JPH06209235A - ディジタル移動電話の高周波回路構成 - Google Patents
ディジタル移動電話の高周波回路構成Info
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- JPH06209235A JPH06209235A JP5186287A JP18628793A JPH06209235A JP H06209235 A JPH06209235 A JP H06209235A JP 5186287 A JP5186287 A JP 5186287A JP 18628793 A JP18628793 A JP 18628793A JP H06209235 A JPH06209235 A JP H06209235A
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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- H04B1/40—Circuits
- H04B1/403—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
- H04B1/405—Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with multiple discrete channels
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 広く一般的に適用可能な、ディジタル移動電
話用汎用高周波回路構成を提供することを目的とする。 【構成】 フェーズロック回路(PLL1からPLL
3)と、移動電話のプロセッサによって(×1/×2選
択信号およびシンセ選択信号/データによって)制御可
能となされた乗算器手段(11、12)とを具備してい
る。VCO発振器(61、62)の第2高調波あるいは
基本周波数のいずれかが乗算器手段によって選択され
る。これによって、それぞれのセルラネットワークの必
要に応じて、シンセサイザー回路(UHF1、UHF
2、UHF3)の周波数を互いに独立に設定することが
可能である。好適には、主要な回路は4つの集積回路
(IC1からIC4)に集積化される。
話用汎用高周波回路構成を提供することを目的とする。 【構成】 フェーズロック回路(PLL1からPLL
3)と、移動電話のプロセッサによって(×1/×2選
択信号およびシンセ選択信号/データによって)制御可
能となされた乗算器手段(11、12)とを具備してい
る。VCO発振器(61、62)の第2高調波あるいは
基本周波数のいずれかが乗算器手段によって選択され
る。これによって、それぞれのセルラネットワークの必
要に応じて、シンセサイザー回路(UHF1、UHF
2、UHF3)の周波数を互いに独立に設定することが
可能である。好適には、主要な回路は4つの集積回路
(IC1からIC4)に集積化される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル移動電話の
汎用的な回路構成に関するものである。
汎用的な回路構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、無線電話システムに関しては、か
なり広範囲の一般的な標準が存在するようになってきた
が、それでも依然として多くの異なる標準が用いられて
おり、また今後、用いられてようとしている。このこと
はディジタルセルラシステムにおいても当てはまること
であり、以下のような標準が存在する。すなわち、JD
C800(日本ディジタルコードレス;周波数帯800
MHz)、JDC1500(1500MHz)、PCN
(個人専用通信網;1500MHz)、欧州GSMおよ
び米国DAMPS(デュアルモードAMPS)などであ
る。
なり広範囲の一般的な標準が存在するようになってきた
が、それでも依然として多くの異なる標準が用いられて
おり、また今後、用いられてようとしている。このこと
はディジタルセルラシステムにおいても当てはまること
であり、以下のような標準が存在する。すなわち、JD
C800(日本ディジタルコードレス;周波数帯800
MHz)、JDC1500(1500MHz)、PCN
(個人専用通信網;1500MHz)、欧州GSMおよ
び米国DAMPS(デュアルモードAMPS)などであ
る。
【0003】これらの異なる通信網に対して、製造業者
は、よく知られている方法であるが、適切な周波数の水
晶発振器およびシンセサイザー回路を選択することによ
って製造工程を適合させている。しかしながら、この方
法は、異なる移動電話モデル間での調整に重複と不利と
をもたらす。
は、よく知られている方法であるが、適切な周波数の水
晶発振器およびシンセサイザー回路を選択することによ
って製造工程を適合させている。しかしながら、この方
法は、異なる移動電話モデル間での調整に重複と不利と
