JPH0620332B2 - ガス絶縁開閉装置およびその製造方法 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置およびその製造方法Info
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- JPH0620332B2 JPH0620332B2 JP58126354A JP12635483A JPH0620332B2 JP H0620332 B2 JPH0620332 B2 JP H0620332B2 JP 58126354 A JP58126354 A JP 58126354A JP 12635483 A JP12635483 A JP 12635483A JP H0620332 B2 JPH0620332 B2 JP H0620332B2
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- unit container
- unit
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉
装置およびその製造方法に関するものである。
装置およびその製造方法に関するものである。
従来技術 最近変電所等に設置されるガス絶縁開閉装置として、開
閉装置を構成する複数の機器を比較的低圧の絶縁ガスを
充填した共通の容器内に収納する構造のものが注目され
ている。この構造によれば、各機器をそれぞれ個別の容
器内に収納して容器相互間を絶縁スペーサを介して接続
する型式のガス絶縁開閉装置に比べて構造をはるかに簡
単にすることができ、また装置の小形化を図って設置ス
ペースの節約を図ることができる。更に外観の簡素化を
図ることができるため、周囲環境との調和を容易に図る
ことができる。
閉装置を構成する複数の機器を比較的低圧の絶縁ガスを
充填した共通の容器内に収納する構造のものが注目され
ている。この構造によれば、各機器をそれぞれ個別の容
器内に収納して容器相互間を絶縁スペーサを介して接続
する型式のガス絶縁開閉装置に比べて構造をはるかに簡
単にすることができ、また装置の小形化を図って設置ス
ペースの節約を図ることができる。更に外観の簡素化を
図ることができるため、周囲環境との調和を容易に図る
ことができる。
ところで、複数の機器を共通の容器内に収納する構造の
従来のガス絶縁開閉装置では、断路器およびしゃ断器を
含む必要機器全体をハンドホールを通して容器内に挿入
して容器内に設けた取付けフレームの所定箇所に固定し
ていた。そのためこれらの機器を容器内に収納する際に
は容器内の狭いスペースで各機器の組立ておよび固定作
業を行う必要があり、またこれらの機器の保守点検修理
を行う場合には、ハンドホールを通して容器内で各機器
の取外し作業を行った後各機器を容器外に取出す必要が
あった。しかしながら開閉装置を構成する機器のうち、
特にしゃ断器と断路器は寸法が大きく、また重量もある
ため、これら両機器全体をハンドホールを通して容器内
に収納したり、容器から取出したりするのは容易ではな
く、組立て作業や保守点検作業に多大の手間が掛かる欠
点があった。また従来の構造では部品の標準化が困難
で、回路構成が異なる毎に異なる容器を用意する必要が
あったためコストが高くなる欠点があった。
従来のガス絶縁開閉装置では、断路器およびしゃ断器を
含む必要機器全体をハンドホールを通して容器内に挿入
して容器内に設けた取付けフレームの所定箇所に固定し
ていた。そのためこれらの機器を容器内に収納する際に
は容器内の狭いスペースで各機器の組立ておよび固定作
業を行う必要があり、またこれらの機器の保守点検修理
を行う場合には、ハンドホールを通して容器内で各機器
の取外し作業を行った後各機器を容器外に取出す必要が
あった。しかしながら開閉装置を構成する機器のうち、
特にしゃ断器と断路器は寸法が大きく、また重量もある
ため、これら両機器全体をハンドホールを通して容器内
に収納したり、容器から取出したりするのは容易ではな
く、組立て作業や保守点検作業に多大の手間が掛かる欠
点があった。また従来の構造では部品の標準化が困難
で、回路構成が異なる毎に異なる容器を用意する必要が
あったためコストが高くなる欠点があった。
発明の目的 本発明の目的は、しゃ断器および断路器の取付けおよび
取外しを容易に行うことができ、また部品の標準化を容
易に図ることができるようにしたガス絶縁開閉装置およ
びその製造方法を提供することにある。
取外しを容易に行うことができ、また部品の標準化を容
易に図ることができるようにしたガス絶縁開閉装置およ
びその製造方法を提供することにある。
発明の構成 本願第1の発明は、しゃ断器および断路器を含む複数の
必要機器を共通のユニット容器に収納して構成するガス
絶縁開閉装置を改良したもので、本発明においては前記
ユニット容器の前面と背面および上面と底面にそれぞれ
ほぼ同寸法同形状の開口部が少なくとも1個ずつ設けら
れており、前記各開口部は前記しゃ断器および断路器以
外の機器を組立てた状態で前記ユニット容器内に挿入し
得る大きさに形成されている。前記しゃ断器および断路
器は前記開口部のいずれかを通して前記ユニット容器内
に挿入されて該ユニット容器の外部で該ユニット容器に
着脱可能に固定されている。
必要機器を共通のユニット容器に収納して構成するガス
絶縁開閉装置を改良したもので、本発明においては前記
ユニット容器の前面と背面および上面と底面にそれぞれ
ほぼ同寸法同形状の開口部が少なくとも1個ずつ設けら
れており、前記各開口部は前記しゃ断器および断路器以
外の機器を組立てた状態で前記ユニット容器内に挿入し
得る大きさに形成されている。前記しゃ断器および断路
器は前記開口部のいずれかを通して前記ユニット容器内
に挿入されて該ユニット容器の外部で該ユニット容器に
着脱可能に固定されている。
上記のように構成すれば、しゃ断器および断路器等の機
器をユニット容器の外部で組立ててユニット容器の開口
部を通して該ユニット容器に取付ければ良いので、機器
の取付け作業を容易にすることができる。また前記ユニ
ット容器はその前面と背面および上面と底面にそれぞれ
少なくとも1個ずつほぼ同寸法同形状の機器取付け用開
口部を有しているので、開閉装置の種々の回路構成に対
応することができ、部品の標準化を容易に図ることがで
きる。
器をユニット容器の外部で組立ててユニット容器の開口
部を通して該ユニット容器に取付ければ良いので、機器
の取付け作業を容易にすることができる。また前記ユニ
ット容器はその前面と背面および上面と底面にそれぞれ
少なくとも1個ずつほぼ同寸法同形状の機器取付け用開
口部を有しているので、開閉装置の種々の回路構成に対
応することができ、部品の標準化を容易に図ることがで
きる。
本願第2の発明は、しゃ断器および断路器を含む複数の
必要機器を共通のユニット容器に収納してガス絶縁開閉
装置を製造する方法であって、本発明の方法においては
前記ユニット容器の前面と背面および上面と底面にそれ
ぞれほぼ同寸法同形状で前記しゃ断器および断路器以外
の機器を組立てた状態で前記ユニット容器内に挿入し得
る大きさを有する開口部を少なくとも1個ずつ形成して
おき、前記しゃ断器および断路器を前記ユニット容器の
いずれかの開口部を通して前記ユニット容器内に挿入し
てこれらを該容器に外部から着脱可能に固定する。次い
で残りの開口部をハンドホールとして用いて該ハンドホ
ールを通して他の機器の前記ユニット容器内への収納と
前記ユニット容器内での機器相互間の接続作業とを行
い、しかる後前記ハンドホールとして用いた開口部を閉
