JPH11252205A - パケット伝送無線装置及びネットワーク端末装置 - Google Patents

パケット伝送無線装置及びネットワーク端末装置

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JPH11252205A
JPH11252205A JP10053812A JP5381298A JPH11252205A JP H11252205 A JPH11252205 A JP H11252205A JP 10053812 A JP10053812 A JP 10053812A JP 5381298 A JP5381298 A JP 5381298A JP H11252205 A JPH11252205 A JP H11252205A
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Application number
JP10053812A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakase
博之 中瀬
Eisuke Kudo
栄亮 工藤
Shigeaki Ogose
重章 生越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、パケット伝送無線装置及びネット
ワーク端末装置において、伝送するパケットの品質を柔
軟に制御可能にすることを目的とする。 【解決手段】 OSI参照モデルの第1レイヤから第4
レイヤまでのレイヤ構成を有するパケット伝送ネットワ
ークに接続されるパケット伝送無線装置において、ネッ
トワークから入力されるパケットから第3レイヤ及び第
4レイヤの経路情報が存在する領域を検出する経路領域
検出手段305と、経路領域検出手段305が検出した
領域を誤り訂正符号化する誤り訂正符号化手段304
と、受信したデータから誤り訂正符号化が行われた領域
を検出する誤り訂正領域検出手段316と、前記誤り訂
正領域検出手段316が検出した領域のデータを復号す
る誤り訂正領域復号手段309とを設けたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OSI参照モデル
におけるレイヤ構成のうち第1レイヤから第4レイヤま
でのレイヤ構成を備えるパケット伝送ネットワークに接
続されるパケット伝送無線装置及びネットワーク端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】OSI参照モデルにおけるレイヤ構成の
うち第1レイヤから第4レイヤまでのレイヤ構成を備え
るパケット伝送ネットワークに設けられるネットワーク
端末装置は、例えば図1に示すように、直接もしくはネ
ットワークを介して無線端末(無線装置)と接続され
る。
【0003】従来のパケット伝送ネットワークにおける
プロトコル構成の例を図8に示す。図8の例では、第3
レイヤのプロトコルとしてIP(Internet Protocol)
を用い、第4レイヤのプロトコルとしてTCP(Transm
ission Control Protcol)を用いている。図8に示すよ
うに、無線装置間の誤り制御については、無線装置間の
無線誤り制御レイヤで終端されるので、ネットワーク端
末装置間のプロトコルにはまったく関与しない。
【0004】この種の無線パケット伝送に用いられる従
来の無線装置の構成例を図9に示す。図9の例では、ネ
ットワーク(例えば、イーサネット)から入力されるパ
ケットは、誤り検出符号化回路にて誤り検出符号化さ
れ、誤り訂正符号化回路に出力される。誤り検出符号化
回路は、CRC(Cyclic Redundancy Check)等のチェ
ック符号をデータに付加する。なお、CRC符号につい
ては、例えばB.Arazi著佐々木彬夫訳の“わかりやすい
誤り訂正符号”(共立出版)に記述されている。
【0005】入力されたパケットは、さらに誤り訂正符
号化回路で誤り訂正符号化されて再送制御回路に入力さ
れる。再送制御回路では、再送要求がある場合には再送
パケットを、再送要求がない場合には入力されたパケッ
トを、無線物理レイヤで規定されている信号フレームに
分割して変調回路に出力する。変調回路に入力される信
号フレームは、変調され送信回路を介してアンテナから
送信される。
【0006】一方、アンテナで受信された信号フレーム
は、受信回路を介して復調回路に出力される。復調回路
で復調された信号フレームは、パケットに統合された
後、誤り訂正復号回路へ出力される。誤り訂正復号回路
で誤り訂正復号を行った後、パケットは誤り検出回路で
誤りの有無を検出される。誤りが検出されない場合に
は、パケットはイーサネットポートを介してネットワー
クに出力される。誤りが検出された場合には、再送制御
回路に再送要求を行う。
【0007】従来のネットワーク端末装置におけるパケ
ットの構成例を図10に示す。図10の例では、図8と
同様に、第3レイヤにプロトコルIPを用い、第4レイ
ヤにプロトコルTCPを用いている。プロトコルIPを
用いるレイヤをIPレイヤと呼び、プロトコルTCPを
