JPH06206029A - 自由に移動できるワーキングシリンダー装置およびワーキングシリンダー装置を用いた表面処理方法 - Google Patents

自由に移動できるワーキングシリンダー装置およびワーキングシリンダー装置を用いた表面処理方法

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JPH06206029A
JPH06206029A JP30439493A JP30439493A JPH06206029A JP H06206029 A JPH06206029 A JP H06206029A JP 30439493 A JP30439493 A JP 30439493A JP 30439493 A JP30439493 A JP 30439493A JP H06206029 A JPH06206029 A JP H06206029A
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drum
shaped
tape
coating
working cylinder
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JP30439493A
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Martin Keller
マーチン・ケラー
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05C1/12Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating for applying liquid or other fluent material to work of indefinite length using a roller or other rotating member which contacts the work along a generating line the work being fed round the roller
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05C9/00Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
    • B05C9/08Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying liquid or other fluent material and performing an auxiliary operation
    • B05C9/12Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying liquid or other fluent material and performing an auxiliary operation the auxiliary operation being performed after the application

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】テープ状または帯状の、通常はエンドレスで送
られる生地がシリンダーまたはドラムの一部に沿って加
工処理ないしはコーティングされ、その際、この生地の
加工処理ないしはコーティングおよび、またはその被膜
の厚さを本質的に一定に保持し、場合によっては事前調
整できるようなレイアウトを提案することにある。 【構成】 帯状またはテープ状の製品(1)表面にコー
ティングしたり処理を施したりするのに適したレイアウ
トでは、少くとも1つの円筒状で少くともその軸を中心
に十二分に回転できるように取りつけられた装置ないし
ドラム(7)が装備され、その装置ないしドラムの外周
円弧状部分(8a)に被処理材が導かれ、その円弧状部
分で被処理材をコーティングまたは加工処理するように
なっている。装置の軸(9)を少くとも2つの加圧ロー
ラー(3,5)に向けて移動させられるように軸受支持
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1に述べた上位
概念に従うバンド状、またはテープ状の製品をコーティ
ングおよび/または加工処理するための配置構成、請求
項13に述べた上位概念に従う配置の利用ならびに、請
求項14または請求項15に述べた上位概念に従うテー
プ状またはバンド状の製品をコーティングおよび/また
は表面処理するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばシート、反物、布地などのバンド
状、ロープ状もしくはテープ状の材料を連続的にコーテ
ィングまたは加工処理する際には、ドラムまたはローラ
ーのような円筒形の部材がしばしば用いられ、これは、
搬送用ないし輸送用のみでなく本来の目的であるコーテ
ィングもしくは加工処理用にも使用される。
【0003】塗布ローラーを用いてコーティングするた
めのテープ状材料コーティング装置は、例えば、DE−
OS 3023114で説明されており、その際、コー
ティング材料は塗布ローラーによってテープ状材料に転
写される。
【0004】さらに、DE3823742では、エンド
レスの色模様キャリアーがテンプレート状に形成された
ドラムに沿って導かれることによって、種々の色模様が
