JPH05308564A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JPH05308564A
JPH05308564A JP4135702A JP13570292A JPH05308564A JP H05308564 A JPH05308564 A JP H05308564A JP 4135702 A JP4135702 A JP 4135702A JP 13570292 A JP13570292 A JP 13570292A JP H05308564 A JPH05308564 A JP H05308564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
aspect ratio
image
image pickup
shading correction
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4135702A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yamashita
正弘 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH05308564A publication Critical patent/JPH05308564A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 レンズ部10内にアスペクト比変換レンズ1
6をダミーレンズ17と切換交換可能に配置する。この
切換交換に連動して動作するスイッチ18からの信号に
より、シェーディング補正回路22及びビューファイン
ダ駆動回路25の各動作を切り換え、そのときのアスペ
クト比に応じたシェーディング補正やビューファインダ
26での表示駆動を行わせる。 【効果】 1台のビデオカメラ装置で2種類以上のアス
ペクト比を切り換えて撮像することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ装置に関
し、特に、画像のアスペクト比が例えば4:3と16:
9との間で切換可能なビデオカメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の水平:垂直の比率、いわゆるアス
ペクト比には、従来からNTSC方式等の標準テレビジ
ョン方式のアスペクト比として知られた4:3と、近年
の各種高解像度テレビジョン方式に用いられているワイ
ドアスペクト比、例えば16:9のアスペクト比等が知
られている。
【0003】このようなアスペクト比は、従来において
はビデオカメラ装置の機種により固定的に定まってい
る。アスペクト比を変えるためには、カメラ側の撮像デ
バイスのアスペクト比率を変えるのが一般的であるが、
その場合、そのアスペクト比の専用カメラとなる。そこ
で、1台のビデオカメラ装置を多くの用途に使用可能と
するために、いくつかのアスペクト比を選択的に切り換
え可能とすることが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アスペクト
比変換フィルタそのものは従来から知られているが、あ
くまで特殊効果をねらったものであり、また、レンズの
前玉につけるものであるため、カメラ側も別に切り換え
る必要がある。
【0005】また、電子的に、撮像素子の画面の中央部
から必要とするアスペクト比の画像を切り出すことも考
えられるが、この場合、撮像素子の全画素の有効利用が
できなくなり、画質の劣化は免れ得ない。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、複数種類のアスペクト比、例えば4:3
と16:9との2種類のアスペクト比を選択的に切り換
えて撮像し得るようなビデオカメラ装置の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るビデオカメ
ラ装置は、撮像用のレンズ部内に切換交換可能に設けら
れた非点収差を有するレンズと、上記レンズ部からの像
を撮像する撮像素子と、この撮像素子からのビデオ信号
に対してシェーディング補正処理を施し、上記非点収差
を有するレンズの切換動作に連動してシェーディング補
正が切り換わるシェーディング補正回路と、このシェー
ディング補正回路からのビデオ信号が供給され、上記非
点収差を有するレンズの切換動作に連動して表示アスペ
クト比を切り換える表示駆動回路と、この表示駆動回路
からのビデオ信号が供給されて表示されるビューファイ
ンダ用の表示部とを有することにより、上述の課題を解
決する。
【0008】ここで、上記非点収差を有するレンズとし
ては、いわゆるアスペクト比変換レンズが使用でき、像
を拡大して撮像素子の撮像領域をはみ出させることでア
スペクト比を変換するものが好ましい。また、切り換え
るアスペクト比率としては、例えば4:3と16:9と
の組が挙げられる。そして、アスペクト比変換レンズを
光軸中に配置した場合と、配置しない場合(例えばダミ
ーレンズ等を配置した場合)とで、一方のアスペクト比
と他方のアスペクト比とを切り換えるようにすればよ
い。
【0009】
【作用】レンズの切換操作に応じてシェーディング補正
やビューファインダでの表示形態等も連動して切り換え
ることができ、1台のカメラ装置で複数種類のアスペク
ト比の映像を撮影することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るビデ
オカメラ装置の一実施例の概略構成を示すブロック図で
ある。この図1において、被写体の像は、レンズ部10
の前玉系レンズ11を通り、アイリス12によって光量
を調整され、後群レンズ13を通って、カメラ部の撮像
素子21に結像されるようになっている。また、レンズ
部10内に、非点収差を有するアスペクト比変換レンズ
16が設けられており、このアスペクト比変換レンズ1
6とダミーレンズ17とを、機械的に簡単な操作で切り
換えられるようにしている。この機械的なレンズ切換動
作に連動して、切換スイッチ18が切り換わるようにな
っている。
【0011】撮像素子21には、例えばCCD(電荷結
合素子)等の固体撮像素子が用いられ、この撮像素子2
1からの撮像ビデオ信号は、シェーディング補正回路2
2を介してビデオ信号処理回路23に送られる。ビデオ
信号処理回路23からの出力信号は、ビデオ出力端子2
4を介して取り出されると共に、ビューファインダ駆動
回路25を介して、LCD(液晶表示装置)等の電子的
なビューファインダ26に送られるようになっている。
ビデオ出力端子24からの出力ビデオ信号は、例えばモ
ニタ駆動回路31を介してCRT(陰極線管)モニタ3
2等に送られるようになっている。
【0012】ここで、撮像素子21の撮像領域(有効画
素領域)のアスペクト比をNTSC方式の場合と同様な
4:3とし、アスペクト比変換レンズ16に切り換える
ことで16:9のアスペクト比の画像を撮像するような
具体例について説明する。
【0013】通常時(4:3のアスペクト比での撮像
時)には、ダミーレンズ17がレンズ部10内の光軸上
に配置され、撮像素子21の4:3のアスペクト比の撮
像領域21Sには、図2のAに示すような4:3のアス
ペクト比の画像41が撮像される。これに対して、1
6:9のアスペクト比の画像を撮像したい場合には、レ
ンズ切換操作を行って、ダミーレンズ17を上記アスペ
