JPH06205276A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH06205276A
JPH06205276A JP5001087A JP108793A JPH06205276A JP H06205276 A JPH06205276 A JP H06205276A JP 5001087 A JP5001087 A JP 5001087A JP 108793 A JP108793 A JP 108793A JP H06205276 A JPH06205276 A JP H06205276A
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JP
Japan
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image
area
trimming
signal
image pickup
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JP5001087A
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Takashi Kato
隆志 加藤
Hideo Yokota
秀夫 横田
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダウンコンバートの際にその出力画像の構図
に撮影者の意図を十分反映させることができるようにす
ること。さらには、従来のアスペクト変換処理や補間あ
るいは間引き処理を不要にすること。 【構成】 この装置は、撮像レンズ系101,撮像素子
102,A/D変換器103,カメラ処理回路104お
よびD/A変換器105によりHDTVのテレビ規格に
合ったテレビ映像信号120を得る。同時にカメラ処理
回路の出力信号はメモリ110に順次格納される。映像
信号はファインダ等122に映し出され、これを見てい
る撮影者の視野が眼球運動検出器107で検出される。
検出された視線データはメモリ・トリミングコントロー
ラ109に送られ、コントローラはNTSC信号121
の有効画素数と同じ大きさのトリミング枠の位置を視線
データに基づいて設定し、このトリミング枠を用いてメ
モリ110の映像信号からNTSC信号を抜き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラやビデオ
カメラ等の撮影装置に関し、特にダウンコンバード機能
を有する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、異なるテレビ放送方式間ではダウ
ンコンバータ等の方式変換器を用いることによりダウン
コンバート(情報量減少を伴う方式変換)することがで
きることが知られている。この方式変換器は、例えば
「昭和60年9月 NHK技研月報 p.359〜36
4」に記載されているように、HD信号(高精細度テレ
ビ信号)を標準放送方式であるNTSC,PAL,SE
CAM等に変換するために、情報量を減少させるもので
ある。
【0003】HD−NTSC方式変換を例にとると、こ
の場合の方式変換器は図1に示すような構成となる。図
1に示すように、不図示のテレビカメラで撮像したHD
信号は、アスペクト比変換部801でアスペクト比が1
6:9から4:3に変換され、次いで走査線数変換部8
02およびフィールド周波数変換部803で走査線が1
125本から525本、フィールド周波数が60Hzか
ら59.94Hzに変換され、NTSCエンコーダ80
4を経てNTSC信号として出力される。
【0004】従来のアスペクト比変換に関する代表的な
変換モードの種類を図2に示す。図2の(A)はサイド
パネル方式と呼ばれ、アスペクト比16:9のハイビジ
ョン画像の両側を削除してアスペクト比を4:3に変換
する変換モードを表している。図2の(B)はスクイー
ズ方式またはフルモード方式と呼ばれ、ハイビジョン画
像を横方向に圧縮し、アスペクト比を4:3とする変換
モードを表しており、この場合の変換画像は縦長とな
る。図2の(C)はレターボックス方式と呼ばれ、アス
ペクト比4:3の画面中に16:9の画像を表示するよ
うに変換する変換モードを表わしており、この場合はN
TSC画像では表示画面の上下両端で画像がなく黒とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の方式変換器では以下に述べるような問題
点を有していた。すなわち、図2の(A)において、H
Dカメラ(高精細度テレビカメラ)の撮像領域901に
対する、NTSC方式へダウンコンバートした画像90
2は、撮像領域901上の中央を中心とした画像であ
る。従って、ダウンコンバート画像902の構図はダウ
ンコンバート前の撮像画像901の構図で一義的に決定
されてしまう。そのため、撮影者の作画意図を撮像映像
