JPH06203111A - 設定条件ガイダンス装置 - Google Patents
設定条件ガイダンス装置Info
- Publication number
- JPH06203111A JPH06203111A JP4349029A JP34902992A JPH06203111A JP H06203111 A JPH06203111 A JP H06203111A JP 4349029 A JP4349029 A JP 4349029A JP 34902992 A JP34902992 A JP 34902992A JP H06203111 A JPH06203111 A JP H06203111A
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- JP
- Japan
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- values
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- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C2045/7606—Controlling or regulating the display unit
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 初期設定条件の決定作業を容易にすることの
できる設定条件ガイダンス装置を提供すること。 【構成】 データ入力装置１１はデータ解析システムか
らの解析結果を入力する。ＣＰＵ１２は、あらかじめ定
められた処理手順にもとづいてデータ処理動作を行う。
ディスプレイ装置１３は、処理されたデータを表示す
る。ＣＰＵ１２は、はじめに、入力された解析結果につ
いてメカニカルに設定可能な複数種類の設定パラメータ
毎に定められた範囲内の全領域について計算し、複数種
類の目標パラメータを表示すると共に、全領域の計算結
果を絶対値に応じて色別に区別し、かつ前記設定パラメ
ータのうち３つを軸とする３次元空間に表示する処理を
実行する。ＣＰＵ１２は次に、前記データ入力装置から
各目標パラメータについて制約値を受け、この制約値に
もとづいて前記全領域の計算結果を評価して前記制約値
に入っているかどうかを判定し、制約値内、制約値近
傍、制約値外とを色別に区別して表示する処理を実行す
る。
できる設定条件ガイダンス装置を提供すること。 【構成】 データ入力装置１１はデータ解析システムか
らの解析結果を入力する。ＣＰＵ１２は、あらかじめ定
められた処理手順にもとづいてデータ処理動作を行う。
ディスプレイ装置１３は、処理されたデータを表示す
る。ＣＰＵ１２は、はじめに、入力された解析結果につ
いてメカニカルに設定可能な複数種類の設定パラメータ
毎に定められた範囲内の全領域について計算し、複数種
類の目標パラメータを表示すると共に、全領域の計算結
果を絶対値に応じて色別に区別し、かつ前記設定パラメ
ータのうち３つを軸とする３次元空間に表示する処理を
実行する。ＣＰＵ１２は次に、前記データ入力装置から
各目標パラメータについて制約値を受け、この制約値に
もとづいて前記全領域の計算結果を評価して前記制約値
に入っているかどうかを判定し、制約値内、制約値近
傍、制約値外とを色別に区別して表示する処理を実行す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複数種類の設定パラメー
タ（設定条件）を持つ制御システムの支援装置に関し、
特に設定パラメータの設定値を変更しながら試行を繰り
返すという作業を簡略化するための設定条件ガイダンス
装置に関する。
タ（設定条件）を持つ制御システムの支援装置に関し、
特に設定パラメータの設定値を変更しながら試行を繰り
返すという作業を簡略化するための設定条件ガイダンス
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数種類の設定パラメータを持つ制御シ
ステムとして、例えば樹脂の射出成形機について言え
ば、運転時に勘案すべき設定条件、すなわち、設定パラ
メータは、樹脂の充填時間や温度、樹脂の射出圧力、保
圧力、金型温度等の多数にわたっている。そこで、従来
の成形条件出しの一手法として、解析ツールを用いた方
法が知られている。この解析ツールでは、設定条件を変
