JPH0888618A - 誤り訂正装置 - Google Patents

誤り訂正装置

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JPH0888618A
JPH0888618A JP7183659A JP18365995A JPH0888618A JP H0888618 A JPH0888618 A JP H0888618A JP 7183659 A JP7183659 A JP 7183659A JP 18365995 A JP18365995 A JP 18365995A JP H0888618 A JPH0888618 A JP H0888618A
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JP
Japan
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Application number
JP7183659A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ando
和弘 安道
Hiroyuki Imai
裕之 今井
Takayuki Suematsu
孝之 末松
Shinichiro Omi
愼一郎 近江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データの重要度に関係なく一定の誤り訂正を行
う従来の誤り訂正装置では、通信路の状態が悪化して誤
りの頻度が誤り訂正能力を越える場合、音質及び画質が
著しく劣化するという課題があった。 【解決手段】音声及び画像データを、所定数ごとに1つ
のブロックとし、複数の誤り訂正符号化方式から1つを
選択して、1ブロック中の任意の数のデータを対象とし
て符号化を行う方法を備えた可変符号化装置10と、通
信路の誤り状態を測定する方法を備えた誤り状態測定器
18と、可変符号化装置10で用いる符号化の対象とな
るデータと誤り訂正符号化方式を決定する方法を備えた
符号化方式選択器19より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアルタイムな無
線通信システムにおける音声及び画像データの誤り訂正
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声や画像のリアルタイムな無線通信シ
ステムにおいては、通信路上の誤りによる音質・画質の
劣化を防ぐために、一般に誤り訂正符号を用いて伝送デ
ータの保護を行っている。
【0003】図4は従来の誤り訂正装置の構成を示した
ものである。図4において、30は誤り訂正符号化装
置、31は変調器、32は復調器、33は誤り訂正復号
化装置である。変調器31と復調器32とは通信線路で
接続されている。
【0004】以上のように構成された従来の誤り訂正装
置について、以下その動作について述べる。
【0005】送信側では、音声及び画像データを所定の
データ数ごとに1ブロックとし、各ブロックに対して誤
り訂正符号化装置30において所定の演算を行って検査
ビットを付加し、変調器31で変調して送信する。
【0006】受信側では、復調器32で復調されたデー
タに対して誤り訂正復号化装置33において、所定の演
算を行って誤りパターンを求め、誤りを訂正する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、各データの重要度に関係なく一定の誤り
訂正を行うため、通信路の状態が悪化して誤りの頻度が
誤り訂正能力を越える場合には、音質及び画質が著しく
劣化するという問題点を有していた。
【0008】また、一般に誤り訂正能力と情報伝送効率
はトレードオフの関係にあるので、通信路の状態が悪い
場合を基準にして高い訂正能力を持たせることは、情報
伝送効率の低下を意味し、通信路容量の限られた無線通
信システムでは非効率的であるという問題点を有してい
た。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、情報伝送効率を一定に保ちながら、通信路の状
態が悪い場合においても品質劣化の少ない通信を可能と
する誤り訂正装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、音