じて前記ユニット容器を密閉し、前記ユニット容器内に
絶縁ガスを充填する。
必要機器を共通のユニット容器に収納してガス絶縁開閉
装置を製造する方法であって、本発明の方法においては
前記ユニット容器の前面と背面および上面と底面にそれ
ぞれほぼ同寸法同形状で前記しゃ断器および断路器以外
の機器を組立てた状態で前記ユニット容器内に挿入し得
る大きさを有する開口部を少なくとも1個ずつ形成して
おき、前記しゃ断器および断路器を前記ユニット容器の
いずれかの開口部を通して前記ユニット容器内に挿入し
てこれらを該容器に外部から着脱可能に固定する。次い
で残りの開口部をハンドホールとして用いて該ハンドホ
ールを通して他の機器の前記ユニット容器内への収納と
前記ユニット容器内での機器相互間の接続作業とを行
い、しかる後前記ハンドホールとして用いた開口部を閉
じて前記ユニット容器を密閉し、前記ユニット容器内に
絶縁ガスを充填する。
上記の方法によれば、しゃ断器および断路器をユニット
容器の外部から取付けるので、これらの機器の取付けを
容易に行うことができる。また上記のように大形で重量
の大きいしゃ断器および断路器を優先的に取付けて該し
ゃ断器および断路器を中心にして他の機器の取付けを行
うようにすると、ユニット容器内のスペースが充分ある
時点で大形の機器の取付けを行い、次いで順次小形の機
器を取付けることになるので、装置の組立てを容易にす
ることができる。また機器取付用の開口部をハンドホー
ルとして用いながら組立てを行うので、特別のハンドホ
ールを設けておく必要がない。
容器の外部から取付けるので、これらの機器の取付けを
容易に行うことができる。また上記のように大形で重量
の大きいしゃ断器および断路器を優先的に取付けて該し
ゃ断器および断路器を中心にして他の機器の取付けを行
うようにすると、ユニット容器内のスペースが充分ある
時点で大形の機器の取付けを行い、次いで順次小形の機
器を取付けることになるので、装置の組立てを容易にす
ることができる。また機器取付用の開口部をハンドホー
ルとして用いながら組立てを行うので、特別のハンドホ
ールを設けておく必要がない。
なお本明細書においてハンドホールなる語は、作業者の
手を挿入しうる大きさの孔だけではなく、作業者がユニ
ット容器内に入るのに充分な大きさの孔をも包含する。
手を挿入しうる大きさの孔だけではなく、作業者がユニ
ット容器内に入るのに充分な大きさの孔をも包含する。
実施例 以下添附図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示したもの
で、これらの図において1は中心軸線が鉛直方向に伸び
るように配置された円筒状の金属ユニット容器である。
ユニット容器1の前面(第1図の左側面)には上下に所
定の間隔をおいて第1および第2の開口部2および3が
設けられ、またユニット容器1の背面(第1図の右側
面)には上下に所定の間隔をあけて第3および第4の開
口部4および5が設けられている。更にユニット容器1
の上面には第5の開口部6が設けられ、ユニット容器1
の底面には第6の開口部7が設けられている。第1乃至
第4の開口部2乃至5はユニット容器1の側面に該ユニ
ット容器と軸線が直交する短管からなる管台8を溶接す
ることにより形成され、開口部2乃至5の開口端周縁に
は、それぞれ径方向の外側に突出する取付けフランジ2
aないし5aが設けられている。また本実施例における
第5および第6の開口部6および7はユニット容器1の
上端および下端をそれぞれそのまま開口させたものから
なり、第5の開口部6には径方向の外側に突出する取付
けフランジ6aが、また第6の開口部7には径方向の外
側および内側に突出する取付けフランジ7aがそれぞれ
設けられている。そして第1乃至第6の開口部はそれぞ
れの軸線が同一の垂直面上に位置するように設けられ、
第1および第2の開口部2および3はそれぞれ第3およ
び第4の開口部と軸線が一致するように設けられてい
る。また第1乃至第6の開口部2乃至5はすべて径が等
しく形成され、各開口部には適宜の数のボルト螺合用の
孔が同ピッチで設けられている。
で、これらの図において1は中心軸線が鉛直方向に伸び
るように配置された円筒状の金属ユニット容器である。
ユニット容器1の前面(第1図の左側面)には上下に所
定の間隔をおいて第1および第2の開口部2および3が
設けられ、またユニット容器1の背面(第1図の右側
面)には上下に所定の間隔をあけて第3および第4の開
口部4および5が設けられている。更にユニット容器1
の上面には第5の開口部6が設けられ、ユニット容器1
の底面には第6の開口部7が設けられている。第1乃至
第4の開口部2乃至5はユニット容器1の側面に該ユニ
ット容器と軸線が直交する短管からなる管台8を溶接す
ることにより形成され、開口部2乃至5の開口端周縁に
は、それぞれ径方向の外側に突出する取付けフランジ2
aないし5aが設けられている。また本実施例における
第5および第6の開口部6および7はユニット容器1の
上端および下端をそれぞれそのまま開口させたものから
なり、第5の開口部6には径方向の外側に突出する取付
けフランジ6aが、また第6の開口部7には径方向の外
側および内側に突出する取付けフランジ7aがそれぞれ
設けられている。そして第1乃至第6の開口部はそれぞ
れの軸線が同一の垂直面上に位置するように設けられ、
第1および第2の開口部2および3はそれぞれ第3およ
び第4の開口部と軸線が一致するように設けられてい
る。また第1乃至第6の開口部2乃至5はすべて径が等
しく形成され、各開口部には適宜の数のボルト螺合用の
孔が同ピッチで設けられている。
上記のユニット容器1は、立方体状または直方体状に形
成された架台10の上面に設けた開口部周辺に第6の開
口部7のフランジ7aを接合することにより該架台10
に垂直に固定されている。そして本実施例ではユニット
容器1内に第7図の単線結線図に示したような単母線構
成の開閉回路を構成する機器が3相分一括して収納され
ている。第7図においてCHdはケーブルヘッド、PT
は計器用変成器、CTは変流器、DS1およびDS2は
断路器、CBはしゃ断器、ES1およびES2は接地装
置、BUSは母線である。
成された架台10の上面に設けた開口部周辺に第6の開
口部7のフランジ7aを接合することにより該架台10
に垂直に固定されている。そして本実施例ではユニット
容器1内に第7図の単線結線図に示したような単母線構
成の開閉回路を構成する機器が3相分一括して収納され
ている。第7図においてCHdはケーブルヘッド、PT
は計器用変成器、CTは変流器、DS1およびDS2は
断路器、CBはしゃ断器、ES1およびES2は接地装
置、BUSは母線である。
計器用変成器PTは架台10の内部に収納され、該変成
器の上端で設けられた端子部11が第6の開口部7を通
してユニット容器1内に挿入されている。計器用変成器
PTのユニット容器の上部には取付けフランジ12が設
けられ、この取付けフランジ12がユニット容器1の第
6の開口部7の取付けフランジ7aに気密に接続されて
該変成器PTがユニット容器1に取付けられるとともに
第6の開口部7が気密に閉じられている。
器の上端で設けられた端子部11が第6の開口部7を通
してユニット容器1内に挿入されている。計器用変成器
PTのユニット容器の上部には取付けフランジ12が設
けられ、この取付けフランジ12がユニット容器1の第
6の開口部7の取付けフランジ7aに気密に接続されて
該変成器PTがユニット容器1に取付けられるとともに
第6の開口部7が気密に閉じられている。
3相分の(3台の)しゃ断器CBはユニット容器1の第
