JPH06208224A - 液状レジストインク組成物 - Google Patents

液状レジストインク組成物

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JPH06208224A
JPH06208224A JP3237893A JP3237893A JPH06208224A JP H06208224 A JPH06208224 A JP H06208224A JP 3237893 A JP3237893 A JP 3237893A JP 3237893 A JP3237893 A JP 3237893A JP H06208224 A JPH06208224 A JP H06208224A
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壮一 橋本
Toshiaki Nishimura
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 A.グリセロール(メタ)アクリレートを5
〜100重量%及び他の共重合可能なエチレン性不飽和
単量体を0〜95重量%重合して得られる重合体または
この重合体にさらにエポキシ基を有するエチレン性不飽
和単量体を反応させて得られる紫外線硬化能を有する重
合体、 B.光重合開始剤、 C.希釈剤、 D.熱硬化性エポキシ化合物 を含有してなることを特徴とする水又は希アルカリ水溶
液で現像可能な液状レジストインク組成物 【効果】 解像性、耐溶剤性及び耐メッキ性等に優れ、
また、水系の場合環境問題、作業環境問題の改善に寄与
し、製造設備、輸送及び防火面での負担を軽減すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水または希アルカリ水
溶液で現像可能な液状レジストインク組成物及びそれを
使用して製造されたプリント配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、民生用及び産業用の各種プリント
配線基板のレジストパターン形成法としては、印刷配線
板の配線密度化に対応するため、スクリーン印刷法にか
わり解像性、寸法精度等に優れた、ドライフィルムや液
状の現像可能なレジストインクが大きな位置を占めてき
ている。
【0003】その中で液状レジストインク組成物として
は、特公昭56−40329号及び特公昭57−457
85号公報に、エポキシ樹脂に不飽和モノカルボン酸を
反応させると共に多塩基酸無水物を付加してなる反応生
成物を必須成分とする組成物が示されている。また、特
開昭61−243869号公報に、ノボラック型エポキ
シアクリレートに酸無水物を付加してなる希アルカリ水
溶液に可溶な樹脂、光重合開始剤、希釈剤及びエポキシ
化合物からなる熱硬化性成分を含有する希アルカリ現像
型の液状レジストインク用感光性樹脂組成物が開示され
ている。
【0004】しかし、現在においても、これらの液状レ
ジストインクよりさらに優れた、低露光量においてでも
解像性、耐溶剤性及び耐メッキ性等の優れた水又は希ア
ルカリ現像可能な液状レジストインクの開発が望まれて
いる。
【0005】また、上記組成物自体はいわゆる溶剤系の
ものであり、有機系の希釈剤、例えば有機溶剤若しくは
希釈モノマー等の希釈剤を含ませることで、組成物の流
動性を調節し、基材への塗布の容易化、均一化等を図る
必要がある。これらの有機溶剤を用いた場合は、基材へ
の組成物の塗布後に乾燥によって除去することで、乾燥
後における被膜に充分な硬度及び強度をもたせることが
可能となるため、パターンを接触露光させることも容易
になるという利点がある。従って、従来の希アルカリ現
像型液状レジストインク組成物においては有機溶剤が大
量に使用されていたが、この場合、環境問題、作業環境
問題、さらには引火性等の問題から、塗布及び乾燥時に
発生する有機溶剤蒸気の処理には設備面、防火上の細心
の注意が必要である。
【0006】そこで、液状レジストインクの水性化によ
る塗布システムの水系化を図ることで、これらの問題を
解決することが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は解像
性、耐溶剤性及び耐メッキ性等の優れた水又は希アルカ
リ現像可能な液状レジストインク組成物を提供すること
にある。また、あわせて上記環境問題、作業環境問題の
改善に寄与し、製造設備、輸送及び防火面での負担を軽
減することのできる、水又は希アルカリ現像可能な水性
の液状レジストインク組成物をも提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る、水又は希
アルカリ水溶液で現像可能な液状レジストインク組成物
は、 A.グリセロール(メタ)アクリレートを5〜100重
量%及び他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体を0
〜95重量%重合して得られる重合体またはこの重合体
にさらにエポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体を
反応させて得られる紫外線硬化能を有する重合体、 B.光重合開始剤、 C.希釈剤、 D.熱硬化性エポキシ化合物 を含有してなることを特徴とするものである。
【0009】さらに、本発明に係るプリント回路基板
は、上記水又は希アルカリ水溶液で現像可能な液状レジ
ストインク組成物を用いて製造されたものである。
【0010】〈A.重合体および紫外線硬化能を有する