搬送される材料に転写され、そのドラムにはコーティン
グ装置が取りつけられるようになっている。コーティン
グ材料は、テンプレート状に形成されたドラム壁面を介
し、ドラムに沿って導かれる搬送材料に転写される。
【0005】また、ドイツ意匠登録7909681.4
では、エンドレス軌道上を移動する用紙の両面にコーテ
ィングする方式が述べられており、その際、移動する用
紙の両面は、2つのドラムの1つづつに接して外側から
コーティングされるようになっている。
【0006】特にインクおよび塗料状のコーティング材
料が転写される上記3件の技術資料に述べられた方式に
対して、DE−PS3419867では、合成樹脂コン
パウンドないし、接着剤が、例えば繊維製品のような平
板状のものの面に、いわゆる転写ローラーを介してスク
リーン印刷的に転写され、その際、いわゆる転写ローラ
ーの外周に導かれた平板状の製品面には外側から転写さ
れるようになっている。
【0007】同じようにEP−A379405では、ペ
ーストまたは粉末の接着剤ないし合成樹脂コンパウンド
が、移送されてくる織布に、彫版ローラーを介して転写
され、その長尺織布は引き続いてもうひとつのシリンダ
ーに接して反物と貼り合わされるようになっている。こ
の際、接着剤または粉末は、まず彫版ローラーの切り込
み溝に投写されるかもしくは盛り上った部分が削り取ら
れ、その接着剤は、彫版ローラーに沿って導かれた移送
長尺織布に移される。
【0008】EP−A 0 365 711では、スク
リーンを通ったコーティング剤が、彫版ローラーおよび
加圧ローラーによって繊維製品に塗布されるようになっ
ている。
【0009】さらに、まだ公開されていないスイスの特
許出願明細書1354/92−6には、赤外線、紫外線
または光によって硬化する特性を持つコーティング剤を
用いて透明な長尺フォイルにコーティングする方法が述
べられているが、この際、この透明フォイルは、まず、
周知の方法によって、例えば紫外線で硬化するポリウレ
タンアクリル酸塩を用いてコーティングされ、次に、紫
外線を透過する材料でできた円筒状の外被を備えた石英
製ドラムに沿って導かれ、そのドラムには紫外線放射源
が組み込まれている。石英製ドラムに沿って導かれる透
明な長尺フォイルは、ドラム内側から放射される紫外線
によって、ポリウレタンアクリル酸塩のコーティング層
が硬化される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】エンドレスシートない
し帯状の生地をコーティングまたは加工処理する上述の
すべての例では、エンドレスシートないし帯状またはテ
ープ状の生地は、コーティング用または加工処理用のド
ラムないしローラー面で、テープまたは帯状生地にかか
る張力によって上記ドラムないしローラーに押しつけら
れるので、その結果として面圧が発生する。この場合問
題となるのは、例えば長時間にわたって均一なコーティ
ング状態を維持しようとすれば、コーティングまたは加
工処理すべきエンドレスシートないし帯状生地のこの面
圧を一定に保持しなければならないことである。特に、
非常に薄くコーティングする場合には、面圧の変化に伴
って被膜の厚さが変化することになる。また面圧が一定
の値を下廻らないようにすることも重要で、そうしない
と、エンドレスシートないし帯状の生地は、ドラムまた
はローラーに沿って“滑り”始めることになる。
【0011】さらに問題なのは、例えば、帯状の生地面
にコーティングされる被膜の厚さを変えたり、生地面に
種々の厚さの被膜をコーティングしたりする場合で、そ
の際、本質的には同時に、あらかじめ決められた正確な
被膜の厚さを全コーティング過程を通して均一に維持し
たり一定に保持したりしなければならないことにある。
【0012】従って、ここに提示する発明の課題は、テ
ープ状または帯状の、通常はエンドレスで送られる生地
がシリンダーまたはドラムの一部に沿って加工処理ない
しコーティングされ、その際、この生地の加工処理ない
しコーティングおよび、またはその被膜の厚さを本質的
に一定に保持し、場合によっては事前調整できるような
レイアウトを提案することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題は、発明に従
い、請求項1で述べたレイアウトによって解決される。
【0014】帯状またはテープ状の生地をコーティング
および、または加工処理するために提案するシリンダー
状の装置ないしドラムは、少くともその軸が、少くとも
2つの十二分にしっかり固定されている加圧ローラーに
対して位置をずらせるように軸受支持され、その2つの
加圧ローラーの相互間隔は、装置ないしドラムの外径よ
りも小さく、かつ、装置ないしドラムは、帯状またはテ
ープ状の生地が少くともその表面に接する部分に沿って
導かれ、また、装置ないしドラムに引き渡したり、そこ
から引き継がれたりするようになっており、さらにま
た、装置ないしドラムは、生地にその縦の方向にかかる
かもしくは支配する加圧ローラーに対する張力によって
動かされるようになっている。
【0015】実施形態の1つに従えば、この際、装置な
いしドラムは、本質的には自由に吊り下げられた状態
で、帯状またはテープ状の生地によって下から包み込ま
れるようになっており、かつ、この生地によって本質的
に下から保持され、加圧ローラーに向けて動かされるよ
うになっている。
【0016】この、縦方向の張力が弱まったり、あるい
は、加工処理ないしコーティングすべきテープ状の生地
が引き剥がされたりする際に、装置ないしドラムが落ち
てしまうのを避けるため、装置ないしドラムの内側また
