JPH05336080A - 誤り制御システム - Google Patents
誤り制御システムInfo
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- JPH05336080A JPH05336080A JP4142405A JP14240592A JPH05336080A JP H05336080 A JPH05336080 A JP H05336080A JP 4142405 A JP4142405 A JP 4142405A JP 14240592 A JP14240592 A JP 14240592A JP H05336080 A JPH05336080 A JP H05336080A
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 周囲の回線状態が変化したときにでも、その
回線状態に合った最適な誤り制御を選択して通信を行
う。 【構成】 送信時に通信機1の装置1がデータに誤り制
御符号を付加し、通信機2へ送信し、受信した通信機2
の装置2が前記誤り制御符号からデータ中の誤りビット
数をカウントし、そのカウント数から通信機2の装置3
が装置1の誤り制御能力を決定し、決定した前記誤り制
御能力の情報を通信機1へ送信し、前記装置1により前
記誤り制御符号の誤り訂正能力を可変して、誤り制御能
力を可変することを特徴とする誤り制御システム。 【効果】 以上の構成により、周囲の回線状態が変化し
たときにでも、回線状態に合った最適な誤り制御を選択
でき、信頼性を劣化させることなく、回線状態に対して
最適な伝送効率でデータ伝送を行うことが可能である。
回線状態に合った最適な誤り制御を選択して通信を行
う。 【構成】 送信時に通信機1の装置1がデータに誤り制
御符号を付加し、通信機2へ送信し、受信した通信機2
の装置2が前記誤り制御符号からデータ中の誤りビット
数をカウントし、そのカウント数から通信機2の装置3
が装置1の誤り制御能力を決定し、決定した前記誤り制
御能力の情報を通信機1へ送信し、前記装置1により前
記誤り制御符号の誤り訂正能力を可変して、誤り制御能
力を可変することを特徴とする誤り制御システム。 【効果】 以上の構成により、周囲の回線状態が変化し
たときにでも、回線状態に合った最適な誤り制御を選択
でき、信頼性を劣化させることなく、回線状態に対して
最適な伝送効率でデータ伝送を行うことが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送の際の誤り
制御システムに関するものである。
制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】データ伝送を行う場合、周囲のノイズ、
フェージングの要因等によりビット誤りが生ずる。これ
らのビット誤りから伝送情報を保護するために誤り制御
というものが行われる。一般的には、誤り訂正符号、誤
り検出符号、多数決判定、インターリーブ等の誤りに対
する保護が行われ、特に無線によるデータ伝送では、誤
り制御は必須とされている。
フェージングの要因等によりビット誤りが生ずる。これ
らのビット誤りから伝送情報を保護するために誤り制御
というものが行われる。一般的には、誤り訂正符号、誤
り検出符号、多数決判定、インターリーブ等の誤りに対
する保護が行われ、特に無線によるデータ伝送では、誤
り制御は必須とされている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上記した従来
の誤り制御システムの一例について説明する。
の誤り制御システムの一例について説明する。
【0004】図2は、従来の誤り制御システムを示すも
のである。図2において21と22は通信機、211と
221は使用する回線上の誤り状態を想定した誤り訂正
符号化装置、212と222は前記誤り訂正符号化装置
に対応した誤り訂正復号化装置、213と223はデー
タ処理装置、214と224は変調器、215と225
は復調器、216と226はアンテナである。
のである。図2において21と22は通信機、211と
221は使用する回線上の誤り状態を想定した誤り訂正
符号化装置、212と222は前記誤り訂正符号化装置
に対応した誤り訂正復号化装置、213と223はデー
タ処理装置、214と224は変調器、215と225
は復調器、216と226はアンテナである。
【0005】以上のように構成された従来の誤り制御シ
ステムについて、以下その動作について説明する。
ステムについて、以下その動作について説明する。
【0006】まず、通信機21から通信機22へデータ
を送信する場合は、データ処理装置213でデータを処
理した後に、誤り訂正符号化装置211で符号化を行
い、変調器214で変調後、送信する。通信機22の受
信データは、復調器225で復調後、誤り訂正復号化装
置222で復号化され、データ処理装置223でデータ
