JP3015463U - 塗工システム - Google Patents

塗工システム

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JP3015463U
JP3015463U JP1994015309U JP1530994U JP3015463U JP 3015463 U JP3015463 U JP 3015463U JP 1994015309 U JP1994015309 U JP 1994015309U JP 1530994 U JP1530994 U JP 1530994U JP 3015463 U JP3015463 U JP 3015463U
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drying
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義成 康井
隆司 岩崎
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Yasui Seiki Co Ltd
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Yasui Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種多様の基材および塗工剤に対して簡単に
対応することのできる塗工システムを提供すること。 【構成】 少なくとも連続体状の基材12を繰り出す繰
出部13と、前記繰出部13より基材12の走行方向下
流側に配設され基材12の表面に塗工剤を塗工するため
の交換自在な複数の塗工形式の異なる塗工部15と、前
記塗工部15の基材12の走行方向下流側に配設され基
材12に塗工された塗工剤を乾燥させるための交換自在
な複数の乾燥形式の異なる主乾燥部19と、前記主乾燥
部19の基材12の走行方向下流側に配設され乾燥され
た塗工剤が塗工された基材12を巻取る巻取部21とを
それぞれ個別に形成して配置させるとともに、前記塗工
部15および主乾燥部19を基材12および塗工剤に応
じて選択配置することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塗工システムに係り、多種多様の連続体状の基材に多種多様の塗工 剤を連続的に塗工することのできる塗工システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、磁気テープ、磁気カード、ラベル紙、プリンタのインクリボン、フィ ルム液晶、光フィルタ等の各種の塗工品を製造するために、樹脂フィルム、紙ま たは布等からなる連続体状の基材に種々の塗工剤を連続的に塗布する塗工装置が 多用されている。
【0003】 以下、このような従来からある塗工装置の一例について図18により説明する と、この種の従来の塗工装置1は、長尺で幅広の樹脂フィルム、紙または布等か らなる連続体状の基材2の図18において矢印Aにて示す走行方向上流側から順 に、基材2を繰り出す繰出部3と、基材2に図示しない所望の塗工剤を塗工する 塗工部4と、基材2に塗工された塗工剤を乾燥させる乾燥部5と、基材2を巻取 る巻取部6とが適宜なフレーム7内に配設されて一体とされている。また、基材 2は、繰出部3に配設された原反ロール8から繰出され、途中適宜箇所に配設さ れた案内ロール9,9…によって所定経路を通るようにされつつ走行し、最後に 巻取部6に配設された巻取ロール10に巻取られる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の塗工装置1においては、設計コンセプトにより 、基材2の走行速度の限界、塗工部4の塗工方式、乾燥部5の乾燥能力の限界、 基材2の種類、塗工剤の種類、塗工剤の粘度等の各種の仕様が決定され、汎用性 に劣るという問題点があった。
【0005】 すなわち、近年の技術革新により供給される多種多様の基材2および多種多様 の乾燥方式の異なる塗工剤に対応させるためには、塗工装置1の仕様を可能な限 り拡大(オーバースペック)させたり、塗工方式および乾燥方式の異なる複数の 塗工装置1を用いざるを得ず、経済的負担が増大するとともに、多大な設置スペ ースを必要とするという問題点があった。
【0006】 本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、前述した従来のものにおけ る問題点を克服し、多種多様の基材および塗工剤に対して簡単に対応することの できる塗工システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため請求項1に記載の本考案の塗工システムは、少な くとも連続体状の基材を繰り出す繰出部と、前記繰出部より基材の走行方向下流 側に配設され基材の表面に塗工剤を塗工するための交換自在な複数の塗工形式の 異なる塗工部と、前記塗工部の基材の走行方向下流側に配設され基材に塗工され た塗工剤を乾燥させるための交換自在な複数の乾燥形式の異なる主乾燥部と、前 記主乾燥部の基材の走行方向下流側に配設され乾燥された塗工剤が塗工された基 材を巻取る巻取部とをそれぞれ個別に形成して配置させるとともに、前記塗工部 および主乾燥部を基材および塗工剤に応じて選択配置することを特徴としている 。
