JPH06203427A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH06203427A
JPH06203427A JP5330823A JP33082393A JPH06203427A JP H06203427 A JPH06203427 A JP H06203427A JP 5330823 A JP5330823 A JP 5330823A JP 33082393 A JP33082393 A JP 33082393A JP H06203427 A JPH06203427 A JP H06203427A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録再生装置のヘッド切換信号の遅延時
間の設定を安定かつすみやかに行なうこと。 【構成】 切換スイッチ31が接続された入力ポート3
2のレベルによりヘッド切換タイミング(スイッチング
ポイント)の調整中であると判別された時は、PGが入
力されるごとに、また、マイクロコンピュータのCPU
27がリセットされた時は一度だけ、可変抵抗器21の
抵抗値をA/Dコンバータ22によりA/D変換してヘ
ッド切換信号作成のための遅延時間を設定し、スイッチ
ングポイントの調整中ではないと判別された時はA/D
変換を行わず、以前に設定された遅延時間を用いてヘッ
ド切換信号を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気記録再生装置(以
下、VTRと記す)に関し、特に可変抵抗器の電圧値を
A/D変換したデジタル量を用いてヘッド切換信号の遅
延時間を設定する方式のVTRに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のVTRにおけるヘッド切換
信号作成回路およびドラム位相比較回路の概略を示すブ
ロック図である。図において、1は可変抵抗器、2はキ
ャパシタ、3はPG−MM(PG Monostable Multivibrat
or) 、4はPG入力端子5から入力される、ドラムの回
転位相を検出するPG(Pulse Generator) の出力信号
(以下、単にPGと称す)とFG入力端子6から入力さ
れる、ドラムの回転速度を検出するFG(Frequency Gen
erator) の出力信号(以下、単にFGと称す)の2つの
入力信号に基づいてPG−MM3に対するタイミング信
号を作成するタイミング信号作成回路、7はPG−MM
3の出力とPGの両者に基づいてヘッド切換信号を作成
するフリップ・フロップ、8はフリップ・フロップ7で
作成されたヘッド切換信号を出力するヘッド切換信号出
力端子、9は記録時はVsync 入力端子10から入力され
るVsync から、再生時は内部クロックから基準位相信号
を作成する基準位相信号作成回路、11はヘッド切換信
号と基準位相信号の位相を比較する位相比較回路、12
は位相比較回路11の出力をパルス幅変調(Pulse Width
Moduration ;PWM) 出力に変換するPWM作成回
路、13はPWM出力端子である。
【0003】次に図5に示したタイミングチャートを用
いて動作について説明する。回転磁気ヘッドを搭載した
ドラムが回転すると1回転につき1パルスのPG(a) と
1回転につき例えば16パルスのFG(b) が発生し、こ
れらのパルスがそれぞれPG入力端子5,FG入力端子
6から入力され、タイミング信号作成回路4に供給され
る。タイミング信号作成回路4においては、PGが入力
された後の最初のFGの立上りエッヂからFG3パルス
の期間と、PGが入力された後の9パルス目のFGの立
上りエッヂからFG3パルスの期間「H」となり、それ
以外の期間「L」となるタイミング信号(c) が作成さ
れ、PG−MM3に供給される。PG−MM3はタイミ
ング信号(c) が「L」のときはこのPG−MM3に接続
されている可変抵抗器1およびキャパシタ2との接点を
「L」に固定しておき、タイミング信号(c) が「H」に
なると前記接点の「L」への固定を解除し可変抵抗器1
を通してキャパシタ2を充電させる。この接点の電圧
(d) をPG−MMの入力とし、スレッショルドレベルを
越えた時点で一定パルス幅のPG−MM出力(e) を出力
する。フリップフロップ7では、PG(a) でクリアさ
れ、次のPG−MM出力(e) で「H」になり、その次の
PG−MM出力(e) で「L」になるヘッド切換信号(f)
を作成する。このFG(b) の立上りエッヂからヘッド切
換信号(f) の立上りエッヂあるいは立下りエッヂまでの
遅延時間tは可変抵抗器1の抵抗値を調整することによ
