JPH06206102A - パイプ外周面の切削装置 - Google Patents

パイプ外周面の切削装置

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JPH06206102A
JPH06206102A JP2050993A JP2050993A JPH06206102A JP H06206102 A JPH06206102 A JP H06206102A JP 2050993 A JP2050993 A JP 2050993A JP 2050993 A JP2050993 A JP 2050993A JP H06206102 A JPH06206102 A JP H06206102A
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JP
Japan
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pipe
rotary
cutting
outer peripheral
rotary plate
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Pending
Application number
JP2050993A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Hasegawa
達也 長谷川
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Publication date
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Publication of JPH06206102A publication Critical patent/JPH06206102A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプ外周面を均一かつ簡単に切削できるパ
イプ外周面の切削装置を提供する。 【構成】 保持部20は回転駆動装置24を有し、本体
部30は回転駆動装置の回転軸26に連結された回転板
36と、前記回転駆動装置とは反対側の回転板表面に立
設されたローラ保持部材44に取り付けられたパイプ位
置決め用回転ローラ38と、回転ローラ38と同一側の
回転板表面に立設された切削刃保持部材48に刃先を回
転板の中央側へ向けて取り付けられた切削刃46と、前
記回転ローラと同一側の回転板表面の中央において回転
板に対して回動自在に取り付けられた筒状芯体50とを
有してなり、前記筒状芯体50がパイプP端部からパイ
プP内に挿入されて、前記回転ローラ38および切削刃
46がパイプP端部の外周面に当接しながら前記回転板
36と一体に回転する構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラスチックパイプ
の端部外周面を切削するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンパイプ等のプラスチックパ
イプにおいては、継手を用いる接合等の際に接着を良好
とするため、端部外周面が所定量切削されることがあ
る。従来におけるパイプ端部外周面の切削方法として、
刃物先端をパイプ端部の外周面に当てながらパイプを手
で回して切削する方法がある。
【0003】しかし、前記の方法にあっては、刃物をパ
イプ表面に押し当てながらパイプを手で回さねばならな
いため、力作業になるとともに、作業に長い時間を要す
る問題がある。しかも、刃先をパイプ外周面に均一に押
し付けながらパイプを回すのは容易ではなく、切削面が
凹凸状になりやすく均一な切削表面が得られない問題も
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記の点に鑑みなされたもので、均一な切削表面を簡単に
得ることができるパイプ外周面の切削装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】握り部分の形成された保
持部と、前記保持部に取り付けられた本体部とからな
り、前記保持部は回転駆動装置を有し、前記本体部は前
記回転駆動装置の回転軸に連結された回転板と、前記回
転駆動装置とは反対側の回転板表面において回転板と同
心の円周上に所定間隔で立設されたローラ保持部材に取
り付けられたパイプ位置決め用回転ローラと、前記回転
ローラと同一側の回転板表面の所定位置に立設された切
削刃保持部材に刃先を回転板の中央側へ向けて取り付け
られた切削刃と、前記回転ローラと同一側の回転板表面
の中央において回転板に対して回動自在に取り付けられ
