JPH06204776A - 圧電薄膜振動子の製造方法 - Google Patents

圧電薄膜振動子の製造方法

Info

Publication number
JPH06204776A
JPH06204776A JP34964792A JP34964792A JPH06204776A JP H06204776 A JPH06204776 A JP H06204776A JP 34964792 A JP34964792 A JP 34964792A JP 34964792 A JP34964792 A JP 34964792A JP H06204776 A JPH06204776 A JP H06204776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
piezoelectric thin
wafer
etching
mask pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP34964792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Kasagi
昌克 笠置
Shigeyuki Morimoto
茂行 森本
Hoku Hoa Uu
ホク・ホア ウー・
Nobuyoshi Sakamoto
信義 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP34964792A priority Critical patent/JPH06204776A/ja
Publication of JPH06204776A publication Critical patent/JPH06204776A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Weting (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 犠牲膜を形成することなしに、ウエハ片面だ
けのフォトリソ工程という簡単な製造プロセスで、容易
にSiウエハ表面に圧電薄膜振動子を形成する。 【構成】 (100)Siウエハ1の異方性エッチング
を行って圧電薄膜振動子を形成する工程において、(1
00)Siウエハ1を異方性エッチングする際に、ガラ
スマスク21を用い、矩形開口部の一辺が(100)S
iウエハ1の(110)軸と角度θ(例えば、20°〜
45°)をなすように該(100)Siウエハ1の裏面
にエッチング用マスクパターンを形成し、このマスクパ
ターンを用いて異方性エッチングを行い、該(100)
Siウエハ1内に圧電薄膜振動子を架設するための穴を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力/電気変換機能を
有する圧電薄膜振動子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;ピィアールオーシ オブ アイイーイーイー マ
イクロ エレクトロメカニカル システム ワークショ
ップ (Proc. of IEEE Micro Electro Mechanical Sys
tem Workshop)(1991)(米)A.Koide,etal“Simulati
on of two-dimensional etch profile of silicon duri
ng orientation-dependent anisotropic etching”P.
216 −220 図2は、従来の圧電薄膜振動子の一構成例を示す断面構
造図である。この圧電薄膜振動子では、(100)Si
ウエハがダイシング(分割)された(100)Si基板
1aを有し、その両面にSiO2 からなる酸化膜2,3
が形成されている。基板裏面の酸化膜3には、それに形
成された開口部を介して異方性エッチングが行われ、穴
4が形成されている。基板表面の酸化膜2上には、Au
からなる下部電極5が形成され、その上に、ZnOから
なる圧電薄膜6を介して、Auからなる上部電極7が形
成されている。この種の圧電薄膜振動子では、圧電薄膜
6が振動可能な構造になっているため、該圧電薄膜6が
圧力/電気変換動作を行う。
【0003】図3及び図4は、図2に示す構造の従来の
圧電薄膜振動子の製造方法の一例を示す製造プロセス図
である。この圧電薄膜振動子の製造プロセスは、ステッ
プ(1)〜(11)の工程からなり、(100)Siウ
エハ1の異方性エッチングを利用し、基板裏面から該
(100)Siウエハ1をエッチングして圧電薄膜振動
子(ダイヤフラム)を形成するようになっている。以
下、その各ステップ(1)〜(11)を説明する。
【0004】まず、図3のステップ(1)において、
(100)Siウエハ1の両面に酸化膜2,3を形成
し、ステップ(2)で、基板裏面の酸化膜3上にレジス
ト10を塗布する。ステップ(3)において、エッチン
グパターン11aが形成されたガラスマスク11を、レ
ジスト10上に位置合わせし、紫外光(UV)または深
い紫外光(Deep UV Light )Hを照射し、該レジスト1
0を露光する。露光後、ステップ(4)で、レジスト1
0を現像し、レジストパターン10aを形成する。そし