【0008】 そして、請求項2に記載の本考案の塗工システムは、請求項1において、前記 繰出部より基材の走行方向下流側に基材の表面の改質を行う基材表面処理部を設 けたことを特徴としている。
【0009】 さらに、請求項3に記載の本考案の塗工システムは、請求項1および請求項2 において、前記塗工部の基材の走行方向下流側に基材に塗工された塗工剤を塗工 直後に乾燥させるための個別に形成された交換自在な複数の乾燥形式の異なる副 乾燥部を基材および塗工剤に応じて選択配置することを特徴としている。
【0010】 また、請求項4に記載の本考案の塗工システムは、請求項1乃至請求項3の何 れか1項において、前記塗工部の基材の走行方向下流側に個別に形成されたウエ ットラミネート部を設けたことを特徴としている。
【0011】 さらにまた、請求項5に記載の本考案の塗工システムは、請求項1乃至請求項 4の何れか1項において、前記主乾燥部の基材の走行方向下流側に個別に形成さ れたドライラミネータ部を設けたことを特徴としている。
【0012】
【作用】
前述した構成からなる請求項1に記載の本考案の塗工システムによれば、塗工 システムを個別に形成された繰出部と、交換自在な複数の塗工形式の異なる塗工 部と、交換自在な複数の乾燥形式の異なる主乾燥部と、巻取部とから形成すると ともに、前記塗工部および乾燥部を基材および塗工剤に応じて選択配置すること ができるので、基材および塗工剤の種類に応じて各部を選択することにより、最 適な塗工品を得ることができる。
【0013】 請求項2に記載の本考案の塗工システムによれば、基材表面処理部により基材 の表面の改質を行うことができるので、基材の適用範囲を拡大することができ、 より他種類の塗工品を得ることができる。
【0014】 請求項3に記載の本考案の塗工システムによれば、交換自在な複数の乾燥形式 の異なる副乾燥部により基材に塗工された塗工剤を塗工直後に乾燥させることが できるので、塗工剤の適用範囲を拡大することができ、より他種類の塗工品を得 ることができる。
【0015】 請求項4に記載の本考案の塗工システムによれば、ウエットラミネート部によ り塗工剤を塗工した基材にラミネートフィルムをラミネートすることができるの で、さらに他種類の塗工品を得ることができる。
【0016】 請求項5に記載の本考案の塗工システムによれば、ドライラミネート部により 塗工剤を塗工した基材にラミネートフィルムをラミネートすることができるので 、さらに他種類の塗工品を得ることができる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。
【0018】 まず、本考案に係る塗工システムの構成を図1に示すブロック図により説明す る。
【0019】 図1に示すように、本実施例の塗工システム11は、ウェブと称される後述す る連続体状の基材12を繰り出す繰出部13と、基材12の表面のヌレ特性を向 上させ基材12に対する塗工剤(図示せず)の乗りを良好とするように基材12 の表面の改質を行うための基材表面処理部14と、基材12の表面に塗工剤を塗 工するための交換自在な塗工部15と、基材12に塗工された塗工剤を塗工直後 に乾燥させるための交換自在な副乾燥部16と、主として後述する連続体状のラ ミネートフィルム17を塗工剤の塗工された基材12の表面に塗工剤を乾燥させ る前に貼り合わせるためのウエットラミネート部18と、基材12に塗工された 塗工剤を乾燥させるための交換自在な主乾燥部19と、主として後述する連続体 状のラミネートフィルム17を塗工剤の塗工された基材12の表面に塗工剤を乾 燥した後で貼り合わせるためのドライラミネータ部20と、塗工剤の塗工された 基材12を塗工剤を乾燥した後で巻取る巻取部21とを有している。そして、前 記各部13,14,15,16,18,19,20,21は、それぞれが個別に 形成され、繰出ユニット13A、基材表面処理ユニット14A、塗工ユニット1 5A、副乾燥ユニット16A、ウエットラミネートユニット18A、主乾燥ユニ ット19A、ドライラミネータユニット20Aおよび巻取ユニット21Aとされ ている。
【0020】 前記塗工部15としては、例えば、4本ロールコータ、グラビアコータ、マイ クログラビアコータ、ダイコータ、ナイフコータ、リバースコータ、ワイヤーバ ーコータ、キスコータ、デップコータ、スピンコータ、エアーナイフコータ、ス プレーコータ等が例示され、基材12および塗工剤の種類に応じて選択されるよ うになっている。
【0021】 前記主乾燥部19および副乾燥部16としては、ロールサポート型、フローテ ィング型等の熱風乾燥機、EB方式の乾燥機(電子線硬化乾燥機:以下、EB乾 燥機と記す)、UV方式の乾燥機(紫外線硬化乾燥機:以下、UV乾燥機と記す )、遠赤外線乾燥機、極超短波乾燥機、誘導加熱乾燥機等が例示され、基材12 および塗工剤の種類に応じて選択されるようになっている。
【0022】 なお、磁気テープや磁気カード等の塗工品(図示せず)を製する場合には、必 要に応じて、塗工剤に含有した磁性体を乾燥する前に所定の方向に配向する周知 の配向機(図示せず)を設ける構成としてもよい。
【0023】 つぎに、本実施例の塗工システム11の具体的な実施例について図2から図5 により説明する。
【0024】 図2は本考案に係る塗工システムの第1実施例の全体の構成を示す模式図であ る。