声及び/又は画像データを、所定数ごとに1つのブロッ
クとし、1ブロック中の任意の数のデータを対象とし
て、複数の誤り訂正符号化方式から1つを選択して符号
化を行う第1装置と、通信路の誤り状態を測定する第2
装置と、前記第1装置で用いる符号化の対象となるデー
タと誤り訂正符号化方式を決定する第3装置とを具備
し、前記第2装置は測定した誤り状態の情報を前記第3
装置に入力し、前記第3装置は前記誤り状態情報を用い
て、符号化の対象となるデータと誤り訂正符号化方式を
決定し、制御情報として前記第1装置に入力する誤り訂
正装置である。
【0011】請求項2の本発明は、上記第1装置は、1
サンプルが複数のビットから構成されるデータを入力と
し、各サンプルを構成するビットから特定のビットを選
択して誤り訂正符号化を行う誤り訂正装置である。
【0012】請求項3の本発明は、入力される所定の制
御情報に基づいて、複数の誤り訂正符号化方式から1つ
を選択し、音声及び/又は画像データが所定数ごとに分
割されて、生成された複数ブロックの内の1つのブロッ
ク中の任意のデータを対象として、前記選択された誤り
訂正符号化方式を用いて符号化を行う第1装置と、通信
路の誤り状態を測定し、その測定結果を通信路の誤り状
態情報として出力する第2装置と、前記出力される前記
誤り状態情報を用いて、前記符号化の対象となるデータ
及びその符号化に用いられる誤り訂正符号化方式を決定
し、その決定結果を前記制御情報として前記第1装置に
入力する第3装置とを備えた誤り訂正装置である。
【0013】請求項4の本発明は、音声及び/又は画像
データが所定数ごとに分割されて、生成された複数ブロ
ックの内の1つのブロック中の任意のデータを対象とし
て、複数の誤り訂正符号化方式を用いて符号化を各々行
い、入力される所定の制御情報に基づいて、前記符号化
されたデータの中から所定の誤り訂正符号化方式に対応
するデータを選択する第1装置と、通信路の誤り状態を
測定し、その測定結果を通信路の誤り状態情報として出
力する第2装置と、前記出力される前記誤り状態情報を
用いて、前記符号化の対象となるデータ及びその符号化
に用いられる誤り訂正符号化方式を決定し、その決定結
果を前記制御情報として前記第1装置に入力する第3装
置とを備えた誤り訂正装置である。
【0014】請求項5の本発明は、上記ブロックは複数
のサンプルから構成され、前記第1装置は、1サンプル
が複数のビットから構成されるデータを入力とし、前記
各サンプルを構成するビットから特定のビットを選択し
て誤り訂正符号化を行う誤り訂正装置である。
【0015】請求項6の本発明は、上記特定のビット
は、前記制御情報に基づいて選択される誤り訂正装置で
ある。
【0016】請求項7の本発明は、上記制御情報に基づ
いて、前記通信路の誤り状態が所定基準より悪い場合に
は、前記サンプル中での前記特定のビットの数が少なく
され、又、前記通信路の誤り状態が所定基準より良い場
合には、前記サンプル中での前記特定のビットの数が多
くされる誤り訂正装置である。
【0017】請求項8の本発明は、上記誤り訂正符号化
方式毎に対応する誤り訂正復号化方式を有し、それら複
数の誤り訂正復号化方式から、前記第3装置により決定
される前記誤り訂正符号化方式に対応する誤り訂正復号
化方式を選択して、前記第1装置から出力されるデータ
を対象として、前記選択された誤り訂正復号方式を用い
て復号化を行なう第4装置を備える誤り訂正装置であ
る。
【0018】請求項9の本発明は、上記誤り訂正符号化
方式毎に対応する誤り訂正復号化方式を有し、前記第1
装置から出力されるデータを対象として、前記複数の誤
り訂正復号化方式を用いて復号化を各々行い、それら復
号化されたデータの中から、前記第3装置により決定さ
れる前記誤り訂正符号化方式に対応する誤り訂正復号化
方式を用いて復号化されたデータを選択する第4装置を
備える誤り訂正装置である。
【0019】請求項1の本発明では、第1装置が、音声
及び/又は画像データを、所定数ごとに1つのブロック
とし、1ブロック中の任意の数のデータを対象として、
複数の誤り訂正符号化方式から1つを選択して符号化を
行い、第2装置が、通信路の誤り状態を測定し、第3装
置が、前記第1装置で用いる符号化の対象となるデータ
と誤り訂正符号化方式を決定する。そして、前記第2装
