JPH0620984B2 - エレベータの交通需要検出装置 - Google Patents

エレベータの交通需要検出装置

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JPH0620984B2
JPH0620984B2 JP63021590A JP2159088A JPH0620984B2 JP H0620984 B2 JPH0620984 B2 JP H0620984B2 JP 63021590 A JP63021590 A JP 63021590A JP 2159088 A JP2159088 A JP 2159088A JP H0620984 B2 JPH0620984 B2 JP H0620984B2
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建次 佐々木
健司 横田
宏 服部
信幸 左田
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Fuji Tetsuku Kk
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Fuji Tetsuku Kk
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、過去の交通情報の統計から学習機能により
現在或いは近い将来の交通量を予測し、群管理制御に利
用するエレベータの交通需要検出装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
近年、群管理エレベータにおいてはより高度な制御を実
現するため、過去の交通情報を統計し、この統計データ
をもとに現在或いは近い将来の交通量を予測して、エレ
ベータの運転を管理しようとするいわゆる学習機能を備
えたものが種々提案されている。
ところで、この時々刻々変化する交通情報を遂一記憶さ
せるには膨大な記憶容量を必要とするため、通常は一日
を複数の一定時間帯に分割し、この各時間帯毎に平均値
或いは合計値を記憶することにより記憶容量が少なくて
済むようにしている。
しかし、このように各時間帯の幅を一定とすると、エレ
ベータの交通情報は時刻によって著しく変動するため、
上記時間帯の幅を大きく(例えば1時間)にすると記憶
装置の容量は小さくて済むが正確な交通情報を捉えるこ
とはできず、その逆に時間帯の幅を短く(例えば5分
間)にすると、交通情報の変動の特徴を正確に捉えるこ
とはできるが記憶装置として容量の大きなものが必要と
なるといった問題がある。
このため、予め夜間等の閑散時には時間帯を長く設定
し、交通情報量或いはその変動量の大きい混雑時には時
間帯の幅を短くしておくことも考えられるが、交通情報
の変動はビル毎に異なり、また曜日などによって変わる
ため、時間帯を予めそのように設定しておくことは容易
なことではない。
本願はこうした問題点を解決するためになされたもの
で、時間帯を交通情報量に応じて自動的に設定すること
により、記憶装置の容量は必要最小限で済み、しかも正
確な統計データを得ることのできる交通需要検出装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は1日を区分した一定
数の時間帯のうち、交通量が最大の時間帯と、任意の隣
接する2つの時間帯の交通量の和が最小となる時間帯と
をそれぞれ検出する交通量検出手段と、交通量が最大の
前記時間帯と交通量の和が最小となる前記隣接する2つ
の時間帯の交通量の比が所定値を超えるとき、交通量が
最大の前記時間帯を2つの時間帯に分割すると共に、交
通量の和が最小となる前記隣接する2つの時間帯を1つ
に統合する時間帯再設定手段とを備えた構成としてい
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図であり,1
は各号機に共通の乗場呼び登録装置、2は乗場呼び信
号、3は各号機の運行を管理する運行制御装置(便宜上
1台分のみを図示し、他は省略している)、4はカゴ呼
びやカゴ位置、運転状態等のカゴの状況を表すカゴ情報
信号、5は群管理装置、6は乗場呼びの割当て信号、7
は待客数や利用者数,呼びの発生数や待時間等の交通デ
ータ信号、10は交通需要検出装置としての機能を果た
すマイクロコンピュータで、入出力ポート11、交通デ
ータ信号を時間帯毎に記憶する記憶装置12、過去の交
通データから学習により現在或いは将来の予測交通量を
演算する統計演算装置13の他に、交通量が最大の時間
帯と交通量の和が最小となる隣接時間帯とを検出する交
通量検出手段14としての機能、交通量が最大の時間帯
を2つに分割し交通量の和が最小の隣接時間帯を1つに
統合する時間帯再設定手段15としての機能を備えてい
る。16はマイクロコンピュータ10から群管理装置5
に出力される待客発生率や乗場呼び発生率等の予測交通
データである。
次にこの実施例の動作を第2図及び第3図により説明す
る。
第2図は、本発明の機能を実現するためマイクロコンピ
ュータ10内のROM(図示せず)に記憶されたプログラ
ムの動作のフローチャート、第3図は本発明により、時
間帯が交通量に応じて自動的に再設定される様子を示し
た図である。
ここで、1日の時間帯数をNとし、各時間帯をT(1)〜
T(N)、その交通量をそれぞれP(1)〜P(N)で表す。
まず、手順S11で初期化を行い、例えばN=12と
し、1日24時間を各2時間の幅の時間帯T(1)〜T(1
2)を設定する。このNは、勿論、記憶装置の容量や交通
データの必要精度に応じて適宜定めることができる。
次に手順S12では、各時間帯毎の交通量P(1)〜P(N)
の学習を行う。例えば交通量のデータとして乗場呼びの
発生数を用いるものとすると、まず午前0時〜2時の時
間帯T(1)における呼び発生数P(1)をカウントする。も
