JPH0620704Y2 - ウエザストリツプ - Google Patents
ウエザストリツプInfo
- Publication number
- JPH0620704Y2 JPH0620704Y2 JP1987052241U JP5224187U JPH0620704Y2 JP H0620704 Y2 JPH0620704 Y2 JP H0620704Y2 JP 1987052241 U JP1987052241 U JP 1987052241U JP 5224187 U JP5224187 U JP 5224187U JP H0620704 Y2 JPH0620704 Y2 JP H0620704Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- weather strip
- tip
- lip
- body flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の出入口やトランクルーム等のボディフ
ランジに取付け使用されるウエザストリップに係り、特
に、ウエザストリップに形成されるフランジ保持リップ
に前記ボディフランジの先端を包み込むリップを一体に
形成することにより、生産性ならびに組み付け性の向上
を図った前記ウエザストリップに関するものである。
ランジに取付け使用されるウエザストリップに係り、特
に、ウエザストリップに形成されるフランジ保持リップ
に前記ボディフランジの先端を包み込むリップを一体に
形成することにより、生産性ならびに組み付け性の向上
を図った前記ウエザストリップに関するものである。
(従来の技術) 自動車の開閉部をシールするために使用されるウエザス
トリップのうちでも、とりわけ、乗員出入口やトランク
ルームの荷物出入口に設けられるウエザストリップにあ
っては、通常、第3図(イ)および(ロ)に示す如く自動車ボ
ディ(1)の開口部周縁全周に、該ボディ(1)の端部を曲げ
加工することにより所要巾のボディフランジ(2)を形成
し、これにラス金網などの金属製芯体(3)をゴムに埋設
して形成したウエザストリップ(w)のU字状嵌着部(4)を
嵌着すると共に、該嵌着部(4)の一側に設けた舌片状の
メインリップ(5)を前記ボディ(1)の車外側シール面(6)
に接当させ、更に前記嵌着部(4)に一体に形成した中空
円筒状のドア側シール部(7)に、ドアやトランクリッド
等の蓋部材(8)の内面を圧接して、閉鎖時のシールを図
っている。
トリップのうちでも、とりわけ、乗員出入口やトランク
ルームの荷物出入口に設けられるウエザストリップにあ
っては、通常、第3図(イ)および(ロ)に示す如く自動車ボ
ディ(1)の開口部周縁全周に、該ボディ(1)の端部を曲げ
加工することにより所要巾のボディフランジ(2)を形成
し、これにラス金網などの金属製芯体(3)をゴムに埋設
して形成したウエザストリップ(w)のU字状嵌着部(4)を
嵌着すると共に、該嵌着部(4)の一側に設けた舌片状の
メインリップ(5)を前記ボディ(1)の車外側シール面(6)
に接当させ、更に前記嵌着部(4)に一体に形成した中空
円筒状のドア側シール部(7)に、ドアやトランクリッド
等の蓋部材(8)の内面を圧接して、閉鎖時のシールを図
っている。
また、上記のウエザストリップ(w)を取付けたボディフ
ランジ(2)は、一般にボディ(1)を構成する鉄板を2枚重
ねあるいは3枚重ねに溶接して造られている場合が多
く、その先端の合わせ面に塗装されない部分が生じ易い
ため、前記U字状嵌着部(4)の溝底部に予めペースト状
の不乾性シーラー(9)を注入し、組み立て状態において
該不乾性シーラー(9)で前記ボディフランジ(2)の先端を
包み込むことにより、この部分の錆の発生を防いでい
る。
ランジ(2)は、一般にボディ(1)を構成する鉄板を2枚重
ねあるいは3枚重ねに溶接して造られている場合が多
く、その先端の合わせ面に塗装されない部分が生じ易い
ため、前記U字状嵌着部(4)の溝底部に予めペースト状
の不乾性シーラー(9)を注入し、組み立て状態において
該不乾性シーラー(9)で前記ボディフランジ(2)の先端を
包み込むことにより、この部分の錆の発生を防いでい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述の如く不乾性シーラー(9)を用いてボデ
ィフランジ(2)の防錆を行うものでは、不乾性シーラー
(9)がウエザストリップ(w)の製造後に経日変化を起し、
フランジ挿入作業性の悪化を招く外、不乾性シーラー
(9)を注入するための工程および設備が必要になり、ま
た、不乾性シーラー(9)はポリプチレン,ポリブテン等
