JPH0620863B2 - 安全ベルト巻上げ兼締付け装置 - Google Patents
安全ベルト巻上げ兼締付け装置Info
- Publication number
- JPH0620863B2 JPH0620863B2 JP60248162A JP24816285A JPH0620863B2 JP H0620863 B2 JPH0620863 B2 JP H0620863B2 JP 60248162 A JP60248162 A JP 60248162A JP 24816285 A JP24816285 A JP 24816285A JP H0620863 B2 JPH0620863 B2 JP H0620863B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- tightening
- belt
- tightening device
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/42—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency having means for acting directly upon the belt, e.g. by clamping or friction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
- B60R22/405—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive to belt movement and vehicle movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は安全ベルト巻上げ兼締付け装置であって、巻上
げ装置の側壁間にベルト帯材を受容する巻取スプールを
回転可能に支承してあり、巻取スプールが戻しぜんまい
ばねの作用を受けていてかつ自動車及び又はベルト帯材
に感応するセンサ及び爪ロック装置によって緊急の場合
にロックされるようになっており、予め組み立て可能な
構成ユニットとして構成されかつ繰り出し方向で見て後
方に接続されていてロックの際に負荷を受け止める締付
け装置が、U字形のケーシングを有していてケーシング
内で締付けローラを介してベルト帯材を転向させてお
り、ケーシングが巻上げ装置の取付け基部として用いら
れている形式のものに関する。
げ装置の側壁間にベルト帯材を受容する巻取スプールを
回転可能に支承してあり、巻取スプールが戻しぜんまい
ばねの作用を受けていてかつ自動車及び又はベルト帯材
に感応するセンサ及び爪ロック装置によって緊急の場合
にロックされるようになっており、予め組み立て可能な
構成ユニットとして構成されかつ繰り出し方向で見て後
方に接続されていてロックの際に負荷を受け止める締付
け装置が、U字形のケーシングを有していてケーシング
内で締付けローラを介してベルト帯材を転向させてお
り、ケーシングが巻上げ装置の取付け基部として用いら
れている形式のものに関する。
従来の技術 公知の安全ベルト巻上げ装置(ドイツ連邦共和国特許出
願公開第3124188号明細書)においては、フレキ
シブルなベルト帯材のための巻取りスプールと、戻しば
ねと、センサ−ロック機構とを有する安全ベルト巻上げ
自動装置にベルト帯材用の締付け装置が繰り出し方向で
見て後方に接続されている。この締付け装置は偏心して
支承された回転可能なローラと該ローラ上を滑りながら
支承されたスリーブとを有している。このスリーブは、
固定的に被覆された締付け面と協働して、例えばロツク
メカニズムが働いたことに応じて大きい力が作用した場
合にはローラの形状の転向部材が旋回してベルト帯材が
締付け面と転向部材との間に締込まれるようになつてお
り、これに対して通常の繰り出し運動時には転向部材す
なわちローラがばね力によつて締付け面から間隔をおい
て支持されているのでベルト帯材は接触することなしに
貫通することができるようになつている。この構造にお
いては、締付け装置がロツク−ロツク解除機構を含む巻
上げ機構と一緒にU字形の金属ケーシング内に1ユニツ
トとして構成されている。締付け装置はベルト帯材に強
い引張り力がかかつた状態で、例えば衝突した場合にい
わゆるフイルムスプール効果を除去するためにはたらい
ている。締付け装置をゆるめるためには、ベルト帯材の
ロツクに応じて旋回可能な締付け部材に操作パルスを与
えるためにこの締付け装置内部でベルト帯材を転向させ
ることが必要とされている。この場合実地においては、
付加的なベルト転向によつて装置全体の内部摩擦が高ま
るので、ベルト帯材を巻取つたり繰出したりするために
比較的に強い戻しぜんまいばねが必要とされるという問
題が生じる。このことは、実地において、巻上げ装置の
正常運転中に自動車内の乗員に作用するベルト帯材の力
が強い戻し引張りばねによつて惹起されるという欠点を
有しており、これによつて、自動車の乗員はぴんと緊張
されたベルト帯材によつてきつく締められるのでベルト
を着用したがらないという傾向を招く。
願公開第3124188号明細書)においては、フレキ
シブルなベルト帯材のための巻取りスプールと、戻しば
ねと、センサ−ロック機構とを有する安全ベルト巻上げ