用いるレイヤをTCPレイヤと呼ぶ。
【0008】ネットワーク端末装置においては、図10
に示すように上位レイヤから入力されるデータに対し
て、プロトコルTCPがこの階層のヘッダ(TCPヘッ
ダ)を付けて、IPレイヤに出力する。IPレイヤで
は、プロトコルIPがこの階層のヘッダ(IPヘッダ)
を付け、データを下位のイーサネットレイヤに出力す
る。イーサネットレイヤは、この階層のヘッダ(イーサ
ネットヘッダ)を付けて、データすなわちパケットをネ
ットワークに出力する。
【0009】ネットワークからパケットが入力された場
合には、上記の場合と逆の手順にて上位レイヤにデータ
が出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のパケット伝送ネ
ットワークにおいては、上述のように無線区間において
独立して誤り制御を行っている。従って、第4レイヤよ
り上のレイヤ、例えばアプリケーションレイヤにおける
パケット誤りに関する品質は、いずれのアプリケーショ
ンを用いる場合でも同じであった。
【0011】しかしながら、パケット伝送ネットワーク
を利用するアプリケーションの種類には様々なものがあ
り、わずかな誤りでも許容できないアプリケーションや
多少の誤りは問題としないアプリケーションが存在す
る。従来のパケット伝送無線装置及びネットワーク端末
装置を用いる場合には、アプリケーションレイヤのパケ
ットの品質が無線装置の誤り制御のみに依存するので、
様々なアプリケーションの所要品質に応じた柔軟な品質
提供が困難であった。
【0012】本発明は、パケット伝送無線装置及びネッ
トワーク端末装置において、伝送するパケットの品質を
柔軟に制御可能にすることを主な目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、アプリケーシ
ョン間のデータ転送における品質を決定する誤り制御機
能をアプリケーションを実行するネットワーク端末に置
くことにより、アプリケーションに応じた品質提供を可
能にする。
【0014】また、本発明のパケット伝送無線装置で
は、経路情報が存在する領域に対して誤り制御を行うた
め、パケット伝送無線装置間の伝送品質が劣悪な場合に
もパケットの経路決定は正確になされる。すなわち、請
求項1はOSI参照モデルにおけるレイヤ構成のうち、
少なくとも第1レイヤから第4レイヤまでのレイヤ構成
を有するパケット伝送ネットワークに接続されるパケッ
ト伝送無線装置において、ネットワークから入力される
パケットから第3レイヤ及び第4レイヤの経路情報が存
在する領域を検出する経路領域検出手段と、前記経路領
域検出手段が検出した領域を誤り訂正符号化する誤り訂
正符号化手段と、受信したデータから誤り訂正符号化が
行われた領域を検出する誤り訂正領域検出手段と、前記
誤り訂正領域検出手段が検出した領域のデータを復号す
る誤り訂正領域復号手段とを設けたことを特徴とする。
【0015】請求項2は、OSI参照モデルにおけるレ
イヤ構成のうち、少なくとも第1レイヤから第4レイヤ
までのレイヤ構成を有するパケット伝送ネットワークに
接続されるパケット伝送無線装置において、ネットワー
クから入力されるパケットから第3レイヤ及び第4レイ
ヤの経路情報が存在する領域を検出する経路領域検出手
段と、前記経路領域検出手段が検出した領域を誤り検出
符号化する誤り検出符号化手段と、受信したデータから
誤り検出符号化が行われた領域を検出する誤り検出領域
識別手段と、前記誤り検出領域識別手段が検出した領域
の誤りの有無を検出する誤り判定手段と、前記誤り判定
手段が誤りを検出した場合に再送を要求する再送要求手
段とを設けたことを特徴とする。
【0016】請求項3は、OSI参照モデルにおけるレ
イヤ構成のうち、少なくとも第1レイヤから第4レイヤ
までのレイヤ構成を有するパケット伝送ネットワークに
接続されるパケット伝送無線装置において、ネットワー
クから入力されるパケットから第3レイヤ及び第4レイ
ヤの経路情報が存在する領域を検出する経路領域検出手
段と、前記経路領域検出手段が検出した領域を誤り訂正
符号化する誤り訂正符号化手段と、受信したデータから
誤り訂正符号化が行われた領域を検出する誤り訂正領域
検出手段と、前記誤り訂正領域検出手段が検出した領域
のデータを復号する誤り訂正領域復号手段と、前記経路
領域検出手段が検出した領域を誤り検出符号化する誤り
検出符号化手段と、受信したデータから誤り検出符号化
が行われた領域を検出する誤り検出領域識別手段と、前
記誤り検出領域識別手段が検出した領域の誤りの有無を
検出する誤り判定手段と、前記誤り判定手段が誤りを検
出した場合に再送を要求する再送要求手段とを設けたこ
とを特徴とする。
【0017】請求項4は、OSI参照モデルにおけるレ
イヤ構成のうち、少なくとも第1レイヤから第4レイヤ
までのレイヤ構成を有するパケット伝送ネットワークに
接続され、ネットワークから入力されるパケットから第
3レイヤ及び第4レイヤの経路情報が存在する領域を検
出する経路領域検出手段と、前記経路領域検出手段が検
出した領域を誤り訂正符号化する誤り訂正符号化手段
と、受信したデータから誤り訂正符号化が行われた領域
