JPH0620480B2 - 浴 槽 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は改良されたハイドロマッサージ（ｎｙｄｒｏｍ
ａｓｓａｇｅ）を装備した浴槽（ｂａｔｈｔｕｂ）に関
する。

従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 本発明の主たる目的は、上記の型式の浴槽を具体化する
ことであり、これでは標準的入浴が石鹸を使用してする
ことができ、しかも空気を混合した水のマッサージジェ
ットを排出する浴槽の壁上に設けられた浸漬されたノズ
ルを介して汚れた水の漏れによってハイドロマッサージ
システムを全く汚染することがない。

本発明の他の目的は水の圧力及びマッサージのための水
のジエットの方向が調節されることができるような方法
で前記のノズルを具体化することである。

本発明の第３の目的は汚れた水を完全に解放する手段を
備えており、従ってさもなくば浴槽が使用されている間
循環する微生物のいかなる危険な存在をも防止している
ハイドロマッサージシステムを具体化することである。

本発明の第４の目的は、その多重機能が完全に自動化さ
れた方式で予め決定され、且つ実施されることができる
ように設計されたハイドロマッサージシステムを具体化
することである。

本発明の追加の目的は異常な圧力の場合に直ちにシステ
ムを停止することによって自動的に作用する安全手段を
提供することである。

本発明の最後の目的はフイトコスメテイック（ｐｈｙｔ
ｏｃｏｓｍｅｔｉｃ）及び殺菌性の物質を自動的に排出
する装置を装備したハイドロマッサージシステムを提供
することである。

問題点を解決するための手段 本発明によれば、前記目的は、水供給蛇口と、浴槽（１
０）の壁上に複数のノズル（１２）を具備しているハイ
ドロマッサージシステムとを装備しており、該ノズルの
各々に対してそれぞれ排出（１３）及び供給（１４）ラ
インから来る水及び空気が供給され、水の流れが浴槽の
容器部分に連結された吸入ライン（１７）を有している
ポンプ（１５）を経て発生され、一方排出ライン（１
３）がノズル（１２）に連結されている浴槽において、
吸入ライン（１７）が常閉である吸入弁（１６）に経て
浴槽（１０）の容器部分に連結されており、そして各々
のノズルが常閉のプラグ（６９）を具備していて、シー
ルされた方式に排出（１３）及び供給（１４）ラインを
浴槽（１０）の容器部分から分離するようになってお
り、このプラグ（６９）への流れを局限する（ｐａｒｔ
ｉａｌｉｚｅ）する手動手段（６７）が関連づけられて
おり、該システムの自動排出排水系統（ｅｘａｕｓｔ
ｄｒａｉｎａｇｅ）と、蛇口（１１）及びポンプ（１
５）の機能とを制御するために、浴槽内の水のレベル及
び排出ライン（１３）内の水の圧力を感知する手段（２
７）が用意されていることを特徴とする浴槽によって達
成される。

本発明の構造上及び機能上の特徴及びその利点は、本発
明の原理に従って具体化されたハイドロマッサージシス
テムを備えた浴槽を示している添付図面を参照し、以下
の説明の考察から明らかとなるであろう。

実施例 図面の第１図及び第２図を参照すると、浴槽（ｂａｔｈ
ｔｕｂ）１０はそれ自身公知であり、１１によって全体
を示されている混合蛇口（温水及び冷水）を経て主水
（ｍａｉｎ ｗａｔｅｒ）で満たされることができる。

本発明によって具体化されており、且つ浴槽１０の側壁
に沿って適切な高さに配置された複数のノズル１２を具
備している流体マッサージ（ｈｙｄｒｏｍａｓｓａｇ
ｅ）が浴槽１０に関連づけられている。

ノズル１２の各々はそれぞれのライン１３〜１４を通り
供給される水と空気の混合物を選択的に排出することが
できる。

再循環ポンプ１５が水ライン１３に取付けられておりそ
して浴槽１０内に含まれた水を弁１６及び吸入ライン１
７を経て吸引して、その水を排出ライン１３及びノズル
１２を通り浴槽１０内に送る；ノズル１２内で（以下に
よりより明らかとなる）水の流れは絞られ、従ってライ
ン１４から空気を吸引するように低い気圧（ベンチュリ
ー効果）を生じ、の空気がノズル１２によって水の流れ
内に組み入れられて、流体マッサージ効果を生ずる。