えながら樹脂流動解析プログラムにより解析結果を検討
して最適な設定条件を見つけ出す。そして、この最適設
定条件を実際に射出成形機に与えて成形条件出しを行う
ようにしている。
ステムとして、例えば樹脂の射出成形機について言え
ば、運転時に勘案すべき設定条件、すなわち、設定パラ
メータは、樹脂の充填時間や温度、樹脂の射出圧力、保
圧力、金型温度等の多数にわたっている。そこで、従来
の成形条件出しの一手法として、解析ツールを用いた方
法が知られている。この解析ツールでは、設定条件を変
えながら樹脂流動解析プログラムにより解析結果を検討
して最適な設定条件を見つけ出す。そして、この最適設
定条件を実際に射出成形機に与えて成形条件出しを行う
ようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】例えば、設定パラメー
タとして樹脂の充填時間、樹脂温度、金型温度等の入力
値を与えると、これらの入力値を使用して樹脂流動解析
プログラムにより計算が行われ、目標パラメータとして
固化層厚さ率、充填最高圧、温度偏差、応力（成形品内
せん断応力）等の出力値が得られる。これらの出力値は
低いほどは良好であり、したがってこれらの出力値が総
合的に最も低い値になるように入力値を変更しながら繰
り返し入力する作業を行う。
タとして樹脂の充填時間、樹脂温度、金型温度等の入力
値を与えると、これらの入力値を使用して樹脂流動解析
プログラムにより計算が行われ、目標パラメータとして
固化層厚さ率、充填最高圧、温度偏差、応力（成形品内
せん断応力）等の出力値が得られる。これらの出力値は
低いほどは良好であり、したがってこれらの出力値が総
合的に最も低い値になるように入力値を変更しながら繰
り返し入力する作業を行う。
【０００４】しかしながら、このような作業により最適
設定条件を探すには、トレードオフの関係もあって大変
な手間がかかり、しかも熟練を要する。
設定条件を探すには、トレードオフの関係もあって大変
な手間がかかり、しかも熟練を要する。
【０００５】そこで、本発明の課題は、初期設定条件の
決定作業を容易にすることのできる設定条件ガイダンス
装置を提供しようとするものである。
決定作業を容易にすることのできる設定条件ガイダンス
装置を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、データ
解析システムからの解析結果を入力するためのデータ入
力装置と、あらかじめ定められた処理手順にもとづいて
データ処理動作を行う制御手段と、処理されたデータを
表示する表示手段とを含み、前記制御手段は、入力され
た解析結果についてメカニカルに設定可能な複数種類の
設定パラメータ毎に定められた範囲内の全領域について
計算し、複数種類の目標パラメータを表示すると共に、
全領域の計算結果を絶対値に応じて色別に区別し、かつ
前記設定パラメータのうち３つを軸とする３次元空間に
表示する処理手段を有する設定条件ガイダンス装置おい
て、前記データ入力装置から各目標パラメータについて
制約値を受け、この制約値にもとづいて前記全領域の計
算結果を評価して前記制約値に入っているかどうかを判
定し、制約値内、制約値近傍、制約値外とを色別に区別
して表示する処理手段を備えたことを特徴とする設定条
件ガイダンス装置が得られる。
解析システムからの解析結果を入力するためのデータ入
力装置と、あらかじめ定められた処理手順にもとづいて
データ処理動作を行う制御手段と、処理されたデータを
表示する表示手段とを含み、前記制御手段は、入力され
た解析結果についてメカニカルに設定可能な複数種類の
設定パラメータ毎に定められた範囲内の全領域について
計算し、複数種類の目標パラメータを表示すると共に、
全領域の計算結果を絶対値に応じて色別に区別し、かつ
前記設定パラメータのうち３つを軸とする３次元空間に
表示する処理手段を有する設定条件ガイダンス装置おい
て、前記データ入力装置から各目標パラメータについて
制約値を受け、この制約値にもとづいて前記全領域の計
算結果を評価して前記制約値に入っているかどうかを判
定し、制約値内、制約値近傍、制約値外とを色別に区別
して表示する処理手段を備えたことを特徴とする設定条
件ガイダンス装置が得られる。
【０００７】
【作用】このようなガイダンス表示によれば、第２の処
理において制約値内を示す色表示があれば最適設定条件
が存在することを知ることができるうえに、最適設定条
