペレット工場5でコールドペレット化さ
れた後高炉6に装入されるか直接、鉄源として高炉6に
装入される。
【0034】窒素酸化物除去後の排ガスA’’は炭素系
物質移動層4に導入され移動層内で炭素系物質Dと接触
し物理吸着作用により有機塩素化合物が除去される。
物質移動層4に導入され移動層内で炭素系物質Dと接触
し物理吸着作用により有機塩素化合物が除去される。
【0035】有機塩素化合物が除去された排ガス
A’’’は大気に放出される。有機塩素化合物を吸着し
た炭素系物質D’は焼結燃料として使用される。
A’’’は大気に放出される。有機塩素化合物を吸着し
た炭素系物質D’は焼結燃料として使用される。
【0036】移動層のような充填層においては除塵効率
を高めるためできるだけ前段で除塵を行う必要がある。
を高めるためできるだけ前段で除塵を行う必要がある。
【0037】また、マンガン鉱石は硫黄酸化物が存在す
ると硫黄酸化物と反応し脱硝性能が低下するため先に脱
硫を行う必要がある。
ると硫黄酸化物と反応し脱硝性能が低下するため先に脱
硫を行う必要がある。
【0038】また、炭素系化合物は硫黄酸化物、窒素酸
化物を有機塩素化合物よりも優先的に吸着するため有機
塩素化合物除去効率が低下する。
化物を有機塩素化合物よりも優先的に吸着するため有機
塩素化合物除去効率が低下する。
【0039】このため本発明においては除塵、脱硫、脱
硝、有機塩素化合物除去の順に行うことが好ましい。
硝、有機塩素化合物除去の順に行うことが好ましい。
【0040】ここで鉄鉱石は効率的な除塵を行う観点か
ら粒径が1mm〜50mmが好ましい。それ未満では圧
損の急激な上昇、それを越えると除塵効率の急激な低下
を起こす。
ら粒径が1mm〜50mmが好ましい。それ未満では圧
損の急激な上昇、それを越えると除塵効率の急激な低下
を起こす。
【0041】脱硫の観点からは鉄鉱石中の酸化鉄と硫黄
酸化物の反応であるためすべての鉄鉱石が対象となるが
脱硫反応を効率的に進めるために比表面積10m2 /g
以上の鉄鉱石が望ましい。
酸化物の反応であるためすべての鉄鉱石が対象となるが
脱硫反応を効率的に進めるために比表面積10m2 /g
以上の鉄鉱石が望ましい。
【0042】マンガン鉱石は脱硝活性が高い二酸化マン
ガン、若しくは炭酸マンガンを含んでいるマンガン鉱石
が望ましく、さらに脱硝反応を効率的に進めるために比
表面積1m2/g以上のマンガン鉱石が望ましい。
ガン、若しくは炭酸マンガンを含んでいるマンガン鉱石
が望ましく、さらに脱硝反応を効率的に進めるために比
表面積1m2/g以上のマンガン鉱石が望ましい。
【0043】粒径は、移動層での圧力損失上昇を防止す
るため1mm以上が望ましく、効率的なガスの接触を行
うために100mm以下が望ましい。
るため1mm以上が望ましく、効率的なガスの接触を行
うために100mm以下が望ましい。
【0044】炭素系物質は有機塩素化合物と炭素の物理
吸着であるため石炭、コークス、活性コークスであれば
種類、成分は問わない。
吸着であるため石炭、コークス、活性コークスであれば
種類、成分は問わない。
【0045】粒径は、移動層での圧力損失上昇を防止す
るため1mm以上が望ましく、効率的なガスの接触を行
うために100mm以下が望ましい。
るため1mm以上が望ましく、効率的なガスの接触を行
うために100mm以下が望ましい。
【0046】図1の例ではすべての移動層においてガス
と鉄鉱石、マンガン鉱石、炭素系物質の接触は直交流に
なっているが、並流でも向流でもかまわない。
と鉄鉱石、マンガン鉱石、炭素系物質の接触は直交流に
なっているが、並流でも向流でもかまわない。
【0047】また、図1の例では移動層はそれぞれ別の
移動層になっているが図2及び図3に例示するように一
つの移動層内を2分割または3分割することにより二つ
以上の排ガス浄化処理工程を一つの移動層で処理するこ
とも可能である。
移動層になっているが図2及び図3に例示するように一
