JPH0620347A - 磁気テープガイド装置 - Google Patents

磁気テープガイド装置

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JPH0620347A
JPH0620347A JP5054119A JP5411993A JPH0620347A JP H0620347 A JPH0620347 A JP H0620347A JP 5054119 A JP5054119 A JP 5054119A JP 5411993 A JP5411993 A JP 5411993A JP H0620347 A JPH0620347 A JP H0620347A
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JP
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magnetic tape
circuit
guide
magnetic
drum
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JP5054119A
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English (en)
Inventor
Kikuji Kawakami
喜久治 川上
Hiroyuki Osaki
博之 大崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は磁気テープの安定な走行をはかる。 【構成】 磁気テープガイドドラムないしはガイドピン
の磁気テープの案内面11を、山の高さδ(Rmax
が、0.2μm〜3.0μmに選定され、山のピッチx
が、0.050mm≦x≦(329δ)1/4 mmの粗面
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープガイド装置
に係わる。
【0002】
【従来の技術】各種磁気記録再生装置、例えばVTRに
おいて、図23に示すように、例えば同軸心上に同径の
上下の磁気テープガイドドラム1及び2が配置された磁
気ヘッドドラム3が設けられ、このドラム3の周面を繞
ってたすきがけに磁気テープ4が案内され、両ドラム1
及び2間に臨む回転磁気ヘッド5によって磁気テープ4
に対しての記録、再生が行われるようになされている。
【0003】更に、磁気テープ4の移行途上には、これ
を案内する例えば固定のガイドピン6が設けられる。
【0004】磁気ヘッドドラム3の、ガイドドラム1及
び2は、例えばその一方のドラム1が回転ドラムとさ
れ、他方が固定ドラムとされる。
【0005】このように、磁気テープ4が、それぞれ円
柱ないしは円筒体より成るガイドピン6や、ガイドドラ
ム1及び2(以下ガイドピンとガイドドラムを総称する
ときは単にガイド体と略称する)によって案内される場
合、磁気テープ4の、これらいわゆるはりつき、特にガ
イド体が例えば固定状態にあって磁気テープが摺接状態
で案内される場合のはりつきによる走行性の低下が問題
となる。
【0006】一方、磁気記録の分野においては、年々高
密度化が要求されている。この場合、高保磁力のCo−
Ni,Co−Cr,Co−O系の磁性金属の蒸着、スパ
ッタリング等によって磁性層が形成された金属磁性薄膜
磁気テープが使用される方向にある。
【0007】加えて信号形態もアナログ信号からディジ
タル信号に代わりつつあり、高密度化と共に信号形態に
合せた媒体設計が必要とされている。
【0008】通常一般の磁気記録の方式は、面内に磁化
の容易軸を持った磁気記録媒体を用いる、いわゆる面内
磁気記録方式がとられるが、この方式では記録密度を上
げれば上げるほど磁気記録媒体の磁化方向が互いに反発
し合うように並ぶため、高密度化には自ずと限度があ
り、要求されるような高密度化を図ることは困難であ
る。
【0009】更に、面内磁気記録方式では、磁化反転が
2回繰り返すパターンにおいて、それぞれの磁化反転の
間隔が詰まってくるほど(高密度化するほど)互いの磁
化反発及び波形干渉によるピークシフトが生じ、エラー
レートが悪化する等の欠点がある。
【0010】そこで近年、膜面に対して垂直方向に磁化
容易軸を有する磁気記録媒体を用いる垂直磁気記録方式
の開発が著しい。
【0011】垂直磁気記録方式では、面内磁気記録方式
に比べて減磁作用が極めて少なく、記録密度を飛躍的に
増大することが可能となる。
【0012】そしてこのような垂直磁気記録方式により
ディジタル信号を記録再生する際の磁気記録媒体として
も、垂直磁気記録媒体として優れた磁気特性を有するC
o−Ni,Co−Cr,Co−O系の金属磁性薄膜磁気
テープが用いられる。
【0013】ところが、このような金属薄膜磁気テープ
を用いる場合、この磁気テープは表面性が良好であるこ
とから磁気テープガイド装置における上述したガイドド
ラム、ガイドピンへの摩擦抵抗の増加によるはりつき
が、塗布型磁性層の磁気テープに比し、更に問題となっ
てくる。
【0014】このような磁気テープガイド装置におい
て、ガイドドラムないしはガイドピン、特に磁気テープ
