JPH06204855A - 入力信号カウント回路 - Google Patents
入力信号カウント回路Info
- Publication number
- JPH06204855A JPH06204855A JP1792993A JP1792993A JPH06204855A JP H06204855 A JPH06204855 A JP H06204855A JP 1792993 A JP1792993 A JP 1792993A JP 1792993 A JP1792993 A JP 1792993A JP H06204855 A JPH06204855 A JP H06204855A
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- JP
- Japan
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- stage
- input
- output
- switch element
- input signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造をもって複数の端子からのオン信
号をカウントすることができ、かつ大型化することのな
い入力信号カウント回路を提供する。 【構成】 第1〜第N段のN個の制御端子からの制御信
号に応じて入力信号の出力方向を2方向のいずれかに選
択可能なスイッチ要素を、第n段にその前段にて取り得
るカウント数の種類と同数だけ設け、各制御端子から入
力された制御信号に応じて各スイッチ要素の出力方向を
選択し、その最終的な出力からオン信号の数を判別する
構成とすることで、制御端子からのオン信号の数を容易
にカウントすることができ、トランジスタの数を大幅に
低減できると共に回路全体を小型化できる。
号をカウントすることができ、かつ大型化することのな
い入力信号カウント回路を提供する。 【構成】 第1〜第N段のN個の制御端子からの制御信
号に応じて入力信号の出力方向を2方向のいずれかに選
択可能なスイッチ要素を、第n段にその前段にて取り得
るカウント数の種類と同数だけ設け、各制御端子から入
力された制御信号に応じて各スイッチ要素の出力方向を
選択し、その最終的な出力からオン信号の数を判別する
構成とすることで、制御端子からのオン信号の数を容易
にカウントすることができ、トランジスタの数を大幅に
低減できると共に回路全体を小型化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端子からのオン
信号をカウントするための入力信号カウント回路に関す
るものである。
信号をカウントするための入力信号カウント回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル回路に於て複数の端子の
うちのいくつからオン信号(例えばHigh)が入力さ
れたかを検出する回路には、例えば入力線を4個とする
と、4C4+4C3+4C2+4C1(=1+4+6+4)=1
5個のANDゲート(第1段)及び4個のORゲート
(第2段)を少なくとも必要とし、各ゲートをNAND
ゲートにて構成し、各ゲートのトランジスタを4個程度
としても70個以上のトランジスタを必要としていた。
このトランジスタの数は例えば入力端子が5個になれば
160個以上、入力端子が7個になれば360個以上と
なる。従って、入力端子が多くなるほど回路全体が著し
く大きくなりがちになる問題があった。
うちのいくつからオン信号(例えばHigh)が入力さ
れたかを検出する回路には、例えば入力線を4個とする
と、4C4+4C3+4C2+4C1(=1+4+6+4)=1
5個のANDゲート(第1段)及び4個のORゲート
(第2段)を少なくとも必要とし、各ゲートをNAND
ゲートにて構成し、各ゲートのトランジスタを4個程度
としても70個以上のトランジスタを必要としていた。
このトランジスタの数は例えば入力端子が5個になれば
160個以上、入力端子が7個になれば360個以上と
なる。従って、入力端子が多くなるほど回路全体が著し
く大きくなりがちになる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したよう
な従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主
