JPH06204986A - 特に光リンクを介するデジタル情報伝送システム - Google Patents

特に光リンクを介するデジタル情報伝送システム

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JPH06204986A
JPH06204986A JP5181274A JP18127493A JPH06204986A JP H06204986 A JPH06204986 A JP H06204986A JP 5181274 A JP5181274 A JP 5181274A JP 18127493 A JP18127493 A JP 18127493A JP H06204986 A JPH06204986 A JP H06204986A
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ベルナール・ル・ムール
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Pamart Jean-Luc
ジヤン−リユツク・パマール
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • HELECTRICITY
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    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
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    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • H04L1/0026Transmission of channel quality indication

Abstract

(57)【要約】 【目的】特に光リンクを介するデジタル情報伝送システ
ムを常に最適な状態で動作させる。 【構成】送信端末装置1と、情報端末装置2とを含んで
おり、受信時の誤り率を評価する手段と、送信端末装置
及び/又は受信時端末装置の1つ又は複数の特性パラメ
ータを伝送システムの実際の性能に応じて連続的に最適
化すべく評価された誤り率に応じて前記パラメータを制
御する手段7とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に光リンクを介する
デジタル情報伝送に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、特に光リンクを介するデ
ジタル情報伝送システムでは、伝送の質(受信時の誤り
率、即ち前記情報の復元を可能にするためにこの種のシ
ステムで受信時に実行される決定動作の終了時の誤りビ
ット数と、受け取られたビットの総数との比によって測
定される)は、送信器及び受信器の性能、特に光リンク
の場合には光送信器及び光受信器の性能に大きく依存す
る。
【0003】実際、前記送信器及び前記受信器の特性パ
ラメータ(例えば、光リンクの場合には、波長及び送信
の光学強度(puissance optique
d’emission)、又は受信ホトダイオードの電
子なだれ係数(facteurd’avalanch
e))は、システムの他の特性パラメータ(例えば、特
に光リンクの場合には、使用されるファイバの種類)と
共に、システムの設計時に、システムのユーザの必要
(特に、リンクの長さ、伝送速度及び受信時の最大許容
誤り率によって表される)に応じて、受信時に、ユーザ
によって指定された最大許容誤り率以下の誤り率が保証
されるように決定される。
【0004】送信器及び受信器の特性パラメータを前述
のように決定すると、特に前記パラメータの経時的変化
が考慮されないという意味で、使用中に前記送信器及び
/又は前記受信器の最適機能状態が得られるとは限らな
いという問題が生じる。
【0005】別の公知システムとして、使用中に送信光
波長が基準波長に基づいて制御されるシステムもある。
前記基準波長は、前述のようにシステムの設計時に、そ
してこの場合は特定のオプチカルウィンドウ内に存在す
るように決定される。前記オプチカルウィンドウは、使
用ファイバの種類に応じて、また当該リンクで例えば光
増幅器のような特定コンポーネントが使用される場合に
はそのコンポーネントにも応じて決定される。
【0006】しかしながら前述のような制御メカニズム