を摺接状態で案内する固定ガイドドラム、固定ガイドピ
ンとのはりつきの問題の対処は、通常、これらガイドド
ラム、ガイドピン(ガイド体)を構成する金属材料の選
定、表面粗面化等によって行われている。
【0015】即ち、通常ガイド体において金属円筒体の
周面にバイト加工をもって、その円周方向に細溝が走る
ような粗面化がなされ、その表面性については、図1
に、その周面の磁気テープとの案内面11における断面
を模式的に示すように、その細溝による凹凸の山の高
さ、いわゆる表面最大高さδ(Rmax )についてのみ種
々の設計が試みられている。
【0016】ところがこのようにしても、特にエラーレ
ートの低減化特に10-5オーダーのエラーレートをはか
る磁気記録再生装置の高湿度下における磁気テープガイ
ド装置での磁気テープのはりつきが問題となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、塗布型磁性
層による磁気テープはもとより、特に金属磁性薄膜磁気
テープを走行性良くガイドすることのできる磁気テープ
ガイド装置を提供するものである。
【0018】本発明者等は、ガイドドラムないしはガイ
ドピンにおける磁気テープ案内面と、磁気テープのはり
つき、即ち摩擦係数の増加がこれら互いの接触面に吸着
した水分子に起因することを、この吸着水分子層の膜厚
測定の確立に基づいて鋭意考察研究を重ねた結果、より
明確化し、これに基づいて磁気テープの走行性にすぐれ
た磁気テープガイド装置を見出すに至ったものである。
【0019】例えば図24にその微視的構造を示すよう
に、磁気テープ4を案内する固定ドラム表面の案内面1
1と、磁気テープ4との接触面における吸着水分子層1
2において、この吸着水の膜厚と、摩擦係数μとの関係
についてみると、図25に示す測定結果が得られた。
【0020】この場合、案内面11の山の高さδいわゆ
る表面の最大高さRmax を1μmとしたものであり、図
25中○印は環境温度を25℃とした場合、△印及び□
印はそれぞれ40℃及び50℃とした場合である。
【0021】尚、摩擦係数μは、次の方法によって測定
されたものであり、以下同様である。
【0022】図26に示すように被測定ドラムないしは
ピンDを配置し、これの周面にθの角度にわたって磁気
テープ4を案内させ、テープ4の一端に重錘Wを結合
し、その重錘WによってテンションT1 をかけると共に
他端において力検出器MによってテンションT2 の測定
を行う。そして下記数1によって、数2として測定し
た。
【0023】
【数1】
【0024】
【数2】μ=(1/θ)ln(T2 /T1
【0025】図25で分かるように、吸着水分子層の膜
厚にのみ依存して、或る膜厚で急激に摩擦係数μが増加
することを究明した。
【0026】つまり、磁気テープ4と例えば固定ドラム
の案内面11との摩擦は、両者の金属同志の直接的接触
による結合部のせん断のみならず、この結合部周りの吸
着水分子を破壊することに依存することをより明確に認
識し、これに基づいて、高湿度下においても、このよう
な不都合をもたらす膜厚に至る吸着水分層の生成を効果
的に回避する構造を提供する。
【0027】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、図1の
模式的断面図で示すように、磁気テープのガイド体7即
ちガイドドラムないしはガイドピンの磁気テープ案内面
11が、山の高さδいわゆる最大高さRmax を、0.2
μm〜3.0μmとし、更に、その山のピッチxを下記
数3を満足する粗面とする。
【0028】
【数3】0.050mm≦x≦(329δ)1/4 mm
【0029】また、本発明は、磁気テープのガイド体7
即ちガイドドラムないしはガイドピンの半径を、0.7
mm〜12mmとする。
【0030】
【作用】上述の本発明構成によれば、高湿度下におい
て、表面性の良い金属薄膜磁気テープにおいてもすぐれ
た走行性を示した。、これは、図24及び図25で説明
した磁気テープとガイド体との結合を阻害する吸着水分
子層12の発生をガイド体の表面粗度のみならず、これ
との関連において更に、その山のピッチxへの考慮によ
って効果的に回避できたことに因る。
【0031】
【実施例】以下本発明による磁気テープガイド装置は、
カラービデオ信号をディジタル化して磁気テープに記録
する特にエラーレートを10-5オーダー以下としたディ
ジタルVTRに適用して有益であり、先ずこの磁気記録
再生装置、即ちディジタルVTRを下記の順序に従って
説明する。
【0032】A.記録再生装置の構成 a.信号処理部 b.ブロック符号化 c.チャンネルエンコーダ及びチャンネルデコーダ d.走行系
【0033】A.記録再生装置の構成 ディジタルVTRとしては、放送局用のD1フォーマッ
トのコンポーネント形ディジタルVTR及びD2フォー
マットのコンポジット形ディジタルVTRが実用化され
ている。
【0034】前者のD1フォーマットディジタルVTR
は、輝度信号及び第1、第2の色差信号をそれぞれ1
3.5MHz、6.75MHzのサンプリング周波数で
A/D変換した後、所定の信号処理を行って磁気テープ