処理が行われる。
を送信する場合は、データ処理装置213でデータを処
理した後に、誤り訂正符号化装置211で符号化を行
い、変調器214で変調後、送信する。通信機22の受
信データは、復調器225で復調後、誤り訂正復号化装
置222で復号化され、データ処理装置223でデータ
処理が行われる。
【0007】通信機22から通信機21へデータを送信
する場合は、データ処理装置223でデータを処理した
後に、誤り訂正符号化装置221で符号化を行い、変調
器224で変調後、送信する。通信機21の受信データ
は、復調器215で復調後、誤り訂正復号化装置212
で復号化され、データ処理装置213でデータ処理が行
われる。
する場合は、データ処理装置223でデータを処理した
後に、誤り訂正符号化装置221で符号化を行い、変調
器224で変調後、送信する。通信機21の受信データ
は、復調器215で復調後、誤り訂正復号化装置212
で復号化され、データ処理装置213でデータ処理が行
われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、誤り訂正符号化装置211、221と誤
り訂正復号化装置212、222の誤り訂正(誤り保
護)方法が固定されているため、周囲の回線状態が変化
し、回線状態が悪化した場合に、前記誤り訂正でデータ
の誤り保護できない場合が生ずるという問題点を有して
いた。また回線状態が変化し、回線状態がよりよくなっ
た場合には、回線状態に対する誤りの保護が過度にな
り、伝送効率が低くなるという問題点を有していた。
うな構成では、誤り訂正符号化装置211、221と誤
り訂正復号化装置212、222の誤り訂正(誤り保
護)方法が固定されているため、周囲の回線状態が変化
し、回線状態が悪化した場合に、前記誤り訂正でデータ
の誤り保護できない場合が生ずるという問題点を有して
いた。また回線状態が変化し、回線状態がよりよくなっ
た場合には、回線状態に対する誤りの保護が過度にな
り、伝送効率が低くなるという問題点を有していた。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、周囲の回線状
態が変化したときにでも、その回線状態に合った最適な
誤り制御を選択し、信頼性を維持しながら、最適な伝送
効率でデータを伝送することを特徴とする誤り制御シス
テムを提供することを目的とする。
態が変化したときにでも、その回線状態に合った最適な
誤り制御を選択し、信頼性を維持しながら、最適な伝送
効率でデータを伝送することを特徴とする誤り制御シス
テムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の誤り制御システムは、回線中のデータ誤り
の保護を行い、誤り制御能力を可変できる方法を備えた
装置1と、回線中のデータの誤り状態を計測する方法を
備えた装置2と、前記装置2の結果から前記装置1の誤
り制御能力を決定する装置3とを具備し、前記装置2の
回線状態の結果から、前記装置3が、回線状態に合った
最適な誤り制御を前記装置1から選択することを特徴と
する誤り制御システムという構成を備えたものである。
めに本発明の誤り制御システムは、回線中のデータ誤り
の保護を行い、誤り制御能力を可変できる方法を備えた
装置1と、回線中のデータの誤り状態を計測する方法を
備えた装置2と、前記装置2の結果から前記装置1の誤
り制御能力を決定する装置3とを具備し、前記装置2の
回線状態の結果から、前記装置3が、回線状態に合った
最適な誤り制御を前記装置1から選択することを特徴と
する誤り制御システムという構成を備えたものである。
【0011】
【作用】上記の構成で回線の誤りの状態を監視している
ので、もし回線の誤りの状態が悪くなれば、上記構成の
装置2の測定結果から上記構成の装置3が誤り制御能力
を上げることを判断する。これを上記構成の装置1に伝
え、前記装置1が誤り制御能力を高めて、データ誤りの
保護を行い、信頼性を向上させると共に、無駄な再送を
防ぎ、データの伝送効率を向上させる。また回線の誤り
の状態が良くなれば、前記装置2の測定結果から前記装
置3が誤り制御能力を下げることを判断する。これを前
記装置1に伝え、前記装置1が誤り制御能力の低くし、
回線状態に対する誤り保護が過度になるのを防ぎ、デー
タの伝送効率を向上させる。
ので、もし回線の誤りの状態が悪くなれば、上記構成の
装置2の測定結果から上記構成の装置3が誤り制御能力
を上げることを判断する。これを上記構成の装置1に伝
え、前記装置1が誤り制御能力を高めて、データ誤りの
保護を行い、信頼性を向上させると共に、無駄な再送を
防ぎ、データの伝送効率を向上させる。また回線の誤り
の状態が良くなれば、前記装置2の測定結果から前記装
置3が誤り制御能力を下げることを判断する。これを前
記装置1に伝え、前記装置1が誤り制御能力の低くし、
回線状態に対する誤り保護が過度になるのを防ぎ、デー