をもたらす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、汎用ブロックダイアグラムを用いた移動電話の
製造を可能とするための解決策を提供することにある。
ころは、汎用ブロックダイアグラムを用いた移動電話の
製造を可能とするための解決策を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1に
記載の構成によって達成される。また、他の好適な実施
例が従属する各請求項に記載されている。
記載の構成によって達成される。また、他の好適な実施
例が従属する各請求項に記載されている。
【0006】今日の主要な移動電話、特に、上記のJD
C、PCN、GSM、およびDAMPSシステムに使用
するために必要な要件が、本発明のディジタル移動電話
汎用高周波回路構成中に取り入れられている。その基本
的な形態において、本システムは、1つの通常の注入同
期発振器、あるいは基準発振器をすべてのシンセサイザ
ー回路のフェーズロックループ(PLL)回路に対して
用いる。基準発振器の周波数は自由に選択することが可
能である。また、任意の標準的なタイプの発振器、例え
ば電圧制御温度安定化水晶発振器(VcTcXO)を用
いることができる。これらは、安価な価格で市販されて
いる。
C、PCN、GSM、およびDAMPSシステムに使用
するために必要な要件が、本発明のディジタル移動電話
汎用高周波回路構成中に取り入れられている。その基本
的な形態において、本システムは、1つの通常の注入同
期発振器、あるいは基準発振器をすべてのシンセサイザ
ー回路のフェーズロックループ(PLL)回路に対して
用いる。基準発振器の周波数は自由に選択することが可
能である。また、任意の標準的なタイプの発振器、例え
ば電圧制御温度安定化水晶発振器(VcTcXO)を用
いることができる。これらは、安価な価格で市販されて
いる。
【0007】本発明の他の本質的な特徴は、乗算器手段
をシンセサイザー回路の出力に接続する点である。この
「乗算器手段」としては、電圧制御発振器回路(VC
O)のバッファ増幅器の動作点を調節して、VCO信号
あるいはUHF帯シンセサイザー回路の第2高調波を1
500MHzあるいは1600MHz移動電話に用いる
ようにし、また、VCO回路の基本周波数を800/9
00MHzの電話に対して用いるようにするものであれ
ば、既知の任意の回路構成を用いることができる。動作
点は、移動電話のプロセッサから転送される制御信号に
よって設定され、また移動電話が起動されたときに、選
択されたシステムに応じた値に選択される。あるいは、
このような方法の代わりに、システム情報あるいは乗算
器手段の制御信号の値を移動電話の制御プロセッサのメ
モリに記憶させて、次の呼びが開始されたときに所望の
制御信号が自動的に利用可能となるようにすることもで
きる。「乗算器手段」を使用することの利点は、同一の
移動電話装置アーキテクチャを、800/900MHz
セルシステムおよび1500/1600MHzセルシス
テムの両方に対して用いることができることである。
をシンセサイザー回路の出力に接続する点である。この
「乗算器手段」としては、電圧制御発振器回路(VC
O)のバッファ増幅器の動作点を調節して、VCO信号
あるいはUHF帯シンセサイザー回路の第2高調波を1
500MHzあるいは1600MHz移動電話に用いる
ようにし、また、VCO回路の基本周波数を800/9
00MHzの電話に対して用いるようにするものであれ
ば、既知の任意の回路構成を用いることができる。動作
点は、移動電話のプロセッサから転送される制御信号に
よって設定され、また移動電話が起動されたときに、選
択されたシステムに応じた値に選択される。あるいは、
このような方法の代わりに、システム情報あるいは乗算
器手段の制御信号の値を移動電話の制御プロセッサのメ
モリに記憶させて、次の呼びが開始されたときに所望の
制御信号が自動的に利用可能となるようにすることもで
きる。「乗算器手段」を使用することの利点は、同一の
移動電話装置アーキテクチャを、800/900MHz
セルシステムおよび1500/1600MHzセルシス
テムの両方に対して用いることができることである。
【0008】本発明の第2の特徴は、移動電話のプロセ
ッサが発生する第2の制御信号によって、各シンセサイ
ザー回路の周波数を、上記システムに応じた選択すべき
値にあらかじめ選択された周波数に設定することができ
ることである。この方法を用いることによって、必要な
いろいろなシステム/チャネル選択を行うことによっ
て、必要とされる周波数をいつでも実現することが可能
となる。さらに、この第2の制御信号を用いることによ
って、送受信ブランチにおいて、別々の異なった周波数
を選択することが可能となる。例えば、アナログ動作と
ディジタル動作の両方が用いられる米国デュアルモード
AMPSシステム(DAMPS)において必要とされる
ように、送信周波数を変えずに一定としたままで、受信
周波数を変更することが可能となる。DAMPSシステ
ムの場合を考えると、本発明の回路構成を用いると、送