な目的は、簡単な構造をもって複数の端子からのオン信
号をカウントすることができ、かつ大型化することのな
い入力信号カウント回路を提供することにある。
な従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主
な目的は、簡単な構造をもって複数の端子からのオン信
号をカウントすることができ、かつ大型化することのな
い入力信号カウント回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、第1段から第N段までのN個の制御端子から入
力されたオン信号の数をカウントするための入力信号カ
ウント回路であって、第1段から第N段までの第n段
(nは1からNまでの整数)に、1つの入力端子と、第
1及び第2の出力端子からなる1対の出力端子とを有す
ると共にその段の制御端子からの信号に応じて前記入力
端子からの信号を前記両出力端子のいずれかに選択的に
出力可能とするための第1乃至第nのn個のスイッチ要
素が設けられ、第1段から第N−1段までの第n段のi
(iは1からnまでの整数)番目のスイッチ要素に於け
る第1の出力端子が第n+1段のi番目のスイッチ要素
の入力端子に、第2の出力端子が第n+1段のi+1番
目のスイッチ要素の入力端子に各々接続され、第N段の
各スイッチ要素の出力端子からの出力により0乃至Nの
値を得ることを特徴とする入力信号カウント回路を提供
することにより達成される。
よれば、第1段から第N段までのN個の制御端子から入
力されたオン信号の数をカウントするための入力信号カ
ウント回路であって、第1段から第N段までの第n段
(nは1からNまでの整数)に、1つの入力端子と、第
1及び第2の出力端子からなる1対の出力端子とを有す
ると共にその段の制御端子からの信号に応じて前記入力
端子からの信号を前記両出力端子のいずれかに選択的に
出力可能とするための第1乃至第nのn個のスイッチ要
素が設けられ、第1段から第N−1段までの第n段のi
(iは1からnまでの整数)番目のスイッチ要素に於け
る第1の出力端子が第n+1段のi番目のスイッチ要素
の入力端子に、第2の出力端子が第n+1段のi+1番
目のスイッチ要素の入力端子に各々接続され、第N段の
各スイッチ要素の出力端子からの出力により0乃至Nの
値を得ることを特徴とする入力信号カウント回路を提供
することにより達成される。
【0005】
【作用】このようにすれば、N個の制御端子に対するト
ランジスタの数が、N2+N個に付属回路のトランジス
タの数(N×α)個を加えた数になる。例えば制御端子
4個では40個程度、5個では60個程度、7個では9
0個程度となる。
ランジスタの数が、N2+N個に付属回路のトランジス
タの数(N×α)個を加えた数になる。例えば制御端子
4個では40個程度、5個では60個程度、7個では9
0個程度となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
いて詳しく説明する。
【0007】図1は、本発明が適用された4入力端子の
入力信号カウント回路の構成を示す回路図である。本実
施例では回路全体がCMOSプロセスにより構成されて
いる。また、図1に於ける下から上に制御端子I1、I
2、I3、I4を第1段〜第4段に分け、第1段の制御
端子I1はMOSトランジスタ(以下MOSTと略記す
る。)Q1のゲートに接続されると共にMOSTQ2の
ゲートにインバータINV1を介して接続されている。
このMOSTQ1及びのMOSTQ2のソースはMOS
TQ21を介して基準電位Vssに接続されている。ま
た、MOSTQ1のドレインはMOSTQ3、Q4のソ
ースに、MOSTQ2のドレインはMOSTQ5、Q6
のソースに各々接続されている。
入力信号カウント回路の構成を示す回路図である。本実
施例では回路全体がCMOSプロセスにより構成されて
いる。また、図1に於ける下から上に制御端子I1、I
2、I3、I4を第1段〜第4段に分け、第1段の制御
端子I1はMOSトランジスタ(以下MOSTと略記す
る。)Q1のゲートに接続されると共にMOSTQ2の
ゲートにインバータINV1を介して接続されている。
このMOSTQ1及びのMOSTQ2のソースはMOS
TQ21を介して基準電位Vssに接続されている。ま
た、MOSTQ1のドレインはMOSTQ3、Q4のソ
