JPH0620848Y2 - フェンスの連結部の隙間隠蔽装置 - Google Patents

フェンスの連結部の隙間隠蔽装置

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JPH0620848Y2
JPH0620848Y2 JP13342688U JP13342688U JPH0620848Y2 JP H0620848 Y2 JPH0620848 Y2 JP H0620848Y2 JP 13342688 U JP13342688 U JP 13342688U JP 13342688 U JP13342688 U JP 13342688U JP H0620848 Y2 JPH0620848 Y2 JP H0620848Y2
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益夫 三谷
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三協アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、隣接するフェンスの端部同士を角度調整可
能に連結したフェンスの連結部において、両フェンスの
連結部の隙間を塞ぐために用いるフェンスの連結部の隙
間隠蔽装置に関するものである。 (従来の技術) 従来、一組の接続具を回動自在に連結して成る連結具に
より隣接するフェンスの上下部同士を角度調整可能に連
結したフェンスの連結部において、その隙間隠蔽装置と
しては、例えば特開昭60−105771号公報に記載
されているものがあった。 上記公報に示された装置は、コーナー部に臨む一組のフ
ェンスの端部上下に、上継手および下継手をそれぞれ取
付けると共に、両フェンスの同端部における縦枠に、長
手方向にわたって弾接片を備えた隙間隠し具を取付け
る。そして、上継手同士および下継手同士をそれぞれ上
下に重ね合わせると共に、上継手と下継手との間にコー
ナー支柱を配設し、両上継手および両下継手に各々上下
から貫通させたねじをコーナー支柱に螺入させると共
に、前記コーナー支柱の外周に弾接片を当接させること
により、両フェンス間の隙間を塞ぐようになっている。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記したような連結部の隙間隠蔽装置にあっ
ては、各フェンスに予め隙間隠し具を取付けておいてか
ら上下継手やコーナー支柱の取付けを行い、これととも
にコーナー支柱と弾接片とを当接させたり最終的な角度
調整を行ったりしなければならないので、作業が煩雑な
ものとなり、組立て誤差によってはコーナー支柱と弾接
片との間に隙間が生じる恐れがあるなどの問題点があ
り、これらの問題点を解決することが課題になってい
た。 (考案の目的) この考案は、このような従来の課題に着目して成された
もので、取付け作業性が良好であり、しかも組立て誤差
などに左右されることなく確実にフェンス間を塞ぐこと
ができるフェンスの連結部の隙間隠蔽装置を提供するこ
とを目的としている。
【考案の構成】
(課題を解決するための手段) この考案によるフェンスの連結部の隙間隠蔽装置は、一
組の接続具を回動自在に連結して成る連結具により隣接
するフェンスの上下部同士を角度調整可能に連結したフ
ェンスの連結部において、上下の連結具の間に、フェン
ス上下にわたる目隠し部と、この目隠し部の上下端部に
設けられる上下の接続具への取付け部と、互いに回動自
在に嵌合する連結部とを個々に備えた一組の目隠し部材
から成る目隠し体を設け、且つ前記連結具の回動中心と
同軸線上に前記目隠し体の回動中心を設けると共に、各
目隠し部材の目隠し部をそれぞれのフェンスの見込み方
向に重ね合わせた構成とすることにより、この構成を従
来の課題を解決するための手段としている。 (考案の作用) この考案によるフェンスの連結部の隙間隠蔽装置は、上
記した目隠し部と取付部と連結部とを個々に備えた一組
の目隠し部材から成る目隠し体を用いることにより、予
め連結具と上記目隠し体とを組立てておくことができ、
このとき、前記連結具の回動中心と目隠し体の回動中心
とが同軸線上となることから、連結具の角度調整動作に
目隠し体が連動することとなる。また、目隠し部をフェ
ンスの見込み方向に重ね合わせることにより、両フェン
スの連結部に生じる隙間を完全に塞ぐようにし、様々に
設定される両フェンスの連結部の角度において、前記目
隠し体により常に目隠し機能を保ち得る。 (実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図〜第11図は、この考案の一実施例を説明する図
である。 すなわち、フェンスの連結部の隙間隠蔽装置は、第1図
〜第4図に示すように、一方のフェンスAとこれに隣接
する他方のフェンスBとの端部間に設けてある。前記両
フェンスA,Bは、いずれも同一構成であるため一方の
フェンスAについて説明すると、上側胴縁1とこれに平
行な下側胴縁2との間に、複数の目隠し板3を隙間無く
横方向へ並設した構成になっている。 上記胴縁1は、例えば押出形材から成るものであって、
中空状本体部1aの底部中央に下方向への突片1bを有