つの移動層内を2分割または3分割することにより二つ
以上の排ガス浄化処理工程を一つの移動層で処理するこ
とも可能である。
【0048】
【0049】
【実施例1】図1の装置を用いて焼結排ガスの処理実験
を行った。
を行った。
【0050】焼結機1から排出された排ガスAを処理ガ
ス量1,000Nm3/hr、排ガス温度120℃で鉄
鉱石の供給・排出速度が60kg/hr、容量0.3m
3の鉄鉱石移動層2に導入した。
ス量1,000Nm3/hr、排ガス温度120℃で鉄
鉱石の供給・排出速度が60kg/hr、容量0.3m
3の鉄鉱石移動層2に導入した。
【0051】なお、この排ガスAは、ダストを1000
mg/Nm3、SOxを150ppm、NOxを150
ppm、有機塩素化合物を50ng/Nm3含有してい
た。
mg/Nm3、SOxを150ppm、NOxを150
ppm、有機塩素化合物を50ng/Nm3含有してい
た。
【0052】鉄鉱石移動層2内で鉄鉱石Bと接触させ除
塵・脱硫を行った後、排ガスA’にアンモニアEを0.
1kg/hrで添加してマンガン鉱石Cの供給・排出速
度が6kg/hr、容量0.3m3のマンガン鉱石移動
層3に導入した。
塵・脱硫を行った後、排ガスA’にアンモニアEを0.
1kg/hrで添加してマンガン鉱石Cの供給・排出速
度が6kg/hr、容量0.3m3のマンガン鉱石移動
層3に導入した。
【0053】マンガン鉱石移動層3内でマンガン鉱石C
と接触させ脱硝を行った後、コークスDの供給・排出速
度が0.3kg/hr、容量0.3m3の炭素系物質移
動層4に導入した。
と接触させ脱硝を行った後、コークスDの供給・排出速
度が0.3kg/hr、容量0.3m3の炭素系物質移
動層4に導入した。
【0054】炭素系物質移動層4内でコークスDと接触
させ有機塩素化合物除去をおこなった。
させ有機塩素化合物除去をおこなった。
【0055】炭素系物質移動層出口の排ガスA’’’を
分析したところダストが10mg/Nm3以下、SOx
が1ppm以下、NOxが20ppm以下、有機塩素化
合物が1ng/Nm3以下であった。
分析したところダストが10mg/Nm3以下、SOx
が1ppm以下、NOxが20ppm以下、有機塩素化
合物が1ng/Nm3以下であった。
【0056】コークスの代わりに石炭、活性コークスを
用い、上記と同様の条件の下で、焼結排ガスの処理実験
を行った。炭素系物質移動層出口の排ガスを分析したと
ころ、第1表に示すように上記と同様に極めて高い処理
効果を示した。
用い、上記と同様の条件の下で、焼結排ガスの処理実験
を行った。炭素系物質移動層出口の排ガスを分析したと
ころ、第1表に示すように上記と同様に極めて高い処理
効果を示した。
【0057】
【表1】
【0058】さらに、排ガス処理後の鉄鉱石、マンガン
鉱石をコールドペレット化し高炉に装入したところ配合
原料の10wt%まで溶銑の品質が維持できた。
鉱石をコールドペレット化し高炉に装入したところ配合
原料の10wt%まで溶銑の品質が維持できた。
【0059】また、排ガス処理後の鉄鉱石、マンガン鉱
石をそのまま高炉に装入する場合、ガスの通気性の制約
により配合原料の5wt%まで装入することができた。
石をそのまま高炉に装入する場合、ガスの通気性の制約
により配合原料の5wt%まで装入することができた。
【0060】また、排ガス処理後の炭素系物質を焼結燃
料として使用することにより、焼結工程の燃料原単位を
10%低減することができた。
料として使用することにより、焼結工程の燃料原単位を
10%低減することができた。
【0061】
【実施例2】図2に示す鉄鉱石とマンガン鉱石の移動層
を一つの装置にした複合移動層で上記と同様の条件の下
で、焼結の排ガスの処理実験を行い、炭素系物質移動層
出口の排ガスを分析したところ、第2表に示すように上
記と同様に極めて高い処理効果を示した。
を一つの装置にした複合移動層で上記と同様の条件の下