て、レジストパターン10aを用いて基板裏面の酸化膜
3をエッチングし、エッチング用マスクパターン3aを
形成する。次に、図4のステップ(6)で、不必要にな
ったレジストパターン10aを除去し、マスクパターン
3aを用いて(100)Siウエハ1を異方性エッチン
グして穴4を形成する。そして、基板表面の酸化膜2上
に下部電極5を選択的に形成し、その上に、ステップ
(9)で圧電薄膜6を形成し、さらに該圧電薄膜6上
に、ステップ(10)で上部電極7を形成する。最後
に、ステップ(11)で、(100)Siウエハ1をダ
イシングして複数の(100)Si基板1aに分離すれ
ば、図2の圧電薄膜振動子の製造が完了する。ところ
が、図3及び図4に示すような製造プロセスでは、次の
ような欠点(a)〜(c)があった。
【0005】(a) (100)Siウエハ1に穴4を
開けてしまうので、該(100)Siウエハ1の機械的
強度が小さくなり、製造工程中での破損が増える。 (b) 機械的強度を上げるために、(100)Siウ
エハ1を厚くすると、異方性エッチングに要する時間が
増加する。 (c) (100)Siウエハ1の両面でのマスクアラ
イメントが必要であるため、基板両面の鏡面研磨や両面
アライナ等の特殊な装置が必要になる等の欠点がある。 そこで、従来はこれらの欠点を除去するため、(10
0)Siウエハ1の片面だけのエッチングで圧電薄膜振
動子を形成する方法が提案されている。図5〜図12に
その製造プロセスを示す。この図5〜図10に示す従来
の他の圧電薄膜振動子の製造プロセスは、ステップ
(1)〜(19)の工程からなる。そのうち、図5のス
テップ(1)〜(5)、及び図6のステップ(6)まで
は、従来の図3のステップ(1)〜(5)、及び図4の
ステップ(6)までと同一であり、それ以降の処理内容
が異なっている。
【0006】即ち、図6のステップ(7)において、
(100)Siウエハ1の異方性エッチングを途中で終
了し、該ウエハ1上に形成された穴4aを、ステップ
(8)で、ZnOのように弱酸等で容易に溶解、除去で
きる物質からなる犠牲層12で埋める。そして、図7の
ステップ(9)で、犠牲層12をパターニングし、その
上に、ステップ(10)でSi酸化膜またはSi窒化膜
(以下、単に酸化膜という)13を堆積する。
【0007】次に、図8のステップ(11)で、酸化膜
13上に下部電極5を形成し、その下部電極5上に、ス
テップ(12)で圧電薄膜6を形成し、さらにその圧電
薄膜6上に、図9のステップ(13)で上部電極7を形
成する。図9のステップ(14)で、基板裏面にレジス
ト14を塗布し、図10のステップ(15)で、そのレ
ジスト14をパターニングしてレジストパターン14a
を形成する。ステップ(16)において、レジストパタ
ーン14aを用いて酸化膜13をエッチングし、さらに
図11のステップ(17)で、穴4aに埋めた犠牲層1
2を除去する。その後、図11のステップ(18)で、
不必要になったレジストパターン14aを除去し、図1
2のステップ(19)で、(100)Siウエハ1をダ
イシングして複数の(100)Si基板1aに分離すれ
ば、図2の圧電薄膜振動子の製造が完了する。図13
は、(100)Siの異方性エッチング用マスクパター
ン3aを形成するときに用いられるガラスマスク11に
おけるエッチングパターン11aのアライメント方法を
示す図、つまり(100)Siウエハ1の結晶軸とガラ
スマスク11上のエッチングパターン11aとの位置関
係を示す図である。図13において、(100)Siウ
エハ1には、オリフラOFが形成されている。このアラ
イメント方法では、ガラスマスク11上の矩形のエッチ
ングパターン11aの一辺が、(100)Siウエハ1
の(110)方向に平行になるようにアライメントし、
露光する。このアライメント方法で、(100)Siウ
エハ1の表面に形成された酸化膜3に矩形の開口部を形
成し、例えばKOH溶液(KOH 750g +H2
1500ml,70℃)で、(100)Siウエハ1を
異方性エッチングすると、エッチング終了後の圧電薄膜
振動子部分の断面が図14のようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図5〜図12に示す圧電薄膜振動子の製造方法では、犠
牲層12を堆積する工程(図6のステップ(8))、必要
な部分にだけ犠牲層12を残すためのフォトリソ工程
(図7のステップ(9))、及び犠牲層12を除去する工
程(図11のステップ(17))等が必要であり、圧電薄
膜振動子の製造プロセスが複雑になるという問題があっ
た。本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、
犠牲層の形成によって圧電薄膜振動子の製造プロセスが
複雑になるという点について解決し、容易に基板上に圧
電薄膜振動子を形成する圧電薄膜振動子の製造方法を提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、(100)Siウエハの片面に、エッチ
ング用の矩形開口部を有するエッチング用マスクパター
ンを形成し、前記エッチング用マスクパターンを用い、
前記(100)Siウエハに対する異方性エッチングを
行って該(100)Siウエハに穴を形成し、前記穴上