信および受信を同時に行うことが可能となる。
ッサが発生する第2の制御信号によって、各シンセサイ
ザー回路の周波数を、上記システムに応じた選択すべき
値にあらかじめ選択された周波数に設定することができ
ることである。この方法を用いることによって、必要な
いろいろなシステム/チャネル選択を行うことによっ
て、必要とされる周波数をいつでも実現することが可能
となる。さらに、この第2の制御信号を用いることによ
って、送受信ブランチにおいて、別々の異なった周波数
を選択することが可能となる。例えば、アナログ動作と
ディジタル動作の両方が用いられる米国デュアルモード
AMPSシステム(DAMPS)において必要とされる
ように、送信周波数を変えずに一定としたままで、受信
周波数を変更することが可能となる。DAMPSシステ
ムの場合を考えると、本発明の回路構成を用いると、送
信および受信を同時に行うことが可能となる。
【0009】本発明の他の特徴は、第3の制御信号によ
って、送信ブランチのミクサを、例えばミクサが平衡状
態からはずれて、UHFシンセサイザー回路の周波数が
最終周波数に直接に同調され、アナログ信号によって変
調されるような状態に割り当てるようにすることができ
ることである。この場合には、VHFシンセサイザーは
用いられない。この動作モードにおいては、中間周波数
のサンプリング値が、当業者には既知の方法によって受
信ブランチに出力される。これは、本発明の回路構成
を、アナログセル電話およびDAMPS電話の両方に用
いるような場合に該当する。あるいは、アナログおよび
ディジタルの両方の信号処理分岐回路をDAMPS電話
に構成し、これらを既知のどれかの方法で結合するよう
にしてもよい。
って、送信ブランチのミクサを、例えばミクサが平衡状
態からはずれて、UHFシンセサイザー回路の周波数が
最終周波数に直接に同調され、アナログ信号によって変
調されるような状態に割り当てるようにすることができ
ることである。この場合には、VHFシンセサイザーは
用いられない。この動作モードにおいては、中間周波数
のサンプリング値が、当業者には既知の方法によって受
信ブランチに出力される。これは、本発明の回路構成
を、アナログセル電話およびDAMPS電話の両方に用
いるような場合に該当する。あるいは、アナログおよび
ディジタルの両方の信号処理分岐回路をDAMPS電話
に構成し、これらを既知のどれかの方法で結合するよう
にしてもよい。
【0010】ディジタル動作において、本発明の回路構
成の受信ブランチは、IおよびQ信号を中間周波数から
直接に抽出することが可能なI/Q復調器を具備してい
る。一方、送信ブランチは、VHFシンセサイザーによ
って生成された周波数を変調して第2ミクサに出力する
ためのI/Q変調器を有している。
成の受信ブランチは、IおよびQ信号を中間周波数から
直接に抽出することが可能なI/Q復調器を具備してい
る。一方、送信ブランチは、VHFシンセサイザーによ
って生成された周波数を変調して第2ミクサに出力する
ためのI/Q変調器を有している。
【0011】さらに、本発明の回路構成の特徴に関し、
単に1つの中間周波数しか受信ブランチに用いられない
ということを述べておくことは有用なことであろう。こ
こに記載する回路構成においては、当業者が容易に理解
できるような方法によって、送信信号をミクシングによ
って生成することができる。すなわち、この点に関して
は、パルス送信機を用いることができ、ここに開示する
回路構成はこのような送信機が必要とする広範な安定性
を満たすことができる。さらに、本発明の構成において
は、いろいろな異なるセルラネットワークに対して、中
間周波数と注入周波数を互いに完全に独立に選択するこ
とができる。例として、GSM移動電話の中間周波数の
選択は、VcTcXOあるいはその高調波に限定されな
い。
単に1つの中間周波数しか受信ブランチに用いられない
ということを述べておくことは有用なことであろう。こ
こに記載する回路構成においては、当業者が容易に理解
できるような方法によって、送信信号をミクシングによ
って生成することができる。すなわち、この点に関して
は、パルス送信機を用いることができ、ここに開示する
回路構成はこのような送信機が必要とする広範な安定性
を満たすことができる。さらに、本発明の構成において
は、いろいろな異なるセルラネットワークに対して、中
間周波数と注入周波数を互いに完全に独立に選択するこ
とができる。例として、GSM移動電話の中間周波数の
選択は、VcTcXOあるいはその高調波に限定されな
い。
【0012】本発明の請求項8による、回路構成は、本
回路の構成要素を適当なグループに分けて集積させた4
つの集積回路によって実現するようにしたものである。
これらの回路グループから、1000MHz以下の周波
数において好適に動作するUHFシンセサイザー、およ
び80MHzから400MHzの周波数範囲で動作する
VHFシンセサイザーが、選択された周波数およびセル
ラシステムに応じて作成される。これに代わる他の実施