【0025】 図2に示すように、本実施例の塗工システム11aは、連続体状の基材12を 繰り出す繰出部13としての繰出ユニット13Aを有しており、この繰出ユニッ ト13Aの右下方には、基材表面処理部14としての基材表面処理ユニット14 Aが配設されている。そして、繰出ユニット13Aの右側には、塗工部15とし ての交換自在な塗工ユニット15Aが配設されており、この塗工ユニット15A の上方には、ウエットラミネート部18としてのウエットラミネートユニット1 8Aが配設されている。さらに、塗工ユニット15Aの右側には、副乾燥部16 としての交換自在な副乾燥ユニット16Aが必要に応じて配設可能とされている 。また、繰出ユニット13Aの上方には、主乾燥部19としての主乾燥ユニット 19Aである熱風乾燥機22が配設されており、この熱風乾燥機22の左側には 、主乾燥部19としての主乾燥ユニット19Aである交換自在なEB乾燥機23 が配設されている。さらに、EB乾燥機23の左側上方には、主乾燥部19とし ての主乾燥ユニット19AであるUV乾燥機24が配設されており、このUV乾 燥機24の下方には、ドライラミネータ部20としてのドライラミネータユニッ ト20Aが配設されている。さらにまた、ドライラミネータユニット20Aの下 方には、巻取部21としての巻取ユニット21Aが配設されている。
【0026】 そして、各ユニット13A,14A,15A,16A,18A,19A,20 A,21Aは、図示しない適宜な連結部材あるいは移動機構をもって連結させた り切り放したり交換することができるように継脱自在とされている。
【0027】 前記各ユニット13A,14A,15A,16A,18A,19A,20A, 21Aについて更に説明する。
【0028】 前記繰出ユニット13Aは、図示しないフレームに配設され、長尺の樹脂フィ ルム、紙または布等からなる連続体状の基材12が巻回された原反ロール25を 回転自在に支持する送出ロール26と、原反ロール25から繰り出された基材1 2を、図2において矢印Bにて示す走行方向に走行する所定の基材走行経路BL に沿って案内する複数の回転自在な案内ロール27,27…とを有している。ま た、繰出ユニット13Aの内部の基材走行経路BL上には、基材12を予熱可能 な回転自在な加熱ロール28が配設されており、この加熱ロール28には、基材 12を介して回転自在な加熱ロール28の外周面に当接する接離自在とされた圧 接ロール29が配設されている。この加熱ロール28は、必要に応じて所定温度 に加温可能とされている。
【0029】 前記基材表面処理ユニット14Aは、図示しないフレームに配設され、基材1 2の表面を基材12に対する塗工剤のヌレ特性等を向上させるように改質する周 知のコロナ処理体30を有しており、このコロナ処理体30の前方には、必要に 応じて原反ロール25から繰り出された基材12を図2において破線にて示す処 理経路に沿って案内する回転自在な誘導ロール31が配設されている。つまり、 基材12の特性等の必要に応じて、基材12は、図2に実線にて示す基材走行経 路BLと、図2に破線にて示す基材走行経路BLとを選択することができるよう にされている。なお、基材表面処理ユニット14Aは、必要に応じて取り外して もよい。
【0030】 前記塗工ユニット15Aは、図示しないフレームに配設され、基材12の表面 に塗工剤を塗工する4本ロールコータ32と、基材12を所定の基材走行経路B Lに沿って案内する複数の回転自在な案内ロール33,33…とを有している。 そして、4本ロールコータ32は、4本のロール34が上下方向に整列配置され ており、上下方向に相互に隣位するロール34どうしが当接するようにされてい る。この4本のロール34の内、最も下方に位置するロール34aは、例えば、 直径100〜300mm程度のグラビアロールとされており、その外周面に図示 しない塗工剤が供給されるようになっている。そして、グラビアロール34aの 上方に位置するロール34は、ゴムロールからなる第1中間ロール34bとされ ており、この第1中間ロール34bの上方に位置するロール34は、金属からな る第2中間ロール34cとされている。さらに、第2中間ロール34cの上方に 位置するロール34は、ゴムロールからなる押圧ロール34dとされている。こ の塗工ユニット15Aとしては、各種の塗工方式の異なるものから図示しない塗 工品に応じて選択されたものが配設されるようになっている。また、塗工ユニッ ト15Aとしては、後述する塗工形式の異なる種々の塗工モジュールを配設した ものから塗工品に応じて選択して用いるとよい。
【0031】 前記副乾燥ユニット16Aは、例えば紙、布等の基材12にシリコーンオイル を含有する塗工剤を塗工した塗工品等の基材12に塗工剤がしみこみ易い塗工品 等を製する場合に用いられるものであり、本実施例においては、図示しないフレ ームに配設され、基材12に塗工された紫外線硬化型の塗工剤を塗工直後に紫外 線をもって乾燥させるUV照射体(図示せず)を有するUV乾燥機24とされて いる。この副乾燥ユニット16Aとしては、各種の乾燥方式の異なるものから塗 工剤に応じて選択されたものが配設されるようになっており、必要に応じて取り 外してもよい。そして、副乾燥ユニット16Aを使用する場合には、塗工ユニッ ト15Aから送出される基材12を、塗工ユニット15Aの案内ロール33と後 述するウエットラミネートユニット18の案内ロール37とを用いて図2におい て破線にて示す処理経路を選択するようになっている。