タの伝送効率を向上させる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例の誤り制御システムに
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の実施例1における誤り制御
システムの構成図を示すものである。図1において、1
1と12は通信機、111と121は可変誤り制御符号
化装置、112と122は可変誤り制御復号化装置、1
13と123はデータ処理装置、114と124は変調
器、115と125は復調器、116と126はアンテ
ナ、117と127は回線状態測定装置、118と12
8は回線状態判定装置、119と129は誤り制御可変
装置である。
システムの構成図を示すものである。図1において、1
1と12は通信機、111と121は可変誤り制御符号
化装置、112と122は可変誤り制御復号化装置、1
13と123はデータ処理装置、114と124は変調
器、115と125は復調器、116と126はアンテ
ナ、117と127は回線状態測定装置、118と12
8は回線状態判定装置、119と129は誤り制御可変
装置である。
【0014】以上のように構成された誤り制御システム
について、以下図1を用いてその動作を説明する。
について、以下図1を用いてその動作を説明する。
【0015】通信機11と通信機12間で通信を行う場
合について説明する。回線状態判定装置118は、可変
誤り制御復号化装置112にあらかじめ決められた初期
状態の誤り制御能力情報を出力しておく。同様に誤り制
御可変装置119は、可変誤り制御符号化装置111に
あらかじめ決められた初期状態の誤り制御能力情報を出
力しておく。データ処理装置113は、送信するデータ
をパケット化して、装置111へ出力する。装置111
は、装置113からのデータを装置119からの前記初
期状態の誤り制御能力情報に基づいて誤り制御符号化を
行う。そして、そのデータは、変調器114、アンテナ
116を通じて通信機12へ送信される。
合について説明する。回線状態判定装置118は、可変
誤り制御復号化装置112にあらかじめ決められた初期
状態の誤り制御能力情報を出力しておく。同様に誤り制
御可変装置119は、可変誤り制御符号化装置111に
あらかじめ決められた初期状態の誤り制御能力情報を出
力しておく。データ処理装置113は、送信するデータ
をパケット化して、装置111へ出力する。装置111
は、装置113からのデータを装置119からの前記初
期状態の誤り制御能力情報に基づいて誤り制御符号化を
行う。そして、そのデータは、変調器114、アンテナ
116を通じて通信機12へ送信される。
【0016】通信機12は、アンテナ126から通信機
11からのデータを受信し、復調器125で受信データ
を復調し、可変誤り制御復号化装置122と回線状態測
定装置127と誤り制御可変装置129へ出力する。装
置127は、装置122にあらかじめ決められた初期状
態の誤り制御能力情報を出力しておく。回線状態判定装
置128は、装置121にあらかじめ決められた初期状
態の誤り制御能力情報を出力しておく。装置122は、
装置125からのデータを装置128からの初期状態の
誤り制御能力情報に基づいて誤り制御復号化を行い、デ
ータ処理装置123へ出力する。装置127は、通信機
1からのデータに付加された誤り制御符号により1パケ
ット中の誤ったビットをカウントし、装置128へ出力
する。装置128では、あらかじめカウント数とそれに
対応する装置111と装置122の誤り制御能力情報を
決定しておき、前記受信データを処理し終わった後、前
記装置127のカウント数に対応する前記誤り制御能力
情報を装置122へ出力すると共に通信機1の装置11
9への送信制御データとして装置121へ出力する。以
降、装置122は、新たに設定された誤り制御能力情報
に基づいて、受信データの誤り制御復号化を行う。装置
123は、復号化データを装置122から受け取り、処
理したデータを装置121へ出力する。装置121は、
装置123からのデータと装置128からの誤り制御能
力情報を装置129からの前記初期状態の誤り制御能力
情報に基づいて誤り制御符号化を行う。そして、そのデ
ータは、変調器124を通じて通信機11へ送信され
る。
11からのデータを受信し、復調器125で受信データ
を復調し、可変誤り制御復号化装置122と回線状態測
定装置127と誤り制御可変装置129へ出力する。装
置127は、装置122にあらかじめ決められた初期状
態の誤り制御能力情報を出力しておく。回線状態判定装
置128は、装置121にあらかじめ決められた初期状
態の誤り制御能力情報を出力しておく。装置122は、
装置125からのデータを装置128からの初期状態の
誤り制御能力情報に基づいて誤り制御復号化を行い、デ
ータ処理装置123へ出力する。装置127は、通信機
1からのデータに付加された誤り制御符号により1パケ
