JPH06206689A - クレーン駆動制御装置 - Google Patents

クレーン駆動制御装置

Info

Publication number
JPH06206689A
JPH06206689A JP25399093A JP25399093A JPH06206689A JP H06206689 A JPH06206689 A JP H06206689A JP 25399093 A JP25399093 A JP 25399093A JP 25399093 A JP25399093 A JP 25399093A JP H06206689 A JPH06206689 A JP H06206689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crane
speed
coordinates
unit
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25399093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Watanabe
辺 重 雄 渡
Nobuo Fukui
井 信 夫 福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP25399093A priority Critical patent/JPH06206689A/ja
Publication of JPH06206689A publication Critical patent/JPH06206689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被搬送物に重量のばらつきがある場合でも、
可及的に短時間で、しかも可及的に円滑かつ静かに、被
搬送物を目標場所に位置決めする。 【構成】 クレーン台車を制動する制動手段;および、
被搬送物保持手段が保持している被搬送物の重さを検出
する重さ検出手段;を備え、制御手段は、目標位置よ
り、重さ検出手段が検出した重さに対応する距離だけ手
前で制動手段を制御してクレーン台車の制動を開始する
ことを特徴とする。 【効果】 搬送時間が過度に長くなると、停止位置決め
が乱れるとかの問題が解消し、クレ−ン自動運転の信頼
性が高まる。また、凡用性はきわめて高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板等の被搬送物を搬
送するクレーンの駆動制御に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製鉄工場では、鋼板やコイル等
の積替え,積上げあるいは運搬等を行なうために天井ク
レーンを備えている。この種の天井クレーンは、鋼板や
コイル等の重量物を搬送する関係上専門のオペレータに
より操作されているが、作業の効率性や正確性を追求す
ると自動化が都合が良い。
【0003】このクレーンの自動化に関しては、従来よ
り種々の発明がなされている。例えば、特公昭61−3
1035号公報には、クレーンの移動方向の障害物を検
出すると、あるいは、トングの直下のコイル材又はトン
グと把持しているコイルとの間隔の異常を検出すると、
クレーンの運転を停止する制御方法が開示されており、
特公昭61−43279号公報には、板状被搬送物のス
トックヤードの高さデータおよび/または該被搬送物の
厚さデータにより、クレーン巻下時の高さを設定する制
御装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらは、いずれもそ
の適用範囲においては所期の目的を達成し得るものとい
えるが、全体システムとしてとらえた場合には、熟練し
たオペレータが行なうきめ細い操作によりもたらされる
クレーン動作に代るものとはいいがたい。つまり、搬送
対象やそれを保持する手段あるいは積重ねの方法が異な
る場合の適用が制限され、凡用性に問題が残る。たとえ
ば、該被搬送物を目標位置に搬送する場合、被搬送物の
重量の異なりによりイナ−シャが異なるので、目標位置
から所定距離手前で減速を開始すると、軽い被搬送物で
は減速が早く、目標位置に到達するのに必要以上に時間
がかかるとか、目標位置の手前で停止してしまい、位置
決め精度が低いとかの問題がある。重い被搬送物では減
速が遅く、目標位置をかなりの速度で通過してしまい、
戻し駆動を必要とし、目標位置への位置決めに時間がか
かるとか、停止位置精度が低いとかの問題がある。この
ような被搬送物それぞれの重量によるイナ−シャのばら
つきは、クレ−ン運転の自動化を妨げる大きな要因であ
る。
【0005】本発明は、被搬送物に重量のばらつきがあ
る場合でも、可及的に短時間で、しかも可及的に円滑か
つ静かに、被搬送物を目標場所に位置決めすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、クレーン台
車;クレーン台車を移動自在に支持する支持手段;クレ
ーン台車を駆動する駆動手段;クレーン台車に係合され
て被搬送物を保持する被搬送物保持手段;位置情報を設
定する情報設定手段;および、駆動手段を制御して位置
情報で示される位置にクレーン台車を位置決めする制御
手段;を備えるクレーン駆動制御装置において:前記ク
レーン台車を制動する制動手段;および、前記被搬送物
保持手段が保持している被搬送物の重さを検出する重さ
検出手段;を備え、前記制御手段は、前記位置情報で示
される位置より、該重さ検出手段が検出した重さに対応
する距離だけ手前で該制動手段を制御して該クレーン台
車の制動を開始することを特徴とする。
【0007】
【作用】これによれば、被搬送物の重量に従って自動的
に、軽い被搬送物では目標位置に近い位置で、重い被搬
送物ではより長く手前の位置で減速が開始されるので、
搬送時間が過度に長くなるとか、停止位置決めが乱れる