は下側にはいわゆる支持ローラーが用意されており、そ
の支持ローラーは、本質的には、装置ないしドラムが加
圧ローラーから離れると、このローラーに密接するか、
あるいは載せられるように固定ないし位置決めして取り
つけられている。
【0017】本発明の別の実施形態に従えば、円筒状の
装置ないしドラムを加圧ローラーの上側に取りつけるこ
ともでき、その際には、本質的にこの装置ないしドラム
は自重で加圧ローラーの上に載るように条件設定され
る。この場合、加工処理ないしコーティングされる帯状
またはテープ状の生地は、処理ドラムを介して、そのド
ラムを上から包み込むようにして導かれる。しかし、加
圧ローラーを傾斜面に取りつけることもでき、それによ
って円筒状の装置ないしドラムが加圧ローラーの斜め上
まはた斜め下にくるようにすることもできる。
【0018】これに関連する特殊な場合には、2つの加
圧ローラーが水平に並べられ、その際、装置ないしドラ
ムは、2つの加圧ローラーの左側面にも右側面にも位置
しないようになっている。
【0019】2つの加圧ローラーでの面圧に差異が生じ
ないように、その上、処理シリンダーが、処理すべき生
地にかかる張力が弱まったり、消滅したりすれば下方に
落下できるように、処理円筒の回転軸は、優先的には、
2つの加圧ローラーに対して対称を成す面で、加圧ロー
ラーに対する位置をずらすことができるように軸受支持
されている。以下、現状の技術レベルにおいて、引用さ
れたコーティングおよび加工処理を行うために用いられ
るシリンダーおよびドラムによる加工処理工程ないしそ
れらの使用によって、円筒状の装置ないしドラムまたは
ローラーの適切な形成方法を提案する。本発明に従う優
先的な実施形態に対応して、従属請求項2から12まで
にはその特徴を明示してある。
【0020】本発明によって明らかにされるレイアウト
は、特に、捺染製品、光学的なフィルムまたはフォイ
ル、繊維または非繊維製の織物、あるいは、繊維または
非繊維製の粘着フォイル・強化材および芯地材のコーテ
ィングないし加工処理に適している。
【0021】最後になるが、テープ状または帯状の生地
にコーティングし、あるいはその表面処理を行うに当っ
て、回転する円筒状の装置、ドラムまたはローラーに沿
って移動するテープ状または帯状の生地を、シリンダ
ー、ドラムまたはローラーに接する生地部分に生ずる面
圧が本質的に均一に保持されるように処理する方法は、
請求項14また15で明らかにして提案する。
【0022】ここで引き続き、例を挙げ、かつ、添付図
面と関連づけて、本発明をさらに詳しく説明する。
【0023】
【実施例】図1−4は、それぞれ、本発明に従うコーテ
ィング装置の断面説明図、図5は、エンドレスキャリア
ー面に色模様を写し出すためのコーティング装置の説明
図、図6は、紫外線によって硬化するコーティング剤を
用いてエンドレスフォイルに連続的にコーティングする
装置の説明図、図7は、図6に従う装置の加工処理ドラ
ムに関する別の実施例、図8は、本発明に従って形成さ
れた彫版ローラーを用いて、被処理材面に点状の溶融粘
着材を塗布する機構の説明図、および、図9は、本発明
に従う、ばねで支持された回転軸を持つコーティングロ
ーラーないし加工処理ローラーの、縦方向断面を表わし
た説明図である。
【0024】図1および図2にはコーティング設備が図
解されており、この場合には、エンドレステープ1が、
例えばインクを塗る場合のように薄膜コーティングされ
るようになっている。この目的のために、エンドレステ
ープないしテープキャリアーは、加圧ローラー3を介
し、加工処理シリンダーないし塗布シリンダー7に沿っ
て移動し、さらに、後続の第2加圧ローラー5に導かれ
る。ここで、2つの加圧ローラー間の距離aは、シリン
ダー7の外径よりも小さく設定してある。エンドレステ
ープのコーティングは、エンドレステープないしキャリ
アー1がシリンダー7の表面ないしシリンダー外周8と
接触する円弧状部分8aに沿って行われる。シリンダー
ないしドラム7は、軸9の周りを自由に回転できるよう
になっており、その際、その軸は、自由に回転するよう
に取りつけられるか、あるいは、2つのローラー3およ
び5と同期させて駆動される。軸9を、仮想軸、即ち、
ドラムの中心に回転軸を取りつけていない状態とする
か、もしくは、以下で述べるように、自由に回転できる
ように軸受支持するか、いずれかにすることができる。
表面にコーティング薄膜17を形成させるためには、セ
グメント8aの前段に塗布装置11を配置し、その塗布
装置で、ドクターブレード13ないしスクレーパー13
aによって、図1に示したようにコーティング剤15が
エンドレステープ1の表面8に塗布されるようにする。
図2では、塗布装置11は、2つの加圧ローラー3と5
の間に位置し、かつ、エンドレステープ1がシリンダー
に接触しない部分で、装置ないしシリンダー7に直接取
りつけられている。この場合も同様に、コーティング剤
15はドクターブレードないしスクレーパー13aによ
って切り出され、シリンダー7の表面8に薄膜を形成す
る。
【0025】加圧ローラー3とシリンダー7が接触する
部分では、エンドレステープ1がローラー3とシリンダ
ー7との隙間を通り抜け、その際、エンドレステープ1
に塗布されたコーティング剤もしくはシリンダー表面8
に残っているコーティング剤のいずれかが逆流隆起ない
し流れ込み隆起2を形成し、コーティング剤は連続的に
エンドレステープ1に引き込まれて、シリンダー7外周
の円弧状部分8aに沿いながら第2加圧ローラー5まで
導かれる。例えば、ドラム表面8を、その表面8にコー