に電極付きの圧電薄膜を架設形成する圧電薄膜振動子の
製造方法において、次のような手段を講じている。即
ち、本発明では、エッチング用マスク材である絶縁膜
(例えば、Si酸化膜またはSi窒化膜)に前記エッチ
ング用の矩形開口部を形成する場合に、該矩形開口部の
一辺が前記(100)Siウエハの(110)軸と0で
ない角度をなすように前記エッチング用マスクパターン
を形成し、このエッチング用マスクパターンを用いて前
記異方性エッチングを行うようにしている。
【0010】
【作用】本発明によれば、矩形開口部の一辺が(10
0)Siウエハの(110)軸と0°でない適当な角度
(例えば、20°〜45°)をなすようにマスクパター
ンを形成し、そのマスクパターンを用いて(100)S
iウエハに対する異方性エッチングを行うと、その異方
性エッチングが該マスクパターンの下にまわり込んで進
行し、適当な深さの穴が形成される。これにより、従来
のような犠牲層を形成することなしに、簡単な製造プロ
セスで、圧電薄膜振動子の形成が行える。従って、前記
課題を解決できるのである。
【0011】
【実施例】図15〜図19は、本発明の実施例の製造方
法を示すもので、例えば従来の図2の圧電薄膜振動子の
製造プロセスを示す図である。本実施例の圧電薄膜振動
子の製造プロセスは、ステップ(1)〜(11)の工程
からなる。従来の方法と基本的に異なる点は、エッチン
グ用マスクパターンの形成の際のアライメント方法が異
なることと、そのエッチング用マスクパターンを用いた
以降の圧電薄膜振動子の製造プロセスが異なることであ
る。以下、それらの製造プロセスを説明する。図2の圧
電薄膜振動子を製造する場合、まず、図15のステップ
(1)で、従来と同様に、(100)Siウエハ1の両
面に、絶縁膜として例えばSi酸化膜あるいはSi窒化
膜(以下、単に酸化膜という)2,3を形成し、ステッ
プ(2)で、その基板裏面の酸化膜3上にレジスト20
を塗布する。
【0012】次に、ステップ(3)において、従来とは
異なる図1に示すようなガラスマスク21を用いてレジ
スト20の露光が行われる。図1は、(100)Siの
異方性エッチング用マスクパターンの形成に用いられる
ガラスマスク21におけるエッチングパターン21aの
アライメント方法、即ち(100)Siウエハ1の結晶
軸とガラスマスク21上のエッチングパターン21aと
の位置関係を示す図である。このアライメント方法で
は、ガラスマスク21上の矩形のエッチングパターン2
1aの一辺が、(100)Siウエハ1の(110)軸
方向と角度θ(例えば、20°〜45°)をなすように
アライメントする。このようなガラスマスク21をレジ
スト20上にマスク合わせし、紫外光(UV)または深
い紫外光(Deep UV Light )Hを照射し、該レジスト2
0を露光する。露光後、図15のステップ(4)で、有
機溶剤等でレジスト20を現像すれば、レジストパター
ン20aが得られる。次に、図16のステップ(5)に
おいて、フォトリソ技術を用い、レジストパターン20
aをマスクにして基板裏面の酸化膜3をエッチングし、
エッチング用マスクパターン3bを形成した後、ステッ
プ(6)で、不必要になったレジストパターン20aを
除去する。基板裏面に形成されたエッチング用マスクパ
ターン3bでは、図1のガラスマスク21上のエッチン
グパターン21aと同一の矩形開口部3cがアライメン
トされている。図17のステップ(7)において、マス
クパターン3bを用い、(100)Siウエハ1に対し
てKOH溶液等で異方性エッチングを行い、穴4bを形
成する。
【0013】図20は、図17のステップ(7)のエッ
チング部分の拡大断面図である。前記文献に記載されて
いるように、図1に示すエッチングパターン21a、即
ちエッチング用マスクパターン3bの矩形開口部3cの
アライメント角度θを、例えば20°〜45°の範囲内
で適当に変えてやれば、(100)Siの異方性エッチ
ングは、図20に示すように、該マスクパターン3bの
下にまわり込んで進行する。例えば、角度θ=24°と
すれば、深さ方向のエッチング量Dと該マスクパターン
3b下へのまわり込み量Uの間には、U/D≒1.77
の関係が成り立つ。このようにしてエッチング用マスク
パターン3b下に穴4bを形成した後、図17のステッ
プ(8)で、フォトリソ技術を用いて、該穴4bに位置
するマスクパターン3b上に、Au等の下部電極5を選
択的に形成し、その上に、図18のステップ(9)で、
ZnO等の圧電薄膜6を形成し、さらにその上に、ステ
ップ(10)で、Au等の上部電極7を形成する。最後
に、図19のステップ(11)で、(100)Siウエ
ハ1をダイシングして複数の(100)Si基板1aに
分離する。図21は、図19のステップ(11)のエッ
チング部分における平面及び断面を示す拡大図である。
図20に示すように、深さ方向のエッチング量Dとエッ
チング用マスクパターン3b下へのまわり込み量Uの間
には、U/D≒1.77の関係が成り立つ。そのため、
(100)Siウエハ1の裏面に形成したエッチング用
マスクパターン3bに、図21(a)の平面図に示す矩
形開口部3cを形成しておけば、図21(b)のA1−
A2線断面図、及び図21(c)のB1−B2線断面図
に示すような構造を持つ圧電薄膜振動子が形成できる。