自動装置にベルト帯材用の締付け装置が繰り出し方向で
見て後方に接続されている。この締付け装置は偏心して
支承された回転可能なローラと該ローラ上を滑りながら
支承されたスリーブとを有している。このスリーブは、
固定的に被覆された締付け面と協働して、例えばロツク
メカニズムが働いたことに応じて大きい力が作用した場
合にはローラの形状の転向部材が旋回してベルト帯材が
締付け面と転向部材との間に締込まれるようになつてお
り、これに対して通常の繰り出し運動時には転向部材す
なわちローラがばね力によつて締付け面から間隔をおい
て支持されているのでベルト帯材は接触することなしに
貫通することができるようになつている。この構造にお
いては、締付け装置がロツク−ロツク解除機構を含む巻
上げ機構と一緒にU字形の金属ケーシング内に1ユニツ
トとして構成されている。締付け装置はベルト帯材に強
い引張り力がかかつた状態で、例えば衝突した場合にい
わゆるフイルムスプール効果を除去するためにはたらい
ている。締付け装置をゆるめるためには、ベルト帯材の
ロツクに応じて旋回可能な締付け部材に操作パルスを与
えるためにこの締付け装置内部でベルト帯材を転向させ
ることが必要とされている。この場合実地においては、
付加的なベルト転向によつて装置全体の内部摩擦が高ま
るので、ベルト帯材を巻取つたり繰出したりするために
比較的に強い戻しぜんまいばねが必要とされるという問
題が生じる。このことは、実地において、巻上げ装置の
正常運転中に自動車内の乗員に作用するベルト帯材の力
が強い戻し引張りばねによつて惹起されるという欠点を
有しており、これによつて、自動車の乗員はぴんと緊張
されたベルト帯材によつてきつく締められるのでベルト
を着用したがらないという傾向を招く。
発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は冒頭に述べた形式の安
全ベルト巻上げ兼締付け装置を改善して、摩擦損失を著
しく小さくし、効率を高めると同時に確実な機能を保証
するようにすることである。さらに、組み立ての際の欠
点(例えば、組み立ての作業員の不手際に基づく誤り又
は組み立て誤差、ひいては機能上の支障)が避けられる
ようにすることである。
全ベルト巻上げ兼締付け装置を改善して、摩擦損失を著
しく小さくし、効率を高めると同時に確実な機能を保証
するようにすることである。さらに、組み立ての際の欠
点(例えば、組み立ての作業員の不手際に基づく誤り又
は組み立て誤差、ひいては機能上の支障)が避けられる
ようにすることである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明の構成では、巻上げ装
置の側壁が締付け装置のU字形のケーシングの側板を越
えて延びていて、かつ該側板に取り付けられており、巻
上げ装置の一方の側壁が巻上げ装置の戻しぜんまいば
ね、巻取スリーブを支障するための転がり軸受、及びカ
バープレートと一緒に第1の構成ユニットとして構成さ
れており、巻上げ装置の他方の側壁が巻上げ装置のセン
サ兼ロック機構、巻取スリーブを支承するための転がり
軸受、及びカバープレートと一緒に第2の構成ユニット
として構成されており、前記第1及び第2の構成ユニッ
トが巻取スリーブの軸線方向で組み木ブロック式に締付
け装置のケーシング上に組み合わされていて、かてスペ
ーサウエブによって互いに所定の間隔に保持されてい
る。
置の側壁が締付け装置のU字形のケーシングの側板を越
えて延びていて、かつ該側板に取り付けられており、巻
上げ装置の一方の側壁が巻上げ装置の戻しぜんまいば
ね、巻取スリーブを支障するための転がり軸受、及びカ
バープレートと一緒に第1の構成ユニットとして構成さ
れており、巻上げ装置の他方の側壁が巻上げ装置のセン
サ兼ロック機構、巻取スリーブを支承するための転がり
軸受、及びカバープレートと一緒に第2の構成ユニット
として構成されており、前記第1及び第2の構成ユニッ
トが巻取スリーブの軸線方向で組み木ブロック式に締付
け装置のケーシング上に組み合わされていて、かてスペ
ーサウエブによって互いに所定の間隔に保持されてい
る。
発明の効果 本発明の前記構成により、巻上げ兼締付け装置内の摩擦
が著しくわずかになり、その結果、回転運動が容易にな
り、戻しぜんまいばねの寸法を大きくする必要がなくな
った。さらに、巻上げ兼締付け装置の組み立てが組み立
ての際の欠点を避けるために自動的に行われ、転がり軸
受の正確な整合が保証される。それというのは巻上げ兼
締付け装置が、予め組み立て可能な個別の構成ユニット
に分割されており、各個別ユニットが組み木ブロック式
に軸線方向で組み合わされるようになっており、従っ
て、転がり軸受を前以て当該の構成ユニット内に正確に
組み込むことができるからである。
が著しくわずかになり、その結果、回転運動が容易にな
り、戻しぜんまいばねの寸法を大きくする必要がなくな
った。さらに、巻上げ兼締付け装置の組み立てが組み立
ての際の欠点を避けるために自動的に行われ、転がり軸
受の正確な整合が保証される。それというのは巻上げ兼
締付け装置が、予め組み立て可能な個別の構成ユニット
に分割されており、各個別ユニットが組み木ブロック式
に軸線方向で組み合わされるようになっており、従っ
て、転がり軸受を前以て当該の構成ユニット内に正確に
組み込むことができるからである。