ースに、MOSTQ2のドレインはMOSTQ5、Q6
のソースに各々接続されている。
【0008】第2段の制御端子I2は、MOSTQ3、
Q4のゲートに接続されると共にインバータINV2を
介してMOSTQ4、Q6のゲートに接続されている。
また、MOSTQ3のドレインはMOSTQ7、Q8の
ソースに、MOSTQ4、Q5のドレインはMOSTQ
9、Q10のソースに、MOSTQ6のドレインはMO
STQ11、Q12のソースに各々を介して接続されて
いる。
Q4のゲートに接続されると共にインバータINV2を
介してMOSTQ4、Q6のゲートに接続されている。
また、MOSTQ3のドレインはMOSTQ7、Q8の
ソースに、MOSTQ4、Q5のドレインはMOSTQ
9、Q10のソースに、MOSTQ6のドレインはMO
STQ11、Q12のソースに各々を介して接続されて
いる。
【0009】第3段の制御端子I3は、MOSTQ7、
Q9、Q11のゲートに接続されると共にインバータI
NV3を介してMOSTQ8、Q10、Q12のゲート
に接続されている。また、MOSTQ7のドレインはM
OSTQ13、Q14のソースに、MOSTQ8、Q9
のドレインはMOSTQ15、Q16のソースに、MO
STQ10、Q11のドレインはMOSTQ17、Q1
8のソースに、MOSTQ12のドレインはMOSTQ
19、Q20のソースに各々接続されている。
Q9、Q11のゲートに接続されると共にインバータI
NV3を介してMOSTQ8、Q10、Q12のゲート
に接続されている。また、MOSTQ7のドレインはM
OSTQ13、Q14のソースに、MOSTQ8、Q9
のドレインはMOSTQ15、Q16のソースに、MO
STQ10、Q11のドレインはMOSTQ17、Q1
8のソースに、MOSTQ12のドレインはMOSTQ
19、Q20のソースに各々接続されている。
【0010】第4段の制御端子I4は、MOSTQ1
3、Q15、Q17、Q19のゲートに接続されると共
にインバータINV4を介してMOSTQ14、Q1
6、Q18、Q20のゲートに接続されている。また、
MOSTQ13のドレインはMOSTQ22のソース
に、MOSTQ14、Q15のドレインはMOSTQ2
3のソースに、MOSTQ16、Q17のドレインはM
OSTQ24のソースに、MOSTQ18、Q19のド
レインはMOSTQ25のソースに、MOSTQ20の
ドレインはMOSTQ26のソースに各々接続されてい
る。この5つのMOSTQ22〜Q26のソースには出
力端子O0〜O4が接続され、ドレインは電源電位Vd
dに接続されている。
3、Q15、Q17、Q19のゲートに接続されると共
にインバータINV4を介してMOSTQ14、Q1
6、Q18、Q20のゲートに接続されている。また、
MOSTQ13のドレインはMOSTQ22のソース
に、MOSTQ14、Q15のドレインはMOSTQ2
3のソースに、MOSTQ16、Q17のドレインはM
OSTQ24のソースに、MOSTQ18、Q19のド
レインはMOSTQ25のソースに、MOSTQ20の
ドレインはMOSTQ26のソースに各々接続されてい
る。この5つのMOSTQ22〜Q26のソースには出
力端子O0〜O4が接続され、ドレインは電源電位Vd
dに接続されている。
【0011】ここで、MOSTQ1、Q2は第1段の1
番目のスイッチ要素、MOSTQ3、Q4は第2段の1
番目のスイッチ要素、MOSTQ5、Q6は第2段の2
番目のスイッチ要素、MOSTQ7、Q8は第3段の1
番目のスイッチ要素、MOSTQ9、Q10は第3段の
2番目のスイッチ要素、MOSTQ11、Q12は第3
段の3番目のスイッチ要素、MOSTQ13、Q14は
第4段の1番目のスイッチ要素、MOSTQ15、Q1
6は第4段の2番目のスイッチ要素、MOSTQ17、
Q18は第4段の3番目のスイッチ要素、MOSTQ1
9、Q20は第4段の4番目のスイッチ要素をなしてい
る。即ち、第n段には1番目〜n番目のn個のスイッチ
要素が設けられ、各スイッチ要素は図2に模式的に示す
ように、入力端子Aからの信号を第1及び第2の出力端
子B、Cに選択的に出力可能とするスイッチをなしてい
る。また、第n段に於けるi番目のスイッチ要素の第1
の出力端子Bは次段第n+1段のi番目のスイッチ要素
の入力端子Aに、第2の出力端子Cは次段第n+1段の
i+1番目のスイッチ要素の入力端子Aに接続されてい