を検出する誤り訂正領域検出手段と、前記誤り訂正領域
検出手段が検出した領域のデータを復号する誤り訂正領
域復号手段とを備えるパケット伝送無線装置を介してパ
ケットを伝送するネットワーク端末装置において、第4
レイヤの上のレイヤから入力されるデータを誤り訂正符
号化して符号化されたデータを第4レイヤに出力する第
4レイヤ符号化手段と、第4レイヤから入力され符号化
されたデータを復号し第4レイヤより上のレイヤに出力
する第4レイヤ復号手段とをパケット伝送手順の誤り制
御レイヤとして設けたことを特徴とする。
【0018】請求項5は、OSI参照モデルにおけるレ
イヤ構成のうち、少なくとも第1レイヤから第4レイヤ
までのレイヤ構成を有するパケット伝送ネットワークに
接続され、ネットワークから入力されるパケットから第
3レイヤ及び第4レイヤの経路情報が存在する領域を検
出する経路領域検出手段と、前記経路領域検出手段が検
出した領域を誤り検出符号化する誤り検出符号化手段
と、受信したデータから誤り検出符号化が行われた領域
を検出する誤り検出領域識別手段と、前記誤り検出領域
識別手段が検出した領域の誤りの有無を検出する誤り判
定手段と、前記誤り判定手段が誤りを検出した場合に再
送を要求する再送要求手段とを備えるパケット伝送無線
装置を介してパケットを伝送するネットワーク端末装置
において、第4レイヤの上のレイヤから入力されるデー
タを誤り訂正符号化して符号化されたデータを第4レイ
ヤに出力する第4レイヤ符号化手段と、第4レイヤから
入力され符号化されたデータを復号し第4レイヤより上
のレイヤに出力する第4レイヤ復号手段とをパケット伝
送手順の誤り制御レイヤとして設けたことを特徴とす
る。
【0019】請求項6は、請求項4又は請求項5記載の
ネットワーク端末装置において、入力パケットの誤り率
を測定する誤り率測定手段と、該誤り率測定手段により
検出された誤り率に応じてネットワークに出力されるパ
ケットの誤り訂正種別を選択する誤り訂正選択手段と、
該誤り訂正選択手段の選択に応じた誤り訂正符号を出力
パケットに適用する誤り訂正符号適用手段と、該誤り訂
正符号適用手段が適用する誤り訂正符号の種別の情報を
パケットとして出力する誤り訂正種別伝達手段とを設け
たことを特徴とする。
【0020】請求項7は、請求項4又は請求項5記載の
ネットワーク端末装置において、入力パケットの誤り率
を測定する誤り率測定手段と、該誤り率測定手段により
検出された誤り率に応じてネットワークに出力されるパ
ケットの誤り訂正種別を選択する誤り訂正選択手段と、
誤り訂正選択手段が選択した誤り訂正種別の情報をパケ
ットとして出力する誤り訂正種別伝達手段と、入力パケ
ットに含まれる誤り訂正種別の情報に応じた誤り訂正符
号をパケットの処理に適用する誤り訂正符号適用手段と
を設けたことを特徴とする。
【0021】請求項8は、請求項4又は請求項5記載の
ネットワーク端末装置において、第4レイヤの上のレイ
ヤから入力されたデータの誤り検出符号化を行う第4レ
イヤ誤り検出符号化手段と、前記第4レイヤ復号手段に
よって誤り訂正復号されたデータの誤りの有無を検出す
る第4レイヤ誤り検出手段と、該第4レイヤ誤り検出手
段が誤りを検出した場合に再送を要求する第4レイヤ再
送要求手段とを設けたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の1つの実施の形態を図1
〜図7に示す。この形態は全ての請求項に対応する。図
1は本発明のパケット伝送無線装置及びネットワーク端
末装置を備えたパケット伝送ネットワークシステムの構
成例を示すブロック図である。図2は図1に示すシステ
ムのプロトコル構成を示すブロック図である。図3は図
1の無線装置の構成を示すブロック図である。
【0023】図4は図1に示すシステムにおけるパケッ
トの構成を示すマップである。図5は図1のネットワー
ク端末におけるパケット送受信手順を示すブロック図で
ある。図6は図1のネットワーク端末におけるパケット
の構成例を示すマップである。図7は図1の無線装置に
おけるパケットの構成例を示すマップである。この形態
では、請求項1〜請求項3のパケット伝送無線装置は無
線装置12及び14として具体化され、請求項4〜請求
項8のネットワーク端末装置はネットワーク端末装置1
1及び15として具体化されている。
【0024】また、請求項1及び請求項3の経路領域検
出手段,誤り訂正符号化手段,誤り訂正領域検出手段及
び誤り訂正領域復号手段は、それぞれヘッダ検出回路3
05,ヘッダ誤り訂正符号化回路304,誤り制御領域
検出回路316及びヘッダ誤り訂正復号回路309とし
て具体化されている。請求項2及び請求項3の経路領域
検出手段,誤り検出符号化手段,誤り検出領域識別手
段,誤り判定手段及び再送要求手段は、それぞれプロト
コル検出回路306,ヘッダ誤り検出符号化回路31
7,誤り制御領域検出回路316,ヘッダ誤り検出回路
308及び再送制御回路303として具体化されてい
る。
【0025】また、請求項4及び請求項5の第4レイヤ
符号化手段,第4レイヤ復号手段及び誤り制御レイヤ
は、それぞれ誤り訂正符号化504,誤り訂正復号51