は、特に極めて安定な光源と正確にわかっている波長と
を使用しなければならないという理由で、コストが比較
的高く且つ構成が比較的複雑であるという欠点を有す
る。また、該メカニズムは局部的に実行され、伝送シス
テムの全体的効果を考慮しない、即ちこの場合は、波長
のドリフトと伝送システムの他の特性パラメータの可能
な変化とが該システムの性能に及ぼす相乗効果を考慮し
ないという意味で、光送信器の最適機能状態が得られる
とは限らないという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
前述の問題を解消することができるデジタル情報伝送シ
ステム、特に光リンクを介するデジタル情報伝送システ
ムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に光リンク
を介するデジタル情報伝送システムであって、送信端末
装置(equipement d’extremite
−emission)と、受信端末装置(equipe
ment d’extremite−receptio
n)と、受信端末装置内に配置されており、送信端末装
置内に配置されている誤り補正コーディング手段と協働
する誤り補正デコーディング手段とを含んでおり、誤り
補正デコーディングの前に受信時の誤り率を評価する手
段と、前記デコーディング手段の出力の誤り率が伝送シ
ステム用に規定された最大誤り率を超えないように、評
価された誤り率及び当該誤り補正コードの補正能力に応
じて、送信端末装置及び/又は受信端末装置の1つ又は
複数の特性パラメータを伝送システムの実際の性能に応
じて連続的に最適化すべく制御する手段とを含むことを
特徴とするデジタル情報伝送システムを提供する。
【0009】
【実施例】本発明の他の目的及び特徴は、添付図面を参
照しながら以下に説明する光リンクの場合の非限定的実
施例を通して明らかにされよう。
【0010】図1に示す本発明の光伝送システムは、光
リンク3で連結された送信端末装置1と受信端末装置2
とを含んでいる。該システムはその他に、1つ以上の中
間装置、例えば光増幅器を有する中継器(図示せず)を
含み得る。
【0011】送信端末装置1は、伝送すべきデジタル情
報IEを受け取る誤り補正コーディング手段4を含んで
いる。
【0012】誤り補正コーディング手段は、例えばB.
C.H.(Bose Chaudhuri−Hocqu
enghem)もしくはReed−Solomonと称
するようなブロックからなる線形コードもしくは重畳コ
ードのような誤り補正コードを使用するか、又は互いに
同じかもしくは異なる複数の前記コードを組合わせたも
のを使用する。この種のコードは文献に記述されてい
る。
【0013】送信端末装置1は更に、誤り補正コーディ
ング手段からの情報IECを受け取り、光リンクを介し
て伝送される光信号SEを送出する光送信器5をも含ん
でいる。光送信器5は主に電子光学的トランスジューサ
を含み、任意の手段として、この場合は誤り補正コーデ
ィング手段から送出される伝送すべきデジタル情報を光
リンクでの伝送に適した形態にする手段を含み得る。
【0014】受信端末装置は、光信号SRを受け取る光
受信器8を含んでいる。該光受信器は主に光電子トラン
スジューサと決定手段とを含み、場合によっては、光リ
ンクでの伝送に適合させたデジタル情報の形態を元の形
態に戻すための手段をも含み得る。
【0015】光受信器8はデジタル情報IRCを送出
し、該情報は、誤り補正コーディング手段4のために送
信時に選択されたコードに従って作動する誤り補正デコ
ーディング手段9に与えられる。誤り補正デコーディン
グ手段9から送出される情報は符号IRで示されてい
る。
【0016】図1に示す実施例では、誤り補正デコーデ
ィング手段9が、誤り補正デコーディングの前の誤り率
からなる情報TEの供給にも使用される。
【0017】情報TEはより正確には、誤り率評価手段
90によって供給される。該手段は、誤り検出手段91
と、誤り検出手段91から送出された情報に基づいて誤
り率を評価する手段92とを含み、該手段92が情報T
Eを送出する。
【0018】誤り補正デコーディング手段9は、手段9
1及び92の他に、いわゆる誤り補正デコーディング手
段93を含んでいる。該手段93は、誤り検出手段91
によって再転送された情報IRCと、手段91によって
特別に作成された情報とに基づいて、情報IRを送出す
る。
【0019】図1に示すように、情報TEはリターンチ
ャネル6を介して送信端末装置1の方向に送られる。前