空気ライン１４は、それ自身公知の圧力調節器１８を経
て本実施態様に連結されている。

ノズル１２は特質的に自動開閉型であり、且つ例えば常
閉であるソレノイド弁１９のセットによって作動される
流体システムを介して制御される。ソレノイド弁１９は
各々ライン２０を通り下流に、それぞれのノズル１２に
連結されており、そして上流は、ポンプ１５の圧力ライ
ン２２に連結されたヘッダー２１に取付けられている。
各ライン２０またはバイパス２３を有しており、これは
ソレノイド弁１９を越えて延びており、且つ吸入ライン
１７及び３７で絞られた導管３６を通り圧力ライン２２
に連結されたヘッダー２５内のスロットリング２４で終
っている。圧力ライン２２はまたシステムの自動排出排
水系統のための装置と、レベル及び圧力変換器とより成
っており、以下により詳細に説明されている、装置２７
を経て浴槽１０のドレン２６に連結されており、この装
置は混合蛇口１１、ポンブ１５、吸入弁１６の機能を自
動的に制御する。

本発明によるシステム（第１３図及び第１４図）はまた
並んだ貯槽２０１内に含まれた芳香をつけた物質を排出
するユニット２００を装備されているのが有利であり、
前記貯槽２０１に殺菌性の物質の排出のための貯槽２０
２が関連づけられている。貯層２０１〜２０２は、例え
ば電磁型のポンプ２３０の吸入ライン２２９に取付けら
れており、その排出ライン２３１は浴槽１０内に進出し
ている。

図面の第１図及び第２図に示された本発明の全体的な構
造を上記に示したので、そのシステムを説明する。

その実施態様に使用された好ましい主たる構成要素部分
の実施例について以下に詳細に説明する。

図面の第２図乃至第７図を参照すると、本発明によるハ
イドロマッサージシステムに有利に使用されることがで
きるノズル１２が描かれている。

ノズル１２は２つの部分５１、５２で形成された実質的
に球形の本体５０を具備しており、これ等の部分５１、
５２は周辺の開口５４に近接して間を置いたプレート５
３によって一緒にしっかりと一緒に接合されている。本
体５６に対して５８でねじ込まれている第１の成形され
たリングナット５７によって浴槽１０に対して外方に固
定された本体５６内に形成されている相補的な複合シー
テイング（ｃｏｍｏｓｉｔｅ ｓｅａｔｉｎｇ）５５内
で本体５０は回転可能である。第１のリングナット５７
に６０でねじ込まれている第２の成形されたリングナッ
ト５９が球形のシーテイング５５の実施態様を完成して
いる。

本体５６内に、水供給ライン１３及び空気供給ライン１
４の連結のためにそれぞれ部品（ｆｉｔｔｉｎｇｓ）６
１、６２が形成されている。

水は本体５６の開口６３を通り、軸線方向に球形の本体
５０の内部に達することができ、その開口６３はライン
２０によってパイロットされる（ｐｉｌｏｔｅｄ）こと
ができるメンブラン弁６４によって制御されるようにな
っていて、このライン２０によって上流と下流に圧力差
が生じて、それぞれ第４図及び第５図に示された開いた
位置と閉じた位置との間にメンブラン６４の運動を生ず
る。

空気は、開口５４に近接した第１のリングナット５７内
に形成された環状の開口６５を通って、半径方向に球形
の本体５０の内部に達することができる。

球形の本体５０上に、水及び空気を排除するための導管
６７が、位置調整可能な方法で、６６にねじ込まれてお
り、この導管は軸線方向に穴のあいた中央ステム（ｓｔ
ｅｍ）６８を有しており、このステム上にスプリング７
０によって第３図に示された閉じた位置に押されている
可動プラグ６９が取付けられている。この位置におい
て、球形の本体５０の部分５１、５２内にそれぞれ形成
されたそれぞれの環状シーテイング７２、７３に当接す
る１対のＯ・リング７０、７１を経てシール閉鎖を生ず
ることによって、プラグ６９は水の流れが浴槽１０から
システムの内部に入るのを防止している。

図面から明らかな如く、プラグ６９はその前方の位置に
おいて導管６７のステム６８によって案内されており、
且つその後方部分においてプラグ６９のタング（ｔａｎ
ｇ）７５と協働している本体５１の一連の半径方向の舌
片（ｔｏｎｇｕｅｓ）７４によって案内されている。