1の開口部2を通して取付けられている。各しゃ断器C
Bは例えばSF6ガスを充填した絶縁容器13内に可動
接触子および固定接触子と消弧機構とからなるしゃ断器
を収納したもので、容器13の側面には固定接触子につ
ながる固定側端子14と可動接触子につながる可動側端
子15とが設けられ、固定側端子14および可動側端子
15にはそれぞれチューリップ形コンタクト16および
17が取付けられている。3台のしゃ断器CBはそれぞ
れの中心軸線が三角形の頂点に位置するように配置さ
れ、これらのしゃ断器の容器13の一端は開口部2を閉
じる蓋板を兼ねる機器取付け板18に気密に接続されて
いる。そしてしゃ断器CBは開口部2を通してユニット
容器1内に挿入され、機器取付け板18は開口部2の取
付け用フランジ2aにユニット容器の外部からボルトに
より接続されている。取付け板18とフランジ2aとの
接続部は気密に形成され、しゃ断器をユニット容器に収
納すると同時に開口部2aが気密に閉じられるようにな
っている。各しゃ断器CBは取付け板18に設けられた
図示しない開口部を通して外部からその容器13の一端
を開きうるようになっており、該容器13の一端を開く
ことにより、ユニット容器1内のガスを抜くことなく、
しゃ断部を外部に引出して点検を行い得るようになって
いる。
1の開口部2を通して取付けられている。各しゃ断器C
Bは例えばSF6ガスを充填した絶縁容器13内に可動
接触子および固定接触子と消弧機構とからなるしゃ断器
を収納したもので、容器13の側面には固定接触子につ
ながる固定側端子14と可動接触子につながる可動側端
子15とが設けられ、固定側端子14および可動側端子
15にはそれぞれチューリップ形コンタクト16および
17が取付けられている。3台のしゃ断器CBはそれぞ
れの中心軸線が三角形の頂点に位置するように配置さ
れ、これらのしゃ断器の容器13の一端は開口部2を閉
じる蓋板を兼ねる機器取付け板18に気密に接続されて
いる。そしてしゃ断器CBは開口部2を通してユニット
容器1内に挿入され、機器取付け板18は開口部2の取
付け用フランジ2aにユニット容器の外部からボルトに
より接続されている。取付け板18とフランジ2aとの
接続部は気密に形成され、しゃ断器をユニット容器に収
納すると同時に開口部2aが気密に閉じられるようにな
っている。各しゃ断器CBは取付け板18に設けられた
図示しない開口部を通して外部からその容器13の一端
を開きうるようになっており、該容器13の一端を開く
ことにより、ユニット容器1内のガスを抜くことなく、
しゃ断部を外部に引出して点検を行い得るようになって
いる。
3相の断路器DS1はユニット容器前面の第2の開口部
3を通してユニット容器1に取付けられている。この断
路器DS1は略V字形に形成された絶縁支持物20に固
定接触子21と可動接触子22とを支持したもので、固
定接触子21はチューリップコンタクトをシールド内に
配置したものからなっている。また可動接触子22は図
示しない操作軸により駆動されて直線変位する棒状の接
触子をシールド内に配置したもので、固定接触子21と
可動接触子22とは互いに同軸的に配置されている。3
相分の断路器DS1は第1図の紙面と直角な方向に等間
隔をおいて並べられ、前記取付け板18と同様な機器取
付け板23に固定されている。取付け板23に固定され
たこれら3台の断路器DS1は第2の開口部3を通して
ユニット容器1内に挿入され、取付け板23は第2の開
口部3の取付けフランジ3aに気密に接続されている。
各相の断路器DS1の固定接触子21は接続導体24を
介して計器用変成器PTの端子部11に接続され、また
該固定接触子にはユニット容器の背面側に向いたチュー
リップコンタクト25が取付けられている。断路器DS
1の可動接触子22にはチューリップコンタクト26が
取付けられ、該コンタクト26が接続導体27を介して
前記しゃ断器の可動側端子に設けられたチューリップコ
ンタクト17に接続されている。断路器DS1の固定接
触子と計器用変成器PTとを接続する接続導体24には
接地装置ES1の固定電極28が設けられている。接地
装置ES1の可動電極29はユニット容器1内の下部に
設けられた図示しないフレームに回転自在に支持された
操作軸30に取付けられ、該可動電極29は操作軸30
により駆動されて固定電極29に接触する接地位置と該
固定電極29から所定の角度離れた非接地位置との間を
回動する。
3を通してユニット容器1に取付けられている。この断
路器DS1は略V字形に形成された絶縁支持物20に固
定接触子21と可動接触子22とを支持したもので、固
定接触子21はチューリップコンタクトをシールド内に
配置したものからなっている。また可動接触子22は図
示しない操作軸により駆動されて直線変位する棒状の接
触子をシールド内に配置したもので、固定接触子21と
可動接触子22とは互いに同軸的に配置されている。3
相分の断路器DS1は第1図の紙面と直角な方向に等間
隔をおいて並べられ、前記取付け板18と同様な機器取
付け板23に固定されている。取付け板23に固定され
たこれら3台の断路器DS1は第2の開口部3を通して
ユニット容器1内に挿入され、取付け板23は第2の開
口部3の取付けフランジ3aに気密に接続されている。
各相の断路器DS1の固定接触子21は接続導体24を
介して計器用変成器PTの端子部11に接続され、また
該固定接触子にはユニット容器の背面側に向いたチュー
リップコンタクト25が取付けられている。断路器DS
1の可動接触子22にはチューリップコンタクト26が
取付けられ、該コンタクト26が接続導体27を介して
前記しゃ断器の可動側端子に設けられたチューリップコ
ンタクト17に接続されている。断路器DS1の固定接
触子と計器用変成器PTとを接続する接続導体24には
接地装置ES1の固定電極28が設けられている。接地
装置ES1の可動電極29はユニット容器1内の下部に
設けられた図示しないフレームに回転自在に支持された
操作軸30に取付けられ、該可動電極29は操作軸30
により駆動されて固定電極29に接触する接地位置と該
固定電極29から所定の角度離れた非接地位置との間を
回動する。
3層の断路器DS2はユニット容器上面の第5の開口部
6を通して取付けられている。第3図および第4図を参
照すると、断路器DS2の部分が詳細に示されている。
これらの図において、31はエポキシ樹脂等の絶縁材料
の成形品からなる略円盤状の絶縁支持体で、該支持体3
1の一方の面には突出部31aおよび31bがそれぞれ
3個ずつ第3図の紙面と直角な方向に並べて設けられて
いる。支持体31の各突出部31aの部分で該支持体3
1を貫通させて導体32が設けられ、各導体32の一端
に固定接触子33が接続されている。また支持体31の
各突出部31bに可動接触子34が支持され、各固定接
触子33および可動接触子34により各相の断路器DS
2が構成されている。導体32の他端にはチューリップ
コンタクト35が接続され、該チューリップコンタクト
に他の機器につながる接続導体を接続しうるようになっ
ている。各断路器DS2の固定接触子33はチューリッ
プコンタクト33aをシールド33b内に配置したもの
からなり、可動接触子34は操作軸34aにより駆動さ
れる回動レバー34bと該レバーにより固定接触子33
のコンタクトに接離するように直線駆動される棒状接触
子34cと該接触子34cに接触する集電用のチューリ
ップコンタクト34dとをシールド34e内に配置した
ものからなっている。この断路器DS2の構造は前記断
路器DS1の構造と同様である。
6を通して取付けられている。第3図および第4図を参