実施例 図面に示された安全ベルト巻上げ兼締付け装置は大体に
おいて巻上げユニツト1と締付け装置2とから成つてい
る。巻上げユニツト1のための基部部分もしくは取付け
基部は金属製のU字形のケーシング3であつて、底板4
と2つの側板5とから成つている。底板4は安全ベルト
巻上げ兼締付け装置を自動車のフレームに固定するため
の固定孔7を有する側板5から突出した付加部6を有し
ている。側板5と側板5との間には締付け装置の諸要素
が配置されている。両方の側板5の間に旋回可能に支承
された形状安定的なローラ8は回転軸線に対して偏心し
て支承孔を有しており、ひいては支承軸9に旋回可能に
支承されている。ローラ8の端面の少なくとも一方には
ピン10が固定されていて、側板5の一方の長孔状の開
口11内を案内されている。このようにして、ローラ8
は比較的にわずかな角度距離分だけしか旋回することが
できない。ローラ8は、端部区分に転がり軸受12を有
していて、該転がり軸受にスリーブ状の転向部材13が
自由に回転可能に支承されている。摩擦を大きくするた
めに転向部材13は弾性的なライニングリング14を有
している。ローラ8に平行には、側板5の間にU字形の
締付けビーム15が配置されて剛性的に固定されてい
る。ローラ8は締付けビーム15に支承されたばね16
によつて締付けビーム15から離隔されて第1図に示し
た位置状態に押されている。これによつて、ライニング
リング14と締付けビーム15との間に中間室17が形
成されてベルト帯材18を自由に貫通せしめている。ベ
ルト帯材18の作用によつてローラ8は、締付けビーム
15に向かつてベルト帯材18を間に挟んで押されるも
う一方の終端位置へ旋回することができる。これによつ
て、次に述べる締付けが達成される。このような締付け
装置はドイツ連邦共和国特許出願公開第3124188
号明細書に記載されている。
おいて巻上げユニツト1と締付け装置2とから成つてい
る。巻上げユニツト1のための基部部分もしくは取付け
基部は金属製のU字形のケーシング3であつて、底板4
と2つの側板5とから成つている。底板4は安全ベルト
巻上げ兼締付け装置を自動車のフレームに固定するため
の固定孔7を有する側板5から突出した付加部6を有し
ている。側板5と側板5との間には締付け装置の諸要素
が配置されている。両方の側板5の間に旋回可能に支承
された形状安定的なローラ8は回転軸線に対して偏心し
て支承孔を有しており、ひいては支承軸9に旋回可能に
支承されている。ローラ8の端面の少なくとも一方には
ピン10が固定されていて、側板5の一方の長孔状の開
口11内を案内されている。このようにして、ローラ8
は比較的にわずかな角度距離分だけしか旋回することが
できない。ローラ8は、端部区分に転がり軸受12を有
していて、該転がり軸受にスリーブ状の転向部材13が
自由に回転可能に支承されている。摩擦を大きくするた
めに転向部材13は弾性的なライニングリング14を有
している。ローラ8に平行には、側板5の間にU字形の
締付けビーム15が配置されて剛性的に固定されてい
る。ローラ8は締付けビーム15に支承されたばね16
によつて締付けビーム15から離隔されて第1図に示し
た位置状態に押されている。これによつて、ライニング
リング14と締付けビーム15との間に中間室17が形
成されてベルト帯材18を自由に貫通せしめている。ベ
ルト帯材18の作用によつてローラ8は、締付けビーム
15に向かつてベルト帯材18を間に挟んで押されるも
う一方の終端位置へ旋回することができる。これによつ
て、次に述べる締付けが達成される。このような締付け
装置はドイツ連邦共和国特許出願公開第3124188
号明細書に記載されている。
前述したU字形の安定的なケーシング3は次に述べる巻
上げユニツト1のための取付け基部としてはたらいてい
る。この巻上げユニツト1は例えばプラスチツク半割体
又はそれに類似の形状の2つの側壁19,20を有して
いる。これらの側壁19,20は例えばスナツプ結合に
よつてケーシング3の側板5に結合されている。側壁1
9と20との間にはフレキシブルなベルト帯材18を収
容するためのフランジ22,23を有する例えばプラス
チツクから製作された巻取スプール21が配置されてい
る。巻取スプール21を固定するためには巻取スプール
21が収容スリツト22aを有している。巻取スプール
21の、フランジ付けされた自由な端部24,24aに
はレース内に支承された球の形状の転がり軸受の転動体
25が配置されている。側壁19,20の内側には転動
体25のための外側案内部を形成するボス状の突出部2
6,27が一体成形されている。側壁19は外向きに環
状の付加部28を有している。このスペース範囲には戻
しぜんまいばね29があつて、一方では連行ピン30
に、かつ他方では付加部28に固定されている。連行ピ
ン30は歯31を有しており、この歯31が第2図に示
したように巻取スプール21の端部24の対向歯に回動
不能に係合している。付加部28にはキヤツプ状のカバ
ープレート32が載着されている。同様にして側壁20
は転動体25の外側支承部のためのボス状で環状の突出
部27を有している。この側壁20が環状の付加部33
を有していて、該付加部33の内側に後述する爪ロツク
機構が配置されていて、付加部33にカバープレート3
4が嵌合又はスナツプ係合できるようになつている。特