第６図及び第７図は、環状の通路７６、７７（第４図）
を通る水の流れの調節を得るためにプラグ６９の位置に
影響を与えるように軸線方向に調整可能な方法で本体５
０の部分５２上への導管６７の取付けを示している。

特色として、該取付けは本体５０の部分５２及び導管６
７の外表面上にそれぞれ形成されたねじ領域７８、７９
を経て行なわれる。ねじ７９は突出したテイル（ｔａｉ
ｌ）８０で終っており、弾性的に屈曲可能な型式であっ
て、これは最大閉鎖位置と最大開放位置との間の中間位
置における導管６７の安定な位置づけを得るようにねじ
領域７８上に保持すべき一定の摩擦をもたらす。

テイル８０はまた導管６７をプラグ６９の最大開放位置
に阻止するために領域７８のターミナルレッジ（ｔｅｒ
ｍｉｎａｌ ｌｅｄｇｅ）８１と協働し、そして２つの
直径方向に２つの直径方向に反対の溝８２、８３を備え
ていて、それ等の中でテイルは１８０度毎に導管６７の
中間調整位置を決定する作用をする。

本体５０の部分５２の口において、導管６７が取付けら
れるとき突出したテイル８０の通過を許容するために弧
状の平削り部８４が用意されている。導管６７はテイル
８０を手で下げることによって部分５２から取外され
る。

第８図乃至第１０図を参照して、吸入弁１６の実施態様
の実行できる形式について説明する。

弁１６は、１方を他方に挿入し、且つラッチ係合によっ
て一緒にしっかりと接合された２つの管状の部分１０
１、１０２の形状の可変長さのステムを備えた構造的に
きのこ形状の弁要素１００より成っている。更に詳細に
は、管状部分１０１はきのこ形状部分１００と連続して
おり、且つ内部に一連の連続の、平行な環状溝１０３を
特色としており、これ等の溝１０３と環状部分１０２上
に形成されたラッチ適合する（ｌａｔｃｈｉｎｇｌｙ
ｍａｔｈｉｎｇ）環状の突出した部分１０４に係合する
ようになっている。上記のラッチング係合を行なうため
に、部分１０２は、母線に沿って、一連の弱いスリット
１０５を有している。部分１０１において、また閉鎖
（ｃｌｏｓｕｒｅ）兼ロッキングピン１０６が挿入され
ており、且つラッチング係合されている。

上記のきのこ形状の弁要素１００は、吸入ライン１３に
連結のためのねじ付き部品１１１に設けられている本体
１１０上に１０９でねじ込まれたリングナット１０８上
に形成された円錐形のシーテイング１０７に対して可動
である；この方法では、リングナット１０８及び本体１
１０は浴槽１０の壁上にしっかりと固定される。

本体１１０はまた弁要素１００を案内するためにスリー
ブ１１２を有している。

スリーブ１１２とバルブ要素１００のステムの部分１０
２に連続する末端のワッシャー１１４との間で作用する
スプリング１１３が弁要素１００を第８図に示されたシ
ーテイング１０７に対して閉じた位置に保っている。

ワッシャー１１４はメンブラン１１５に固定されてお
り、このメンブラン１１５はパイロットランプ３１から
来る圧力下の水によって応力を加えられて、弁要素１０
０を第９図に示された開いた位置に動かす。

番号１１６はリングナット１０８上に１１７でねじ来れ
た保護カバーを示しており、且つ吸引した水の通路のた
めに半径方向の開口１１８を備えている。

上記の水力システムの代りとして弁要素１００の制御は
第１１図に示された如き電子機械装置を経て行なわれる
ことができる。

該装置は端部１２２の１つに近接して固定された支持体
に１２１でピポットされているレバー１２０を具備して
おり、これにそれ自体公知の直線型の熱電気作動器１２
４のプッシュ型要素１２３が作用する。レバー１２０の
反対の端部は弁要素１００のステム１２５に対して関節
式に（ａｒｔｉｃｕｌａｔｅｄ ｍａｎｎｅｒ）１２２
において制限されている。スプリング１２６がレバー１
２０を弁要素１００の蓋の位置に押している。