【0032】 前記ウエットラミネートユニット18は、図示しないフレームに配設され、長 尺の樹脂フィルム、紙または布等からなり塗工剤の表面をラミネートしたり、塗 工剤の表面の鏡面加工やエンボス加工するための連続体状のラミネートフィルム 17が巻回されたラミネート材原反ロール35を回転自在に支持するラミネート 材送出ロール36と、ラミネート材原反ロール35から繰り出されたラミネート フィルム17を図2において一点鎖線にて示す所定のラミネート走行経路LAに 沿って案内する複数の回転自在な案内ロール37,37…とを有している。この ラミネート材送出ロール36は、塗工部の右側に配置されいる。そして、ラミネ ート走行経路LAと前記基材走行経路BLとの接点には、必要に応じて加温可能 な回転自在な加熱ロール38が配設されており、この加熱ロール38には、ラミ ネートフィルム17を適宜な押圧力をもって基材12に押圧する接離自在とされ た回転自在な加圧ロール39が配設されている。このウエットラミネートユニッ ト18Aは、必要に応じて取り外してもよい。
【0033】 前記主乾燥ユニット19Aは、基材12の走行方向の上流側から順に、熱風乾 燥機22、EB乾燥機23、UV乾燥機24の乾燥形式の異なる3種類の主乾燥 ユニット19Aを有している。そして、熱風乾燥機22は、図示しないフレーム に配設され、基材12の表面に塗工された塗工剤に、所定温度の熱風を所定の風 量等の適正条件をもって吹き付けることにより乾燥させる熱風送出体40と、基 材12を所定の基材走行経路BLに沿って案内する複数の回転自在な案内ロール 41,41…とを有している。さらに、EB乾燥機23は、図示しないフレーム に配設され、基材12に塗工された電子線硬化型の塗工剤を電子線をもって乾燥 させる電子線照射体42と、基材12を所定の基材走行経路BLに沿って案内す る複数の案内ロール43,43…とを有している。さらにまた、UV乾燥機24 は、図示しないフレームに配設され、基材12に塗工された紫外線硬化型の塗工 剤を紫外線をもって乾燥させる紫外線照射体44と、必要に応じて基材12を図 2において破線にて示す処理経路に沿って案内する複数の回転自在な案内ロール 45,45…とを有している。そして、複数の案内ロール45,45…の内の紫 外線照射体44から照射される紫外線の光軸上に配置された案内ロール45は、 他の案内ロール45より大径の位置決めロール45aとされている。
【0034】 つまり、本実施例の主乾燥ユニット19Aは、熱風乾燥機22、EB乾燥機2 3、UV乾燥機24という乾燥形式の異なる3種類の主乾燥ユニット19Aが塗 工剤の種類に応じて選択的に用いられるようにされている。また、EB乾燥機2 3は、例えばレールを用いた移動機構等(図示せず)により移動自在とされてお り、必要に応じて図示しない各種の乾燥方式の異なるものから選択されたものと 交換自在とされている。
【0035】 前記ドライラミネータユニット20Aは、前述したウエットラミネータユニッ ト18Aと同様に、図示しないフレームに配設され、長尺の樹脂フィルム、紙ま たは布等からなり塗工剤の表面をラミネートするための連続体状のラミネートフ ィルム17が巻回されたラミネート材原反ロール46を回転自在に支持するラミ ネート材送出ロール47と、ラミネート材原反ロール44から繰り出されたラミ ネートフィルム17を図2において一点鎖線にて示す所定のラミネート走行経路 LBに沿って案内する複数の回転自在な案内ロール48,48…とを有している 。そして、ラミネート走行経路LBと前記基材走行経路BLとの接点には、必要 に応じて加温可能な回転自在な加熱ロール49が配設されており、この加熱ロー ル49には、ラミネートフィルム17を適宜な押圧力をもって基材12に押圧す る接離自在とされた回転自在な加圧ロール50が配設されている。また、ラミネ ート材送出ロール47は、前述したウエットラミネートユニット18Aにより塗 工剤の表面の鏡面加工やエンボス加工するための連続体状のラミネートフィルム 17を剥がして巻取る場合には、基材12から剥がしたラミネートフィルム17 を巻取ユニット21A内で図2において破線で示す処理経路を走行するように図 示しない駆動源により駆動可能とされている。このドライラミネータユニット2 0Aは、必要に応じて取り外してもよい。
【0036】 前記巻取りユニット21Aは、図示しないフレームに配設され、乾燥された塗 工剤が塗工された基材12を巻取るための図示しない駆動源により駆動されると ともに回転自在に支持された巻取ロール51と、基材12を所定の基材走行経路 BLに沿って案内する複数の回転自在な案内ロール52,52…とを有している 。 つぎに、前述した構成からなる本実施例の作用について説明する。
【0037】 本実施例の塗工システム11aによれば、基材12は、繰出ユニット13Aの 原反ロール25から必要に応じて基材表面処理ユニット14Aを介して塗工ユニ ット15Aに向かって繰り出され、塗工ユニット15A内において、所望の塗工 剤が基材12の表面に塗工された後、必要に応じて副乾燥ユニット16Aを介し て主乾燥ユニット19Aに向かって送出され、主乾燥ユニット19A内において 基材12に塗工された塗工剤が乾燥された後、巻取ユニット21Aに向かって送 出され、巻取ユニット21A内において巻取ロール51に巻取られることとなる 。そして、副乾燥ユニット16Aを用いる場合には、主乾燥ユニット19Aは駆 動しないようにされる。また、必要に応じて、ウエットラミネートユニット18 Aあるいはドライラミネータユニット20Aにより基材12の塗工面に所望のラ ミネートを施すことができる。