をオイルなどの可塑剤で軟化させたもので、温度により
流動性が大きく変化するため、注入時における流量コン
トロールが困難であると共に、製品重量が増加する問題
があった。
ィフランジ(2)の防錆を行うものでは、不乾性シーラー
(9)がウエザストリップ(w)の製造後に経日変化を起し、
フランジ挿入作業性の悪化を招く外、不乾性シーラー
(9)を注入するための工程および設備が必要になり、ま
た、不乾性シーラー(9)はポリプチレン,ポリブテン等
をオイルなどの可塑剤で軟化させたもので、温度により
流動性が大きく変化するため、注入時における流量コン
トロールが困難であると共に、製品重量が増加する問題
があった。
本考案はかかる従来のウエザストリップが有していた問
題点に着目してなされたもので、ウエザストリップのU
字状嵌着部内面に形成されるフランジ保持リップに、ボ
ディフランジの先端を包み込むリップを一体形成し、該
リップで前記ボディフランジ先端の錆の発生を防ぐこと
により、ウエザストリップの製造および組立ての容易化
を図り、もって前記問題点を解消せんとするものであ
る。
題点に着目してなされたもので、ウエザストリップのU
字状嵌着部内面に形成されるフランジ保持リップに、ボ
ディフランジの先端を包み込むリップを一体形成し、該
リップで前記ボディフランジ先端の錆の発生を防ぐこと
により、ウエザストリップの製造および組立ての容易化
を図り、もって前記問題点を解消せんとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応
する第1図について説明する。
する第1図について説明する。
本考案のウエザストリップ(15)は、自動車のボディフラ
ンジ(14)に嵌着される断面U字状の嵌着部(16)の内面に
複数のフランジ保持リップ(23a),(23b)…を突設したも
ので、該フランジ保持リップ(23a),(23b)…のうち、前
記ボディフランジ(14)の先端(14a)近傍に位置するフラ
ンジ保持リップ(23a)には、ボディフランジ(14)の先端
(14a)を片側からシール状態に包み込む形状のリップ延
長部(24)が、シール性を有するゴム又は合成樹脂等の発
泡体にて一体に形成されている。
ンジ(14)に嵌着される断面U字状の嵌着部(16)の内面に
複数のフランジ保持リップ(23a),(23b)…を突設したも
ので、該フランジ保持リップ(23a),(23b)…のうち、前
記ボディフランジ(14)の先端(14a)近傍に位置するフラ
ンジ保持リップ(23a)には、ボディフランジ(14)の先端
(14a)を片側からシール状態に包み込む形状のリップ延
長部(24)が、シール性を有するゴム又は合成樹脂等の発
泡体にて一体に形成されている。
(作用) 上記構成を備えた本考案のウエザストリップ(15)は、そ
の嵌着部(16)をボディフランジ(14)に嵌着したとき、フ
ランジ保持リップ(23a)の先端に形成されたシール性を
有する発泡体のリップ延長部(24)によってボディフラン
ジ(14)の先端(14a)が包み込まれるため、該ボディフラ
ンジ(14)の鉄板の合わせ目に水が浸入することなどによ
る錆の発生が未然に防止される。
の嵌着部(16)をボディフランジ(14)に嵌着したとき、フ
ランジ保持リップ(23a)の先端に形成されたシール性を
有する発泡体のリップ延長部(24)によってボディフラン
ジ(14)の先端(14a)が包み込まれるため、該ボディフラ
ンジ(14)の鉄板の合わせ目に水が浸入することなどによ
る錆の発生が未然に防止される。
また、リップ延長部(24)は、フランジ保持リップ(23a),
(23b)…や他のシール部を製造する場合と同様な方法で
容易に一体形成することが出来、製造コストの大巾な高
騰を抑制し得ると共に、ボディフランジ(14)への組付け
も至って容易に行える。
(23b)…や他のシール部を製造する場合と同様な方法で
容易に一体形成することが出来、製造コストの大巾な高
騰を抑制し得ると共に、ボディフランジ(14)への組付け
も至って容易に行える。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案ウエザストリップの一例を示す断面図で
あって、(イ)は組付け前の状態、(ロ)は組付け後の状態を
夫々示している。
あって、(イ)は組付け前の状態、(ロ)は組付け後の状態を
夫々示している。
これらの図において、(11)は自動車のボディ、(12)は該
ボディ(11)に形成された乗員出入り用の車体開口部、(1
3)は該車体開口部(12)を開閉し得る如く前記ボディ(11)
に蝶着されたドアであって、前記車体開口部(12)の周縁