ット中の誤ったビットをカウントし、装置128へ出力
する。装置128では、あらかじめカウント数とそれに
対応する装置111と装置122の誤り制御能力情報を
決定しておき、前記受信データを処理し終わった後、前
記装置127のカウント数に対応する前記誤り制御能力
情報を装置122へ出力すると共に通信機1の装置11
9への送信制御データとして装置121へ出力する。以
降、装置122は、新たに設定された誤り制御能力情報
に基づいて、受信データの誤り制御復号化を行う。装置
123は、復号化データを装置122から受け取り、処
理したデータを装置121へ出力する。装置121は、
装置123からのデータと装置128からの誤り制御能
力情報を装置129からの前記初期状態の誤り制御能力
情報に基づいて誤り制御符号化を行う。そして、そのデ
ータは、変調器124を通じて通信機11へ送信され
る。
【0017】通信機11で、通信機12からのデータを
受信し、復調器115では、受信データを復調し、装置
112と装置117と装置119へ出力する。装置11
2は、装置115からのデータを装置118からの初期
状態の誤り制御能力情報に基づいて誤り制御符号化を行
い、データ処理装置113へ出力する。装置117は、
通信機2からのデータに付加された誤り制御符号により
1パケット中の誤ったビットをカウントし、装置118
へ出力する。装置118では、あらかじめカウント数と
それに対応する装置121と装置112の誤り制御能力
情報を決定しておき、前記受信データを処理し終わった
後、前記装置117のカウント数に対応する前記誤り制
御能力情報を装置112へ出力すると共に通信機2の装
置129への送信制御データとして装置111へ出力す
る。以降、装置112は、新たに設定された誤り制御能
力情報に基づいて、受信データの誤り制御復号化を行
う。装置119は、装置112の復号化データの中から
通信機12の装置128の誤り制御能力情報を読みと
り、その誤り能力制御情報を装置111へ出力する。以
降、装置111は、新たに設定された誤り制御能力情報
に基づいて、送信データの誤り制御符号化を行う。装置
113は、復号化データを装置112から受け取り、処
理したデータを装置111へ出力する。装置111は、
装置113からのデータと装置118からの誤り制御能
力情報を装置119からの前記誤り制御能力情報に基づ
いて誤り制御符号化を行う。そして、そのデータは、変
調器114を通じて通信機12へ送信される。
受信し、復調器115では、受信データを復調し、装置
112と装置117と装置119へ出力する。装置11
2は、装置115からのデータを装置118からの初期
状態の誤り制御能力情報に基づいて誤り制御符号化を行
い、データ処理装置113へ出力する。装置117は、
通信機2からのデータに付加された誤り制御符号により
1パケット中の誤ったビットをカウントし、装置118
へ出力する。装置118では、あらかじめカウント数と
それに対応する装置121と装置112の誤り制御能力
情報を決定しておき、前記受信データを処理し終わった
後、前記装置117のカウント数に対応する前記誤り制
御能力情報を装置112へ出力すると共に通信機2の装
置129への送信制御データとして装置111へ出力す
る。以降、装置112は、新たに設定された誤り制御能
力情報に基づいて、受信データの誤り制御復号化を行
う。装置119は、装置112の復号化データの中から
通信機12の装置128の誤り制御能力情報を読みと
り、その誤り能力制御情報を装置111へ出力する。以
降、装置111は、新たに設定された誤り制御能力情報
に基づいて、送信データの誤り制御符号化を行う。装置
113は、復号化データを装置112から受け取り、処
理したデータを装置111へ出力する。装置111は、
装置113からのデータと装置118からの誤り制御能
力情報を装置119からの前記誤り制御能力情報に基づ
いて誤り制御符号化を行う。そして、そのデータは、変
調器114を通じて通信機12へ送信される。
【0018】通信機12では、通信機11からのデータ
を受信し、復調器125では、受信データを復調し、装
置122と装置127と装置129へ出力する。装置1
22は、装置125からのデータを装置128からの前
回の受信時での誤り制御能力情報に基づいて誤り制御符
号化を行い、データ処理装置123へ出力する。装置1
27は、通信機1からのデータに付加された誤り制御符
号により1パケット中の誤ったビットをカウントし、装
置128へ出力する。装置128では、あらかじめカウ
ント数とそれに対応する装置111と装置122の誤り
制御能力情報を決定しておき、前記受信データを処理し
終わった後、前記装置127のカウント数に対応する前
記誤り制御能力情報を装置122へ出力すると共に通信
機1の装置119への送信制御データとして装置121
へ出力する。以降、装置122は、新たに設定された誤