とかの問題が解消し、クレ−ン自動運転の信頼性が高ま
る。また、被搬送物保持手段の型式や被搬送物の形状に
因ることなく適用できるため凡用性はきわめて高い。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1は本発明を一例で実施する天井クレー
ン装置を示す側面図であり、図2はその動作領域を示す
平面図である。この装置は、走行レール1,走行レール
1上を走行するトラベラ2,トラベラ2に搭載されて横
行するトロリー3,および、トロリー3に懸下されたト
ングユニット4よりなり、仕分作業等を行なうターミナ
ルヤード5内を自在に移動して鋼板Slpの搬送を行な
う。
【0010】走行レール1は、ターミナルヤード5の両
側において縦方向(図2参照)に延びるレール11およ
び12でなり、それぞれは4本の支柱111〜114あるいは
121〜124により架設されている。各レール上には、トラ
ベラ2の走行を制限する一対のストッパ13ならびに1
4,およびトラベラ2のホームポジションを検出するホ
ームポジションセンサ15が備わっている。
【0011】トラベラ2は、ターミナルヤード5を横に
跨ぐトラベラ本体21,本体21に枢着されたホイール
22,本体21上に設置された走行モータ23,本体2
1上に敷設された一対の横行レール24,トラベラ2の
走行位置を検出する走行センサ25およびトロリー3の
ホームポジションを検出するホームポジションセンサ2
6等を備えている。
【0012】ホイール22は、走行レール1のレール1
1上を転がるホイール221ならびに222およびレール12
上を転がるホイール223ならびに224でなり、走行モータ
23は、減速機構を介してホイール222および224を駆動
する。つまり、走行モータ23の正逆転付勢によりトラ
ベラ2が走行レール1に沿って往復動する。横行レール
24は横方向に延びるレール241および242でなる。
【0013】トロリー3は、横行レール24を跨ぐトロ
リー本体31,本体31に枢着されたホイール32,本
体31上に設置された横行モータ33,トロリー3の横
行位置を検出する横行センサ34,昇降モータ35,減
速機構36,昇降機構37,昇降センサ38およびロー
ドセル39等を備える。ホイール32は、横行レール2
4のレール241上を転がるホイール321ならびに322およ
びレール242上を転がるホイール323ならびに324でな
り、横行モータ33は、減速機構を介してホイール321
および323を駆動する。つまり、横行モータ33の正逆
転付勢によりトロリー3が横行レール24に沿って往復
動する。昇降モータ35は、減速機構36を介して昇降
機構37を駆動する。この昇降機構37は、トングユニ
ット4を吊下げているワイヤ371の長さを調整する。つ
まり、昇降モータ35の正逆転付勢により、トングユニ
ット4が上下動する。
【0014】昇降センサ38は減速機構36に結合され
たエンコーダであり、昇降機構37により調整されたワ
イヤ371の長さ、すなわち、トングユニット4の高さを
検出する。
【0015】ロードセル39は、ワイヤ371の端部に結
合されており、ワイヤ371の張力、すなわち、吊下げ荷
重を検出する。
【0016】トングユニット4は、トング本体41,本
体41に備わるトング42,開閉モータ43,開度セン
サ44,傾きセンサ45および着床センサ46等を備え
る。トングユニット42は、それぞれ対となる開閉爪42
1ならびに422,および423ならびに424でなり、各組の開
閉爪は横方向に離隔されている。また、開閉モータ43
は、開閉爪421および422を開閉駆動するモータ431,な
らびに開閉爪423および424を開閉駆動するモータ432で
なり、開度センサ44は開閉爪421および422の開度を検
出するセンサ441,ならびに開閉爪423および424の開度
を検出するセンサ442でなる。
【0017】傾きセンサ45は本体41の縦方向の傾き
を検出し、着床センサ46は本体41に吊下げられた錘
461の着床、すなわち、トング42による鋼板Slpの
把持に最適なトングユニット4の相対位置を検出する。
【0018】なお、図1には図示していないが、トング
本体41にはトロリー本体31を貫通する通しビームが
結合されており、横方向の傾きが抑止されている。
【0019】以上の構成により、トングユニット4はタ
ーミナルヤード5内の任意位置に移動することができ
る。図2に示した2点鎖線47は、トングユニット4の
可動領域の外縁をその中心点の軌跡により示したもので
ある。
【0020】一方、ターミナルヤード5は鋼板積載用の
貨車Freが止められる搬入ヤード51,貨車Freの
上を覆う防熱カバーCvrが積置されるカバーヤード5
2,鋼板Slpが積置されるストックヤード53および
装入テーブルTblが止められる装入ヤード54に分か
れており、さらに搬入ヤード51は4つのヤード511〜5
14に、ストックヤード53は8つのヤード531〜538に、
装入ヤード54は2つのヤード541および542に、それぞ
れ分かれている。なお、図2においては、これらの各ヤ
ードに置かれた鋼板Slpをハッチングにより示してあ
る。
【0021】図3は上述した天井クレーン装置の電気制
御系のシステム構成を示すブロック図である。
【0022】電気制御系は、コントローラ6を中心に、
トラベラコントロールセクション71,トロリーコント
ロールセクション72,トングコントロールセクション
73および通信セクション74よりなる。
【0023】トラベラコントロールセクション71は、
サーボモータドライバ711,リレードライバ712およびイ
ンターフェイス713でなる。サーボモータドライバ711に
は前述した走行モータ23およびその回転軸に機械的に
結合されたタイミングジェネレータTG1が接続されて
おり、リレードライバ712には走行モータ23の付勢ラ