り、キャパシタ2の充電電流が変化し、充電時間が変化
して調整される。ヘッド切換信号(f) は、ヘッド切換信
号出力端子8から出力され、映像信号処理系などに供給
されるとともに、位相比較回路11に供給される。位相
比較回路11においては、基準位相信号作成回路9で作
成された基準位相信号とヘッド切換信号(f) の位相が比
較され、位相誤差として出力され、PWM作成回路12
においてPWM信号に変換され、PWM出力端子13か
ら出力され、位相制御系が構成される。
【0004】ドラム・サーボ系においては図示しない速
度制御系と前述の位相制御系の働きによりドラムの回転
が制御される。VTRの組立,調整の段階において、回
転磁気ヘッドが所定の位置に来た時点でヘッド切換信号
(f) が立上る,あるいは立下るように可変抵抗器1の抵
抗値が調整され、PG−MMの遅延時間tが調整され、
ヘッド切換タイミング、すなわちスイッチングポイント
の調整がなされる。その結果、記録時にはVsync とヘッ
ド切換信号(f) が所定の位相関係になり、磁気テープ上
の所定の位置にVsync が記録3れ、再生時には回転磁気
ヘッドが所定の位置に来た時点で、再生信号が切換えら
れる。
【0005】一方、上述のように専用のハードウェアに
より速度検出器,位相検出器等を構成するディジタル・
サーボ方式に対し、マイクロコンピュータにより速度検
出器,位相検出器を構成するソフトウェア・サーボ方式
の概略を示すブロック図を図6に示す。図において、2
1は可変電圧を作成する可変抵抗器、22は可変抵抗器
21の電圧値をディジタル量に変換するA/Dコンバー
タ、23はPG入力端子、24はFG入力端子、25は
Vsync 入力端子、26はPG,FG,Vsync その他の入
力時刻および出力信号の出力時刻を計測するフリーラン
ニングカウンタ、27はマイクロコンピュータの中央処
理装置(CPU)、28はPWM作成回路、29はPW
M出力端子、30はヘッド切換信号出力端子である。
【0006】次に図7に示したタイミングチャートをも
とに動作について説明する。ドラムが回転してPGが入
力されるごとに可変抵抗器21の電圧値をA/Dコンバ
ータ22でディジタル量に変換し、これをCPU27に
伝送する。CPU27ではこのディジタル量をNとする
と、Nに適当な係数Kを掛け遅延時間tを算出する(t
=N×K)。フリーランニングカウンタ26ではPG,
FG,Vsync が入力された時刻を計測し、CPU27に
伝送する。CPU27においては、PG(h) が入力され
た後、最初のFG(i) が入力された時刻T1 に遅延時間
tを加えた時刻T2 (=T1 +t)を計算し、フリーラ
ンニングカウンタ26がT2 になった時にヘッド切換信
号(j) を立上げる。次にPG(h) が入力された後、9パ
ルス目のFG(i) が入力されると、このFG(i) の入力
時刻T3 に遅延時間tを加えた時刻T4 (=T3 +t)
を計算し、フリーランニングカウンタ26がT4 になっ
たときにヘッド切換信号(j) を立ち下げる。このヘッド
切換信号(j) をヘッド切換信号出力端子30から出力
し、映像信号処理系に供給する。またCPU27におい
てはFG(i) が入力されるごとにその入力時刻からFG
(i) の周期を求め、速度誤差を算出する。記録時はVsyn
c の入力時刻から基準位相を計算し、再生時は独立して
基準位相を計算し、基準位相とヘッド切換信号(j) の位
相差を求め位相誤差を算出する。速度誤差と位相誤差を
適当な重み付けして加算し、PWM作成回路28でPW
Mに変換し、PWM出力端子29から出力する。ディジ
タル・サーボ方式と同様にVTRの組立調整の段階にお
いて、回転磁気ヘッドが所定の位置に来た時点でヘッド
切換信号(j) が立上る,あるいは立下るように可変抵抗
器21の抵抗値が調整され、遅延時間tが調整されスイ
ッチングポイントの調整がなされる。その結果、記録時
にはVsync とヘッド切換信号(j) が所定の関係になり、
所定の位置にVsync が記録され、再生時には回転磁気ヘ
ッドが所定の位置に来た時点で再生信号が切り換えられ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のVTRは以上の
ように構成されているので、A/Dコンバータ22の精
度が十分でないと可変抵抗器21の抵抗値が一定であっ
ても、これをディジタル量に変換した値Nは変動するこ
とになる。この変動量をΔNとすると、遅延時間tはΔ
t=ΔN×Kだけ変動することになり、ヘッド切換信号
(j) の発生タイミングがΔtだけ変動することになる。
位相制御系においては、このヘッド切換信号(j) の変動