例においては、電圧制御発振器が第5の集積回路として
付加される。アナログ専用の応用においては、当然なが
ら、I/Q復調器を有する第4の集積回路は全く必要で
はなく、その代わりに上記のアナログ信号サンプリング
回路を用いるようにすることができる。
回路の構成要素を適当なグループに分けて集積させた4
つの集積回路によって実現するようにしたものである。
これらの回路グループから、1000MHz以下の周波
数において好適に動作するUHFシンセサイザー、およ
び80MHzから400MHzの周波数範囲で動作する
VHFシンセサイザーが、選択された周波数およびセル
ラシステムに応じて作成される。これに代わる他の実施
例においては、電圧制御発振器が第5の集積回路として
付加される。アナログ専用の応用においては、当然なが
ら、I/Q復調器を有する第4の集積回路は全く必要で
はなく、その代わりに上記のアナログ信号サンプリング
回路を用いるようにすることができる。
【0013】
【実施例】以下に、図を参照しながら、本発明をより詳
細に説明を行う。なお、この図は、本発明の回路構成を
4つの集積回路で実現した最も重要な実施例を図式的に
示したものである。
細に説明を行う。なお、この図は、本発明の回路構成を
4つの集積回路で実現した最も重要な実施例を図式的に
示したものである。
【0014】図に示されているように、この多目的移動
電話高周波回路はIC1からIC4までの4つの回路を
有している。図には、この回路の原理を理解するのに必
要な本質的な動作回路部分のみを示してある。従って、
例えば、安定化回路やその他の低周波回路部品などにつ
いては図示していないが、これらは、当業者には容易に
理解可能なものであり、良く知られた方法によってこれ
らの回路を付加することが可能である。第1の回路IC
1は送信機ミクサ14、I/Q変調器13、および乗算
器手段11、12と増幅器16aから16fを有してい
る。第2の回路IC2は、クロック入力CLKによって
制御されるシンセサイザーのPLL回路21から23を
有している。第3の回路IC3は受信機の高周波ミクサ
31と増幅器32、33とを有している。また、第4の
回路IC4は、ディジタルI/Q復調器42、ベースバ
ンド周波数回路43(Rxベースバンド)、および発振
器信号をVHFシンセサイザー回路の増幅器16fの出
力から取り出して2分の1に分周するための分周器41
とを有している。あるいは、IC4に代わって、サンプ
リング回路(図示せず)をアナログ動作に用いることも
できる。また、VCO回路61から63と、これらに先
行する低域通過フィルタ64から66が回路構成に含ま
れている。大抵の場合は、VCO回路は集積回路として
含むようには設計されないが、少なくとも能動素子に関
する限り、集積化することも可能である。PLL回路2
1から23の注入周波数信号はVcTcXO71から供
給される。また、回路IC1は電力制御回路15を具備
している。送信機の電力レベルは、回路15に与えられ
る信号Txc、Txpによって制御される。
電話高周波回路はIC1からIC4までの4つの回路を
有している。図には、この回路の原理を理解するのに必
要な本質的な動作回路部分のみを示してある。従って、
例えば、安定化回路やその他の低周波回路部品などにつ
いては図示していないが、これらは、当業者には容易に
理解可能なものであり、良く知られた方法によってこれ
らの回路を付加することが可能である。第1の回路IC
1は送信機ミクサ14、I/Q変調器13、および乗算
器手段11、12と増幅器16aから16fを有してい
る。第2の回路IC2は、クロック入力CLKによって
制御されるシンセサイザーのPLL回路21から23を
有している。第3の回路IC3は受信機の高周波ミクサ
31と増幅器32、33とを有している。また、第4の
回路IC4は、ディジタルI/Q復調器42、ベースバ
ンド周波数回路43(Rxベースバンド)、および発振
器信号をVHFシンセサイザー回路の増幅器16fの出
力から取り出して2分の1に分周するための分周器41
とを有している。あるいは、IC4に代わって、サンプ
リング回路(図示せず)をアナログ動作に用いることも
できる。また、VCO回路61から63と、これらに先
行する低域通過フィルタ64から66が回路構成に含ま
れている。大抵の場合は、VCO回路は集積回路として
含むようには設計されないが、少なくとも能動素子に関
する限り、集積化することも可能である。PLL回路2
1から23の注入周波数信号はVcTcXO71から供
給される。また、回路IC1は電力制御回路15を具備
している。送信機の電力レベルは、回路15に与えられ
る信号Txc、Txpによって制御される。
【0015】送信および受信ブランチ(TxおよびR
x)が通常のやり方でフィルタと増幅器56、51およ
び54、53を介してそれぞれデュープレックスフィル
タ52に、またここからさらにアンテナコネクタANT
を介してアンテナANTに結合されている。
x)が通常のやり方でフィルタと増幅器56、51およ
び54、53を介してそれぞれデュープレックスフィル