置は測定した誤り状態の情報を前記第3装置に入力し、
前記第3装置は前記誤り状態情報を用いて、符号化の対
象となるデータと誤り訂正符号化方式を決定し、制御情
報として前記第1装置に入力する。
【0020】請求項3の本発明では、第1装置が、入力
される所定の制御情報に基づいて、複数の誤り訂正符号
化方式から1つを選択し、音声及び/又は画像データが
所定数ごとに分割されて、生成された複数ブロックの内
の1つのブロック中の任意の数のデータを対象として、
前記選択された誤り訂正符号化方式を用いて符号化を行
い、第2装置が、通信路の誤り状態を測定し、その測定
結果を通信路の誤り状態情報として出力し、第3装置
が、前記出力される前記誤り状態情報を用いて、前記符
号化の対象となるデータ及びその符号化に用いられる誤
り訂正符号化方式を決定し、その決定結果を前記制御情
報として前記第1装置に入力する。
【0021】請求項4の本発明では、第1装置が、音声
及び/又は画像データが所定数ごとに分割されて、生成
された複数ブロックの内の1つのブロック中の任意の数
のデータを対象として、複数の誤り訂正符号化方式を用
いて符号化を各々行い、入力される所定の制御情報に基
づいて、前記符号化されたデータの中から所定の誤り訂
正符号化方式に対応するデータを選択し、第2装置が、
通信路の誤り状態を測定し、その測定結果を通信路の誤
り状態情報として出力し、第3装置が、前記出力される
前記誤り状態情報を用いて、前記符号化の対象となるデ
ータ及びその符号化に用いられる誤り訂正符号化方式を
決定し、その決定結果を前記制御情報として前記第1装
置に入力する。
【0022】請求項8の本発明では、更に第4装置が、
誤り訂正符号化方式毎に対応する誤り訂正復号化方式を
有し、それら複数の誤り訂正復号化方式から、前記第3
装置により決定される前記誤り訂正符号化方式に対応す
る誤り訂正復号化方式を選択して、前記第1装置から出
力されるデータを対象として、前記選択された誤り訂正
復号方式を用いて復号化を行なう。
【0023】請求項9の本発明では、更に第4装置が、
誤り訂正符号化方式毎に対応する誤り訂正復号化方式を
有し、前記第1装置から出力されるデータを対象とし
て、前記複数の誤り訂正復号化方式を用いて復号化を各
々行い、それら復号化されたデータの中から、前記第3
装置により決定される前記誤り訂正符号化方式に対応す
る誤り訂正復号化方式を用いて復号化されたデータを選
択する。
【0024】このように、本発明では、例えば、第2装
置において通信路の誤り状態を測定し、その結果に従っ
て第3装置において誤り状態に適した誤り訂正符号化方
式を選択する。
【0025】例えば、誤り訂正符号化方式の選択に当た
っては、常に全データを誤りからの保護対象として符号
化を行い、符号の訂正能力を可変にすることも考えられ
る。しかし、一般に符号の訂正能力と情報伝送効率はト
レードオフの関係にあり、訂正能力を高めると情報伝送
効率は低下するので、通信路容量が一定のシステムでは
実効情報伝送速度が低下し、リアルタイムな通信が困難
となる。
【0026】本発明では、例えば、音声、画像データの
場合、重要度の高いデータに誤りが無ければ、より重要
度の低いデータ中に誤りが生じても品質の劣化は少ない
という性質を利用して、情報伝送効率を一定に保ちなが
ら、符号化方式を変化させて音質及び画質の劣化を少な
くする。
【0027】すなわち、例えば、通信路の状態が悪い場
合には、第1装置において、ブロック中で符号化の対象
となるデータ数を少なくし、より重要なデータだけを誤
りから保護する。これにより、音質及び画質の劣化を大
幅に少なくできる。
【0028】逆に、通信路の状態が良い場合には、第1
装置において、ブロック中で符号化の対象となるデータ
数を多くし、重要度の低いデータを含む広い範囲のデー
タを誤りから保護する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0030】本実施例は無線システムにおける32kb
psADPCMデータの誤り訂正装置である。
【0031】図1は本実施例のシステム構成を示したも
ので、10は可変符号化装置、11、16はパケット処
理装置、12、15は変調器、13、14は復調器、1
7は可変復号化装置、18は誤り状態測定器、19は符
号化方式選択器である。ここで、誤り状態測定器18は