件がどのあたりであるかも知ることができる。一方、制
約値内あるいは制約値近傍を示す色表示が無ければ、制
約値が厳しすぎることになり、制約値を緩和する必要が
あることがわかる。
理において制約値内を示す色表示があれば最適設定条件
が存在することを知ることができるうえに、最適設定条
件がどのあたりであるかも知ることができる。一方、制
約値内あるいは制約値近傍を示す色表示が無ければ、制
約値が厳しすぎることになり、制約値を緩和する必要が
あることがわかる。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図１は本発明装置の概略構成を示し、
周知のデータ解析プログラムを実行するデータ解析シス
テム１０からの解析結果及び各種入力データを入力する
ためのデータ入力装置１１と、後述するデータ処理動作
を行うＣＰＵ１２と、処理されたデータを表示するため
のディスプレイ装置１３と、ディスプレイ装置１３にお
けるスケール設定、その他の設定を指示するためのマウ
ス１４とを含む。
ついて説明する。図１は本発明装置の概略構成を示し、
周知のデータ解析プログラムを実行するデータ解析シス
テム１０からの解析結果及び各種入力データを入力する
ためのデータ入力装置１１と、後述するデータ処理動作
を行うＣＰＵ１２と、処理されたデータを表示するため
のディスプレイ装置１３と、ディスプレイ装置１３にお
けるスケール設定、その他の設定を指示するためのマウ
ス１４とを含む。
【０００９】以下の説明では、設定パラメータ（設定あ
るいは成形条件）として、充填時間Ｐ1 、樹脂温度
Ｐ2 、金型温度Ｐ3 の３種類を使用する場合について説
明する。はじめに、成形品が決まるとデータ解析システ
ム１０では解析プログラムによりあらかじめ計算を行
い、図２に示すような解析結果をデータ入力装置１１に
読み込む。これらの解析結果は、図３に示す流れで処理
される。
るいは成形条件）として、充填時間Ｐ1 、樹脂温度
Ｐ2 、金型温度Ｐ3 の３種類を使用する場合について説
明する。はじめに、成形品が決まるとデータ解析システ
ム１０では解析プログラムによりあらかじめ計算を行
い、図２に示すような解析結果をデータ入力装置１１に
読み込む。これらの解析結果は、図３に示す流れで処理
される。
【００１０】図３において、データ解析が終了（ステッ
プＳ１）して解析結果の読み取りが終了すると、ステッ
プＳ２で解析結果の補間式が作成される。これは以下の
ような理由による。すなわち、後述するステップＳ３で
は入力された解析結果についてメカニカルに設定可能な
３種類の設定パラメータＰ1 、Ｐ2 、Ｐ3 毎に定められ
た範囲内の全領域について計算を行い、ディスプレイ装
置１３に目標パラメータの出力表示を行うと共に、計算
結果を絶対値に応じて色別に表示する。これに際し、実
際に全領域について計算を行うのは大変であることか
ら、例えば１つの画面について実際に計算するのは９点
程度とし、これらの間は下記の数式１のような最小二乗
法等による補間式で補間して計算結果として表示するた
めのものである。
プＳ１）して解析結果の読み取りが終了すると、ステッ
プＳ２で解析結果の補間式が作成される。これは以下の
ような理由による。すなわち、後述するステップＳ３で
は入力された解析結果についてメカニカルに設定可能な
３種類の設定パラメータＰ1 、Ｐ2 、Ｐ3 毎に定められ
た範囲内の全領域について計算を行い、ディスプレイ装
置１３に目標パラメータの出力表示を行うと共に、計算
結果を絶対値に応じて色別に表示する。これに際し、実
際に全領域について計算を行うのは大変であることか
ら、例えば１つの画面について実際に計算するのは９点
程度とし、これらの間は下記の数式１のような最小二乗
法等による補間式で補間して計算結果として表示するた
めのものである。
【００１１】
【数１】
【００１２】但し、Ｃ0 〜Ｃ9 は定数である。
【００１３】上記のような計算の結果、ディスプレイ装
置１３には図４に示すような表示がなされる。図４にお
いて、表示領域Ａは目標パラメータの種類と現在どの目
標パラメータを選択しているかを示すものであり、ここ
では小円内に黒丸が表示された「応力」が選択されてい
ることを示す。表示領域Ｂは選択されている目標パラメ
ータの数値範囲を示すものであり、ここでは、３．１〜
１２．９の範囲であることを示す。表示領域Ｃは、後述
する次のステップＳ４で目標パラメータ毎にデータ入力
装置１１から入力される制約値を表示するためのもので