が位相誤差として検出されドラムの回転むらの原因とな
る。これを解消するためには、例えばマイクロコンピュ
ータがリセットされた時点で一度だけ可変抵抗器21の
電圧値をA/D変換して取り込むようにすればよいが、
スイッチングポイントの調整を行う際に可変抵抗器21
の抵抗値を変えるたびにマイクロコンピュータをリセッ
トしなければならず、スイッチングポイントの調整に非
常に手間がかかってしまうという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、スイッチングポイントの調整
が従来どおり手間がかからず行え、ヘッド切換信号の変
動をなくして、ヘッド切換信号の変動によるドラムの回
転むらをなくすることができるソフトウェア・サーボ方
式の磁気記録再生装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る磁気記録
再生装置は、入力信号の入力時刻を計測する計測手段
と、ドラムの回転速度を検出する周波数発生器(Frequen
cy Generator:以下FGと称す) の出力信号の入力時刻
からドラムの回転速度を検出し、ドラムの回転位相を検
出するパルス発生器(Pulse Generator:以下PGと称
す) の出力信号あるいは前記FGの出力信号の入力時刻
からドラムの回転位相を検出してドラムの回転速度およ
び回転位相を制御する制御手段と、可変電圧を作成する
電圧可変手段と、前記可変電圧をA/D変換するA/D
変換手段と、前記A/D変換出力に応じて遅延時間を設
定し、この遅延時間と前記PGの出力信号あるいは前記
FGの出力信号の入力時刻からヘッド切換信号の発生時
刻を設定し、ヘッド切換信号を発生するヘッド切換信号
発生手段とを備え、前記制御手段は、リセット時に前記
A/D変換手段に応じて前記遅延時間を設定し、前記ヘ
ッド切換信号の発生時刻を調整中である場合は、前記遅
延時間を設定可変とし、前記ヘッド切換信号の発生時刻
を調整中でない場合は、前記遅延時間を前回に設定した
遅延時間に固定するようにしたものである。また、この
発明に係る磁気記録再生装置は、制御手段が切換手段に
応じてヘッド切換信号の発生時刻を調整中であるか否か
を判別するようにしたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、ヘッド切換タイミング、
即ち、スイッチングポイントの調整中であると判別され
た時は、PGが入力されるごとに、また制御手段がリセ
ットされた時は一度だけ、電圧可変手段の電圧値をA/
D変換してヘッド切換信号作成のための遅延時間を設定
し、スイッチングポイントの調整中ではないと判別され
た時はA/D変換を行わず、以前に設定された遅延時間
を用いてヘッド切換信号を作成するようにしたので、ス
イッチングポイントの調整に手間を要さず、また、ヘッ
ド切換信号の変動もなくなる。
【0011】また、この発明においては、ヘッド切換信
号の発生時刻を調整中であるか否かの判別を、切換手段
の操作のみに応じて行なうので、装置のコストアップを
最小限に止めることができる。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例による磁気記録再生
装置の構成を示すブロック図である。この図1に示した
実施例は、以下の点を除いて図6に示した従来のVTR
と同様である。すなわち31はスイッチングポイントを
調整する時は「H」側に、調整しない時は「L」側に切
り換える切換スイッチ、32は切換スイッチのレベルを
CPU27に入力するための入力ポートである。
【0013】次に、図2に示したフローチャートを用い
て動作について説明する。なお、タイミングチャートは
図7に示した従来のものと同じである。ステップ40で
マイクロコンピュータがリセットされると、まずステッ
プ41において、可変抵抗器21の電圧値をA/Dコン
バータ22でディジタル値に変換してNとする。
【0014】ステップ42において、CPU27にNを
取り込み、遅延時間t=N×Kを計算する。ステップ4
3において、FGが入力されているかどうか判別し、F
Gが入力されていなければステップ44へ移り、ステッ
プ44において、PGが入力されているかどうか判別
し、PGが入力されていなければステップ43へ戻る。
以後FGあるいはPGが入力されるまでステップ43,
ステップ44の判定を繰り返す。
【0015】FG入力端子24からFGが入力されると
ステップ45に移り、FGが入力された時刻をフリーラ
ンニングカウンタ26で計測し、CPU27でひとつ前
のFG入力時刻との時間差からFGの周期を求めて速度