上に記録するもので、これらコンポーネント成分のサン
プリング周波数が4:2:2であることから、4:2:
2方式と称されている。
【0035】一方、後者のD2フォーマットディジタル
VTRは、コンポジットカラービデオ信号をカラー副搬
送波信号の周波数の4倍の周波数の信号でサンプリング
を行ってA/D変換し、所定の信号処理を行った後、磁
気テープに記録するようにしている。
【0036】いずれにしても、これらのディジタルVT
Rは、共に放送局用に使用されることを前提に設計され
ているために、画質優先とされ、1サンプルが例えば8
ビットにA/D変換されたディジタルカラービデオ信号
を実質的に圧縮することなしに記録するようになされて
いる。
【0037】従って、例えばD1フォーマットのディジ
タルVTRでは、大型のカセットテープを使用しても高
々1.5時間程度の再生時間しか得られず、一般家庭用
のVTRとして使用するには不適当である。
【0038】そこで本実施例においては、例えば5μm
のトラック幅に対して最短波長0.5μmの信号を記録
するようにし、記録密度4×105 bit/mm2
上、或いは8×105 bit/mm2 以上を実現すると
ともに、記録情報を再生歪みが少ないような形で圧縮す
る方法を併用することによって、テープ幅WT が8mm
或いはそれ以下の幅狭の磁気テープを使用しても長時間
の記録・再生が可能なディジタルVTRに適用するもの
とする。
【0039】a.信号処理部 図2は記録側の構成全体を示すものであり、1Y、1
U、1Vでそれぞれ示す入力端子に、例えばカラービデ
オカメラからの三原色信号R、G、Bから形成されたデ
ィジタル輝度信号Y、ディジタル色差信号U、Vが供給
される。この場合、各信号のクロックレートはD1フォ
ーマットの各コンポーネント信号の周波数と同一とされ
る。即ち、それぞれのサンプリング周波数が13.5M
Hz、6.75MHzとされ、且つこれらの1サンプル
当たりのビット数が8ビットとされている。従って、入
力端子1Y、1U、1Vに供給される信号のデータ量と
しては、約216Mbps(メガビット/秒)となる。
この信号のうちブランキング時間のデータを除去し、有
効領域の情報のみを取り出す有効情報抽出回路102に
よってデータ量が約167Mbpsに圧縮される。
【0040】そして、上記有効情報抽出回路102の出
力のうちの輝度信号Yが周波数変換回路103に供給さ
れ、サンプリング周波数が13.5MHzからその3/
4に変換される。周波数変換回路103としては、例え
ば間引きフィルターが使用され、折り返し歪みが生じな
いようになされている。この周波数変換回路103の出
力信号は、ブロック化回路105に供給され、輝度デー
タの順序がブロックの順序に変換される。ブロック化回
路105は、後段に設けられたブロック符号化回路10
8のために設けられている。
【0041】図3は、符号化の単位のブロックの構造を
示す。この例は、3次元ブロックであって、例えば2フ
レームに跨がる画面を分割することにより、同図に示す
ように(4ライン×4画素×2フレーム)の単位ブロッ
クが多数形成される。尚、図3において実線は奇数フィ
ールドのラインを示し、破線は偶数フィールドのライン
を示す。
【0042】また、有効情報抽出回路102の出力のう
ち、2つの色差信号U、Vがサブサンプリング及びサブ
ラインの回路104に供給され、サンプリング周波数が
それぞれ6.75MHzからその半分に変換された後、
2つのディジタル色差信号が互いにライン毎に選択さ
れ、1チャンネルのデータに合成される。従って、この
サブサンプリング及びサブライン回路104からは線順
次化されたディジタル色差信号が得られる。
【0043】このサブサンプリング及びサブライン回路
104によってサブサンプル及びサブライン化された信
号の画素構成を図4に示す。図4において、○印は第1
の色差信号Uのサブサンプリング画素を示し、△印は第
2の色差信号Vのサンプリング画素を示し、×印はサブ
サンプルによって間引かれた画素の位置を示す。
【0044】上記サンプリング及びサブライン回路10
4からの線順次化出力信号は、ブロック化回路106に
供給される。ブロック化回路106では一方のブロック
化回路105と同様に、テレビジョン信号の操作の順序
の色差データがブロックの順序のデータに変換される。
このブロック化回路106は、一方のブロック化回路1
05と同様に、色差データを(4ライン×4画素×2フ
レーム)のブロック構造に変換する。そしてこれらブロ
ック化回路105及び106の出力信号が合成回路10
7に供給される。
【0045】合成回路107では、ブロックの順序に変
換された輝度信号及び色差信号が1チャンネルのデータ
に変換され、この合成回路107の出力信号がブロック
符号化回路108に供給される。ブロック符号化回路1
08としては、後述するようにブロック毎のダイナミッ
クレンジに適応した符号化回路(ADRC(AdaptiveDyn
amic Range Coding) と称する)、DCT(Discrete Cos
ine Transform) 回路等が適用できる。前記ブロック符
号化回路108からの出力信号は、更にフレーム化回路