5及び誤り制御レイヤ502として具体化されている。
請求項6の誤り率測定手段,誤り訂正選択手段,誤り訂
正符号適用手段及び誤り訂正種別伝達手段は、それぞれ
誤り訂正復号515,パラメータ決定519,誤り訂正
符号化504及び誤り制御レイヤ502として具体化さ
れている。
【0026】請求項7の誤り率測定手段,誤り訂正選択
手段,誤り訂正種別伝達手段及び誤り訂正符号適用手段
は、それぞれ誤り訂正復号515,パラメータ決定51
9,誤り制御レイヤ502及び誤り訂正符号化504と
して具体化されている。請求項8の第4レイヤ誤り検出
符号化手段,第4レイヤ誤り検出手段及び第4レイヤ再
送要求手段は、それぞれ再送制御機能付加503,誤り
制御レイヤ517及び再送制御機能516として具体化
されている。
【0027】図1に示すように、ネットワーク端末装置
11,15は直接もしくはネットワーク13を介して無
線装置12,14と接続される。図1のネットワーク端
末装置11,15及び無線装置12,14の通信制御系
のプロトコルは、OSI参照モデルに基づいて図2のよ
うに構成されている。図2に示す例では、第3レイヤに
プロトコルIPを用い、第4レイヤにプロトコルTCP
を用いている。また、ネットワークの物理レイヤにはイ
ーサネットプロトコルを用いている。
【0028】図2に示すように、この例では上位レイヤ
25と第4レイヤであるTCPレイヤ23との間に、誤
り制御24のレイヤ(制御上の階層区分)を設けてあ
る。誤り制御24のレイヤにおけるプロトコルを用い
て、複数のネットワーク端末装置11,15間での誤り
制御を行う。実際には、誤り制御24のレイヤでは、上
位レイヤ25のアプリケーションにおける所要誤り率と
受信パケットの誤り率とに基づいて、誤り制御の方法
(種別)を決定する。ネットワーク端末装置11,15
には複数種類の誤り制御手続きが予め記憶されているの
で、これらの中から適当な誤り制御手続きが自動的に選
択される。
【0029】一方、無線装置12,14の無線誤り制御
レイヤ26においては、転送するパケットのプロトコル
を判断して、経路の決定に関わるヘッダ領域のみの誤り
制御を誤り訂正、再送もしくはそれらの両方を用いて行
う。例えば、TCP/IPプロトコルを用いる場合に
は、パケットのIPヘッダ41(図4参照)に記述され
るプロトコルフィールドを参照することにより、プロト
コルを識別する。また、ヘッダ長フィールドの数値を参
照することにより、パケットのへッダのサイズを識別で
きる。
【0030】TCP/IPプロトコル群のへッダの構造
は、例えば、W.Richard Stevens著の“TCP/IP Il
lustrated, Volume 1:The Protcols”に記載されてい
る。図3に示すように、無線装置12,14は送信回路
301,変調回路302,再送制御回路303,ヘッダ
誤り訂正符号化回路304,ヘッダ検出回路305,プ
ロトコル検出回路306,イーサネットポート307,
ヘッダ誤り検出回路308,ヘッダ誤り訂正復号回路3
09,復調回路310,受信回路311,アンテナ31
3,パケット構成回路315,誤り制御領域検出回路3
16及びヘッダ誤り検出符号化回路317を備えてい
る。
【0031】無線装置12,14のプロトコル検出回路
306は、イーサネットポート307を介してネットワ
ーク(この例ではイーサネット)13から入力されるパ
ケットのへッダから、上位プロトコルを検出する。ヘッ
ダ検出回路305は、プロトコル検出回路306によっ
て検出されたプロトコルのヘッダ領域、例えば図4に示
すIPヘッダ41及びTCPヘッダ42を検出する。
【0032】ヘッダ検出回路305により検出されたヘ
ッダ領域に対しては、ヘッダ誤り検出符号化回路317
により誤り検出符号化が行われる。この誤り検出符号に
は、CRC符号等が用いられる。ヘッダ誤り訂正符号化
回路304は、誤り検出符号化が終了したヘッダ領域に
対して誤り訂正符号化を実施する。すなわち、ヘッダ領
域に誤りが生じた場合に誤りの訂正に利用できる符号を
生成してそれをヘッダ領域に付加する。
【0033】符号化されたへッダ領域は、再送制御回路
303に入力される。再送制御回路303では、再送要
求312がある場合には再送パケットを出力し、再送要
求312がない場合には入力されたパケットを出力す
る。再送制御回路303が出力するパケットは、フレー
ムに分割されて変調回路302に印加される。前記へッ
ダ領域以外の領域のデータは、符号化されることなく、
再送制御回路303でフレームに分割されて変調回路3
02に印加される。変調回路302は、入力されるフレ
ーム形式のデータを変調して送信回路301に入力す
る。送信回路301は、入力される変調信号をアンテナ
313を介して無線信号として送信する。
【0034】一方、アンテナ313で受信される信号フ
レームは、受信回路311を介して復調回路310に入
力される。この信号フレームは、復調回路310で復調
されて、誤り制御領域検出回路316に入力される。誤
り制御領域検出回路316は、入力される信号フレーム
のデータを、誤り制御が行われている領域とそれ以外の