タ52に、またここからさらにアンテナコネクタANT
を介してアンテナANTに結合されている。
【0016】受信側においてアンテナANTから受信さ
れた高周波信号は、デュープレックサ52を介して、出
力Rxから増幅器53および帯域通過フィルタ54を通
って、入力信号RFとして回路IC3に与えられ、さら
に、回路IC3中のミクサ31に印加される。また、ミ
クサ31への第2の入力信号として局部発振器信号LO
が加えられる。ミクサ31の中間周波出力信号は、増幅
器32を介して帯域通過フィルタ55(回路IC3の外
部)に与えられ、さらに、増幅器33を介して回路IC
4に印加される。回路IC4の中では、中間周波信号は
I/Q復調器に導かれ、ここで、既知の方法でIおよび
Q信号がベース周波数回路43に対して生成される。こ
れらの信号の処理が行われた後、これらの信号は、出力
信号RzIおよびRxQとして、回路から出力され、さ
らに移動電話中のベース周波数回路(図示せず)にて処
理される。ディジタル動作においては、位相を互いに9
0度ずらす段の変調信号は、分周器41を介してI/Q
変調器に導かれる。回路IC4および/またはIC3お
よび/または増幅器53は利得制御信号AGCによって
制御される。
れた高周波信号は、デュープレックサ52を介して、出
力Rxから増幅器53および帯域通過フィルタ54を通
って、入力信号RFとして回路IC3に与えられ、さら
に、回路IC3中のミクサ31に印加される。また、ミ
クサ31への第2の入力信号として局部発振器信号LO
が加えられる。ミクサ31の中間周波出力信号は、増幅
器32を介して帯域通過フィルタ55(回路IC3の外
部)に与えられ、さらに、増幅器33を介して回路IC
4に印加される。回路IC4の中では、中間周波信号は
I/Q復調器に導かれ、ここで、既知の方法でIおよび
Q信号がベース周波数回路43に対して生成される。こ
れらの信号の処理が行われた後、これらの信号は、出力
信号RzIおよびRxQとして、回路から出力され、さ
らに移動電話中のベース周波数回路(図示せず)にて処
理される。ディジタル動作においては、位相を互いに9
0度ずらす段の変調信号は、分周器41を介してI/Q
変調器に導かれる。回路IC4および/またはIC3お
よび/または増幅器53は利得制御信号AGCによって
制御される。
【0017】受信側の局部発振器信号LOは、第1UH
Fシンセサイザー回路(UHF1)において生成され
る。そこでは、AFC信号によって制御される基準発振
器からの出力周波数がフェーズロック回路21(PLL
1)に供給され、ここで、基準周波数はフェーズロック
として知られている方法で処理され、低域通過フィルタ
64を介して電圧制御発振器61(VCO1)に供給さ
れる。また、ここから、さらに増幅器16dを介してい
わゆる乗算器手段11に供給される。バッファ増幅器1
6aの動作点は、乗算器手段を用いて第1の制御信号
「×1/×2選択」に基づいて第2高調波あるいは基本
周波数のどちらかがVCO信号として得られるように制
御される。また、増幅器16dの出力はフィードバック
として、PLL1回路21に対しても、また、その一方
で、(回路IC4の中の)分周器41に対しても供給さ
れる。
Fシンセサイザー回路(UHF1)において生成され
る。そこでは、AFC信号によって制御される基準発振
器からの出力周波数がフェーズロック回路21(PLL
1)に供給され、ここで、基準周波数はフェーズロック
として知られている方法で処理され、低域通過フィルタ
64を介して電圧制御発振器61(VCO1)に供給さ
れる。また、ここから、さらに増幅器16dを介してい
わゆる乗算器手段11に供給される。バッファ増幅器1
6aの動作点は、乗算器手段を用いて第1の制御信号
「×1/×2選択」に基づいて第2高調波あるいは基本
周波数のどちらかがVCO信号として得られるように制
御される。また、増幅器16dの出力はフィードバック
として、PLL1回路21に対しても、また、その一方
で、(回路IC4の中の)分周器41に対しても供給さ
れる。
【0018】高周波ミクシング信号は、送信機ブランチ
の中の第2UHFシンセサイザーブランチUHF2にお
いて、発振器71の基準周波数に基づいて生成される。
回路UHF2の中の手段22、65、62、16e、1
2、および16bの動作は回路UHF1の動作と同様で
ある。ただし、これらのUHF回路の出力は、PLL回
路21および22の動作を制御信号「シンセ選択」およ
び「データ」によって所望のように、例えば所望の周波
数が得られるように分周器の分周比をプログラム設定す
ることにより、例えば、後に示す表の周波数値が得られ
るように設定することによって、互いに独立に選択する
ことが可能である。回路UHF2の出力信号は、第2ミ
クサ14に導かれる。
の中の第2UHFシンセサイザーブランチUHF2にお
いて、発振器71の基準周波数に基づいて生成される。
回路UHF2の中の手段22、65、62、16e、1
2、および16bの動作は回路UHF1の動作と同様で