記リターンチャネルは、具体的には、例えば、双方向光
リンクの場合にはリターンリンクを介して伝送されるデ
ビット(debit)の形態をとり得るが、例えば切替
えネットワークも援用し得る別個の光学的又は非光学的
リンクを介して伝送することもできる。
【0020】情報TEは、前述のように送出される前
に、フォーマッティング手段(moyens de m
ise en forme)6’によって適合した形態
に変えられる。手段6の構成は前記リターンチャネルの
形態に依存する。
【0021】フォーマッティング手段6’から送出され
た信号はリターンチャネル6を介して送られ、送信端末
装置で情報抽出手段6”に受け取られる。手段6”はフ
ォーマッティング手段6’の機能に対して相補的な機能
を有する。このようにして抽出された情報TEは、光送
信器の1つ又は複数の特性パラメータを制御する手段7
に送られる。
【0022】図1に示す実施例ではこのようにしてリタ
ーンチャネル6が誤り率情報TEを受信端末装置から送
信端末装置方向に送るのに使用され、次いで光送信器の
1つ又は複数の当該パラメータの制御信号の作成が前記
制御手段7によって実行される。従って、手段7は送信
端末装置内に配置されている。しかしながら、前記制御
信号が受信端末装置内で作成された場合には、リターン
チャネル6を前記制御信号の送出に直接使用できる。
【0023】制御手段7は、誤り補正デコーディング手
段の出力の誤り率が伝送システム用に規定された最大誤
り率を超えないように、伝送システムの実際の性能に応
じて前記1つ以上のパラメータを連続的に最適化すべ
く、デコーディング手段9の入力で観察された誤り率T
Eと当該誤り補正コードの補正能力とに応じて、前記1
つ以上のパラメータの制御を実行する。
【0024】このようにして、光送信器の機能状態は、
1つ以上の当該パラメータを予め測定することなく、伝
送システムの実際の性能に応じて連続的に最適化され
る。誤り補正コードは、前述の実際の性能を評価するた
めに、また、特に最適機能状態を前述のように連続的に
得るために動作中に出現する誤りをユーザに対してマス
クするために使用される。
【0025】前述のような制御に適した光送信器の特性
パラメータの具体例としては、光の波長、光の強度、温
度、並びに外部変調器に接続された直接的には変調し得
ない光源からなる電子光学的トランスジューサの場合に
おける外部変調器のポラリゼーションポイントが挙げら
れる。
【0026】ここで図2を参照しながら、非限定的実施
例として、光送信器の単一特性パラメータの制御、この
場合は送信波長の制御について、制御手段9の機能の可
能なアルゴリズムを説明する。
【0027】該アルゴリズムは、光送信器の波長λを再
プログラム可能なメモリに記憶されている中間変数λ0
に含まれている開始値(valeur de dema
rrage)に初期化した後に、誤り補正デコーディン
グ手段の入力の誤り率TEが誤り補正デコーディング手
段の入力で許容し得る最大誤り率TEmaxより大きい
か否かを決定するための第1ステップを含む。誤り率T
Emaxは、誤り補正デコーディング手段の出力の対応
する値TE MAXより小さいかやや小さい値を有する
ように、且つ、当該誤り補正コードの補正能力を考慮し
て、伝送システム用に規定された最大誤り率MAXに等
しい誤り率値より小さいかやや小さい値を有するように
選択される。
【0028】このようにして誤り率TEmaxは、誤り
率TEが誤り率TEmaxより大きくなる場合も含めて
いかなる状況においても、デコーディング手段の出力の
誤り率teが伝送シテスム用に規定された最大誤り率t
eMAXを超えることがないように、誤り率TE MA
Xより小さいか又はやや小さい値を有するように選択さ
れる。TEmaxがどの程度のマージンでTE MAX
より小さくなければならないかは、その都度オペレーが
判断する。前記マージンは、光送信器の他の最適化基
準、例えば長寿命化を考慮して増加させることもでき
る。
【0029】前記第1ステップの終わりに、誤り率TE
が誤り率TEmaxよりも大きいと決定されれば、波長
のインクリメンテーション方向反転係数(coeffi
cent inverseur du sens d’
incrementation)αが値1に初期化さ
れ、誤り率TEの当該値が再プログラム可能なメモリに
記憶されている中間変数TEM中に記憶される。
【0030】次いで、波長λがαΔλ[Δλは該波長の
インクリメンテーションピッチの絶対値を表す]だけイ
