JPH06202152A - 薄膜トランジスタアレイ - Google Patents

薄膜トランジスタアレイ

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JPH06202152A
JPH06202152A JP34760692A JP34760692A JPH06202152A JP H06202152 A JPH06202152 A JP H06202152A JP 34760692 A JP34760692 A JP 34760692A JP 34760692 A JP34760692 A JP 34760692A JP H06202152 A JPH06202152 A JP H06202152A
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JP
Japan
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short
address
thin film
wiring
wirings
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Application number
JP34760692A
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English (en)
Inventor
Makoto Sasaki
誠 佐々木
Mamoru Yoshida
守 吉田
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Casio Computer Co Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電気の急峻な鋭いインパルスの印加に対し
ても、十分な保護効果を持つ薄膜トランジスタアレイを
提供する。 【構成】 基板上の、互いに交差させて配置した複数の
アドレス配線12と複数のデータ配線13の各交差部
に、薄膜トランジスタ14と、この薄膜トランジスタ1
4のソース電極とドレイン電極との何れか一方に接続さ
れた表示電極15とがマトリックス状に複数配列され、
前記薄膜トランジスタ14のゲート電極に前記アドレス
配線12が、ソース電極とドレイン電極の他方にデータ
配線13が夫々接続された薄膜トランジスタアレイにお
いて、透明性絶縁基板11の切断線23の外側に位置
し、前記複数のアドレス配線のみを相互に短絡するアド
レス配線短絡導体帯21と、前記基板の切断線の外側に
位置し、前記複数のデータ配線のみを相互に短絡するデ
ータ配線短絡導体帯22とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタに接
続された表示電極がマトリックス状に複数配列された液
晶表示素子に用いられる薄膜トランジスタアレイに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜トランジスタ(以下、TFT
と記す)と表示電極とをマトリックス状に配列した薄膜
トランジスタアレイを用いたアクティブマトリックス型
液晶表示素子(以下、TFT−LCDと記す)が用いら
れている。このような従来のTFT−LCDとしては、
例えば、特開昭63−85586号公報に開示された液
晶表示素子が知られており、そのTFTアレイの等価回
路を図4に示した。
【0003】この図4に示すように、TFTアレイは、
透明絶縁性基板1上に行方向と列方向に夫々複数のアド
レス配線2とデータ配線3とが互いに直角に交差するよ
うに配列され、これらのアドレス配線2とデータ配線3
との交差部に夫々ゲート電極がアドレス配線2と、ドレ
イン電極がデータ配線3に接続されたTFT4が複数配
列され、このTFT4のソース電極に接続された表示電
極5がマトリックス状に複数配列形成されている。
【0004】その絶縁性透明基板1の外周部にショート
リング10が形成されており、アドレス配線2群とデー
タ配線3群はこのショートリング10を介して互いに電
気的に接続されている。これによって、全てのゲートラ
イン群とドレインライン群は等電位に保たれるので、静