第１２図を参照すると、ライン２２に取付けられた２重
（ｄｕａｌ）安全レベル及び圧力変換システムの自動排
出排水系統の実施態様の好ましい形式が描かれている。

装置２７は構造的にカバー１５１を備えたビーカー（ｂ
ｅａｋｅｒ）形状の本体より成っている。ビーカー１５
０とカバー１５１との間に柔軟な環状のメンブラン１５
２がクランプされており、このメンブラン１５２から可
動要素１５３が懸垂されている。第１２図から明らかな
如く、可動要素１５３はリング１５４及び一連のねじ１
５５を経てメンブラン１５２に固定されている。

要素１５３は構造的にキャップ１５６を含み、その軸線
方向にプラグ１５８のステム１５７が１対の同軸心の戻
りスプリング１５９、１６０の作用に抗して可動であ
る。

プラグ１５８は、ビーカー１５０の底部の開口１６１に
よって、ポンプ１５からドレン２６への水の通路を制御
する。

カバー１５１はまた光学的受光近接センサ（ｏｐｔｉｃ
ａｌ ｅｍｉｔｔｅｒｒｅｃｅｉｖｅｄ ｐｒｏｘｉｍ
ｉｔｙ ｓｅｎｓｏｒ）１６２を保持しており、これは
任意の公知の形式であることができ、固定ビーカー１５
０内の可動要素１５３の位置を検出する目的のためにロ
ッキングリング１５４の上部表面１６３と協働してい
る。センサ１６２の出力信号は第１図及び第２図の１６
５によって概略的に示されたシステムの自動プログラマ
ーに送られて、これがその信号を処理し、従って以下に
説明されている如く、異なる構成要素を異なるコマンド
を与える。

第１３図、第１４図を参照すると、分配ユニット（ｄｉ
ｓｐｅｎｓｅｒ ｕｎｉｔ）２００が非常に詳細に描か
れている。このユニット２００は構造的にフイトコスメ
テイック（ｐｈｙｔｏｃｏｓｍｅｔｉｃ）物質の分配を
意図した１対の並んだサブ・ユニット２０１と、殺菌性
の物質を分配する意図を有する少くとも１つのサブ・ユ
ニット２０２とより成っている。

各々のサブ・ユニット２０１及び２０２は構造的に２３
４において穴があいており、且つ自由に取外し可能な蓋
を備えた容器２１３を含んでいる（第２図）。

蓋２１４は、Ｏ・リング（ＯＲ）シール２３５とシーテ
イング２３７に収容された単動弁２３６とを備えている
ので、フイトコスメテイック及び殺菌性の物質によって
生成された蒸気を逃がさない。

しかし乍ら、弁２３６は、容器内の上記物質がポンプ２
３０によってくみ出されたときに外気が容器２１３に入
るのを許容し（以下に説明されている如く）、従って真
空の形成を防ぐ。

容器２１３の底部２１５はボール逆止弁２１７を備えた
排出口２１６の方向に傾斜がつけられている。図面の第
１４図から明らかな如く、排出口２１６は雄の部品２１
８を経て下にある計量チャンバ２２０の同軸心の雌の部
品内に自由に挿入されるように形成されている。部品２
１９はボール逆止弁２１７を開くためのピン２２１を備
えている。

Ｏ・リング（ＯＲ）シール２３８はフイトコスメテイッ
ク及び殺菌性の物質が分散されるのを防止しており、容
器２１３の部品２１８が部品２１１内に置かれたとき、
即ちピン２２１が弁２１７を押し上げるときから上記フ
イトコスメテイック及び殺菌性の物質がチヤンバ２２０
のみに入るのを保証している。

他方において、容器２１３が充填又は掃除のために取外
されなければならないとき、弁２１７はＯ・リングシー
ル２３８が雌の部品２１９から完全に外される前にピン
２２１の作用を断念し（ａｂｏｎｄｏｎ）、従ってなお
含まれている上記物質の無駄な分散を防止する。

取外されたとき、容器２１３は完全なシール密封を有し
ている。

チャンバ２２０の出口２２２の穴は逆止弁２２４を経て
ヘッダー２２３に連絡しており、且つソレノイド弁２２
６の円錐形ニードル２２５によって制御される。上流に
おいて、ヘッダー２２３はソレノイド弁２２７を経て、
水供給導管２２８に連絡しており；下流において、ヘッ
ダー２２３は、好ましくは電磁式であるポンプ２３０の
吸引ライン２２９に連絡しており、ポンプ２３０の排出
ライン２３１が浴槽（図示せず）内に進出している。

