JPH0620253Y2 - 吊り下げ装置 - Google Patents

吊り下げ装置

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Publication number
JPH0620253Y2
JPH0620253Y2 JP6206989U JP6206989U JPH0620253Y2 JP H0620253 Y2 JPH0620253 Y2 JP H0620253Y2 JP 6206989 U JP6206989 U JP 6206989U JP 6206989 U JP6206989 U JP 6206989U JP H0620253 Y2 JPH0620253 Y2 JP H0620253Y2
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JP
Japan
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diameter portion
plate
bolt
claw
small diameter
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Application number
JP6206989U
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English (en)
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JPH032510U (ja
Inventor
昇 中村
忠夫 三島
Original Assignee
明治ナショナル工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、吊り下げボルトを使用して任意の物体を吊
り下げるのに使用する吊り下げ装置に関するものであ
る。
(従来の技術) たとえば照明器具を吊り下げるのに、天井に先端が取り
付けられている吊り下げボルトを使用することは、一般
において広く利用されている。
このような吊り下げ装置は、照明器具の上壁にダルマ孔
を設けておき、その大径部に吊り下げボルトの下端を挿
通し、次いで照明器具を水平に移動させて吊り下げボル
トをダルマ孔の小径部内に位置させ、ここで照明器具の
上壁をはさんでナット、ワッシャーにより固定するよう
にしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしこのような構成によると、照明器具を吊り下げた
状態では、その上壁にダルマ孔の大径部孔が残存するよ
うになる。そのため体裁が悪いばかりでなく、その孔か
ら内部にほこりが侵入してくることがある。
さらに大きな衝撃などによって照明器具が移動して、吊
り下げボルトが大径部内に入り込むようなことがある
と、吊り下げボルトがその大径部を通過して、照明器具
が落下してしまう。
この考案は吊り下げボルトを使用して吊り下げる場合、
ダルマ孔を隠蔽するとともに、吊り下げボルトのダルマ
孔内での移動を拘束可能とすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は、先端が開口する溝と、爪とを有する板を用
意し、ダルマ孔の小径部内にある吊り下げボルトを、前
記溝の奥行部と小径部の端部とによってはさむととも
に、前記爪を、前記ダルマ孔の大径部の周縁に向かい合
うように、前記板を取り付けたことを特徴とする。
(作用) 板によってダルマ孔が覆われるため、その大径部が露呈
することはなくなる。また板の爪が大径部の周縁と向か
い合うため、吊り下げボルトが溝の内部を移動するよう
な板の移動は拘束される。したがって吊り下げボルトの
小径部内での移動は回避され、これによって吊り下げボ
ルトが大径部から抜け出てしまうようなことは、回避さ
れることになる。
(実施例) この考案を図によって説明する。1は被吊り下げ物体た
とえば照明器具で、その上壁2の複数個所に、大径孔3
とこれに連続する小径部4とを有するダルマ孔5が設け
てある。
6は先端が天井などに取り付けてある吊り下げボルト
で、その下端には下締め用のナット7およびワッシャー
8とを有し、また上方には上締め用のナット9を有して
いる。以上の構成は、従来のものと特に相違するもので
はない。
この考案にしたがい、板10が用意される。板10には
先端で開口している溝11と、切起しなどによる爪12
とを備えている。
吊り下げボルト6による吊り下げ作業を、第4図以降の
各図によって説明すると、最初に照明器具1にあるダル
マ孔5の大径部3を、吊り下げボルト6の下端にはめ込
めるように、照明器具1を持ち上げる。
大径部3はナット7、ワッシャー8が通過できる程度の
大きさとされているので、これらは大径部3内を簡単に
通過する(第4図参照。)。そのあと照明器具1を水平
方向に移動させて、吊り下げボルト6を小径部4内の、
先端4Aに充分に接近する個所に位置させる(第5図参
照。)。
ここで照明器具1を降下させると、ワッシャー8が小径
部4の周縁裏面で係合する。これによってそれ以上に照
明器具1は降下することはない。
次に板10を取り付けるのであるが、その取り付けは、
溝11内に吊り下げボルト6が挿入されるように行な
う。そのためには第6図中点線で示すように、板10を
斜めにして挿入するようにするとよい。
この挿入のあと、板10を上壁2に重ね合わせると、爪
12が大径部3の周縁と向かい合うようにして、大径部
3内に入り込む。この状態でナット9を締め込み、これ
とナット7とによって、上壁2、板10を吊り下げボル
ト6に固定する。
以上によって板10の取り付けは終了する(第7図参
照。)。なおこの場合、板10をナット9のためのワッ
シャーとして兼用することも可能である。
以上の取り付け状態では、大径部3とこれに連続する小
径部の大半は、板10によって覆われるようになる。し
たがってこれらの露呈は防止される。
そして溝11の奥行部11Aと小径部4の先端4Aとに
よって、吊り下げボルト6ははさまれるようになり、し
かも爪12が大径部3の周縁と向かい合って係合するよ
うになる。これによって板10の移動は確実に拘束され
るようになる。
このようにして吊り下げボルト6に対して照明器具1
は、その移動が拘束されることにより、吊り下げボルト
6がみだりに小径部4内を移動することはなく、したが
って大径部3内に入り込むこともない。これによってナ
ット7、ワッシャー8が大径部3を抜けて出ることはな
くなり、したがって照明器具1の落下は確実に防止され
ることとなる。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、単に溝および爪
を有する板を使用することによって、ダルマ孔を隠して
体裁を調えるとともに、ダルマ孔を通過することによる
被吊り下げ体の落下を、確実に防止することができる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す部分的な分解斜視図、
第2図は同じく取り付け状態を示す斜視図、第3図は全
体を示す斜視図、第4図〜第7図は取付工程を示す断面
図である。 1…照明器具(被吊り下げ体)、3…大径部、4…小径
部、4A…先端、5…ダルマ孔、6…吊り下げボルト、
7,9…ナット、10…板、11…溝、11A…奥行
部、12…爪、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被吊り下げ体に設けられたダルマ孔に吊り
    下げボルトを挿通し、ナットの締付によって取り付けて
    なる吊り下げ装置において、 先端で開口する溝と、爪とを有する板を有し、前記ダル
    マ孔の小径部内にある吊り下げボルトを、前記溝の奥行
    部と前記小径部の端部とによってはさむとともに、前記
    爪を、前記ダルマ孔の大径部の周縁に向かい合うよう
    に、前記板を取り付けてなる吊り下げ装置。
JP6206989U 1989-05-29 1989-05-29 吊り下げ装置 Expired - Lifetime JPH0620253Y2 (ja)

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JP6206989U JPH0620253Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 吊り下げ装置

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JP6206989U JPH0620253Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 吊り下げ装置

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JPH032510U JPH032510U (ja) 1991-01-11
JPH0620253Y2 true JPH0620253Y2 (ja) 1994-05-25

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JP6206989U Expired - Lifetime JPH0620253Y2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 吊り下げ装置

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JP3540992B2 (ja) * 2000-08-29 2004-07-07 日本ベルボン精機工業株式会社 雲台
JP2010063428A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Ygk:Kk 長尺体用スプール

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JPH032510U (ja) 1991-01-11

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