電気からパネルが保護される。このショートリング10
は液晶セル組立工程終了後切断除去される。なお、6は
アドレス配線端子、7はデータ配線端子、8はアドレス
配線副端子、9はデータ配線副端子である。
【0005】上記したように、この従来のTFTアレイ
では、その製造工程中、全てのアドレス配線2とデータ
配線3とがショートリング10に夫々接続されているた
め、全てのアドレス配線2とデータ配線3の電位が等し
くなり、TFTアレイの製造工程中に発生した静電気が
電極間で放電することによる絶縁破壊及び短絡等の不良
の発生が抑止されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、TFTパネル
に印加される静電気には、長い時間をかけて加えられる
直流的な静電気と、高周波成分を持った急峻なパルスと
して短時間に印加されるパルス的な静電気とがある。直
流的な静電気は、主にプラズマ中に基板を晒している
時、ラビング中等に発生し、一方、パルス的な静電気
は、人のハンドリング(例えば、工程間の移送、検査工
程等)、機械の電気的に浮動している部分(例えば、基
板の搬送ローラー)等に接した時、或いは基板を切断す
る時、ラビングを済ませたローラーが次の基板をラビン
グするために近接した時等に、TFTパネルまたはTF
T液晶セル(対向する基板を接合したもの)に印加され
る。
【0007】このように、TFTパネルまたはTFT液
晶セルに印加される静電気はパルス的なものが殆どであ
り、欠陥を発生させるのもこのパルス的な静電気による
ものが殆どである。直流的な静電気の対策は、全てのア
ドレス配線とデータ配線とを導体で接続したショートリ
ングで解消できるが、パルス的な静電気に対しては、こ
のショートリングは静電気による絶縁破壊や短絡等の不
良の発生を防止することはできない。
【0008】すなわち、このような場合、ショートリン
グ自身の持つ時定数により、インパルスの伝播に時間を
必要とするため、ある瞬間にはショートリング上に大き
な電位分布が生じ、その結果、画素TFTのゲート、ド
レイン間を等電位に保つことができなくなる。このよう
に、従来の構成の保護回路は、直流的な静電気には有効
であるが、パルス的な静電気に対して効果が低い欠点が
あり、静電気に対する保護効果が十分といえなかった。
【0009】更に、従来技術においては、液晶セル組立
工程終了まではアドレス配線群とデータ配線群が接続さ
れたままなので、途中工程での検査は、ゲート端子(ア
ドレス配線)6とゲート(アドレス配線)副端子8間、
及びドレイン端子(データ配線)7とドレイン(データ
配線)副端子9間の断線検査ができるのみで、短絡の検
査は液晶セル完成後にショートリングを除去してからで
ないとできない。
【0010】このため、短絡不良のあるパネルも最終工
程まで持ち込まれるために、その間の材料消費、製造装
置の使用時間などが無駄になり、生産コストを引き上げ
てしまう大きな原因になっていた。本発明は、上記のよ
うな問題点を除去し、静電気の鋭いインパルスの印加に
対しても十分な保護効果を持つとともに、途中工程での
検査を容易にし、生産コストの低減を図り得る薄膜トラ
ンジスタアレイを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基板上の、互いに交差させて配置した複
数のアドレス配線と複数のデータ配線の各交差部に、薄
膜トランジスタと、該薄膜トランジスタのソース電極と
ドレイン電極との何れか一方に接続された表示電極とが
マトリックス状に複数配列され、前記薄膜トランジスタ
のゲート電極に前記アドレス配線が、ソース電極とドレ
イン電極の他方にデータ配線が夫々接続された薄膜トラ
ンジスタアレイにおいて、前記基板の周辺近傍に位置
し、前記複数のアドレス配線のみを相互に短絡するアド
レス配線短絡導体帯と、前記基板の周辺近傍に位置し、
前記複数のデータ配線のみを相互に短絡するデータ配線
短絡導体帯とを具備することを特徴とする。
【0012】また、前記薄膜トランジスタアレイにおい
て、アドレス配線短絡導体帯は、基板の一辺の周辺近傍
に沿って配置し、複数のアドレス配線の一方端がそれぞ
れ接続され、データ配線短絡導体帯は基板の他の1辺の
周辺近傍に沿って配置し、複数のデータ配線の一方端が