ある。
置１３には図４に示すような表示がなされる。図４にお
いて、表示領域Ａは目標パラメータの種類と現在どの目
標パラメータを選択しているかを示すものであり、ここ
では小円内に黒丸が表示された「応力」が選択されてい
ることを示す。表示領域Ｂは選択されている目標パラメ
ータの数値範囲を示すものであり、ここでは、３．１〜
１２．９の範囲であることを示す。表示領域Ｃは、後述
する次のステップＳ４で目標パラメータ毎にデータ入力
装置１１から入力される制約値を表示するためのもので
ある。
【００１４】表示領域Ｄは、充填時間Ｐ1 、樹脂温度Ｐ
2 、金型温度Ｐ3 を軸とする３次元立体画像で、各軸上
の数字Ｉ、Ｒ、Ｍで表示された立体を切断した際の３つ
の面をそれぞれ、表示領域Ｅ、Ｆ、Ｇで表示するように
している。すなわち、表示領域Ｅでは表示領域Ｄの立体
を充填時間Ｐ1 の数値Ｉで切った面を示し、縦軸が樹脂
温度Ｐ2 、横軸は金型温度Ｐ3 となる。表示領域Ｆは立
体を樹脂温度Ｐ2 の数値Ｒで切った面を、表示領域Ｇは
立体を金型温度Ｐ3 の値Ｍで切った面をそれぞれ示す。
2 、金型温度Ｐ3 を軸とする３次元立体画像で、各軸上
の数字Ｉ、Ｒ、Ｍで表示された立体を切断した際の３つ
の面をそれぞれ、表示領域Ｅ、Ｆ、Ｇで表示するように
している。すなわち、表示領域Ｅでは表示領域Ｄの立体
を充填時間Ｐ1 の数値Ｉで切った面を示し、縦軸が樹脂
温度Ｐ2 、横軸は金型温度Ｐ3 となる。表示領域Ｆは立
体を樹脂温度Ｐ2 の数値Ｒで切った面を、表示領域Ｇは
立体を金型温度Ｐ3 の値Ｍで切った面をそれぞれ示す。
【００１５】表示領域Ｅ、Ｆ、Ｇにはそれぞれ、３色で
区別された領域が表示されるが、表示された領域の意味
は、解析結果が物性上妥当であると考えられる範囲の数
値を示す設定条件の範囲を表わしている。例えば、充填
時間Ｐ1 、樹脂温度Ｐ2 、金型温度Ｐ3 を変化させて流
動解析すると、流動中のせん断応力や固化時間（あるい
は固化層％）の計算結果が目標パラメータとして得られ
るが、これらの値に対しては諸々の条件よりある範囲に
なることが望ましいというような制限条件が存在する。
このため、その制限を満たすと思われるおおまかな設定
条件の範囲を色別で区別して表示し、ガイダンスする点
に本発明の第１の処理の意義がある。なお、本例では計
算結果が制限条件から外れる場合には赤で、制限条件の
近傍については緑で、制限条件内については青で滑らか
に色相が変化するような分布表示をするようにしてい
る。
区別された領域が表示されるが、表示された領域の意味
は、解析結果が物性上妥当であると考えられる範囲の数
値を示す設定条件の範囲を表わしている。例えば、充填
時間Ｐ1 、樹脂温度Ｐ2 、金型温度Ｐ3 を変化させて流
動解析すると、流動中のせん断応力や固化時間（あるい
は固化層％）の計算結果が目標パラメータとして得られ
るが、これらの値に対しては諸々の条件よりある範囲に
なることが望ましいというような制限条件が存在する。
このため、その制限を満たすと思われるおおまかな設定
条件の範囲を色別で区別して表示し、ガイダンスする点
に本発明の第１の処理の意義がある。なお、本例では計
算結果が制限条件から外れる場合には赤で、制限条件の
近傍については緑で、制限条件内については青で滑らか
に色相が変化するような分布表示をするようにしてい
る。
【００１６】本発明では更に、ステップＳ４において目
標パラメータ毎に樹脂物性、機械性能等を考慮しなが
ら、マウス１４により図４で説明した表示領域Ｃの制約
値を設定し、表示面を設定（ステップＳ５）したうえで
図４Ｅ、Ｆ、Ｇの表示に制約を加えた制約表示を行う。
目標パラメータの値と制約表示の色との関係は、図５に
示す特性曲線にもとづいて行う。このような関係は以下
に示すシグモイド関数を使用した数式２、数式３で表わ
される。
標パラメータ毎に樹脂物性、機械性能等を考慮しなが
ら、マウス１４により図４で説明した表示領域Ｃの制約
値を設定し、表示面を設定（ステップＳ５）したうえで
図４Ｅ、Ｆ、Ｇの表示に制約を加えた制約表示を行う。
目標パラメータの値と制約表示の色との関係は、図５に
示す特性曲線にもとづいて行う。このような関係は以下
に示すシグモイド関数を使用した数式２、数式３で表わ
される。
【００１７】
【数２】
【００１８】
【数３】
【００１９】上記数式において、Ｈi は色（ここでは、
赤、緑、青）を示し、Ｑは数式１の補間式により得られ
