JPH06206621A - ゴムタイヤの個別分離搬送装置 - Google Patents

ゴムタイヤの個別分離搬送装置

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JPH06206621A
JPH06206621A JP1785993A JP1785993A JPH06206621A JP H06206621 A JPH06206621 A JP H06206621A JP 1785993 A JP1785993 A JP 1785993A JP 1785993 A JP1785993 A JP 1785993A JP H06206621 A JPH06206621 A JP H06206621A
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tire
tires
rubber tire
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rubber
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JP1785993A
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Yasuhiro Ota
保宏 太田
Masaru Umemoto
勝 梅本
Kenryo Kashiwagi
謙良 柏木
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重なり合った多数のゴムタイヤを個別に分離
して搬送する。 【構成】 ゴムタイヤTの搬送スラットコンベヤ1の搬
送面を個別搬送面部分と滑落面部分とに区分形成し、個
別搬送面部分にゴムタイヤ支承板3とスラット端部に立
設した起立板2とを設け、滑落面部分の側縁に沿って棚
吊り随伴タイヤの掬い起しガイド部材5を立設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用済ゴムタイヤ、所
謂廃タイヤをセメント焼成用補助燃料として利用する際
の廃タイヤ搬送に好適である。
【0002】
【従来の技術】近年、廃タイヤをセメント焼成用の補助
燃料として利用する際には、該タイヤをプレヒーターを
通してキルンに投入して燃焼させるが、キルンは24時
間連続運転であって、しかも、キルン内の温度管理を必
要とするため、プレヒーター投入口では投入タイヤの計
重、そしてカロリー計算を行なってタイヤの投入間隔を
決定しているので、プレヒーター投入口へは廃タイヤを
1本づつ供給される必要がある。そこで、従来は廃タイ
ヤを集積ヤードから1本づつ分離して搬送する手段とし
て、例えば、特公昭57−11808号公報並びに特公
昭63−11955号公報に開示された技術内容が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いて、前者は水流を利用した個別分離技術であるが、タ
イヤは水に浮くので、プレヒーターに連続供給できるに
充分な数のタイヤを確保するためには、大量のタイヤを
貯留する広大プールを設置しなければならず、また、広
大なプールは屋外にあるところから、水流に逆らう外気
の気流により、時としてタイヤの流れが損なわれること
があり、加えてタイヤの環状空洞には水が入るので水を
除去しなければならないという面倒な作業を必要とし、
後者は個別に分離された廃タイヤを大きさ別に分級する
搬送技術であって、個別に分離されないまま、棚吊り状
態によって随伴搬送されてくる複数の廃タイヤを1個の
み分離して搬送する技術ではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は棚吊り
状態によって急傾斜個別搬送区間を随伴搬送されている
複数のゴムタイヤを棚吊り状態を崩落させることによ
り、支承板によって支承保持された1個のタイヤ以外を
滑落させ、該1個のみを個別分離して搬送するために、
スラットコンベヤの搬送面をゴムタイヤの個別搬送面部
分とゴムタイヤの滑落面部分とに区分形成し、個別搬送
面部分の一側縁の各スラット端部に起立板を立設すると
ともに、個別搬送面部分上に倒伏姿勢の1個のタイヤの
みを支承する高さおよび巾を有する支承板を搬送タイヤ
の最大直径よりも大きいピッチで搬送方向に取付け、一
方、前記急傾斜個別搬送区間の滑落面部分の他側縁に滑
落面部上に突出した棚吊り随伴タイヤの掬い起しガイド
部材を固設したものである。
【0005】
【作用】支承板に支承された1個のタイヤは、スラット
面に倒伏した安定姿勢で急傾斜個別搬送区間を上昇する
が、起立板に側方への移動を阻止された支承板上の1個
のタイヤと滑落面部分側縁に沿って固設された側壁との