に忠実に反映することができないという問題があった。
【0006】さらにまた、図1に示すように、ダウンコ
ンバートの際にHD信号に対しアスペクト変換や走査線
数変換が必要であり、特に走査線数変換部802での走
査線数変換の際にはダウンコバート後のテレビ規格の走
査線数に合うように、補間や間引き処理が必要となるの
で、これがダウンコンバート後の画質等にも好ましくな
い影響を与えていた。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑
み、撮影の際に撮像画像上の所望の領域を選択可能にす
ることにより、ダウンコンバートの際にその出力画像の
構図に撮影者の意図を十分反映させることができるよう
にした撮像装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、有効画素数HH ×HV の所定のテレビ信
号規格Aの映像信号Hを出力できるとともに、該映像信
号Hをこれよりも有効画素数の少ない有効画素数NH ×
V (ただし、NH <HH ,NV <HV )の別のテレビ
信号規格Bの映像信号Nに変換して出力することも可能
な撮像装置において、撮像光学系を通して結像された被
写体の光学像を画像信号に変換する光電変換手段と、該
光電変換手段から出力される撮像画面全領域の前記画像
信号を前記映像信号Hに変換する信号処理手段と、撮影
者の意図する指定領域を検出する領域検出手段と、該領
域検出手段が検出する前記指定領域の位置の変動に応じ
て前記映像信号Nの有効画素数と同じ大きさのトリミン
グ枠を前記撮像画面全領域内で移動制御するトリミング
枠設定手段と、該トリミング枠設定手段で設定された前
記トリミング枠の領域で撮像画面全領域の前記映像信号
Hから前記映像信号Nを抜き出すトリミング手段とを具
備したことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、好ましくは、その一態様
として、前記トリミング枠設定手段は、前記トリミング
枠の移動速度の制御、および移動前のトリミング画像と
移動後のトリミング画像との間に複数のトリミング画像
が生成されるように前記トリミング枠を設定することの
すくなくともいずれか一方を行うことを特徴とすること
ができる。
【0010】また、本発明は、好ましくは、他の態様と
して、前記領域検出手段は、前記撮像画面全領域が映し
出されているファインダまたはモニタ装置を見ている撮
影者の視線を検出する眼球運動検出手段を含むことを特
徴とすることができる。
【0011】また、本発明は、好ましくは、他の態様と
して、前記領域検出手段は撮影者により手動操作される
座標入力手段を含むことを特徴とすることができる。
【0012】
【作用】本発明では、撮像光学系により撮像した光学像
を光電変換し、撮像画面全領域の画像信号を所定方式の
映像信号Hに変換出力する。この撮像画面全領域に対
し、撮影者が意図し撮影者が指定した指定領域を検出す
る。この検出情報に基づきトリミング領域を決定し、上
記所定方式の映像信号Hをそれとは異なった信号方式の
映像信号Nに変換して出力する。すなわち、上記映像信
号Hによる画像をテレビ信号規格A(有効画素数HH ×
V )とし、上記映像信号Nによる画像をテレビ信号規
格B(有効画素数NH ×NV )とすると、HH >NH
V >NV なる条件を満足する場合において、映像信号
Hのテレビ信号規格Aの画像領域に対し、テレビ信号規
格Bの有効画素数(NH ×NV )と同じ大きさの領域を
トリミング枠として上記指定領域に基づいてトリミング
領域を決定してトリミングし、さらにダウンコンバート
してもう1つのテレビ信号規格の映像信号Nを出力す
る。
【0013】このように、本発明では、あるテレビ信号
規格Aの映像信号Hの撮像画面全領域に対して、それよ
りも有効画素数の小さいテレビ信号規格Bの信号にダウ
ンコンバートする場合に、テレビ信号規格Bの有効画素
数と同じ大きさをもつ画素領域をトリミング枠として撮
影者が指定した領域情報に基づいた位置でトリミングす
る。すなわちそのトリミング枠の移動を上記領域情報に
より制御するようにしたので、ダウンコンバートされた
テレビ信号規格Bによる画像移動の不自然さを防止する
ことができる。また、これにより撮影者の意図する構図
でのダウンコンバート画像を得ることができる。
【0014】さらにまた、本発明によれば、ダウンコン
バートの際に走査線数変換時の補間,間引き操作の必要
がなく、アスペクト比変換を行う必要もないという利点
がある。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0016】図3は本発明の第1実施例の撮像装置の回
路構成を示す。本実施例では、高精細度テレビカメラ
(以下、HDTVカメラと称する)による撮影映像を電
子ビューファインダやモニタ装置で観察する撮影者の眼
球の視線運動を眼球運動検出器により連続的に検出し、