ティング剤17が付着しないように作り上げておけば、
このコーティング剤17はセグメント8aに沿ってキャ
リアー1に移され、それによってキャリアー1には薄い
コーティング被膜17が形成される。
【0026】本発明で要請されているように、テープ材
料ないしキャリアー1に均一なコーティング被膜を保持
し、従ってまた、加工処理ドラム7の表面でキャリアー
1の面圧を本質的に均一に保持するため、シリンダーな
いしドラム7は、矢印の方向に移動できるように取りつ
けられており、従って、ドラム7は本質的にその自重で
セグメント8aに沿ってテープ材料1の上にのしかかる
ようになっている。テープ1にかかる張力が強くなる
と、シリンダー7の回転軸9は上方に移動し、逆に、テ
ープ1にかかる張力が弱くなると、加工処理シリンダー
7の軸9は下方に移動する。このような方法および状態
でエンドレステープないしキャリアー1の縦の方向にか
かる張力によって、シリンダー7は、2つの加圧ローラ
ー3および5に向かって矢印の示す上方に動かされる。
その際、2つの加圧ローラー3および5に対するシリン
ダー7の面圧は、エンドレステープ1にかかる張力によ
って発生し、その張力は、本質的に加工処理ドラムない
しシリンダー7の自重によって左右される。加圧ローラ
ー3および5とシリンダー7との間を支配する面圧によ
って、コーティングすべき生地1への薄いコーティング
被膜17の膜厚が決定される。
【0027】エンドレステープ1が切れたり、あるい
は、張力が弱くなったりした場合に、加工処理シリンダ
ー7が下方に落下しないように、図1に示した通り、優
先的には2つの例えばシリンダー内に位置する支持ロー
ル12aおよび12bが用意されている。従って、この
支持ロールは単に、例えばテープが切れた際にシリンダ
ーが損傷するのを防ぐためだけのものである。この支持
ロール12aおよび12bは、例えば両端にカラーを装
備しており、そのカラーは、シリンダーを縦の方向にず
らさないようにしている。このカラーは、シリンダー7
が加圧ローラー3および5に押しつけられる位置にある
場合には、シリンダーの端末から突出させることもでき
る。勿論、この支持ロール12aおよび12bは、加工
処理シリンダー7の下側に取りつけることもできる。
【0028】一方、図3および図4は、エンドレステー
プ1を連続的に加工処理ないしコーティングするため
の、本発明に従う別のレイアウト実施例を図解したもの
である。図3では、2つの加圧ローラー3および5が垂
直平面に互いに平行して配置されており、それに対応し
て、加工処理シリンダー7が2つの加圧ローラーの側面
に取りつけられている。エンドレステープ1は、例え
ば、加圧ローラー3を下から上に移動して加工処理シリ
ンダー7に接し、その周りを伝いながら進んで、最終的
には第2加圧ローラー5に再び受け入れられるようにな
っている。2つの加圧ローラー3と5との間には塗布装
置11が配置されており、例えば、コーティング剤15
が入っていて、そのコーティング剤はドクターブレード
13ないしスクレーパー13aによって、加工処理シリ
ンダーの表面に切り出される。コーティング剤は流れ込
み隆起2を形成し、加工処理シリンダー7の表面とエン
ドレステープ1との間に挟まれて押しつぶされ、その
際、エンドレステープの縦方向の力が大きくなると、そ
れに対応して、2つの加圧ローラー3および5の方向へ
向かう加工処理シリンダーの動きが強くなるので、エン
ドレステープにかかる縦方向の力を変えることによっ
て、コーティング被膜の厚さを調整することもできる。
両方の加圧ローラー3および5にほぼ等しい面圧がかか
るようにするため、また、加圧処理シリンダー7の落下
を防止するため、シリンダー7の回転軸9は、優先的に
は、水平ガイド9aに導かれており、その水平ガイド
は、両方の加圧ローラー3および5に対して本質的に対
称に取りつけられている。図3に示したレイアウトの長
所は、スペースをできるだけ取らないようにした装置の
場合に、垂直方向に導かれるエンドレステープに沿っ
て、例えば、加工処理工程を追加できる点にある。さら
に、図3に示したレイアウトは、例えば、加工処理シリ
ンダー7を洗浄する際に、あまり大きな力を使わずにそ
のシリンダーを2つの加圧ローラー3および5から引き
出すことができるという利点を持っている。
【0029】最後に、図4には、加圧ローラー3および
5の上に加工処理シリンダー7を載せた場合を示してあ
る。シリンダー7の自重によって両方の加圧ローラー3
および5にかかる面圧が足りなくなる場合には、エンド
レステープ1を縦方向に引っ張ることによって面圧を上
げることができる。
【0030】図1〜4に示したレイアウトは単に例とし
て挙げたもので、勿論、2つの加圧ローラーを互いに平
行回転するように傾斜面に配置し、それに応じて加工処
理シリンダーを上方なり下方なりに取りつけることもで
きる。従って、基本的には、このレイアウト−2つの加
圧ローラーとその加圧ローラーで作動させられる加工処
理シリンダー−は、何らか任意の位置に設定することが
でき、その際、すべての可能なレイアウトの位置は、全
体として360°の回転内にある。
【0031】さらに、図5には、本発明に従うレイアウ
トの、また違った実施例を図解してあり、この場合に
は、加工処理ドラム7の円筒形ジャケット8の内側に、
所要のサンプルに対応するフィルターないし開口部21
が取りつけてあり、それによってコーティングすべきテ
ープ材料1は、円弧8aに沿ってコーティングされるよ
うになっている。この場合、コーティング剤15はドラ