ンクリメントされ、該インクリメンテーションの結果得
られた値が中間変数λ0中に記憶される。
【0031】次に、誤り率TEの現在値が変数TEM中
にされている値より小さいか否かを決定する。
【0032】答えが“イエス”であれば、それはインク
リメンテーション方向が正しいことを意味し、従って次
に実行すべき確認は、誤り率TEMの現在値が誤り率T
Emaxより小さいか否かを決定することからなる。
【0033】誤り率TEの現在値が誤り率TEmaxよ
り小さければ、このようにして得られた値に波長が維持
でき、プロセスが第1ステップから繰り返される。
【0034】誤り率TEの現時点の値が誤り率TEma
xより大きければ、それはインクリメンテーション方向
は正しいが波長の調整が終了していないという意味であ
り、プロセスは中間変数TEM中に誤り率TEの現時点
の値を記憶するステップから繰り返される。
【0035】誤り率TEの現在値を中間変数TEM中に
記憶されている(先行)値と比較した時に、誤り率TE
の現在値が中間変数TEM中に記憶されている値よりも
大きいことが判明すれば、インクリメンテーション方向
は正しくないことになり、その場合はインクリメンテー
ション方向を変更し(この場合は係数αを−αに変え
る)、次いでプロセスを中間変数TEM中に誤り率TE
の現時点の値を記憶するステップから繰り返す。
【0036】値Δλはまた、TEがTEMaxよりも大
きくなった場合に、問題の第1のインクリメンテーショ
ン方向が正しくないという事態も含めて、いずれの状況
でも、デコーディング手段の出力の誤り率teが伝送シ
ステム用に規定された最大誤り率MAXを超えないよう
に、十分に小さい値に選択しなければならない。
【0037】これに対し、第1ステップの終わりに誤り
率TEが誤り率TEmaxよりも小さいと決定されれ
ば、光送信器の波長λは、該実施例では、先に得られた
値を維持し、誤り率TEが誤り率TEMaxより大きく
なるような時点が検出されるまで第1ステップが続けら
れる。
【0038】ここで留意すべきこととして、特定のパラ
メータ、例えば送信の光学強度については、第1ステッ
プの終わりに誤り率TEが誤り率TEmaxより小さい
と決定されれば、考慮すべき他の最適化基準がシステム
の長寿命化である場合には、送信器の性能を低下させる
ように前記パラメータの再調整を行うことができる。
【0039】また、システムの使用時に中間変数λ0
に格納される値は、例えば波長の公称値に等しくなるよ
うに選択し得る。前記公称値は既述のようにシステムの
設計時に決定される。
【0040】更に、前述のアルゴリズムの例は、波長以
外のパラメータの制御に転用できると共に、例えば優先
度管理メカニズムを用いて複数のパラメータを同時に制
御する場合にも適用できる。
【0041】図3は、光受信器の1つ又は複数の特性パ
ラメータの本発明による制御を含む光伝送システムの概
要を示している。
【0042】簡明化のため、図1の伝送システムと共通
のエレメントは同じ符号で示し、その説明は省略する。
【0043】図3には光受信器をより詳細に示した。光
受信器は、該実施例では、下記のエレメントを含む。
【0044】光信号SRを受け取る光電子トランスジュ
ーサ10。該トランスジューサは、該実施例では、電子
なだれ係数(facteur d’avalanch
e)の外部制御を備えたアバランシェホトダイオード
(photodiode aavalanche)から
なる。
【0045】前記光電子トランスジューサの出力に配置
されており、伝送信号に作用する歪み及び干渉(per
turbation)の影響を低下させ、該実施例で
は、遮断周波数の外部制御とロールオフ係数と称するパ
ラメータの外部制御とを備えている受信フィルタ11。
【0046】受信フィルタ11の出力に配置されている
再生手段12。該再生手段は、図示はしなかったが、受
信フィルタからの信号をサンプリングクロック信号でサ
ンプリングする手段を含む。前記サンプリングクロック
信号は該信号の可調整移相手段(moyens de
dephasage reglable)13から送出
され、該移相手段は、受け取られたデジタル列(tra
in numerique)のタイミング回復手段(m
oyens de recuperation de
rythme)14から送出されるクロック信号と、前
記サンプリングクロック信号の位相の外部制御信号とを
受け取る。前記再生手段は更に、決定手段、即ち前述の
ようにして得たサンプルを決定しきい値と比較する手段
をも含む。該決定しきい値のレベルは、該実施例では、