【0038】 また、本実施例の塗工システム11aによれば、繰出部13と基材表面処理部 14と塗工部15と副乾燥部16とウエットラミネート部18と主乾燥部19と ドライラミネータ部20と巻取部21とが、それぞれ個別に形成された繰出ユニ ット13A、基材表面処理ユニット14A、塗工ユニット15A、副乾燥ユニッ ト16A、ウエットラミネートユニット18A、主乾燥ユニット19A、ドライ ラミネータユニット20Aおよび巻取ユニット21Aとされているので、基材1 2または塗工剤の種類に応じて、例えば、副乾燥ユニット16Aの着脱や塗工ユ ニット15Aの交換を容易に行うことができる。
【0039】 すなわち、本実施例の塗工システム11aによれば、各ユニット13A,14 A,15A,16A,18A,19A,20A,21Aを製造する塗工品の種類 等の必要に応じて着脱および交換することができるので、多種多様の基材12お よび塗工剤に対して簡単に対応することができるとともに、各種の塗工品を効率 よく確実に製することができる。そして、多種多様の基材12および塗工剤に対 して、各ユニット13A,14A,15A,16A,18A,19A,20A, 21Aの着脱および交換をすればよく、従来の一体に形成された分離不可能な塗 工装置1を多数用いる場合に比較して、設置スペースを確実に減少させることが できる。さらに、従来の一体に形成された分離不可能な塗工装置1を多数用いる 場合には、乾燥部5および巻取部6等の多重投資を余儀なくされるが、本実施例 の塗工システム11aによれば、必要最小限の投資で済み、従来の多重投資を確 実に防止することができ、経済的負担を確実に減少させることができる。
【0040】 また、本実施例の塗工ユニット15Aは個別に形成されているおり、防爆対策 を簡単に施すこともできる。
【0041】 さらに、塗工剤として紫外線硬化型または電子線硬化型の塗工剤を用いる場合 には、主乾燥ユニット19Aを構成する熱風乾燥機22を稼動させて乾燥効率を 向上させることもできる。
【0042】 図3は本考案に係る塗工システム11の第2実施例を示すものであり、本実施 例の塗工システム11bは、副乾燥部16が取り外されるとともに、塗工部15 としてマイクログラビアロールを有するマイクログラビア方式の塗工ユニット1 5Bが配設されている。その他の構成は、前述した第1実施例の塗工システム1 1aと同様とされている。
【0043】 このような構成とすることにより、本実施例は前述した第1実施例と略同様の 効果を奏することができる。
【0044】 図4は本考案に係る塗工システム11の第3実施例を示すものであり、本実施 例の塗工システム11cは、主乾燥部19を構成する塗工ユニット19Aとして 、2組の熱風乾燥機22とUV乾燥機24とが配設されている。その他の構成は 、前述した第1実施例の塗工システム11aと同様とされている。つまり、主乾 燥ユニット19Aに2組の熱風乾燥機22を有しており、このような構成とする ことにより、本実施例は前述した第1実施例と同様の効果を奏することができる とともに、熱風乾燥型の塗工剤を用いる場合の乾燥能力を簡単に増加させること ができる。
【0045】 つぎに、本実施例の塗工システム11に用いる塗工部ユニット15Aの他の実 施例について図5から図17により説明する。
【0046】 図5から図8は本実施例の塗工システムに用いる塗工ユニットの第3実施例を 示すものである。
【0047】 図5に示すように、本実施例の塗工ユニット内には、図5において図示しない 基材12の走行方向上流側から順にボトムフィード3本リバース方式の塗工モジ ュール53a、マイクログラビア方式の塗工モジュール53b、ナイフコーター 方式の塗工モジュール53cと、基材12の基材走行経路BLを形成するために 、11本の回転自在な案内ロール33a,33b,33c,33d,33e,3 3f,33g,33h,33i,33j,33kとが配設されている。そして、 マイクログラビア方式の塗工モジュール53bは、図5において両矢印にて示す ように、左右方向に移動自在とされるとともに、着脱自在とされている。さらに 、各案内ロール33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,3 3h,33i,33j,33kの内の5本の案内ロール33b,33c,33d ,33e,33hは、図5において両矢印にて示すように、上下に昇降自在とさ れている。
【0048】 すなわち、本実施例の塗工ユニット15Cには、3種類の塗工方式の塗工モジ ュール53a,53b,53cが搭載されており、基材12の種類および塗工剤 の種類などに応じて塗工方式を選択することができる。
【0049】 つぎに、前記各塗工方式を用いた場合の塗工ユニット15C内の基材12の基 材走行経路BLについて説明する。
【0050】 図6に示すように、塗工方式としてボトムフィード3本リバース方式を用いる 場合には、ボトムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53aの基材12 の走行方向上流側に上下方向に配設された2本のローラ54,54が当接状態と され、このボトムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53aのみにより 図示しない塗工剤が塗工される。そして、基材12は、7本の案内ロール33a ,33b,33c,33d,33g,33j,33kにより形成される基材走行 経路BLを図6において矢印Bにて示す走行方向に走行する。