ム7の中に入っており、ドクターブレード13ないしス
クレーパー13aによって開口部21を通ってテープ材
料1に切り出され、コーティング部分17を形成する。
テープ材料1に塗布されたコーティング部分17は、そ
の後に続く加工処理ゾーン23で、例えば、炉を通して
焼きつけることができる。同様にまた、図5に示した加
工処理ドラム7は、垂直方向の広い範囲にわたり自由に
移動できるように軸受支持されている。従って、加工処
理シリンダー7は、本質的には自由に吊り下げられた状
態になっており、テーブ材料ないしキャリアー1によっ
て保持され、加圧ローラー3および5に向って動かされ
る。他方また、キャリアー1にかかる引っ張り応力と、
ローラー3および5へのシリンダー7の押しつけ力によ
って、シリンダーに接するキャリアー1には本質的に一
定の面圧が生じ、それに伴ってキャリアー1の表面には
一定の膜厚を持つ薄膜コーティング部分17が形成され
る。
【0032】図6は、また別の加工処理ローラー7を新
たに図解したもので、この加工処理シリンダーの場合に
は、光学的な性質を備えた石英ドラムの表面を研磨した
ものが用いられている。石英は周知の通り紫外線をほと
んど消失させずに透過し、特に精密に研磨および仕上げ
研磨して光学的な性質が付与される。
【0033】加工処理シリンダー7ないし石英ドラムの
中には、紫外線または赤外線の光源10が装備されてお
り、その光源に対応して紫外線または赤外線10aが、
ドラムの加工処理円筒部分8aに向けて放射される。こ
の場合、紫外線または赤外線の光源は、動かないように
加工処理シリンダーの回転軸9と連結され、シリンダー
が回転してもそれにつれて移動することがないようにな
っており、そのため、円弧状部分8aに沿って導かれる
エンドレステープ1の該当部分は常に照光されることに
なる。さらに、キャリアーないしエンドレステープ1
は、ガイドローラーまたは制御ローラー4、ならびに第
1加圧ローラー3を介して導かれ、例えば噴射ピストル
25を用いて、外側からコーティング剤26がコートさ
れるようになっている。この際形成されるコーティング
被膜27aは、例えばポリウレタンアクリル酸塩とし、
紫外線によって硬化させることができる。もちろんこの
場合、コーティング剤は任意のものをキャリアーに塗布
することができ、熱、光、紫外線または赤外線、もしく
は電磁放射線によって硬化させることができる。
【0034】この硬化過程は、キャリアー1が赤外線ま
たは紫外線を光源から照射される円弧状部分8aに沿っ
て進行する。この硬化過程によって定着したコーティン
グ被膜27bは、例えば炉23を通してさらに熱処理す
ることができる。勿論、石英ドラムの代りに、なんらか
の任意の透過性ドラム、例えば硼素珪酸塩ガラス製のド
ラムを用いてもよく、このドラムも同様に紫外線を透過
する。また、透明なポリアミド、ポリアクリラートなど
の特定合成樹脂も、ドラム材料として考慮の対象にな
る。
【0035】特に研磨および仕上げ研磨した石英ドラム
を用いれば、コーティング被膜27bの表面は非の打ち
どころがない品質が保証される。例えば、シラン化剤を
塗布すると、コーティング剤がドラム表面に付着しない
ことを、さらに保証できる。
【0036】テープ材料ないしキャリアー材料1が本質
的に均一な面圧を保持してドラム7の外周に導かれ、さ
らには、石英ドラム7がテープ材料自体によって自由に
吊り下げられて保持され、かつ、加圧ローラー3および
5に向って動かされるようにすれば、被膜の厚さは均一
になる。この際、ドラムは、テープによって独自に動か
されてもよく、あるいは、さらにガイドローラーまたは
加圧ローラー3,4および5と同期させて駆動してもよ
い。
【0037】図7は、図6に示したレイアウトの特殊仕
様を図解したもので、このように2つのローラー3およ
び5を配置すれば、石英ドラム7に接する円弧状加工処
理面8aは最大の広さとなることが保証され、従って、
コーティング被膜27aを伴うテープ1は最も長い間紫
外線ないし赤外線を照射されることになる。このように
加工処理工程を長くすることによって、シリンダー表面
は外部に対して幅広く保護され、特に、腐食しやすいシ
リンダー材料が用いられる場合に有利である。また、補
足しておくと、赤外線または紫外線の光源10に代え
て、照明光源、電磁波源または熱源を用いることもで
き、その際、本質的に、“発生源”からの放射線ないし
放射波は、コーティング被膜27aに、例えば網状組織
化反応のような作用を起こさせる。また、図7に示した
ような本発明に従う加工処理ドラム7も、本質的には吊
り下げられた形で加圧ローラー3および5に押しつけら
れるようになっており、換言すれば、その軸9は垂直方
向に自由に移動できるように軸受支持されている。さら
に、テープが切れた際にシリンダー7が落下したり損傷
したりするのを防止するため、表面8から若干間隔をと
って、2つの支持ローラー12aおよび12bが取りつ
けられている。
【0038】図8は、繊維または非繊維製の繊物ないし
芯地材に、例えばペースト状接着剤あるいはホットメル
トパウダーのような接着剤を塗布するコーティング装置
のレイアウトを示したものである。この場合には、コー
ティングされるエンドレステープ31は、その表面38
に彫り込まれた凹部38aを備えた彫版ローラー37の
外周に導かれ、その凹部には、塗布装置40に貯められ
ている合成樹脂接着剤またはホットメルトパウダー41
が注入されるようになっている。凹部に注入されたパウ
ダーまたはペースト42aは、彫版ローラー37がその
軸39を中心にして例えば芯地材31に向って回転する