には、前記ボディ(11)の端縁を折り曲げ、スポット溶接
あるいはシーム溶接等の手段により接合した所要巾のボ
ディフランジ(14)が形成されている。
ボディ(11)に形成された乗員出入り用の車体開口部、(1
3)は該車体開口部(12)を開閉し得る如く前記ボディ(11)
に蝶着されたドアであって、前記車体開口部(12)の周縁
には、前記ボディ(11)の端縁を折り曲げ、スポット溶接
あるいはシーム溶接等の手段により接合した所要巾のボ
ディフランジ(14)が形成されている。
(15)は、前記ボディフランジ(14)に嵌着される断面U字
状の嵌着部(16)を備えたウエザストリップであって、該
ウエザストリップ(15)は、前記嵌着部(16)がゴム又は合
成樹脂からなる被覆材(17)の内部に、ラス金網等からな
る金属製芯体(18)を埋設した構成を有し、該嵌着部(16)
の上部において前記ドア(13)の内面と接当する中空円筒
状のドア側シール部(19)を一体に具備していると共に、
前記嵌着部(16)の車外側端部には前記ボディフランジ(1
4)の車外側シール面(20)に接触するメインリップ(21)が
形成されている。
状の嵌着部(16)を備えたウエザストリップであって、該
ウエザストリップ(15)は、前記嵌着部(16)がゴム又は合
成樹脂からなる被覆材(17)の内部に、ラス金網等からな
る金属製芯体(18)を埋設した構成を有し、該嵌着部(16)
の上部において前記ドア(13)の内面と接当する中空円筒
状のドア側シール部(19)を一体に具備していると共に、
前記嵌着部(16)の車外側端部には前記ボディフランジ(1
4)の車外側シール面(20)に接触するメインリップ(21)が
形成されている。
また、上記のウエザストリップ(15)は、前記嵌着部(16)
の取付溝(22)の内面において、前記ボディフランジ(14)
を車外側および車内側両面より挟持する複数のフランジ
保持リップ(23a),(23b),(23c)が突設されており、各フ
ランジ保持リップ(23a),(23b),(23c)が夫々前記取付溝
(22)内において、溝底方向に傾斜して設けられている。
の取付溝(22)の内面において、前記ボディフランジ(14)
を車外側および車内側両面より挟持する複数のフランジ
保持リップ(23a),(23b),(23c)が突設されており、各フ
ランジ保持リップ(23a),(23b),(23c)が夫々前記取付溝
(22)内において、溝底方向に傾斜して設けられている。
また、上記フランジ保持リップ(23a),(23b),(23c)のう
ち、前記ボディフランジ(14)の先端(14a)近傍に位置す
る車外側のフランジ保持リップ(23a)は、その先端にお
いて前記ボディフランジ(14)の先端(14a)を包み込む形
状のリップ延長部(24)を一体に具備している。
ち、前記ボディフランジ(14)の先端(14a)近傍に位置す
る車外側のフランジ保持リップ(23a)は、その先端にお
いて前記ボディフランジ(14)の先端(14a)を包み込む形
状のリップ延長部(24)を一体に具備している。
なお、上記リップ延長部(24)は、通常、前記ドア側シー
ル部(19)やメインリップ(21)などと同様なゴム又は合成
樹脂等の発泡体により嵌着部(16)を構成する被覆材(17)
と共に、成形型より同時に押出し成形される。
ル部(19)やメインリップ(21)などと同様なゴム又は合成
樹脂等の発泡体により嵌着部(16)を構成する被覆材(17)
と共に、成形型より同時に押出し成形される。
本考案のウエザストリップは叙上の構成を有するもので
あるが、次にその作用について説明すると、先ず,ウエ
ザストリップ(15)をボディフランジ(14)に取付けるべ
く、嵌着部(16)の取付溝(22)を第1図(ロ)の如くボディ
フランジ(14)に冠着すると、該ボディフランジ(14)は前
記嵌着部(16)の内面に形成されたフランジ保持リップ(2
3a),(23b),(23c)により挟持され、ウエザストリップ(1
5)の抜け止めが図られると共に、ボディフランジ(14)の
先端(14a)がリップ延長部(24)と当接し、該リップ延長
部(24)に包み込まれる。
あるが、次にその作用について説明すると、先ず,ウエ
ザストリップ(15)をボディフランジ(14)に取付けるべ
く、嵌着部(16)の取付溝(22)を第1図(ロ)の如くボディ
フランジ(14)に冠着すると、該ボディフランジ(14)は前
記嵌着部(16)の内面に形成されたフランジ保持リップ(2
3a),(23b),(23c)により挟持され、ウエザストリップ(1
5)の抜け止めが図られると共に、ボディフランジ(14)の
先端(14a)がリップ延長部(24)と当接し、該リップ延長