インに接続されたアーマチュア短絡用のリレーRL1が
接続されており、インターフェイス713には前述した走
行センサ25,トラベラ2のホームポジションセンサ1
5およびトロリー3のホームポジションセンサ26が接
続されている。サーボモータドライバ711はタイミング
ジェネレータTG1の出力を監視しながらコントローラ
6により指示された方向と速度で走行モータ23を付勢
し、リレードライバ712はコントローラ6の指示に応答
してリレーRL1を付勢し、インターフェイス713は各
種センサの状態を読み取ってコントローラ6に転送す
る。
【0024】トロリーコントロールセクション72は、
サーボモータドライバ721,リレードライバ722,モータ
ドライバ723およびインターフェイス724でなる。サーボ
モータドライバ721には、前述した横行モータ33および
その回転軸に機械的に結合されたタイミングジェネレー
タTG2が接続されており、リレードライバ722には横
行モータ33の付勢ラインに接続されたアーマチュア短
絡用のリレーRL2が接続されており、モータドライバ
723には前述した昇降モータ35が接続されており、イ
ンターフェイス724には前述した昇降センサ38,走行
センサ34およびロードセル39が接続されている。サ
ーボモータドライバ721はタイミングジェネレータTG
2の出力を監視しながらコントローラ6により指示され
た方向と速度で横行モータ33を付勢し、リレードライ
バ722はコントローラ6の指示に応答してリレーRL2
を付勢し、モータドライバ723はコントローラ6により
指示された方向で昇降モータ35を付勢し、インターフ
ェイス724は各種センサの状態を読み取ってコントロー
ラ6に転送する。
【0025】トングコントロールセクション73は、モ
ータドライバ731およびインターフェイス732でなり、モ
ータドライバ731には前述した開閉モータ431および432
が接続されており、インターフェイス732にはモータロ
ックセンサ733,前述した開度センサ441ならびに442,
傾きセンサ45および着床センサ46が接続されてい
る。モータドライバ731はコントローラ6により指示さ
れた方向で開閉モータ431および432を付勢し、インター
フェイス732は各種センサの状態を読み取ってコントロ
ーラ6に転送する。なお、モータロックセンサ733は、
電流センサ7331,7332,コンパレータ7333,7334および
アンドゲート7335でなり、開閉モータ431および432がロ
ックして付勢電流が急上昇するとアンドゲート7335から
Hレベルが出力される。
【0026】通信セクション74は無線モデム741およ
び742を備え、コントローラ6とホストコンピュータと
の間の通信を確保する。コントローラ6は、この通信セ
クション74を介して与えられたホストコンピュータの指
示に応じて各部を制御する。
【0027】次に、図4から図13に示したフローチャ
ートを参照してコントローラ6の動作を説明する。な
お、以下の説明においては、トングユニット4の位置を
中心座標により示し、前述した各ヤード(511〜514,5
2,531〜538,541,542)の位置をそれぞれの中心座標
により示すものとし、これらは、図2に示した可動領域
47の左下角を原点とし、横方向をX軸とし縦方向をY
軸としたX−Y座標系により与えられるものとする。
【0028】図4を参照するとコントローラ6は、図示
を省略した電源装置から各部に所定の電圧が供給される
と、S1(フローチャートのステップに付した番号を示
す:以下同義)において入出力ポートおよび内部レジス
タ等を初期化するとともにトラベラ2およびトロリー3
を各々のホームポジションにセットする。これによりト
ングユニット4の座標は原点、すなわち図2に示した可
動領域47の左下角に等しくなる。つまり、ここではトン
グユニット4をホームポジションにセットしている。
【0029】図4に示すS2は、ホストコンピュータか
らの入力待ちループである。これにおいてホストコンピ
ュータからの入力があると、この入力待ちループを解
き、S3においてそのとき転送されたピックアップポイ
ントAfすなわち被搬送鋼板を吊上げるヤードの座標,
プレイスポイントAtすなわち被搬送鋼板を置くヤード
の座標,ピックアップポイントの現在積上高H(Af),
プレイスポイントの現在積上高H(At),および、被搬
送鋼板の長さLG,幅WD,厚さTHならびに重さWT
を読み取る。
【0030】図4に示すS4においては、トロリー3の
横行位置およびトラベラ2の走行位置より、ウェイティ
ングポイントAwすなわち現在待機中のトングユニット
4の座標、を読み取る。このとき読み取ったウェイティ
ングポイントAwは、当初S1においてホームポジショ
ンセットを行なっているので原点に等しいが、これ以外
の場合は、原点若しくは各ヤードの座標に等しくなる。
これについては後述する説明より明らかになろう。
【0031】図4に示すS5においては、ウェイティン
グポイントAwからピックアップポイントAfに至るル
ートをセットする。本実施例においては、予め鋼板の長
さを複数段階に分類し、各段階における最長の鋼板を吊
下げて、原点および各ヤードのうちの任意の2点間を支
柱111〜114あるいは121〜124に接触することなく安全に
搬送する最短ルートを求め、始点および終点ならびに変
向点の座標をもってそのルートをコントローラ6に記憶
している。つまり、S5においては、記憶しているルー
トの中から、始点がウェイティングポイントAwに、終
点がピックアップポイントAfに、吊下げる鋼板の長さ
が最も短い(ここではまだ吊下げがない)ルートを選択
し、バッファメモリ内にアドレスiにより指定されるテ
ーブル形式で書き込む(以下書き込んだものをルートテ
ーブルという)。この場合は、鋼板の吊下げがないので
変向点のない直線のルートとなり、アドレスi=0の領