と、芯地材に移されてパウダー部分またはペースト部分
42bを形成する。彫版ローラーは、有効な付着防止剤
でコーティングされているので、ペーストまたは粉末粒
子が彫版ローラーに付着して残留するようなことはな
い。その後、エンドレステープは、例えば加熱ローラー
5を介して搬送され、その加熱ローラーによって、ペー
スト部分またはパウダー部分42bは簡単にテープ材料
ないしエンドレス芯地材31に焼きつけられる。その後
に続く加熱ステージ23では、この焼きつけ状態が完璧
なものに仕上げられる。繊維または非繊維製の織布およ
び芯地材へのこのような彫版ローラーによる部分的コー
ティングについては極めてよく知られているので、この
実態に関する詳細な説明はここでは省略する。一言だけ
つけ加えておくと、このような織布および芯地材は、繊
維のものでも非繊維のものでも、種々の用途に利用され
ている。
【0039】図8に示したレイアウトでも、本発明の主
要な特徴として、彫版ローラー37は少くとも垂直方向
に自由に移動できるように取りつけられている。従っ
て、この場合にも、彫版ローラー37はその自重によっ
てエンドレステープないし芯地材31の方に押しつけら
れる一方、芯地材にかかる引っ張り応力によって加圧ロ
ーラー3および5に向かって動かされ、それによって本
質的には均等な面圧が発生する。上述したように、この
場合には第2加圧ローラー5は同時に加熱ローラーを兼
ねることができる。
【0040】最後に図9は、加工処理シリンダー7ない
し彫版ローラー37の縦方向断面図で、そのシリンダー
ないしローラーは2つの支持ローラー12aおよび12
bの上に載せられており、スプリング機構44によって
少くとも部分的には弾性支持されている。勿論、スプリ
ング機構44の代りに水圧式または空気圧式の支持装置
を用いることもできる。この支持装置の効用は、例えば
加工処理シリンダー7の自重が大き過ぎた場合に、少く
とも部分的に、加工処理シリンダー7の重量に起因する
エンドレステープ1ないし芯地材31への押しつけ力を
軽減したりもしくは正確に調整したりする点にある。シ
リンダーの自重によってテープないし生地に作用する力
を左右できるようになっているので、シリンダーを加圧
ローラーに対して押しつけたりもしくは動かしたりする
ために、エンドレステープにかかる引っ張り応力を軽減
することができる。
【0041】図1から9までに示したレイアウトは、当
然ながら、例えば、冒頭に挙げた技術レベルにおいて述
べられたようないずれも周知の工業的応用に基いた例と
なっている。すべてのレイアウトは、エンドレスの平た
いシート状のものを表面処理したりコーティングしたり
あるいは加工処理したりするため、加工処理シリンダー
ないしドラムを使用し、それに沿ってキャリアーないし
エンドレステープが導かれる点で共通している。従っ
て、図1から9までに示した例は、そのすべての応用に
おいて拡張することもできるし、考え得るもので、その
場合に共通するのは、加工処理シリンダーを用い、エン
ドレスの平たいシート状のものを処理することである。
同様にまた、図1から9までに示した例およびレイアウ
トはなんらか任意の方法および方式に修正し、手を加
え、また、改変することができる。本発明の基本的な特
徴としてまず第一に挙げられるのは、本発明に従って定
義づけられたレイアウトでは、加工処理シリンダーない
し自由に回転し得るシリンダーが装備され、その回転軸
は少くとも2つの加圧ローラーに向けて移動できるよう
になっており、かつ、被処理材にかかる引っ張り応力に
よって、この加圧ローラーの方向に動かされるというこ
とである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従うコーティング装置の断面説明図
である。
【図2】 本発明に従うコーティング装置の断面説明図
である。
【図3】 本発明に従うコーティング装置の断面説明図
である。
【図4】 本発明に従うコーティング装置の断面説明図
である。
【図5】 エンドレスキャリアー面に色模様を写し出す
ためのコーティング装置の説明図である。
【図6】 紫外線によって硬化するコーティング剤を用
いてエンドレスフォイルに連続的にコーティングする装
置の説明図である。
【図7】 図6に従う装置の加工処理ドラムに関する別
の実施例である。
【図8】 本発明に従って形成された彫版ローラーを用
いて、被処理材面に点状の溶融粘着材を塗布する機構の
説明図である。
【図9】 本発明に従う、ばねで支持された回転軸を持
つコーティングローラーないし加工処理ローラーの、縦
方向断面を表わした説明図である。
【符号の説明】
1 帯状またはテープ状の被処理材 3,5 加圧ローラー 7,37 ドラム 8 研磨または仕上げ研磨した表面 8a 円弧状外周 9 軸 10 紫外線、赤外線、照明光線または電磁波
の放射源 12,12a 支持ローラー 13,13a コーティング装置 21 開口部 31 被処理材 38a 型板状の凹部ないし型模様 40 ローラーに取り付けられているコーティ
ング装置 42a ペースト状の材料

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも1つの円筒状で広い範囲にわた
    ってその軸の周りを回転できる装置ないしはドラム
    (7,37)を含み、そのドラムの円弧状外周(8a)
    に沿って被処理材が導かれ、その円弧状外周部分でコー
    ティングおよび/または加工処理が行われる、帯状また
    はテープ状の材料(1,31)をコーティングおよび/
