JPH06209113A - 不揮発性強誘電体メモリ装置、不揮発性強誘電体メモリアレイ装置及びそのメモリアレイ装置の形成方法 - Google Patents

不揮発性強誘電体メモリ装置、不揮発性強誘電体メモリアレイ装置及びそのメモリアレイ装置の形成方法

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JPH06209113A
JPH06209113A JP5283594A JP28359493A JPH06209113A JP H06209113 A JPH06209113 A JP H06209113A JP 5283594 A JP5283594 A JP 5283594A JP 28359493 A JP28359493 A JP 28359493A JP H06209113 A JPH06209113 A JP H06209113A
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    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズ干渉を除去すると共に、メモリサイズ
を低減させた折返しビット線を有する不揮発性強誘電体
メモリ装置を提供すること。 【構成】 各行毎に、2対の対応したワード線(B又は
A)及びプレート線(A又はB)を有する。ある対のプ
レート線は、当該対のワード線の上に位置しても下に位
置してもよい。また、対の一方は、他方と幅が同一でも
異なってもよい。好ましくは、対の各要素は略整列し、
他方の対の各要素も互いに整列し、2つの対は離隔して
いる。行内の各セルは、任意の位置で、2つの対の一方
のワード線と、他方の対のプレート線とに接続する。従
って、単一のセルのワード線とプレート線は、対応して
いない。更に、任意の行の隣接したセルは、同一のワー
ド線又はプレート線を共有せず、他方のワード線又はプ
レート線に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性強誘電体メモ
リに関し、特に、折返し(フォールデッド:folded)ビ
ット線構造を有する不揮発性強誘電体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
(即ち揮発性)ダイナミックRAM(DRAM)セル
は、図1に示したように、パス・トランジスタ( pass
transistor)と、データを蓄積するための線形誘電体コ
ンデンサを含んでいる。従来のDRAMセルは、蓄積機
構としてコンデンサ内の強誘電性誘電体の残留分極(レ
マネント・ポーラリゼーション:remanent polarizatio
n )即ち分極状態に依存せずに、コンデンサ内に蓄積さ
れた電荷に依存している。従来のDRAMセルは、2本
の制御可能な線、即ちビット線とワード線に相互接続さ
れている。電界効果トランジスタを使用する場合、ビッ
ト線は、通常、トランジスタのドレインに結合され、ワ
ード線は、トランジスタの制御電極に結合されている。
(パス)トランジスタのソースは、コンデンサの上部電
極に接続され、コンデンサの下部電極は、通常、接地さ
れるか、或いは、メモリ内のセルの全てのコンデンサの
下部電極に接続された後に接地されている。
【0003】これに対し、不揮発性強誘電体セルは、蓄
積のために残留分極を使用し、3本の制御可能な線に結
合されている。図2に示した不揮発性強誘電体セルは、
ビット線、ワード線及びプレート線を有する。従来のD
RAMと異なり、プレート線もまた、制御可能な線であ
る。(しかし、イートン及びプロブスティング(Eaton
and Proebsting)の米国特許第4,491,936号
「ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ・ウイズ
・インクリーズド・メモリ・セル(Dynamic Random Acc
ess Memory Cell with Increased Signal Margin)」を
参照)。プレート線は、メモリ装置内の全てのセルに共
通ではなく、当該プレート線に連係した(行内又はその
他の)セルにのみ共通である。プレート線は、メモリに
対して別個に制御されなければならず、これにより、不
揮発性の読取り及び/又は書き込みを達成している。
【0004】不揮発性強誘電体メモリから読み取るため
に、センス増幅器(sense amplifier)は、一般に、ビッ
ト線の状態(強誘電体材料の分極(ポーラリゼーショ
ン:polarization))を、コンプリメント・ビット線
(complement bit line)(基準線)の状態と比較し、メ
モリセル内の強誘電体材料の分極方向を決定する(デー
タ、例えば二進数の「1」で表わす)。現在のところ、
各メモリセル内で1個のトランジスタと1個のコンデン
サを用いる不揮発性強誘電体メモリの設計は全て、図3
に示したように(情報及び信頼に基づいて)オープンビ
ット線構造(アーキテクチャ:architecture)を採用す
ることにより、セル領域を最小化している。しかしなが
ら、オープンビット線アーキテクチャを採用するメモリ
は、メモリの信号−ノイズ比を減少させてしまうノイズ
干渉に敏感である。これは、特に、セルの幾何学的構造
の縮小が信号レベルの低下につながる、例えば256K
以上のメモリ等の高密度メモリアレイ装置の場合に言え
る。
【0005】従来技術のオープンビットアーキテクチャ
と関連するノイズ干渉は、メモリ内のセンス増幅器とメ
モリセルの位置を示す図3のブロック図を見ても明らか
である。この構成では、センス増幅器に関連するビット
線及びコンプリメント・ビット線(図中、これを「ビッ
ト」の上にバー(−)を付して示してある。以下、他の
図においても同様)は、センス増幅器を挟んで反対側に
ある。従って、ノイズは、センス増幅器の一方の側、例
えば、ビット線上に誘発され、センス増幅器の他方の
側、即ちコンプリメント・ビット線上には、誘発されな
い。
【0006】オープンビット線アーキテクチャを有する
強誘電体メモリの例を図4に示すが、他の形状配置など
は、従来公知である。このレイアウトにおいて、ある行
に関連する任意のメモリセルに対応するワード線及びプ
レート線は、上下方向に一致した位置にある(即ち、一
方の線は同一方向の行程(ラン:RUN)全体に亘って
略他方の線上に位置し、絶縁層により互いに離隔されて
いる)。任意の単一の行内の複数のメモリセル10は、
対応する単一のワード線及び(好ましくは)単一のプレ