それぞれ接続されてなる。更に、アドレス配線短絡導体
帯は、基板の対向する2辺の周辺近傍それぞれに沿って
複数配置し、複数のアドレス配線がそれぞれ1本おきに
一方端で接続され、データ配線短絡導体帯は、基板の対
向する他の2辺の周辺近傍それぞれに沿って複数配置
し、複数のアドレス配線がそれぞれ1本おきに一方端で
接続されてなる。
【0013】また、アドレス配線短絡導体帯及びデータ
配線短絡導体帯には夫々テストパッドを形成してなる。
更に、基板上の、互いに交差させて配置した複数のアド
レス配線と複数のデータ配線の各交差部に、薄膜トラン
ジスタと、該薄膜トランジスタのソース電極とドレイン
電極との何れか一方に接続された表示電極とがマトリッ
クス状に複数配列され、前記薄膜トランジスタのゲート
電極に前記アドレス配線が、ソース電極とドレイン電極
の他方にデータ配線が夫々接続された薄膜トランジスタ
アレイにおいて、複数の表示電極を配列した表示領域の
外側に形成された短絡用配線と、該短絡用配線に前記複
数のアドレス配線と前記複数のデータ配線とをそれぞれ
接続する保護素子と、前記基板の周辺近傍に位置し、前
記複数のアドレス配線のみを相互に短絡するアドレス配
線短絡導体帯と、前記基板の周辺近傍に位置し、前記複
数のデータ配線のみを相互に短絡するデータ配線短絡導
体帯とを具備することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、図1に示すように、アドレス
配線端子16の内の1本に、静電気によるインパルス電
圧が印加されると、アドレス配線短絡導体帯21を通し
て注入された電荷のエネルギーは、全てのアドレス配線
に分散、平均化される。特に短絡導体帯がアドレス配線
短絡導体帯21と、データ配線短絡導体帯22で独立し
ているため、従来例に見られるようなショートリング上
を、インパルス伝播することがない。
【0015】つまり、アドレス配線とデータ配線は配線
の交差部等の寄生容量で結合しているが、従来のような
ショートリングによる結合がないため、アドレス配線か
ら見たデータ配線はフローティング状態であり、接地電
位に対してアドレス配線の電位が変化する時、データ配
線の対地電位もほぼ同様に変化するため、アドレス配
線、データ配線間には高い電圧が印加されることはなく
なり、急峻なパルス的な電圧の印加に対しても高い保護
効果が得られる。
【0016】また、アドレス配線群とデータ配線群が各
々短絡導体帯で束ねられているので、アドレス配線とデ
ータ配線間の層間短絡の有無を、アドレス配線端子16
の任意の1箇所とデータ配線端子17の任意の1箇所を
チェックすれば検出することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を
示すTFTアレイの概略構成を示す等価回路図であり、
この1図において、TFTアレイは、絶縁性透明基板1
1上に行方向に延出された複数のアドレス配線12と、
列方向に延出された複数のデータ配線13とが互いに絶
縁されて交差するように配置され、これらの複数のアド
レス配線12と複数のデータ配線13との各交差部に、
これらの配線に接続されたTFT14と、このTFT1
4のそれぞれに接続された表示電極15とが設けられ、
これらの表示電極15が行及び列方向に複数配列されて
表示領域が形成されている。16はアドレス配線端子
(ゲート端子)、17はデータ配線端子(ドレイン端
子)、18はアドレス配線(ゲート)副端子、19はデ
ータ配線(ドレイン)副端子である。
【0018】この実施例においては、更に、絶縁性透明
基板11の複数のアドレス配線12からなるアドレス配
線群のみを短絡するアドレス配線短絡導体帯21と、複
数のデータ配線13からなるデータ配線群のみを短絡す
るデータ配線短絡導体帯22とが形成され、アドレス配
線12とデータ配線13はそれぞれ一方端がアドレス配
線短絡導体帯21とデータ配線短絡導体帯22に接続さ
れている。
【0019】このように、アドレス配線群の各アドレス
配線12とデータ配線群の各データ配線13は、独立し
たアドレス配線短絡導体帯21と、データ配線短絡導体
帯22に接続され、両者は電気的にその群内で相互に接
続されている。このアドレス配線短絡導体帯21とデー
タ配線短絡導体帯22は、ともに液晶セルの製造工程中
