JPH0528263A - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JPH0528263A
JPH0528263A JP3202468A JP20246891A JPH0528263A JP H0528263 A JPH0528263 A JP H0528263A JP 3202468 A JP3202468 A JP 3202468A JP 20246891 A JP20246891 A JP 20246891A JP H0528263 A JPH0528263 A JP H0528263A
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JP
Japan
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color
data
image
pixel
representative
Prior art date
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Pending
Application number
JP3202468A
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English (en)
Inventor
Chiho Nakamura
千穂 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shaken Co Ltd
Photo Composing Machine Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shaken Co Ltd
Photo Composing Machine Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shaken Co Ltd, Photo Composing Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Shaken Co Ltd
Priority to JP3202468A priority Critical patent/JPH0528263A/ja
Publication of JPH0528263A publication Critical patent/JPH0528263A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カラー画像の所望領域の切り抜きを、簡単かつ
正確に、しかも高速に切り抜く。その際、許容値の設定
を必要としない。 【構成】マウスなどを操作して、切り抜き処理を行う切
り抜き処理領域の指定、切り抜き対象画像および対象外
画像のそれぞれの代表画素の指定を行う。次に切り抜き
処理部16において、指定した切り抜き処理領域内の各
画素iの画像データRiGiBiと前記対象画像の代表画
素の代表色データR000との色の距離D0iを求め
る。同様に各画素iの画像データRiGiBiと前記対象
外画像の代表画素の代表色データRnGnBnとの色の距
離Dniを求める。そして2つの距離D0iと距離Dniの大
小を判定する。その結果、D0i<Dniの場合にその画素
iを切り抜き対象画素に決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像の所望領域を
切り抜く、切り抜き処理を行うカラー画像処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー画像処理装置等において、色を部
分的に修正するなどのために画像から所望領域を切り抜
く場合、従来はマウス等を操作してカーソルの位置によ
って切り抜く箇所を指定する手動的な方法、画像の輪郭
を抽出する方法あるいは色データを用いる方法などが使
用されている。このうち色データを用いて切り抜く場
合、一般に以下のような方法で行われている。
【0003】図2において、水鳥の部分21は白っぽい
色、背景22は青であるとする。ここで、画像は階調を
持つ自然画であるとする。カラー画像データは一般にR
(Red)、G(Green)、B(Blue)データで表現されており、
21と22の色を区別するのに用いられる色データはR
GBデータや、RGBデータを変換して求めた色の3属
性(色相、彩度、輝度)のデ―タなどである。区別する
にあたって、切り抜きたい領域21(対象画像)の代表
色データを指定し、そのデータと全画素の色デ―タの類
似程度を比較して、切り抜き画素か否かを判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような色
データ(RGBデ―タ、3属性デ―タ)を用いる場合、
使用するデータによって切り抜かれる領域が異なり、切
り抜きの良し悪しが左右される。またRGBの3データ
のうち、どのデータを用いれば最適な切り抜きが行われ
るかをオペレーター自身が選択するのは困難であり、た
とえ自動設定されていても切り抜きたい部分の色と他の