上記の排出ユニットの機能はまた例えばユニット２０１
又は２０２が特定のフイトコスメテイック又は殺菌性の
物質のために間に介在しなければならないように使用者
が選択する自動プログラマー２３２によって有利に制限
される。

簡単に述べると、使用者によって選択されたプログラム
によって、最初にソレノイド弁（少くとも１つ）２２６
が開き、それからポンプ２３０がタイマー２３３によっ
てプログラムされた時間の間作動して、予め選択された
ユニット２０１−２０２の容器２１３から吸引された一
定量の物質をヘッダ２２３内に吸引する。

ソレノイド弁２２６が次に閉ざされ、その後ソレノイド
弁２２７が所定の時間の間開かれて導管２２８から来る
主水（ｍａｉｎ ｗａｔｅｒ）をヘッダー２２３を通り
供給し、この主水が予めポンプで送られた物質を伴出し
てそれ等を吸引管２２９及びポンプの排出ライン２３１
を経て浴槽内に排出し、それは無視できる圧力降下で、
メイン（ｍａｉｎ）から来る水によって横断されること
ができる。

図面を参照して今までに説明した方法で具体化されてい
るハイドロマッサージシステムを備えた浴槽は下記の如
く作動する： ハイドロマッサージのない標準の浴槽は混合蛇口１１を
オンにすることによって水を浴槽に満たすことによって
利用されることができる。この状態では、ハイドロマッ
サージシステムは不作動であり、従ってポンプ１５が不
作動であって、吸入弁１６は第８図に示された閉じた位
置にあり、そしてすべてのプラグ６９は、自動的にスプ
リング７０によってとられる第３図に示された閉じた位
置にある。この方法では汚れた水はハイドロマッサージ
システムに入ることができず、それは汚染されない。

浴槽１０は常態では排出ドレン２６を開くことによって
空にされる。

ハイドロマッサージを行なう正しい方法はノズル１２が
浸漬されるまで、浴槽１０を清浄な水で満たし、それか
らマッサージされるべき身体の部分によってすべて又は
より少い数のノズル１２を第４図によって示された位置
に作動することであり、その間水循環ポンプ１５は作動
し、且つ吸入弁１６は開いている。

自動プログラマ１６５に供給されるハイドロマッサージ
プログラム指令によって、ソレノイド弁１９はすべて又
はそれより少い数が開かれて、圧力下の水をそれぞれの
ライン２０内に送り、柔軟なメンブラン弁６４を開放せ
しめ、従ってまたプラグ６９を開放せしめる。それから
プラグはライン１３から来る水によって突き当てられ
る。プラグ６９の開放はまた空気ライン１４を導管６７
と連絡させ、この場合に空気と水を浴槽１０内に排除さ
れる前によく混合する。

すべのノズル１２が作動しているとき、１又は同じ位置
に調節されたそれぞれの導管６７によって、等しい圧力
の水ジェットが生成される。異なるノズル１２における
分化した（ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｔｅｄ）圧力が、よ
り大きく、又はより少い程度まで環状通路７６、７７を
絞り１方又は他方に導管６７を回転することによって得
られることができる。

論理的に、１又はそれ以上のノズル１２の閉鎖は残りの
他の開いたノズル１２を出るジエットの圧力を増加す
る。

装置２７は、ハイドロマッサージを実施のために浴槽１
０を満している間でも、浴槽内の水がレベル０に達した
後、ハイドロリックシステムのすべての部分において更
に他の自動排出器（ａｕｔｏｍａｔｉｃ ｅｘｈａｕｓ
ｔ ｄｉｓｃｈａｒｇｅ）として機能することに注目さ
れるべきである。

というは、該Ｏレベルにおいて、水は開いた吸入弁１
６、導管１７、ポンプ１５、導管２２を通り浴槽１０か
ら漏れ始め、従って水は装置２７（第１図）を通過して
浴槽排出ドレン２６に達し、システムの最後の使用後該
構成要素案内に残ったいかなる望ましくない汚染物残渣
をも洗い流す。装置２７における水入口部分はプラグ１
５８によって制御される出口１６１の部分よりもかなり
大きいので、ビーカー１５０は水で満たされ、そしてレ
ベル１が浴槽内に達成されると、ビーカー１５０内の水
の圧力が他の半径方向の舌片１６４上に静止している要
素の重量に打ち勝って、それを上昇してプラグ１５８が
開口１６１を閉じるように導くようになっている。