109に供給され、フレーム構造のデータに変換され
る。このフレーム化回路109では、画素系のクロック
と記録系のクロックとの乗り換えが行われる。
【0046】次に、フレーム化回路109の出力信号が
エラー訂正符号のパリティ発生回路110に供給され、
エラー訂正符号のパリティが生成される。パリティ発生
回路110の出力信号は、チャンネルエンコーダ111
に供給され、記録データの低域部分を減少させるような
チャンネルコーディングがなされる。チャンネルエンコ
ーダ111の出力信号が記録アンプ112A、112B
と回転トランスを介して一対の磁気ヘッド113A及び
113Bに供給され、磁気テープに記録される。尚、オ
ーディオ信号と、ビデオ信号とは別に圧縮符号化され、
チャンネルエンコーダ111に供給される。
【0047】上述の信号処理によって、入力のデータ量
216Mbpsが、有効走査期間のみを抽出することに
よって約167Mbpsに低減され、更に周波数変換と
サブサンプル、サブラインとによってこれが84Mbp
sに減少される。このデータは、ブロック符号化回路1
08で圧縮符号化することにより、約25Mbpsに圧
縮され、その後のパリティ、オーディオ信号等の付加的
な情報を加えて、記録データ量としては31.56Mb
psとなる。
【0048】次に、再生側の構成について図5を参照し
て説明する。再生の際には、図5に示すように、先ず磁
気ヘッド113A及び113Bからの再生データが回転
トランス及び再生アンプ114A及び114Bを介して
チャンネルデコーダ115に供給される。チャンネルデ
コーダ115においてチャンネルコーディングの復調が
なされ、チャンネルデコーダ115の出力信号がTBC
回路(時間軸補正回路)116に供給される。このTB
C回路116において、再生信号の時間軸変動成分が除
去される。TBC回路116からの再生データがECC
回路117に供給され、エラー訂正符号を用いたエラー
訂正とエラー修整とが行われる。ECC回路117の出
力信号がフレーム分解回路118に供給される。
【0049】フレーム分解回路118によって、ブロッ
ク符号化データの各成分がそれぞれ分離されると共に、
記録系のクロックから画素系のクロックへの乗り換えが
なされる。フレーム分解回路118で分離された各デー
タがブロック復号回路119に供給され、各ブロック単
位に原データと対応する復元データが復号され、復号デ
ータが分配回路120に供給される。この分配回路12
0で復号データが輝度信号と色差信号に分離される。輝
度信号及び色差信号がブロック分解回路121、122
にそれぞれ供給される。ブロック分解回路121、12
2は、記録側のブロック化回路105、106とは逆
に、ブロックの順序の復号データをラスター走査の順に
変換する。
【0050】ブロック分解回路121からの復号輝度信
号が補間フィルタ123に供給される。補間フィルタ1
23では、輝度信号のサンプリングレートが3fsから
4fs(4fs=13.5MHz)に変換される。補間
フィルター123からのディジタル輝度信号Yは出力端
子126Yに取り出される。
【0051】一方、ブロック分解回路122からのディ
ジタル色差信号が分配回路124に供給され、線順次化
されたディジタル色差信号U、Vがディジタル色差信号
U及びVにそれぞれ分離される。分配回路124からの
ディジタル色差信号U、Vが補間回路125に供給さ
れ、それぞれ補間される。補間回路125は、復元され
た画素データを用いて間引かれたライン及び画素のデー
タを補間するもので、補間回路125からはサンプリン
グレートが2fsのディジタル色差信号U及びVが得ら
れ、出力端子126U及び126Vにそれぞれ取り出さ
れる。
【0052】b.ブロック符号化 図2におけるブロック符号化回路108としては、AD
RCエンコーダが用いられる。このADRCエンコーダ
は、各ブロックに含まれる複数の画素データの最大値M
AXと最小値MINとを検出し、これら最大値MAX及
び最小値MINからブロックのダイナミックレンジDR
を検出し、このダイナミックレンジDRに適応した符号
化を行い、原画素データのビット数よりも少ないビット
数により、再量子化を行うものである。ブロック符号化
回路108の他の例としては、各ブロックの画素データ
をDCT処理した後、このDCTで得られた係数データ
を量子化し、量子化データをランレングス・ハフマン符
号化して圧縮符号化する構成を用いてもよい。
【0053】ここでは、ADRCエンコーダを用い、更
にマルチダビングしたときにも画質劣化が生じないエン
コーダの例を図6を参照して説明する。図6において、
入力端子27に例えば1サンプルが8ビットに量子化さ
れたディジタルビデオ信号(或いはディジタル色差信
号)が図2の合成回路107より入力される。入力端子
27からのブロック化データが最大値、最小値検出回路
29及び遅延回路30に供給される。最大値、最小値検
出回路29は、ブロック毎に最小値MIN、最大値MA
Xを検出する。遅延回路30からは、最大値及び最小値
が検出されるのに要する時間、入力データを遅延させ
る。遅延回路30からの画素データが比較回路31及び
32に供給される。
【0054】最大値、最小値検出回路29からの最大値