に基板周辺部を切断除去するための切断線23より外側
に形成されており、液晶セル組立工程終了後切断除去さ
れる。
【0020】次に、本発明の作用について説明する。こ
の実施例において、アドレス配線端子16の内の1本に
静電気によるインパルス電圧が印加されると、アドレス
配線短絡導体帯21を通して注入された電荷のエネルギ
ーは、全てのアドレス配線に分散、平均化される。この
作用は、従来例でも存在するが、本実施例では短絡導体
帯がアドレス配線短絡導体帯21と、データ配線短絡導
体帯22で独立しているため、従来例に見られるような
ショートリング上をインパルが伝播することがない。
【0021】すなわち、アドレス配線12とデータ配線
13は配線の交差部等の寄生容量で結合しているが、従
来のようなショートリングによる結合がないため、アド
レス配線12から見たデータ配線13はフローティング
状態であり、接地電位に対してアドレス配線の電位が変
化する時、データ配線の対地電位もほぼ同様に変化する
ため、アドレス配線、データ配線間には高い電圧が印加
されることはない。このことにより、鋭いパルス的な電
圧の印加に対しても高い保護効果が得られる。
【0022】また、アドレス配線群とデータ配線群が、
各々短絡導体帯で束ねられているので、アドレス配線1
2とデータ配線13間の層間短絡の有無をアドレス配線
端子16の任意の1箇所と、データ配線端子17の任意
の1箇所をチェックすれば検出することができる。更
に、断線は従来例と同様にして検査することができ、従
来技術でできなかった中間工程での検査が一部可能にな
る。
【0023】また更に、絶縁性透明基板11の2辺(左
側辺と上側辺)にのみ、アドレス配線短絡導体帯21と
データ配線短絡帯22とを形成するようにしたので、液
晶セル組立工程が終了した後、除去される領域は、絶縁
性透明基板11の2辺のL字状部分11Aだけですみ、
絶縁性透明基板の無駄な部分を減らすことができる。次
に、本発明の第2実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0024】図2は本発明の第2の実施例を示すTFT
アレイの概略構成を示す等価回路図であり、この図2に
おいて、TFTアレイは、図1と同様に、表示領域が形
成されている。その外側に、アドレス配線端子(ゲート
端子)16、データ配線端子(ドレイン端子)17、ア
ドレス配線(ゲート)副端子18、データ配線(ドレイ
ン)副端子19が設けられる。
【0025】この実施例においては、更に、絶縁性透明
基板11のアドレス配線群のみを短絡する第1のアドレ
ス配線短絡導体帯31と、第2のアドレス配線短絡導体
帯32を基板の対向する2辺の近傍に形成し、各アドレ
ス配線12は1本おきに第1のアドレス配線短絡導体帯
31と第2のアドレス配線短絡導体帯32にそれぞれ一
方端で接続されている。
【0026】同様に、絶縁性透明基板11のデータ配線
群のみを短絡する第1のデータ配線短絡導体帯33と、
第2のデータ配線短絡導体帯34を基板11の対向する
他の2辺の近傍に形成し、各データ配線13は1本おき
に第1のデータ配線短絡導体帯33と第2のデータ配線
短絡導体帯34にそれぞれ一方端で接続されている。こ
のように、アドレス配線群とデータ配線群は独立した短
絡導体帯によって接続され、両者はその群内で相互に電
気的に接続されている。このアドレス配線短絡導体帯3
1,32と第1のデータ配線短絡導体帯33と、第2の
データ配線短絡導体帯34は共に液晶セル組立工程終了
後切断線30から切断除去される。
【0027】更に、それぞれの短絡導体帯にはテストパ
ッドが設けられている。すなわち、第1のアドレス配線
短絡導体帯31にはテストパッド35を、第2のアドレ
ス配線短絡導体帯32にはテストパッド36を、第1の
データ配線短絡導体帯33にはテストパッド37を、第
2のデータ配線短絡導体帯34にはテストパッド38を
それぞれ形成する。
【0028】この実施例の短絡導体帯の場合も、第1の
実施例と同様に、アドレス配線群とデータ配線群とが電
気的に分離されているため、静電気の鋭いインパルスに
対する保護作用も第1の実施例と同様である。また、こ
の実施例では第1の実施例で可能な不良検査に加えて、