ート線を共有する。この構成が可能であるのは、コンプ
リメント・ビット線及びそれと関連したビット線がそれ
ぞれのセンス増幅器12を挟んで反対側にあるからであ
る。センス増幅器を挟んで反対側にある各セルは、互い
に異なる行のワード線40及びプレート線48に結合さ
れているので、セルの状態は、センス増幅器の各側で行
にアクセスすることにより、決定することができる。
尚、図には、ソース領域16、ドレイン領域18、アク
ティブ領域20を含むセル10のパス・トランジスタを
示してある。さらに、トランジスタのソース領域16と
コンデンサ30との間の相互接続部を60で示してあ
る。
【0007】オープンビット線アーキテクチャに関連す
るノイズ干渉の問題を解決するために、図5のブロック
図に示すような折返しビット線アーキテクチャを採用し
たメモリとしてもよい。一般に、折返しビットアーキテ
クチャを有するメモリにおいては、センス増幅器は、ビ
ット線の状態(強誘電体材料の分極)を、センス増幅器
の同じ側で、コンプリメント・ビット線の状態と比較
し、メモリセル内の強誘電体材料の分極方向を決定する
(データ、例えば、二進数の「1」で表わす)。
【0008】しかしながら、あるビット線に関連するセ
ルは、このビット線と関連したコンプリメント・ビット
線のセルとは、同一のワード線及びプレート線を共有す
ることができないので、一般に、折返しビット線アーキ
テクチャでは、メモリサイズが増大してしまう。図5に
示したように、ビット線は行1及び行3と関連し、一
方、コンプリメント・ビット線は行2及び行4とに関連
する。図6からも明らかなように、あるセンス増幅器1
2の同じ側の各セルは、互いに異なる行のワード線40
とプレート線48とに結合されている。従って、セルの
状態は、センス増幅器の同じ側で各行をアクセスするこ
とにより、決定される。図6にもソース領域16、ドレ
イン領域18、及びアクティブ領域20を含むセル10
のパス・トランジスタを示してある。又、トランジスタ
のソース領域16とコンデンサ30との間に相互接続部
60を見ることができる。しかしながら、明らかなよう
に、折返しビット線アーキテクチャを有するこの不揮発
性強誘電体メモリでは、メモリサイズがおよそ倍にな
る。これは、メモリ面積を減少するというメモリ設計の
主要目標に相反する。
【0009】本発明の目的は、大きさ(サイズ)を低減
した不揮発性強誘電体メモリ装置、メモリアレイ装置及
びメモリアレイ装置の形成方法を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、折返しビット線アー
キテクチャを備えた不揮発性強誘電体メモリ装置、メモ
リアレイ装置及びメモリアレイ装置の形成方法を提供す
ることにある。
【0011】本発明の他の目的は、信号対ノイズ比(S
N比)が大きな折返しビット線を備えた不揮発性強誘電
体メモリ装置、メモリアレイ装置及びメモリアレイ装置
の形成方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る折
返しビット線を有する不揮発性強誘電体メモリ装置及び
メモリアレイ装置は、オープンビット線アーキテクチャ
を有する不揮発性強誘電体メモリに一般に関連するノイ
ズ干渉を出来るだけ除去すると共に、メモリ面積を減少
するように設計されている。本発明の幾つかの態様によ
る不揮発性強誘電体メモリ装置及びメモリアレイ装置
は、行と列から構成された行列(マトリックス)に配設
された複数のセル(アレイ又はサブアレイ)を備えてい
る。各セルは、トランジスタと、対応する強誘電体コン
デンサとを含んでいる。各トランジスタは、第一電極、
第二電極、及び制御電極を有し、各コンデンサは、単独
の或いは他の誘電体と一緒に強誘電体材料を含む誘電体
により互いに分離された、第一電極及び第二電極を有す
る。トランジスタの第二電極は、コンデンサの第一電極
に結合されている。
【0013】メモリ装置及びメモリアレイ装置は更に、
複数のビット線とワード線とプレート線とを有する。各
ビット線は、単一の列と関連しており、当該ビット線と
関連する各セルのトランジスタの第一電極に接続されて
いる。好ましくは、第一及び第二ワード線と、第一及び
第二プレート線(それぞれ第一及び第二ワード線と一致
(コインシデント:coincident)している。すなわち、
同じ方向に延在しかつ上下方向に離間して重なるような
位置にある)は、各行に関連している。第一ワード線
は、第一セルのトランジスタの制御電極に接続され、第
二ワード線は、行列の当該行における第一セルに隣接し
た第二のセルのトランジスタの制御電極に接続されてい
る。第一プレート線は、第二セルのコンデンサの第二電
極に接続され、第二プレート線は、第一セルのコンデン
サの第二電極に接続されている。
【0014】従って、本発明のこの態様において、任意
の単一のセルに接続されたワード線及びプレート線は、
コインシデントとなっていない。更に、任意の行の隣接
したセルは、同一のワード線又はプレート線を共有しな
いで、該行と関連する別のワード線又はプレート線に接
続されている。このパターンは、行又は列内の任意の数
のセルにより構成されたマトリックス内の全てのセルに
対して続く。その結果、このような設計によれば図6に
示したような従来技術を用いた折返しビット線メモリよ
りもサイズ(sige)の小さい不揮発性強誘電体メモリ装
置及びメモリアレイ装置を提供することができる。
【0015】ここで使用した型の3ライン型強誘電体メ
モリセルの動作(即ち、強誘電体メモリ装置のセル内
の、データの読取り、書き込み、再記憶(レストアイン
グ:restoring ))は、従来公知である。引例として
は、「セルフ・レストアイング強誘電体型メモリ(Self
-Restoring ferroelectric Memory )」に関するエス・
シェフィールド・イートン,ジュニア(S・Sheffield Ea
ton Jr)の米国特許第4,873,664号がある。イ
ートンJr.の第4,873,664号特許は、不揮発
性強誘電体メモリのメモリセルに関し、特に、(例え
ば、その図3に示されている)1トランジスタ−1コン
デンサのメモリセルに関する。イートンJr.の当該図
3は、オープンビット線アーキテクチャを有してダミー
セルを採用した強誘電体メモリセルを示しているが、イ
ートンJr.の第4,873,664号特許に開示され
たメモリセルを読取り又は書き込むための手段は、本発
明にも適用可能である。しかしながら、イートンJr.