下部電極5及び上部電極7と圧電薄膜6を形成するため
のエッチング用マスクパターン3bのいわゆる“橋”の
幅を例えば300μm にするには、図20においてまわ
り込み量U=300/2=150μm 、従って深さ方向
のエッチング量D=U/1.77=150/1.77≒
85μm となる。なお、角度θの値は24°に限定され
ず、圧電薄膜振動子の寸法によって、例えば20°〜4
5°の範囲で、適宜0でない値を選べばよい。
【0014】以上のように、本実施例では、異方性エッ
チング用マスクパターン3bの矩形開口部3cの一辺
が、(100)Siウエハ1の(110)軸と0°でな
い適当な角度θ(例えば、20°〜45°)をなすよう
に該マスクパターン3bを形成したので、異方性エッチ
ングの該マスクパターン3b下へのまわり込みが生じ、
従来のような犠牲膜を形成することなしに、(100)
Siウエハ片面だけのフォトリソ工程で、容易に圧電薄
膜振動子を形成できる。なお、本発明は上記実施例に限
定されず、例えば、図15〜図19の製造プロセスにお
いて、上記実施例以外の他の材料を用いたり、それに応
じて他のプロセスを付加したり、あるいは製造すべき圧
電薄膜振動子を図2や図21以外の構造に変更する等、
種々の変形が可能である。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明よれ
ば、異方性エッチング用マスクパターンにおける矩形開
口部の一辺が(100)Siウエハの(110)軸と0
°でない適当な角度をなすように該マスクパターンを形
成し、それを用いて異方性エッチングを行うようにして
いる。そのため、異方性エッチングのマスクパターン下
へまわり込みが生じ、従来のような犠牲膜を形成するこ
となしに、ウエハ片面だけのフォトリソ工程という簡単
な製造プロセスで、容易に圧電薄膜振動子を形成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の(100)Siウエハの結晶
軸とガラスマスク上のエッチングパターンとの位置関係
を示す図である。
【図2】従来の圧電薄膜振動子の一構成例を示す断面構
造図である。
【図3】従来の圧電薄膜振動子の製造プロセスを示す図
である。
【図4】従来の圧電薄膜振動子の製造プロセスを示す図
である。
【図5】従来の他の圧電薄膜振動子の製造プロセスを示
す図である。
【図6】従来の他の圧電薄膜振動子の製造プロセスを示
す図である。
【図7】従来の他の圧電薄膜振動子の製造プロセスを示
す図である。
【図8】従来の他の圧電薄膜振動子の製造プロセスを示
す図である。
【図9】従来の他の圧電薄膜振動子の製造プロセスを示
す図である。
【図10】従来の他の圧電薄膜振動子の製造プロセスを
示す図である。
【図11】従来の他の圧電薄膜振動子の製造プロセスを
示す図である。
【図12】従来の他の圧電薄膜振動子の製造プロセスを
示す図である。
【図13】図5のステップ(3)における(100)S
iウエハの結晶軸とガラスマスク上のエッチングパター
ンとの位置関係を示す図である。
【図14】図6のステップ(7)でのエッチング部分の
拡大断面図である。
【図15】本発明の実施例の圧電薄膜振動子の製造プロ
セスを示す図である。
【図16】本発明の実施例の圧電薄膜振動子の製造プロ
セスを示す図である。
【図17】本発明の実施例の圧電薄膜振動子の製造プロ
セスを示す図である。
【図18】本発明の実施例の圧電薄膜振動子の製造プロ
セスを示す図である。
【図19】本発明の実施例の圧電薄膜振動子の製造プロ
セスを示す図である。
【図20】図17のステップ(7)のエッチング部分の
拡大断面図である。
【図21】図19のステップ(11)のエッチング部分
の平面及び断面を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 (100)Siウエハ 1a (100)Si基板 2,3 酸化膜 3b エッチング用マスクパターン 3c 矩形開口部 4b 穴 5 下部電極 6 圧電薄膜 7 上部電極 21 ガラスマスク 21a エッチングパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 信義 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (100)Siウエハの片面に、エッチ
    ング用の矩形開口部を有するエッチング用マスクパター
    ンを形成し、 前記エッチング用マスクパターンを用い、前記(10
    0)Siウエハに対する異方性エッチングを行って該
    (100)Siウエハに穴を形成し、 前記穴上に電極付きの圧電薄膜を架設形成する圧電薄膜
    振動子の製造方法において、 エッチング用マスク材である絶縁膜に前記エッチング用
    の矩形開口部を形成する場合に、該矩形開口部の一辺が
    前記(100)Siウエハの(110)軸と0でない角
    度をなすように前記エッチング用マスクパターンを形成
    し、このエッチング用マスクパターンを用いて前記異方
    性エッチングを行うことを特徴とする圧電薄膜振動子の
    製造方法。