ある。ただし、これらのUHF回路の出力は、PLL回
路21および22の動作を制御信号「シンセ選択」およ
び「データ」によって所望のように、例えば所望の周波
数が得られるように分周器の分周比をプログラム設定す
ることにより、例えば、後に示す表の周波数値が得られ
るように設定することによって、互いに独立に選択する
ことが可能である。回路UHF2の出力信号は、第2ミ
クサ14に導かれる。
【0019】ディジタル信号の変調に対しては、I/Q
変調器への信号は、VHFシンセサイザー回路中で、上
記のUHF回路における方法と同じ方法で、ただし、よ
り低い周波数で生成される。ここで、互いに位相が90
度異なるIおよびQ信号によってVHF周波数が変調さ
れ、変調器の出力が第2ミクサ13に変調信号として加
えられる。ミクサ14から送信周波数の出力信号が増幅
器16cおよび帯域通過フィルタ56を介して電力増幅
器列51に導かれ、ここで増幅されてからさらにデュー
プレクサ52の入力Txを介してアンテナANTから電
波として送信される。
変調器への信号は、VHFシンセサイザー回路中で、上
記のUHF回路における方法と同じ方法で、ただし、よ
り低い周波数で生成される。ここで、互いに位相が90
度異なるIおよびQ信号によってVHF周波数が変調さ
れ、変調器の出力が第2ミクサ13に変調信号として加
えられる。ミクサ14から送信周波数の出力信号が増幅
器16cおよび帯域通過フィルタ56を介して電力増幅
器列51に導かれ、ここで増幅されてからさらにデュー
プレクサ52の入力Txを介してアンテナANTから電
波として送信される。
【0020】図示しないが、FM電話の場合において、
アナログ信号の送信が望まれるときには、UHFブラン
チの信号は、送信周波数に直接に変調された信号が得ら
れるように、例えばVCO2に接続されたアナログ信号
によって変調される。次いで、「フィードスルー」制御
信号によってミクサ14を平衡からはずれた状態となる
ように制御し、アナログ信号が直接に送信周波数に素通
りされて増幅器51に送られるようになされる。このと
き、VHFブランチは、動作休止状態となるように「シ
ンセ選択」信号によって切り換えられる。
アナログ信号の送信が望まれるときには、UHFブラン
チの信号は、送信周波数に直接に変調された信号が得ら
れるように、例えばVCO2に接続されたアナログ信号
によって変調される。次いで、「フィードスルー」制御
信号によってミクサ14を平衡からはずれた状態となる
ように制御し、アナログ信号が直接に送信周波数に素通
りされて増幅器51に送られるようになされる。このと
き、VHFブランチは、動作休止状態となるように「シ
ンセ選択」信号によって切り換えられる。
【0021】この回路の動作は、例えば、移動電話のプ
ロセッサ(図示せず)によって、「×1/×2選択」、
「シンセ選択」、「データ」、および「フィードスル
ー」の値を制御することによって制御される。VCO周
波数の第2高調波(×2)、または、基本周波数(×
1)のどちらかが選択信号によってUHFブランチの出
力として選択される。フェーズロックループ回路の基本
動作(例えば、オン・オフ、周波数応答範囲など)およ
び分周器の分周比が「シンセ選択」信号および「デー
タ」によって設定される。これによって、シンセサイザ
ーUHF1、UHF2、およびUHF3は送信ブランチ
および受信ブランチに対して、周波数の生成を互いに独
立に行うことが可能となる。
ロセッサ(図示せず)によって、「×1/×2選択」、
「シンセ選択」、「データ」、および「フィードスル
ー」の値を制御することによって制御される。VCO周
波数の第2高調波(×2)、または、基本周波数(×
1)のどちらかが選択信号によってUHFブランチの出
力として選択される。フェーズロックループ回路の基本
動作(例えば、オン・オフ、周波数応答範囲など)およ
び分周器の分周比が「シンセ選択」信号および「デー
タ」によって設定される。これによって、シンセサイザ
ーUHF1、UHF2、およびUHF3は送信ブランチ
および受信ブランチに対して、周波数の生成を互いに独
立に行うことが可能となる。
【0022】JDCへの応用を例にとって、この周波数
設定について説明する。なお、以下に示す表は平均的な
周波数を表している。 表1 応用 JDC800 JDC1500 ─────────────────────────────────── 周波数(MHz) 受信FRx(注1) 818 1495 送信FTx(注2) 948 1447 UHF1−シンセFuhf1(注3) 773 782.5 UHF1−シンセFuhf2(注4) 858 793.5 VHF−シンセ Fvhf(注5) 90 140 中間周波数 if(注6) 45 70 (注) (1)Rxブランチにおける受信周波数;ミクサ31に
入力される高周波信号 (2)ミクサ14から出力される送信周波数 (3)乗算器手段11から出力される周波数 (4)乗算器手段12から出力される周波数 (5)発振器63から出力される周波数 (6)ミクサ31から出力される中間周波数