域に終点すなわちピックアップポイントAfの座標を、
アドレスi=1の領域に始点すなわちウェイティングポ
イントAwの座標を、それぞれ書き込んだルートテーブ
ルとなるが、変向点があるときには、図14にその概念
を示したように、アドレスi=1〜n−1の領域に終点
から始点に至る順にそれらの座標を書き込んだルートテ
ーブルとなる。
【0032】この後、図4に示すS6において吊下げ荷
重Whを0にリセット(吊下げなし:トングユニット4
自体の重量は定数扱い)すると、図4に示すS7におい
てルートテーブルのアドレスi=nから逆順に各点を辿
りながらトングユニット4をウェイティングポイントA
wからピックアップポイントAfまで移動させる。この
“移動”処理S7の内容を図5に示す。
【0033】図5を参照すると“移動”処理S7では、
まずS301において、始点(この場合はウェイティング
ポイントAw)の座標と終点(この場合はピックアップ
ポイントAf)の座標とを比較して横行および走行の方
向を決定し、S302においてアドレスiをn(ルートテ
ーブルの最下欄アドレス)にセットする。このときのア
ドレスiは1以上であるのでS304において1デクリメ
ント(−1)し、S305においてそのアドレスiにより
示される点、すなわち、これから移動しようとしている
当面の目標となる点(以下、次目標点という)、の座標
をレジスタXおよびYにセットする。
【0034】次に、S306においてトングユニット4の
現在位置Apの座標を読み取ると、S307において次目
標点のX座標と現在位置ApのX座標とを比較し、それ
らが許容範囲内で等しければS308においてレジスタF
に0を、等しくなければS309においてレジスタFに4
0を、それぞれセットし、さらにS310において次目標
点のY座標と現在位置ApのY座標とを比較し、それら
が許容範囲内で等しければS311においてレジスタFに
0を、等しくなければS312においてレジスタFに4
を、それぞれ加える。
【0035】この後、S313においてタイマT(内部タ
イマ)をクリア&スタートすると、S314〜S318におい
てトングユニット4の現在位置Apを監視しながら、レ
ジスタFの値が0になるまでS317の“横行制御”処
理およびS318の“走行制御”処理を繰り返し実行す
る。なお、このループでは、S316においてトングユニ
ット4の横行速度vxおよび走行速度vyを変位量の時
間勾配より求めている。
【0036】図6に、S317の“横行制御”処理の内
容を示す。これにおいては、S321でレジスタFの値を
調べる。この値の10の位が4であれば、S322におい
て、予め速度を時間の関数として記憶している加速グラ
フVより、そのときのタイマTの値で示される目標横行
速度Vxを読み出し、S323において、サーボモータド
ライバ721に対しその速度VxおよびS301で設定した横
行方向による横行モータ33の付勢を指示する。
【0037】S324においては、予め最初の減速開始距
離を速度および吊下げ荷重の関数として記憶している第
1減速グラフfx1よりそのときの横行速度vxおよび
吊下げ荷重Whで示される第1減速開始距離Mx1を読
み出す。この第1減速開始距離Mx1を次目標点のX座
標から減じた(X方向に負の移動をするときは加える:
以下同様)座標が第1減速開始位置のX座標となるの
で、S325においては、そのときのトングユニット4の
現在位置ApのX座標とそれを比較し、両者が許容範囲
内で等しくなるまで上記を繰り返す。以下は図15を併
せて参照されたい。
【0038】これら第1減速開始位置のX座標とトング
ユニット4の現在位置ApのX座標とが許容範囲内で等
しくなると、S326においてレジスタFの値から10を
減じ、S327においてサーボモータドラバ721に対し横行
モータ33の消勢を指示した後、S328においてリレー
ドライバ722に対しリレーRL2の付勢を指示する。こ
れによりリレーRL2が横行モータ33のアーマチュア
を短絡するのでブレーキオンとなる。
【0039】このブレーキングにより横行速度vxの低
下が始まるので、その値が所定横行速度Sx以下となる
まで待機する(レジスタFの値は、S326において10
を減じたことにより10の位が3となっている)。
【0040】横行速度vxが所定横行速度Sx以下とな
ると、S330に進み、ここでレジスタFの値からさらに
10を減じ、S331においてリレードライバ722に対しリ
レーRL2の消勢を指示する。これにより、横行モータ
33のアーマチュアが開放されてブレーキオフとなり、
その後の横行速度はほぼ等速となる。
【0041】S332においては、上記の第1減速グラフ
fx1と同様に、第2の減速開始距離を速度および吊下
げ荷重の関数として記憶している第2減速グラフfx2
より、そのときの横行速度vxおよび吊下げ荷重Whで
示される第2減速開始距離Mx2を読み出す。この第2
減速開始距離Mx2を次目標点のX座標から減じた座標
が第2減速開始位置のX座標となるので、S333におい
ては、そのときのトングユニット4の現在位置ApのX
座標とそれを比較し、両者が許容範囲内で等しくなるま
でこの比較を繰り返す(レジスタFの値はS330におい
て10を減じたことにより10の位が2となってい
る)。
【0042】これら第2減速開始位置のX座標とトング
ユニット4の現在位置ApのX座標とが許容範囲内で等
しくなると、S334においてレジスタFの値から10を
減じ、S335において再度リレードライバ722に対しリレ
ーRL2の付勢を指示し、横行モータ33をブレーキン
グする。
【0043】この後は、横行速度vxが低下して許容範
囲で0(停止)に等しくなるまで待機し(レジスタFの
値はS334において10を減じたことにより10の位が1
となっている)、等しくなるとS334においてレジスタ
Fの値からさらに10を減じ、S335においてリレード