MAXが減算回路33に供給され、最小値MINが加算
回路34に供給される。これらの減算回路33及び加算
回路34には、ビットシフト回路35から4ビット固定
長でノンエッジマッチング量子化した場合の1量子化ス
テップ幅の値(Δ=1/16DR)が供給される。ビッ
トシフト回路35は、(1/16)の割算を行うよう
に、ダイナミックレンジDRを4ビットシフトする構成
とされている。減算回路33からは(MAX−Δ)のし
きい値が得られ、加算回路34からは(MIN+Δ)の
しきい値が得られる。これらの減算回路33及び加算回
路34からのしきい値が比較回路31、32にそれぞれ
供給される。尚、このしきい値を規定する値Δは、量子
化ステップ幅に限らず、ノイズレベルに相当する固定値
としてもよい。
【0055】比較回路31の出力信号がANDゲート3
6に供給され、比較回路32の出力信号がANDゲート
37に供給される。ANDゲート36及び37には、遅
延回路30からの入力データが供給される。比較回路3
1の出力信号は、入力データがしきい値より大きいとき
にハイレベルとなり、従ってANDゲート36の出力端
子には、(MAX〜MAX−Δ)の最大レベル範囲に含
まれる入力データの画素データが抽出される。一方、比
較回路32の出力信号は、入力データがしきい値より小
さいときにハイレベルとなり、従ってANDゲート37
の出力端子には、(MIN〜MIN+Δ)の最小レベル
範囲に含まれる入力データの画素データが抽出される。
【0056】ANDゲート36の出力信号が平均化回路
38に供給され、ANDゲート37の出力信号が平均化
回路39に供給される。これらの平均化回路38、39
は、ブロック毎に平均値を算出するもので、端子40か
らブロック周期のリセット信号が平均化回路38、39
に供給されている。平均化回路38からは、(MAX〜
MAX−Δ)の最大レベル範囲に属する画素データの平
均値MAX′が得られ、平均化回路39からは(MIN
〜MIN+Δ)の最小レベル範囲に属する画素データの
平均値MIN′が得られる。平均値MAX′から平均値
MIN′が減算回路41で減算され、この減算回路41
からダイナミックレンジDR′が得られる。
【0057】また、平均値MIN′が減算回路42に供
給され、遅延回路43を介された入力データから平均値
MIN′が減算回路42において減算され、最小値除去
後のデータPDIが形成される。このデータPDI及び
修整されたダイナミックレンジDR′が量子化回路44
に供給される。この実施例では、量子化に割り当てられ
るビット数nが0ビット(コード信号を転送しない)、
1ビット、2ビット、3ビット、4ビットの何れかとさ
れる可変長のADRCであって、エッジマッチング量子
化がなされる。割り当てビット数nは、ブロック毎にビ
ット数決定回路45において決定され、ビット数nのデ
ータが量子化回路44に供給される。
【0058】可変長ADRCは、ダイナミックレンジD
R′が小さいブロックでは、割り当てビット数nを少な
くし、ダイナミックレンジDR′が大きいブロックで
は、割り当てビット数nを多くすることで、効率の良い
符号化を行うことができる。即ち、ビット数nを決定す
る際のしきい値をT1〜T4(T1<T2<T3<T
4)とすると、(DR′<T1)のブロックは、コード
信号が転送されず、ダイナミックレンジDR′の情報の
みが転送され、(T1≦DR′<T2)のブロックは、
(n=1)とされ、(T2≦DR′<T3)のブロック
は、(n=2)とされ、(T3≦DR′<T4)のブロ
ックは、(n=3)とされ、(DR′≧T4)のブロッ
クは、(n=4)とされる。
【0059】かかる可変長ADRCでは、しきい値T1
〜T4を変えることで、発生情報量を制御すること(い
わゆるバッファリング)ができる。従って、1フィール
ド或いは1フレーム当たりの発生情報量を所定値にする
ことが要求される本実施例のディジタルオーディオビデ
オテープレコーダのような伝送路に対しても可変長AD
RCを適用できる。
【0060】発生情報量を所定値にするためのしきい値
T1〜T4を決定するバッファリング回路46では、し
きい値の組(T1、T2、T3、T4)が複数例えば3
2組用意されており、これらのしきい値の組がパラメー
タコードPi (i=0、1、2、‥‥、31)により区
別される。パラメータコードPi の番号iが大きくなる
に従って、発生情報量が単調に減少するように設定され
ている。但し、発生情報量が減少するに従って、復元画
像の画質が劣化する。
【0061】バッファリング回路46からのしきい値T
1〜T4が比較回路47に供給され、遅延回路48を介
されたダイナミックレンジDR′が比較回路47に供給
される。遅延回路48は、バッファリング回路46でし
きい値の組が決定されるのに要する時間、DR′を遅延
させる。比較回路47では、ブロックのダイナミックレ
ンジDR′と各しきい値とがそれぞれ比較され、比較出
力がビット数決定回路45に供給され、そのブロックの
割り当てビット数nが決定される。量子化回路44では
ダイナミックレンジDR′と割り当てビット数nとを用
いて遅延回路49を介された最小値除去後のデータPD
