JPH06208664A - Icカード - Google Patents

Icカード

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Publication number
JPH06208664A
JPH06208664A JP5002485A JP248593A JPH06208664A JP H06208664 A JPH06208664 A JP H06208664A JP 5002485 A JP5002485 A JP 5002485A JP 248593 A JP248593 A JP 248593A JP H06208664 A JPH06208664 A JP H06208664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
cpu
runaway
memory
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5002485A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
Akio Nagamori
昭雄 永守
Masashi Takahashi
正志 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP5002485A priority Critical patent/JPH06208664A/ja
Publication of JPH06208664A publication Critical patent/JPH06208664A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ICカードのCPUの暴走を早期に判断し停止
する。ICカードに内蔵されるメモリのデータの破壊を
防止する。 【構成】一定周期Tで外部処理装置16から割り込み信
号を入力し、この割り込み信号を受けてICカード10
はスタックポインタSPのアドレスが未使用のエリアの
アドレスを示している場合は、CPU11の暴走と判断
する。この場合は、CPU11の作動を停止する等の処
理を行なうことにより、メモリデータの破壊等を未然に
阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCPUの暴走を検出可能
なICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICカードでのCPU暴走の検出
は、例えば特開平3−214384号公報に示すよう
に、CPUにリセット信号が与えられる毎にメモリの所
定アドレスに識別コードを書き込み、CPUがEEPR
OMに書き込みを行なうときに、この識別コードをチェ
ックすることにより、その暴走をチェックしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のICカードでは、メモリ(RAM)の識別コ
ードを参照してCPUの暴走をチェックしていたため、
また、書き込み時にのみCPUの暴走をチェックしてい
たため、CPUが暴走したとしもメモリが書き換えられ
ない限りその暴走を検出することができないという不具
合があった。また、書き込み処理以外の他の処理におけ
るCPUの暴走を判別することがてきなかった。すなわ
ち、このようなICカードにあっては、CPUの暴走を
検出する機会が少なかったものである。
【0004】そこで、本発明は、暴走が生じた場合直ち
にこれを検出してその暴走を停止することができるIC
カードを提供することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、メモリに格納したプログラムを実効するCPUを有
するICカードにおいて、外部から供給される割り込み
信号による割り込み発生時にプログラムカウンタの保持
するメモリアドレスのチェックを行なうICカードであ
る。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、上記割り
込み信号は一定周期で発生する請求項1に記載のICカ
ードである。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、上記割り
込み信号の発生時にスタックエリアに保持されるメモリ
アドレスを、プログラム実行時に係るメモリアドレスと
比較照合し、所定のアドレス以外のアドレスを示す場合
には、CPU暴走と判定する請求項1に記載のICカー
ドである。
【0008】
【作用】本発明に係るICカードにあっては、CPUは
メモリに格納したプログラムを実行する。プログラムの
実行中にあっても外部から供給される割り込み信号によ
り、CPUはこの割り込み信号に応じてプログラムカウ
ンタの保持するメモリアドレスを例えばスタックポイン
タの示す戻り番地を、その実行中のプログラムに係るメ
モリアドレスと比較、照合する。この照合の結果に基い
てCPUの暴走を判断し、暴走の場合には例えばCPU
を停止することにより、その暴走を停止する。暴走によ
るEEPROMのデータ等の破壊を未然に防止するもの
である。例えばスタックポインタの示すメモリアドレス
がメモリで未使用のエリアのプログラム領域以外のアド
レスを示す場合にはCPUが暴走しているものと判断す
るものである。また、上記外部からの割り込み信号は一
定の周期、そのICカードが使用される環境、条件等に
応じて定期的に行なうことにより、CPU暴走を早期に
検出し、停止するものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るICカードの実施例を図
面を参照して説明する。図1〜図3は本発明の一実施例
を説明するためのものである。
【0010】図1において、10はICカードを示し、
16はこのICカード10にプログラム等を書き込むこ
とができるリーダライタ(外部処理装置)を示してい
る。ICカード10は周知の構成を有しており、バスに
より互いに接続されるCPU11、ROM(データメモ
リ12、プログラムメモリ13)、RAM14、I/0
ポート15等を備えている。また、このCPU11は周
知のように制御部と演算部とを有して構成されており、
制御部は命令レジスタ、プログラムカウンタPCを有し
ている。さらに、リーダライタ16にあっても同様にI
/O、CPU、ROM、RAMまを有して構成されてい
るものである。
【0011】割り込み信号は例えば100ms毎に出力
される構成である。割り込み信号が発生すると、ICカ
ード10では、CPU11は現在実行中の命令が終了す
ると、プログラムカウンタ等の内部レジスタの内容をス
タックに退避し、ベクトルアドレスの内容をプログラム
カウンタに読み込む。この結果、割り込み処理ルーチン
が実行されるものである。なお、スタック領域に最後に
記憶されたデータのアドレスを保存するスタックポイン
タSPも同様にCPU11に設けられている。