のダミーセルは、本発明の正規のメモリセルであり、動
作セル(オペレーション・セル:operational cell)と
して、センス増幅器と同じ側に配設される。
【0016】さらに、本発明の強誘電体メモリアレイ装
置の形成方法によれば、第一電極と第二電極と制御電極
を有するトランジスタと、第一及び第二プレートを有す
る強誘電体コンデンサとを、このトランジスタの第二電
極を強誘電体コンデンサの第一プレートに結合するよう
にして、各セル毎に結合する工程と、各列に関連するビ
ット線を、該列内の各トランジスタの制御電極に結合す
る工程と、各行毎に、一致したワード線及びプレート線
の第一の対と、一致したワード線及びプレート線の第二
の対とを設ける工程と、ある行に関連する第一の対のワ
ード線を、ある行内の第一のグループの一つ置きのセル
のトランジスタの制御電極に結合する工程と、該行に関
連する第二の対のプレート線を、該行内の第一のグルー
プの一つ置きのセルの強誘電体コンデンサの第二プレー
トに結合する工程とを含む。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
き説明する。なお、「平面図」のうちには上に重なった
部材や構造により視界から隠れた線を完全に図示したも
のもある。また、各図は、本発明が理解出来る程度に、
各構成成分の形状、大きさ及び配置関係を概略的に示し
てある。
【0018】本発明の折返しビット線を有する不揮発性
強誘電体メモリ装置によれば、オープンビット線アーキ
テクチャを有する不揮発性強誘電体メモリ装置に一般に
係るノイズ干渉を除去するか或いは相当制限するととも
に、メモリ装置のサイズの低減を図ることもできる。折
返しビット線アーキテクチャを有する不揮発性メモリ装
置のサイズを低減するために、図7に本発明の好ましい
実施例を示してあるように、不揮発性強誘電体メモリア
レイ装置に、各行と関連する、一致した(コインシデン
ト:coincident)ワード線とプレート線の対を2対設け
る。これらの対を、「ペアA」及び「ペアB」と呼ぶ。
行の各セル10を、適当な位置で、一方のペアのワード
線と、他方のペアのプレート線とに接続する。従って、
任意の単一のセル10に結合されたワード線とプレート
線は、一致していない(コインシデントではないこ
と)。逆に、あるメモリセルに接続されたプレート線
は、隣の列の、当該メモリセルに隣接したメモリセルに
接続されたワード線と一致している(コインシデントで
あること)。メモリの面積を更に減少するために、各列
の隣接したセルの各対は、従来公知のように、ドレイン
領域を共有する。
【0019】図7に示したように、本発明の本実施例の
メモリアレイ装置は、ビット線とコンプリメント・ビッ
ト線がセンス増幅器12の同じ側に位置する、折返しビ
ット線アーキテクチャを採用している。その結果、ビッ
ト線上で誘発されたノイズは、コンプリメント・ビット
線上でも同じ電圧レベルで誘発される可能性が高く、こ
のため、個々のビット線及びコンプリメント・ビット線
の電圧レベルがノイズにより大きく変化したとしても、
検出される信号はノイズが誘発されない場合と同じとな
り、このことは、回路内のノイズ効果を制限することに
なる。メモリサイズを低減すると共に折返しビット線ア
ーキテクチャを構成する本発明のこれらの特徴は、本発
明の不揮発性強誘電体メモリアレイアーキテクチャの断
面図を参照して明らかとなろう。図7において、5つの
列は、列1、列2、・・・列5として示してある。各列
は、即ちビット線43、44、45、46及び47を含
む。行のうち、3つの行を行1、行2、及び行3として
示してある。行、列、及び列当たりのセルの数は、一般
に、図7で示した場合より遥かに多いことは理解されよ
う。
【0020】図8乃至図11は、図7に示した本発明の
単一のメモリセルの(6−6線に沿った)横断面図であ
り、単一のメモリセルを形成するに当り、その形成工程
の各段階で種々の層が設けられた状態をそれぞれ示す。
なお、図8〜図11に示した種々の層と構造は、該装置
のレイアウト又は構造を表したものであり、必ずしも一
定の比率で拡大して描かれていないことを理解された
い。
【0021】ここで、図8の(A)を参照すると、パス
・トランジスタを形成するために、従来のシリコンCM
OS処理を行っている(図2も参照)。任意適当なトラ
ンジスタを使用することができるが、n−チャンネル電
界効果トランジスタ(FET)を使用することが好まし
い。好ましくはドープド(doped )・ポリシリコンのゲ
ート電極14を形成し、ソース及びドレイン領域16、
18は、一般に知られたドーパントを基板好ましくはシ
リコン基板19内に導入する(例えばドライビング:dr
iving )ことにより、形成する。好ましくは、セルフア
ライメント処理を採用するのが良い。なお、基板19と
して他の半導体基板も使用可能である。また、図におい
て、ゲート電極14は、金属材料用の斜線を付して示し
てあるが、このゲート電極を、好ましくは、導電性(即
ちドープされた)多結晶シリコン又はその代替物で形成
しても良い。ゲート電極14を、一般に、従来知られて
いるように、薄い酸化物層15上に設けて、金属酸化物
半導体(MOS)トランジスタを形成する。
【0022】第一ワード線40aは、図11及び図12
の断面図でも示されているように、当該トランジスタの
ゲート電極14と、更に、図11のセルを含む行内の他
の幾つかのトランジスタのゲート電極とを形成してい
る。同様に、図11のセルを含む行内の各セルに関連し