に第2図と第5図とに示したように側壁19,20が締
付け装置2のケーシング3よりも大きく、巻上げユニツ
ト1の個々の部分を巻取スプール21の軸線方向で全自
動式に組付けることができる。側壁20は付加部33の
内側に一体成形されたロツク歯35を有している。この
ロツク歯35は旋回可能に支承されたロツク爪36と直
接協働している。このロツク爪36は支承ピン37によ
つて、例えばプラスチツク製のスプール状の支承部分3
8に旋回可能に支承されている。この支承部分38は歯
をつけられた連行付加部39を介して、巻取スリーブ2
1の対応する内歯40に回動不能に連結されている。支
承部分38を軸線方向で固定するためにつば付きねじ4
1が用いられており、巻取スプール21に螺合可能であ
つてつば42でもつて支承部分38を軸線方向で固定し
ている。ばね43によつてはロツク爪36が第3図に示
した自由な位置状態に支持されている。ロツク爪36は
フオーク状の連行部分44を有しており、この連行部分
44内には巻取り軸に自由に回転可能に支承された制御
板46のピン状の操作付加部45がわずかな遊びを置い
て係合している。制御板46はつば42のところでルー
ズにかつ自由に回転可能に支承され、軸線方向では固定
リング47によつてわずかな遊びを置いて位置決めされ
ている。制御板46は外周に制御歯48を有している。
この制御歯48は次に詳しく述べるように自動車に感応
するセンサ49と協働している。制御板46は適当な慣
性を利用した設計に応じてそれ自体公知のようにベルト
帯材に感応するセンサとして作用することができる。自
動車に感応するセンサ49は例えばプラスチツクから成
るケーシング50を有しており、このケーシング50
が、一体成形されたばね52を有するほぼT字形のスト
ツパプレート51を有している。ケーシング50には質
量球53が凹所内に支承されており、この質量球53に
制御歯48の方向に旋回可能なロツク爪54が載着して
いる。センサ49もしくはセンサ49のケーシング50
は側壁20の、ストツパプレート51を支持するための
ストツパシヨルダ56を有する切欠き55内に嵌込むこ
とができる。ケーシング50を切欠き55内に嵌め込ん
だ後では、ばね52が切欠き55の制御部57に弾性的
に支持されている。このようにして制御過程において、
すなわち質量球53が静止状態から移行してロツク爪5
4の旋回によるロツク過呈が得られたならば、例えば歯
対歯の位置状態においてもセンサ50全体が弾性的に変
位して従動し適当に調整することができる。このときに
制御板46がロツクされて操作付加部45を介してロツ
ク爪36がばね43の力に抗してロツク歯35に係合し
ながらロツク位置へ旋回させられる。これによつてただ
ちに巻取スプール21が抑止されてベルト帯材18が固
定される。ベルト帯材18は自動車の乗員がベルトをか
ける身体の引張り力にもとづいて締付け装置のローラ8
を旋回させて締付けを行なう。締付けの後に巻上げユニ
ツト1は実地においてあらゆる引張り力から解放される
ので軽い構造形式によつて構成することが可能である。
機械的なセンサの代りに電気的なセンサも使用できる可
能性がある。同様のことは、制御板46の形状のベルト
帯材に感応する慣性によるセンサを活用した場合にも行
なわれる。
上げユニツト1のための取付け基部としてはたらいてい
る。この巻上げユニツト1は例えばプラスチツク半割体
又はそれに類似の形状の2つの側壁19,20を有して
いる。これらの側壁19,20は例えばスナツプ結合に
よつてケーシング3の側板5に結合されている。側壁1
9と20との間にはフレキシブルなベルト帯材18を収
容するためのフランジ22,23を有する例えばプラス
チツクから製作された巻取スプール21が配置されてい
る。巻取スプール21を固定するためには巻取スプール
21が収容スリツト22aを有している。巻取スプール
21の、フランジ付けされた自由な端部24,24aに
はレース内に支承された球の形状の転がり軸受の転動体
25が配置されている。側壁19,20の内側には転動
体25のための外側案内部を形成するボス状の突出部2
6,27が一体成形されている。側壁19は外向きに環
状の付加部28を有している。このスペース範囲には戻
しぜんまいばね29があつて、一方では連行ピン30
に、かつ他方では付加部28に固定されている。連行ピ
ン30は歯31を有しており、この歯31が第2図に示
したように巻取スプール21の端部24の対向歯に回動
不能に係合している。付加部28にはキヤツプ状のカバ
ープレート32が載着されている。同様にして側壁20
は転動体25の外側支承部のためのボス状で環状の突出
部27を有している。この側壁20が環状の付加部33
を有していて、該付加部33の内側に後述する爪ロツク
機構が配置されていて、付加部33にカバープレート3
4が嵌合又はスナツプ係合できるようになつている。特
に第2図と第5図とに示したように側壁19,20が締
付け装置2のケーシング3よりも大きく、巻上げユニツ
ト1の個々の部分を巻取スプール21の軸線方向で全自
動式に組付けることができる。側壁20は付加部33の
内側に一体成形されたロツク歯35を有している。この
ロツク歯35は旋回可能に支承されたロツク爪36と直
接協働している。このロツク爪36は支承ピン37によ
つて、例えばプラスチツク製のスプール状の支承部分3