Iがエッジマッチングの量子化により、コード信号DT
に変換される。量子化回路44は、例えばROMで構成
されている。
【0062】遅延回路48、50をそれぞれ介して修整
されたダイナミックレンジDR′、平均値MIN′が出
力され、更にコード信号DTとしきい値の組を示すパラ
メータコードPi が出力される。この例では、一旦ノン
エッジマッチ量子化された信号が新たにダイナミックレ
ンジ情報に基づいて、エッジマッチ量子化されているた
めに、ダビングしたときの画像劣化は少ないものとされ
る。
【0063】c.チャンネルエンコーダ及びチャンネル
デコーダ 次に、図2のチャネルエンコーダ111及びチャンネル
デコーダ115について説明する。チャンネルエンコー
ダ111においては、図7に示すように、図2における
パリティ発生回路110の出力が供給される適応型スク
ランブル回路で、複数のM系列のスクランブル回路51
が用意され、その中で入力信号に対し最も高周波成分及
び直流成分の少ない出力が得られるようなM系列が選択
されるように構成されている。52はパーシャルレスポ
ンス・クラス4検出方式のためのプリコーダで、1/1
−D2 (Dは単位遅延用回路)の演算処理がなされる。
このプリコーダ52の出力を記録アンプ112A、11
2Bを介して磁気ヘッド113A及び113Bにより記
録再生し、再生出力を再生アンプ114A、114Bに
よって増幅するようになされている。
【0064】一方、チャンネルデコーダ115において
は、図8に示すように、パーシャルレスポンス・クラス
4の再生側の演算処理回路53は、1+Dの演算が再生
アンプ114A、114Bの出力に対して行われる。ま
た、いわゆるビタビ復号回路54においては、演算処理
回路53の出力に対してデータの相関性や確からしさ等
を用いた演算により、ノイズに強いデータの復号が行わ
れる。このビタビ復号回路54の出力がディスクランブ
ル回路55に供給され、記録側のスクランブル処理によ
って並び換えられたデータが元の系列に戻されて原デー
タが復元される。この実施例において用いられるビタビ
復号回路54によって、ビット毎の復号を行う場合より
も、再生C/N換算が3dBで改良が得られる。
【0065】d.走行系 上述の磁気ヘッド113A及び113Bは、例えば図9
Aに示すように、ドラム76に対して180°の対向間
隔で取り付けられるか、或いは図9Bに示すように、例
えば一体構造とされた形でドラム76に取り付けられ
る。ドラム76の周面には、180°よりやや大きい
か、或いはやや小さい巻き付け角で磁気テープ(図示せ
ず)が斜めに巻き付けられている。図9Aに示すヘッド
配置では、磁気テープに対して磁気ヘッド113A及び
113Bがほぼ交互に接し、図9Bに示すヘッド配置で
は、磁気ヘッド113A及び113Bが同時に磁気テー
プを走査する。
【0066】また磁気ヘッド113A及び113Bのそ
れぞれのギャップの延長方向(アジマス角と称する)は
互いに異ならしめて構成されており、例えば図10に示
すように、磁気ヘッド113Aと113Bとの間に、±
20°のアジマス角が設定されて、このアジマス角の相
違により、磁気テープには、図11に記録パターンの一
例を示すように、隣り合う記録トラックTA及びTBに
おいて、アジマス角に相当する角度をもって互いに逆向
きに傾いて記録されるようになされる。従って、再生時
には、アジマス損失により、隣り合うトラック間のクロ
ストーク量を低減することができる。
【0067】図12及び図13は、磁気ヘッド113A
及び113Bを一体構造(いわゆるダブルアジマスヘッ
ド)とした場合のより具体的な構成を示す。例えば15
0rps(NTSC方式)の高速で回転される上ガイド
ドラム76に対して、一体構造の磁気ヘッド113A及
び113Bが取り付けられ、下ガイドドラム77が固定
とされている。従って、磁気テープ78には、1フィー
ルドのデータが5本のトラックに分割して記録される。
このセグメント方式により、トラックの長さを短くする
ことができる。磁気テープ78の巻き付け角θが、例え
ば166°とされ、ドラム径φが16.5mmとされて
いる。
【0068】また、ダブルアジマスヘッドを使用し、同
時記録を行うこともできる。通常、上ドラム76の回転
部の偏心等により、磁気テープ78の振動が生じ、トラ
ックの直線性のエラーが発生する。図14Aにおいて矢
印dで示すように、磁気テープ78が下側に押さえつけ
られ、また、図14Bにおいて矢印uで示すように、磁
気テープ78が上側に引っ張られ、これにより磁気テー
プ78が振動し、トラックの直線性が劣化する。しかし
ながら、180°で一対の磁気ヘッドが対向配置された
ものと比較して、ダブルアジマスヘッドで同時記録を行
うことで、かかる直線性のエラー量を小さくできる。更
に、ダブルアジマスヘッドは、ヘッド間の距離が小さい
ので、ペアリング調整をより正確に行うことができる利
点がある。このようなテープ・ヘッド系により、幅狭の
トラックの記録再生を行うことができる。
【0069】本発明は上述したディジタルVTRにおけ
る例えば図9、図12及び図13で示した磁気ヘッドへ
の磁気テープガイド装置に適用し得る。
【0070】即ちこの場合、磁気テープ78を案内する