り制御能力情報に基づいて、受信データの誤り制御復号
化を行う。装置129は、装置122の復号化データの
中から通信機11の装置118の誤り制御能力情報を読
みとり、その誤り能力制御情報を装置121へ出力す
る。以降、装置121は、新たに設定された誤り制御能
力情報に基づいて、送信データの誤り制御符号化を行
う。装置123は、復号化データを装置122から受け
取り、処理したデータを装置121へ出力する。装置1
21は、装置123からのデータと装置128からの誤
り制御能力情報を装置129からの前記誤り制御能力情
報に基づいて誤り制御符号化を行う。そして、そのデー
タは、変調器124を通じて通信機11へ送信される。
を受信し、復調器125では、受信データを復調し、装
置122と装置127と装置129へ出力する。装置1
22は、装置125からのデータを装置128からの前
回の受信時での誤り制御能力情報に基づいて誤り制御符
号化を行い、データ処理装置123へ出力する。装置1
27は、通信機1からのデータに付加された誤り制御符
号により1パケット中の誤ったビットをカウントし、装
置128へ出力する。装置128では、あらかじめカウ
ント数とそれに対応する装置111と装置122の誤り
制御能力情報を決定しておき、前記受信データを処理し
終わった後、前記装置127のカウント数に対応する前
記誤り制御能力情報を装置122へ出力すると共に通信
機1の装置119への送信制御データとして装置121
へ出力する。以降、装置122は、新たに設定された誤
り制御能力情報に基づいて、受信データの誤り制御復号
化を行う。装置129は、装置122の復号化データの
中から通信機11の装置118の誤り制御能力情報を読
みとり、その誤り能力制御情報を装置121へ出力す
る。以降、装置121は、新たに設定された誤り制御能
力情報に基づいて、送信データの誤り制御符号化を行
う。装置123は、復号化データを装置122から受け
取り、処理したデータを装置121へ出力する。装置1
21は、装置123からのデータと装置128からの誤
り制御能力情報を装置129からの前記誤り制御能力情
報に基づいて誤り制御符号化を行う。そして、そのデー
タは、変調器124を通じて通信機11へ送信される。
【0019】以上のように本実施例1によれば、送信時
に通信機1の回線中のデータ誤りの保護を行うために誤
り制御能力を可変できる方法を備えた装置1がデータに
誤り制御符号を付加し、回線中のデータの誤り状態を測
定する方法を備えた装置2と、前記装置2の結果から前
記装置1の誤り訂正能力を決定する装置3を含む通信機
2へ送信し、受信した前記通信機2の装置2が前記誤り
制御符号からデータ中の誤りビット数をカウントし、前
記カウント数から前記通信機2の装置3が前記装置1の
誤り制御能力を決定し、決定した前記誤り訂正能力の情
報を前記通信機1へ送信し、前記装置1により前記誤り
制御符号の誤り制御能力を可変して、誤り制御能力を可
変する。このようにすることにより、周囲の回線状態が
変化したときにでも、その回線状態に合った最適な誤り
制御を選択することができる。
に通信機1の回線中のデータ誤りの保護を行うために誤
り制御能力を可変できる方法を備えた装置1がデータに
誤り制御符号を付加し、回線中のデータの誤り状態を測
定する方法を備えた装置2と、前記装置2の結果から前
記装置1の誤り訂正能力を決定する装置3を含む通信機
2へ送信し、受信した前記通信機2の装置2が前記誤り
制御符号からデータ中の誤りビット数をカウントし、前
記カウント数から前記通信機2の装置3が前記装置1の
誤り制御能力を決定し、決定した前記誤り訂正能力の情
報を前記通信機1へ送信し、前記装置1により前記誤り
制御符号の誤り制御能力を可変して、誤り制御能力を可
変する。このようにすることにより、周囲の回線状態が
変化したときにでも、その回線状態に合った最適な誤り
制御を選択することができる。
【0020】なお、実施例において、通信機11から通
信機12への回線と通信機12から通信機11への回線
の両方の回線を誤り状態を測定し誤り制御可変とした
が、どちらか片方の回線だけでもよい。
信機12への回線と通信機12から通信機11への回線
の両方の回線を誤り状態を測定し誤り制御可変とした
が、どちらか片方の回線だけでもよい。
【0021】また、実施例において、回線中のデータの
誤り状態を測定する方法は、誤り制御符号の誤ったビッ
ト数をカウントする方法としたが、ユニークワードのビ
ット数をカウントや送信側が複数の同一パケットを送信
し、受信側が同一パケットの中から誤ったビット数をカ
ウントする方法を用いてもよい。
誤り状態を測定する方法は、誤り制御符号の誤ったビッ
ト数をカウントする方法としたが、ユニークワードのビ
ット数をカウントや送信側が複数の同一パケットを送信
し、受信側が同一パケットの中から誤ったビット数をカ
ウントする方法を用いてもよい。
【0022】また、実施例において、回線中のデータの
