JPH0620828U - 扉用ラッチ装置 - Google Patents

扉用ラッチ装置

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JPH0620828U
JPH0620828U JP6434092U JP6434092U JPH0620828U JP H0620828 U JPH0620828 U JP H0620828U JP 6434092 U JP6434092 U JP 6434092U JP 6434092 U JP6434092 U JP 6434092U JP H0620828 U JPH0620828 U JP H0620828U
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JP
Japan
Prior art keywords
lock plate
latch lever
locking
case
pivot
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Pending
Application number
JP6434092U
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English (en)
Inventor
直之 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡略化された形状構造でありながら、十分な
耐震動性を備え、製作組立のコストの節減が可能である
扉用ラッチ装置を提供する。 【構成】 ケース2の空洞部3にロック板4と掛止レバ
ー12を収容し、ロック板4の中間部を水平枢軸5でケ
ース2に枢着し、掛止レバー12の左端部を水平枢軸1
3でケース2に枢着し、掛止レバー12の中間部下面の
係止突起14が係脱する錠止爪部6と停止爪部7をロッ
ク板4の上部に設け、ロック板4の下部に駆動突子9と
受動突子10を突設し、受金棒19と係脱する受溝8を
駆動突子9と受動突子10の間に設け、ロック板4をバ
ネ11で反時計回り方向に回転付勢し、掛止レバー12
をバネ17で時計回り方向に回転付勢し、取手装置に連
結した操作ロッド15を掛止レバー12の右端部に水平
枢軸16で枢着し、受金棒19と受溝8が係合した施錠
状態において、係止突起14が錠止爪部6に係合して受
金棒19がロック板4の枢軸5の真下に来るように各構
成部品の関係位置を設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は貨物トラックの車体に搭載された貨物コンテナーのスライド扉等に使 用されるラッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
貨物トラックのコンテナー等のように上下方向と左右方向の震動を常時受ける ものに使用するラッチ装置では、施錠状態がこれらの震動の作用によって緩んだ り解除されることがないように十分に配慮する必要があるが、耐震動性の向上は ともすればラッチ装置の形状構造の複雑化と部品点数の増大を招き、製作組立の コストの節減を妨げている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって本考案の目的は、簡略化された形状構造でありながら、十分な耐震 動性を備え、製作組立のコストの節減が可能である扉用ラッチ装置を提供するこ とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本考案の扉用ラッチ装置で は、スライド扉1の後面部1aに固着されるケース2に上下面に開口した空洞部 3を設け、ロック板4の上部から中間部を該空洞部3に収容し、ロック板4の中 間部を水平枢軸5によってケース2に枢着し、ロック板4の上部に錠止爪部6と 停止爪部7を隣接して突設し、ロック板4の下部に枢軸5に向かって引き込んだ 受溝8を設け、該受溝8の左側壁部に駆動突子9を連設し、該受溝8の右側壁部 に受動突子10を連設し、ロック板4をバネ11によって反時計回り方向に回転 付勢する。
【0005】 掛止レバー12の左端部を水平枢軸13によって前記枢軸5より斜め左上方の 位置にてケース2に枢着し、ロック板4の錠止爪部6と停止爪部7に係脱する係 止突起14を掛止レバー12の中間部の下面側に設け、取手装置の作動機構の出 力端に基端部を連結してある操作ロッド15の先端部を掛止レバー12の右端部 に水平枢軸16によって枢着し、掛止レバー12をバネ17によって時計回り方 向に回転付勢し、ケース2の空洞部3に受動突子10が当接する制止面部22を 設ける。
【0006】 固定枠体18側に固着した受金棒19とロック板4の受溝8が係合した施錠状 態において掛止レバー12の係止突起14がロック板4の錠止爪部6に係合して 、受金棒19がロック板4の枢軸5の真下に来る一方、受金棒19が受溝8から 離脱した解錠状態において係止突起14がロック板4の停止爪部7に係合するよ うに錠止爪部6と停止爪部7の関係位置およびロック板4と受金棒19の関係位 置を設定する。
【0007】
【作用】