領域とに区別する。誤り制御が行われている領域のデー
タは、ヘッダ誤り訂正復号回路309に入力される。
【0035】ヘッダ誤り訂正復号回路309は、誤り制
御のために符号化されたデータ領域、すなわちヘッダを
復号処理する。復号処理されたデータは、ヘッダ誤り検
出回路308に入力される。ヘッダ誤り検出回路308
は、誤りの有無を検出する。ヘッダ誤り検出回路308
が誤りを検出しなかった場合には、ヘッダ誤り検出回路
308は入力されたデータをパケット構成回路315に
出力する。
【0036】ヘッダ誤り検出回路308が誤りを検出し
た場合には、ヘッダ誤り検出回路308は再送制御回路
303に再送要求312を出力する。一方、誤り制御を
行っていないヘッダ以外の領域のデータは、誤り制御領
域検出回路316からそのままパケット構成回路315
に出力される。パケット構成回路315は、ヘッダ誤り
検出回路308が出力するヘッダ領域のデータと、誤り
制御領域検出回路316が出力するヘッダ以外のデータ
とを組み合わせてパケットを構成する。構成されたパケ
ットは、イーサネットポート307を介してネットワー
ク13に出力される。
【0037】TCP/IPプロトコルを用いてパケット
を転送する場合のパケットの構成を図4に示す。TCP
/IPプロトコルを用いる場合には、通信経路を示す情
報を保持するIPヘッダ41と、通信を行っているプロ
セスの情報を保持するTCPへッダ42との双方の領域
について、無線装置12,14の無線誤り制御レイヤ2
6で誤り訂正を行う。
【0038】すなわち、無線装置12,14は、パケッ
トの中で図4に示すIPヘッダ41及びTCPヘッダ4
2の部分に相当する経路情報が存在する領域だけについ
て、誤り訂正、誤り検出に基づく再送、もしくはそれら
両方を用いた誤り制御を実施する。次に、ネットワーク
端末装置11,15におけるパケットの入出力手順につ
いて、図5を参照して説明する。なお、図5における誤
り制御レイヤ502及び517は図2の誤り制御レイヤ
24に相当し、図5のTCP処理505及び514は図
2のTCPレイヤ23に相当し、図5のIP処理506
及び513は図2のIPレイヤ22に相当し、図5のパ
ケット出力処理507及びパケット入力処理512は図
2のイーサネットレイヤ21に相当する。
【0039】図2の上位レイヤ25から入力されるデー
タは、誤り制御レイヤ502にて符号化される。また、
誤り制御レイヤ502には上位レイヤ25から所要誤り
率520の情報(所要伝送遅延時間も含む)が入力され
る。
【0040】ネットワーク端末装置11,15には、誤
り訂正符号化に利用される符号化率,インターリーブ,
再送機能等のパラメータが予め複数種類記憶してある。
パラメータ決定519の処理においては、上位プロトコ
ルから入力される所要誤り率520及び所要伝送遅延時
間と、入力パケットの誤り率とに基づいて、記憶された
複数組のパラメータの中から1組のパラメータを選択す
る。
【0041】誤り訂正符号化504においては、パラメ
ータ決定519が選択したパラメータ、すなわち符号化
率,インターリーブ,再送機能等の値に基づいてデータ
を符号化する。符号化されたデータは、下位レイヤであ
る第4レイヤのTCP処理505,第3レイヤのIP処
理506,及び第1レイヤのパケット出力処理507に
順次に渡される。パケット出力処理507は、有線を介
して無線装置12,14もしくはネットワーク13にパ
ケットを出力する。
【0042】また、パラメータ決定519において決定
されたパラメータの情報は、それが決定された後、所定
のパラメータ伝達パケットにより通信相手のネットワー
ク端末に伝送される。一方、有線から受信されるパケッ
トは、第1レイヤのパケット入力処理512で受信さ
れ、第3レイヤのIP処理513及び第4レイヤのTC
P処理514を介して、誤り制御レイヤ517に入力さ
れる。
【0043】誤り制御レイヤ517では、TCP処理5
14から入力されるデータを復号するとともに、伝送路
の誤り率を検出する。例えば、リードソロモン符号を用
いる場合には、復号の際に計算されるシンドロームから
正しく復号されたと仮定した場合のビット誤り率を算出
する。すなわち、誤り訂正復号515の処理において
は、TCP処理514から受け取った符号化されたパケ
ットに、シンドローム算出行列を乗算する。この乗算で
得られるシンドロームは、符号内の誤りの数と位置を示
している。この情報により、訂正を行うと同時に誤り率
を算出する。
【0044】伝送路情報510として用いる誤り率は、
複数のパケットから得られる誤り率の平均とする。平均
化された誤り率は、伝送路情報510としてパラメータ
決定519に伝達される。パラメータ決定519には、
あらかじめ様々な伝送路情報に対応した複数の誤り訂正
符号の構成方法が記憶されている。パラメータ決定51
9では、伝送路情報510に従って、誤り訂正符号の構
成方法を誤り訂正符号化504に伝達すると同時に、通
信相手のネットワーク端末装置に誤り訂正符号化方法
(種別)を伝えるために、選択した誤り訂正符号の構成
方法伝達用パケットを、TCP処理505に出力する。