間に複数のタイヤが棚吊り状態になって挟在して随伴上
昇すると、固定側壁に接した随伴上昇タイヤの1つはス
ラットコンベヤの上昇動に伴って固定側壁面を転動する
方向に回転し、該転動タイヤに接する他の随伴上昇タイ
ヤは反対方向に転動被動するが、該転動被動タイヤは、
支承板上に保持された1個のタイヤに接する。ところ
が、該1個の支承タイヤはスラットに取付けられた起立
板に接し、該起立板がスラットとともに上昇動するので
回転せず、結局、固定側壁に接するタイヤと支承板上に
保持された1個のタイヤとの間に挟在する随伴タイヤは
上方へはじきだされて棚吊り状態が崩落し、支承板に支
承保持された1個のタイヤ以外の複数の随伴タイヤはす
べて滑落面部分に案内されて水平搬入区間のスラットコ
ンベヤ上に滑落するが、固定側壁に接するタイヤの周面
に油等が付着してタイヤが固定側壁上をスリップして移
動するときは、該タイヤに回転が発生せず、その結果棚
吊り状態が崩落しない場合等においては、棚吊り状態の
まま複数個のタイヤが水平搬出区間へ搬送されるおそれ
があるので、棚吊り随伴タイヤの掬い起しガイド部材に
よって確実に随伴タイヤのひとつを掬い起して崩落させ
棚吊り状態を消失させる。
【0006】
【実施例】図1〜図4は本発明の実施例を示し、図1は
ゴムタイヤの個別分離搬送装置の正面図、図2は図1の
拡大右側面図、図3は図1の平面図であって、タイヤの
個別分離搬送スラットコンベヤ1(以下単に個別分離コ
ンベヤという)は、少数の散乱ゴムタイヤの水平搬入区
間1Aと該搬入区間1Aに連なるゴムタイヤを個別分離
する急傾斜個別搬送区間1Bと該急傾斜個別搬送区間1
Bに連なる水平搬出区間1Cとに形成された略Z形の搬
送経路を形成したエンドレススラットコンベヤであって
架構Fによって支持され、駆動プーリDにより駆動され
ている。
【0007】そして、該個別分離コンベヤ1は搬送面を
個別搬送面部分と滑落面部分とに区分され、個別搬送面
部分には図2に示す如く、各スラット端部のみに起立板
2が固設されるとともに、該個別搬送面部分上に略々台
形のゴムタイヤ支承板3が起立して取りつけらており、
該支承板3の起立高さHはゴムタイヤの軸方向幅よりや
や狭く、長さLはゴムタイヤの直径よりやや短く、急傾
斜搬送部分1Bにおいてゴムタイヤの円周下端を支承し
てタイヤの中心の多少の変位に対してもタイヤを確実に
支承保持する長さであればよく、また、該支承板3の搬
送方向前後の取りつけピッチは、個別分離搬送されるゴ
ムタイヤの最大直径よりも大であればよく、支承板3の
起立形状は上辺両端部が切り落とされた緩斜面に形成さ
れている台形である。
【0008】また、前記滑落面部分の側縁に沿って固定
側壁が立設されている。
【0009】そして、該固定側壁4と前記支承板3の左
端(図2において)との巾Wは、ゴムタイヤの最大直径
よりも広くされ、急傾斜搬送部分1Bにおいてゴムタイ
ヤが滑走落下しやすくされている。
【0010】また、該固定側壁4には急傾斜搬送部分の
上昇端近傍位置においてゴムタイヤ掬い起しガイド板5
が滑落面に接近して突設されている。
【0011】なお、スラットコンベヤ1の個別搬送面部
分の側縁にも側壁6が立設され、搬送中のゴムタイヤが
スラットコンベヤ1の搬送面側方より離脱落下しないよ
うにされており、水平搬入区間1Aにおいてはコンベヤ
の始端側にも固定側壁が立設され、3方が固定壁で囲ま
れた少数のゴムタイヤ補給ポッパを形成している。そこ
で、該個別分離コンベヤ1の個別分離動作を説明する
と、図3に示すように、水平搬入区間1Aの上方に設け
たゴムタイヤ供給コンベヤから矢印X方向へ放下されて
スラットコンベヤ1の水平搬入区間1A上に落下散乱し
たゴムタイヤは該スラットコンベヤ1により矢印Y方向
に搬送され、急傾斜搬送区間1Bに達すると、起立した
支承板3によって支承された1個のゴムタイヤのみが上
昇搬送されて水平搬出区間1Cより放下される。
【0012】このとき、図4に示す如く、急傾斜搬送区
間1B上において棚吊り状態が生じたときは、支承板3
に支承されていない他のタイヤT1およびT2までが随
伴上昇搬送されるが、タイヤT2は固定側壁4と接触す
ることにより矢印の反時計方向に回転し、タイヤT1を
矢印の時計方向に回転させるが、タイヤTは支承板3お
よびスラットに固設された起立板2によって支承保持さ
れているので回転せず、その結果、タイヤT1が自己の
時計方向の回動によりタイヤTとT2との間から上方へ
押し出され、棚吊り状態が崩落し、タイヤT1とT2と
はスラットコンベヤの急傾斜搬送面に沿って水平搬入区
間1Aのスラット上に滑落するから、支承板3に支承さ
れたタイヤTのみが個別分離して水平搬出区間1Cによ
って搬出放下されるものである。
【0013】そして、固定側壁に接している随伴上昇タ
イヤの周面がスリップして回転を生じない場合には、図