スライド扉1がコンテナー本体等の固定枠体18に係止施錠された状態では、 図5と図6に示したようにロック板4はケース2の下面側に真下に向かって突出 し、ロック板4の受溝8には受金棒19が深く係合しており、掛止レバー12の 係止突起14がロック板4の錠止爪部6に係合している。ロック板4がバネ11 によって反時計回り方向に回転付勢されている一方、掛止レバー12がバネ17 によって時計回り方向に回転付勢されているため、係止突起14と錠止爪部6は 互いに噛み合うように係合しており、この係合状態は的確に保持されている。
【0008】 この係止施錠を解除するには、スライド扉1に別途装着した取手装置(図示し ていない)を作動させて操作ロッド15を図6において所定ストロークだけ引き 上げればよい。操作ロッド15の引き上げに伴い、掛止レバー12が枢軸13を 中心にバネ17の付勢に抗して反時計回り方向に所定角度だけ回転するため、掛 止レバー12の係止突起14がロック板4の錠止爪部6から離脱し、掛止レバー 12によるロック板4の回転拘束が解除される。
【0009】 そのため、ロック板4はバネ11の付勢で反時計回り方向に直ちに回転し、受 金棒19が受溝8から脱出する過程で駆動突子9によって受金棒19の左側面部 を押し、この反作用としてスライド扉1には図6において左方向の開放摺動力が 作用する。スライド扉1の重量が比較的小さく、固定枠体18側のガイドレール 20と車輪21間の抵抗が大きくない場合には、スライド扉1は該摺動力だけで 自動的に開放されるが、それ以外の場合には、取手装置を引いて開放される。
【0010】 受金棒19の右側面部で押されたロック板4の受動突子10は空洞部3内に入 り込み、受動突子10の先端が空洞部3の右内壁面の制止面部22に当接するこ とによって、ロック板4は回転を制止される。この段階では、ロック板4の駆動 突子9だけがケース2の下面側に斜めに突出している。ここで取手装置から手を 離すと、操作ロッド15が降下して、掛止レバー12がバネ17の付勢で時計回 り方向に回転し、係止突起14がロック板4の停止爪部7に係合する。
【0011】 スライド扉1を右方向に摺動させて閉鎖すると、閉鎖摺動の終端において、斜 めに突出している駆動突子9の先端部右側面に受金棒19が当接し、ロック板4 をバネ11の付勢に抗して枢軸5を中心に時計回り方向に回転させる。この回転 によりロック板4の受動突子10がケース2の空洞部3から突出し、受金棒19 がロック板4の受溝8に取り込まれる。
【0012】 このロック板4の回転過程でロック板4の停止爪部7が掛止レバー12の係止 突起14の下面に摺接しながら押し上げるため、掛止レバー12はバネ17の付 勢に抗して枢軸13を中心に反時計回り方向に若干回転し、錠止爪部6の上面に 当接する。スライド扉1の閉鎖摺動が続行されてロック板4が更に時計回り方向 に回転すると、係止突起14の先端は錠止爪部6の上面を摺接し、スライド扉1 が全閉されたとき、係止突起14が錠止爪部6に係合し、スライド扉1を固定枠 体18に係止施錠する。
【0013】 この係止施錠状態において、車体の左右方向の震動によってスライド扉1に開 放方向の力が作用したときには、受金棒19がロック板4の受動突子の左側面を 押してロック板4を反時計回り方向に回転させようとするが、ロック板4の錠止 爪部6が掛止レバー12の係止突起14に係合しているため、ロック板4は解錠 方向に回転することができない。震動による該力が大きければ大きい程、錠止爪 部6は係止突起14に強く噛み付くことになり、該力は施錠状態を強固に維持す る方向に転化して有効利用される。
【0014】 また、係止施錠状態において、車体の上下方向の震動によってロック板4の受 溝8の底面部を受金棒19で突き上げようとする力が作用しても、受金棒19は ロック板4の枢軸5の真下に来ているため、該力はロック板4を回転させる力に は一切転換されることがなく、係止施錠状態は堅固に維持される。
【0015】
【実施例】
図示の実施例では、ケース2は空洞部3を形成したブロック本体23と、この 前後面に締付固定されたサポート板24,25とで構成されている。ロック板4 の水平枢軸5と掛止レバー12の水平枢軸16の両端部は前後のサポート板24 ,25に嵌挿され、加締め固定されている。ケース2の左右各端部にはスライド 扉1への取付孔26を貫通して設けてある。
【0016】 受金棒19はU字形に折り曲げた金属丸棒で構成され、そのベース板27は貨 物コンテナーの本体である固定枠体18の床板部18aに支持台28を介して固 着されている。スライド扉1の後面部1aは角筒状に折り曲げ形成されている。 ロック板4の付勢用バネ11は捻りバネで構成され、バネ11のコイル部は枢軸 5に嵌合され、バネの一方の直線端部11aは空洞部3の左側壁面下端のバネ受 け突起29に当接し、他方の直線端部11bはロック板4の透孔30に挿入され ている。
【0017】 掛止レバー12の付勢用バネ17は捻りバネで構成され、バネ17のコイル部 は枢軸13に嵌合され、バネの一方の直線端部17aは空洞部3の左内壁面上部 のバネ受け部31に当接し、他方の直線端部17bは掛止レバー12の先端部上 面に当接している。掛止レバー12の左端部上面側には、解錠回転時に空洞部3 の左内壁面に当接す停止突起32を設けてある。