重合体について〉本発明に使用する重合体は公知の重合
方法例えば、溶液重合、エマルジヨン重合等の一般的重
合方法によって得られる。例えば、溶液重合の場合につ
いて説明すれば、グリセロール(メタ)アクリレートを
5〜100重量%及び他の共重合可能なエチレン性不飽
和単量体を0〜95重量%を含んでなる不飽和単量体混
合物を、適当な有機溶剤または水中で重合開始剤を添加
して窒素気流下に加熱攪拌する方法によって重合させ
る。前記有機溶剤としては、例えばエタノール、プロパ
ノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノー
ル、2−ブタノール、ヘキサノール、エチレングリコー
ル等の直鎖、分岐、2級或いは多価のアルコール類、並
びにメチルエチルケトン及びシクロヘキサノン等のケト
ン類、並びにトルエン及びキシレン等の芳香族炭化水素
類、並びにセロソルブ及びブチルセロソルブ等のセロソ
ルブ類、並びにカルビトール及びブチルカルビトール等
のカルビトール類、並びに酢酸エチル、酢酸ブチル、セ
ロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート及び
ブチルカルビトールアセテート、プロピレングリコール
モノメチルエーテルアセテート等の酢酸エステル類等、
並びに乳酸エチル、乳酸ブチル等の乳酸エステル類、並
びにジアルキルグリコールエーテル類等を挙げることが
できる。これらの有機溶剤及び水は単独でまた混合して
用いることができる。重合開始剤としては、例えば、過
酸化ベンゾイル等の過酸化物、アゾビスイソブチロニト
リル等のアゾ化合物を用いることができる。
【0011】グリセロール(メタ)アクリレートととも
に共重合可能なエチレン性不飽和単量体としては例え
ば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、
ターシャリーブチル(メタ)アクリート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)ア
クリレート、n−デシル(メタ)アクリレート、イソデ
シル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレ
ート、ミリスチル(メタ)アクリレート、セチル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、
シクロヘキシル(メタ)アクリレート、メトキシエチル
(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリ
コール(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミ
ド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−プロピル
(メタ)アクリルアミド、N−ターシャリーブチル(メ
タ)アクリルアミド、N−ターシャリーオクチル(メ
タ)アクリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリルアミ
ド、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マ
レイン酸、無水マレイン酸、ビニルピロリドン、アクリ
ロニトリル、酢酸ビニル、スチレン、アクリロイルモル
ホリン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメ
チルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジメチルア
ミノブチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート等のカチオン性モノマー或いは
それらの四級塩等等があり、単独又は併用で使用するこ
とができる。
【0012】上記重合体は本願の液状レジストインク組
成物の光硬化性、現像性、硬化性、塗布性、分散安定性
等を考慮すれば5000〜100000の分子量を有す
ることが望ましい。
【0013】本願発明において、上記重合体にさらにエ
ポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体を反応させて
得られる紫外線硬化能を有する重合体を使用することが
出来る。上記エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量
体としては、例えばグリジジル(メタ)アクリレート、
2−メチルグリシジルメタクリレート等のグリシジル
(メタ)アクリレート類、並びに(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)メチル(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリル酸のエポキシシクロヘキシル誘導体類等が
挙げられる
【0014】上記反応に供する重合体としては、他の共
重合可能なエチレン性不飽和単量体として、ヒドロキシ
ル基、カルボキシル基またはアミノ基等、容易にエポキ
シ基と反応する官能基を有するものを共重合しておくこ
とが望ましい。
【0015】この紫外線硬化能を有する重合体は、例え
ば、上記の溶剤に溶解した重合体中にエポキシ基を有す
るエチレン性不飽和単量体を添加し、ハイドロキノン及
びハイドロキノンモノメチルエーテル等の熱重合禁止
剤、並びにベンジルジメチルアミン及びトリエチルアミ
ン等の第3級アミン類、並びにトリメチルベンジルアン