【0051】 図7に示すように、塗工方式としてマイクログラビア方式を用いる場合には、 ボトムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53aの基材12の走行方向 上流側に上下方向に配設された2本のローラ54,54が離間状態とされ、マイ クログラビア方式の塗工モジュール53bのみにより図示しない塗工剤が塗工さ れる。そして、基材12は、9本の案内ロール33a,33b,33c,33d ,33e,33f,33h,33j,33kにより形成される基材走行経路BL を図7において矢印Bにて示す走行方向に走行する。
【0052】 図8に示すように、塗工方式としてナイフコーター方式を用いる場合には、ボ トムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53aの基材12の走行方向上 流側に上下方向に配設された2本のローラ54,54が離間状態とされ、ナイフ コーター方式の塗工モジュール53cのみにより図示しない塗工剤が塗工される 。そして、基材12は、8本の案内ロール33a,33b,33c,33d,3 3h,33i,33j,33kにより形成される基材走行経路BLを図8におい て矢印Bにて示す走行方向に走行する。
【0053】 図9は塗工ユニットの第4実施例を示すものである。
【0054】 本実施例の塗工ユニット15Dは、前述した第3実施例の塗工ユニット15C に、アプリケーター方式の塗工モジュール53dを搭載し、塗工方式としてアプ リケーター方式を用いるものである。そして、塗工方式としてアプリケーター方 式を用いる場合には、ボトムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53a の基材12の走行方向上流側に上下方向に配設された2本のローラ54,54が 離間状態とされ、アプリケーター方式の塗工モジュール53dのみにより図示し ない塗工剤が塗工される。さらに、基材12は7本の案内ロール33a,33b ,33c,33d,33g,33j,33kにより形成される基材走行経路BL を図9において矢印Bにて示す走行方向に走行する。
【0055】 図10は塗工ユニットの第5実施例を示すものである。
【0056】 本実施例の塗工ユニット15Eにおいては、前述した第3実施例の塗工ユニッ ト15Cのマイクログラビア方式の塗工モジュール53bの代わりにダイ方式の 塗工モジュール53eを搭載し、塗工方式としてダイ方式を用いるものである。 そして、塗工方式としてダイ方式を用いる場合には、ボトムフィード3本リバー ス方式の塗工モジュール53aの基材12の走行方向上流側に上下方向に配設さ れた2本のローラ54,54を離間状態とし、ダイ方式の塗工モジュール53e のみにより図示しない塗工剤が塗工される。さらに、基材12は、図中実線にて 示す8本の案内ロール33a,33b,33c,33d,33e,33f,33 j,33kにより形成される基材走行経路BLまたは図中破線にて示す9本の案 内ロール33a,33b,33c,33d,33e,33f,33h,33j, 33kにより形成される基材走行経路BLの何れか一方が選択され、図10にお いて矢印Bにて示す走行方向に走行する。
【0057】 図11は塗工ユニットの第6実施例を示すものである。
【0058】 本実施例の塗工ユニット15Fにおいては、前述した第3実施例の塗工ユニッ ト15Cのボトムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53aの代わりに ダイレクトグラビア方式の塗工モジュール53fを搭載し、塗工方式としてダイ レクトグラビア方式を用いるものである。そして、塗工方式としてダイレクトグ ラビア方式の塗工モジュール53fを用いる場合には、基材12の上下方向に配 設されたグラビアロール55とインプレッションロール56とにより図示しない 塗工剤が基材12に塗工される。さらに、基材12は7本の案内ロール33a, 33b,33c,33d,33g,33j,33kにより形成される基材走行経 路BLを図11において矢印Bにて示す走行方向に走行する。また、グラビアロ ールは基材12の走行方向に対して順方向に回転する。
【0059】 図12は塗工ユニットの第7実施例を示すものである。
【0060】 本実施例の塗工ユニット15Gにおいては、前述した第3実施例の塗工ユニッ ト15Cのボトムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53aの代わりに リバースグラビア方式の塗工モジュール53gを搭載し、塗工方式としてリバー スグラビア方式を用いるものである。そして、塗工方式としてリバースグラビア 方式の塗工モジュール53gを用いる場合には、基材12の上下方向に配設され たグラビアロール55とインプレッションロール56とにより図示しない塗工剤 が基材12に塗工される。さらに、基材12は7本の案内ロール33a,33b ,33c,33d,33g,33j,33kにより形成される基材走行経路BL を図12において矢印Bにて示す走行方向に走行する。また、グラビアロールは 基材12の走行方向に対して逆方向に回転する。