設定について説明する。なお、以下に示す表は平均的な
周波数を表している。 表1 応用 JDC800 JDC1500 ─────────────────────────────────── 周波数(MHz) 受信FRx(注1) 818 1495 送信FTx(注2) 948 1447 UHF1−シンセFuhf1(注3) 773 782.5 UHF1−シンセFuhf2(注4) 858 793.5 VHF−シンセ Fvhf(注5) 90 140 中間周波数 if(注6) 45 70 (注) (1)Rxブランチにおける受信周波数;ミクサ31に
入力される高周波信号 (2)ミクサ14から出力される送信周波数 (3)乗算器手段11から出力される周波数 (4)乗算器手段12から出力される周波数 (5)発振器63から出力される周波数 (6)ミクサ31から出力される中間周波数
【0023】基準発振器71の周波数は、本発明の回路
構成に応じて、例えば、12から16MHzの間の範囲
の標準的な値を選択することができることは先にすでに
述べたが、さらに正確な値は、比較的自由に選択ができ
る。
構成に応じて、例えば、12から16MHzの間の範囲
の標準的な値を選択することができることは先にすでに
述べたが、さらに正確な値は、比較的自由に選択ができ
る。
【0024】上の表1から、周波数(1)から(6)
は、従来の編成と同様であることがわかる。従って、例
えば、JDC800に関しては、次のようになる。 FRx=Fuhf1+Fif=773+45=818M
Hz FTx=Fuhf2+Fvhf=858+90=948
MHz
は、従来の編成と同様であることがわかる。従って、例
えば、JDC800に関しては、次のようになる。 FRx=Fuhf1+Fif=773+45=818M
Hz FTx=Fuhf2+Fvhf=858+90=948
MHz
【0025】なお、これに対応する公式は、他のシステ
ムを用いるときでも成り立つ。
ムを用いるときでも成り立つ。
【0026】以上では、基本的な回路ブロック構成につ
いて詳細に説明したが、いろいろなやり方で異なるブロ
ックを含むように構成することが可能であることは当業
者には明らかなことであろう。これらの、いろいろな回
路内の可能な内部的変更によって、一般的な移動電話に
おける本発明のアイディアの適用が限定されるものでは
ない。
いて詳細に説明したが、いろいろなやり方で異なるブロ
ックを含むように構成することが可能であることは当業
者には明らかなことであろう。これらの、いろいろな回
路内の可能な内部的変更によって、一般的な移動電話に
おける本発明のアイディアの適用が限定されるものでは
ない。
【図1】図1は、本発明に係る回路構成の一具体例を示
すブロックダイアグラムである。
すブロックダイアグラムである。
11、12…除算器手段 13…I/Q変調器 14…送信機ミクサ 15…電力制御回路 16…増幅器 21〜23…PLL回路 31…高周波ミクサ 32、33…増幅器 41…分周器 42…復調器 43…ベースバンド周波数回路 53…増幅器 54…帯域通過フィルタ 61〜63…VCO回路 64〜66…低域通過フィルタ
Claims (10)
- 【請求項1】 ディジタル移動電話の高周波回路構成に
おいて、該回路が、 受信ブランチの第1のミクサ(31)を具備し、その第
1の入力(RF)が受信高周波信号であり、その第2の
入力(LO)が第1の局部発振器信号であり、その出力
が受信信号処理回路に導かれる中間周波信号(IF)と
なっており、 またさらに、送信ブランチの第2のミクサ(14)を具
備し、その第1の入力が送信すべきディジタル変調信号
であり、その第2の入力が第2の局部発振器信号であ
り、その出力が送信信号として増幅(51)した後に電
波(ANT)として送信すべき信号となっており、これ
によって、局部発振器信号の周波数がUHF帯(UHF
1、UHF2)のシンセサイザー回路内において形成さ
れ、また、ディジタル変調信号がVHF帯シンセサイザ
ー回路(VHF)において形成された周波数と混合され
た信号(I/Q)となるようになされ、または、これに
よって、局部発振器信号と混合されたアナログ変調信号
が直接に送信信号となるようになされているディジタル
移動電話の高周波回路構成において、該回路が、シンセ
サイザー回路のすべてのPLLループ回路(21から2
3)が、移動電話の同一の基準発振器(71)周波数に
ロックされており、また、いずれの場合においても、乗
算器手段(11、12)がUHF帯シンセサイザー回路
(UHF1、UHF2)の出力に具備されており、その
乗数を第1の制御信号(×1/×2選択)によって設定
することによって、移動電話の送受信周波数帯を変更す
ることが可能になされていることを特徴とする回路構
成。 - 【請求項2】 各シンセサイザー回路(UHF1、UH
F2、VHF)の出力周波数を、第2の外部制御信号
(シンセ選択/データ)を用いてそれぞの場合に設定さ
れた周波数に設定することが可能となされていることを