その検出情報に基づいて撮影者の注視する画面部分を含
む領域を判定し、その判定した領域を基にダウンコンバ
ートするテレビ信号規格(ここではNTSCとする)に
おける有効画素領域に対応する範囲に対してトリミング
を行う。
【0017】図3に示すように、撮影レンズ系101に
より物体像を撮像素子(CCD)102上に結像させ、
撮像素子102によりアナログ画像信号に光電変換し、
そのアナログ画像信号をA/D(アナログ・デジタル)
変換器103,カメラ処理(DSP)回路104および
D/A(デジタル・アナログ)変換器105を通すこと
によりHDTVのテレビ規格にあったテレビ映像信号
(以下、H信号と称する)120を得る。このH信号1
20を電子ビューファインダあるいはテレビモニタ12
2に送って撮影画像を表示させる。
【0018】撮影者は撮影中、このファインダあるいは
モニタ122に映し出された画像を眼球106で見てい
る。ファインダあるいはモニタ122の画像は図4の
(A)に示すように垂直走査線数1035本(画素数1
035×1840)のHD画像201である。眼球運動
検出器107はモニタ122上のHD画像201を見て
いる撮影者の眼球106の視線運動を検出し、HD画像
201上の注視領域を特定する。なお、この眼球運動検
出器107の視線運動検出の原理については後述する。
また、カメラ処理回路104の出力信号をフレームメモ
リ110に一時格納する。
【0019】眼球運動検出器107は、撮影者がファイ
ンダあるいはモニタ122の画面上で注視している位置
を継続的に検出する。この眼球運動検出器107の視線
運動検出信号をメモリ・トリミングコントローラ109
へ送る。メモリ・トリミングコントローラ109では、
その検出信号と不図示のキー等であらかじめ指示された
トリミング条件情報108とに基づいて、フレームメモ
リ110に格納中のデジタルのHD画像データに対し、
トリミングする際のアドレス制御、トリミング枠移動時
の画像移動速度制御等を行い、必要な信号のみをメモリ
110から取り出させてD/A変換器111を経てダウ
ンコンバート信号(本実施例ではNTSC信号、以下N
信号と称する)121として出力させる。
【0020】上記メモリ・トリミングコントローラ10
9でのトリミングは、次のように行う。例えば、図4の
(B)に示すようなNTSC画像(垂直走査線数480
本〔画素数480×640〕)202にダウンコンバー
トする場合を考える。図4の(C)に示すようにメモリ
110のHD画面内(有効画素数1035×1840)
203においてNTSC画像のテレビ信号規格に合った
走査線数(有効画素数480×640)の画面204を
ちょうどトリミングする。視線運動検出信号に応じてこ
のトリミング領域枠204を移動することで、HD信号
をNTSC信号にダウンコンバートする際の、HD画面
203上の撮影者が意図した構図の任意領域を自由にト
リミングすることが可能である。
【0021】上述したトリミング条件情報108は、例
えば(1)視線運動検知のON/OFF、(2)モニタ
122画面内の領域注視時間に対応したトリミング枠の
移動処理手順である。上記(1)は視線運動検知信号に
よってトリミング枠の移動を行うかどうかの設定情報で
あり、OFF時にはモニタ122画面内の特定された固
定領域のみを常にNTSC信号にダウンコンバートす
る。
【0022】図5は上記(2)におけるトリミング枠移
動に関する説明図である。図5における301はモニタ
122画面を示し、領域A302,B303はNTSC
信号規格と同じ走査線数(有効画素)領域を示してい
る。まず、撮影者が領域A302を注視することによ
り、その領域Aの画像領域をNTSC信号にそのままダ
ウンコンバートする。次に、撮影者が領域Bを注視した
場合は、次のようにトリミング枠を移動させる。すなわ
ち、領域Bに対する注視時間tがあらかじめ設定した設
定注視時間Tよりも長いときは、領域AからBにトリミ
ング範囲を変更する。その注視時間tが設定注視時間T
よりも短い場合は引き続き領域Aをトリミングし続け
る。
【0023】トリミング範囲を領域Aから領域Bに変更
する場合(T≦t時)は、領域Aの画像から領域Bの画
像への画像移動時の不自然さを防止するために、A→
Bへの移動速度を所定値以上に規定する(瞬時切替モー
ドの場合)、あるいは図5の(B)に示すように、A
画像302からB画像303へ画像移動する際にそのA
−B間にある画像のa304,b305を順次出力して
B画像303に至ることにより、トリミング画像の画像
変化を滑らかなものにするが、その画像A302→B3
03への中間画像数、各画像出力保持時間、移動速度も
任意に設定できる(円滑移動モードの場合)。
【0024】なお、画像A302→B303移動時の中
間画像は、図5の(C)に示すように滑らかな曲線上で
のトリミング移動の指示をすることも可能である。図5
の(C)においてA→C1→C2→…→C7→Bの画像
領域は全て同じ大きさである。