照すると、断路器DS2の部分が詳細に示されている。
これらの図において、31はエポキシ樹脂等の絶縁材料
の成形品からなる略円盤状の絶縁支持体で、該支持体3
1の一方の面には突出部31aおよび31bがそれぞれ
3個ずつ第3図の紙面と直角な方向に並べて設けられて
いる。支持体31の各突出部31aの部分で該支持体3
1を貫通させて導体32が設けられ、各導体32の一端
に固定接触子33が接続されている。また支持体31の
各突出部31bに可動接触子34が支持され、各固定接
触子33および可動接触子34により各相の断路器DS
2が構成されている。導体32の他端にはチューリップ
コンタクト35が接続され、該チューリップコンタクト
に他の機器につながる接続導体を接続しうるようになっ
ている。各断路器DS2の固定接触子33はチューリッ
プコンタクト33aをシールド33b内に配置したもの
からなり、可動接触子34は操作軸34aにより駆動さ
れる回動レバー34bと該レバーにより固定接触子33
のコンタクトに接離するように直線駆動される棒状接触
子34cと該接触子34cに接触する集電用のチューリ
ップコンタクト34dとをシールド34e内に配置した
ものからなっている。この断路器DS2の構造は前記断
路器DS1の構造と同様である。
上記断路器DS2を支持した絶縁支持体31の外周部に
は前記ユニット容器の第5の開口部6より内径が小さい
フランジ部材36が気密に接続されている。そして上記
断路器DS2は第5の開口部6を通してユニット容器1
内に挿入され、フランジ部材36の外周部がユニット容
器1の外部から第5の開口部の取付けフランジ6aに気
密に接続されている。
は前記ユニット容器の第5の開口部6より内径が小さい
フランジ部材36が気密に接続されている。そして上記
断路器DS2は第5の開口部6を通してユニット容器1
内に挿入され、フランジ部材36の外周部がユニット容
器1の外部から第5の開口部の取付けフランジ6aに気
密に接続されている。
ユニット容器1の背面側の第3の開口部4を気密に閉じ
るように取付けフランジ4aに支持板40が接続されて
いる。前記断路器DS2の可動接触子には導体41を介
してチューリップコンタクト42が接続され、支持板4
0には該コンタクト42に対向するようにして直線変位
型の可動接触子44が支持されている。可動接触子44
はコンタクト42に接離する棒状接触子を該接触子を駆
動する機構とともにシールド内に配置したもので、この
可動接触子44は支持板40を気密に貫通して支持され
ており、ユニット容器の外部から手動にて操作しうるよ
うになっている。チューリップコンタクト42および可
動接触子44により接地装置ES2が構成されている。
また断路器DS2の可動接触子34につながる導体41
から直角に分岐した分岐部41aが前記しゃ断器CBの
固定側のチューリップコンタクト16に接続されてい
る。
るように取付けフランジ4aに支持板40が接続されて
いる。前記断路器DS2の可動接触子には導体41を介
してチューリップコンタクト42が接続され、支持板4
0には該コンタクト42に対向するようにして直線変位
型の可動接触子44が支持されている。可動接触子44
はコンタクト42に接離する棒状接触子を該接触子を駆
動する機構とともにシールド内に配置したもので、この
可動接触子44は支持板40を気密に貫通して支持され
ており、ユニット容器の外部から手動にて操作しうるよ
うになっている。チューリップコンタクト42および可
動接触子44により接地装置ES2が構成されている。
また断路器DS2の可動接触子34につながる導体41
から直角に分岐した分岐部41aが前記しゃ断器CBの
固定側のチューリップコンタクト16に接続されてい
る。
ユニット容器1の第4の開口部5を気密に閉じるように
支持板45が接続され、該支持板45を気密に貫通させ
て3相の変流器用ブッシングBSが取付けられている。
これらのブッシングのユニット容器1内に位置する部分
に変流器CTが装着され、各ブッシングBSの中心導体
は接続導体46を介して相応する相の断路器DS1の固
定接触子21に取付けられたチューリップコンタクト2
5に接続されている。支持板45の外面にはブッシング
BSの外端部を覆う箱形容器47が気密に接続され、該
容器47の底面を気密に貫通させて3相のケーブルヘッ
ドCHdが支持されている。各ケーブルヘッドは導体4
8を介して相応する相のブッシングBSに接続されてい
る。各ケーブルヘッドCHdにはケーブル49の先端に
設けられたコネクタ49aが容器47の外部から抜き差
し可能に接続されている。
支持板45が接続され、該支持板45を気密に貫通させ
て3相の変流器用ブッシングBSが取付けられている。
これらのブッシングのユニット容器1内に位置する部分
に変流器CTが装着され、各ブッシングBSの中心導体
は接続導体46を介して相応する相の断路器DS1の固
定接触子21に取付けられたチューリップコンタクト2
5に接続されている。支持板45の外面にはブッシング
BSの外端部を覆う箱形容器47が気密に接続され、該
容器47の底面を気密に貫通させて3相のケーブルヘッ
ドCHdが支持されている。各ケーブルヘッドは導体4
8を介して相応する相のブッシングBSに接続されてい
る。各ケーブルヘッドCHdにはケーブル49の先端に
設けられたコネクタ49aが容器47の外部から抜き差
し可能に接続されている。
ユニット容器1の前面側の支持板18には断路器DS2
の操作器を収納した操作器箱50としゃ断器CBの操作
器を収納した操作器箱51とが支持され、支持板23に
は断路器DS1の操作器を収納した操作器箱52と接地
装置ES1の操作器を収納した操作器箱53とが支持さ
れている。これらの操作器箱内の操作器は支持板18ま
たは23を気密に貫通させて設けたリンク機構49等を
介して所定の機器の操作部に連結されている。
の操作器を収納した操作器箱50としゃ断器CBの操作
器を収納した操作器箱51とが支持され、支持板23に
は断路器DS1の操作器を収納した操作器箱52と接地
装置ES1の操作器を収納した操作器箱53とが支持さ
れている。これらの操作器箱内の操作器は支持板18ま
たは23を気密に貫通させて設けたリンク機構49等を
介して所定の機器の操作部に連結されている。
本実施例においては、上記の各部、即ちユニット容器1
と該容器内に収納されたしゃ断器CB、断路器DS1,
DS2、接地装置ES1,ES2およびこれらの操作器
とケーブルヘッドCHdとにより回線ユニット60が構
成されている。
と該容器内に収納されたしゃ断器CB、断路器DS1,
DS2、接地装置ES1,ES2およびこれらの操作器
とケーブルヘッドCHdとにより回線ユニット60が構
成されている。
上記回線ユニット60の上部には母線ユニット70が配
置されており、この母線ユニット70は前記フランジ部
材36に外側から接続された母線容器71と該容器内に
収納された母線BUSとからなっている。母線容器71
は水平方向に伸びる水平管路部71Aと垂直方向に伸び
る垂直管路部71Bとを有する十字成形管からなり、水
平管路部71A内に3相母線BUSを構成する導体72
u乃至72wが収納されている。垂直管路部71Bの下
端および上端にはそれぞれフランジ71aおよび71b
が設けられ、水平管路部71Aの一端および他端にはそ
れぞれフランジ71cおよび71dが設けられている。
また水平管路部71Aのフランジ71c側の部分には蛇
腹状のひだ71eが設けられてこの部分が或る程度伸縮
し得るように形成されている。この母線容器はその下端
のフランジ71aを前記フランジ部材36に気密に接続