【0045】ネットワーク端末装置11,15が前記構
成方法伝達用パケットを受信した場合には、このパケッ
トの情報がパケット入力処理512,IP処理513,
TCP処理514,誤り訂正復号515を介してパラメ
ータ決定519に入力される。この情報を受け取った場
合には、パラメータ決定519では入力された構成方法
伝達用パケットの内容に応じて、誤り訂正符号の構成方
法を選択する。
【0046】なお、誤り訂正符号に関する算出原理につ
いては、例えば、B.Arazi著佐々木彬夫訳の“わかりや
すい誤り訂正符号”(共立出版)に記述されている。誤
り訂正復号515で検出された誤り率は、伝送路情報5
10として、送信側の誤り制御レイヤ502に伝えら
れ、送信側の符号化の基準に用いられる。誤り訂正復号
515で復号されたパケットは、誤り検出処理を実施し
て、誤りがなければ上位レイヤに出力する。誤りが検出
された場合には、再送制御機能516においてパケット
再送要求を行う。このパケット再送要求は、再送情報5
09として再送制御機能付加503に伝達され、通信相
手のネットワーク端末装置11,15に送られる。
【0047】なお、誤り制御レイヤ502,517に備
える機能については、図5に示された機能の一部を省略
しても本発明は実施可能である。ネットワーク端末装置
11,15が実際に使用するパケットの構成を一例とし
て図6に示す。図6に示すように、上位レイヤ606の
データは誤り制御レイヤ607に出力される。誤り制御
レイヤ607では、入力された上位レイヤのデータ60
1に誤り制御データ602を付加してTCPレイヤ60
8に出力する。
【0048】誤り制御データ602としては、例えば誤
り訂正符号の誤り訂正用検査ビット,誤り検出符号の誤
り検出用検査ビット等が含まれる。TCPレイヤ608
では、入力されたデータにTCPへッダ603を付加し
て、それらをIPレイヤ609に出力する。IPレイヤ
609では、入力されたデータにIPヘッダ604を付
加して、それらのデータをイーサネットレイヤ610に
出力する。
【0049】イーサネットレイヤ610では、入力され
たデータにイーサネットヘッダ605を付加して、それ
らのデータをネットワーク13に出力する。パケットが
ネットワーク13から入力された場合には、上述の処理
と逆の手順により、イーサネットレイヤ610から上位
レイヤ606に向かってデータが転送される。
【0050】無線装置12,14で使用するパケットの
構成を一例として図7に示す。ネットワーク13から入
力されるパケット707は、図7に示すように、パケッ
トのヘッダ702とヘッダ以外の領域701とに分割さ
れる。パケットのヘッダ領域(702)には、誤り検出
符号化708(図3のヘッダ誤り検出符号化回路317
と同じ)において誤り検出符号の誤り検出用検査ビット
703が付加される。
【0051】更に、パケットのヘッダ領域(702,7
03)には、誤り訂正符号化709(図3のヘッダ誤り
訂正符号化回路304と同じ)において誤り訂正符号の
誤り訂正用検査ビット704が付加される。パケットの
ヘッダ領域(702,703,704)とヘッダ以外の
領域701とを合わせたパケットが送信パケット705
として無線区間に送信される。また、再送すべきパケッ
トが存在する場合には、そのパケットが優先的に再送パ
ケット706として送信される。アンテナ313で受信
したパケットは、送信の場合とは逆の手順で処理され、
ネットワーク13に出力される。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、無線データ通信を
使ったパケット伝送ネットワークにおいて、本発明のパ
ケット伝送無線装置及びネットワーク端末装置を用いる
ことにより、ネットワーク端末装置で使用するアプリケ
ーションに適したパケット伝送品質の確保が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパケット伝送無線装置及びネットワー
ク端末装置を備えたパケット伝送ネットワークシステム
の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すシステムのプロトコル構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1の無線装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図1に示すシステムにおけるパケットの構成を
示すマップである。
【図5】図1のネットワーク端末におけるパケット送受
信手順を示すブロック図である。
【図6】図1のネットワーク端末におけるパケットの構
成例を示すマップである。
【図7】図1の無線装置におけるパケットの構成例を示
すマップである。
【図8】従来のシステムのプロトコル構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】従来の無線装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】従来のネットワーク端末におけるパケット構
成を示すマップである。