    または加工処理するためのレイアウトは、装置ないしド
    ラムが、少くとも2つ用意され、十二分に固定して位置
    決めされた加圧ローラー(3,5)に向って移動できる
    ように軸受支持され、両ローラー相互の間隔(a)は装
    置ないしドラムの外径よりも小さく、また、その装置な
    いしドラムは、帯状またはテープ状の被処理材(1,3
    1)が少くともその外周表面の円弧状部分に沿って導か
    れ、その装置ないしドラムに接して受け渡しされるよう
    に配慮されていること、および、装置ないしドラムが、
    被処理材に縦方向へ加えられるかないし支配している引
    っ張り応力によって加圧ローラーに向けて動かれるよう
    になっていることを特徴とする自由に移動できるワーキ
    ングシリンダー装置。
  2. 【請求項2】 帯状またはテープ状の被処理材(1,3
    1)がそれに沿って導かれるとともに、帯状またはテー
    プ状の被処理材によって包み込まれるように取りまかれ
    る円弧状の外周部分(8a)が、シリンダーないしドラ
    ム(7,37)の表面の半分以上を占め、かつ、円筒状
    の装置ないしドラムの表面の残りの領域には加圧ローラ
    ー(3,5)が配置されていて、その装置ないしドラム
    は一部のみ帯状またはテープ状の被処理材(1,31)
    に覆われるようになっていることを特徴とする請求項1
    に記載の自由に移動できるワーキングシリンダー装置。
  3. 【請求項3】 円筒状の装置ないしドラム(7,37)
    が、本質的には自由に吊り下げられて、帯状またはテー
    プ状被処理材(1,31)によって下から包み込まれる
    ようになっており、また、被処理材によって本質的には
    下から保持され、かつ、加圧ローラー(3,5)に向け
    て動かされるようになっていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の自由に移動できるワーキングシリン
    ダー装置。
  4. 【請求項4】 円筒状の装置ないしドラム(7,37)
    が、本質的には2つの加圧ローラー(3,5)の上に載
    せられるようになっており、また、帯状またはテープ状
    の被処理材(1,31)によって表面を包み込むように
    覆われることを特徴とする請求項1または2に記載の自
    由に移動できるワーキングシリンダー装置。
  5. 【請求項5】 2つの加圧ローラー(3,5)が傾斜面
    または垂直面に互いに平行に配置され、かつ、円筒状の
    装置ないしドラム(7,37)が加圧ローラーの横、上
    または下に配置され、その際、優先的には、円筒状の装
    置ないしドラム(7,37)の軸(9)が2つの加圧ロ
    ーラーの対称面で移動できるようになっていることを特
    徴とする請求項1または2に記載の自由に移動できるワ
    ーキングシリンダー装置。
  6. 【請求項6】 さらに少くとも2つの支持ローラー(1
    2a,12b)を備え、その軸は本質的に固定ないし位
    置決めされ、かつ、テープが切れたり、帯状またはテー
    プ状被処理材にかかる引っ張り応力が弱くなったりした
    際に、装置ないしローラーを受け止めもしくは支えて保
    持するようになっていることを特徴とする請求項1から
    5のいずれかに記載の自由に移動できるワーキングシリ
    ンダー装置。
  7. 【請求項7】 装置ないしドラム(7)が、光学的特性
    を備えるように研磨または仕上げ研磨した表面(8)を
    持つ石英ドラムであることを特徴とする請求項1から6
    のいずれかに記載の自由に移動できるワーキングシリン
    ダー装置。
  8. 【請求項8】 装置ないしドラムの中に紫外線、赤外
    線、照明光線または電磁波の放射源(10)を備えてお
    り、装置ないしドラムに向いた被処理材面を照射した
    り、その被処理材面を加工処理したりするようになって
    いることを特徴とする請求項7に記載の自由に移動でき
    るワーキングシリンダー装置。
  9. 【請求項9】 円筒状の装置ないしドラムが型板状ない
    しひな型状に形成された円筒外被を装備し、その際、そ
    の外被は、コーティングまたは加工処理される材料面に
    ホログラム、模様または印刷情報を写し出すため、型板
    またはひな型に従って、照明光線、紫外線、赤外線また
    は電磁波を透過させないようになっていることを特徴と
    する請求項7または8に記載の自由に移動できるワーキ
    ングシリンダー装置。
  10. 【請求項10】 円筒状の装置、ドラムまたはローラー
    (7)の内部にコーティング装置(13,13a)を備
    え、かつ、装置、ドラムまたはローラーには、型板状ま
    たは母型状の開口部(21)を備えた円筒外被(8)が
    取りつけられており、コーティングまたは加工処理され
    る材料がこの開口部を通してシリンダー、ドラムまたは
    ローラーの内側からコーティングないし加工処理される
    ようになっていることを特徴とする請求項1から6のい
    ずれかに記載の自由に移動できるワーキングシリンダー
    装置。
  11. 【請求項11】 円筒状の装置、ドラムまたはローラー
    がその表面に型板状の凹部ないし型模様を備えており、
    その際、この凹部(38a)ないし型模様にはローラー