している。他方、下側胴縁2は、前記上側胴縁1とほぼ
同じ見付け寸法および見込み寸法を有すると共に、中空
状本体部2aと上方向への突片2bとを有しており、底
壁部2cが側壁の下端からやや上側の位置に形成してあ
る。 前記目隠し板3は、第5図にも示すように、対称的な水
平断面形状を有するものであって、一側面の中央および
両端に、断面T字形およびL字形の突条3a,3b,3
bをたて方向にわたって有すると共に、他側面の両端
に、前記L字形突条3b,3bに連なった状態で且つこ
れよりも大きいL字形を成す屈曲部3c,3cをたて方
向にわたって有している。前記L字形突条3bおよび屈
曲部3cは、目隠し板3の横方向へそれぞれ突出してい
る。また、前記目隠し板3には、装飾用の波目模様が形
成してある。さらに、前記各突条3a,3b,3bの上
下端には、前記胴縁1,2の突片1b,2bの断面に相
当する切欠き3dがそれぞれ形成してある。上記の目隠
し板3は、隣接する目隠し板3とで突条3a,3bの向
きが異なるようにして、屈曲部3cが交互に重なるよう
に配設され、上下の胴縁1,2の突片1b,2bに各切
欠き3dを嵌合することにより取着してある。なお、上
記嵌合により充分な取着状態を得ることができるが、ね
じ類により目隠し板3を各突片1b,2bに止着するこ
ともあり得る。 上記の構成を備えた一対のフェンスA,Bは、基礎6に
立設した適数の支柱7により支持され、上側胴縁1,1
同士および下側胴縁2,2同士を連結具4,4でそれぞ
れ連結し、上下の連結具4,4の間に目隠し体5が取付
けてある。 前記連結具4は、上下で同一の構成を有するので上側の
ものについて説明すると、第6図〜第9図に示すよう
に、一方のフェンスAの上側胴縁1に取付けられる第1
接続具41と、他方のフェンスBの上側胴縁1に取付け
られる第2接続具42とから成っている。 前記第1・第2接続具41,42は、胴縁1の断面形状
に対応して形成してあり、いずれも胴縁1の突片1bに
相当する部分に、目隠し体5のための取付け片41a,
42aを有している。第1接続具41は、第2接続具4
2と相対向する正面部の下半分に、中央にねじ通し孔4
1bを有する水平断面円形状の枢着部41cが突設して
あり、この枢着部41cの下側には円筒状突起41dが
一体成形してある。また、円筒状突起41dの基端に沿
って環状溝41eが形成してある。他方、第2接続具4
2は、正面部の上半分に、前記ねじ通し孔41bに対応
しためねじ孔42bを有する水平断面円形状の枢着部4
2cが突設してある。さらに、第1・第2接続具41,
42の背面部には、上側胴縁1の中空状本体部1aにお
いて、上壁内側に沿って嵌入される係合部41f,42
fと、側壁から底壁に至る内側に沿って嵌入される係合
部41g,42gと、胴縁1の突片1bを受ける竪溝4
1h,42hとが形成してある。 上記の第1・第2接続具41,42は、円筒状突起41
dの内部からねじ通し孔41bに通したねじ8(第6図
に示す)をめねじ孔42bに螺入することにより、第8
図中の仮想線で示すように、枢着部41c,42cを中
心に回動自在に連結する。なお、フェンスA,Bの下端
においては、上記連結具4を上下逆向きにし、2つの係
合部41f,41g(42f,42g)の間に下側胴縁
2の底壁部2cを嵌合する。 前記目隠し体5は、第10図および第11図にも示すよ
うに、一組の第1・第2目隠し部材51,52から成っ
ている。 第1・第2目隠し部材51,52は、フェンス上下にわ
たる板状の目隠し部51a,52aを有すると共に、各
目隠し部51a,52aの上下端に、前記第1・第2接
続具41,42の各取付け片41a,42aに対応する
取付け部としてのねじ取付け孔51b,52bが形成し
てある。第1目隠し部材51は、一方の側部に断面C字
形の連結部51cが形成してある。この連結部51c
は、前記第1接続具41の円筒状突起41dの直径に対
応する内径を有し、同接続具41の環状溝41eの深さ
分だけ目隠し部51aから上下に突出している。他方、
第2目隠し部材52は、一方の側部に、第11図の仮想
線で示す如く、第1目隠し部材51の連結部51c内に
回動自在に嵌合される断面C字形の連結部52cを有し
ている。前記連結部52cは、その上下部分が前記円筒
状突起41dの長さ分だけ除去されており、断面C字形
の開口部分を第1目隠し部材51のものよりも小さくし
て、回動時に両者間に隙間が生じないようにしてある。 上記の目隠し体5は、第1目隠し部材51の連結部51
cの上下端部内側に、前記連結具4の円筒状突起41d
をそれぞれ挿入すると共に、同連結部51cの上下端部
を環状溝41eに係入することにより、連結部4への取
着強度がより一層高められ、この状態で各ねじ取付け孔
51b,52bに通じたねじ9(第1図に示す)を各接
続具41,42の取付け片41a,42aに螺着するこ
とにより、予め連結具4と組合わせられた状態となる。
このとき、前記目隠し体5は、両連結部51c,52c
による回動中心が連結具4の回動中心と同軸線上に位置
し、前記連結具4の角度調整動作を連動する。 そして、フェンスA,Bの端部同士を連結するにあたっ
ては、連結具4の各係合部41f,41g,42f,4