部(24)に包み込まれる。
また、このとき、嵌着部(16)に一体に形成されたメイン
リップ(21)は、その先端が車外側シール面(20)に圧接
し、この部分から取付溝(22)内への雨水等の浸入を防止
しているため、前記ボディフランジ(14)の先端(14a)は
前記メインリップ(21)、フランジ保持リップ(23a),(23
b)およびリップ延長部(24)によって幾重にもシールさ
れ、鉄板の合わせ面への雨水浸入による錆の発生が未然
に防止されることになる。
リップ(21)は、その先端が車外側シール面(20)に圧接
し、この部分から取付溝(22)内への雨水等の浸入を防止
しているため、前記ボディフランジ(14)の先端(14a)は
前記メインリップ(21)、フランジ保持リップ(23a),(23
b)およびリップ延長部(24)によって幾重にもシールさ
れ、鉄板の合わせ面への雨水浸入による錆の発生が未然
に防止されることになる。
第2図は本考案ウエザストリップの他の実施例を示した
もので、主として乗用車後部のトランクルームの開口部
(12)周縁に形成したボディフランジ(14)に取付けられ、
トランクリッド(13)との間をシールするのに用いられる
型式のものである。
もので、主として乗用車後部のトランクルームの開口部
(12)周縁に形成したボディフランジ(14)に取付けられ、
トランクリッド(13)との間をシールするのに用いられる
型式のものである。
なお、上記のウエザストリップの場合、嵌着部(16)の内
面には、車内側および車外側各一対、合計4本のフラン
ジ保持リップ(23a),(23b),(23c),(23d)が突設されてお
り、これらのうち車外側上部のフランジ保持リップ(23
a)の先端にボディフランジ(14)の先端(14a)を包み込む
リップ延長部(24)が一体に形成されている。
面には、車内側および車外側各一対、合計4本のフラン
ジ保持リップ(23a),(23b),(23c),(23d)が突設されてお
り、これらのうち車外側上部のフランジ保持リップ(23
a)の先端にボディフランジ(14)の先端(14a)を包み込む
リップ延長部(24)が一体に形成されている。
図中、前記第1図と同一符号を付した箇所は、夫々同一
部材、同一部分を示している。
部材、同一部分を示している。
上記構成のウエザストリップは前述の場合と同様、嵌着
部(16)をボディフランジ(14)に嵌着した際、リップ延長
部(24)が該ボディフランジ(14)の先端(14a)を包み込
み、雨水等の浸入による錆の発生を防止し、ボディフラ
ンジ先端(14a)の非塗装部分の腐食を防止する。
部(16)をボディフランジ(14)に嵌着した際、リップ延長
部(24)が該ボディフランジ(14)の先端(14a)を包み込
み、雨水等の浸入による錆の発生を防止し、ボディフラ
ンジ先端(14a)の非塗装部分の腐食を防止する。
なお、上記各実施例においては、リップ延長部(24)を、
車外側のフランジ保持リップ(23a)に設けた場合につい
て説明したが、該リップ延長部(24)は、車内側のフラン
ジ保持リップ(23c)の先端に形成しても同様な作用を奏
することが可能であり、また、車内側,車外側双方のフ
ランジ保持リップ(23a),(23c)に形成してボディフラン
ジ(14)の先端(14a)を両面から包み込むよう構成するこ
とも勿論可能である。
車外側のフランジ保持リップ(23a)に設けた場合につい
て説明したが、該リップ延長部(24)は、車内側のフラン
ジ保持リップ(23c)の先端に形成しても同様な作用を奏
することが可能であり、また、車内側,車外側双方のフ
ランジ保持リップ(23a),(23c)に形成してボディフラン
ジ(14)の先端(14a)を両面から包み込むよう構成するこ
とも勿論可能である。
(考案の効果) 以上述べた如く、本考案のウエザストリップは、自動車
のボディフランジに嵌着される断面U字状の嵌着部を備
え、該嵌着部の内面に複数のフランジ保持リップを突設
してなるウエザストリップにおいて、前記複数のフラン
ジ保持リップのうち、前記ボディフランジ先端近傍のフ
ランジ保持リップに、該ボディフランジの先端を片側か
らシール状態に包み込むリップ延長部を、シール性を有
するゴム又は合成樹脂等の発泡体にて一体に形成し、従
来使用されていたボディフランジ保護用の不乾性シーラ
ーを用いることなく雨水等の浸入による錆の発生を防止
したものであるから、不乾性シーラー注入のための特別
な工程や設備を必要とせず、材料費を節減して製造コス
トの高騰を抑制し得ると共に、製造および組立てを高能
率に行うことが出来、更には、製品の軽量化を達成し得
るという優れた効果を発揮する。
のボディフランジに嵌着される断面U字状の嵌着部を備