で、焼結の排ガスの処理実験を行い、炭素系物質移動層
出口の排ガスを分析したところ、第2表に示すように上
記と同様に極めて高い処理効果を示した。
【0062】
【表2】
【0063】
【実施例3】図3に示す三つの移動層を一つの装置にし
た複合移動層で上記と同様の条件の下で、焼結の排ガス
の処理実験を行い、複合移動層出口の排ガスを分析した
ところ、上記と同様に極めて高い処理効果を示した。
た複合移動層で上記と同様の条件の下で、焼結の排ガス
の処理実験を行い、複合移動層出口の排ガスを分析した
ところ、上記と同様に極めて高い処理効果を示した。
【0064】
【表3】
【0065】
【実施例4】事前に脱硫を行った焼結排ガスについてマ
ンガン鉱石にて脱硝を行った例を以下に示す。
ンガン鉱石にて脱硝を行った例を以下に示す。
【0066】事前除塵、脱硫は既存の技術で行った。本
実施例では電気集塵機にてダストを50mg/Nm3以
下に、活性コークスを用いた吸着式の乾式脱硫にてSO
x濃度を1ppm以下に下げた。
実施例では電気集塵機にてダストを50mg/Nm3以
下に、活性コークスを用いた吸着式の乾式脱硫にてSO
x濃度を1ppm以下に下げた。
【0067】図4に示す装置にてダストを50mg/N
m3以下、SOxを1ppm以下、NOxを150pp
m、有機塩素化合物を50ng/Nm3含有している事
前除塵、脱硫排ガスA’を処理ガス量1,000Nm3
/hr、排ガス温度120℃で、アンモニアEを0.1
kg/hrで添加してマンガン鉱石Cの供給・排出速度
が6kg/hr、容量0.3m3のマンガン鉱石移動層
3に導入した。マンガン鉱石移動層3内でマンガン鉱石
Cと接触させ脱硝を行った。
m3以下、SOxを1ppm以下、NOxを150pp
m、有機塩素化合物を50ng/Nm3含有している事
前除塵、脱硫排ガスA’を処理ガス量1,000Nm3
/hr、排ガス温度120℃で、アンモニアEを0.1
kg/hrで添加してマンガン鉱石Cの供給・排出速度
が6kg/hr、容量0.3m3のマンガン鉱石移動層
3に導入した。マンガン鉱石移動層3内でマンガン鉱石
Cと接触させ脱硝を行った。
【0068】マンガン鉱石移動層出口の排ガスA’’を
分析したところダストが10mg/Nm3以下、SOx
が1ppm以下、NOxが20ppm以下、有機塩素化
合物が50ng/Nm3以下であった。
分析したところダストが10mg/Nm3以下、SOx
が1ppm以下、NOxが20ppm以下、有機塩素化
合物が50ng/Nm3以下であった。
【0069】さらに、排ガス処理後のマンガン鉱石をコ
ールドペレット化し高炉に装入したところ配合原料の1
0wt%まで溶銑の品質が維持できた。
ールドペレット化し高炉に装入したところ配合原料の1
0wt%まで溶銑の品質が維持できた。
【0070】また、排ガス処理後のマンガン鉱石をその
まま高炉に装入する場合、ガスの通気性の制約により配
合原料の5wt%まで装入することができた。
まま高炉に装入する場合、ガスの通気性の制約により配
合原料の5wt%まで装入することができた。
【0071】
【実施例5】図5の装置を用いて焼結排ガスの処理実験
を行った。
を行った。
【0072】焼結機1から排出された排ガスAを処理ガ
ス量1,000Nm3/hr、排ガス温度120℃で鉄
鉱石の供給・排出速度が60kg/hr、容量0.3m
3の鉄鉱石移動層2に導入した。
ス量1,000Nm3/hr、排ガス温度120℃で鉄
鉱石の供給・排出速度が60kg/hr、容量0.3m
3の鉄鉱石移動層2に導入した。
【0073】なお、この排ガスAは、ダストを1000
mg/Nm3、SOxを150ppm、NOxを150
ppm、有機塩素化合物を50ng/Nm3含有してい
た。
mg/Nm3、SOxを150ppm、NOxを150
ppm、有機塩素化合物を50ng/Nm3含有してい
た。
【0074】鉄鉱石移動層2内で鉄鉱石Bと接触させ除
塵・脱硫を行った後、排ガスA’にアンモニアEを0.