することによりユニット容器1に対して固定され、母線
BUSを構成する導体72u乃至72wは接続導体73
u乃至73wを介して相応する相の断路器DS2の固定
接触子につながるチューリップコンタクト35に接続さ
れている。
置されており、この母線ユニット70は前記フランジ部
材36に外側から接続された母線容器71と該容器内に
収納された母線BUSとからなっている。母線容器71
は水平方向に伸びる水平管路部71Aと垂直方向に伸び
る垂直管路部71Bとを有する十字成形管からなり、水
平管路部71A内に3相母線BUSを構成する導体72
u乃至72wが収納されている。垂直管路部71Bの下
端および上端にはそれぞれフランジ71aおよび71b
が設けられ、水平管路部71Aの一端および他端にはそ
れぞれフランジ71cおよび71dが設けられている。
また水平管路部71Aのフランジ71c側の部分には蛇
腹状のひだ71eが設けられてこの部分が或る程度伸縮
し得るように形成されている。この母線容器はその下端
のフランジ71aを前記フランジ部材36に気密に接続
することによりユニット容器1に対して固定され、母線
BUSを構成する導体72u乃至72wは接続導体73
u乃至73wを介して相応する相の断路器DS2の固定
接触子につながるチューリップコンタクト35に接続さ
れている。
本実施例では、第2図に示したように2台の回線ユニッ
ト60が設けられている。これら2台の回線ユニット
は、列盤を構成するように、架台10を密接させ且つ操
作器箱50乃至53を前面に整列させた状態で横方向に
近接させて並置され、一方の回線ユニット60に接続さ
れた母線ユニット70の容器71のフランジ71cが他
方の回線ユニット60に接続された母線ユニット70の
容器71のフランジ71dに気密に接続されている。ま
た本実施例においては一方の回線ユニットに接続された
母線容器のフランジ71d,71b、および他方の回線
ユニットに接続された母線容器のフランジ71c,71
bにそれぞれの開口部を気密に閉じる蓋板75が取付け
られている。なおこれら母線容器のフランジに必要に応
じて他のユニットを接続できるのはもちろんである。
ト60が設けられている。これら2台の回線ユニット
は、列盤を構成するように、架台10を密接させ且つ操
作器箱50乃至53を前面に整列させた状態で横方向に
近接させて並置され、一方の回線ユニット60に接続さ
れた母線ユニット70の容器71のフランジ71cが他
方の回線ユニット60に接続された母線ユニット70の
容器71のフランジ71dに気密に接続されている。ま
た本実施例においては一方の回線ユニットに接続された
母線容器のフランジ71d,71b、および他方の回線
ユニットに接続された母線容器のフランジ71c,71
bにそれぞれの開口部を気密に閉じる蓋板75が取付け
られている。なおこれら母線容器のフランジに必要に応
じて他のユニットを接続できるのはもちろんである。
上記のガス絶縁開閉装置を組立てるに当たっては、先ず
ユニット容器1を架台10に取付ける。次にしゃ断器C
Bを第1の開口部2を通して取付け、更に断路器DS1
およびDS2をそれぞれ第2および第5の開口部3およ
び6を通して取付ける。しゃ断器および断路器を取付け
た後、第3,第4、および第6の開口部4,5および7
をハンドホールとして利用してしゃ断器CBおよび断路
器DS1,DS2の間の接続、断路器DS1および計器
用変成器PTの間の接続、断路器や接地装置の操作軸と
ユニット容器から操作器に引出す引出し軸との接続等を
行う。次いで第3の開口部4に取付け板40を取付けて
接地装置ES2の可動接触子44を取付け、更に接地装
置ES1の取付けを行う。これらの機器の取付けを容易
にするため、ユニット容器1の各開口部2乃至7は、接
地装置等、ユニット容器1内に収納される機器を外で組
立てた状態で挿入しうる大きさに形成しておく。これら
の機器を取付けた後ブッシングBSおよびケーブルヘッ
ドCHdの取付けと計器用変成器PTの取付けとを行
い、回線ユニット60を完成する。その後ユニット容器
の上部に母線ユニット70を取付け、所定台数の回線ユ
ニットを並べて母線ユニット同志を接続した後、各ユニ
ット容器1、母線容器71、および容器47内にSF6
ガス所定の圧力(電圧定格に応じて適宜に設定する。)
で充填する。
ユニット容器1を架台10に取付ける。次にしゃ断器C
Bを第1の開口部2を通して取付け、更に断路器DS1
およびDS2をそれぞれ第2および第5の開口部3およ
び6を通して取付ける。しゃ断器および断路器を取付け
た後、第3,第4、および第6の開口部4,5および7
をハンドホールとして利用してしゃ断器CBおよび断路
器DS1,DS2の間の接続、断路器DS1および計器
用変成器PTの間の接続、断路器や接地装置の操作軸と
ユニット容器から操作器に引出す引出し軸との接続等を
行う。次いで第3の開口部4に取付け板40を取付けて
接地装置ES2の可動接触子44を取付け、更に接地装
置ES1の取付けを行う。これらの機器の取付けを容易
にするため、ユニット容器1の各開口部2乃至7は、接
地装置等、ユニット容器1内に収納される機器を外で組
立てた状態で挿入しうる大きさに形成しておく。これら
の機器を取付けた後ブッシングBSおよびケーブルヘッ
ドCHdの取付けと計器用変成器PTの取付けとを行
い、回線ユニット60を完成する。その後ユニット容器
の上部に母線ユニット70を取付け、所定台数の回線ユ
ニットを並べて母線ユニット同志を接続した後、各ユニ
ット容器1、母線容器71、および容器47内にSF6
ガス所定の圧力(電圧定格に応じて適宜に設定する。)
で充填する。
上記のように本発明の方法においては、しゃ断器およ断
路器をユニット容器の外部から取付けるので、これらの
機器の取付けを容易に行うことができる。また上記のよ
うに大形で重量の大きいしゃ断器および断路器を優先的
に取付けて該しゃ断器および断路器を中心にして他の機
器の取付けを行うようにすると、ユニット容器内のスペ
ースが充分ある時点で大形の機器の取付けを行い、次い
で順次小形の機器を取付けることになるので、装置の組
立てを容易にすることができる。また本発明においては
機器取付用の開口部をハンドホールとして用いながら組
立てを行うので、特別のハンドホールを設けておく必要
が無い。
路器をユニット容器の外部から取付けるので、これらの
機器の取付けを容易に行うことができる。また上記のよ
うに大形で重量の大きいしゃ断器および断路器を優先的
に取付けて該しゃ断器および断路器を中心にして他の機
器の取付けを行うようにすると、ユニット容器内のスペ
ースが充分ある時点で大形の機器の取付けを行い、次い
で順次小形の機器を取付けることになるので、装置の組
立てを容易にすることができる。また本発明においては
機器取付用の開口部をハンドホールとして用いながら組
立てを行うので、特別のハンドホールを設けておく必要
が無い。
上記の実施例において、後からユニット容器に取付ける
機器のコンタクトを先に取付けられている所定の機器の
コンタクトに自動的に接続し得るように、例えば、フラ
ンジ部材36をフランジ6aに接続することにより断路
器DS2を支持した支持体31をユニット容器1に取付
けたときに可動接触子34につながる導体を自動的にチ
ューリップコンタクト16に接続し得るように構成して
おくと装置の組立てを能率良く行うことができる。
機器のコンタクトを先に取付けられている所定の機器の
コンタクトに自動的に接続し得るように、例えば、フラ
ンジ部材36をフランジ6aに接続することにより断路
器DS2を支持した支持体31をユニット容器1に取付