た第二ワード線40bは、分離酸化物層22上に形成さ
れる。第二ワード線40bは、図7の6−6線により指
示された単一のセル10に直接隣接した列内のトランジ
スタのゲート電極を形成している。これら2つ(及びそ
の他)のワード線の形成後、酸化物又はその他の適当な
絶縁体等の第一絶縁層24を、パス・トランジスタと、
ワード線40a及び40bとの上に設ける。
【0023】図8の(B)に示したように、強誘電体コ
ンデンサは、パス・トランジスタに隣接した酸化物層上
に形成される。次に、好ましくはチタン及び白金、又は
二酸化ルテニウム等の導電性酸化物から成る下部電極層
32を堆積(又は積層)(デポジット:deposite)す
る。この下部電極32は、好ましくは、500オングス
トローム乃至3000オングストロームの厚さとし、か
つ、これをスパッタリング技術により堆積させるのが良
い。しかしながら、電極用の適当な材料から成る下部電
極を、コンデンサの電極を形成するために、任意の厚さ
に堆積しても良い。
【0024】次に、コンデンサの形成中に、強誘電体層
34を、下部電極32上に形成する。強誘電体層の化学
組成は、好ましくは、Pb(Tix Zr(1-x) )O3
あり、ここでxは、0.2乃至0.8の数である。好ま
しくは、強誘電体層34は、1000オングストローム
乃至5000オングストロームの厚さとし、この層34
をスパッタリングにより、或いはゾル−ゲル技術を用い
て、堆積することができる。しかしながら、任意の他の
適当な強誘電体材料の層を異なる厚さで設けても良い。
他の強誘電体材料としては、第III 相(フェーズIII :
PhaseIII)の硝酸カリウム(ポツタシウム ニトレー
ト:potassium nitrate )、チタン酸ビスマス(ビスマ
ス チタネイト:bismuth titanate)、及びジルコン酸
チタン酸鉛(リード ジルコネイト チタネイト:lead
zirconate titanate )コンパウンド(compounds )の
PZT系がある。最後に、好ましくは白金又は導電性酸
化物から成る上部電極36用の層を、スパッタリングに
より堆積する。厚さ約500オングストローム乃至30
00オングストロームの上部電極により、強誘電体コン
デンサ30が完成する。
【0025】図9の(A)に示したように、上部電極層
36を、画成(食刻)した後、強誘電体層34と下部電
極32の各層に対し画成及び食刻を行って、第一及び第
二プレート線48a及び48bとしての下部コンタクト
層32と、この下部コンタクト層32上の強誘電体層3
4の一部とを残す。図12及び図13から一層明らかで
あるように、プレート線48b(例えば、列2内のコン
デンサの下部電極を形成する(図12))と、プレート
線48a(ある行の、隣接した列1及び列3内のセルの
下部電極を形成する(図13))は、食刻工程後も残っ
ている。
【0026】ここで図9の(B)に示す構造体では、パ
ス・トランジスタ10と強誘電体コンデンサ30が形成
されており、(図2の不揮発性強誘電体メモリセルの略
図で示したように)コンデンサ30の上部プレート36
をトランジスタのソース電極に結合する必要がある。図
9の(B)に示すように、第二絶縁層50を、新たに形
成されたコンデンサ30上に、及びトランジスタ上の酸
化物層24上に、設ける。好ましくは、第二絶縁層50
を、化学蒸着法(CVD)により、約2000オングス
トローム乃至6000オングストロームの厚みで形成す
る。ビット線(又はコンプリメント・ビット線)に所要
なコンタクト領域と、トランジスタのソース領域16及
びコンデンサの上部プレート36間の接続部とを形成す
るために、上部電極コンタクト孔54と、ソース及びド
レインコンタクト孔56及び58を、同時に食刻形成す
る。
【0027】次に図10の(A)を参照して説明する。
次にコンタクト層59を設ける。更に、この層を食刻し
て、導電性の局部的な相互接続層(配線層)60と導電
性のドレインコンタクト層62とを画成する。相互接続
層60は、(図2の概略図に示してある不揮発性強誘電
体メモリセルで示したように)コンデンサ30の上部電
極36にソース領域16を接続する。相互接続層60と
ドレインコンタクト層62を、好ましくは、スパッタリ
ングにより堆積して、約500オングストローム乃至5
000オングストロームの厚さにするのが良い。
【0028】局部的な相互接続層60の組成は、耐熱金
属、耐熱金属窒化物、耐熱金属珪化物、又は導電性酸化
物である。尚、耐熱とは高融点のことも意味する。アル
ミニウムを使用してもよいが、一般に、局部相互接続層
では、アルミニウムの使用は避けている。特に、アルミ
ニウムは、250℃の低温で(強誘電体コンデンサの上
部電極36内で)白金と化学反応し、上部電極を作動不
能にする。窒化チタンやタングステン−チタン合金等の
耐熱金属コンパウンドを使用することにより、最低処理
温度は450℃以上に上昇する。
【0029】また、パス・トランジスタを強誘電体コン
デンサに接続させると共に、図11の単一のセルを含む
多くのセルを有している列に関連するビット線を、形成
しなければならない。ビット線を、パス・トランジスタ
のドレインコンタクト層62以外のメモリセルの部分か
ら離隔するために、セル全体の上に第三絶縁層64を形
成する。次に、この第三絶縁層である、例えば酸化物層
の一部を食刻し、ドレインコンタクト層62を露出させ
て、(図10の(B)に示したように)ビット(又はコ
ンプリメント・ビット)線への接続部を構成する。
【0030】最後に、図11に示したように、好ましく