該しきい値のレベルの外部制御によって調整できる。
【0047】再生手段12から送出された信号は誤り補
正デコーディング手段9に与えられる。該デコーディン
グ手段は図示1の場合と同様に構成されており(但し、
手段14からのクロック信号による種々の手段91、9
2及び93の制御も示している)、図1の場合のよう
に、補正されたデジタル情報IRを送出すると共に、誤
り補正デコーディングの前に誤り率情報TEを送出す
る。
【0048】前記誤り率情報TEは、誤り補正デコーデ
ィング手段の出力の誤り率が伝送シテスム用に規定され
た最大誤り率を超えることがないようにしつつ、前記パ
ラメータを伝送シテスムの実際の性能に応じて連続的に
最適化するために、該誤り率TEと誤り補正コードの補
正能力とに従って、前記外部制御(ホトダイオードの電
子なだれ係数、受信フィルタの遮断周波数及びロールオ
フ係数、サンプリングクロック信号の位相、並びに決定
しきい値のレベルの外部制御)の信号の作成を可能にす
る制御手段15に与えられる。
【0049】制御手段15は、光送信器の1つ又は複数
の特性パラメータを制御する場合には(例えば受信端末
装置の単一の特性パラメータを制御する場合は中間変数
λ0を当該パラメータに対応する中間変数に替えること
により)、図1及び図2に関して説明した原理に類似の
原理に従って機能し得る。
【0050】光送信器の1つ又は複数のパラメータと、
光受信器の1つ又は複数のパラメータとを同時に制御す
ることも考えられる。
【0051】図1〜図3に基づいて説明した実施例で
は、受信端末装置内に配置されており、送信端末装置内
に配置されている誤り補正コーディング手段と協働する
補正デコーディング手段が、誤り補正デコーディングの
前に受信時の誤り率を供給するためにも使用される。し
かしながら、誤り補正コードの代わりに単なる誤り検出
コードを用いて、誤り補正デコーディングの前に前記受
信時誤り率を評価することも可能であり、その場合は、
前記誤り率評価手段が、受信端末装置内に配置され、送
信端末装置内に配置されている誤り検出コーディング手
段と協働する誤り検出デコーディング手段を含む。
【0052】送信端末装置又は受信端末装置の特性パラ
メータであって、本発明の方法で制御できるパラメータ
の具体例としては、非等方性光ファイバを介する2つの
伝搬モードの伝搬速度の差(構造上の理由、又は使用時
に発生する応力によって生じる)に起因する分散現象を
防止するために、前記装置のいずれか一方に具備し得る
特定手段の特性パラメータも挙げられる。前記分散現象
は実際、伝送光パルスの広がり(etalement)
を誘起し、従って伝送システムの性能を低下させる。
【0053】前記現象の防止に使用し得る手段の具体例
としては下記のものが挙げられる: − 圧縮応力又は捩れ応力のような機械的応力を、巻装
された長い距離にわたってファイバに与える手段、−
温度を変える手段、− 送信波長を僅かに変える手段、
− 前記伝搬モードを切り離し、電気に変換し、相互に
遅延させ、且つ光学的に組合わせ直す手段。
【0054】本発明に従って実行される制御は、前記実
施例のうち第1の実施例では前述の機械的応力の制御か
らなり、第2の実施例では温度の制御からなり、第3の
実施例では送信波長の制御からなり、第4の実施例では
前記遅延の制御からなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光送信器の1つ又は複数の特性パラメータの制
御を含む本発明の光伝送システムの実施例を簡単に示す
ブロック図である。
【図2】非限定的実施例として光送信器の波長を制御す
る場合の前記制御の原理を示すためのアルゴリズムの説
明図である。
【図3】光受信器の1つ又は複数の特性パラメータの制
御を含む本発明の光伝送システムの実施例を簡単に示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 送信端末装置 2 受信端末装置 3 光リンク 4 誤り補正コーディング手段 7 特性パラメータ制御手段 9 誤り補正デコーディング手段
フロントページの続き (72)発明者 ジヤン−リユツク・パマール フランス国、22450・ラ・ロシユ・デリア ン、ケール・オデヌ・カンペルバン(番地 なし)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に光リンクを介するデジタル情報伝送
    システムであって、送信端末装置と、受信端末装置と、