本発明の第2装置に対応し、符号化方式選択器19は本
発明の第3装置に対応するものである。
【0032】本発明の第1装置としての可変符号化装置
10は、第1符号化器101、第2符号化器102、第
3符号化器103、第4符号化器104及びセレクタ1
05より構成される。
【0033】本発明の第4装置としての可変復号化装置
17は、第1復号化器171、第2復号化器172、第
3復号化器173、第4復号化器174及びセレクタ1
75より構成される。
【0034】以上のように構成された32kbpsAD
PCMデータの誤り訂正装置について、以下その動作に
ついて述べる。
【0035】可変符号化装置10には、1サンプルが4
ビットからなるADPCMデータを40サンプル分、つ
まり160ビットが1ブロックとして入力される。この
ADPCMデータでは、1サンプルを構成する4ビット
のうち上位のビットほど,より重要な意味を持つ。そこ
で、1ブロック分のデータに対して符号化器101〜1
04において以下のように誤り訂正符号化を行う。
【0036】第1符号化器101は、全データ、すわな
ち160ビットを符号化の対象としてブロック符号化を
行い、15ビットの検査ビットを付加する。
【0037】また、第2符号化器102は、各サンプル
の上位3ビット、すなわち120ビットを符号化の対象
としてブロック符号化を行い、15ビットの検査ビット
を付加する。
【0038】また、第3符号化器103は、各サンプル
の上位2ビット、すなわち80ビットを符号化の対象と
してブロック符号化を行い、15ビットの検査ビットを
付加する。
【0039】また、第4符号化器104は、各サンプル
の最上位ビット、すなわち40ビットを符号化の対象と
してブロック符号化を行い、15ビットの検査ビットを
付加する。
【0040】セレクタ105は、各符号化器101〜1
04からの出力から1つを選択して出力し、パケット処
理装置11でビット同期を取るためのプリアンブル、フ
レーム同期を取るためのユニークワード、誤り検出のた
めのCRC、パケットの属性を示すヘッダ及びフラグを
付加して図2に示すようなフォーマットのパケットを組
み立て、変調器12で変調し送信する。
【0041】復調器14で受信されたデータはパケット
処理装置16においてADPCMデータとその他の制御
データに分離される。ADPCMデータは可変復号化器
17に入力される。
【0042】各復号化器171〜174は、符号化器1
01〜104に対応した演算を行い、誤り訂正を行う。
セレクタ175は、復号化方式選択情報192に従って
各復号化器171〜174からの出力から1つを選択し
て出力する。
【0043】通信路誤り状態測定器18は、パケット処
理装置16よりCRCを受け取り、これを用いて誤り検
出を各ブロックに対して行い、所定の期間中の全ブロッ
ク数に対する誤りブロック数の比率を常に監視する。
【0044】符号化方式選択器19は、前記の比率を所
定の基準で4段階に評価し、符号化方式選択情報191
及び復号化方式選択情報192として、通信路の状態が
最も良い場合は第1符号化器101及び第1復号化器1
71を選択し、以下通信路の状態が悪くなるに従って第
2符号化器102及び第2復号化器172、第3符号化
器103及び第3復号化器173、第4符号化器104
及び第4復号化器174を選択する。
【0045】符号化方式選択情報191はパケット処理
装置16を通して変調器15で変調した後送信される。
そして、復調器13で受信されたデータからパケット処
理装置11で符号化方式選択情報191が分離され、セ
レクタ105に通知される。セレクタ105はこの符号
化方式選択情報191に従って動作する。
【0046】復号化方式選択情報192はセレクタ17
5に通知される。
【0047】次に、本発明の他の実施例について図面を
参照して説明する。
【0048】図3は、本実施例のシステム構成を示した
ものである。同図に示すように、1010は可変符号化
装置、11、16はパケット処理装置、12、15は変
調器、13、14は復調器、1017は可変復号化装
置、18は誤り状態測定器、19は符号化方式選択器で
ある。
【0049】本発明の第1装置としての可変符号化装置
1010は、第1符号化器101、第2符号化器10
2、第3符号化器103、第4符号化器104及びセレ