はアルミニウム等の金属から成るビット線44を、セル
上に配設する。絶縁層64の食刻後はドレインコンタク
ト層62のみが露出されているので、このビット線は、
ドレイン電極62とのみ電気的に接触し、食刻後もその
まま残っている第三絶縁層64の残部により、コンデン
サのソース及び上部コンタクト(局部相互接続層により
互いに接続されている)とは電気的に絶縁されている。
ビット線は、列に沿って延在し、列内の各セルのドレイ
ン電極と接触している。
【0031】単一のセルの構造を示した図12及び図1
3は、メモリアレイの一部の、それぞれ図7の7−7線
及び8−8線に沿ってとって示した断面であり、ある単
一の行内の2つの位置での断面図である。これらの図
は、ある行内の隣接したセル間の関係と、ある行内の個
々のセルの、当該行と関連するワード及びプレート線対
に対する関係とを、一層明確に示している。特に、これ
らの断面図はいずれも、(i)あるセルに連結されたプ
レート線が、隣接したセル(即ち、隣接した列の単一行
内のセル)に連結されたワード線と位置的に一致する
(coincident)ように、ワード及びプレート線対がどの
ように構成されているか、(ii)任意の所与のセルの
接続されたワード線と、接続されたプレート線が、いか
に位置的に一致していない(not coincident)か、を示
す。図12及び図13の断面図は、図8の(A)−図1
1の断面図に垂直に取られている。
【0032】先ず図12を参照すると、行の断面は、第
一の対の位置的に一致したワード線及びプレート線(即
ち、ワード線Aである40aと、プレート線Bである4
8b)を通って取られている。特に、この断面図は、列
1、列3、及び列5内の各セルのトランジスタのゲート
電極と、列2及び列4内の各セルのコンデンサを通過す
る、直線部を有する。第一ワード線40aは、行2の列
1、列3、及び列5内のこれらのセルのトランジスタ用
のゲート電極として機能する。第一プレート線48b
は、行内の各列を横切って延び、行の一つ置きの列(例
えば、行2の列2及び列4)内の各セルのコンデンサ3
0の下部電極32を形成する。従って、図12の断面で
示した第一の対の位置的に一致した(コインシデント又
はコリニア:co-linear )、即ち、同一方向に延在しか
つ上下方向に互いに離間して並んでいるワード線及びプ
レート線40a及び48bは、それぞれ互いに相容れな
い交互のセルに接続されてはいるが、同一のセルには接
続されていない。即ち、ワード線40aがあるセルに接
続されていれば、プレート線48bはこのセルに接続さ
れておらず、また、その逆も言える。図13の構造から
も、明らかなように、第一の対の一致したワード線及び
プレート線のワード線に接続されたセルは、第二の対の
一致したワード線及びプート線のプレート線に接続され
ている。
【0033】図13の断面は、同様に行2と関連する第
二の対のワード線及びプレート線を通る断面図である。
当該行と関連する第一の対のワード線及びプレート線の
ように、第二ワード線40b及びプレート線48aは、
位置的に一致して(コインシデント又はコリニア)お
り、即ち同一方向に延在しかつ上下方向に絶縁層24に
より互いに離隔されている。また、第二ワード線40b
(即ちワード線B)とプレート線48a(即ちプレート
線A)は、全ての第二セルに接続されている。しかしな
がら、第二ワード線は、列2及び列4内の各セル内のト
ランジスタのゲート電極の接続部を形成し、第二プレー
ト線は、列1、列3、及び列5内の各セルのコンデンサ
の下部電極を形成する。従って、任意のセルは、第一ワ
ード線及び第二プレート線か、第二ワード線及び第一プ
レート線のいずれかに接続されている。
【0034】換言すれば、本実施例では各行毎に、2本
のワード線と2本のプレート線がある。好ましくは、各
ワード線は、図9の(B)に模式的に示したように、プ
レート線の対応するものと位置が「一致」している。好
ましくは、各ワード線は、その対応するプレート線から
垂直方向に、すなわち、基板面に垂直にとった断面で見
たとき、互いに重なるように離隔していることが望まし
い。この垂直方向の(バーチカル:vertical)構造によ
り、基板面積の利用が改善される。また、対応する線
は、基板面を見る方向すなわち平面的に見たとき、一方
の線が他方の線により完全に取り囲まれるように、整列
させるのが好ましい。例えば、プレート線は、対になっ
ているワード線より幅を狭く、或いは広くしてもよく、
或いは、同じ幅でもよい。しかしながら、対になった線
は、各図に示したように、それらが共に略同一の場所で
同時に各列を横切るという意味で、略対応又は一致して
いる。ある列内の各不揮発性強誘電体メモリセルは、一
方の対の一方の部分に結合されると同時に、他方の対の
他方の部分と結合される。即ち、任意のセルは、第一の
対のプレート線と第二の対のワード線に接続されるか、
第二の対のプレート線と第一の対のワード線に接続され
るかのいずれかである。同一のメモリセルのコンデンサ
も同様に接続され、第一ワード線がパス・トランジスタ
に結合されている(即ち、パス・トランジスタのゲート
電極を形成している)ならば、他方の対のプレート線
は、コンデンサに結合される(即ちコンデンサの他方の
プレートを形成する)。
【0035】最後に図7から明らかなように、隣接した
各行は、互いに鏡像を形成する。例えば、行1は、行2
の鏡像関係にあり、行2は行3の鏡像関係にある。この
構成により、各列のトランジスタ対が、共通のドレイン