8に旋回可能に支承されている。この支承部分38は歯
をつけられた連行付加部39を介して、巻取スリーブ2
1の対応する内歯40に回動不能に連結されている。支
承部分38を軸線方向で固定するためにつば付きねじ4
1が用いられており、巻取スプール21に螺合可能であ
つてつば42でもつて支承部分38を軸線方向で固定し
ている。ばね43によつてはロツク爪36が第3図に示
した自由な位置状態に支持されている。ロツク爪36は
フオーク状の連行部分44を有しており、この連行部分
44内には巻取り軸に自由に回転可能に支承された制御
板46のピン状の操作付加部45がわずかな遊びを置い
て係合している。制御板46はつば42のところでルー
ズにかつ自由に回転可能に支承され、軸線方向では固定
リング47によつてわずかな遊びを置いて位置決めされ
ている。制御板46は外周に制御歯48を有している。
この制御歯48は次に詳しく述べるように自動車に感応
するセンサ49と協働している。制御板46は適当な慣
性を利用した設計に応じてそれ自体公知のようにベルト
帯材に感応するセンサとして作用することができる。自
動車に感応するセンサ49は例えばプラスチツクから成
るケーシング50を有しており、このケーシング50
が、一体成形されたばね52を有するほぼT字形のスト
ツパプレート51を有している。ケーシング50には質
量球53が凹所内に支承されており、この質量球53に
制御歯48の方向に旋回可能なロツク爪54が載着して
いる。センサ49もしくはセンサ49のケーシング50
は側壁20の、ストツパプレート51を支持するための
ストツパシヨルダ56を有する切欠き55内に嵌込むこ
とができる。ケーシング50を切欠き55内に嵌め込ん
だ後では、ばね52が切欠き55の制御部57に弾性的
に支持されている。このようにして制御過程において、
すなわち質量球53が静止状態から移行してロツク爪5
4の旋回によるロツク過呈が得られたならば、例えば歯
対歯の位置状態においてもセンサ50全体が弾性的に変
位して従動し適当に調整することができる。このときに
制御板46がロツクされて操作付加部45を介してロツ
ク爪36がばね43の力に抗してロツク歯35に係合し
ながらロツク位置へ旋回させられる。これによつてただ
ちに巻取スプール21が抑止されてベルト帯材18が固
定される。ベルト帯材18は自動車の乗員がベルトをか
ける身体の引張り力にもとづいて締付け装置のローラ8
を旋回させて締付けを行なう。締付けの後に巻上げユニ
ツト1は実地においてあらゆる引張り力から解放される
ので軽い構造形式によつて構成することが可能である。
機械的なセンサの代りに電気的なセンサも使用できる可
能性がある。同様のことは、制御板46の形状のベルト
帯材に感応する慣性によるセンサを活用した場合にも行
なわれる。
さらに図面に示すように側壁19,20の間ではスペー
サウエブ58はスナツプ部材59によつて両側壁19,
20にスナツプ結合され、ひいては固定されている。こ
のスペーサウエブ58によつて側壁19,20は正確に
所定の間隔に保持される。
サウエブ58はスナツプ部材59によつて両側壁19,
20にスナツプ結合され、ひいては固定されている。こ
のスペーサウエブ58によつて側壁19,20は正確に
所定の間隔に保持される。
第6図から第11図には巻取ローラの支承部の数者択一
的な実施例が示されている。第6図と第7図とに示した
実施例においては側壁19′,20′のそれぞれが実施
例において巻取スプール21′の転がり軸受のために滑
り軸受ローラ60′(第10図)又は玉軸受60″(第
11図)の形状の3つの転動体60を有していて、これ
らの転動体60が、特に第7図に示したように巻取スプ
ール21′のフランジ状の突出部61のところに滑動可
能に当接するように分配されている。ここでは巻取スプ
ール21′の、支持ローラによる外周支承が行なわれて
いる。
的な実施例が示されている。第6図と第7図とに示した
実施例においては側壁19′,20′のそれぞれが実施
例において巻取スプール21′の転がり軸受のために滑
り軸受ローラ60′(第10図)又は玉軸受60″(第
11図)の形状の3つの転動体60を有していて、これ
らの転動体60が、特に第7図に示したように巻取スプ
ール21′のフランジ状の突出部61のところに滑動可
能に当接するように分配されている。ここでは巻取スプ
ール21′の、支持ローラによる外周支承が行なわれて
いる。
第8図と第9図とで示した実施例においては巻取スプー
ル21″の支持ローラによる内周支承が行なわれてい
る。この場合、巻取スプール21″は両側に1つずつの
フランジ付加部62を有しており、実施例の各フランジ
付加部にやはり、第10図又は第11図に示すように構
成することのできる3つの転動体60が配置されてい
る。第6図から第9図までに示した2つの実施例のいず
れにおいても、転動体60は側壁19′,20′に固定
されるか又は一体成形された支承ピン63に自由に回転
可能に支承されている。この支承ピン63の直径は摩擦
力をできる限りわずかに抑えるために著しく小さい。
ル21″の支持ローラによる内周支承が行なわれてい
る。この場合、巻取スプール21″は両側に1つずつの
フランジ付加部62を有しており、実施例の各フランジ
付加部にやはり、第10図又は第11図に示すように構
成することのできる3つの転動体60が配置されてい