このレベル１の上方から、装置２７はレベル変換器とし
て作動する。

というのは、浴槽１０内の水のレベルが増加するに従っ
て、装置２７の可動要素１５３は該水レベルの増加に比
例する重量を有するようになる。

この段階において弱い方のスプリング１５９によって相
殺されている可動要素１５３の上方への運動は光学的変
換器１６２によって検出され、この変換器１６２はレベ
ル２及び３にそれぞれ達したときに所定の異なる信号を
発してタップ１１からの水の排出を止める。

男性又は女性自身の本体重量によって、使用者は自動プ
ログラマー１６５のプログラミング中択一的にレベル２
及び３を選択できる。

詳細には、浴槽１０内の水がノズル１２を浸漬するレベ
ル２はまた安全レベルであり、これ以下ではポンプは作
動を妨げられる。ハイドロマッサージ操作中では、浴槽
内の水がレベル２、又はレベル３に達したとき、働いて
いるポンプ１５がライン２２内の圧力、従ってまた装置
２７のビーカー１５０内の圧力の増加を生ずる；この圧
力増加はまた強い方のスプリング１６０の抵抗に打ち勝
つようになっていて、第１２図の装置に示された位置４
と５との間に可動要素１５３の更にそれ以上の上昇を生
ずる。

光学的変換器１６２によって検出された可動要素１５３
の更にそれ以上の上昇はポンプ１５の圧力に比例し、そ
の圧力は更に相対的導管６７を手で作用することによっ
て使用者によって行なわれるノズル１２のプラグ６９の
位置に関連づけられる。

位置５は最高ハイドロマッサージ使用圧力に対応してお
り、これ以上の圧力では光学的変換器１６２がポンプ１
５を制御して、使用者があやまってハイドロマッサージ
の操作中ノズル１２のプラグ６９のすべてを閉じたとき
に、自動的にポンプを停止する。

これは最高使用圧力における安全を提供する。

他方において、位置４は最低使用圧力に対応しており、
ハイドロマッサージの使用中身体（又は他の物体）のい
かなる部分もあやまって吸入弁１６の口に対して吸い込
まれたときに使用者に対する安全を提供する。

またレベル１から下方の、浴槽の空の間、装置２７はシ
ステムのための自動排出器ととして作用して、ポンプ１
５内にさもなくば残る汚染した水のポケットを排除す
る。

最後に、水がレベル０以下に落ちたとき、光学的装置１
６２を経て装置２７は自動プログラマー１６５にすべて
のノズル１２及び吸入弁１６の閉鎖のための信号を提供
する。

本発明により具体化されたシステムでは、「フィート
（ｆｅｅｔ）」端から「ヘッド（ｈｅａｄ）」端まで進
行（ｐｒｏｇｒｅｓｓｉｖｅ）ハイドロマッサージの特
定のプログラムをコード化することができる。

ノズルは「フィート」端からスタートし、そして「ヘッ
ド」端で終るプリセット時間期間の間シーケンス方式で
対で働き、そのシーケンスは再び「フィート」からスタ
ートして、それ自身無限回数繰返される。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はハイドロマッサージシステムを装備
した本発明による浴槽の概略的な例示である： 第３図乃至第５図は３つの異なる作動状態における本発
明によって具体化されたハイドロマッサージノズルを例
示している断面図である； 第６図は第３図乃至第５図に示されたノズルの拡大斜視
図である； 第７図は該ノズルの断面である； 第８図及び第９図は２つの異なる作動状態におけるシス
テムの吸入弁を例示している断面図である； 第１０図は第８図及び第９図に示された吸入弁の弁要素
を例示している拡大斜視図である； 第１１図は第８図乃至第１０図に示された吸入弁の変形
である； 第１２図は本発明によるシステムの自動排出排水系統
と、該システムに対するレベル及び圧力変換器とを例示
している断面図である； 第１３図はフイトコスメチック及び殺菌性の物質を分配
するユニットの概略図である； 第１４図は第１３図に示されたユニットの単一のサブ・
ユニットの分解図である。 １０……浴槽 １２……ノズル １５……循環ポンプ １６……吸入弁 １９……ソレノイド弁 ２１……ヘッダー ２６……ドレイン ５０，５６……本体 ５７……リングナット ６４……メンブラン弁 ６７……導管 ６８……ステム ６９……プラグ ７８，７９……ねじ領域 ８０……テイル １００……弁要素 １０３……環状溝 １１０……本体 １０８……リングナット １１２……スリーブ １１４……ワッシヤー １１５……メンブラン １２０……レバー １２４……熱電気作動器 １５０……ビーカー １５２……メンブラン １５３……可動要素 １５８……プラグ １５９，１６０……スプリング ２００……ユニット ２０１，２０２……サブ・ユニット ２１６……排出口 ２２０……計量チヤンバ ２２３……ヘッダー