クト比変換レンズ16に切り換える。このアスペクト比
変換レンズ16は、被写体の像を縦(垂直)方向のみに
拡大する機能を有しており、例えば図2のBの破線に示
すような縦拡大された像42を撮像領域21Sに対して
照射して、像42内の4:3のアスペクト比の部分42
aのみを撮像する。これは、上記図2のAに示す4:3
の画像41を縦方向に4/3(=16/12)倍に拡大
して図2のBの像42とすることにより、元の画像41
内のアスペクト比16:9の部分41aが縦方向に4/
3倍されて、16:12=4:3の部分42aとなって
上記撮像領域21Sに撮像されるわけである。このよう
に、光学レンズ系で像を縮小せずに拡大することによ
り、レンズによるいわゆるケラレを防いでいる。
【0014】ところで、レンズにより結像された画面上
で、一般にレンズ中心部分が明るくなり、レンズ周辺部
分が暗くなるような、いわゆるシェーディングが発生す
ることが知られているが、これを補正するために、シェ
ーディング補正回路22において上記撮像領域21Sの
各画素毎に所定の係数を乗算し、画面全体が平坦(フラ
ット)な明るさとなるような電気的なシェーディング補
正処理を行っている。ここで、上記アスペクト比変換レ
ンズ16を用いて像を拡大した場合には、拡大した方向
(縦方向)に感度が低下してシェーディングが変化する
ことから、スイッチ18からの切換信号によって、シェ
ーディング補正回路22での補正処理を連動して切り換
えるようにしている。
【0015】また、電子的なビューファインダ26のス
クリーン(表示面)のアスペクト比は、例えば4:3と
なっているが、上記アスペクト比16:9での撮像時に
は、スイッチ18からの切換信号によってビューファイ
ンダ駆動回路25を切換制御し、垂直走査速度を変化さ
せる等の制御を行って、例えばビューファインダ26の
スクリーンの上下部分を黒くして残りの部分にアスペク
ト比16:9の画像を表示させるような表示の切換を行
わせている。
【0016】さらに、出力端子24を介して出力された
ビデオ信号のアスペクト比は16:9となっており、モ
ニタ駆動回路31を介してアスペクト比が16:9のC
RTモニタ32に送られ、例えば図2のCに示すよう
に、アスペクト比が16:9のスクリーン(表示面)3
2Sに表示される。
【0017】このような本発明の実施例によれば、1台
のカメラ装置で複数のアスペクト比、例えば4:3と1
6:9等のいずれかを任意に選択することができ、簡単
な操作でレンズの切換交換や、シェーディング補正、ビ
ューファインダ表示等の切換を連動して行わせることが
できる。また、撮像素子21の撮像領域21Sは、レン
ズ部10からの像を全画素で受光して使用するため、撮
像領域21Sの一部のみを使用する場合に比べて画質の
劣化を低減できる。
【0018】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えば、アスペクト比は上記実施例の
4:3、16:9の他にも種々のアスペクト比に対して
適用することができる。また、切換可能なアスペクト比
の種類数も2種類に限定されず、3種類以上の内から1
つのアスペクト比を切換選択可能としてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るビデオカメラ装置によれば、撮像用のレンズ部
内にアスペクト比変換用の非点収差を有するレンズを切
換交換可能に設け、このレンズの切換動作に連動して、
撮像素子からのビデオ信号が供給されるシェーディング
補正処理と、ビューファインダ用の表示駆動処理とを切
り換えているため、レンズを切換操作するだけでシェー
ディング補正やビューファインダでの表示形態等も連動
して切り換えることができ、1台のカメラ装置を用いて
複数種類のアスペクト比での撮影を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオカメラ装置の一実施例の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10・・・・・レンズ部 16・・・・・アスペクト比変換レンズ 17・・・・・ダミーレンズ 21・・・・・撮像素子 21S・・・・・撮像領域 22・・・・・シェーディング補正回路 23・・・・・ビデオ信号処理回路 24・・・・・ビデオ信号出力端子 25・・・・・ビューファインダ駆動回路 26・・・・・ビューファインダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像用のレンズ部内に切換交換可能に設
    けられた非点収差を有するレンズと、 上記レンズ部からの像を撮像する撮像素子と、 この撮像素子からのビデオ信号に対してシェーディング
    補正処理を施し、上記非点収差を有するレンズの切換動
    作に連動してシェーディング補正が切り換わるシェーデ
    ィング補正回路と、 このシェーディング補正回路からのビデオ信号が供給さ
    れ、上記非点収差を有するレンズの切換動作に連動して
    表示アスペクト比を切り換える表示駆動回路と、 この表示駆動回路からのビデオ信号が供給されて表示さ
    れるビューファインダ用の表示部とを有することを特徴
    とするビデオカメラ装置。
JP4135702A 1992-04-30 1992-04-30 ビデオカメラ装置 Withdrawn JPH05308564A (ja)

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JP4135702A JPH05308564A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 ビデオカメラ装置

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JP4135702A JPH05308564A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 ビデオカメラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05308564A true JPH05308564A (ja) 1993-11-19

Family

ID=15157900

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4135702A Withdrawn JPH05308564A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 ビデオカメラ装置

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JP (1) JPH05308564A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010114729A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Olympus Imaging Corp 画像処理装置、画像処理方法、および、画像処理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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