【0025】次に、上記眼球運動検出器107における
眼球の視線運動の検出の原理について簡単に説明する。
【0026】眼球運動を検出する原理としては種々ある
が、ここでは、日本放送協会による方式を例にとて説明
する(テレビジョン学会誌Vol.No.2(198
6)第41頁以降を参照)。NHKの方式の光学系部分
を図6に示し、図3の実施例の眼球運動検出器107に
適用した場合の具体的回路を、ゲート制御回路401と
共に示した。図7に示すように、眼球に近接配置した図
8の赤外光源500(500X,500Y)から眼球に
赤外光を照射しその反射光を光電変換素子502(50
2R,502L;502U,502D)で受光して、黒
目の左右および上下への移動を検出する。黒目の左右の
動きを検出する光電変換素子502R,502Lは、正
面を向いた状態でそれぞれ黒目の右側および左側からの
反射光を受光するように配置され、その出力は減算増幅
器504で減算増幅される。また、黒目の上下方向の動
きを検出する光電変換素子502U,502Dは共に、
正面を向いた状態で黒目の斜め下位置からの反射光を受
光するように配置され、その出力は、加算増幅器506
で加算増幅される。
【0027】減算増幅器504の出力は、黒目の左右運
動に対し図9の(a)に図示する特性を示し、加算増幅
器506は、黒目の上下方向の運動に対し図9の(b)
に図示する特性を示す。その結果、減算増幅器504の
出力は、水平面での黒目の向く方向(観察者の観察して
いる観察画面でいえばその水平位置)を指示し、加算増
幅器506の出力は、垂直面での黒目の向く方向(観察
画面でいえばその垂直位置)を指示する。しかし実際に
は、減算増幅器504および加算増幅器506の出力
は、多少の非線形性を示すので、検出精度を高めるため
に、図8のようにリニアリティ補償回路508,509
を設けるのが好ましい。
【0028】従って、図8において、補償回路508の
出力は画面イメージでの水平位置xを示し、補償回路5
09の出力はその垂直位置yを示す。被写体情報を抽出
する領域は、ある程度の広さを必要とすることから、撮
影画面を多数の単位領域または単位ブロックに分割す
る。
【0029】例えば、図10に示すように、HD画面6
01上の小ブロック602を撮影者が注視すると、眼球
運動検出器107のブロック選択回路510により水平
位置x,垂直位置yがどのブロックに属するかを判定
し、所属ブロックを示す信号X(水平ブロック位置)と
Y(垂直ブロック位置)を出力する。比較器512,5
13等はその信号X,Yに基づき、例えば図10の60
3領域(=NTSC有効画素領域)の中心に小ブロック
602が配置されるようにトリミング領域を決定する。
図10の場合は、小ブロック602の縦横比をβ:α=
4:3とし、その小ブロック602と同じ大きさの複数
のブロック領域を合わせて603領域とすることでトリ
ミング領域を決定している。なお、この最小ブロックの
形状,大きさは自由に選択可能である。また、HD画面
601上をブロック分割する際は全て同じブロックの大
きさで分割する必要はない。
【0030】(その他の実施例)図11は本発明の第2
実施例の概略回路構成を示す。ここで、第1実施例と同
じ参照符号のものは共通の回路とする。この第2実施例
においては、第1実施例と同様に撮像光学系101を通
して撮像素子(CCD)102上に物体像を結像させ、
この像を電気信号に変換し、この電気信号をA/D変換
器103,カメラ信号処理回路104,D/A変換器1
05に通すことでH信号(HDテレビ規格信号)120
を得る。そして、このH信号120を基にしてファイン
ダ(またはモニタ)122上に撮影中の物体像を映し出
している。撮影者はファインダ(またはモニタ)122
上の画像に対し、操作パネル(不図示)上のバースティ
ック701を動かすことにより前述の図4の(C)に示
すようにトリミング枠204を自由に動かし、これによ
ってトリミング範囲を決定する。この際、トリミング枠
204はファインダ(またはモニタ)122に表示され
るのが好ましい。メモリ・トリミングコントローラ10
9へ供給されるトリミング条件情報108は、前述の第
1実施例と同様のもので、トリミング枠の移動に関する
情報である。このように、本実施例ではトリミング領域
の決定操作をバースティック701により行う点が第1
実施例と異なっている。
【0031】なお、トリミング枠移動に関する指示入力
は、上記のようなバースティックに限ったものではな
く、モニタ122上をタッチパネル等にしてトリミング
領域を指示したり、あるいは他の座標入力方法を用いて
も良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像画面全領域に対して、ダウンコンバートする対象の
テレビ信号規格の有効画素数分のトリミング枠を撮影者
の意図した領域に自由に移動可能にしてトリミング領域
を決定するようにしたので、撮影者の意図した構図のダ