ライバ722に対しリレーRL2の消勢を指示してこの横
行処理を終了する。このとき、トングユニット4のX座
標はS305において設定した次目標点のX座標に等しく
なる。いいかえると、第2減速開始距離Mx2は、横行
速度がSxで吊下げ荷重がWhのときにブレーキングを
開始してからトングユニット4が移動する距離を示すこ
とになる。
【0044】走行制御処理は、図7に示したように上記
の“横行制御”処理(図6)と全く相似であるので、こ
こでの説明を省略する。
【0045】図5に示すS314〜S318でなるループにお
いて“横行制御”処理(図6)および“走行制御”処理
(図7)を繰り返し実行することにより、トングユニッ
ト4の座標がS305において設定した次目標点の座標に
等しくなると、レジスタFの値が0になる。そのときは
S314からS303に進み、アドレスiが0となるまで次目
標点を更新設定して上記を繰り返す。
【0046】再度図4を参照する。S7において“移
動”処理を実行してトングユニット4をウェイティング
ポイントAwからピックアップポイントAfに移動させ
ると、S8において“トング開”処理を実行してトング
42を開く。この“トング開”処理について図8に示し
たフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0047】図8を参照すると“トング開”処理ではま
ず、S101においてトング42の開度を読み取り、S102
においてその開度を検討する。このとき、トング42の
開度が被搬送鋼板の幅WDと所定マージンMgの和の値
を超えていればそのまま処理を終了するが、その値以下
であれば、S103においてモータドライバ731に対し開閉
モータ431および432の正転付勢を指示し、S104および
S105においてトング42の開度がその値を超えるまで待
機した後、S106においてモータドライバ731に対し開閉
モータ431および432の消勢を指示して処理を終了する。
【0048】S8においてトング開処理を実行してトン
グ42を開くと、“捲下1”処理S9を実行し、トング
ユニット4を被搬送鋼板の把持に最適な高さまで降下さ
せる。このS9の“捲下1”処理について図9に示した
フローチャートを参照して詳細に説明する。
【0049】図9を参照すると、S9の“捲下1”処理
ではまず、S401においてモータドライバ723に対し昇降
モータ35の逆転付勢を指示してトングユニット4の降
下を開始し、S402〜S405でなるループにより、トング
ユニット4の現在高Hp,傾きセンサ45および着床セ
ンサ46の状態を監視する。このループにおいて、トング
ユニット4の現在高Hpが、ピックアップポイントの現
在積上高H(Af)と所定マージンMhの和の値以下となる
前に、傾きセンサ45がトングユニット4の傾斜を検出
し、あるいは着床センサ46が着床を検出したときは、
トングユニット4が障害に接触した可能性があるため、
直ちに処理を終了してS406において異常処理を実行す
る。
【0050】異常なくトングユニット4の現在高Hp
が、ピックアップポイントの現在積上高H(Af)と所定
マージンMhの和の値以下となると、上記のループを解
き、S407において一担モータドライバ723に対し昇降モ
ータ35の消勢を指示し、S408およびS409においてト
ングユニット4の降下が停止するのに充分な時間を待機
する。
【0051】この後、S410においては再びモータドラ
イバ723に対し昇降モータ35の逆転付勢を指示して降
下を開始し、S411およびS412でなるループにより傾き
センサ45および着床センサ46の状態を監視する。こ
のときの降下においては、トングユニット4の位置ずれ
があるとトング42が被搬送鋼板等に接触して傾く。そ
こで、着床センサ46が着床を検出する前に傾きセンサ
45がトングユニット4の傾斜を検出したときには、位
置ずれと判断してS413以下においてトングユニット4
の位置修正を行なう。
【0052】S413においてはモータドライバ723に対し
昇降モータ35の消勢を指示し、S414においてはその
ときの傾き方向を記憶する。この後、S415においてモ
ータドライバ723に対し昇降モータ35の正転付勢を指
示してトングユニットの上昇を開始し、S416およびS4
17においてトングユニット4の現在高Hpを監視する。
これによりトングユニット4の現在高Hpがピックアッ
プポイントの現在積上高H(Af)と所定マージンMhの
和の値を超えると、S418においてモータドライバ723に
対し昇降モータ35の消勢を指示し、S419において記
憶しているトングユニット4の傾き方向に応じてその前
後位置(縦方向の位置)を微調整する。
【0053】トングユニット4の位置修正を終了する
と、S410に戻り、昇降モータ35の逆転付勢によるト
ングユニット4の降下を再開する。
【0054】S411およびS412でなるループによりトン
グユニット4の傾斜を検出することなく着床を検出した
ときは、前述したようにトングユニット4は、被搬送鋼
板の把持に最適な高さになる。したがって、これにより
ループを解き、S420においてモータドライバ723に対し
昇降モータ35の消勢を指示してトングユニット4の降
下を停止する。この場合、トングユニット4をピックア
ップポイントの現在積上高H(Af)と所定マージンMhの
和の高さで一担停止しているので、イナーシャを考慮す
る必要がなく、トングユニット4は正しく最適な高さで
停止する。
【0055】S9(図4;詳細は図9)において“捲下
1"処理を実行してトングユニット4を被搬送鋼板の把
持に最適な高さまで降下させると、図4に示すS10に
おいて“トング閉”処理を実行してトング42を閉じ
る。このS10の“トング閉”処理の内容を図10に示
す。
【0056】図10を参照するとS10の“トング閉"
処理では、S201においてモータドライバ731に対し開閉