2gおよび竪溝41h,42hとそれぞれの胴縁1,2
の端部とを係合し、胴縁1,2に形成した孔1d,1d
に通したねじ(図示せず)を係合部41g,42gに形
成した下孔41i,42iに螺着する。このとき、目隠
し体5は、とくに第4図に示すように、各目隠し部51
a,52aの先端側がそれぞれのフェンスA,Bの見込
み方向に重なり合った状態、つまり端部に設けた目隠し
板3における屈曲部3cの上下にわたって重なった状態
となり、両フェンスA,B間の隙間を完全に塞いでい
る。また、図面上では、両フェンスA,Bが直線的に連
なった状態を示しているが、この取付け角度は施工現場
の状況などにより当然変更される。 このように、上記実施例における連結部の隙間隠蔽装置
は、予め連結具4と目隠し体5とを組立てた状態にし
て、その角度調整を自由に行うことができ、フェンス
A,B同士の連結にあたっては、各胴縁1,2と連結具
4とを連結するだけでよい。また、例えば、フェンス
A,B同士を連結した後に両者の取付け角度を調整した
としても、連結具4に連動する目隠し体5の各目隠し部
51a,52aが常にフェンスA,Bの見込み方向に重
なり合って連結部の隙間を塞いでおり、まして組立て誤
差によって隙間が生じるような恐れは全く無い。 なお、この考案によるフェンスの連結部の隙間隠蔽装置
は、その詳細な構造が上記実施例に限定されないのはも
ちろんであり、例えば、連結具4に円筒状突起41dや
環状溝41eのいずれか一つを設けたり、これらを無く
したりする構成としても、ねじ取付け孔51b,52b
に設けたねじ9により連結具4と目隠し体5とを充分な
強度で連結することができ、このほか、フェンス自体の
構造、連結具あるいは目隠し体における各部の構造を適
宜変更することができる。
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案のフェンスの連結部
の隙間隠蔽装置は、一組の接続具を回動自在に連結して
成る連結具により隣接するフェンスの上下部同士を角度
調整可能に連結したフェンスの連結部において、上下の
連結具の間に、フェンス上下にわたる目隠し部と、この
目隠し部の上下端部に設けられる上下の接続具への取付
け部と、互いに回動自在に嵌合する連結部とを個々に備
えた一組の目隠し部材から成る目隠し体を設け、且つ前
記連結具の回動中心と同軸線上に前記目隠し体の回動中
心を設けると共に、各目隠し部材の目隠し部をそれぞれ
のフェンスの見込み方向に重ね合わせたため、フェンス
同士を直接連結する連結具に目隠し体を予め組付けてお
き、この状態で両者を一体的に回動させて自由に角度調
整を行うことができるので、フェンスへの取付けや最終
的な角度調整などの作業をきわめて良好に行うことがで
き、しかも組立て誤差などに左右されることなく、いか
なる取付け角度においても隣接するフェンス同士の連結
部における隙間を確実に塞いでおくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における連結部の隙間隠蔽
装置を説明する分解斜視図、第2図はフェンスの正面
図、第3図は第2図中のI−I線に沿った垂直断面図、
第4図は第2図中のII−II線に沿った水平断面図、第5
図は目隠し板と胴縁との組立て要領を説明する斜視図、
第6図〜第9図は連結具を説明する分解状態の部分破断
側面図、底面図、連結状態の平面図、および胴縁係合側
となる背面の説明図、第10図および第11図は目隠し
体を分解状態にして説明する正面図および平面図であ
る。 A,B……フェンス 4……連結具、 5……目隠し体、 41……第1接続具、 42……第2接続具、 51……第1目隠し部材、 52……第2目隠し部材、 51a,52a……目隠し部、 51b,52b……ねじ取付け孔(取付け部)、 51c,52c……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一組の接続具を回動自在に連結して成る連
    結具により隣接するフェンスの上下部同士を角度調整可
    能に連結したフェンスの連結部において、上下の連結具
    の間に、フェンス上下にわたる目隠し部と、この目隠し
    部の上下端部に設けられる上下の接続具への取付け部
    と、互いに回動自在に嵌合する連結部とを個々に備えた
    一組の目隠し部材から成る目隠し体を設け、且つ前記連
    結具の回動中心と同軸線上に前記目隠し体の回動中心を
    設けると共に、各目隠し部材の目隠し部をそれぞれのフ
    ェンスの見込み方向に重ね合わせたことを特徴とするフ
    ェンスの連結部の隙間隠蔽装置。
JP13342688U 1988-10-14 1988-10-14 フェンスの連結部の隙間隠蔽装置 Expired - Fee Related JPH0620848Y2 (ja)

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JP2583029Y2 (ja) * 1992-12-24 1998-10-15 タキロン株式会社 採光フェンス接続装置

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