る。従って、上記第n段に於けるi番目のスイッチ要素
の第2の出力端子Cと、i+1番目のスイッチ要素の第
1の出力端子Bとは共に第n+1段のi+1番目のスイ
ッチ要素の入力端子Aに接続されていることとなる。例
えば図1の想像線で囲んだMOSTQ9、MOSTQ1
0からなる第3段の2番目のスイッチ要素を拡大した図
3に示すように、その出力端子Bは次段第4段のMOS
TQ15、Q16からなる2番目のスイッチ要素の入力
端子Aに接続され、出力端子Cは次段第4段のMOST
Q17、Q18からなる3番目のスイッチ要素の入力端
子Aに接続されている。
番目のスイッチ要素、MOSTQ3、Q4は第2段の1
番目のスイッチ要素、MOSTQ5、Q6は第2段の2
番目のスイッチ要素、MOSTQ7、Q8は第3段の1
番目のスイッチ要素、MOSTQ9、Q10は第3段の
2番目のスイッチ要素、MOSTQ11、Q12は第3
段の3番目のスイッチ要素、MOSTQ13、Q14は
第4段の1番目のスイッチ要素、MOSTQ15、Q1
6は第4段の2番目のスイッチ要素、MOSTQ17、
Q18は第4段の3番目のスイッチ要素、MOSTQ1
9、Q20は第4段の4番目のスイッチ要素をなしてい
る。即ち、第n段には1番目〜n番目のn個のスイッチ
要素が設けられ、各スイッチ要素は図2に模式的に示す
ように、入力端子Aからの信号を第1及び第2の出力端
子B、Cに選択的に出力可能とするスイッチをなしてい
る。また、第n段に於けるi番目のスイッチ要素の第1
の出力端子Bは次段第n+1段のi番目のスイッチ要素
の入力端子Aに、第2の出力端子Cは次段第n+1段の
i+1番目のスイッチ要素の入力端子Aに接続されてい
る。従って、上記第n段に於けるi番目のスイッチ要素
の第2の出力端子Cと、i+1番目のスイッチ要素の第
1の出力端子Bとは共に第n+1段のi+1番目のスイ
ッチ要素の入力端子Aに接続されていることとなる。例
えば図1の想像線で囲んだMOSTQ9、MOSTQ1
0からなる第3段の2番目のスイッチ要素を拡大した図
3に示すように、その出力端子Bは次段第4段のMOS
TQ15、Q16からなる2番目のスイッチ要素の入力
端子Aに接続され、出力端子Cは次段第4段のMOST
Q17、Q18からなる3番目のスイッチ要素の入力端
子Aに接続されている。
【0012】尚、MOSTQ22〜Q26はNchMO
ST、MOSTQ21はPchMOSTであり、MOS
TQ21〜Q26によりダイナミック回路が構成され、
このカウント回路の使用時にのみオンするようになって
いる。
ST、MOSTQ21はPchMOSTであり、MOS
TQ21〜Q26によりダイナミック回路が構成され、
このカウント回路の使用時にのみオンするようになって
いる。
【0013】以下に本実施例の作動要領について説明す
る。各制御端子I1〜I4の入力信号のうちオン信号を
「H」とし、まず第1段の制御端子I1からの入力信号
が「H」であれば、MOSTQ1がオンし、MOSTQ
2がオフする。すると、第2段に於ては、MOSTQ
3、Q4のみが作動可能となる。次に第2段の制御端子
I2からの入力信号が「L」であれば、MOSTQ4の
みがオンし、MOSTQ3がオフする。すると、第3段
に於ては、MOSTQ9、Q10のみが作動可能とな
る。更に、第3段の制御端子I3からの入力信号が
「H」であれば、MOSTQ9のみがオンし、MOST
Q10がオフする。すると、第4段に於ては、MOST
Q15、Q16のみが作動可能となる。最後に第4段の
制御端子I4からの入力信号が「H」であれば、MOS
TQ15のみがオンし、MOSTQ16がオフする。即
ち出力端子O3からのみローレベル信号が出力され、オ
ン信号が3つ入力されたことが分かる。
る。各制御端子I1〜I4の入力信号のうちオン信号を
「H」とし、まず第1段の制御端子I1からの入力信号
が「H」であれば、MOSTQ1がオンし、MOSTQ
2がオフする。すると、第2段に於ては、MOSTQ
3、Q4のみが作動可能となる。次に第2段の制御端子
I2からの入力信号が「L」であれば、MOSTQ4の
みがオンし、MOSTQ3がオフする。すると、第3段
に於ては、MOSTQ9、Q10のみが作動可能とな
る。更に、第3段の制御端子I3からの入力信号が
「H」であれば、MOSTQ9のみがオンし、MOST
Q10がオフする。すると、第4段に於ては、MOST
Q15、Q16のみが作動可能となる。最後に第4段の