クタ1105より構成される。
【0050】本発明の第4装置としての可変復号化装置
1017は、第1復号化器171、第2復号化器17
2、第3復号化器173、第4復号化器174及びセレ
クタ1175より構成される。
【0051】このように構成された、本実施例と、上記
実施例との主な相違点は、可変符号化装置1010内の
セレクタ1105が、第1符号化器101〜第4符号化
器104の入力側に配置されている点と、可変復号化装
置1017内のセレクタ1175が、第1復号化器17
1〜第4復号化器174の入力側に配置されている点等
である。尚、本実施例の構成の内、上記実施例と基本的
に同様のものは同じ符号を付した。
【0052】以上のように構成された32kbpsAD
PCMデータの他の誤り訂正装置について、以下その動
作について上述した相違点を中心に述べる。
【0053】即ち、セレクタ1105は、符号化方式選
択器19によって決定され、送られて来る符号化方式選
択情報191に基づいて、第1符号化器101〜第4符
号化器104の中から一つの符号化器を選択し、接続状
態を切り替える。このようなセレクタ1105の接続切
り替え動作によって、選択された符号化器のみが、入力
側と接続される。入力側からは、音声及び/又は画像デ
ータが所定数ごとに分割されて、その結果生成された複
数ブロックが、可変符号化装置1010に順次入力され
てくる。上述のようにして入力側と接続された符号化器
のみが、それらブロックの内の1つのブロック中の任意
の数のデータを対象として、上記実施例と同様に符号化
を行う。そして、入力データがなくなるまでブロック毎
に同様の動作を繰り返す。このようにして符号化された
データが、可変符号化装置1010から、パケット処理
装置11に対して出力される。
【0054】一方、可変復号化装置1017に設けられ
たセレクタ1175は、符号化方式選択器19によって
決定された復号化方式選択情報192に基づいて、第1
復号化器171〜第4復号化器174の中から一つの復
号化器を選択し、接続状態を切り替える。このようなセ
レクタ1175の接続切り替え動作によって、選択され
た復号化器のみが、パケット処理装置16側と接続され
る。そして、このようにして接続された復号化器のみ
が、パケット処理装置16から出力されてくる出力デー
タを対象として、上記実施例と同様に復号化を行い、誤
り訂正処理を実行する。この復号化動作は、パケット処
理装置16からの出力データがなくなるまで繰り返され
る。ここで、上述のように選択される復号器における誤
り訂正復号方式は、上記選択された符号化器における誤
り訂正符号化方式に対応するものであることは、上記実
施例の場合と同様である。又、本実施例では、上述した
動作以外の動作は、基本的には上記実施例と同じであ
る。
【0055】以上のように上記実施例によれば、通信路
誤り状態測定器18により通信路の誤り状態を測定し、
その結果に基づき符号化方式選択器19において、誤り
状態が悪くなるに従って、より重要な情報を持つADP
CMデータの上位ビットに絞り誤り訂正符号化を行う。
【0056】従って情報伝送効率を一定に保ちながら、
誤り状態が悪い場合に従来の誤り訂正装置に比べて劣化
の少ない良好な音質を得ることができる。
【0057】以上述べたところから明らかなように、上
記実施例によれば、音声、画像データを、所定数ごとに
1つのブロックとし、1ブロック中の任意の数のデータ
を対象として、複数の誤り訂正符号化方式から1つを選
択して符号化を行う第1装置と、通信路の誤り状態を測
定する第2装置と、前記第1装置で用いる符号化の対象
となるデータと誤り訂正符号化方式を決定する第3装置
を設けることにより、通信路の誤り状態が悪い場合には
より重要なデータを保護し、状態が良い場合には、より
重要度の低いデータを含む広い範囲のデータを保護する
ことができ、情報伝送効率を一定に保ちながら通信路の
環境の変化に応じて劣化の少ない良好な音質または画質
を得ることができる。
【0058】なお、上記実施例では、通信路の誤り状態
を測定するためにCRCを用いているが、パケット中の
ユニークワードの誤りビット数を用いても良い。
【0059】また、上記実施例では、通信路の誤り状態
を測定するためにCRCを用いているが、復調器14に
おいて受信電界強度を測定し、これを用いても良い。