誤り状態を測定を測定した結果から、装置118、11
9、128、129が送信されるデータの誤り制御符号
の誤り制御能力を可変する方法で回線状態に合った最適
な誤り制御を選択することにしているが、送信されるデ
ータの連続送信回数を可変する方法を用いてもよい。
誤り状態を測定を測定した結果から、装置118、11
9、128、129が送信されるデータの誤り制御符号
の誤り制御能力を可変する方法で回線状態に合った最適
な誤り制御を選択することにしているが、送信されるデ
ータの連続送信回数を可変する方法を用いてもよい。
【0023】また、実施例において、回線中のデータの
誤り状態を測定を測定した結果から、装置118、11
9、128、129が送信されるデータの誤り制御符号
の誤り制御能力を可変する方法で回線状態に合った最適
な誤り制御を選択することにしているが、送信されるデ
ータのインターリーブの深さを可変する方法を用いても
よい。
誤り状態を測定を測定した結果から、装置118、11
9、128、129が送信されるデータの誤り制御符号
の誤り制御能力を可変する方法で回線状態に合った最適
な誤り制御を選択することにしているが、送信されるデ
ータのインターリーブの深さを可変する方法を用いても
よい。
【0024】また、実施例において、回線中のデータの
誤り状態を測定を測定した結果から、装置118、11
9、128、129が送信されるデータの誤り制御符号
の誤り制御能力を可変する方法で回線状態に合った最適
な誤り制御を選択することにしているが、送信されるデ
ータの使用周波数を可変する方法を用いてもよい。
誤り状態を測定を測定した結果から、装置118、11
9、128、129が送信されるデータの誤り制御符号
の誤り制御能力を可変する方法で回線状態に合った最適
な誤り制御を選択することにしているが、送信されるデ
ータの使用周波数を可変する方法を用いてもよい。
【0025】また、実施例において、回線の誤り状態を
判定して誤り訂正能力を決定する装置(装置118、1
28)を通信機12の中に置いたが、通信機11の中の
置いて、カウント数の情報を通信機12から通信機11
へ送信するようにしてもよい。
判定して誤り訂正能力を決定する装置(装置118、1
28)を通信機12の中に置いたが、通信機11の中の
置いて、カウント数の情報を通信機12から通信機11
へ送信するようにしてもよい。
【0026】また、実施例において、回線状態測定装置
と回線状態判定装置と誤り制御可変装置を別々のブロッ
クにしているが、これらの機能をデータ処理装置で行っ
てもよい。
と回線状態判定装置と誤り制御可変装置を別々のブロッ
クにしているが、これらの機能をデータ処理装置で行っ
てもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、回線中のデータ
誤りの保護を行い、誤り訂正能力を可変できる方法を備
えた装置1と、回線中のデータの誤り状態を測定する方
法を備えた装置2と、前記装置2の結果から前記装置1
の誤り訂正能力を決定する装置3とを設けることによ
り、前記装置2の回線状態の結果から、前記装置3が、
回線状態に合った最適な誤り制御を前記装置1から選択
することができ、周囲の回線状態が変化したときにで
も、信頼性を劣化させることなく、回線状態に対して最
適な伝送効率でデータ伝送を行うことが可能である、と
いう効果がある。
誤りの保護を行い、誤り訂正能力を可変できる方法を備
えた装置1と、回線中のデータの誤り状態を測定する方
法を備えた装置2と、前記装置2の結果から前記装置1
の誤り訂正能力を決定する装置3とを設けることによ
り、前記装置2の回線状態の結果から、前記装置3が、
回線状態に合った最適な誤り制御を前記装置1から選択
することができ、周囲の回線状態が変化したときにで
も、信頼性を劣化させることなく、回線状態に対して最
適な伝送効率でデータ伝送を行うことが可能である、と
いう効果がある。
【図1】本発明の実施例における誤り制御システムの構
成図
成図
【図2】従来の誤り制御システムの構成図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近江 愼一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 宏一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】回線中のデータ誤りの保護を行うために誤
り制御能力を可変できる方法を備えた装置1と、回線中
のデータの誤り状態を測定する方法を備えた装置2と、
前記装置2の結果から前記装置1の誤り制御能力を決定
する装置3とを具備し、前記装置2の回線状態の結果か
ら、前記装置3が、回線状態に合った最適な誤り制御を
前記装置1から選択することを特徴とする誤り制御シス
テム。 - 【請求項2】データの送信時に、送信側の通信機1の請
求項1記載の装置1が送信データに誤り制御符号を付加