誤差を計算し、位相誤差と重み付け加算を行ない、その
出力をPWM作成回路28においてPWMに変換しPW
M出力端子29から出力する。
【0016】次にステップ46において、FGのパルス
数をカウントするFGカウンタの値を「1」増加し、ス
テップ47においてFGカウンタの値が「1」かどうか
判定する。「1」であれば、すなわちその時入力された
FGがPG入力後初めてのFGであれば、ステップ48
に移り、FG入力時刻T1 に遅延時間tを加算してヘッ
ド切換信号の立上り時刻T2 (=T1 +t)を計算す
る。ステップ49において、T2 と基準位相の時間差か
ら位相誤差を計算した後、ステップ43に戻る。ステッ
プ47においてFGカウンタの値が「1」でなければス
テップ50に移り、FGカウンタの値が「9」かどうか
を判定する。「9」であれば、すなわちその時のFGが
PG入力後9パルス目のFGであればステップ51に移
り、FG入力時刻T3 に遅延時間tを加算してヘッド切
換信号の立下り時刻T4 (=T3 +t)を計算した後ス
テップ43に戻る。ステップ50において、FGカウン
タの値が「9」でなければステップ43に戻る。図2の
フローチャートには図示していないが、フリーランニン
グカウンタ26の時刻がT2 ,T4 になるとヘッド切換
信号出力端子30から出力されるヘッド切換信号の
「H」,「L」レベルが切り換わる。
【0017】ここでステップ44において、PGが入力
されているとステップ52に移りFGカウンタの値を
「0」にする。そしてステップ53において、入力ポー
ト32のレベルが「H」かどうかを判定する。ここでヘ
ッド切換タイミングであるスイッチングポイントが調整
中である時は調整者によって切換スイッチ31が「H」
側に切り換えられ、スイッチングポイント調整中以外の
時は切換スイッチ31は「L」側に切り換えられてい
る。入力ポート32のレベルが「L」であれば、すなわ
ちスイッチングポイント調整中でなければ、ステップ4
3に戻り、「H」であれば、すなわちスイッチングポイ
ントの調整中であればステップ54に移り、可変抵抗器
21の電圧値をA/D変換し、ステップ55で遅延時間
t(=N×K)した後ステップ43に戻る。
【0018】よって、スイッチングポイントの調整を従
来どおりに手間がかからずに行うことができるととも
に、そのスイッチングポイント調整中以外の時はスイッ
チングポイントを前回の値に固定するようにしたので、
可変抵抗器の電圧値のA/D変換値の変動を防止でき、
このA/D変換値の変動によりドラムに回転むらが生じ
るのを防止できる。
【0019】実施例2.なお、上記実施例では、切換ス
イッチ31により入力ポート32のレベルを切り換える
ようにしたものを示したが、図3に示したように入力ポ
ート32を配線33により電源に接続するとともに、抵
抗器34を介してグランドに接続し、スイッチングポイ
ントの調整中の時はこの状態で入力ポート32を「H」
レベルにしておき、スイッチングポイントの調整の完了
後は配線33を切断して入力ポート32を「L」レベル
に切り換えるようにしてもよい。
【0020】また、上記実施例ではPGが入力されるた
びに入力ポート32のレベルを判定するようにしたもの
を示したが、これはタイマ割り込みなど他のタイミング
で判定するようにしてもよい。また、上記実施例ではド
ラム1回転につき、1周期のヘッド切換信号を作成する
場合について示したが、ドラム1.5 回転につき1周期の
ヘッド切換信号を作成する場合や、その他の割合でヘッ
ド切換信号を作成する場合でもよく、上記実施例と同様
の効果を奏する。
【0021】また、上記実施例ではPG入力後の所定の
FGの入力時刻に遅延時間を加算してヘッド切換信号の
発生時刻を設定するようにしたものを示したが、PGの
入力時刻に直接遅延時間を加算してヘッド切換信号の発
生時刻を設定するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る磁気記録
再生装置によれば、入力信号の入力時刻を計測する計測
手段と、ドラムの回転速度を検出する周波数発生器(Fre
quencyGenerator:以下FGと称す) の出力信号の入力
時刻からドラムの回転速度を検出し、ドラムの回転位相
を検出するパルス発生器(Pulse Generator:以下PGと
称す) の出力信号あるいは前記FGの出力信号の入力時
刻からドラムの回転位相を検出してドラムの回転速度お
よび回転位相を制御する制御手段と、可変電圧を作成す
る電圧可変手段と、前記可変電圧をA/D変換するA/
D変換手段と、前記A/D変換出力に応じて遅延時間を
設定し、この遅延時間と前記PGの出力信号あるいは前