【0060】また、上記実施例では、セレクタ105が
符号化器の出力側に設けられ、且つセレクタ175が復
号化器の出力側に設けられている構成の場合(図1参
照)と、セレクタ1105が符号化器の入力側に設けら
れ、且つセレクタ1175が復号化器の入力側に設けら
れている構成の場合(図3参照)とについて説明した
が、これに限らず例えば、符号化器の出力側にセレクタ
105設けられ、且つ復号化器の入力側にセレクタ11
75が設けられている構成や、あるいはその逆で、符号
化器の入力側にセレクタ1105が設けられ、且つ復号
化器の出力側にセレクタ175が設けられている構成で
あってももちろんよい。
【0061】また、上記実施例では、音声及び/又は画
像データが所定数ごとに分割され生成された複数ブロッ
クが、可変符号化装置に入力される場合について説明し
たが、これに限らず例えば、可変符号化装置が、入力さ
れた音声及び/又は画像データを所定数ごとにブロック
に分割するような構成でもよく、音声及び/又は画像デ
ータのブロック化等が、どこで行われるかは問わない。
【0062】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、情報伝送効率を一定に保ちつつ、通信路の状
態が悪い場合でも従来に比べて品質劣化のより一層少な
い通信を可能とするという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図
【図2】パケットフォーマットを示す説明図
【図3】本発明の他の実施例の構成図
【図4】従来の誤り訂正装置の構成図
【符号の説明】
10 可変符号化装置 11 パケット処理装置 12 変調器 13 復調器 14 復調器 15 変調器 16 パケット処理装置 17 可変復号化装置 18 誤り状態測定器 19 符号化方式選択器 30 誤り訂正符号化装置 31 変調器 32 復調器 33 誤り訂正復号化装置 101 第1符号化器 102 第2符号化器 103 第3符号化器 104 第4符号化器 105 セレクタ 171 第1復号化器 172 第2復号化器 173 第3復号化器 174 第4復号化器 175 セレクタ 191 符号化方式選択情報 192 復号化方式選択情報 1010 可変符号化装置 1017 可変復号化装置 1105 セレクタ 1175 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近江 愼一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声及び/又は画像データを、所定数ご
    とに1つのブロックとし、1ブロック中の任意の数のデ
    ータを対象として、複数の誤り訂正符号化方式から1つ
    を選択して符号化を行う第1装置と、通信路の誤り状態
    を測定する第2装置と、前記第1装置で用いる符号化の
    対象となるデータと誤り訂正符号化方式を決定する第3
    装置とを具備し、 前記第2装置は測定した誤り状態の情報を前記第3装置
    に入力し、前記第3装置は前記誤り状態情報を用いて、
    符号化の対象となるデータと誤り訂正符号化方式を決定
    し、制御情報として前記第1装置に入力することを特徴
    とする誤り訂正装置。
  2. 【請求項2】 第1装置は、1サンプルが複数のビット
    から構成されるデータを入力とし、各サンプルを構成す
    るビットから特定のビットを選択して誤り訂正符号化を
    行うことを特徴とする請求項1記載の誤り訂正装置。
  3. 【請求項3】 入力される所定の制御情報に基づいて、
    複数の誤り訂正符号化方式から1つを選択し、音声及び
    /又は画像データが分割されて、生成された複数ブロッ
    クの内の1つのブロック中の任意のデータを対象とし
    て、前記選択された誤り訂正符号化方式を用いて符号化
    を行う第1装置と、 通信路の誤り状態を測定し、その測定結果を通信路の誤
    り状態情報として出力する第2装置と、 前記出力される前記誤り状態情報を用いて、前記符号化
    の対象となるデータ及びその符号化に用いられる誤り訂
    正符号化方式を決定し、その決定結果を前記制御情報と
    して前記第1装置に入力する第3装置と、を備えたこと
    を特徴とする誤り訂正装置。