る。第6図から第9図までに示した2つの実施例のいず
れにおいても、転動体60は側壁19′,20′に固定
されるか又は一体成形された支承ピン63に自由に回転
可能に支承されている。この支承ピン63の直径は摩擦
力をできる限りわずかに抑えるために著しく小さい。
完全に機能できる状態での安全ベルト巻上げ兼締付け装
置の耐腐食性とひいては耐久性とにもとづいて前述の実
施例に示した転動体は例えばガラス、セラミツク又はプ
ラスチツクのような非金属材料から製作することができ
る。
置の耐腐食性とひいては耐久性とにもとづいて前述の実
施例に示した転動体は例えばガラス、セラミツク又はプ
ラスチツクのような非金属材料から製作することができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図,第2図は本発明による安全ベルト巻上げ兼締付
け装置の互いに異なる2つの断面から見た図、第3図は
安全ベルト巻上げ兼締付け装置の側面図、第4図は安全
ベルト巻上げ兼締付け装置の見取り図、第5図は安全ベ
ルト巻上げ兼締付け装置の分解図、第6図、第7図、第
8図、第9図、第10図、第11図は本発明による安全
ベルト巻上げ兼締付け装置の巻取りスプールの種々異な
る実施例による転がり軸受を示した図である。 1……巻上げユニツト、2……締付け装置、3……ケー
シング、4……底板、5……側板、6……付加部、7…
…固定孔、8……ローラ、9……支承軸、10……ピ
ン、11……開口、12……転がり軸受、13……転向
部材、14……弾性的なライニングリング、15……締
付けビーム、16……ばね、17……中間室、18……
ベルト帯材、19,20……側壁、21,21′,2
1″,……巻取スプール、22……フランジ、22a…
…収容スリツト、23……フランジ、24,24a……
端部、25……転動体、26,27……突出部、28…
…付加部、29……戻しぜんまいばね、30……連行ピ
ン、31……歯、32……カバープレート、33……付
加部、34……カバープレート、35……ロツク歯、3
6……ロツク爪、37……支承ピン、38……支承部
分、39……連行付加部、40……内歯、41……つば
付きボルト、42……つば、43……ばね、44……連
行部分、45……操作付加部、46……制御板、47…
…固定リング、48……制御歯、49……センサ、50
……ケーシング、51……ストツパプレート、52……
ばね、53……質量球、54……係止爪、55……切欠
き、56……ストツパシヨルダ、57……制御部、58
……スペーサウエブ、59……スナツプ部材、60……
転動体、60′……滑り軸受ローラ、60″……玉軸
受、61……突出部、62……フランジ付加部、63…
…支承ピン。
け装置の互いに異なる2つの断面から見た図、第3図は
安全ベルト巻上げ兼締付け装置の側面図、第4図は安全
ベルト巻上げ兼締付け装置の見取り図、第5図は安全ベ
ルト巻上げ兼締付け装置の分解図、第6図、第7図、第
8図、第9図、第10図、第11図は本発明による安全
ベルト巻上げ兼締付け装置の巻取りスプールの種々異な
る実施例による転がり軸受を示した図である。 1……巻上げユニツト、2……締付け装置、3……ケー
シング、4……底板、5……側板、6……付加部、7…
…固定孔、8……ローラ、9……支承軸、10……ピ
ン、11……開口、12……転がり軸受、13……転向
部材、14……弾性的なライニングリング、15……締
付けビーム、16……ばね、17……中間室、18……
ベルト帯材、19,20……側壁、21,21′,2
1″,……巻取スプール、22……フランジ、22a…
…収容スリツト、23……フランジ、24,24a……
端部、25……転動体、26,27……突出部、28…
…付加部、29……戻しぜんまいばね、30……連行ピ
ン、31……歯、32……カバープレート、33……付
加部、34……カバープレート、35……ロツク歯、3
6……ロツク爪、37……支承ピン、38……支承部
分、39……連行付加部、40……内歯、41……つば
付きボルト、42……つば、43……ばね、44……連
行部分、45……操作付加部、46……制御板、47…
…固定リング、48……制御歯、49……センサ、50
……ケーシング、51……ストツパプレート、52……
ばね、53……質量球、54……係止爪、55……切欠
き、56……ストツパシヨルダ、57……制御部、58
……スペーサウエブ、59……スナツプ部材、60……
転動体、60′……滑り軸受ローラ、60″……玉軸
受、61……突出部、62……フランジ付加部、63…
…支承ピン。
Claims (1)
- 【請求項1】安全ベルト巻上げ兼締付け装置であって、
巻上げ装置の側壁間にベルト帯材を受容する巻取スプー
ルを回転可能に支承してあり、巻取スプールが戻しぜん
まいばねの作用を受けていてかつ自動車及び又はベルト
帯材に感応するセンサ及び爪ロック装置によって緊急の
場合にロックされるようになっており、予め組み立て可
能な構成ユニットとして構成されかつ繰り出し方向で見
て後方に接続されていてロックの際に負荷を受け止める
締付け装置が、U字形のケーシングを有していてケーシ
ング内で締付けローラを介してベルト帯材を転向させて
おり、ケーシングが巻上げ装置の取付け基部として用い
られている形式のものにおいて、巻上げ装置(1)の側
壁(19,20)が締付け装置(2)のU字形のケーシ