    受信端末装置内に配置されており、送信端末装置内に配
    置されている誤り補正コーディング手段と協働する誤り
    補正デコーディング手段とを含んでおり、誤り補正デコ
    ーディングの前に受信時の誤り率を評価する手段と、前
    記デコーディング手段の出力の誤り率が伝送システム用
    に規定された最大誤り率を超えないように、評価された
    誤り率及び当該誤り補正コードの補正能力に応じて、送
    信端末装置及び/又は受信端末装置の1つ又は複数の特
    性パラメータを伝送システムの実際の性能に応じて連続
    的に最適化すべく制御する手段とを含むことを特徴とす
    るデジタル情報伝送システム。
  2. 【請求項2】 誤り補正デコーディングの前に受信時の
    誤り率を評価する手段が、前記誤り補正デコーディング
    手段に含まれている誤り検出手段を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 誤り補正デコーディングの前に受信時の
    誤り率を評価する手段が、受信端末装置内に配置されて
    おり、送信端末装置内に配置されている誤り検出コーデ
    ィング手段と協働する誤り検出デコーディング手段を含
    むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記最適化が、前記デコーディング手段
    の入力において誤り率が低下する場合には、前記誤り率
    を改善すべく前記1つ又は複数のパラメータを再調整す
    ることからなることを特徴とする請求項1から3のいず
    れか一項に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記最適化が、前記デコーディング手段
    の入力において誤り率が安定化又は改善される場合に
    は、送信器及び/又は受信器の性能を低下させるべく前
    記1つ又は複数のパラメータを再調整することからなる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載
    のシステム。
  6. 【請求項6】 前記制御が、前記デコーディング手段の
    入力の誤り率を、前記デコーディング手段の出力に伝送
    システム用に規定された前記最大誤り率が得られるよう
    にする値より小さいか又はやや小さい値と同じか又はそ
    れより小さい値に常に維持しながら前記最適化を実現す
    るためのものであることを特徴とする請求項1から5の
    いずれか一項に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 送信端末装置の1つ又は複数の特性パラ
    メータを制御する場合には、前記特性パラメータの制御
    信号が送信端末装置で作成されるのか又は受信端末装置
    で作成されるのかに応じて、前記デコーディング手段に
    よって検出された誤り率か、又は、直接的に、送信端末
    装置の1つ又は複数の特性パラメータの制御信号を、受
    信端末装置から送信端末装置に向けて送出するリターン
    チャネルを前記制御手段が含むことを特徴とする請求項
    1から6のいずれか一項に記載のシステム。
JP5181274A 1992-07-22 1993-07-22 特に光リンクを介するデジタル情報伝送システム Expired - Lifetime JP2711210B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9209047 1992-07-22
FR9209047A FR2694150B1 (fr) 1992-07-22 1992-07-22 Système de transmission d'informations numériques, notamment sur une liaison optique.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06204986A true JPH06204986A (ja) 1994-07-22
JP2711210B2 JP2711210B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=9432143

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