ドラム76,77、特に少なくとも磁気テープ78が摺
動する固定ドラム77を例えばAlより成る金属円筒体
にNC(数値制御)工作機械によってその周面に円周方
向に沿う繊細溝加工によって表面即ち図1に示すように
磁気テープ案内面11の粗面加工を行う。
【0071】そして、この場合、この粗面の山の高さδ
いわゆる最大高さRmax を、0.2μm〜3.0μmと
する。ここに、δを0.2μm以上とするのは、0.2
μm未満では、湿度が上がると比較的低い湿度下で直ち
に殆んどピッチxの選定に係わらず急激な摩擦抵抗の上
昇が生じることによる。また、δが3.0μmを超える
ときは、ドラムの真円度を害うおそれがあることによ
る。特にディジタルVTRの普及型をはかって小型化す
る場合、磁気テープは幅WT を例えば6mm幅とされ、
これに伴ってガイドドラム76,77は、トラッキング
エラーを考慮して半径が12mm以下とする。このと
き、δ>3.0μmでは真円度に大きな影響をもたら
し、磁気テープの安定した走行を阻害するおそれが生じ
て来る。
【0072】そして、今、ドラム表面の山の高さδ即ち
表面最大粗さが1μmで、山のピッチ即ち加工ピッチx
がそれぞれ47μmと75μmの各Al合金製ドラムを
用意し、これに市販の表面に保護膜が形成されていない
蒸着金属磁性薄膜磁気テープを摺接させた場合の走行試
験を行った結果を表1に示す。
【0073】
【表1】
【0074】この場合、40℃85%RH(相対湿度)
程度までは、ピッチxによる摩擦係数の差はほとんど生
じておらず、磁気テープ側の傷つき、即ちダメージにつ
いても、ピッチの違いが見られず殆んどダメージを受け
ていなかった。
【0075】一般に摩擦係数μが高くなると、はりつき
が生じるだけでなく磁気テープにダメージを与えるが、
この場合摩擦係数μが0.7以下であれば、良好な走行
性が得られるとされている。
【0076】そこで摩擦係数μと、加工ピッチxの関係
を表1の95%RHでのデータから求めると、下記数4
が得られる。
【0077】
【数4】μ=1.25−0.011x そして、この数4から摩擦係数μが0.7以下になるピ
ッチxの条件を求めると50μm以上であることがわか
った。
【0078】一方ピッチxの上限については、図15に
そのモデル図を示すように、磁気テープ4或いは78に
垂直方向の力が掛かって磁気テープにたるみが生じ場合
に、この磁気テープが、案内面11の谷に達して山の効
果を失うことがないようにたるみの最大値δmax と、ピ
ッチxとの関係は、材料力学によって、下記数5で示す
ようになる。
【0079】
【数5】
【0080】ここに、Iは磁気テープの長手方向の単位
長さ当たりの断面2次モーメント(I=d3 /12,d
は磁気テープの厚さ)、Eは磁気テープのヤング率、W
(=N/WT )は磁気テープの幅方向の単位長さ当たり
の分布荷重、WT はテープ幅である。またNはガイドド
ラムに張力Tをもって巻き付けた系においての単位長さ
当たりの力で、ドラムの半径をrとするとき数6で与え
られる。
【0081】
【数6】N=2Tsin(1/2r)
【0082】数5及び数6をまとめると、数7になる。
【数7】 となる。
【0083】ここでδmax は、前述のδで決められるこ
とから、δmax =δである。また、 E≒7×109 Nm-2=7×109 g/mmS2 ,d=
0.01mm T≒4.9×10-2〜19.6×10-2,N=4.9×
104 〜9.8×104gmm/S2 , r=10〜20mm,WT =6mmとした。
【0084】そして、これらの値に基づいて数7からδ
max (=δ)とピッチxの関係を求めると図16中曲線
61が最大値となり、この曲線61は、数8となる。
【0085】
【数8】 x=(329δ)1/4 したがって、xは数3で示した 0.050mm≦x≦(329δ)1/4 mm に選ぶ。
【0086】更に、摩擦係数μの相対湿度との関係の、
ガイドドラムの山の高さδと、ピッチxを変えて測定し
た結果を図17〜21で示す。
【0087】図17はδ=0.2μmとし、x=40μ
m(○印でプロット)、x=80μm(□印でプロッ
ト)とした場合を示したものである。
【0088】また、図18は、δ=0.6μmとし、x
=41.7μm(○印でプロット)、x=125μm
(□印でプロット)とした場合である。
【0089】また、図19はδ=1.7μmとし、x=
55.0μm(○印でプロット)、x=71.0μm
(□印でプロット)とした場合である。
【0090】図20は、δ=2.2μm、x=100μ
m(○印でプロット)の場合、δ=2.6μm、x=6
0μm(□印でプロット)の場合、δ=2.6μm、x
=75μm(△印でプロット)の場合である。
【0091】図17〜図20をみて明らかなように、x
≦50μm以下のx=40μm、x=41.7では、湿
度が上がることによって摩擦係数の急激な上昇が生じ
る。
【0092】また、図21はδ=0.1μmとして本発
明で特定した範囲0.2μm未満の場合でピッチxを上
記数3を満足するx=60μmとしたにも拘わらず、相
対湿度が80%程度で摩擦係数μの急激の増加が起きて
いる。