けたときに可動接触子34につながる導体を自動的にチ
ューリップコンタクト16に接続し得るように構成して
おくと装置の組立てを能率良く行うことができる。
上記実施例において断路器DS2を支持する絶縁支持体
31はユニット容器1と母線容器71との間のガス区分
を行う絶縁スペーサを兼ねている。このようにガス区分
される2つの空間の境界に配置される断路器の支持体が
絶縁スペーサを兼ねるようにしておくと、絶縁スペーサ
と別個に設けた絶縁支持物に断路器を支持していた従来
のものに比べて部品点数を少なくすることができ、また
機器の取付けスペースを節約することができる。
31はユニット容器1と母線容器71との間のガス区分
を行う絶縁スペーサを兼ねている。このようにガス区分
される2つの空間の境界に配置される断路器の支持体が
絶縁スペーサを兼ねるようにしておくと、絶縁スペーサ
と別個に設けた絶縁支持物に断路器を支持していた従来
のものに比べて部品点数を少なくすることができ、また
機器の取付けスペースを節約することができる。
上記実施例のようにユニット容器に設ける開口部の取付
けフランジをすべて同寸法同形状に形成して該取付けフ
ランジに設けるネジ孔を規格化しておくと、機器取付け
板、フランジ部材、各部を加工する加工機の治具、試験
用機器を取付けるための試験用治具等の標準化を図って
しかも多様な回路構成および機器のレイアウトに対応す
ることができる。
けフランジをすべて同寸法同形状に形成して該取付けフ
ランジに設けるネジ孔を規格化しておくと、機器取付け
板、フランジ部材、各部を加工する加工機の治具、試験
用機器を取付けるための試験用治具等の標準化を図って
しかも多様な回路構成および機器のレイアウトに対応す
ることができる。
上記のようにユニット容器の各開口部を、それぞれの中
心軸線を同一の垂直面上に位置させて設けるとともに、
操作器箱50乃至53をすべてユニット容器の前面側に
集合配置すると、第2図に示したように複数台の回線ユ
ニットを密接配置してユニット間寸法が非常に小さい列
盤を構成することができ、ガス絶縁開閉装置の設置面積
の縮少化を図ることができる。また操作器箱がすべて前
面側にあるため、各ユニットの点検を前面側で能率良く
行うことができる。
心軸線を同一の垂直面上に位置させて設けるとともに、
操作器箱50乃至53をすべてユニット容器の前面側に
集合配置すると、第2図に示したように複数台の回線ユ
ニットを密接配置してユニット間寸法が非常に小さい列
盤を構成することができ、ガス絶縁開閉装置の設置面積
の縮少化を図ることができる。また操作器箱がすべて前
面側にあるため、各ユニットの点検を前面側で能率良く
行うことができる。
上記実施例のようにユニット容器を円筒形に形成してお
くと強度の大きい容器を容易且つ経済的に得ることがで
きる。従ってユニット容器内に充填するガスの圧力を高
くすることができるので、機器の小形化を図ることがで
きるだけでなく、内部のアーク事故時の内圧上昇に対し
てかなり余裕のある装置を得ることができる。また容器
内のガス圧を変えることにより、設計または基本構成を
余り変えることなく、種々の電圧定格の装置を得ること
ができる。例えば、1〜1.5kg/cm2のガス圧で35K
V用の装置を構成し、同じ構成でガス圧を4〜5kg/cm2
に変更して66〜77KVの装置を得ることができる。
くと強度の大きい容器を容易且つ経済的に得ることがで
きる。従ってユニット容器内に充填するガスの圧力を高
くすることができるので、機器の小形化を図ることがで
きるだけでなく、内部のアーク事故時の内圧上昇に対し
てかなり余裕のある装置を得ることができる。また容器
内のガス圧を変えることにより、設計または基本構成を
余り変えることなく、種々の電圧定格の装置を得ること
ができる。例えば、1〜1.5kg/cm2のガス圧で35K
V用の装置を構成し、同じ構成でガス圧を4〜5kg/cm2
に変更して66〜77KVの装置を得ることができる。
上記実施例のように母線ユニット70をユニット容器1
の上部に配置すると、複数の回線ユニット60を相互に
母線部分で接続する場合に作業空間を充分取ることがで
き、作業性を良好にすることができる。また母線BUS
に事故が生じた場合には、各回線ユニットに何等影響を
与えることなく母線ユニットの交換を行うことができ
る。
の上部に配置すると、複数の回線ユニット60を相互に
母線部分で接続する場合に作業空間を充分取ることがで
き、作業性を良好にすることができる。また母線BUS
に事故が生じた場合には、各回線ユニットに何等影響を
与えることなく母線ユニットの交換を行うことができ
る。
上記実施例のように、しゃ断器CBを前面側に配置し
て、ユニット容器内のガスを抜くこと無く、しゃ断器の
容器13の一端を開いてしゃ断部を引出し得るようにし
ておくと、しゃ断器の点検を容易にすることができる。
て、ユニット容器内のガスを抜くこと無く、しゃ断器の
容器13の一端を開いてしゃ断部を引出し得るようにし
ておくと、しゃ断器の点検を容易にすることができる。
上記実施例において、計器用変成器PTは必ずしも常に
設けられるとは限らず、回路によっては計器用変成器を
設けない場合もある。このように常に設けられるとは限
らない機器は、上記実施例のように、本来デッドスペー
スとなるユニット容器の下方のスペースを利用して取付
けるとスペースの有効利用を図ることができる。
設けられるとは限らず、回路によっては計器用変成器を
設けない場合もある。このように常に設けられるとは限
らない機器は、上記実施例のように、本来デッドスペー
スとなるユニット容器の下方のスペースを利用して取付
けるとスペースの有効利用を図ることができる。
上記実施例のようにユニット容器の背面側の開口部を利
用してケーブルヘッドCHdを取付けると該ケーブルヘ
ッドの周囲に充分広い空間を確保できるので、ケーブル
ヘッドへのケーブルの着脱作業を容易に行うことができ
る。
用してケーブルヘッドCHdを取付けると該ケーブルヘ
ッドの周囲に充分広い空間を確保できるので、ケーブル
ヘッドへのケーブルの着脱作業を容易に行うことができ
る。
第5図は本発明の他の実施例を示したもので、この実施
例では、ユニット容器1の底部の第6の開口部7が蓋板
80により気密に閉じられ、該蓋板の上に避雷器LAの
下端が固定されている。この避雷器LAの上部の端子8
1は接続導体24を介して断路器DS1の固定接触子2
1に接続されている。またこの実施例ではユニット容器
の第4の開口部5を閉じる機器取付け板45を気密に貫
通してケーブルヘッドCHdが取付けられ、変流器CT
はユニット容器の外部に配置されて該変流器をケーブル
49が貫通している。その他の点は第1図乃至第5図に
示した前記の実施例と同様である。
例では、ユニット容器1の底部の第6の開口部7が蓋板
80により気密に閉じられ、該蓋板の上に避雷器LAの
下端が固定されている。この避雷器LAの上部の端子8
1は接続導体24を介して断路器DS1の固定接触子2
1に接続されている。またこの実施例ではユニット容器
の第4の開口部5を閉じる機器取付け板45を気密に貫
通してケーブルヘッドCHdが取付けられ、変流器CT
はユニット容器の外部に配置されて該変流器をケーブル
49が貫通している。その他の点は第1図乃至第5図に
示した前記の実施例と同様である。
次に第6図は本発明を二重母線構成の開閉回路に適用し
た実施例を示したもので、この実施例ではユニット容器
1の背面側に付加ユニット90が配置されている。付加
ユニット90は付加ユニット容器91を備え、該容器9
1内に断路器DS3と接地装置ES2とが収納されてい