モニウムクロライド及びメチルトリエチルアンモニウム
クロライド等の第4級アンモニウム塩類、或はさらにト
リフェニルスチビン等の触媒を使用して、常法により、
好ましくは60〜150℃、特に好ましくは80〜12
0℃の反応温度で反応させて得ることができる。
【0016】〈B.光重合開始剤について〉光重合開始
剤としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエ
ーテル、ベンゾインエチルエーテル及びベンゾインイソ
プロピルエーテル等のベンゾインとそのアルキルエーテ
ル類、並びにアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2
−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−
フェニルアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェ
ノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン及
び2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−
2−モルフォリノ−プロパン−1−オン等のアセトフェ
ノン類、並びに2−メチルアントラキノン及び2−アミ
ルアントラキノン等のアントラキノン類、並びに2,4
−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサ
ントン、2−クロロチオキサントン及び2,4−ジイソ
プロピルチオキサントン等のチオキサントン類、並びに
アセトフェノンジメチルケタール及びベンジルジメチル
ケタール等のケタール類、並びにベンゾフェノン等のベ
ンゾフェノン類又はキサントン類、並びにルシリンTP
O(BASF社製 2,4,6−トリメチルベンゾイル
ジフェニルホスフィンオキシド)等を挙げることがで
き、これらは安息香酸系又は第三級アミン系等の公知の
光重合促進剤と併用してもよい。これらの光重合開始剤
は、各々単独で或いは適宜互いに組み合わせて使用する
ことができるがその合計が、組成物中の紫外線硬化性を
有する配合成分全量に対して対して好ましくは0.1〜
30重量%、特に好ましくは0.5〜25重量%配合さ
れる。
【0017】〈C.希釈剤について〉希釈剤としては、
水、光重合性モノマー又は有機溶剤を単独もしくは併せ
て使用することができる。前記光重合性モノマーとし
て、例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート、N−ビニルピロリド
ン、アクリロイルモルフォリン、メトキシテトラエチレ
ングリコールアクリレート、メトキシポリエチレングリ
コールアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリ
レート、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル
アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリ
レート、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリレート
及びメラミンアクリレート、又は前記アクリレートに対
応する各メタクリレート等の水溶性モノマー、並びにジ
エチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリ
コールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリ
レート、トリプロピレングリコールジアクリレート、フ
ェノキシエチルアクリレート、テトラヒドロフルフリル
アクリレート、シクロヘキシルアクリレート、トリメチ
ロールプロパンジアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレート、イソボニルアクリレ
ート、シクロペンタニル(モノ又はジ)アクリレート、
シクロペンテニル(モノ又はジ)アクリレート、又は前
記アクリレートに対応する各メタクリレート類及び多塩
基酸とヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとのモ
ノ−、ジ−、トリ−又はそれ以上のポリエステル等の非
水溶性モノマー、並びにポリエステルアクリレート、ウ
レタンアクリレート、ビスフェノールA型エポキシアク
リレート、フェノールノボラック型エポキシアクリレー
ト及びクレゾールノボラック型エポキシアクリレート等
のエポキシアクリレート(これらのエポキシアクリレー
トはイソシアネート基を分子中に少なくとも2個有する
化合物若しくは多塩基酸無水物等で一部架橋されていて
もよい)、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリ
レート等の高分子量アクリレートモノマー等を挙げるこ
とができる。前記水溶性モノマー、非水溶性モノマー及
び高分子アクリレートモノマー等は各々単独で或いは適
宜互いに組み合わせて使用することができる。
【0018】また、前記有機溶剤としては、例えばエタ
ノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノー
ル、イソブタノール、2−ブタノール、ヘキサノール、
エチレングリコール等の直鎖、分岐、2級或いは多価の
アルコール類、並びにメチルエチルケトン及びシクロヘ