【0093】上述した例では、表面に保護膜が形成され
ていない市販の蒸着金属磁性薄膜磁気テープを用いた場
合であるが、この蒸着金属磁性薄膜磁気テープの表面に
保護膜を被着形成した磁気テープに関して上述の本発明
による加工ピッチの規定が有効であることの確認を行っ
た。この場合、最大粗さδ=1.0μmで、加工ピッチ
が47μmと、75μmのAl合金製ドラムと、上述の
市販磁気テープに保護膜として膜厚10nmのスパッタ
によるカーボン保護膜を形成した磁気テープを用いた場
合で、このときのドラムに対する磁気テープの摺接走行
試験の結果を図22及び表2に示す。
【0094】
【表2】
【0095】図22及び表2から、40℃、80%RH
程度までは摩擦係数は0.7以下で、加工ピッチによる
大きな違いはみられない。そして、40℃を越えると、
特に40℃、94%RHでは加工ピッチが47μmの場
合、摩擦係数が0.7を越えてしまうが、加工ピッチが
75μmの場合には0.7以下の低い値をとり、数3が
有効であることがわかる。
【0096】更に、この条件でのテープ自身のダメージ
について調べたところ加工ピッチの大きい方が小さいも
のに比べてきわめて小さくなることが確認された。
【0097】上述したところから保護膜を有する磁気テ
ープに関しても本発明の構成、すなわち加工ピッチの規
定が有効であることを確信した。
【0098】上述したところから明らかなように、本発
明装置では高湿度下において摩擦の増大を効果的に抑制
できるので、エラーレートの減少への貢献が大であって
特に10-5オーダーのエラーレートを目標とするディジ
タルVTRに適用して好適である。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、磁気テープのガイドに
対するはりつきを高湿度下においても効果的に回避でき
るので、常時安定した走行を行うことができる。
【0100】したがって特にエラーレートを10-5オー
ダに抑えるディジタルVTRに適用してその利益は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガイド体の磁気テープ案内面の断面図である。
【図2】本発明を適用する磁気記録装置の記録側信号処
理部の一例の構成図である。
【図3】符号化の単位のブロックを示す図である。
【図4】信号の画素構成を示す図である。
【図5】本発明磁気記録装置の再生側信号処理部の一例
の構成図である。
【図6】本発明磁気記録装置のブロック符号化回路の一
例の構成図である。
【図7】チャンネルエンコーダの一例の構成図である。
【図8】チャンネルデコーダの一例の構成図である。
【図9】ヘッド配置の説明図である。
【図10】回転ヘッドの説明図である。
【図11】記録パターンの説明図であ。
【図12】ヘッド配置の説明図である。
【図13】ヘッド配置の説明図である。
【図14】磁気テープの振動の説明図である。
【図15】テープのたるみ量の説明図である。
【図16】x−δ曲線図である。
【図17】摩擦係数−相対湿度測定曲線図である。
【図18】摩擦係数−相対湿度測定曲線図である。
【図19】摩擦係数−相対湿度測定曲線図である。
【図20】摩擦係数−相対湿度測定曲線図である。
【図21】摩擦係数−相対湿度測定曲線図である。
【図22】摩擦係数−相対湿度測定曲線図である。
【図23】磁気テープガイド装置の斜視図である。
【図24】磁気テープ案内面の構造図である。
【図25】摩擦係数と吸着水の膜厚との関係の測定曲線
図である。
【図26】摩擦係数測定方法の説明図である。
【符号の説明】
1 ガイドドラム 2 ガイドドラム 76 ガイドドラム 77 ガイドドラム 7 ガイド体 11 案内面 4 磁気テープ 78 磁気テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープのガイドドラムないしはガイ
    ドピンの磁気テープ案内面が、山の高さδ(Rmax
    が、0.2μm〜3.0μmの範囲で選定され、山のピ
    ッチxが、0.050mm≦x≦(329δ)1/4 mm
    の値に選定された粗面より成ることを特徴とする磁気テ
    ープガイド装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープのガイドドラムないしはガイ
    ドピンの半径が0.7〜12mmに選定されたことを特
    徴とする磁気テープガイド装置。
JP5054119A 1992-03-13 1993-03-15 磁気テープガイド装置 Pending JPH0620347A (ja)

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JP5054119A JPH0620347A (ja) 1992-03-13 1993-03-15 磁気テープガイド装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5566892 1992-03-13
JP4-55668 1992-03-13
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