モータ431および432の逆転付勢を指示した後、S202お
よびS203においてトング42の開度が被搬送鋼板の幅
WDと許容範囲内で等しくなるまで待機し、その後さら
にS205において開閉モータ431および432がロックして
トング42に充分な把持力が発生するまで待機してか
ら、S205においてモータドライバ731に対し開閉モータ
431および432の消勢を指示して処理を終了する。
【0057】このS10の“トング閉”処理を実行して
トング42を閉じて、充分な把持力により被搬送鋼板を
把持すると、図4に示すS11の“捲上1"処理を実行
してトングユニット4を搬送高Hcまで上昇させる。こ
のS11の“捲上1"処理の内容を図11に示す。
【0058】図11を参照すると、S11の“捲上1"
処理では、S601においてモータドライバ723に対し昇降
モータ35の正転付勢を指示してトングユニット4の上
昇を開始し、S602およびS603でなるループによりトン
グユニット4の現在高Hpを監視する。このループにお
いて、トングユニット4の現在高Hpがピックアップポ
イントの現在積上高H(Af)と所定マージンMhの和の値
を超えるとループを解いてS604に進み、一担モータド
ライバ723に対し昇降モータ35の消勢を指示する。こ
のとき、S605において吊下荷重(トングユニット4の
重量は含まない)Wpを読み取り、S606においてはそ
れを被搬送鋼板の重さWTと比較する。これらが許容範
囲を超えて異なる場合には、被搬送鋼板に他の鋼板が融
着している異常等が考えられるのでS607において異常
処理を行なう。
【0059】異常がなければ、S608においてモータド
ライバ723に対し、再度昇降モータ35の正転付勢を指
示してトングユニット4の上昇を開始し、S609および
S610でなるループによりトングユニット4の現在高H
pを監視する。このループにおいてトングユニット4の
現在高Hpが搬送高Hcを超えるとループを解き、S61
1においてモータドライバ723に対し昇降モータ35の消
勢を指示して処理を終了する。
【0060】S11の“捲上1"処理を実行してトング
ユニット4を搬送高Hcまで上昇させると、図4に示す
S12において、前述と同様にしてピックアップポイン
トAfからプレイスポイントAtに至るルートテーブルを
バッファメモリ内に作成する。つまり、この場合は、予
め用意しているルートの中から、始点がピックアップポ
イントAfに、終点がプレイスポイントAtに、吊下げる
鋼板の長さが被搬送鋼板の長さLGに、それぞれ等しい
ルートを選択する。
【0061】図4に示すS13においては、吊下げ荷重
Whを被搬送鋼板の重さWTにセットし、図4に示すS
14においては新規に作成したルートテーブルに基づい
て前述した“移動”処理(詳細は図5〜7)を実行し、
トングユニット4をピックアップポイントAfからプレ
イスポイントAtまで移動させる。これを終了すると、
図4に示すS15の“捲下2"処理を実行してトングユ
ニット4を被搬送鋼板を置く高さまで降下させる。この
S15の“捲下2”処理の内容を図12に示す。図12
を参照すると、このS15の“捲下2”処理では、ま
ず、S501においてモータドライバ723に対し昇降モータ
35の逆転付勢を指示してトングユニット4の降下を開
始し、S502〜S505でなるループによりトングユニット
4の現在高Hp,傾きセンサ45および着床センサ46
の状態を監視する。前述したS9の“捲下1”処理(詳
細は図9)と同様に、このループにおいてトングユニッ
ト4の現在高HpがプレイスポイントAtの現在積上高
H(At)と所定マージンMhの和の値以下となる前に、傾
きセンサ45がトングユニット4の傾斜を検出し、ある
いは着床センサ46が着床を検出したときは、トングユ
ニット4あるいは吊下げている被搬送鋼板が障害に接触
した可能性があるため、直ちに処理を終了してS506に
おいて異常処理を実行する。
【0062】異常なくトングユニット4の現在高Hpが
プレイスポイントAtの現在積上高H(At)と所定マー
ジンMhの和の高さ以下となると、上記のループを解
き、S507において一担モータドライバ723に対し昇降モ
ータ35の消勢を指示し、S508およびS509においてト
ングユニット4の降下が停止するのに充分な時間を待機
する。
【0063】この後、S510において再びモータドライ
バ723に対し昇降モータ35の逆転付勢を指示して降下
を開始し、S511およびS512でなるループにより吊下荷
重Wpを監視する。トング42で把持している被搬送鋼
板がプレイスポイントAtに置かれると吊下荷重Wpが
減少する。そこで、この吊下荷重Wpが許容範囲内にお
いて0に等しくなるとS513においてモータドライバ723
に対し昇降モータ35の消勢を指示し、トングユニット
4の降下を停止して処理を終了する。
【0064】S15の“捲下2"処理を実行してトング
ユニット4を降下させて被搬送鋼板をプレイスポイント
At上に置くと、図4に示すS16において前述した
“トング開”処理(詳細は図8)を実行してトング42
を開き、被搬送鋼板を放す。この後、図4に示すS17
の“捲上2"処理を実行してトングユニット4を搬送高
Hcまで上昇させる。このS17の“捲上2"処理の内
容を図13に示す。
【0065】図13を参照すると、S17の“捲上2"
処理では、S701においてモータドライバ723に対し昇降
モータ35の正転付勢を指示した後、S702およびS703
でなるループにおいてトングユニット4の現在高Hpが
搬送高Hcを超えるまで待機し、S704においてモータ
ドライバ723に対し昇降モータ35の消勢を指示してい
る。つまり、S17の“捲上2"処理においては、トン
グユニット4による鋼板の吊下がないため、一気にトン
グユニット4を搬送高Hcまで上昇している。
【0066】S17において“捲上2"処理を実行しト