ング(3)の側板(5)を越えて延びていて、かつ該側
板(5)に取り付けられており、巻上げ装置の一方の側
壁(19)が巻上げ装置の戻しぜんまいばね(29)、
巻取スリーブ(21)を支承するための転がり軸受、及
びカバープレート(32)と一緒に第1の構成ユニット
として構成されており、巻上げ装置の他方の側壁(2
0)が巻上げ装置のセンサ兼ロック機構、巻取スリーブ
(21)を支承するための転がり軸受、及びカバープレ
ート(34)と一緒に第2の構成ユニットとして構成さ
れており、前記第1及び第2の構成ユニットが巻取スリ
ーブの軸線方向で組み木ブロック式に締付け装置(2)
のケーシング(3)上に組み合わされていて、かつスペ
ーサウエブ(58)によって互いに所定の間隔に保持さ
れていることを特徴とする、安全ベルト巻上げ兼締付け
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3440698.0 | 1984-11-07 | ||
DE3440698A DE3440698A1 (de) | 1984-11-07 | 1984-11-07 | Sicherheitsgurtaufroller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61181744A JPS61181744A (ja) | 1986-08-14 |
JPH0620863B2 true JPH0620863B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=6249730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60248162A Expired - Lifetime JPH0620863B2 (ja) | 1984-11-07 | 1985-11-07 | 安全ベルト巻上げ兼締付け装置 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4667893A (ja) |
JP (1) | JPH0620863B2 (ja) |
AU (1) | AU562236B2 (ja) |
BR (1) | BR8505561A (ja) |
CA (1) | CA1264713A (ja) |
DE (1) | DE3440698A1 (ja) |
ES (1) | ES8704126A1 (ja) |
FR (1) | FR2572695B1 (ja) |
GB (1) | GB2168593B (ja) |
IT (1) | IT1185487B (ja) |
MX (1) | MX162248A (ja) |
SE (1) | SE458439B (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE8629087U1 (de) * | 1986-10-31 | 1987-02-19 | TRW Repa GmbH, 7077 Alfdorf | Lager für die drehbare Lagerung einer Steuerscheibe |
US5014926A (en) * | 1989-11-09 | 1991-05-14 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Web sensitive and vehicle sensitive retractor |
DE9102117U1 (de) * | 1991-02-22 | 1991-08-29 | TRW Repa GmbH, 7077 Alfdorf | Sicherheitsgurtaufroller mit einem fahrzeugsensitiven und/oder gurtbandsensitiven Sperrmechanismus |
FR2696693B1 (fr) * | 1992-10-09 | 1994-12-02 | Autoliv Klippan Snc | Enrouleur de sangle de ceinture de sécurité de véhicule. |
US5390874A (en) * | 1993-09-10 | 1995-02-21 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Vehicle sensitive retractor |
US5443223A (en) * | 1993-10-26 | 1995-08-22 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Structure for use in a seat belt retractor and method of using the structure to make a seat belt retractor |
US5487515A (en) * | 1993-11-23 | 1996-01-30 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Seat belt retractor with lock bar actuator |