2および図5に示す掬い起しガイド部材5によってタイ
ヤT2が起されることにより、棚吊り状態のタイヤT1
が滑落して棚吊り状態を確実に崩落させ、併せて滑落タ
イヤT1およびT2を水平搬入部分1A上の支承板側に
落下案内させることができる。なお、該ガイド部材5の
上流側並びに下流側には夫々テーパが形成されている。
【0014】また、支承板3の上辺両端が角部に形成さ
る場合は、該角部がタイヤ中心穴を引っ掛けて上昇搬送
するおそれもあるので、該角部を切り落とし緩斜面3
A,3Bに形成することにより引っ掛け搬送を防止し
た。
【0015】
【発明の効果】本発明は、ゴムタイヤ搬送用のスラット
コンベヤの搬送面を個別搬送面部分と滑落面部分とに区
分形成し、個別搬送面部分の支承板と起立板とにより1
個のゴムタイヤのみを分離搬出するばかりでなく、棚吊
り状態によりスラットコンベヤの急傾斜個別搬送区間を
随伴して上昇搬送される支承板に支承されていない複数
の挟在タイヤを、滑落面部分に突出させて固設した棚吊
り随伴タイヤの掬い起しガイド部材によって起し、固定
側壁とスリップして回転を生じない棚吊り随伴タイヤが
あっても確実に棚吊り状態を崩落させ、随伴挟在タイヤ
を滑落面部分に案内させてスラットコンベヤの水平搬入
区間に滑落させることができるので、水平搬出区間にお
いては、ゴムタイヤが1個づつ確実に搬出されることに
なり、表面摩擦係数が大で個別分離の容易でない団塊状
のゴムタイヤの個別分離搬送の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面図。
【図2】図1の拡大右側面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】棚吊り崩落作用説明図。
【図5】(a)は棚吊り状態説明図、(b)は掬い起しガイド
部材による棚吊り崩落説明図。
【符号の説明】
1 タイヤの個別分離スラットコンベヤ 2 起立板 3 支承板 4 固定側壁 5 掬い起しガイド部材 T ゴムタイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平搬入区間と急傾斜個別搬送区間と水
    平搬出区間とを有するスラットコンベヤの搬送面をゴム
    タイヤ個別搬送面部分とゴムタイヤ滑落面部分とに夫々
    区分形成し、前記個別搬送面部分の一側縁の各スラット
    端部にゴムタイヤの周面に当接する起立板を立設すると
    ともに、該個別搬送面部分上に倒伏姿勢の一個のゴムタ
    イヤのみを支承する支承板を搬送ゴムタイヤの最大直径
    よりも大きい搬送方向ピッチで取付け、前記急傾斜滑落
    面部分の他側縁に滑落面部分に突出した棚吊り随伴タイ
    ヤの掬い起しガイド部材を固設したゴムタイヤの個別分
    離搬送装置
JP1785993A 1993-01-11 1993-01-11 ゴムタイヤの個別分離搬送装置 Expired - Lifetime JP2598597B2 (ja)

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JP1785993A JP2598597B2 (ja) 1993-01-11 1993-01-11 ゴムタイヤの個別分離搬送装置
TW082102455A TW224962B (en) 1993-01-11 1993-03-31 A single rubber tire seperator and conveyer device
US08/040,405 US5307922A (en) 1993-01-11 1993-03-31 Rubber tire individual separation transport apparatus
KR1019930005388A KR0143053B1 (ko) 1993-01-11 1993-03-31 고무타이어의 개별분리반송장치
MX9305451A MX9305451A (es) 1993-01-11 1993-09-06 Un aparato de apilamiento de transporte-separacionde llantas de hule.
CA002105761A CA2105761A1 (en) 1993-01-11 1993-09-08 Rubber tire individual separation transport apparatus
US08/222,100 US5484048A (en) 1993-01-11 1994-04-04 Rubber tire individual separation transport apparatus

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