を共有するようにして、各行を互いに接近して配設し得
るようにしている。この構成は更にメモリサイズ即ち、
所定の数のメモリセルに必要な基板面積を減少する。
【0036】従って、本発明は、オープンビット線アー
キテクチャを有する不揮発性強誘電体メモリ装置に一般
に関連するノイズ干渉を除去し又は支障がない程度にま
で抑えると共に、メモリサイズの低減を図れる、折返し
ビット線を有する不揮発性強誘電体メモリ装置を提供す
る。
【0037】本発明は、例示的な実施例を参照して説明
してきたが、この説明が限定的な意味に解せられるべき
ではないこと、本発明の精神及び範囲内の任意の代替物
を許容するものであることは、理解されよう。本発明の
他の実施例と共に、図示実施例の種々の変形例は、この
説明を参照すれば、当業者には明らかであろう。例え
ば、ワード線及びプレート線の対が、整列するか又は重
なり合うことは好ましいが、必要条件ではない。それよ
りも、各ワード線は所定のプレート線と関連しており、
絶縁層により当該プレート線から離隔されていることが
好ましい。2対以上のプレート線/ワード線を使用する
ことも可能である。
【0038】このアーキテクチャを実行するために使用
する材料は、工程或いは設計技術者により、本発明の範
囲から逸脱することなく、それぞれの要求条件に適合す
るように変更又は選択することができる。例えば、導電
性線の共通の選択には、ドープされたポリシリコン、金
属、通常はタングステンやチタン等の耐熱(又は融点)
金属で積層されたポリシリコンである「ポリサイド」、
例えばアルミニウムを含む金属又は合金、導電性酸化物
や導電性窒化物を含む導電性コンパウンド(compounds
)、貴金属、その他の公知の材料が含まれる。
【0039】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、本
発明によれば、信号対雑音比を増大させる一方、不揮発
性強誘電体メモリ装置の大きさを減少させることができ
るという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のダイナミックRAMセルの概略図であ
る。
【図2】従来の不揮発性強誘電体セルの概略図である。
【図3】オープンビット線を有する従来の不揮発性強誘
電体メモリアレイ装置の一部のブロック図であって、メ
モリセルとセンス増幅器の位置を示した図である。
【図4】オープンビット線を有する従来の不揮発性強誘
電体メモリアレイ装置の一部の典型的な平面図である。
【図5】折返しビット線を有する従来の不揮発性強誘電
体メモリアレイ装置の一部のブロック図であって、メモ
リセルとセンス増幅器の位置を示した図である。
【図6】折返しビット線を有する従来の不揮発性強誘電
体メモリアレイ装置の一部の典型的な平面図である。
【図7】本発明に関連する、折返しビット線を有する不
揮発性強誘電体メモリアレイ装置の一部の典型的な平面
図である。
【図8】(A)および(B)は図7のメモリアレイ装置
の形成工程の各段階における、6−6線に沿った不揮発
性メモリ装置の単一のセルの断面図である。
【図9】(A)および(B)は図7のメモリアレイ装置
の形成工程の各段階における、6−6線に沿った不揮発
性メモリ装置の単一のセルの断面図である。
【図10】(A)および(B)は図7のメモリアレイ装
置の形成工程の各段階における、6−6線に沿った不揮
発性メモリ装置の単一のセルの断面図である。
【図11】図7のメモリアレイ装置の形成工程の段階に
おける、6−6線に沿った不揮発性メモリ装置の単一の
セルの断面図である。
【図12】図7の7−7線に沿った不揮発性メモリアレ
イ装置の部分断面図である。
【図13】図7の8−8線に沿った不揮発性メモリアレ
イ装置の部分断面図である。
【符号の説明】
10:メモリセル(又はセル) 12:センス増幅器 14:ゲート電極 15:薄い酸化物層 16:ソース領域 18:ドレイン領域 19:基板 20:アクティブ領域 22:分離酸化物層 24:第一絶縁層 30:強誘電体コンデンサ 32:下部電極層(下部コンタクト層) 34:強誘電体層(強誘電性誘電体層) 36:上部電極 40,40a,40b:ワード線 43,44,45,46,47:ビット線 48,48a,48b:プレート線 50:第二絶縁層 54,56,58:コンタクト孔 59:コンタクト層 60:相互接続層(相互接続部)(配線層) 62:ドレイン・コンタクト層(ドレイン電極) 64:第三絶縁層

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一電極と第二電極と制御電極とを有す
    るトランジスタと、 第一及び第二プレートを有する強誘電体コンデンサとを
    含み、 前記トランジスタの前記第二電極が、前記強誘電体コン
    デンサの前記第一プレートに結合されている不揮発性強
    誘電体メモリ装置において、 前記トランジスタの前記第一電極に接続されたビット線
    と、 互いに絶縁層で分離された第一ワード線及び第一プレー
    ト線を含む対応する線の組と、 互いに絶縁層で分離された第二ワード線及び第二プレー
    ト線を含む対応する線の組とを備え、 前記第一ワード線が、前記トランジスタの前記制御電極
    に結合され、 前記第二プレート線が、前記強誘電体コンデンサの前記
    第二プレートに結合されていることを特徴とする不揮発
    性強誘電体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記トランジスタが、電界効果トランジ
    スタであることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強
    誘電体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記ビット線が、前記第一及び第二ワー
    ド線と、前記第一及び第二プレート線とに略垂直であ
    り、 前記対応する線の組において対応する線の一方の線が、
    他方の線の少なくとも一部の上に位置していることを特
    徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記対応する線の組の各線は、平面的に
    見た場合、前記対応する線の一方の線が他方の線により
    完全に取り囲まれるように、整列されていることを特徴
    とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 前記対応する線の組の各線は、断面で見
    た場合、前記対応する線を構成する一方の線が他方の線
    に重なるように、整列されていることを特徴とする請求
    項1記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 前記強誘電体コンデンサの強誘電体材料
    が、Pb(Tix Zr(1-x) )O3 を含み、xが0.2
    乃至0.8の数であることを特徴とする請求項1記載の
    不揮発性強誘電体メモリ装置。
  7. 【請求項7】 前記強誘電体コンデンサの強誘電体材料
    が、硝酸カリウム、チタン酸ビスマス、ジルコン酸チタ
    ン酸鉛コンパウンド系の材料の群から選ばれた少なくと
    も一つの材料であることを特徴とする請求項1記載の不
    揮発性強誘電体メモリ装置。
  8. 【請求項8】 前記トランジスタの前記第二電極が、耐
    熱金属、耐熱金属窒化物、耐熱金属珪化物、又は導電性
    酸化物の群から選ばれた材料により、前記コンデンサの
    第一プレートに結合されていることを特徴とする請求項
    1記載の不揮発性強誘電体メモリ装置。
  9. 【請求項9】 前記コンデンサの前記第一プレートが、
    白金から成ることを特徴とする請求項8記載の不揮発性
    強誘電体メモリ装置。
  10. 【請求項10】 行と列とに配設された複数のセルを含
    む折返しビット線を有する不揮発性強誘電体メモリアレ
    イ装置であって、 各セルが、トランジスタと、強誘電体コンデンサとを有
    し、 前記トランジスタが、第一電極と、第二電極と、制御電
    極とを有し、 前記強誘電体コンデンサが、第一及び第二プレートを有
    し、 各セルの前記トランジスタの前記第二電極が、該セルの
    強誘電体コンデンサの前記第一プレートに結合されてい
    るメモリアレイ装置において、 それぞれ、ある列に関連しかつ該列内の各前記トランジ
    スタの第一電極に結合された複数のビット線と、 各列に関連する第一及び第二の対を構成する複数のワー
    ド線及びこれに対応するプレート線とを備え、 ある行に関連する前記第一の対のワード線が、ある行内
    の第一のグループの一つ置きのセルのトランジスタの制
    御電極に結合され、及び該行に関連する前記第二の対の
    前記プレート線が、該行の前記第一のグループの一つ置
    きのセルの前記強誘電体コンデンサの前記第二プレート
    に結合されていることを特徴とする不揮発性強誘電体メ
    モリアレイ装置。
  11. 【請求項11】 前記対応するワード線及びプレート線
    が、絶縁層により分離されていることを特徴とする請求
    項10記載の不揮発性強誘電体メモリアレイ装置。
  12. 【請求項12】 前記第一及び第二の対のそれぞれの前
    記対応するワード線及びプレート線の一方が、他方の対
    応する線の少なくとも一部の上に位置することを特徴と
    する請求項10記載の不揮発性強誘電体メモリアレイ装
    置。
  13. 【請求項13】 前記対応するワード線及びプレート線
    は、平面で見て、これら線の一方が他方の線により完全
    に取り囲まれるように、整列されていることを特徴とす
    る請求項10記載の不揮発性強誘電体メモリアレイ装
    置。
  14. 【請求項14】 前記対応するワード線及びプレート線
    は、垂直方向の断面で見て、これら線の一方が他方の線
    上に重なるように、整列されていることを特徴とする請
    求項10記載の不揮発性強誘電体メモリアレイ装置。
  15. 【請求項15】 ある行に関連する前記第二の対のワー
    ド線が、該行における第二のグループの一つ置きのセル
    の前記トランジスタの前記制御電極に結合され、 該行に関連する前記第一の対のプレート線が、該行の前
    記第二のグループの一つ置きのセルの前記強誘電体コン
    デンサの前記第二プレートに結合されていることを特徴
    とする請求項10記載の不揮発性強誘電体メモリアレイ
    装置。
  16. 【請求項16】 前記トランジスタが、n−チャネル電
    界効果トランジスタであることを特徴とする請求項10
    記載の不揮発性強誘電体メモリアレイ装置。
  17. 【請求項17】 前記強誘電体コンデンサの強誘電体材
    料が、Pb(TixZr(1-x) )O3 を含み、xが0.