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JP3607115B2 (ja) * | 1999-04-16 | 2005-01-05 | 株式会社東海理化電機製作所 | ウエビング巻取装置 |
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DE102013216491B4 (de) * | 2013-08-20 | 2022-05-05 | Autoliv Development Ab | Gurtaufroller für eine Sicherheitsgurteinrichtung eines Kraftfahrzeuges |
US9643568B2 (en) | 2014-12-04 | 2017-05-09 | Ford Global Technologies, Llc | Seat belt retractor including pretensioner and slack remover |
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Citations (1)
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-
1984
- 1984-11-07 DE DE3440698A patent/DE3440698A1/de not_active Ceased
-
1985
- 1985-10-31 US US06/793,169 patent/US4667893A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-10-31 IT IT22697/85A patent/IT1185487B/it active
- 1985-11-04 GB GB8527074A patent/GB2168593B/en not_active Expired
- 1985-11-06 SE SE8505233A patent/SE458439B/sv not_active IP Right Cessation
- 1985-11-06 AU AU49399/85A patent/AU562236B2/en not_active Ceased
- 1985-11-06 BR BR8505561A patent/BR8505561A/pt not_active IP Right Cessation
- 1985-11-06 CA CA000494709A patent/CA1264713A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-11-06 FR FR858516462A patent/FR2572695B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1985-11-07 JP JP60248162A patent/JPH0620863B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1985-11-07 MX MX538A patent/MX162248A/es unknown
- 1985-11-07 ES ES548660A patent/ES8704126A1/es not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4371125A (en) | 1979-11-15 | 1983-02-01 | Daimler-Benz A.G. | Safety belt system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4667893A (en) | 1987-05-26 |
JPS61181744A (ja) | 1986-08-14 |
GB2168593A (en) | 1986-06-25 |
ES8704126A1 (es) | 1987-03-16 |
SE8505233D0 (sv) | 1985-11-06 |
SE458439B (sv) | 1989-04-03 |
CA1264713A (en) | 1990-01-23 |
IT8522697A0 (it) | 1985-10-31 |
AU4939985A (en) | 1986-07-31 |
BR8505561A (pt) | 1986-08-12 |
FR2572695B1 (fr) | 1991-02-01 |
MX162248A (es) | 1991-04-16 |
AU562236B2 (en) | 1987-06-04 |
IT1185487B (it) | 1987-11-12 |
ES548660A0 (es) | 1987-03-16 |
SE8505233L (sv) | 1986-05-08 |
GB2168593B (en) | 1989-06-07 |
FR2572695A1 (fr) | 1986-05-09 |
GB8527074D0 (en) | 1985-12-11 |
DE3440698A1 (de) | 1986-05-22 |
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