記FGの出力信号の入力時刻からヘッド切換信号の発生
時刻を設定し、ヘッド切換信号を発生するヘッド切換信
号発生手段とを備え、前記制御手段は、リセット時に前
記A/D変換手段に応じて前記遅延時間を設定し、前記
ヘッド切換信号の発生時刻を調整中である場合は、前記
遅延時間を設定可変とし、前記ヘッド切換信号の発生時
刻を調整中でない場合は、前記遅延時間を前回に設定し
た遅延時間に固定するようにしたので、スイッチングポ
イントの調整を従来どおりに行うことができるととも
に、それ以外の時は電圧可変手段の電圧値のA/D変換
値の変動が生じるのを防止でき、このA/D変換値の変
動によりドラムに回転むらが生じるのを防止できるVT
Rを提供できるという効果がある。
【0023】また、この発明に係る磁気記録再生装置に
よれば、ヘッド切換信号の発生時刻を調整中であるか否
かの判別を、切換手段の操作のみに応じて行うようにし
たので、簡単な切換手段を設けるだけで装置が調整中か
否かを容易に判別でき、装置のコストアップを最小限に
抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による磁気記録再生装置の
ソフトウェア・サーボのドラム制御部の概略を示すブロ
ック図。
【図2】図1のソフトウェアのアルゴリズムを示すフロ
ーチャートを示す図。
【図3】この発明の他の実施例による磁気記録再生装置
を示すブロック図。
【図4】従来のディジタル・サーボのドラム制御部の概
略を示すブロック図。
【図5】図4に示した装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートを示す図。
【図6】従来のソフトウェア・サーボのドラム制御部の
概略を示すブロック図。
【図7】図6に示した装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートを示す図。
【符号の説明】
21 可変抵抗器 22 A/Dコンバータ 23 PG入力端子 24 FG入力端子 25 Vsync 入力端子 26 フリーランニングカウンタ 27 CPU 28 PWM作成回路 29 PWM出力端子 30 ヘッド切換信号出力端子 31 切換スイッチ 32 入力ポート 33 配線 34 抵抗器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の入力時刻を計測する計測手段
    と、 ドラムの回転速度を検出する周波数発生器(Frequency G
    enerator:以下FGと称す) の出力信号の入力時刻から
    ドラムの回転速度を検出し、ドラムの回転位相を検出す
    るパルス発生器(Pulse Generator:以下PGと称す) の
    出力信号あるいは前記FGの出力信号の入力時刻からド
    ラムの回転位相を検出してドラムの回転速度および回転
    位相を制御する制御手段と、 可変電圧を作成する電圧可変手段と、 前記可変電圧をA/D変換するA/D変換手段と、 前記A/D変換出力に応じて遅延時間を設定し、この遅
    延時間と前記PGの出力信号あるいは前記FGの出力信
    号の入力時刻からヘッド切換信号の発生時刻を設定し、
    ヘッド切換信号を発生するヘッド切換信号発生手段とを
    備え、 前記制御手段は、リセット時に前記A/D変換手段に応
    じて前記遅延時間を設定し、前記ヘッド切換信号の発生
    時刻を調整中である場合は、前記遅延時間を設定可変と
    し、前記ヘッド切換信号の発生時刻を調整中でない場合
    は、前記遅延時間を前回に設定した遅延時間に固定する
    ものであることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記制御手段は、切換手段に応じて前記ヘッド切換信号
    の発生時刻が調整中であるか否かを判別することを特徴
    とする磁気記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63131358A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 Sanyo Electric Co Ltd テ−プレコ−ダのヘツド切換信号調整方法
JPH0461053A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Sanyo Electric Co Ltd 回転磁気ヘッド装置

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