ウンコンバート画像を得ることができ、また画像移動の
不自然さを防止できる。
【0033】また、本発明によれば、ダウンコンバート
の際、出力するテレビ信号規格の有効画素数でトリミン
グするようにしたので、走査線数変換の際の補間や間引
き操作の必要がなく、そのため出力テレビ信号規格に対
する画質劣化が起らないという効果がある。
【0034】さらに、本発明においては、トリミング領
域を移動させる際に、その移動速度を制御し、あるいは
その移動に伴い、移動画像間の複数画像を順次出力する
ことにより、滑らかな画像変化を達成することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のHD−NTSC方式変換器(ダウンコン
バータ)の概略構成を示すブロック図である。
【図2】従来のアスペクト比変換に関する代表的な変換
モードの種類を示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施例の撮像装置の回路構成を示
すブロック図である。
【図4】HD画面およびNTSC画面およびトリミング
枠を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施例におけるトリミング枠移動
に関する説明図である。
【図6】本発明の第1実施例における眼球運動検出器を
含むトリミング枠決定回路の回路構成例を示すブロック
図である。
【図7】眼球と眼球運動検出器の各受光素子の配置関係
を示す平面図である。
【図8】図6の回路の要部構成をさらに詳細に示すブロ
ック図である。
【図9】図8の減算増幅器および加算増幅器の出力と、
眼球の黒目の左右,上下運動との関係を示すグラフであ
る。
【図10】撮影者の注視位置に対するトリミング領域の
決定方法を示す説明図である。
【図11】本発明の第2実施例の撮像装置の回路構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
101 撮像レンズ系 102 撮像素子 103 A/D変換器 104 カメラ処理回路 105 D/A変換器 106 眼球 107 眼球運動検出器 109 メモリ・トリミングコントローラ 110 メモリ 111 D/A変換器 122 ファインダまたはモニタ 203 HD画面 204 トリミング枠 302,303 トリミング枠 701 バースティック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効画素数HH ×HV の所定のテレビ信
    号規格Aの映像信号Hを出力できるとともに、該映像信
    号Hをこれよりも有効画素数の少ない有効画素数NH ×
    V (ただし、NH <HH ,NV <HV )の別のテレビ
    信号規格Bの映像信号Nに変換して出力することも可能
    な撮像装置において、 撮像光学系を通して結像された被写体の光学像を画像信
    号に変換する光電変換手段と、 該光電変換手段から出力される撮像画面全領域の前記画
    像信号を前記映像信号Hに変換する信号処理手段と、 撮影者の意図する指定領域を検出する領域検出手段と、 該領域検出手段が検出する前記指定領域の位置の変動に
    応じて前記映像信号Nの有効画素数と同じ大きさのトリ
    ミング枠を前記撮像画面全領域内で移動制御するトリミ
    ング枠設定手段と、 該トリミング枠設定手段で設定された前記トリミング枠
    の領域で撮像画面全領域の前記映像信号Hから前記映像
    信号Nを抜き出すトリミング手段とを具備したことを特
    徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記トリミング枠設定手段は、前記トリ
    ミング枠の移動速度の制御、および移動前のトリミング
    画像と移動後のトリミング画像との間に複数のトリミン
    グ画像が生成されるように前記トリミング枠を設定する
    ことのすくなくともいずれか一方を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記領域検出手段は、前記撮像画面全領
    域が映し出されているファインダまたはモニタ装置を見
    ている撮影者の視線を検出する眼球運動検出手段を含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記領域検出手段は撮影者により手動操
    作される座標入力手段を含むことを特徴とする請求項1
    または2に記載の撮像装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222761A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Canon Inc 映像信号出力装置

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