る。容器91は管状に形成されていて水平方向に配置さ
れ、その一端に開口部92が設けられている。また容器
91の上面には開口部93が設けられ、容器91の他端
は端部壁94により閉じられている。容器91の開口部
92および93は前記ユニット容器1の開口部2乃至7
と同径に形成され、該開口部92および93の開口端に
は前記取付けフランジ2aないし7aと同様の取付けフ
ランジ92aおよび93aが設けられている。
た実施例を示したもので、この実施例ではユニット容器
1の背面側に付加ユニット90が配置されている。付加
ユニット90は付加ユニット容器91を備え、該容器9
1内に断路器DS3と接地装置ES2とが収納されてい
る。容器91は管状に形成されていて水平方向に配置さ
れ、その一端に開口部92が設けられている。また容器
91の上面には開口部93が設けられ、容器91の他端
は端部壁94により閉じられている。容器91の開口部
92および93は前記ユニット容器1の開口部2乃至7
と同径に形成され、該開口部92および93の開口端に
は前記取付けフランジ2aないし7aと同様の取付けフ
ランジ92aおよび93aが設けられている。
断路器DS3は前記断路器DS2と同様に、固定接触子
33′,および可動接触子34′を絶縁支持体31′に
支持したものからなり、絶縁支持体31′はフランジ部
材36′に取付けられている。上記断路器DS3は容器
91の上部の開口部93を通して容器91内に挿入さ
れ、フランジ部材36′は容器91の上部の開口部93
のフランジ93aに気密に接続されている。断路器DS
3の固定接触子につながる導体32′の上端にはチュー
リップコンタクト35′が接続されている。断路器DS
3の可動接触子34′にはL字形の導体41′の一端が
接続され、導体41′の他端には容器91の端部壁94
に対向するチューリップコンタクト42が設けられてい
る。また容器91の端部壁94を気密に貫通してチュー
リップコンタクト42に接離する手動操作式の可動接触
子44が取付けられ、該チューリップコンタクト42お
よび可動接触子44により接地装置ES2が構成されて
いる。上記容器91、断路器DS3および接地装置ES
2により付加ユニット90が構成されている。
33′,および可動接触子34′を絶縁支持体31′に
支持したものからなり、絶縁支持体31′はフランジ部
材36′に取付けられている。上記断路器DS3は容器
91の上部の開口部93を通して容器91内に挿入さ
れ、フランジ部材36′は容器91の上部の開口部93
のフランジ93aに気密に接続されている。断路器DS
3の固定接触子につながる導体32′の上端にはチュー
リップコンタクト35′が接続されている。断路器DS
3の可動接触子34′にはL字形の導体41′の一端が
接続され、導体41′の他端には容器91の端部壁94
に対向するチューリップコンタクト42が設けられてい
る。また容器91の端部壁94を気密に貫通してチュー
リップコンタクト42に接離する手動操作式の可動接触
子44が取付けられ、該チューリップコンタクト42お
よび可動接触子44により接地装置ES2が構成されて
いる。上記容器91、断路器DS3および接地装置ES
2により付加ユニット90が構成されている。
ユニット容器1の第3の開口部4を気密に閉じるように
機器取付け板40が取付けられ、該取付け板40を気密
に貫通してブッシング95が取付けられている。ブッシ
ング95の中心導体の容器1内に位置する端部は断路器
DS2の可動接触子34に接続されたチューリップコン
タクト96に接続されている。付加ユニット90の開口
部92のフランジ92aは機器取付け板40の外周部に
気密に接続され、ブッシング95の中心導体の他端が断
路器DS3の可動接触子34′に接続されたチューリッ
プコンタクト97に接続されている。
機器取付け板40が取付けられ、該取付け板40を気密
に貫通してブッシング95が取付けられている。ブッシ
ング95の中心導体の容器1内に位置する端部は断路器
DS2の可動接触子34に接続されたチューリップコン
タクト96に接続されている。付加ユニット90の開口
部92のフランジ92aは機器取付け板40の外周部に
気密に接続され、ブッシング95の中心導体の他端が断
路器DS3の可動接触子34′に接続されたチューリッ
プコンタクト97に接続されている。
上記付加ユニット90の容器91の上部には母線BU
S′を容器71′に収納して構成した母線ユニット7
0′が配置されている。この母線ユニット70′は前記
母線ユニット70と同様に構成され、該母線ユニット7
0′の容器の下端のフランジ71a′がフランジ部材3
6′に気密に接続されている。またこの実施例ではケー
ブルヘッドCHdを収納した容器47が支柱98により
設置ベース100に対して支持されている。本実施例の
電気的構成を示すと第8図の通りである。
S′を容器71′に収納して構成した母線ユニット7
0′が配置されている。この母線ユニット70′は前記
母線ユニット70と同様に構成され、該母線ユニット7
0′の容器の下端のフランジ71a′がフランジ部材3
6′に気密に接続されている。またこの実施例ではケー
ブルヘッドCHdを収納した容器47が支柱98により
設置ベース100に対して支持されている。本実施例の
電気的構成を示すと第8図の通りである。
回線ユニット60および付加ユニット70の構成は上記
実施例に示したものに限定されるものではなく、電気所
の構成に応じて種々の構成の回線ユニットおよび付加ユ
ニットを構成することができる。また種々の回路構成の
回線ユニットおよび付加ユニットを標準化して用意して
おき、これらを単独でまたは適宜に組合せて用いること
により、種々の構成の電気所に適応しうるガス絶縁開閉
装置を得ることができる。
実施例に示したものに限定されるものではなく、電気所
の構成に応じて種々の構成の回線ユニットおよび付加ユ
ニットを構成することができる。また種々の回路構成の
回線ユニットおよび付加ユニットを標準化して用意して
おき、これらを単独でまたは適宜に組合せて用いること
により、種々の構成の電気所に適応しうるガス絶縁開閉
装置を得ることができる。
上記の実施例ではユニット容器1および付加ユニット容
器91を管状または円筒形に形成しているが、本発明に
おいて用いる容器の形状はこれらに限定されるものでは
なく、これらの容器を直方体もしくは立方体またはこれ
らに近い形に形成することもできる。また上記の各実施
例では架台10を直方体または立方体の形に形成した
が、この架台を円筒形等の他の形に形成することもでき
る。
器91を管状または円筒形に形成しているが、本発明に
おいて用いる容器の形状はこれらに限定されるものでは
なく、これらの容器を直方体もしくは立方体またはこれ
らに近い形に形成することもできる。また上記の各実施
例では架台10を直方体または立方体の形に形成した
が、この架台を円筒形等の他の形に形成することもでき
る。
上記の実施例ではガス開閉装置からケーブルが引出され
ているが、気中ブッシングにより架空線を引出す場合に
も本発明を適用することができる。
ているが、気中ブッシングにより架空線を引出す場合に
も本発明を適用することができる。
発明の効果 本発明のようにガス絶縁開閉装置を構成すれば、しゃ断
器および断路器等の機器をユニット容器の外部で組立て
てユニット容器の開口部を通して該ユニット容器に取付
ければ良いので、機器の取付け作業を容易にすることが
できる。また前記ユニット容器はその前面と背面および
上面と底面にそれぞれ少なくとも1個ずつほぼ同寸法同
形状の機器取付け用開口部を有しているので、開閉装置