制御端子I4からの入力信号が「H」であれば、MOS
TQ15のみがオンし、MOSTQ16がオフする。即
ち出力端子O3からのみローレベル信号が出力され、オ
ン信号が3つ入力されたことが分かる。
【0014】同様にして、例えば各制御端子I1〜I4
の入力信号が、「L」、「H」、「H」、「H」であれ
ばMOSTQ2、Q4、Q9、Q15のみがオンし、各
制御端子I1〜I4の入力信号が、「H」、「H」、
「L」、「H」であればMOSTQ1、Q3、Q8、Q
15のみがオンし、上記同様に出力端子O3からのみロ
ーレベル信号が出力され、オン信号が3つ入力されたこ
とが分かる。
の入力信号が、「L」、「H」、「H」、「H」であれ
ばMOSTQ2、Q4、Q9、Q15のみがオンし、各
制御端子I1〜I4の入力信号が、「H」、「H」、
「L」、「H」であればMOSTQ1、Q3、Q8、Q
15のみがオンし、上記同様に出力端子O3からのみロ
ーレベル信号が出力され、オン信号が3つ入力されたこ
とが分かる。
【0015】また、例えば各制御端子I1〜I4の入力
信号が、全て「H」であればMOSTQ1、Q3、Q
7、Q13のみがオンし、即ち出力端子O4のみ導通
し、オン信号が4つ入力されたことが分かり、各制御端
子I1〜I4の入力信号が、全て「L」であればMOS
TQ2、Q6、Q12、Q20のみがオンし、即ち出力
端子O0からのみローレベル信号が出力され、オン信号
がなかったことが分かる。
信号が、全て「H」であればMOSTQ1、Q3、Q
7、Q13のみがオンし、即ち出力端子O4のみ導通
し、オン信号が4つ入力されたことが分かり、各制御端
子I1〜I4の入力信号が、全て「L」であればMOS
TQ2、Q6、Q12、Q20のみがオンし、即ち出力
端子O0からのみローレベル信号が出力され、オン信号
がなかったことが分かる。
【0016】上記したように出力端子O0からローレベ
ル信号が出力されたときにはオン信号が0個、出力端子
O1からローレベル信号が出力されたときにはオン信号
が1個、出力端子O2からローレベル信号が出力された
ときにはオン信号が2個、出力端子O3からローレベル
信号が出力されたときにはオン信号が3個、出力端子O
4からローレベル信号が出力されたときにはオン信号が
4個であることが容易に分かる。
ル信号が出力されたときにはオン信号が0個、出力端子
O1からローレベル信号が出力されたときにはオン信号
が1個、出力端子O2からローレベル信号が出力された
ときにはオン信号が2個、出力端子O3からローレベル
信号が出力されたときにはオン信号が3個、出力端子O
4からローレベル信号が出力されたときにはオン信号が
4個であることが容易に分かる。
【0017】尚、本実施例では制御端子が4個の場合を
説明したが、3個、5個或いはそれ以上の場合でもその
構成及び作動は同様であり、例えば5個の場合にはスイ
ッチ要素用トランジスタが10個にインバータが1個、
ダイナミック回路用のNchMOSTが1個、出力端子
が1個増えるのみである。
説明したが、3個、5個或いはそれ以上の場合でもその
構成及び作動は同様であり、例えば5個の場合にはスイ
ッチ要素用トランジスタが10個にインバータが1個、
ダイナミック回路用のNchMOSTが1個、出力端子
が1個増えるのみである。
【0018】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による入力信号カウント回路によれば、N個の制御端
子を第1段〜第N段に分け、第n段に、1つの入力端子
と、第1及び第2の出力端子からなる1対の出力端子と
を有すると共にその段の制御端子からの信号に応じて前
記入力端子からの信号を前記両出力端子のいずれかに選
択的に出力可能とするための1番目乃至n番目のn個の
スイッチ要素を設け、この第n段のi番目のスイッチ要
素に於ける第1の出力端子を次段第n+1段のi番目の
スイッチ要素の入力端子に、第2の出力端子を次段第n
+1段のi番目のスイッチ要素の入力端子に各々接続
し、最終第N段の各スイッチ要素の出力端子からの出力
により0乃至Nの値を得る構成とすることで、制御端子
からのオン信号の数を容易にカウントすることができ、
トランジスタの数を大幅に低減できると共に回路全体を
小型化できる。
明による入力信号カウント回路によれば、N個の制御端
子を第1段〜第N段に分け、第n段に、1つの入力端子