し第1日目であれば前日までのデータはないのでカウン
トされた呼び発生数がそのままP(1)となり、もし前日
までのデータがあれば前日までのP(1)と今日のP(1)と
を適当な重み付けで平均化し、これをP(1)とする。次
に午前2時〜4時の時間帯(2)における呼び発生数P(2)
を同様にして求める。
第3図(a)に、各時間帯に対して求めた呼び発生数の一
例を示している。この図では、例えば午前0時〜2時の
時間帯T(1)における呼び発生数P(1)は0であり、また
午前8時〜10時の時間帯T(5)における呼び発生数P
(5)は50であったことを示している。こうして1日の
各時間帯T(1)〜T(N)における呼び発生数P(1)〜P(N)
を求め終わると、次に手順S13へと進み、P(1)〜P
(N)の中から最大値P(j)をサーチする(ただし1≦j≦
N)。
次に手順S14では、P(k)+P(k+1)が最小となる時間
帯すなわち、隣接する時間帯の呼び発生数の和が最小と
なる時間帯をサーチする(ただし1≦k≦N−1)。
そして手順S15でこの両者の比が所定値(ただしαは
1より大)以上であるか否かを判定する。
いま、第3図(a)の例では最大値P(j)はP(5)=50で
あり、最小値P(k)+P(k+1)はP(1)+P(2)=2であ
り、また所定値α=2であったとすると、その比は50
/2=25でαより大きいので手順S16へと進む。
手順S16では最大値P(j)すなわちP(5)の時間帯T
(5)を2つに分割し、同時にP(5)も分割する。
一方、最小値P(k)+P(k+1)すなわちP(1)+P(2)の時
間帯T(1)とT(2)を1つに統合してT(k′)とし、同時
にP(1)+P(2)をP(k′)とする。
そして手順S17では、T(1)〜T(N)及びP(1)〜P(N)
の再設定を行う。この様子を第3図の(b)に示す。
つまりこの例では、時間帯T(1)とT(2)を統合して新た
な時間帯T(1)とし、呼び発生数についてもP(1)+P
(2)を新たなP(1)とする。一方、時間帯T(5)は2つに
分割して新たな時間帯T(4),T(5)とし、同時に呼び発
生数P(5)もそれぞれ新たなP(4)とP(5)に分割する。
次に再び手順S13へ戻って再び手順S13からS17
が繰り返されることになるが、第3図の(b)において
は、今度は最大値P(j)はP(6)=30であるので、時間
帯T(6)が2つに分割されて新たな時間帯T(5)とT(6)
になり、同時にP(6)もそれぞれ新たなP(5)とP(6)に
分割される。一方、和が最小となる時間帯はT(1)とT
(2)なので、この2つが統合されて新たな時間帯T(1)と
なり、同時にP(1)+P(2)が新たなP(1)として設定さ
れる。この様子を示したのが第3図の(c)である。
こうして最大値P(j)と最小値P(k)+P(k+1)の比が所
定値以下になるまで時間帯の分割統合が繰り返され、そ
の比が所定値以下になると手順S12へと戻り、手順S
17で最終的に設定された時間帯T(1)〜T(N)と呼び発
生数P(1)〜P(N)により、次の日の呼び発生数P(1)〜
P(N)の学習が行われ、再び上記と同様の動作が繰り返
される。
この結果、交通量の大きなところは時間帯が分割されて
時間帯の幅は短くなり、交通量の小さなところは時間帯
が統合されて時間帯の幅は広くなって交通量の変動をよ
り正確に把握できるようになるが、時間帯数Nは常にも
との12のままであり、従って、記憶装置に必要な容量
も最初の状態と同じである。
なお、上記の実施例においては、交通需要検出装置とし
てのマイクロコンピュータ10は、群管理装置5と別個
の構成としているが、群管理装置5の機能の一部とし
て、群管理装置内のマイクロコンピュータで実現するよ
うにしてもよい。
また、上記の実施例では交通量のデータとして呼びの発
生数を用いた場合について説明したが、乗場の待客数や
エレベータの起動回数等、エレベータの交通に関するデ
ータであれば同様に適用できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、時間帯数は一定数のままで、各時間帯
の幅を交通量に応じて設定できるようにしたので、記憶
装置の容量を必要最小限としながらも正確に交通量の変
動を捉えることができる。
しかも各時間帯の設定は自動的に行われるのであらゆる
ビルのどのような交通の変動にも対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト、第3図は本発明の一実施例の動作を説明するための
各時間帯と呼び発生数との関係を示す図である。 1……乗場呼び登録装置 3……号機制御装置 5……群管理装置 10……マイクロコンピュータ 11……入出力ポート 12……記憶装置 13……統計演算装置 14……交通量検出手段 15……時間帯再設定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1日を一定数の時間帯に区分して各時間帯
    毎にエレベータの過去の交通情報を記憶し、この情報の
    統計を基に学習機能により現在或いは近い将来の予測交
    通量を演算するようにしたエレベータの交通需要検出装
    置において、 前記各時間帯のうち交通量が最大の時間帯と、任意の隣
    接する2つの時間帯の交通量の和が最小となる時間帯と
    をそれぞれ検出する交通量検出手段と、交通量が最大の
    前記時間帯と交通量の和が最小となる前記隣接する2つ
    の時間帯の交通量の比が所定値を超えるとき、交通量が
    最大の前記時間帯を2つの時間帯に分割すると共に、交
    通量の和が最小となる前記隣接する2つの時間帯を1つ
    に統合する時間帯再設定手段とを備えたことを特徴とす
    るエレベータの交通需要検出装置。
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