2つの短絡導体帯間の導通をチェックすることにより、
アドレス配線12間の短絡及びデータ配線13間の短絡
を検出することができる。すなわち、第1のアドレス配
線短絡導体帯31のテストパッド35と第2のアドレス
配線短絡導体帯32のテストパッド36との間の導通を
チェックすることにより、隣接するアドレス配線12間
の短絡を検出することができる。同様に、第1のデータ
配線短絡導体帯33のテストパッド37と第2のデータ
配線短絡導体帯34のテストパッド38との間の導通を
チェックすることにより、隣接するデータ配線間の短絡
を検出することができる。
【0029】次に、本発明の第3実施例について図面を
参照しながら説明する。図3は本発明の第3の実施例を
示すTFTアレイの概略構成を示す等価回路図であり、
絶縁性透明基板41上に互いに交差させて配置した複数
のアドレス配線42と複数のデータ配線43の各交差部
に、TFT44とこのTFT44のソース電極とドレイ
ン電極との何れか一方に接続された表示電極45とがマ
トリックス状に複数配列され、TFT44のゲート電極
にアドレス配線42が、ソース電極とドレイン電極の他
方にデータ配線43が夫々接続されている。このTFT
アレイの、表示領域の外周には短絡用配線46が形成さ
れ、この短絡用配線46とアドレス配線42との間、及
びこの短絡用配線46とデータ配線43との間に、高抵
抗あるいは非線形抵抗特性を持つ保護素子47が接続さ
れている。また、その外側にはアドレス配線端子48、
アドレス配線副端子50、データ配線端子49、データ
配線副端子51がそれぞれ配置され、絶縁性透明基板4
1の切断線52の外側には複数のアドレス配線端子48
が接続されるアドレス配線短絡導体帯53と、同じく絶
縁性透明基板41の切断線52の外側には複数のデータ
配線端子49が接続されるデータ配線短絡導体帯54と
が形成されている。
【0030】そして、このアドレス配線短絡導体帯53
とデータ配線短絡導体帯54とは液晶セル組立工程が終
了した後、切断線52から切断、除去される。この実施
例においては、アドレス配線短絡導体帯53とデータ配
線短絡導体帯54とが分離して形成されているので、第
1実施例と同様の効果を奏することができるとともに、
絶縁性透明基板41の2辺(左側辺及び下側辺)にの
み、アドレス配線短絡導体帯53とデータ配線短絡導体
帯54とを形成するようにしたので、液晶セル組立工程
が終了した後、除去される領域は、絶縁性透明基板41
の2辺のL字状部分41Aだけですみ、絶縁性透明基板
の無駄な部分を減らすことができる。
【0031】また、液晶セル組立工程までは、アドレス
配線短絡導体帯53とデータ配線短絡導体帯54によ
り、液晶セル組立工程終了後は、短絡用配線46によ
り、静電気に対する保護を行うことができ、確実な静電
気対策を講じることができる。なお、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種
々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から排除
するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、次のような効果を奏することができる。 (1)静電気による急峻なパルス状の電圧印加に対して
高い保護効果を達成することができる。
【0033】(2)また、中間工程での配線不良検査が
可能になり、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すTFTアレイの概
略構成を示す等価回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示すTFTアレイの概
略構成を示す等価回路図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示すTFTアレイの概
略構成を示す等価回路図である。
【図4】従来のTFTアレイの等価回路図である。
【符号の説明】