1kg/hrで添加してマンガン鉱石Cの供給・排出速
度が6kg/hr、容量0.3m3のマンガン鉱石移動
層3に導入した。マンガン鉱石移動層3内でマンガン鉱
石Cと接触させ脱硝を行った。
塵・脱硫を行った後、排ガスA’にアンモニアEを0.
1kg/hrで添加してマンガン鉱石Cの供給・排出速
度が6kg/hr、容量0.3m3のマンガン鉱石移動
層3に導入した。マンガン鉱石移動層3内でマンガン鉱
石Cと接触させ脱硝を行った。
【0075】マンガン鉱石移動層出口の排ガスA’’を
分析したところダストが10mg/Nm3以下、SOx
が1ppm以下、NOxが20ppm以下、有機塩素化
合物が50ng/Nm3以下であった。
分析したところダストが10mg/Nm3以下、SOx
が1ppm以下、NOxが20ppm以下、有機塩素化
合物が50ng/Nm3以下であった。
【0076】さらに、排ガス処理後の鉄鉱石、マンガン
鉱石をコールドペレット化し高炉に装入したところ配合
原料の10wt%まで溶銑の品質が維持できた。
鉱石をコールドペレット化し高炉に装入したところ配合
原料の10wt%まで溶銑の品質が維持できた。
【0077】また、排ガス処理後の鉄鉱石、マンガン鉱
石をそのまま高炉に装入する場合、ガスの通気性の制約
により配合原料の5wt%まで装入することができた。
石をそのまま高炉に装入する場合、ガスの通気性の制約
により配合原料の5wt%まで装入することができた。
【0078】
【実施例6】図6に示す鉄鉱石とマンガン鉱石の移動層
を一つの装置にした複合移動層で上記と同様の条件の下
で、焼結の排ガスの処理実験を行い、マンガン鉱石移動
層出口の排ガスを分析したところ、第4表に示すように
上記と同様に極めて高い処理効果を示した。
を一つの装置にした複合移動層で上記と同様の条件の下
で、焼結の排ガスの処理実験を行い、マンガン鉱石移動
層出口の排ガスを分析したところ、第4表に示すように
上記と同様に極めて高い処理効果を示した。
【0079】
【表4】
【0080】
【発明の効果】本発明の上記構成を採用する場合以下の
効果がある。
効果がある。
【0081】(1)加熱することなく、焼結排ガス温度
のまま脱硝ができる。 (2)脱硫剤、脱硝触媒が安価であり、かつ、製鉄原料
として再利用できる。 (3)脱硫後の硫黄酸化物の処理が容易である。 (4)除塵・脱硫・脱硝・有機塩素化合物除去が一つの
装置で可能で、設備がコンパクトになる。
のまま脱硝ができる。 (2)脱硫剤、脱硝触媒が安価であり、かつ、製鉄原料
として再利用できる。 (3)脱硫後の硫黄酸化物の処理が容易である。 (4)除塵・脱硫・脱硝・有機塩素化合物除去が一つの
装置で可能で、設備がコンパクトになる。
【図1】本発明プロセスのブロックフローの一例を示す
図。
図。
【図2】本発明プロセスの移動層部の一例を示す説明
図。
図。
【図3】本発明プロセスの移動層部の一例を示す説明
図。
図。
【図4】本発明実施例の説明図。
【図5】本発明実施例の説明図。
【図6】本発明実施例の説明図。
1 焼結機 2 鉄鉱石移動層 3 マンガン鉱石移動層 4 炭素系物質移動層 5 ペレット工場 6 高炉 A 焼結排ガス A’ 焼結排ガス A’’ 焼結排ガス A’’’ 焼結排ガス B 鉄鉱石 B’ 鉄鉱石 C マンガン鉱石 C’ マンガン鉱石 D 炭素系物質(活性コークス、石炭、コークス) D’ 炭素系物質(活性コークス、石炭、コークス) E アンモニア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/34 129 B C22B 1/00 ZAB 101 1/16 ZAB (72)発明者 泉水 康幸 富津市新富20―1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内
Claims (8)
- 【請求項1】 排ガス中の窒素酸化物を除去するにあた
り、脱硫後の排ガスに対してマンガン鉱石をアンモニア
接触還元脱硝触媒として利用することを特徴とする乾式
排ガス脱硝方法。 - 【請求項2】 排ガス中の粉塵、硫黄酸化物、窒素酸化
物を除去するにあたり、最初に鉄鉱石により除塵及び脱
硫を行い、続いてマンガン鉱石によりアンモニア接触還
元脱硝を行うことを特徴とする乾式排ガス除塵及び脱硫
及び脱硝方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の乾式排ガス脱硝方法で使
用したマンガン鉱石を高炉へ装入することを特徴とする
高炉操業方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の乾式排ガス除塵及び脱硫
及び脱硝方法で使用した鉄鉱石及び/またはマンガン鉱
石を高炉へ装入することを特徴とする高炉操業方法。 - 【請求項5】 一つの装置で除塵、脱硫、脱硝のうちい
ずれか2つ以上の処理を行うことを特徴とする請求項2
記載の乾式排ガス除塵及び脱硫及び脱硝方法。 - 【請求項6】 排ガス中の粉塵、硫黄酸化物、窒素酸化
物、有機塩素化合物を除去するにあたり、最初に鉄鉱石
により除塵・脱硫を行い、続いてマンガン鉱石によりア
ンモニア接触還元脱硝を行い、さらに炭素系物質により
有機塩素化合物を除去することを特徴とする乾式排ガス
除塵及び脱硫及び脱硝及び有機塩素化合物除去方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の乾式排ガス除塵及び脱硫