キサノン等のケトン類、並びにトルエン及びキシレン等
の芳香族炭化水素類、並びにセロソルブ及びブチルセロ
ソルブ等のセロソルブ類、並びにカルビトール及びブチ
ルカルビトール等のカルビトール類、並びに酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、ブチルセロソ
ルブアセテート及びブチルカルビトールアセテート、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等の
酢酸エステル類、並びにジアルキルグリコールエーテル
類等を挙げることができる。
【0019】前記水溶性モノマー、非水溶性モノマー及
び高分子量アクリレートモノマー等の光重合性モノマー
は、重合体成分等を希釈し、塗布し易い状態にすると共
に酸価を調整し、光重合性を与える。また、前記有機溶
剤及び水は、重合体成分等を溶解、希釈し、液状として
塗布可能にすると共に乾燥により造膜させる。前記希釈
剤は、塗布方法にもよるが、単独で又は2種以上の混合
物として、液状レジストインク組成物全量に対して10
〜95重量%の範囲で配合することが好ましい
【0020】水性液状レジストインク組成物として仕上
げる場合水の配合量は、塗布方法、例えば浸漬法、スプ
レー、スピンコーター、ロールコーター又はスクリーン
印刷等のいずれを用いるかによって異なるが、液状レジ
ストインク組成物全量に対して4〜95重量%の範囲で
配合することが好ましい。
【0021】<E.熱硬化性エポキシ化合物>熱硬化性
エポキシ化合物としては、例えば、ビスフェノールA型
エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェ
ノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂、N−グリシジル型エポキシ樹脂又は
脂環式エポキシ樹脂(例えば ダイセル化学社製 EH
PE−3150)、「YX−4000」(油化シエルエ
ポキシ社製エポキシ樹脂)、水添ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂及びトリグリシジルイソシアヌレート等が挙
げられるが、特にトリグリシジルイソシアヌレート、Y
X−4000、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂等
が望ましい。
【0022】本出願の液状レジストインク組成物におい
て、上記重合体調製時にグリセロール(メタ)アクリレ
ートの配合量を適当に選ぶことによって、組成物に水性
系においての充分な分散安定性を付与することが可能で
あるため、良好な水性液状レジストインク組成物を得る
ことができる。いうまでもなく、上記重合体に酸価をも
たせ、その他の酸価を有する成分とともにアミン類等で
中和することによって、組成物の水溶性、水分散安定性
の向上を図ることも可能である。しかし、これらの中和
剤を使用した場合、耐水性の低下、ブリキュア時のエポ
キシの硬化による現像性の低下を引き起こすおそれがあ
るためその選択及び使用量には注意を要する。
【0023】本発明の液状レジストインク組成物には上
記重合体以外の成分として、例えば紫外線硬化性エポキ
シアクリレート(例えば:ビスフェノールA型、フェノ
ールノボラック型、クレゾールノボラック、脂環式エポ
キシ樹脂に(メタ)アクリル酸を付加したもの)、及び
これらにさらに無水マレイン酸、無水コハク酸、無水イ
タコン酸、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸等
の飽和若しくは不飽和多塩基酸無水物を付加したもの、
並びにスチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合体等のエチレン性不飽和化合物の共
重合体、或いはこれらにさらにエポキシ基を有するエチ
レン性不飽和単量体を反応させて得られる紫外線硬化性
重合体、並びに、メラミン、ウレタン樹脂等の高分子化
合物を加えることができる。
【0024】さらに必要に応じて、イミダゾール誘導
体、ポリアミン類、グアナミン類、3級アミン類、4級
アンモニウム塩類、ポリフェノール類及び多塩基酸無水
物等のエポキシ樹脂硬化剤及び硬化促進剤類、並びに硫
酸バリウム、酸化珪素、タルク、クレー及び炭酸カルシ
ウム等の充填剤、着色剤として顔料又は染料、並びに消
泡剤、シランカップリング剤等の密着性付与剤、レベリ
ング剤及びハレーション防止剤等の各種添加剤、或はハ
イドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、ピ
ロガロール、ターシャリブチルカテコール及びフェノチ
アジン等の重合禁止剤、また分散安定性を向上させるた
めに、界面活性剤や高分子分散剤等を加えてもよい。
【0025】本発明に係る感光性樹脂組成物は、各配合
成分及び添加剤等を例えば三本ロール、ボールミル、サ
ンドミル等で混練することによって調製される。また、
あらかじめA〜Dの成分の内の一部、例えばDとCを混
合して分散しておき、使用時に最終的に本発明の液状レ
ジストインク組成物になるように混合調製するという方
法を採ってもよい。
【0026】本発明に係る液状レジストインク組成物
は、ソルダーレジストとしてのみならず、熱による後硬
化を加えないことによりエッチングレジストとしても使
用することができる。さらに、カラーフィルタ保護皮膜
の形成用として、また着色剤として適当な顔料又は染料
を添加することによりカラーフィルタ画素子調製用の液