Claims (19)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】水供給蛇口と、浴槽の壁上に複数のノズル
   を具備しているハイドロマッサージシステムとを装備し
   ており、該ノズルの各々に対してそれぞれ排出及び供給
   ラインから来る水及び空気が供給され、水の流れが該浴
   槽の容器部分に連結された吸入ラインを有しているポン
   プを経て発生され、一方該排出ラインが該ノズルに連結
   されている浴槽において、 該吸入ラインが常閉である吸入弁によって該浴槽の容器
   部分に連結されており、各々のノズルが常閉のプラグを
   具備していて、シールされた方式で該排出ライン及び該
   供給ラインを該浴槽の容器部分から分離するようになっ
   ており、該プラグに流れを局限するための手動手段がま
   た関連づけられており、該システムの自動排出排水系統
   と、該蛇口及び該ポンプの機能とを制御するために、該
   浴槽内の水のレベル及び該排出ライン内の水の圧力を感
   知する手段がまた用意されていることを特徴とする浴
   槽。
2. 【請求項２】該流れを局限する手段が該ノズルのマッチ
   ングシーテイング内で回転可能である球状体にねじで取
   付けられた導管を具備しており、該導管が中央ステムを
   備えており、該中央ステム上に該可動プラグが取付けら
   れており、該プラグを該閉じた位置に押すようになって
   いるスプリングが該ステムと該プラグとの間に軸線方向
   に用意されている特許請求の範囲第１項記載の浴槽。
3. 【請求項３】該球状体が、上流の該空気供給ラインと下
   流の該導管とを連絡する周辺の開口を形成するように一
   緒に接合された２つの部分で具体化されている特許請求
   の範囲第２項記載の浴槽。
4. 【請求項４】間に入れられた該プラグを備えた該導管が
   自動作動弁によって制御される該シーテイングの開口を
   経て水吸入ラインに連絡している特許請求の範囲第２項
   記載の浴槽。
5. 【請求項５】該シーテイングが合成物であり、且つ、組
   合わせにおいて、本体であって、該本体にねじ込まれた
   第１の成形されたリングナットによって該浴槽に対して
   外側に固定された本体と、該第１のリングナットにねじ
   込まれており、該第１の成形されたリングナットと共に
   該ノズルの球状体がその中で回転するシーテイングを形
   成する第２のリングナットとを具備している特許請求の
   範囲第２項記載の浴槽。
6. 【請求項６】該本体上への該導管のねじ取付けがそれぞ
   れ該本体の１部分上に、及び該導管の外面上に形成され
   た１対のねじ領域によって行なわれ、該ねじ領域が、弾
   性の、屈曲可能な突出したテイルで終っており、該テイ
   ルが該ねじ領域上に保持するために一定の摩擦をもたら
   し、且つまた該プラグの最大開放位置において該導管の
   進行を阻止するために該ねじ領域の末端のレッジと協働
   しており、そして２つの直径方向に対向する溝を備えて
   いて、その中で該テイルが、１８０度毎に、該導管の中
   間調節位置を決定するように作用し、該部分の口のとこ
   ろに、該導管が挿入されるとき該テイルの通路のための
   弧状の平削り部が用意されている特許請求の範囲第２項
   記載の浴槽。
7. 【請求項７】該吸入弁が該浴槽に固定されたシーテイン
   グに対してスプリングの作用に抗して可動であるきのこ
   形状の弁要素を具備していて、該浴槽の容器部分から吸
   入ラインへの水の流れを制御するようになっており、該
   きのこ形状の要素を開放位置に導くための制御手段が用
   意されている特許請求の範囲第１項記載の浴槽。
8. 【請求項８】該きのこ形状の要素が２つの管状部分内に
   １方が他方に挿入されており、且つラッチング係合によ
   ってしっかりと一緒に接合されるステムを具備している
   特許請求の範囲第１項記載の浴槽。
9. 【請求項９】該部分が該きのこ形状の要素に続いてお
   り、且つ内部に一連の連続の、且つ平行な環状の溝を有