JP34964792A 1992-12-28 1992-12-28 圧電薄膜振動子の製造方法 Withdrawn JPH06204776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34964792A JPH06204776A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 圧電薄膜振動子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34964792A JPH06204776A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 圧電薄膜振動子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06204776A true JPH06204776A (ja) 1994-07-22

Family

ID=18405154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34964792A Withdrawn JPH06204776A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 圧電薄膜振動子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06204776A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998048464A1 (fr) * 1997-04-24 1998-10-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Element piezo-electrique a couche mince
JP2002182652A (ja) * 2000-09-11 2002-06-26 Agilent Technol Inc 音響共振器及びその製造方法
US6732415B2 (en) 2001-07-17 2004-05-11 Fujitsu Limited Film bulk acoustic resonator and method of making the same
US7323953B2 (en) 2003-08-27 2008-01-29 Fujitsu Media Devices Limited Film bulk acoustic resonator and method of producing the same
US7327209B2 (en) 2004-09-10 2008-02-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric thin film resonator
US7696104B2 (en) 2005-12-30 2010-04-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Mirror package and method of manufacturing the mirror package
US7975364B2 (en) 2006-10-06 2011-07-12 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Method for producing a tuning-fork type crystal vibrating piece
CN102315830A (zh) * 2011-04-25 2012-01-11 浙江大学 一种薄膜体声波谐振器的制备方法
US8156621B2 (en) 2006-12-28 2012-04-17 Nihon Dempa Kogyo, Ltd. Methods of producing piezoelectric vibrating devices

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6963155B1 (en) 1997-04-24 2005-11-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Film acoustic wave device, manufacturing method and circuit device
US7196452B2 (en) 1997-04-24 2007-03-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Film acoustic wave device, manufacturing method and circuit device
WO1998048464A1 (fr) * 1997-04-24 1998-10-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Element piezo-electrique a couche mince
JP2002182652A (ja) * 2000-09-11 2002-06-26 Agilent Technol Inc 音響共振器及びその製造方法