    2乃至0.8の数であることを特徴とする請求項10記
    載の不揮発性強誘電体メモリアレイ装置。
  18. 【請求項18】 前記強誘電体コンデンサの前記強誘電
    体材料が、硝酸カリウム、チタン酸ビスマス、ジルコン
    酸チタン酸鉛コンパウンド系の材料の群から選ばれた少
    なくとも一つの材料であることを特徴とする請求項10
    記載の不揮発性強誘電体メモリアレイ装置。
  19. 【請求項19】 前記トランジスタの前記第二電極が、
    耐熱金属、耐熱金属窒化物、耐熱金属珪化物、又は導電
    性酸化物の群から選ばれた材料により、前記コンデンサ
    の前記第一プレートに結合されていることを特徴とする
    請求項10記載の不揮発性強誘電体メモリアレイ装置。
  20. 【請求項20】 前記コンデンサの前記第一プレート
    が、白金から成ることを特徴とする請求項19記載の不
    揮発性強誘電体メモリアレイ装置。
  21. 【請求項21】 各列内の隣接したセルの対におけるト
    ランジスタがドレイン領域を共有していることを特徴と
    する請求項10記載の不揮発性強誘電体メモリアレイ装
    置。
  22. 【請求項22】 隣接した行が、互いに鏡像関係にある
    ことを特徴とする請求項10記載の不揮発性強誘電体メ
    モリアレイ装置。
  23. 【請求項23】 折返しビット線を有する不揮発性強誘
    電体メモリアレイ装置であって、 実質的に行と列とに配設され、それぞれn−チャネルの
    電界効果トランジスタと強誘電体コンデンサとを含む、
    複数のセルを備え、 各トランジスタが第一電極と、第二電極と、制御電極と
    を有し、各コンデンサが第一プレートと、第二プレート
    とを有し、前記トランジスタの第二電極が、前記コンデ
    ンサの前記第一プレートに結合され、 前記強誘電体コンデンサの強誘電体材料が、Pb(Ti
    x Zr(1-x) )O3 を含み、xが0.2乃至0.8の数
    であり、 前記メモリアレイ装置が、更に、 それぞれ、ある与えられた列と関連していて、該列にお
    ける各トランジスタの前記第一電極に接続されている、
    複数のビット線と、 各行に関連している、一致したワード線及びプレート線
    の第一の対と、 各行に関連している、一致したワード線及びプレート線
    の第二の対とを備え、 ある行に関連している前記第一の対のワード線が、該行
    内における第一のグループの一つ置きのセルの前記トラ
    ンジスタの前記制御電極に結合され、 該行に関連している前記第二の対のプレート線が、該行
    内で前記第一のグループの一つ置きのセルの前記強誘電
    体コンデンサの前記第二プレートに結合され、 ある行に関連している第二の対のワード線が、該行内の
    第二のグループの一つ置きのセルの前記トランジスタの
    前記制御電極に結合され、 該行に関連している前記第一の対の前記プレート線が、
    該行における前記第二のグループの一つ置きのセルの前
    記強誘電体コンデンサの前記第二プレートに結合されて
    いることを特徴とする不揮発性強誘電体メモリアレイ装
    置。
  24. 【請求項24】 実質的に行と列に配設されたセルを備
    えた折返しビット線を有する強誘電体メモリアレイ装置
    を形成するに当り、 第一電極と第二電極と制御電極を有するトランジスタ
    と、第一及び第二プレートを有する強誘電体コンデンサ
    とを、前記トランジスタの前記第二電極を前記強誘電体
    コンデンサの前記第一プレートに結合するようにして、
    各セル毎に結合する工程と、 各列に関連するビット線を、該列内の各トランジスタの
    前記制御電極に結合する工程と、 各行毎に、一致したワード線及びプレート線の第一の対
    と、一致したワード線及びプレート線の第二の対とを設
    ける工程と、 ある行に関連する前記第一の対のワード線を、ある行内
    の第一のグループの一つ置きのセルの前記トランジスタ
    の前記制御電極に結合する工程と、 該行に関連する前記第二の対のプレート線を、該行内の
    前記第一のグループの一つ置きのセルの前記強誘電体コ
    ンデンサの前記第二プレートに結合する工程とを含むこ
    とを特徴とする不揮発性強誘電体メモリアレイ装置の形
    成方法。
  25. 【請求項25】 更に、ある行に関連する一致したワー
    ド線及びプレート線の前記第二の対のワード線を、ある
    行内の第二のグループの一つ置きのセルの前記トランジ
    スタの前記制御電極に結合する工程と、 該行に関連する前記第一の対の前記プレート線を、該行
    における前記第二のグループの一つ置きのセルの前記強
    誘電体コンデンサの前記第二プレートに結合する工程と
    を含むことを特徴とする請求項24に記載の強誘電体メ
    モリアレイ装置の形成方法。
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