ングユニット4を搬送高Hcまで上昇させると、ホスト
コンピュータより指示された鋼板の搬送に関する一連の
処理が終了するので、図4に示すS18においてホスト
コンピュータに終了を報知する。ホストコンピュータで
は、これにより各ヤードの高さや鋼板の種類等に関する
データを更新する。
【0067】図4を参照するとこの後は、S19におい
てタイマTをクリア&スタートし、S20およびS21
でなるループにおいて入力待ループを設定する。この入
力待ループにおいて、所定時間tiが経過する前にホス
トコンピュータよりの入力があるとS3に戻り上記を繰
り返すが、ホストコンピュータよりの入力がある前に所
定時間tiが経過するとS22においてトングユニット
4をホームポジション(原点)にセットし、S2に戻
る。
【0068】
【発明の効果】被搬送物の重量に従って自動的に、軽い
被搬送物では目標位置に近い位置で、重い被搬送物では
より長く手前の位置で減速が開始されるので、搬送時間
が過度に長くなるとか、停止位置決めが乱れるとかの問
題が解消し、クレ−ン自動運転の信頼性が高まる。ま
た、被搬送物保持手段の型式や被搬送物の形状に因るこ
となく適用できるため凡用性はきわめて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】 図1に示すクレ−ンの動作領域を示す平面図
である。
【図3】 図1に示す実施例の電気制御系のシステム構
成を示すブロック図である。
【図4】 図3に示すコントローラ6の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】 図4に示すステップ7の“移動”の内容を示
すフロ−チャ−トである。
【図6】 図5に示すステップ317の“横行制御”の
内容を示すフロ−チャ−トである。
【図7】 図5に示すステップ318の“走行制御”の
内容を示すフロ−チャ−トである。
【図8】 図4に示すステップ8の“トング開”の内容
を示すフロ−チャ−トである。
【図9】 図4に示すステップ9の“捲下1”の内容を
示すフロ−チャ−トである。
【図10】 図4に示すステップ10の“トング閉”の
内容を示すフロ−チャ−トである。
【図11】 図4に示すステップ11の“捲上1”の内
容を示すフロ−チャ−トである。
【図12】 図4に示すステップ12の“捲下2”の内
容を示すフロ−チャ−トである。
【図13】 図4に示すステップ13の“捲上2”の内
容を示すフロ−チャ−トである。
【図14】 図3に示したコントローラ6が作成するル
ートテーブルの内容を示す平面図である。
【図15】 図3に示したコントローラ6が行なう減速
制御による、クレ−ン位置と速度との関係を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1:走行レール(支持手段) 11,12:
レール 13,14:ストッパ 15:ホー
ムポジションセンサ 2:トラベラ 21:トラベ
ラ本体 22:ホイール 23:走行
モータ 24:横行レール 25:走行
センサ 26:ホームポジションセンサ 3:トロリー 31:トロリー本体 32:ホイ
ール 33:横行モータ 34:横行
センサ 35:昇降モータ(第2駆動手段) 36:減速
機構 37:昇降機構 38:昇降
センサ 39:ロードセル 2,3:(ク
レーン台車) 23,33:(第一駆動手段) 4:トングユニット(被搬送物保持手段) 41:トング本体 42:トン
グ 43:開閉モータ 44:開度
センサ 45:傾きセンサ 46:着床
センサ 5:ターミナルヤード 6:コント
ローラ(制御手段) 71:トラベラコントロールセクション 72:トロリーコントロールセクション 73:トングコントロールセクション 74:通信セクション Slp:鋼板 Fre:貨車 Cvr:防熱カバー Tbl:装入
テーブル RL1,RL2:リレー(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン台車;クレーン台車を移動自在
    に支持する支持手段;クレーン台車を駆動する駆動手
    段;クレーン台車に係合されて被搬送物を保持する被搬
    送物保持手段;位置情報を設定する情報設定手段;およ
    び、駆動手段を制御して位置情報で示される位置にクレ
    ーン台車を位置決めする制御手段;を備えるクレーン駆
    動制御装置において:前記クレーン台車を制動する制動
    手段;および、前記被搬送物保持手段が保持している被
    搬送物の重さを検出する重さ検出手段;を備え、前記制
    御手段は、前記位置情報で示される位置より、該重さ検
    出手段が検出した重さに対応する距離だけ手前で該制動
    手段を制御して該クレーン台車の制動を開始することを
    特徴とする、クレーン駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 さらに前記クレーン台車の速度を検出す
    る速度検出手段;を備え、前記制御手段は、前記位置情
    報で示される位置より、前記重さ検出手段が検出した重
    さおよび該速度検出手段が検出した速度に対応する第1
    の距離だけ手前で該制動手段を制御して前記クレーン台
    車の制動を開始し、該速度検出手段が検出した速度が所
    定速度になると、該クレーン台車の制動を一担停止し、
    その後、該位置情報で示される位置より、該重さ検出手
    段が検出した重さに対応する第2の距離だけ手前で該制
    動手段を制御して該クレーン台車の制動を開始する、前
    記請求項1記載のクレーン駆動制御装置。