US6930437B2 (en) 2001-07-17 2005-08-16 Fujitsu Limited Film bulk acoustic resonator
KR100676151B1 (ko) * 2001-07-17 2007-01-31 후지쯔 가부시끼가이샤 압전 박막 공진 소자 및 그 제조 방법
US6732415B2 (en) 2001-07-17 2004-05-11 Fujitsu Limited Film bulk acoustic resonator and method of making the same
US7323953B2 (en) 2003-08-27 2008-01-29 Fujitsu Media Devices Limited Film bulk acoustic resonator and method of producing the same
DE102004041178B4 (de) * 2003-08-27 2013-08-14 Taiyo Yuden Co., Ltd. Akustischer Filmresonator und Verfahren zu dessen Herstellung
DE102004041178B8 (de) * 2003-08-27 2014-01-23 Taiyo Yuden Co., Ltd. Akustischer Filmresonator und Verfahren zu dessen Herstellung
US7327209B2 (en) 2004-09-10 2008-02-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric thin film resonator
US7696104B2 (en) 2005-12-30 2010-04-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Mirror package and method of manufacturing the mirror package
US7975364B2 (en) 2006-10-06 2011-07-12 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Method for producing a tuning-fork type crystal vibrating piece
US8156621B2 (en) 2006-12-28 2012-04-17 Nihon Dempa Kogyo, Ltd. Methods of producing piezoelectric vibrating devices
CN102315830A (zh) * 2011-04-25 2012-01-11 浙江大学 一种薄膜体声波谐振器的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6458494B2 (en) Etching method
JPH06204776A (ja) 圧電薄膜振動子の製造方法
JP2723476B2 (ja) 位相反転マスクの製造方法
JPH1096960A (ja) 液晶表示装置の製造における有機膜のホールの形成方法
EP0877417A1 (en) Method for fabrication of electrodes and other electrically-conductive structures
JP2010256452A (ja) マイクロメカニカル構造体の作製方法
JP4465090B2 (ja) マスク部材の製造方法
JP2895037B2 (ja) 半導体素子製造用マスク及びその製造方法
JP2004314251A (ja) 薄膜梁及びその成形方法
JP2838943B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JPH0513401A (ja) 半導体基板加工方法
JPH11162845A (ja) 半導体素子のマスク製造方法
JP2705187B2 (ja) 半導体素子製造方法
JPH07135138A (ja) X線マスクの製造方法
KR930006133B1 (ko) 모스소자의 콘택트홀 형성방법
JPS58100434A (ja) リフトオフ用スペ−サ−の形成方法
JPH02288237A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JPH01119028A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000284137A (ja) SiO2バッファ層の形成方法
JPS62234333A (ja) 微細溝加工用マスクの形成方法
JPH04364726A (ja) パターン形成方法
CN114200796A (zh) 对准标记及其形成方法
JPH05283429A (ja) 薄膜トランジスタ装置の製造方法
JPS63265447A (ja) 半導体装置の多層配線の製造方法
JPH0294630A (ja) 微細エッチング法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000307