状レジストインク組成物として用いることもできる。
【0027】
【実施例】以下に、合成例及び実施例を示して本発明を
具体的に説明するが、本発明はそれらの実施例に限定さ
れるものではない。なお、以下に使用される「部」及び
「%」は、全て重量基準である。
【0028】〔合成例1〕エピクロンN−680(大日
本インキ化学工業社製 クレゾールノボラックエポキシ
樹脂 エポキシ当量 214)214部をカルビトール
アセテート60部に加熱溶解したものに、攪拌下にアク
リル酸74部、ハイドロキノン0.1部及びベンジルジ
メチルアミン0.7部を加え、常法により90〜100
℃で24時間反応させた。この反応液にカルビトールア
セテート95部を加え攪拌の後冷却し、エポキシアクリ
レート(B−1)を得た。
【0029】〔合成例2〕エピクロンN−673(大日
本インキ化学工業社製 クレゾールノボラック樹脂、エ
ポキシ当量212)212部をカルビトールアセテート
60部に加熱溶解したものに、攪拌下にアクリル酸74
部、ハイドロキノン0.1部及びベンジルジメチルアミ
ン1.4部を加え、90〜100℃で24時間、常法に
より反応させた。さらに、この反応生成物にテトラヒド
ロ無水フタル酸76部を加え、100℃で約3時間攪拌
下に反応させた後、カルビトールアセテート135部を
添加攪拌し、紫外線硬化性樹脂(C−1)を得た。
【0030】〔実施例1〕還流冷却器、温度計、滴下ロ
ート、窒素置換用ガラス管及び攪拌機を取り付けた四ツ
口フラスコに、グリセロールモノ(メタ)アクリレート
100部、水3000部、過硫酸アンモニウム0.5部
を加え、窒素気流下加熱し、75℃において5時間重合
を行ない25%の重合体溶液(A−1)を得た。 [配合成分] 重合体溶液 (A−1) 40 部 エポキシアクリレート(B−1) 5 部 紫外線硬化性樹脂 (C−1) 40 部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 5 部 「TEPIC」(エポキシ当量100 日産化学社製エポキシ樹脂)10 部 「イルガキュアー907」(チバガイギー社製 光重合開始剤) 3 部 「カンタキュアーITX」(シエル化学社製 光重合開始剤) 0.5部 「モダフロー」(モンサント社製レベリング剤) 1 部 シリカ(平均粒径1μ) 14 部 フタロシアニン・グリーン 0.5部 ブチルセロソルブ 5 部 メラミン 1 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 125 部 続いて、上記組成の配合成分を三段ロールによって混練
し希アルカリ現像型の液状レジストインクを調製し、銅
箔35μのガラスエポキシ基材からなる銅張積層板及び
これを予めエッチングしてパターンを形成しておいたプ
リント配線基板の全面にスクリーン印刷により塗布し、
溶剤を揮発させるために80℃でプリキュアを20分行
ない、膜厚20μの乾燥塗膜を得た。その後、パターン
を描いたマスクを塗膜面に直接当てがい、300mjの
紫外線を照射し、次に1%炭酸ナトリウム水溶液を現像
液として現像することによりパターンを形成した。さら
に150℃で30分間加熱硬化を行い、テストピースを
作成した。得られたテストピースは優れた解像性、耐溶
剤性及び耐メッキ性を示した。
【0031】〔実施例2〕還流冷却器、温度計、滴下ロ
ート、窒素置換用ガラス管及び攪拌機を取り付けた四ツ
口フラスコに、グリセロールモノ(メタ)アクリレート
30部、アクリル酸40部、ヒドロキシエチルメタクリ
レート30部、エタノール100部、アゾビスイソブチ
ロニトリル1.0部を加え、窒素気流下加熱し、還流下
5時間重合を行ない50%重合体溶液(A−2)を得
た。 [配合成分] 重合体溶液 (A−2) 30 部 エポキシアクリレート(B−1) 40 部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 5 部 「TEPIC」(エポキシ当量100 日産化学社製エポキシ樹脂)10 部 「イルガキュアー907」(チバガイギー社製 光重合開始剤) 3 部 「カンタキュアーITX」(シエル化学社製 光重合開始剤) 0.5部 「モダフロー」(モンサント社製レベリング剤) 1 部 シリカ(平均粒径1μ) 14 部 硫酸バリウム 15 部 フタロシアニン・グリーン 0.5部 セロソルブアセテート 5 部 メラミン 1 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 125 部 続いて、上記組成の配合成分を実施例1と同様な方法を
用いてテストピースを作成した。得られたテストピース
は優れた解像性、耐溶剤性及び耐メッキ性を示した。
【0032】〔実施例3〕還流冷却器、温度計、滴下ロ
ート、窒素置換用ガラス管及び攪拌機を取り付けた四ツ
口フラスコに、グリセロールモノ(メタ)アクリレート
20部、アクリル酸40部、ヒドロキシエチルメタクリ
レート40部、セロソルブアセテート150部、アゾビ
スイソブチロニトリル1.0部を加え、窒素気流下加熱
し、80℃において5重合を行ない40%の重合体溶液
を得た。この重合体溶液に(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)メチルアクリレート30部、セロソルブアセテ
ート9部を加えベンジルジメチルアミン0.5部を加
え、常法により90〜100℃で反応させ45%の重合