【0061】 図13は塗工ユニットの第8実施例を示すものである。
【0062】 本実施例の塗工ユニット15Hにおいては、前述した第3実施例の塗工ユニッ ト15Cのボトムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53aの代わりに ファウンテン方式の塗工モジュール53hを搭載するとともにマイクログラビア 方式の塗工モジュール53bを取り外し、塗工方式としてファウンテン方式を用 いるものである。そして、基材12は7本の案内ロール33a,33b,33c ,33d,33g,33j,33kにより形成される基材走行経路BLを図13 において矢印Bにて示す方向に走行する。
【0063】 図14は塗工ユニットの第9実施例を示すものである。
【0064】 本実施例の塗工ユニット15Iにおいては、前述した第8実施例の塗工ユニッ ト15Hのファウンテン方式の塗工モジュール53hの代わりにファウンテン型 ボトムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53iを搭載し、塗工方式と してファウンテン型ボトムフィード3本リバース方式のみを用いるものである。 そして、基材12は7本の案内ロール33a,33b,33c,33d,33g ,33j,33kにより形成される基材走行経路BLを図14において矢印Bに て示す走行方向に走行する。
【0065】 図15は塗工ユニットの第10実施例を示すものである。
【0066】 本実施例の塗工ユニット15Jにおいては、前述した第8実施例の塗工ユニッ ト15Hのファウンテン方式の塗工モジュール53hの代わりにリバースキス方 式の塗工モジュール53jを搭載し、塗工方式としてリバースキス方式のみを用 いるものである。そして、基材12の基材走行経路BLを形成するために、10 本の案内ロール33a,33b,33c,33g,33h,33i,33j,3 3k,33m,33nが配設されている。さらに、基材12は6本の案内ロール 33a,33b,33m,33c,33n,33kにより形成される基材走行経 路BLを図15において矢印Bにて示す走行方向に走行する。
【0067】 図16は塗工ユニットの第11実施例を示すものである。
【0068】 本実施例の塗工ユニット15Kにおいては、前述した第3実施例の塗工ユニッ ト15Cのボトムフィード3本リバース方式の塗工モジュール53aの代わりに ワイヤーバー方式の塗工モジュール53kを搭載するとともにマイクログラビア 方式の塗工モジュール53bの代わりに適宜なスムージングモジュール57を搭 載し、塗工方式としてワイヤーバー方式のみを用いるものである。そして、基材 12は8本の案内ロール33a,33b,33c,33d,33e,33h,3 3j,33kにより形成される基材走行経路BLを図16において矢印Bにて示 す方向に走行する。
【0069】 図17は塗工ユニットの第12実施例を示すものである。
【0070】 本実施例の塗工ユニット15Lにおいては、前述した第6実施例の塗工ユニッ ト15Fのマイクログラビア方式の塗工モジュール53bの代わりにディップ方 式の塗工モジュール53mを搭載し、塗工方式としてディップ方式を用いるもの である。そして、塗工方式としてディップ方式を用いる場合には、ダイレクトグ ラビア方式の塗工モジュール53fのグラビアロール55とインプレッションロ ール56とを離間状態とし、ディップ方式の塗工モジュール53mのみにより図 示しない塗工剤が塗工される。そして、基材12は9本の案内ロール33a,3 3b,33c,33d,33e,33f,33h,33j,33kにより形成さ れる基材走行経路BLを図17において矢印Bにて示す走行方向に走行する。
【0071】 以上述べたように、本実施例の塗工ユニット15B,15C,15D,15E ,15F,15G,15H,15I,Aには、モジュール化した種々の塗工方式 のものを組み合わせて用いることができる。そして、このように種々の塗工方式 のものを組み合わせることにより、塗工部15に用いるユニット数を少なくこと ができる。
【0072】 なお、本考案は前述した実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々 の変更が可能である。
【0073】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の塗工システムによれば、多種多様の基材および塗 工剤に対して最適な塗工方式を用いて多種多様の塗工品を効率よく製することが できるとともに、経済的負担および設置スペースを確実に減少させることができ るという実用的な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る塗工システムの構成を説明するブ
ロック図
【図2】本考案に係る塗工システムの第1実施例の全体
の構成を示す模式図
【図3】本考案に係る塗工システムの第2実施例の全体
の構成を示す模式図
【図4】本考案に係る塗工システムの第3実施例の全体
の構成を示す模式図
【図5】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの第
3実施例の要部の構成を示す模式図
【図6】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの第
3実施例の塗工方式としてボトムフィード3本リバース