色が非常に近い場合など、用いるデータによっては切り
抜きがうまく行なわれないことがある。
【0005】また色データを用いて切り抜きを行う場
合、代表点の色と他部分を比較するにあたっては、予め
許容値を決めておき、代表色データと各画素の色データ
の差が許容値より小さい場合、代表色に属すると判断す
る方法がとられる。許容値を大きく取れば、代表点との
差が大きい部分まで切り抜き画素と判断されるため、対
象画像を全て切り抜くこともできるが、この場合対象以
外の部分まで切り抜いてしまうことが多い。一方許容値
を小さくしてしまうと、対象画像を切り抜くのに何度も
代表点を選択し直さなければならない。このように、許
容値の与え方が非常に困難であるという問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点から成
したものであり、カラー画像の所望領域を簡単かつ正確
に、しかも高速に切り抜くことができるカラー画像処理
装置を提供することを目的とし、その特徴とするところ
は、カラー画像の切り抜き処理を行うカラー画像処理装
置において、切り抜き処理を行う切り抜き処理領域の指
定、切り抜き対象画像の代表画素の指定、対象外画像の
代表画素の指定等を行う入力手段と、
【0007】前記入力手段で指定した切り抜き処理領域
内の各画素iの画像データと前記切り抜き対象画像の代
表画素の画像データとの色の距離D0iまたはその自乗
値、および前記対象外画像の代表画素との色の距離Dni
またはその自乗値を求め、前記色の距離D0iまたはその
自乗値が前記色の距離Dniまたはその自乗値より小さい
画素iを切り抜き対象画素に決定する切り抜き処理手段
とを具備することである。
【0008】
【実施例】図1は本発明のカラー画像処理装置の実施例
のブロック図である。図1で、11はCPU、12はデ
ータバス、13は表示装置、14は入力部で、キーボー
ド、マウス等で構成される。15はカラー画像データを
記憶している画像データメモリで、例えばRGBのデー
タを記憶している。16は後述する切り抜き処理を行う
切り抜き処理部、17はルックアップテーブル(LU
T)で、RGBの各データに対して自乗値を予め計算し
て求めた値を記憶している。18は前記切り抜き処理部
16で行った切り抜き処理結果であるマスクデータを記
憶する切り抜きデータメモリである。図3は本発明の画
像切り抜きの処理手順を示すフロー図である。
【0009】まず切り抜き抜き処理を行なう切り抜き処
理領域を指定する(図3S1)。切り抜き処理を行う画
像は、画像データメモリ15から読出されて表示装置1
3に例えば図4の画像41のように表示されている。指
定する方法としては、表示装置13上において切り抜き
対象画像(切り抜きたい部分)を含む領域を矩形や円で
囲むように指定する。例えば図4のように切り抜き処理
領域42を矩形で指定する。指定には、入力部14のマ
ウスなどを利用する。
【0010】次に、切り抜き対象画像21内の1ヵ所
を、例えば図4のP0のようにマウスでクリックするな
どして、切り抜き処理を行うための代表画素を指定する
(S2)。指定された画素の色データを切り抜き対象画
像の代表色データとする。
【0011】ここで画像の色デ―タは、本実施例では上
述したようにRGB等で画像データメモリ15に保管し
ている。従って画像データメモリ15から上述のように
して指定して読出した画素のデータが代表色データR0
00となる。
【0012】次に切り抜き対象外画像の1ヵ所を、例え
ば図4のPNのようにマウスでクリックするなどして、
対象外画像の代表画素を指定する(S3)。指定された
画素の色データを対象外画像の代表色データRnGnBn
とする。
【0013】以上のようにして指定した切り抜き処理領
域、対象画像の代表色データR000、対象外画像の
代表色データRnGnBnの各データがデータバス12を
介して切り抜き処理部16へ送られる。
【0014】切り抜き処理部16では、画像データメモ
リ15から切り抜き処理領域42内の画素iの画像デー
タRiGiBiを読出し、対象画像の代表色データR00
0との色の距離D0iを下記式によって求める(S
4)。
【数1】
【0015】次に同様にして、画素iの画像データRi
GiBiを読出し、対象外画像の代表色データRnGnBn
との色の距離Dniを下記式によって求める(S5)。
【数2】
【0016】上記2つの式でa=b=cであれば、この
式は距離を表すことになるが、用いる色空間によって
は、そのゆがみを補正するために用いても良い。また上
記色の距離D0i,Dniを求める過程において、計算量の
減少、計算時間の短縮のために、各画素のデータと代表
色データのRGBの各色データの差分を計算したら、そ
れぞれの自乗値は前記LUT17にアクセスして計算す
ることなく求める。そして各自乗値を加算して色の距離
0i,Dniの自乗値を求める。色の距離はその平方根を
求めれば良い。しかし平方根を求めることなく、この自
乗値を切り抜き対象画素か否かを判断するためのデータ
として用いるようにしても良い。このようにすれば、更