【符号の説明】
11,15 ネットワーク端末装置 12,14 無線装置 13 ネットワーク 21 イーサネットレイヤ 22 IPレイヤ 23 TCPレイヤ 24 誤り制御レイヤ 25 上位レイヤ 26 無線誤り制御レイヤ 41 IPヘッダ 42 TCPヘッダ 43 符号化したデータ部 301 送信回路 302 変調回路 303 再送制御回路 304 ヘッダ誤り訂正符号化回路 305 ヘッダ検出回路 306 プロトコル検出回路 307 イーサネットポート 308 ヘッダ誤り検出回路 309 ヘッダ誤り訂正復号回路 310 復調回路 311 受信回路 312 再送要求 313 アンテナ 315 パケット構成回路 316 誤り制御領域検出回路 317 ヘッダ誤り検出符号化回路 501 上位レイヤからのデータ受信 502 誤り制御レイヤ 503 再送制御機能付加 504 誤り訂正符号化 505 TCP処理 506 IP処理 507 パケット出力処理 508 パケット出力 509 再送情報 510 伝送路情報 511 パケット入力 512 パケット入力処理 513 IP処理 514 TCP処理 515 誤り訂正復号 516 再送制御機能 517 誤り制御レイヤ 518 上位レイヤへのデータ送出 519 パラメータ決定 520 所要誤り率 601 上位レイヤのデータ 602 誤り制御データ 603 TCPヘッダ 604 IPヘッダ 605 イーサネットヘッダ 606 上位レイヤ 607 誤り制御レイヤ 608 TCPレイヤ 609 IPレイヤ 610 イーサネットレイヤ 701 ヘッダ以外の領域 702 パケットのヘッダ 703 誤り検出用検査ビット 704 誤り訂正用検査ビット 705,711 送信パケット 706 再送パケット 707 パケット 708 誤り検出符号化 709 誤り訂正符号化 710 送受信

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OSI参照モデルにおけるレイヤ構成の
    うち、少なくとも第1レイヤから第4レイヤまでのレイ
    ヤ構成を有するパケット伝送ネットワークに接続される
    パケット伝送無線装置において、 ネットワークから入力されるパケットから第3レイヤ及
    び第4レイヤの経路情報が存在する領域を検出する経路
    領域検出手段と、 前記経路領域検出手段が検出した領域を誤り訂正符号化
    する誤り訂正符号化手段と、 受信したデータから誤り訂正符号化が行われた領域を検
    出する誤り訂正領域検出手段と、 前記誤り訂正領域検出手段が検出した領域のデータを復
    号する誤り訂正領域復号手段とを設けたことを特徴とす
    るパケット伝送無線装置。
  2. 【請求項2】 OSI参照モデルにおけるレイヤ構成の
    うち、少なくとも第1レイヤから第4レイヤまでのレイ
    ヤ構成を有するパケット伝送ネットワークに接続される
    パケット伝送無線装置において、 ネットワークから入力されるパケットから第3レイヤ及
    び第4レイヤの経路情報が存在する領域を検出する経路
    領域検出手段と、 前記経路領域検出手段が検出した領域を誤り検出符号化
    する誤り検出符号化手段と、 受信したデータから誤り検出符号化が行われた領域を検
    出する誤り検出領域識別手段と、 前記誤り検出領域識別手段が検出した領域の誤りの有無
    を検出する誤り判定手段と、 前記誤り判定手段が誤りを検出した場合に再送を要求す
    る再送要求手段とを設けたことを特徴とするパケット伝
    送無線装置。
  3. 【請求項3】 OSI参照モデルにおけるレイヤ構成の
    うち、少なくとも第1レイヤから第4レイヤまでのレイ
    ヤ構成を有するパケット伝送ネットワークに接続される
    パケット伝送無線装置において、 ネットワークから入力されるパケットから第3レイヤ及
    び第4レイヤの経路情報が存在する領域を検出する経路
    領域検出手段と、 前記経路領域検出手段が検出した領域を誤り訂正符号化
    する誤り訂正符号化手段と、 受信したデータから誤り訂正符号化が行われた領域を検
    出する誤り訂正領域検出手段と、 前記誤り訂正領域検出手段が検出した領域のデータを復
    号する誤り訂正領域復号手段と、 前記経路領域検出手段が検出した領域を誤り検出符号化
    する誤り検出符号化手段と、 受信したデータから誤り検出符号化が行われた領域を検
    出する誤り検出領域識別手段と、 前記誤り検出領域識別手段が検出した領域の誤りの有無
    を検出する誤り判定手段と、 前記誤り判定手段が誤りを検出した場合に再送を要求す
    る再送要求手段とを設けたことを特徴とするパケット伝
    送無線装置。
  4. 【請求項4】 OSI参照モデルにおけるレイヤ構成の
    うち、少なくとも第1レイヤから第4レイヤまでのレイ
    ヤ構成を有するパケット伝送ネットワークに接続され、 ネットワークから入力されるパケットから第3レイヤ及
    び第4レイヤの経路情報が存在する領域を検出する経路
    領域検出手段と、前記経路領域検出手段が検出した領域