    に取りつけられているコーティング装置(40)によっ
    て粉末またはペースト状の材料(42a)が注入され、
    その粉末またはペースト状の材料は、円弧状外周(8
    a)に沿って被処理材(31)に移されるようになって
    いることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載
    の自由に移動できるワーキングシリンダー装置。
  12. 【請求項12】 円筒状の装置ないしドラム(7,3
    7)がスプリング上に載せた支持ローラー(12a,1
    2b)によって弾性支持されていることを特徴とする自
    由に移動できる請求項1から11のいずれかに記載のワ
    ーキングシリンダー装置。
  13. 【請求項13】 印刷製品、光学的フィルムまたはフォ
    イル、繊維製品および、または繊維製もしくは非繊維製
    の粘着テープないし芯地材を、コーティングおよび/ま
    たは加工処理するために適用されることを特徴とする請
    求項1から12のいずれかに記載の自由に移動できるワ
    ーキングシリンダー装置。
  14. 【請求項14】 装置またはドラムでの被処理材の面圧
    を本質的に均一に保持して、回転できるように装備され
    た円筒状の装置またはドラムの円弧上外周部分に沿って
    テープ状または帯状の被処理材をコーティングまたは表
    面処理する方法であって、被処理材が装置ないしドラム
    の表面円弧状部分に沿って導かれ、その円弧状部分は装
    置またはドラムの表面積の2分の1以上を占め、かつ、
    被処理材は、この円弧状部分のそれぞれの端末で、それ
    ぞれ1つの加圧ローラー表面部分の周りに導かれて、装
    置ないしドラムに引き渡されるか、もしくは、装置ない
    しドラムに受け取られるようになっており、その際、2
    つの加圧ローラーの相互間隔は円筒状の装置ないしドラ
    ムの直径よりも小さく、かつ、被処理材にかかる引っ張
    り応力を変えることによって、装置に接する被処理材の
    面圧もしくは加圧ローラーに接する装置ないしドラムの
    面圧が調整されて、加工処理の品質ないしコーティング
    被膜の厚さを左右できるようにしたことを特徴とするワ
    ーキングシリンダー装置を用いた表面処理方法。
  15. 【請求項15】 装置またはドラムに接する被処理材の
    面圧を本質的に均一に保持して、回転できるように装備
    された円筒状の装置またはドラム外周の円弧状部分に沿
    ってテープ状または帯状の被処理材をコーティングまた
    は表面処理する方法であって、被処理材が装置ないしド
    ラムに沿って、それを包み込むように導かれ、その際、
    装置ないしドラムは本質的に自由に吊り下げられた形で
    被処理材によって保持され、かつ、装置ないしドラムの
    上方に配置された2つの加圧ローラーに向って動かさ
    れ、その加圧ローラー相互の間隔は、装置ないしドラム
    の外径よりも小さく、かつ、装置ないしドラムの表面の
    円弧状部分に沿って帯状またはテープ状の被処理材を導
    いたり下から支えた形で保持したり、さらには、装置な
    いしドラムに接して被処理材を引き渡したり受け取った
    りするようになっていること、および、被処理材にかか
    る引っ張り応力を変えることによって、装置に接する被
    処理材の面圧もしくは加圧ローラーに接する装置ないし
    ドラムの面圧を調整して、加工処理の品質ないしコーテ
    ィング被膜の厚さを左右できるようになっていることを
    特徴とするワーキングシリンダー装置を用いた表面処理
    方法。
JP30439493A 1992-12-15 1993-12-03 自由に移動できるワーキングシリンダー装置およびワーキングシリンダー装置を用いた表面処理方法 Withdrawn JPH06206029A (ja)

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CH382792 1992-12-15
CH3827/92-0 1992-12-15

Publications (1)

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JPH06206029A true JPH06206029A (ja) 1994-07-26

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ID=4264321

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JP30439493A Withdrawn JPH06206029A (ja) 1992-12-15 1993-12-03 自由に移動できるワーキングシリンダー装置およびワーキングシリンダー装置を用いた表面処理方法

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EP (1) EP0616855A1 (ja)
JP (1) JPH06206029A (ja)

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EP0616855A1 (de) 1994-09-28

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