に処理時間を短縮できる。
【0017】次に切り抜き処理部16では、以上のよう
にして求めた画素iと対象画像の代表色データとの距離
0iと、対象外画像の代表色データとの距離Dniの大小
を判定する(S6)。尚、上述したように処理時間短縮の
ため両方の距離の自乗値を判定に用いてもよい。
【0018】判定の結果、距離D0iが距離Dniより小さ
いとき、その画素iを切り抜き対象画素とする(S
7)。
【0019】一方、距離D0iが距離Dniより大きいとき
は、その画素iを切り抜き対象画素としない(S8)。
【0020】以上のようにして切り抜き対象とする画
素、対象としない画素のデータは、切り抜きデータメモ
リ18に送られ記憶される。
【0021】上記S4〜S8の処理を、S1で指定した
切り抜き処理領域42の全ての画素について行う(S
9)。
【0022】以上のようにして切り抜きの対象となる画
素が決定される。その結果を表示装置13に表示しと
き、所望の切り抜き対象画像が完全に切り抜かれずに残
ってしまった場合は、残った部分の1ヵ所を新たに代表
色としてクリックして同様の切り抜き処理を行い、その
結果切り抜かれた領域を前の切り抜き対象画素に追加す
る。
【0023】以上説明した実施例では、色データとして
RGBデータを用いたが、本発明はこれだけに限定され
ず、例えば均等色空間のCIELAB表色系やCIELUV表色系な
どのデータで表計するようにしても良い。このとき求め
られる色の距離は、いわゆる色差となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は切り抜き対
象画像と対象外画像の代表色データをそれぞれ指定し、
両代表色データと画素iとの色の距離を求め、対象画像
の代表色データとの距離の方が近い画素を切り抜き画素
とするようにした。そのためオペレータの経験によると
ころか大きかった許容値の設定を行わなくても、所望の
切り抜き対象画像を正確に切り抜くことができるという
効果を有する。更に、代表色との差分値の自乗値はルッ
クアップテーブルにアクセスして計算することなく求め
るようにしたため、高速に切り抜き処理を行うことがで
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカラー画像処理装置の実施例のブロ
ック図
【図2】 画像の切り抜き処理の説明図
【図3】 画像切り抜きの処理手順を示すフロー図
【図4】 画像の切り抜き処理の説明図
【符号の説明】
11 CPU 13 表示装置 14 入力部 15 画像データメモリ 16 切り抜き処理部 17 ルックアップテーブル 18 切り抜きデータメモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像の切り抜き処理を行うカラー画
    像処理装置において、 切り抜き処理を行う切り抜き処理領域の指定、切り抜き
    対象画像の代表画素の指定、対象外画像の代表画素の指
    定等を行う入力手段と、 前記入力手段で指定した切り抜き処理領域内の各画素i
    の画像データと前記切り抜き対象画像の代表画素の画像
    データとの色の距離D0iまたはその自乗値、および前記
    対象外画像の代表画素との色の距離Dniまたはその自乗
    値を求め、前記色の距離D0iまたはその自乗値が前記色
    の距離Dniまたはその自乗値より小さい画素iを切り抜
    き対象画素に決定する切り抜き処理手段と、を具備する
    ことを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記色の距離D0iまたはその自乗値の算出
    途中で必要な色データの各自乗値を、予め複数計算して
    記憶させているルックアップテーブルを具備することを
    特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
JP3202468A 1991-07-17 1991-07-17 カラー画像処理装置 Pending JPH0528263A (ja)

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JP3202468A JPH0528263A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 カラー画像処理装置

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JP3202468A JPH0528263A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 カラー画像処理装置

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JP3202468A Pending JPH0528263A (ja) 1991-07-17 1991-07-17 カラー画像処理装置

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