及び脱硝及び有機塩素化合物除去方法で使用した炭素系
物質を焼結燃料として使用することを特徴とする焼結機
の操業方法。 - 【請求項8】 一つの装置で除塵、脱硫、脱硝、有機塩
素除去のうちいずれか2つ以上の処理を行うことを特徴
とする請求項6記載の乾式排ガス除塵及び脱硫及び脱硝
及び有機塩素化合物除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5023446A JPH06210138A (ja) | 1992-11-26 | 1993-01-20 | 乾式排ガス浄化処理方法及び高炉操業方法と焼結機の操業方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33779892 | 1992-11-26 | ||
JP4-337798 | 1992-11-26 | ||
JP5023446A JPH06210138A (ja) | 1992-11-26 | 1993-01-20 | 乾式排ガス浄化処理方法及び高炉操業方法と焼結機の操業方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06210138A true JPH06210138A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=26360801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5023446A Pending JPH06210138A (ja) | 1992-11-26 | 1993-01-20 | 乾式排ガス浄化処理方法及び高炉操業方法と焼結機の操業方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06210138A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100433254B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2004-05-27 | 주식회사 포스코 | 소결공정용 소결배합원료 제조방법 |
CN1327939C (zh) * | 2005-05-09 | 2007-07-25 | 刘汉东 | 高效催化型烟气脱硫、脱氮方法及装置 |
JP2012115763A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Jfe Steel Corp | 排ガスの処理方法 |
CN107866150A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-04-03 | 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 | 钒钛磁铁矿烧结烟气催化氧化脱硝的方法 |
CN110052131A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-07-26 | 常州大学 | 一种同时处理烟气和有机废水的装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5249976A (en) * | 1975-10-20 | 1977-04-21 | Kawasaki Steel Corp | Removin method of nitrogen oxides in sintering furnace exhaust gas |
JPS5339252A (en) * | 1976-09-24 | 1978-04-11 | Babcock Hitachi Kk | Moving bed type catalytic reaction vessel |
JPS5440201A (en) * | 1977-09-06 | 1979-03-29 | Yoshizawa Sekkai Kogyo Kk | Binder for iron ore sintering |
JPS554454A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-12 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | Method of manufacturing boom for use in hydraulic shovel |
JPS5911329A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 樹脂成形材料およびその製造方法 |
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JPH04277005A (ja) * | 1991-03-01 | 1992-10-02 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 都市ゴミ焼却炉の排ガス処理装置 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP5023446A patent/JPH06210138A/ja active Pending
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