え、該嵌着部の内面に複数のフランジ保持リップを突設
してなるウエザストリップにおいて、前記複数のフラン
ジ保持リップのうち、前記ボディフランジ先端近傍のフ
ランジ保持リップに、該ボディフランジの先端を片側か
らシール状態に包み込むリップ延長部を、シール性を有
するゴム又は合成樹脂等の発泡体にて一体に形成し、従
来使用されていたボディフランジ保護用の不乾性シーラ
ーを用いることなく雨水等の浸入による錆の発生を防止
したものであるから、不乾性シーラー注入のための特別
な工程や設備を必要とせず、材料費を節減して製造コス
トの高騰を抑制し得ると共に、製造および組立てを高能
率に行うことが出来、更には、製品の軽量化を達成し得
るという優れた効果を発揮する。
第1図は本考案ウエザストリップの一例を示す断面図、
第2図は同ウエザストリップの他の実施例を示す断面図
であって、各図において(イ)は組立て前の状態、(ロ)は組
立て後の状態を夫々示している。また、第3図(イ)(ロ)は
従来のウエザストリップの断面図である。 (14)…ボディフランジ、 (15)…ウエザストリップ、 (16)…嵌着部、 (23a)(23b)(23c)(23d)…フランジ保持リップ、 (24)…リップ延長部。
第2図は同ウエザストリップの他の実施例を示す断面図
であって、各図において(イ)は組立て前の状態、(ロ)は組
立て後の状態を夫々示している。また、第3図(イ)(ロ)は
従来のウエザストリップの断面図である。 (14)…ボディフランジ、 (15)…ウエザストリップ、 (16)…嵌着部、 (23a)(23b)(23c)(23d)…フランジ保持リップ、 (24)…リップ延長部。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のボディフランジに嵌着される断面
U字状の嵌着部を備え、該嵌着部の内面に複数のフラン
ジ保持リップを突設してなるウエザストリップにおい
て、前記複数のフランジ保持リップのうち、前記ボディ
フランジ先端近傍のフランジ保持リップに、該ボディフ
ランジの先端を片側からシール状態に包み込むリップ延
長部を、シール性を有するゴム又は合成樹脂等の発泡体
にて一体に形成せしめたことを特徴とするウエザストッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987052241U JPH0620704Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | ウエザストリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987052241U JPH0620704Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | ウエザストリツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63158455U JPS63158455U (ja) | 1988-10-18 |
JPH0620704Y2 true JPH0620704Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=30877235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987052241U Expired - Lifetime JPH0620704Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | ウエザストリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620704Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS643718Y2 (ja) * | 1981-02-10 | 1989-02-01 | ||
JPS5926751U (ja) * | 1983-03-07 | 1984-02-18 | 株式会社吉野工業所 | ねじキヤツプの弛み防止装置 |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP1987052241U patent/JPH0620704Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63158455U (ja) | 1988-10-18 |
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