11,41 絶縁性透明基板 11A,41A L字状部分 12,42 アドレス配線 13,43 データ配線 14,44 TFT 15,45 表示電極 16,48 アドレス配線端子(ゲート端子) 17,49 データ配線端子(ドレイン端子) 18,50 アドレス配線(ゲート)副端子 19,51 データ配線(ドレイン)副端子 21,53 アドレス配線短絡導体帯 22,54 データ配線短絡導体帯 23,30,52 切断線 31 第1のアドレス配線短絡導体帯 32 第2のアドレス配線短絡導体帯 33 第1のデータ配線短絡導体帯 34 第2のデータ配線短絡導体帯 35,36,37,38 テストパッド 46 短絡用配線 47 保護素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の、互いに交差させて配置した複
    数のアドレス配線と複数のデータ配線の各交差部に、薄
    膜トランジスタと、該薄膜トランジスタのソース電極と
    ドレイン電極との何れか一方に接続された表示電極とが
    マトリックス状に複数配列され、前記薄膜トランジスタ
    のゲート電極に前記アドレス配線が、ソース電極とドレ
    イン電極の他方にデータ配線が夫々接続された薄膜トラ
    ンジスタアレイにおいて、(a)前記基板の周辺近傍に
    位置し、前記複数のアドレス配線のみを相互に短絡する
    アドレス配線短絡導体帯と、(b)前記基板の周辺近傍
    に位置し、前記複数のデータ配線のみを相互に短絡する
    データ配線短絡導体帯とを具備することを特徴とする薄
    膜トランジスタアレイ。
  2. 【請求項2】 アドレス配線短絡導体帯は、基板の一辺
    の周辺近傍に沿って配置し、複数のアドレス配線の一方
    端がそれぞれ接続され、データ配線短絡導体帯は基板の
    他の1辺の周辺近傍に沿って配置し、複数のデータ配線
    の一方端がそれぞれ接続されてなる請求項1記載の薄膜
    トランジスタアレイ。
  3. 【請求項3】 アドレス配線短絡導体帯は、基板の対向
    する2辺の周辺近傍それぞれに沿って複数配置し、複数
    のアドレス配線がそれぞれ1本おきに一方端で接続さ
    れ、データ配線短絡導体帯は、基板の対向する他の2辺
    の周辺近傍それぞれに沿って複数配置し、複数のアドレ
    ス配線がそれぞれ1本おきに一方端で接続されてなる請
    求項1記載の薄膜トランジスタアレイ。
  4. 【請求項4】 アドレス配線短絡導体帯及びデータ配線
    短絡導体帯には夫々テストパッドを形成してなる請求項
    2記載の薄膜トランジスタアレイ。
  5. 【請求項5】 基板上の、互いに交差させて配置した複
    数のアドレス配線と複数のデータ配線の各交差部に、薄
    膜トランジスタと、該薄膜トランジスタのソース電極と
    ドレイン電極との何れか一方に接続された表示電極とが
    マトリックス状に複数配列され、前記薄膜トランジスタ
    のゲート電極に前記アドレス配線が、ソース電極とドレ
    イン電極の他方にデータ配線が夫々接続された薄膜トラ
    ンジスタアレイにおいて、(a)複数の表示電極を配列
    した表示領域の外側に形成された短絡用配線と、(b)
    該短絡用配線に前記複数のアドレス配線と前記複数のデ
    ータ配線とをそれぞれ接続する保護素子と、(c)前記
    基板の周辺近傍に位置し、前記複数のアドレス配線のみ
    を相互に短絡するアドレス配線短絡導体帯と、(d)前
    記基板の周辺近傍に位置し、前記複数のデータ配線のみ
    を相互に短絡するデータ配線短絡導体帯とを具備するこ
    とを特徴とする薄膜トランジスタアレイ。
JP34760692A 1992-08-13 1992-12-28 薄膜トランジスタアレイ Pending JPH06202152A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34760692A JPH06202152A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 薄膜トランジスタアレイ
CN931092817A CN1065051C (zh) 1992-08-13 1993-08-13 薄膜晶体管阵列及使用该阵列的液晶显示器
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