【0018】 なお、この扉用ラッチ装置は貨物コンテナー以外にも各種の電気機器収納ボッ クスや事務用キャビネットの引き戸式扉に適用することができ、扉に対する取付 箇所も扉下部には限定されず、扉の上部にも取り付けることができ、扉の上部と 下部の両方に設置することもできる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案の扉用ラッチ装置では、スライド扉1に固着したケース2 の空洞部3にロック板4と掛止レバー12を収容し、ロック板4の中間部を水平 枢軸5でケース2に枢着し、掛止レバー12の左端部を水平枢軸13でケース2 に枢着し、掛止レバー12の中間部下面の係止突起14が係脱する錠止爪部6と 停止爪部7をロック板4の上部に設け、ロック板4の下部に駆動突子9と受動突 子10を突設し、固定枠体18側の受金棒19と係脱する受溝8を駆動突子9と 受動突子10の根本部間に設け、ロック板4をバネ11で反時計回り方向に回転 付勢し、掛止レバー12をバネ17で時計回り方向に回転付勢し、取手装置に連 結した操作ロッド15を掛止レバー12の右端部に水平枢軸16で枢着し、受金 棒19と受溝8が係合した施錠状態において、係止突起14が錠止爪部6に係合 して受金棒19がロック板4の枢軸5の真下に来るように各構成部品の関係位置 を設定したものであり、簡略化された形状構造でありながら、十分な耐震動性を 備え、製作組立のコストの節減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る扉用ラッチ装置の正面
図である。
【図2】該扉用ラッチ装置の左側面図である。
【図3】該扉用ラッチ装置の平面図である。
【図4】該扉用ラッチ装置の底面図である。
【図5】該扉用ラッチ装置を使用した貨物コンテナーの
下部の縦断面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 スライド扉 1a 扉の後面部 2 ケース 3 ケースの空洞部 4 ロック板 5 ロック板の水平枢軸 6 ロック板の錠止爪部 7 ロック板の停止爪部 8 ロック板の受溝 9 ロック板の駆動突子 10 ロック板の受動突子 11 ロック板の付勢用バネ 11a バネの直線端部 11b バネの直線端部 12 掛止レバー 13 掛止レバーの水平枢軸 14 掛止レバーの係止突起 15 操作ロッド 16 操作ロッドの水平枢軸 17 掛止レバーの付勢用バネ 17a バネの直線端部 17b バネの直線端部 18 固定枠体 18a 固定枠体の床板部 19 固定枠体側の受金棒 20 固定枠体側のガイドレール 21 スライド扉の車輪 22 ケースの制止面部 23 ケースのブロック本体 24 ケースのサポート板 25 ケースのサポート板 26 ケースの取付孔 27 受金棒のベース板 28 受金棒の支持台 29 ケースのバネ受け突起 30 ロック板の透孔 31 バネ受け面部 32 係止レバーの停止突起 33 組立ビス 34 取付ボルト 35 組立孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド扉1の後面部1aに固着される
    ケース2に上下面に開口した空洞部3を設け、ロック板
    4の上部から中間部を該空洞部3に収容し、ロック板4
    の中間部を水平枢軸5でケース2に枢着し、ロック板4
    の上部に錠止爪部6と停止爪部7を隣接して突設し、ロ
    ック板4の下部に枢軸5に向かって引き込んだ受溝8を
    設け、該受溝8の左側壁部に駆動突子9を連設し、該受
    溝8の右側壁部に受動突子10を連設し、ロック板4を
    バネ11で反時計回り方向に回転付勢し、掛止レバー1
    2の左端部を水平枢軸13で前記枢軸5より斜め左上方
    の位置にてケース2に枢着し、ロック板4の錠止爪部6
    と停止爪部7に係脱する係止突起14を掛止レバー12
    の中間部の下面側に設け、取手装置の作動機構の出力端
    に基端部を連結してある操作ロッド15の先端部を掛止
    レバー12の右端部に水平枢軸16で枢着し、掛止レバ
    ー12をバネ17で時計回り方向に回転付勢し、固定枠
    体18側に固着した受金棒19とロック板4の受溝8が
    係合した施錠状態において掛止レバー12の係止突起1
    4がロック板4の錠止爪部6に係合して、受金棒19が
    ロック板4の枢軸5の真下に来る一方、受金棒19が受
    溝8から離脱した解錠状態において係止突起14がロッ
    ク板4の停止爪部7に係合するように錠止爪部6と停止
    爪部7の関係位置及びロック板4と受金棒19の関係位
    置を設定し、ケース2の空洞部3に受動突子10が当接
    する制止面部22を設けた扉用ラッチ装置。
JP6434092U 1992-08-21 1992-08-21 扉用ラッチ装置 Pending JPH0620828U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530055A (en) * 1978-08-24 1980-03-03 Mitsui Mining & Smelting Co Door lock for automobile
JP3092280B2 (ja) * 1991-07-30 2000-09-25 ソニー株式会社 画像信号の高能率符号化及び復号化装置

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