JP25399093A 1993-09-01 1993-10-12 クレーン駆動制御装置 Pending JPH06206689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25399093A JPH06206689A (ja) 1993-09-01 1993-10-12 クレーン駆動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25399093A JPH06206689A (ja) 1993-09-01 1993-10-12 クレーン駆動制御装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14913288A Division JPH01317993A (ja) 1988-06-16 1988-06-16 クレーン駆動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06206689A true JPH06206689A (ja) 1994-07-26

Family

ID=17258739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25399093A Pending JPH06206689A (ja) 1993-09-01 1993-10-12 クレーン駆動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06206689A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008145022A1 (en) * 2007-05-29 2008-12-04 China Aluminum International Engineering Corporation Limited A control system for overhead traeling crane to stack carbon blocks and a control method for the same
CN110510524A (zh) * 2019-09-05 2019-11-29 北京坚构创新科技有限公司 一种物料抓斗智能控制系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574891A (en) * 1980-06-10 1982-01-11 Nippon Kokan Kk Operating controlling method for overhead travelling crane
JPS6366089A (ja) * 1986-09-05 1988-03-24 石川島播磨重工業株式会社 クレ−ンの振れ止め制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574891A (en) * 1980-06-10 1982-01-11 Nippon Kokan Kk Operating controlling method for overhead travelling crane
JPS6366089A (ja) * 1986-09-05 1988-03-24 石川島播磨重工業株式会社 クレ−ンの振れ止め制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008145022A1 (en) * 2007-05-29 2008-12-04 China Aluminum International Engineering Corporation Limited A control system for overhead traeling crane to stack carbon blocks and a control method for the same
CN110510524A (zh) * 2019-09-05 2019-11-29 北京坚构创新科技有限公司 一种物料抓斗智能控制系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4666213B2 (ja) 物品収納設備
US6851913B2 (en) Transport system
JP7226537B2 (ja) 走行車システム及び走行車の制御方法
JPH06206688A (ja) クレーン駆動制御装置
JPH01317993A (ja) クレーン駆動制御装置
JPH06206689A (ja) クレーン駆動制御装置
JP4959664B2 (ja) クレーン及びクレーンによるコンテナの吊り下ろし方法
JP2003146579A (ja) クレーン制御装置及び制御方法
JPH06206690A (ja) クレーン駆動制御装置
JP7347695B2 (ja) 天井保管システム
WO2021220582A1 (ja) 天井搬送車及び天井搬送システム
JPH0740930U (ja) エレベータ式パーキング
JP2639696B2 (ja) 車体搬送用ハンガの位置決め装置
JPS6131035B2 (ja)
JPH09315520A (ja) 物品保管棚用の物品搬送装置
JPH06100108A (ja) ロール物移載装置
JPH0335816A (ja) コイル状鋼材搬送用天井クレーンの制御装置
JPS63140603A (ja) リニアモ−タ利用の搬送設備の停止制御装置
JP7487721B2 (ja) 物品搬送装置
JPS6320708Y2 (ja)
JPH0881013A (ja) 搬送装置の初期学習方法及び初期学習システム
KR20240051991A (ko) 반송 시스템
JPS60248592A (ja) クレ−ンの自動運転方法及び自動運転装置
CN116135741A (zh) 物品搬运装置
JP2656896B2 (ja) 船積み荷役方法および荷役中継装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970311