  4. 【請求項4】 音声及び/又は画像データが分割され
    て、生成された複数ブロックの内の1つのブロック中の
    任意のデータを対象として、複数の誤り訂正符号化方式
    を用いて符号化を各々行い、入力される所定の制御情報
    に基づいて、前記符号化されたデータの中から所定の誤
    り訂正符号化方式に対応するデータを選択する第1装置
    と、 通信路の誤り状態を測定し、その測定結果を通信路の誤
    り状態情報として出力する第2装置と、 前記出力される前記誤り状態情報を用いて、前記符号化
    の対象となるデータ及びその符号化に用いられる誤り訂
    正符号化方式を決定し、その決定結果を前記制御情報と
    して前記第1装置に入力する第3装置と、を備えたこと
    を特徴とする誤り訂正装置。
  5. 【請求項5】 ブロックは複数のサンプルから構成さ
    れ、前記第1装置は、1サンプルが複数のビットから構
    成されるデータを入力とし、前記各サンプルを構成する
    ビットから特定のビットを選択して誤り訂正符号化を行
    うことを特徴とする請求項1、3、又は4に記載の誤り
    訂正装置。
  6. 【請求項6】 特定のビットは、前記制御情報に基づい
    て選択されることを特徴とする請求項2又は5に記載の
    誤り訂正装置。
  7. 【請求項7】 制御情報に基づいて、 前記通信路の誤り状態が所定基準より悪い場合には、前
    記サンプル中での前記特定のビットの数が少なくされ、 又、前記通信路の誤り状態が所定基準より良い場合に
    は、前記サンプル中での前記特定のビットの数が多くさ
    れることを特徴とする請求項6に記載の誤り訂正装置。
  8. 【請求項8】 誤り訂正符号化方式毎に対応する誤り訂
    正復号化方式を有し、それら複数の誤り訂正復号化方式
    から、前記第3装置により決定される前記誤り訂正符号
    化方式に対応する誤り訂正復号化方式を選択して、前記
    第1装置から出力されるデータを対象として、前記選択
    された誤り訂正復号方式を用いて復号化を行なう第4装
    置を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つ
    に記載の誤り訂正装置。
  9. 【請求項9】 誤り訂正符号化方式毎に対応する誤り訂
    正復号化方式を有し、前記第1装置から出力されるデー
    タを対象として、前記複数の誤り訂正復号化方式を用い
    て復号化を各々行い、それら復号化されたデータの中か
    ら、前記第3装置により決定される前記誤り訂正符号化
    方式に対応する誤り訂正復号化方式を用いて復号化され
    たデータを選択する第4装置を備えることを特徴とする
    請求項1〜7の何れか一つに記載の誤り訂正装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002319923A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信端末装置
US6965643B1 (en) 1998-12-18 2005-11-15 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method, and storage medium storing image processing program
US7630442B2 (en) 1999-02-22 2009-12-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Packet generating method, video decoding method, media multiplexer, media demultiplexer, multimedia communication system and bit stream converter
JP2009291515A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Aloka Co Ltd 超音波診断装置

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