た目標パラメータの値、ｑは制約値、ｉは目標パラメー
タの種類、Ａ、Ｃ0 は定数を表わす。
赤、緑、青）を示し、Ｑは数式１の補間式により得られ
た目標パラメータの値、ｑは制約値、ｉは目標パラメー
タの種類、Ａ、Ｃ0 は定数を表わす。
【００２０】その結果、ステップＳ６では、図６に示す
ように、目標パラメータの値Ｑi が制約値ｑi を大きく
越えた場合には赤、制約値ｑi の近傍では緑、制約値ｑ
i を大きく下回った場合には青色の表示が行われる。こ
のように、比例関数でなくシグモイド関数を使用するこ
とで、制約値ｑi からのずれを目立ちやすくしている。
なお、実際に画面に表示する色は、数式３で示されるよ
うに、各目標パラメータの値の最大値を採用するように
し、最も厳しい制約の色が表示されるようにしている。
このような第２の処理により、ディスプレイ装置１３に
は、表示領域Ａ〜Ｄに加えて、表示領域Ｅ〜Ｇに制約値
による制約が加えられたかたちでの表示が行われる。デ
ィスプレイ装置１３には更に、表示領域Ｈに現在処理中
の設定パラメータの範囲が示され、表示領域Ｉにはこれ
まで処理された設定パラメータの範囲が示される。
ように、目標パラメータの値Ｑi が制約値ｑi を大きく
越えた場合には赤、制約値ｑi の近傍では緑、制約値ｑ
i を大きく下回った場合には青色の表示が行われる。こ
のように、比例関数でなくシグモイド関数を使用するこ
とで、制約値ｑi からのずれを目立ちやすくしている。
なお、実際に画面に表示する色は、数式３で示されるよ
うに、各目標パラメータの値の最大値を採用するように
し、最も厳しい制約の色が表示されるようにしている。
このような第２の処理により、ディスプレイ装置１３に
は、表示領域Ａ〜Ｄに加えて、表示領域Ｅ〜Ｇに制約値
による制約が加えられたかたちでの表示が行われる。デ
ィスプレイ装置１３には更に、表示領域Ｈに現在処理中
の設定パラメータの範囲が示され、表示領域Ｉにはこれ
まで処理された設定パラメータの範囲が示される。
【００２１】オペレータは、充填時間Ｐ1 、樹脂温度Ｐ
2 、金型温度Ｐ3 の値を加減して表示領域Ｅ〜Ｇの表示
を変化させながら制約条件の満足度の高い青色領域を探
し（ステップＳ７）、初期設定条件を決定するという作
業を行えば良い。しかしながら、このようにして得られ
たデータと実際の現象との間には、当然ながら差がある
ので初期設定条件を決定したとしても、その後に設定条
件を変更する必要が生ずる場合がある。その際、上記し
た制約表示によって妥当な範囲を呈示しておけば、どの
設定条件をどの程度変更可能かという目安をつけること
ができる。
2 、金型温度Ｐ3 の値を加減して表示領域Ｅ〜Ｇの表示
を変化させながら制約条件の満足度の高い青色領域を探
し（ステップＳ７）、初期設定条件を決定するという作
業を行えば良い。しかしながら、このようにして得られ
たデータと実際の現象との間には、当然ながら差がある
ので初期設定条件を決定したとしても、その後に設定条
件を変更する必要が生ずる場合がある。その際、上記し
た制約表示によって妥当な範囲を呈示しておけば、どの
設定条件をどの程度変更可能かという目安をつけること
ができる。
【００２２】なお、色別の表示は、白色、灰色、黒色の
区別表示でも良い。また、実施例では射出成形機につい
て説明したが、本発明はこれに限らず複数種類の設定パ
ラメータを持つ制御システム全般に適用できる。
区別表示でも良い。また、実施例では射出成形機につい
て説明したが、本発明はこれに限らず複数種類の設定パ
ラメータを持つ制御システム全般に適用できる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の設定
条件ガイダンス装置によれば、初期設定条件の決定作業
が容易となり、しかも熟練を必要とせず従来に比して短
時間で作業を行うことができる。
条件ガイダンス装置によれば、初期設定条件の決定作業
が容易となり、しかも熟練を必要とせず従来に比して短
時間で作業を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
である。
である。
【図２】図１に示されたデータ入力装置に入力される解
析結果データの例を示した図である。
析結果データの例を示した図である。
【図３】本発明によるデータ処理動作の流れを説明する
ためのフローチャート図である。
ためのフローチャート図である。
【図４】本発明における第１の処理で表示される表示例
を示した図である。