方式を用いる場合の基材走行経路を示す説明図
【図7】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの第
3実施例の塗工方式としてマイクログラビア方式を用い
る場合の基材走行経路を示す説明図
【図8】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの第
3実施例の塗工方式としてナイフコーター方式を用いる
場合の基材走行経路を示す説明図
【図9】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの第
4実施例の要部の構成を示す模式図
【図10】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの
第5実施例の要部の構成を示す模式図
【図11】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの
第6実施例の要部の構成を示す模式図
【図12】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの
第7実施例の要部の構成を示す模式図
【図13】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの
第8実施例の要部の構成を示す模式図
【図14】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの
第9実施例の要部の構成を示す模式図
【図15】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの
第10実施例の要部の構成を示す模式図
【図16】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの
第11実施例の要部の構成を示す模式図
【図17】本考案に係る塗工システムの塗工ユニットの
第12実施例の要部の構成を示す模式図
【図18】従来の塗工装置の要部を示す模式図
【符号の説明】
11 塗工システム 12 基材 13 繰出部 13A 繰出ユニット 14 基材表面処理部 14A 基材表面処理ユニット 15 塗工部 15A、15B、15C、15D、15E、15F、1
5G、15H、15I、15J、15K、15L 塗工
ユニット 16 副乾燥部 16A 副乾燥ユニット 17 ラミネートフィルム 18 ウエットラミネータ部 18A ウエットラミネータユニット 19 主乾燥部 19A 主乾燥ユニット 20 ドライラミネータ部 20A ドライラミネータユニット 21 巻取部 21A 巻取ユニット 22 熱風乾燥機 23 EB乾燥機 24 UV乾燥機 B 基材の走行方向 BL 基材走行経路 LA (ウエットラミネータ部の)ラミネート走行経路 LB (ドライラミネータ部の)ラミネート走行経路
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも連続体状の基材を繰り出す繰
    出部と、前記繰出部より基材の走行方向下流側に配設さ
    れ基材の表面に塗工剤を塗工するための交換自在な複数
    の塗工形式の異なる塗工部と、前記塗工部の基材の走行
    方向下流側に配設され基材に塗工された塗工剤を乾燥さ
    せるための交換自在な複数の乾燥形式の異なる主乾燥部
    と、前記主乾燥部の基材の走行方向下流側に配設され乾
    燥された塗工剤が塗工された基材を巻取る巻取部とをそ
    れぞれ個別に形成して配置させるとともに、前記塗工部
    および主乾燥部を基材および塗工剤に応じて選択配置す
    ることを特徴とする塗工システム。
  2. 【請求項2】 前記繰出部の基材の走行方向下流側に基
    材の表面の改質を行う基材表面処理部を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の塗工システム。
  3. 【請求項3】 前記塗工部の基材の走行方向下流側に基
    材に塗工された塗工剤を塗工直後に乾燥させるための個
    別に形成された交換自在な複数の乾燥形式の異なる副乾
    燥部を基材および塗工剤に応じて選択配置することを特
    徴とする請求項1および請求項2に記載の塗工システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記塗工部の基材の走行方向下流側に個
    別に形成されたウエットラミネート部を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の塗
    工システム。
  5. 【請求項5】 前記主乾燥部の基材の走行方向下流側に
    個別に形成されたドライラミネータ部を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の塗
    工システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013183477A1 (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 日東電工株式会社 塗工装置
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