して送信し、受信側の前記通信機2の請求項1記載の装
置2が受信したデータの誤り制御符号からデータ中の誤
ったビット数をカウントし、回線中のデータの誤り状態
を測定することを特徴とする請求項1記載の誤り制御シ
ステム。 - 【請求項3】データの送信時に、送信側の通信機1の請
求項1記載の装置1が送信データにユニークワードを付
加して送信し、受信側の前記通信機2の請求項1記載の
装置2が受信したデータのユニークワードの誤ったビッ
ト数をカウントし、回線中のデータの誤り状態を測定す
ることを特徴とする請求項1記載の誤り制御システム。 - 【請求項4】データの送信時に、送信側の通信機1の請
求項1記載の装置1がパケット化された送信データを複
数回、連続送信し、前記通信機2の請求項1記載の装置
2が受信した複数の同一パケットの中から誤ったビット
数をカウントし、回線中のデータの誤り状態を測定する
ことを特徴とする請求項1記載の誤り制御システム。 - 【請求項5】回線中のデータの誤り状態を測定した結果
から、請求項1記載の装置3が、送信されるデータの誤
り訂正符号の誤り訂正能力を決定して、回線状態に合っ
た最適な誤り制御を選択することを特徴とする請求項1
記載の誤り制御システム。 - 【請求項6】回線中のデータの誤り状態を測定した結果
から、請求項1記載の装置3が、送信されるデータの連
続送信回数を決定して、回線状態に合った最適な誤り制
御を選択することを特徴とする請求項1記載の誤り制御
システム。 - 【請求項7】回線中のデータの誤り状態を測定した結果
から、請求項1記載の装置3が、送信されるデータのイ
ンターリーブの深さを決定して、回線状態に合った最適
な制御を選択することを特徴とする請求項1記載の誤り
制御システム。 - 【請求項8】回線中のデータの誤り状態を複数の周波数
で測定した結果から、請求項1記載の装置3が、送信さ
れるデータの使用周波数を決定して、回線状態に合った
最適な制御を選択することを特徴とする請求項1記載の
誤り制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142405A JPH05336080A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 誤り制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142405A JPH05336080A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 誤り制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336080A true JPH05336080A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15314579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4142405A Pending JPH05336080A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 誤り制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05336080A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06204986A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-07-22 | Alcatel Cit | 特に光リンクを介するデジタル情報伝送システム |
KR19990064118A (ko) * | 1995-10-06 | 1999-07-26 | 세모스 로버트 어니스트 빅커스 | 소프트 디시젼 중첩 복호기내의 확인 및 프레임 신호 품질 검출방법 및 장치 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP4142405A patent/JPH05336080A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06204986A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-07-22 | Alcatel Cit | 特に光リンクを介するデジタル情報伝送システム |
KR19990064118A (ko) * | 1995-10-06 | 1999-07-26 | 세모스 로버트 어니스트 빅커스 | 소프트 디시젼 중첩 복호기내의 확인 및 프레임 신호 품질 검출방법 및 장치 |
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