体溶液(A−3)を得た。 [配合成分] 重合体溶液 (A−3) 60 部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 5 部 「TEPIC」(エポキシ当量100 日産化学社製エポキシ樹脂)10 部 「イルガキュアー907」(チバガイギー社製 光重合開始剤) 3 部 「カンタキュアーITX」(シエル化学社製 光重合開始剤) 0.5部 「モダフロー」(モンサント社製レベリング剤) 1 部 シリカ(平均粒径1μ) 14 部 硫酸バリウム 10 部 フタロシアニン・グリーン 0.5部 ブチルセロソルブ 5 部 水 15 部 メラミン 1 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 125 部 続いて、上記組成の配合成分を実施例1と同様な方法を
用いてテストピースを作成した。得られたテストピース
は優れた解像性、耐溶剤性及び耐メッキ性を示した。
【0033】〔実施例4〕 [配合成分] 重合体溶液 (A−3) 60 部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 5 部 「TEPIC」(エポキシ当量100 日産化学社製エポキシ樹脂)10 部 「イルガキュアー907」(チバガイギー社製 光重合開始剤) 3 部 「カンタキュアーITX」(シェル化学社製 光重合開始剤) 0.5部 「モダフロー」(モンサント社製レベリング剤) 1 部 シリカ(平均粒径1μ) 14 部 硫酸バリウム 15 部 フタロシアニン・グリーン 0.5部 セロソルブアセテート 15 部 メラミン 1 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 125 部 上記組成の配合成分を実施例1と同様な方法を用いてテ
ストピースを作成した。得られたテストピースは優れた
解像性、耐溶剤性及び耐メッキ性を示した。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る液状レジス
トインク組成物は、解像性、耐溶剤性及び耐メッキ性等
の優れた水又は希アルカリ現像可能な液状レジストイン
クである。また、水系の場合環境問題、作業環境問題の
改善に寄与し、製造設備、輸送及び防火面での負担を軽
減することのできるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/00 F 6921−4E // C08F 299/00 MRN 7442−4J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.グリセロール(メタ)アクリレート
    を5〜100重量%及び他の共重合可能なエチレン性不
    飽和単量体を0〜95重量%を重合して得られる重合
    体、 B.光重合開始剤、 C.希釈剤、 D.熱硬化性エポキシ化合物 を含有してなる、水又は希アルカリ水溶液で現像可能な
    液状レジストインク組成物。
  2. 【請求項2】 A.グリセロール(メタ)アクリレート
    を5〜100重量%及び他の共重合可能なエチレン性不
    飽和単量体を0〜95重量%重合して得られる重合体に
    さらにエポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体を反
    応させて得られる紫外線硬化能を有する重合体、 B.光重合開始剤、 C.希釈剤、 D.熱硬化性エポキシ化合物 を含有してなる、水又は希アルカリ水溶液で現像可能な
    液状レジストインク組成物。
  3. 【請求項3】 Aの他の共重合可能なエチレン性不飽和
    単量体が(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン
    酸、無水マレイン酸及びマレイン酸から選ばれた少なく
    とも一つの不飽和カルボン酸を含んでなる請求項1、請
    求項2または請求項3の液状レジストインク組成物。
  4. 【請求項4】 成分Cが水を含んでなる請求項1、請求
    項2または請求項3の液状レジストインク組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3または請
    求項4の液状レジストインク組成物を使用して製造され
    たプリント回路基板。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000066381A (ja) * 1998-08-20 2000-03-03 Toppan Printing Co Ltd 感光性着色組成物およびカラーフィルタ
JP2002182388A (ja) * 2000-12-18 2002-06-26 Fuji Photo Film Co Ltd ネガ型感光性熱硬化性樹脂組成物、ネガ型感光性熱硬化性樹脂層転写材料、及びネガ型耐性画像形成方法
JP2006145750A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Toray Ind Inc 感光性ペースト、それを用いたプラズマディスプレイ用パネルの製造方法およびプラズマディスプレイ用パネル
JP2010150550A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Lg Chem Ltd カラーフィルタ用インク組成物
JP2015091943A (ja) * 2013-10-01 2015-05-14 三菱化学株式会社 硬化性組成物

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