を示した図である。
【図５】目標パラメータと制約表示の色との関係を示し
た特性図である。
た特性図である。
【図６】本発明による第２の処理で表示される表示例を
示した図である。
示した図である。
１０ データ解析システム １１ データ入力装置 １２ ＣＰＵ １３ ディスプレイ装置 １４ マウス
Claims (1)
- 【請求項１】 データ解析システムからの解析結果を入
力するためのデータ入力装置と、あらかじめ定められた
処理手順にもとづいてデータ処理動作を行う制御手段
と、処理されたデータを表示する表示手段とを含み、前
記制御手段は、入力された解析結果についてメカニカル
に設定可能な複数種類の設定パラメータ毎に定められた
範囲内の全領域について計算し、複数種類の目標パラメ
ータを表示すると共に、全領域の計算結果を絶対値に応
じて色別に区別し、かつ前記設定パラメータのうち３つ
を軸とする３次元空間に表示する処理手段を有する設定
条件ガイダンス装置において、前記データ入力装置から
各目標パラメータについて制約値を受け、この制約値に
もとづいて前記全領域の計算結果を評価して前記制約値
に入っているかどうかを判定し、制約値内、制約値近
傍、制約値外とを色別に区別して表示する処理手段を備
えたことを特徴とする設定条件ガイダンス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4349029A JPH06203111A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 設定条件ガイダンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4349029A JPH06203111A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 設定条件ガイダンス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06203111A true JPH06203111A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18401012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4349029A Withdrawn JPH06203111A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 設定条件ガイダンス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06203111A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010158841A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 設定画面、射出成形機及び設定画面の表示方法 |
| US10019189B2 (en) | 2016-04-22 | 2018-07-10 | Fujitsu Limited | Storage management apparatus, storage apparatus management method, and computer-readable recording medium |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4349029A patent/JPH06203111A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010158841A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 設定画面、射出成形機及び設定画面の表示方法 |
| US10019189B2 (en) | 2016-04-22 | 2018-07-10 | Fujitsu Limited | Storage management apparatus, storage apparatus management method, and computer-readable recording medium |
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