   しており、該溝に適合して、該部分上に形成された環状
   の突出部分が母線に沿って弱いスロットを有している部
   分にラッチング係合するようになっており、閉鎖兼ロッ
   キングピンが該部分内に挿入され、且つ該部分とラッチ
   ング係合されている特許請求の範囲第８項記載の浴槽。
10. 【請求項１０】該シーテイングが、水吸入ラインに連結
    するためにねじ部品を備えている該本体上にねじ込まれ
    たリングナット上に形成されており、該本体がまた該弁
    要素を案内するためのスリーブを有しており、該スプリ
    ングがスリーブと、該きのこ形状の要素のステムに続い
    ている末端の背面ワッシャーとの間で作用し、該ワッシ
    ャーが該要素を開放位置に動かすたのパイロット水ライ
    ンの下流に取付けられたメンブランに対して固定されて
    いる特許請求の範囲第７項記載の浴槽。
11. 【請求項１１】吸引された水の通路のための半径方向の
    開口を備えた保護カバーが該リングナット上にねじ込ま
    れている特許請求の範囲第１０項記載の浴槽。
12. 【請求項１２】該きのこ形状の弁要素を開放位置に導く
    制御がレバーの１方の端に作用するプッシユ型の要素を
    備えた直線状の熱電気作動器を具備しており、その反対
    の端が該きのこ弁要素のステムに対して間接式に連結さ
    れている特許請求の範囲第７項記載の装置。
13. 【請求項１３】該浴槽内の水のレベル及び排出ラインに
    おける水の圧力を感知する手段が、自動排出装置と、中
    空体から形成された圧力兼レベル変換器とを具備してお
    り、前記の中空体内に光学的近接変換器と協働し、且つ
    該弁又は該ポンプを通り、浴槽から来る水の通路を制御
    しているプラグを保持している可動要素が取付けられて
    おり、該可動要素の並進運動がそれぞれより少い及びよ
    り大きい力を有している第１のスプリング及び第２のス
    プリングによって相殺されている特許請求の範囲第１項
    記載の浴槽。
14. 【請求項１４】該装置がカバーを備えたビーカー形状の
    本体を具備しており、該ビーカーと該カバーとの間に柔
    軟な環状のメンブランがクランプされており、該メンブ
    ランから該可動要素がロッキングリングによって懸垂さ
    れており、該可動要素が軸線方向にキャップに形成され
    ていて、該キヤップに対してプラグのステムがスプリン
    グの作用に抗して可動である特許請求の範囲第１３項記
    載の浴槽。
15. 【請求項１５】フイトコスメテイック及び殺菌性の物質
    を排出するユニットを具備しており、それ等がこのよう
    な物質を分配する意図を有している複数の並んだサブ・
    ユニットを含んでおり、該サブ・ユニットの各々が第１
    のバルブ群を通りヘツダーに連絡している排出口を備え
    ていて、該ヘツダーが水を第２の弁群を通り供給するた
    めに上流に、且つポンプの吸入ラインに対して、下流に
    連結されていて、その排出ラインが浴槽内に進出してい
    る特許請求の範囲第１〜１４項のいづれか１つの項に記
    載の浴槽。
16. 【請求項１６】該容器が逆止弁を備えた出口穴を通り該
    ヘツダーに連絡している計量チヤンバに係合されてお
    り、該出口穴からの排出がソレノイド弁によって制御さ
    れる円錐形のニードルによって制御される特許請求の範
    囲第１５項記載の浴槽。
17. 【請求項１７】該ポンプが電磁型である特許請求の範囲
    第１５項記載の浴槽。
18. 【請求項１８】該容器が、自由に可動であり、逆止弁を
    備えた穴を具備しており、該蓋がまた周辺のシールガス
    ケットを備えている特許請求の範囲第１５項記載の浴
    槽。
19. 【請求項１９】該容器が、それぞれ雄及び雌である部品
    を経て計量チヤンバにシールされ、且つ可動式に係合さ
    れており、該雄部品が逆止弁を備えていて、該逆止弁と
    該雌部品のピンが協働している特許請求の範囲第１５項
    記載の浴槽。