た筒状芯体とを有し、前記筒状芯体がパイプ端部からパ
イプ内に挿入されて、前記回転ローラおよび切削刃がパ
イプ端部の外周面に当接しながら前記回転板と一体に回
転することを特徴とするパイプ外周面の切削装置に係
る。
【0006】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例における切削装置を
一部切除して示す側面図、図2は同実施例の正面図、図
3は同実施例の筒状芯体部分を断面で示す部分側面図で
ある。
【0007】図示の切削装置10は、保持部20と本体
部30とからなる。保持部20は、本体部30の駆動お
よび保持、さらには切削装置10の把持のためのもの
で、上部の前面に開口部21が形成されるとともに下部
外面には握り部分23が形成されたほぼピストル形状の
ケース22内部に、回転駆動装置24を有する。
【0008】ケース22の開口部21の内面23は凹凸
になっていて後記する本体部のカバー取り付け部材34
と嵌合するようになっている。またケース22下部の握
り部分23は手で握られる部分であって、その前側には
回転駆動装置のスイッチ28が設けられている。
【0009】回転駆動装置24の回転軸26は、保持部
20の開口部21外方へ向けられている。回転軸26の
回転数は後記する切削刃の形状および材質、あるいはパ
イプの大きさおよび材質等により異なるが、この実施例
では350回転/分からなる。また回転駆動装置24と
しては、種々のものが用いられるが中でも充電式モータ
が好適である。
【0010】本体部30は、プラスチックパイプ端部の
外周面を切削するための部分で、保持部20の開口部2
1に取り付けられている。この本体部30は、外周カバ
ー32、回転板36、パイプ位置決め用回転ローラ3
8、切削刃46および筒状芯体50等を有する。
【0011】外周カバー32は、パイプ切削時に作業者
の手が本体部30内に触れないようにするとともに、切
削粉が飛び散らないようにするためのもので、筒状から
なる。なお、この実施例の外周カバー32は、パイプの
切削中に切削状態を外部から眺められるように透明プラ
スチックからなる。この外周カバー32は、円板状のカ
バー取り付け部材34を介して保持部20の開口部21
の端部に固定されている。カバー取り付け部材34に
は、前記保持部20のケース内面23の凹凸と嵌合する
階段状突部35が保持部20側に形成されている。
【0012】回転板36は、パイプ位置決め用回転ロー
ラ38および切削刃46をパイプ外周面に当接させなが
ら回転させるためのものである。この回転板36は、円
板形状からなってその中心が前記回転駆動装置24の回
転軸26に連結されていて、回転軸26の回転により前
記外周カバー32内を矢印方向に回転する。この回転板
36の大きさは、切削するパイプの外径およびこの切削
装置の取り扱い易さ等を考慮して適宜の大きさとされる
が、この実施例では直径116mmからなる。前記回転駆
動装置24とは反対側の回転板表面37には、3本のロ
ーラ保持部材取り付け溝39が120度の間隔で回転板
36中央に向けて放射状に形成され、その2本のローラ
保持部材取り付け溝39,39間に一本の切削刃保持部
材取り付け溝40が回転板36中央に向けて形成されて
いる。また、前記両取り付け溝39,40内には、ネジ
用の穴(図示せず)が溝に沿って長く形成されている。
なお、前記ローラ保持部材取り付け溝39は3本に限ら
れるものではない。
【0013】パイプ位置決め用回転ローラ38は、パイ
プ端部の外周面に当接してパイプを正しい位置に保持す
るためのものである。この回転ローラ38は、前記回転
駆動装置24とは反対側の回転板表面37に立設された
ローラ保持部材44を介して、回転板36と同心の円周
上に回転板36から所定距離離して取り付けられてい
る。前記ローラ保持部材44は、両端が回転板36の中
央側へ屈曲したほぼコの字形状からなるもので、回転板
36表面の前記ローラ保持部材取り付け溝39に基部4
3がネジ止めされ、先端部45に回転ローラ38がその
回転軸41を回転駆動装置の回転軸26と同じ方向にし
て取り付けられている。
【0014】なおローラ保持部材44は、回転ローラ3
8がパイプ外周面に当接するように、パイプの外径に応
じて前記取り付け溝39内で所定位置にスライドされて
回転板36にネジ止めされる。また、回転ローラ38
は、この実施例のように3個に限られるものではない。
【0015】切削刃46は、パイプ端部の外周面を切削
するためのもので、切削刃保持部材48を介して回転ロ
ーラ38と同一側に取り付けられている。前記切削刃保
持部材48は、所定長の柱状からなるもので、基部49
が回転板表面37の前記切削刃保持部材取り付け溝40