特徴とする請求項1に記載の回路構成。 - 【請求項3】 第2のミクサ(14)の状態が第3の制
御信号(フィードスルー)によって、アナログ変調信号
によって変調された(回路UHF2からの)第2の局部
発振器信号がミクサ(14)を素通しして直接に高周波
送信周波信号となる状態に導かれ、これによって、第2
の制御信号(シンセ選択/データ)によってVHFシン
セサイザー回路(VHF)の動作が無効となるようにな
されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
回路構成。 - 【請求項4】 乗算器手段(11、12)の出力が、第
2の制御信号(×1/×2選択)に応じて、シンセサイ
ザー回路(UHF1、UHF2)の出力周波数またはそ
の第2高調波周波数となるようになされていることを特
徴とする前出のいずれかの請求項に記載の回路構成。 - 【請求項5】 ディジタル変調信号がI/Q変調器(1
3)によって変調されるようになされており、また、受
信信号処理回路(IC4)が、I/Q復調回路(42)
を具備しており、その第1の入力が中間周波信号であ
り、また、その他の入力がVHFシンセサイザー回路
(VHF)によって形成される出力周波数を分周(4
1)して互いに適当な位相差を有するようになされた信
号であり、また受信IおよびQ信号によってその出力が
構成されるようになされていることを特徴とする前出の
いずれかの請求項に記載の回路構成。 - 【請求項6】 基準発振器(71)の周波数があらかじ
め選択された周波数を有するとき、移動電話の高周波回
路の動作を、選択された移動電話の標準に従うように、
第1、第2、および第3の制御信号(×1/×2選択、
シンセ選択/データ、フィードスルー)のあらかじめ選
択された値の組み合わせによって設定することが可能な
ようになされていることを特徴とする前出のいずれかの
請求項に記載の回路構成。 - 【請求項7】 1つの中間周波数(IF)だけが受信ブ
ランチにおいて用いられるようになされていることを特
徴とする前出のいずれかの請求項に記載の回路構成。 - 【請求項8】 4つの集積回路(IC1からIC4)を
具備し、第1の回路(IC1)が、実質的に、第2のミ
クサ(14)、I/Q変調器(13)、および乗算器手
段(11、12)と増幅器(16aから16f)とから
構成され、第2の回路(IC2)が、実質的に、シンセ
サイザー回路のPLL回路(21から23)から構成さ
れ、第3の回路(IC3)が、実質的に、第1のミクサ
(31)およびその増幅器(32、33)から構成さ
れ、第4の回路(IC4)が、実質的に、ディジタルI
/Q復調器(42)あるいはこれに代わってアナログ信
号I/Q復調器で構成されていることを特徴とする前出
のいずれかの請求項に記載の回路構成。 - 【請求項9】 シンセサイザー回路の電圧制御発振器
(61から63)を含む第5の集積回路をさらに具備し
ていることを特徴とする請求項8に記載の回路構成。 - 【請求項10】 所望の選択を行うことによって、JD
C800、JDC1500、PCN、GSM、あるいは
DAMPSのいずれかの標準に従って動作するセルネッ
トワークに用いることが可能となされていることを特徴
とする前出のいずれかの請求項に記載の回路構成。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI923412 | 1992-07-28 | ||
FI923412A FI102798B1 (fi) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | Digitaalisen matkapuhelimen radiotaajuusosan piirijärjestely |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209235A true JPH06209235A (ja) | 1994-07-26 |
JP3310057B2 JP3310057B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=8535658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18628793A Expired - Fee Related JP3310057B2 (ja) | 1992-07-28 | 1993-07-28 | ディジタル移動電話機の高周波回路構成 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5471652A (ja) |
EP (1) | EP0581573B1 (ja) |
JP (1) | JP3310057B2 (ja) |
DE (1) | DE69322009T2 (ja) |
FI (1) | FI102798B1 (ja) |
Cited By (1)
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