    を誤り訂正符号化する誤り訂正符号化手段と、受信した
    データから誤り訂正符号化が行われた領域を検出する誤
    り訂正領域検出手段と、前記誤り訂正領域検出手段が検
    出した領域のデータを復号する誤り訂正領域復号手段と
    を備えるパケット伝送無線装置を介してパケットを伝送
    するネットワーク端末装置において、 第4レイヤの上のレイヤから入力されるデータを誤り訂
    正符号化して符号化されたデータを第4レイヤに出力す
    る第4レイヤ符号化手段と、 第4レイヤから入力され符号化されたデータを復号し第
    4レイヤより上のレイヤに出力する第4レイヤ復号手段
    とをパケット伝送手順の誤り制御レイヤとして設けたこ
    とを特徴とするネットワーク端末装置。
  5. 【請求項5】 OSI参照モデルにおけるレイヤ構成の
    うち、少なくとも第1レイヤから第4レイヤまでのレイ
    ヤ構成を有するパケット伝送ネットワークに接続され、 ネットワークから入力されるパケットから第3レイヤ及
    び第4レイヤの経路情報が存在する領域を検出する経路
    領域検出手段と、前記経路領域検出手段が検出した領域
    を誤り検出符号化する誤り検出符号化手段と、受信した
    データから誤り検出符号化が行われた領域を検出する誤
    り検出領域識別手段と、前記誤り検出領域識別手段が検
    出した領域の誤りの有無を検出する誤り判定手段と、前
    記誤り判定手段が誤りを検出した場合に再送を要求する
    再送要求手段とを備えるパケット伝送無線装置を介して
    パケットを伝送するネットワーク端末装置において、 第4レイヤの上のレイヤから入力されるデータを誤り訂
    正符号化して符号化されたデータを第4レイヤに出力す
    る第4レイヤ符号化手段と、 第4レイヤから入力され符号化されたデータを復号し第
    4レイヤより上のレイヤに出力する第4レイヤ復号手段
    とをパケット伝送手順の誤り制御レイヤとして設けたこ
    とを特徴とするネットワーク端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5記載のネットワー
    ク端末装置において、入力パケットの誤り率を測定する
    誤り率測定手段と、該誤り率測定手段により検出された
    誤り率に応じてネットワークに出力されるパケットの誤
    り訂正種別を選択する誤り訂正選択手段と、該誤り訂正
    選択手段の選択に応じた誤り訂正符号を出力パケットに
    適用する誤り訂正符号適用手段と、該誤り訂正符号適用
    手段が適用する誤り訂正符号の種別の情報をパケットと
    して出力する誤り訂正種別伝達手段とを設けたことを特
    徴とするネットワーク端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項4又は請求項5記載のネットワー
    ク端末装置において、入力パケットの誤り率を測定する
    誤り率測定手段と、該誤り率測定手段により検出された
    誤り率に応じてネットワークに出力されるパケットの誤
    り訂正種別を選択する誤り訂正選択手段と、誤り訂正選
    択手段が選択した誤り訂正種別の情報をパケットとして
    出力する誤り訂正種別伝達手段と、入力パケットに含ま
    れる誤り訂正種別の情報に応じた誤り訂正符号をパケッ
    トの処理に適用する誤り訂正符号適用手段とを設けたこ
    とを特徴とするネットワーク端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項4又は請求項5記載のネットワー
    ク端末装置において、第4レイヤの上のレイヤから入力
    されたデータの誤り検出符号化を行う第4レイヤ誤り検
    出符号化手段と、前記第4レイヤ復号手段によって誤り
    訂正復号されたデータの誤りの有無を検出する第4レイ
    ヤ誤り検出手段と、該第4レイヤ誤り検出手段が誤りを
    検出した場合に再送を要求する第4レイヤ再送要求手段
    とを設けたことを特徴とするネットワーク端末装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003003692A1 (fr) * 2001-06-27 2003-01-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede de transmission de paquets, relais et terminal
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KR101058729B1 (ko) * 2004-05-19 2011-08-22 삼성전자주식회사 패킷 망을 이용하여 음성 서비스를 제공하는이동통신시스템에서 음성 패킷 데이터를 효율적으로처리하는 장치 및 방법
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