と、第1及び第2の出力端子からなる1対の出力端子と
を有すると共にその段の制御端子からの信号に応じて前
記入力端子からの信号を前記両出力端子のいずれかに選
択的に出力可能とするための1番目乃至n番目のn個の
スイッチ要素を設け、この第n段のi番目のスイッチ要
素に於ける第1の出力端子を次段第n+1段のi番目の
スイッチ要素の入力端子に、第2の出力端子を次段第n
+1段のi番目のスイッチ要素の入力端子に各々接続
し、最終第N段の各スイッチ要素の出力端子からの出力
により0乃至Nの値を得る構成とすることで、制御端子
からのオン信号の数を容易にカウントすることができ、
トランジスタの数を大幅に低減できると共に回路全体を
小型化できる。
【図1】本発明が適用された4制御端子の入力信号カウ
ント回路の構成を示す回路図である。
ント回路の構成を示す回路図である。
【図2】図1の要部を示すモデル回路図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
Q1〜Q20 スイッチ要素用トランジスタ Q21〜Q26 ダイナミック回路用トランジスタ INV1〜INV4 インバータ I1〜I4 制御端子 O0〜O4 出力端子
Claims (3)
- 【請求項1】 第1段から第N段までのN個の制御端
子から入力されたオン信号の数をカウントするための入
力信号カウント回路であって、 第1段から第N段までの第n段(nは1からNまでの整
数)に、1つの入力端子と、第1及び第2の出力端子か
らなる1対の出力端子とを有すると共にその段の制御端
子からの信号に応じて前記入力端子からの信号を前記両
出力端子のいずれかに選択的に出力可能とするための第
1乃至第nのn個のスイッチ要素が設けられ、 第1段から第N−1段までの第n段のi(iは1からn
までの整数)番目のスイッチ要素に於ける第1の出力端
子が第n+1段のi番目のスイッチ要素の入力端子に、
第2の出力端子が第n+1段のi+1番目のスイッチ要
素の入力端子に各々接続され、 第N段の各スイッチ要素の出力端子からの出力により0
乃至Nの値を得ることを特徴とする入力信号カウント回
路。 - 【請求項2】 前記各スイッチ要素が、1対のトラン
ジスタスイッチから構成されていることを特徴とする請
求項1に記載の入力信号カウント回路。 - 【請求項3】 前記各トランジスタがCMOSプロセ
スからなるトランジスタからなることを特徴とする請求
項2に記載の入力信号カウント回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1792993A JPH06204855A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 入力信号カウント回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1792993A JPH06204855A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 入力信号カウント回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06204855A true JPH06204855A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11957464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1792993A Withdrawn JPH06204855A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 入力信号カウント回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06204855A (ja) |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP1792993A patent/JPH06204855A/ja not_active Withdrawn
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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