【0012】図2はCPU11から見た場合のICカー
ド10のメモリアップを示している。この図に示すよう
に、プログラムはPRO中の一部エリアPAに格納され
るが、PCがPROA中のプログラムエリアPA以外の
エリアやリザーブエリアRA等を示す場合は、CPU1
1が暴走しているものと判断することができるものであ
る。
【0013】図3は外部処理装置、例えばリーダライタ
であり、割込要求信号を発生するための構成を示すもの
である。この図に示すように、外部処理装置16におい
て発振されるクロック信号CLKがn分周器301によ
ってシステムクロックとして生成され、外部処理装置1
6の制御部ICカード10に供給されるとともに、シス
テムクロックはm分周器302により分周されて計時用
クロックとしてFRC(フリーランニングカウンタ)3
03に供給され、カウントされる。比較器304はバス
を介して設定された値(TCNT)とFRC303の出
力値とを常時比較し、これらの値が同一である場合は、
割込要求信号を出力する。このような割込要求信号の発
生間隔(sec)は、次式による。すなわち、T=TC
NT・n・m/CLKとなる。なお、例えばクロツクラ
インの引き回しが長い場合、静電シールドが十分でない
場合、Vccが不安定な場合等は、外乱ノイズによりC
PUの暴走する度合が高いので、この設定値TCNTを
低めに設定することが望ましい。
【0014】以下、図4のフローチャートを参照して本
発明の作用について説明する。このフローチャートは、
ICカード10にあってそのメインルーチンとサブルー
チンとを同時に示すものである。メインルーチンにあっ
ては、割込許可状態(EI命令)としておく(S0
1)。そして、プログラムを実行するが、このプログラ
ム実行中に任意の間隔Tで外部からの割り込み信号が入
力されると割込みが発生しサブルーチンを実行する。
【0015】割り込みの発生によりICカード10で
は、割込禁止とし(DI)(S11)、PCをチェック
する(S12、S13)。すなわち、スタックポインタ
SPの示すアドレスがPROMで未使用のエリアそれを
示す場合、リザーブエリアRAを示す場合等には、CP
U11が暴走しているものと判断するものである。CP
U11が暴走と判断した場合はステップS16でCPU
11をスリープ状態とする。または、内部リセットをか
けるようにしてもよい。または、外部処理機器にその状
態を知らせるようにしてもよい。
【0016】PCの値が正当であれば、例えばプログラ
ムエリアPAのアドレスを示していれば、割込許可状態
としてからメインルーチンに戻るものとする(S1
4)。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、いずれの処理を行って
いてもICカードではCPUの暴走を早期に検出するこ
とができ、その結果、EEPROM等のデータの破壊を
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るICカードを示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施例に係るICカードのメモリマ
ップである。
【図3】本発明の一実施例に係るICカードの割り込み
要求信号の発生機構部分を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例に係るICカードのCPUの
暴走のチェック順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ICカード 11 CPU 16 リーダライタ(外部機器)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリに格納したプログラムを実行するC
    PUを有するICカードにおいて、外部から供給される
    割込み信号による割り込み発生時にプログラムカウンタ
    の保持するメモリアドレスのチェックを行なうことを特
    徴とするICカード。
  2. 【請求項2】上記割り込み信号は一定周期で発生する請
    求項1に記載のICカード。
  3. 【請求項3】上記割り込み信号の発生時にスタックエリ
    アに保持されるメモリアドレスをプログラム実行時に係
    るメモリアドレスと比較照合し、所定のアドレス以外の
    アドレスを示す場合には、CPU暴走と判定する請求項
    1に記載のICカード。
JP5002485A 1993-01-11 1993-01-11 Icカード Pending JPH06208664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5002485A JPH06208664A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 Icカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5002485A JPH06208664A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 Icカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06208664A true JPH06208664A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11530661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5002485A Pending JPH06208664A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 Icカード

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JP (1) JPH06208664A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5591040A (en) * 1978-12-28 1980-07-10 Fujitsu Ltd Runaway monitor system for microprocessor
JPS5851358B2 (ja) * 1978-05-25 1983-11-16 三菱電機株式会社 半導体集積回路装置
JPS6335143B2 (ja) * 1981-02-20 1988-07-13 Aippon Kk
JPH02310734A (ja) * 1989-05-26 1990-12-26 Nec Ic Microcomput Syst Ltd マイクロコンピュータ
JPH04141793A (ja) * 1990-10-02 1992-05-15 Mitsubishi Electric Corp Icカード

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