の種々の回路構成に対応することができ、部品の標準化
を容易に図ることができる利点がある。
器および断路器等の機器をユニット容器の外部で組立て
てユニット容器の開口部を通して該ユニット容器に取付
ければ良いので、機器の取付け作業を容易にすることが
できる。また前記ユニット容器はその前面と背面および
上面と底面にそれぞれ少なくとも1個ずつほぼ同寸法同
形状の機器取付け用開口部を有しているので、開閉装置
の種々の回路構成に対応することができ、部品の標準化
を容易に図ることができる利点がある。
また本発明の製造方法によれば、しゃ断器および断路器
の固定をユニット容器の外部から行うので、これらの機
器の取付けを容易に行うことができる。またユニット容
器内のスペースが充分ある時点で大形で重量の大きいし
ゃ断器および断路器の取付けを行い、次いで順次小形の
機器を取付けることになるので、装置の組立ての作業性
を良好にすることができる。また機器取付用の開口部を
ハンドホールとして用いながら組立てを行うので、ユニ
ット容器に特別のハンドホールを設ける為のスペースを
確保しておく必要がなく、容器の小形化を図ることがで
きる。
の固定をユニット容器の外部から行うので、これらの機
器の取付けを容易に行うことができる。またユニット容
器内のスペースが充分ある時点で大形で重量の大きいし
ゃ断器および断路器の取付けを行い、次いで順次小形の
機器を取付けることになるので、装置の組立ての作業性
を良好にすることができる。また機器取付用の開口部を
ハンドホールとして用いながら組立てを行うので、ユニ
ット容器に特別のハンドホールを設ける為のスペースを
確保しておく必要がなく、容器の小形化を図ることがで
きる。
第1図は本発明の実施例を側面から見て垂直面に沿って
断面して内部構造を示した断面図、第2図は同実施例の
正面図、第3図は同実施例の断路器部分を拡大して示し
た部分拡大断面図、第4図は第3図の下面図、第5図は
本発明の他の実施例の要部を示した断面図、第6図は本
発明の更に他の実施例を示した断面図、第7図は第1図
乃至第4図に示した実施例の電気的な構成を示した単線
結線図、第8図は第6図の実施例の電気的構成を示した
単線結線図である。 1……ユニット容器、2〜7……第1乃至第6の開口
部、10……架台、18,23,40,45……機器取
付け板、31……絶縁スペーサを兼ねる絶縁支持体、3
2……フランジ部材、60……回線ユニット、70……
母線ユニット、71……母線容器、90……付加ユニッ
ト、91……付加ユニット容器、CB……しゃ断器、D
S1〜DS3……断路器、ES1,ES2……接地装
置、PT……計器用変成器、CT……変流器、BUS…
…母線、CHd……ケーブルヘッド。
断面して内部構造を示した断面図、第2図は同実施例の
正面図、第3図は同実施例の断路器部分を拡大して示し
た部分拡大断面図、第4図は第3図の下面図、第5図は
本発明の他の実施例の要部を示した断面図、第6図は本
発明の更に他の実施例を示した断面図、第7図は第1図
乃至第4図に示した実施例の電気的な構成を示した単線
結線図、第8図は第6図の実施例の電気的構成を示した
単線結線図である。 1……ユニット容器、2〜7……第1乃至第6の開口
部、10……架台、18,23,40,45……機器取
付け板、31……絶縁スペーサを兼ねる絶縁支持体、3
2……フランジ部材、60……回線ユニット、70……
母線ユニット、71……母線容器、90……付加ユニッ
ト、91……付加ユニット容器、CB……しゃ断器、D
S1〜DS3……断路器、ES1,ES2……接地装
置、PT……計器用変成器、CT……変流器、BUS…
…母線、CHd……ケーブルヘッド。
Claims (2)
- 【請求項1】しゃ断器および断路器を含む複数の必要機
器を共通のユニット容器に収納してなるガス絶縁開閉装
置において、前記ユニット容器の前面と背面および上面
と底面にそれぞれほぼ同寸法同形状の開口部が少なくと
も1個ずつ設けられ、前記各開口部は前記しゃ断器およ
び断路器以外の機器を組立てた状態で前記ユニット容器
内に挿入し得る大きさに形成され、前記しゃ断器および
断路器は前記開口部のいずれかを通して前記ユニット容
器内に挿入されて該ユニット容器に外部から着脱可能に
固定されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。 - 【請求項2】しゃ断器および断路器を含む複数の必要機
器を共通のユニット容器に収納してガス絶縁開閉装置を
製造するガス絶縁開閉装置の製造方法において、前記ユ
ニット容器の前面と背面および上面と底面にそれぞれほ
ぼ同寸法同形状で少なくとも前記しゃ断器および断路器
以外の機器を組立てた状態で前記ユニット容器内に挿入
し得る大きさを有する開口部を少なくとも1個ずつ形成
しておき、前記しゃ断器および断路器を前記ユニット容
器のいずれかの開口部を通して前記ユニット容器内に挿
入して該ユニット容器に外部から着脱可能に固定し、次
いで残りの開口部をハンドホールとして用いて他の機器
の前記ユニット容器内への収納と前記ユニット容器内で
の機器相互間の接続作業とを行い、しかる後前記ハンド
ホールとして用いた開口部を閉じて前記ユニット容器を
密閉し、前記ユニット容器内に絶縁ガスを充填すること
を特徴とするガス絶縁開閉装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58126354A JPH0620332B2 (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | ガス絶縁開閉装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58126354A JPH0620332B2 (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | ガス絶縁開閉装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6020706A JPS6020706A (ja) | 1985-02-02 |
JPH0620332B2 true JPH0620332B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=14933103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58126354A Expired - Lifetime JPH0620332B2 (ja) | 1983-07-12 | 1983-07-12 | ガス絶縁開閉装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620332B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61285011A (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-15 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
-
1983
- 1983-07-12 JP JP58126354A patent/JPH0620332B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6020706A (ja) | 1985-02-02 |
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