にネジ止めされ、側部の穴47には切削刃46が刃を回
転板36の中央側へ向けて取り付けられている。なお、
切削刃保持部材48は、切削刃46の刃先がパイプ外周
面に当接して所定深さ切削できるように、パイプの外径
に応じて前記取り付け溝40内で所定位置にスライドさ
れて回転板36にネジ止めされる。また、前記側部の穴
47を、回転駆動装置24の回転軸26に沿い横長にし
て、切削刃46と回転板表面37間の距離を調節できる
ようにするのが好ましい。その調節によりパイプ端部か
らの切削幅を変化させることができる。
【0016】筒状芯体50は、パイプを正しい位置に導
入するとともにパイプを内側から保持するためのもので
ある。この筒状芯体50は、切削予定のパイプ内径より
小なる外径の中空体からなり、その中心に挿通された軸
部材52により回動自在として回転板表面37の中央に
取り付けられている。図中54は前記軸部材52外周面
と筒状芯体50内周面間に設けられたベアリング部材
で、回転板36に対する筒状芯体50の自由回動を滑ら
かにするためのものである。
【0017】このようにしてなる切削装置10は、次の
ようにして使用される。まず保持部20の握り部分23
が作業者により握られてスイッチ28が押される。それ
により回転板36が、回転ローラ38および切削刃46
とともに矢印方向に回転する。
【0018】次いで切削装置10は、切削予定のプラス
チックパイプPの端部中心に筒状芯体50が位置合わせ
されてパイプP端部からパイプP内に挿入される。この
時、回転ローラ38および切削刃46はパイプPの端部
外周面に当接して回転板36とともに回転する。そのパ
イプP外周面における回転ローラ38の回転により、パ
イプPは正しい位置に保持される。また、パイプPの外
周面に当接しながら回転する切削刃46によりパイプP
外周面が切削される。そしてその状態で切削装置10を
適量前後させることにより、パイプPの外周面がパイプ
P端部から所定幅切削される。なお切削深さは、通常
0.2〜0.5mm程度とされる。
【0019】切削終了後、切削装置10はパイプPに対
し後退されてパイプP端部から筒状芯体50が抜き取ら
れ、回転駆動装置の駆動用スイッチ28が切にされる。
【0020】
【発明の効果】この発明の切削装置は、前記の構成から
なるためきわめて簡単にパイプ端部外周面の切削を行え
る。しかも、その切削中にあっては回転ローラがパイプ
外周面に当接しながらパイプ外周を回転してパイプを正
しい位置に保持するため、パイプの切削面が切削刃に対
して変動せず均一な切削面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の切削装置を一部切除して
示す側面図である。
【図2】同実施例の正面図である。
【図3】同実施例の筒状芯体部分を断面で示す部分側面
図である。
【符号の説明】
10 切削装置 20 保持部 23 握り部分 24 回転駆動装置 26 回転軸 30 本体部 36 回転板 38 パイプ位置決め用回転ローラ 44 ローラ保持部材 46 切削刃 48 切削刃保持部材 50 筒状芯体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り部分が形成された保持部と、前記保
    持部に取り付けられた本体部とからなり、前記保持部は
    回転駆動装置を有し、前記本体部は前記回転駆動装置の
    回転軸に連結された回転板と、前記回転駆動装置とは反
    対側の回転板表面において回転板と同心の円周上に所定
    間隔で立設されたローラ保持部材に取り付けられたパイ
    プ位置決め用回転ローラと、前記回転ローラと同一側の
    回転板表面の所定位置に立設された切削刃保持部材に刃
    先を回転板の中央側へ向けて取り付けられた切削刃と、
    前記回転ローラと同一側の回転板表面の中央において回
    転板に対して回動自在に取り付けられた筒状芯体とを有
    してなり、前記筒状芯体がパイプ端部からパイプ内に挿
    入されて、前記回転ローラおよび切削刃がパイプ端部の
    外周面に当接しながら前記回転板と一体に回転すること
    を特徴とするパイプ外周面の切削装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ローラ保持部材およ
    び切削刃保持部材が、回転板中央との距離を可変として
    前記回転板に取り付けられてなるパイプ外周面の切削装
    置。
JP2050993A 1993-01-12 1993-01-12 パイプ外周面の切削装置 Pending JPH06206102A (ja)

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