JPH06201900A - 光刺戟性リン光体媒体中に貯蔵されたエネルギーを消去する方法 - Google Patents

光刺戟性リン光体媒体中に貯蔵されたエネルギーを消去する方法

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JPH06201900A
JPH06201900A JP5243933A JP24393393A JPH06201900A JP H06201900 A JPH06201900 A JP H06201900A JP 5243933 A JP5243933 A JP 5243933A JP 24393393 A JP24393393 A JP 24393393A JP H06201900 A JPH06201900 A JP H06201900A
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phosphor
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erasing
energy
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JP5243933A
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Luc Struye
リュク・ストリーユ
Paul Leblans
ポール・レブラン
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Agfa Gevaert NV
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    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/2012Measuring radiation intensity with scintillation detectors using stimulable phosphors, e.g. stimulable phosphor sheets
    • G01T1/2016Erasing of stimulable sheets, e.g. with light, heat or the like

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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光刺戟性Eu2+ドープアルカリ土類金属ハロ
ゲン化物リン光体媒体中に貯蔵されたエネルギーを消去
することにある。 【構成】 前記媒体を透過放射線の像に従った露光を
し、430〜550nmの波長範囲での光で光刺戟する
ことにより貯蔵されたエネルギーを読み取った後、前記
リン光体媒体を、単一露光工程で、一つが400nmで
又はその付近で極大であり、他が500nmで又はその
付近で極大である二つの区別された又は別の発光帯を含
有する主として370〜530nm範囲内にある光で露
光することからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は刺戟性リン光体媒体を、その中に
貯蔵された透過放射線像のエネルギーを読み取るための
刺戟線に露光した後、刺戟性リン光体媒体上に残った放
射線像を消去する方法及び装置に関する。
【0002】放射線写真において、被写体の内部が透過
放射線によって再現される、これらの放射線は、X線、
ガンマ線及び高エネルギー素粒子放射線、例えばベータ
線、電子ビーム又は中性子放射線の群に属するイオン化
放射線としても知られる高エネルギー放射線である。透
過放射線を可視光及び/又は紫外放射線に変換するリン
光体スクリーン間にあるハロゲン化銀乳剤フィルムを用
いる従来の放射線写真においては、用いたリン光体、X
線によって当てられたとき高即発発光を特長としてい
る。
【0003】最近は例えばUS−P3175084に記
載されている如く、放射線医学装置及び方法は、透過放
射線を貯蔵し、刺戟放射線によって蛍光の形で読み取る
リン光体スクリーンを用いて操作する。前記米国特許に
記載された発明の一具体例においては、刺戟性リン光体
材料の光学的に透明な結晶質ウエファーは、X線の作用
を受け、赤外及び可視波長範囲内の放射線に感光性にな
る。
【0004】前記米国特許明細書から、理論的見地よ
り、結晶質リン光体材料の励起は電子及び正孔を発生
し、これがとらえられかつリン光核を形成するようにな
る。赤外又は可視光でのこのように注入された( pumpe
d )結晶の照射は、電子孔再組合せの結果としてより高
い周波数の光の形で貯蔵されたエネルギーの放出を生ぜ
しめる。
【0005】US−P3175084に記載された光刺
戟性貯蔵リン光体材料は、アルカリ金属ハロゲン化物及
びアルカリ土類金属ハロゲン化物からなる群から取ら
れ、元素の周期表の第I族、第II族又は第III 族からの
不純物元素を含有する。不純物元素はリン光体の発光特
性を大きく決定する。
【0006】US−P3859527において、仮貯蔵
媒体として赤外刺戟性リン光体を含有するスクリーンを
使用する透過放射線像を記録する方法が記載されてい
る。X線の如き透過放射線に露光した後の時間間隔で、
長波長放射線の小さいビームがスクリーンを走査して光
として貯蔵されたエネルギーを放出させる。適切なセン
サーが、スクリーン中のリン光体によって放出される蛍
光を受容し、蛍光に従って電気エネルギーを生ぜしめ
る。電気エネルギーによって運ばれた情報は、電気エネ
ルギーに従って変調された強度である光ビームで情報貯
蔵媒体を操作することによって記録像に変換される。
【0007】定期刊行物 Radiology 1983年9月
号、第833頁〜第838頁によれば、光刺戟性貯蔵リ
ン光体を用いて操作するX線像形成装置の基本構成成分
は、(1)一時的にX線エネルギーパターンを貯蔵する
リン光体スクリーンとも称される通常パネル中に粒状で
前記リン光体を含有する光刺戟性像形センサー、(2)
パターンに従ってX線露光したリン光体スクリーンを光
刺激するための走査レーザービーム、及び(3)光刺激
したとき生ずる蛍光を(4)光電子検出器に集め、案内
するための光案内部材である。光電子光検出器はアナロ
グ信号を提供し、これは続いてディジタル像処理器でデ
ィジタル時系列信号に変換され、次いでこの信号が電気
信号レコーダー例えば磁気ディスク又はテープ中でディ
ジタルに貯蔵される。
【0008】X線エネルギーパターンの写像を形成する
貯蔵された電子信号は写真フィルムの露光を変調するた
め使用でき、電子信号表示装置、例えば陰極線管上で可
視化される。
【0009】光刺戟は容易に制御できるレーザーの単色
光で行うのが好ましく、従って光学的フィルター手段に
より効率的な分離を可能にする刺戟光の波長とは更に充
分に異なる波長で刺激された光の放出を伴う、440〜
1100nmの波長範囲で光刺激し得る貯蔵リン光体が
好ましい。
【0010】経済的な観点から、刺戟性リン光体スクリ
ーンは繰返して再使用されることが好ましい。刺戟性リ
ン光体スクリーンの再使用は、前に貯蔵された放射線像
が充分に消去されるとき可能である。
【0011】透過放射線に露光したリン光体パネルを読
み取り走査によって像を記録したとき、貯蔵されたエネ
ルギーの90%未満が放出される。従って、刺戟リン光
体シートを再使用するとき、刺戟性リン光体シート上に
尚貯蔵された放射線エネルギーの部分が、続いての放射
線像記録工程で記録される放射線像を一種のノイズとし
て妨害できる。
【0012】US−P3859527の第4欄、第5行
〜第7行によれば、短い均一照射、照明又は加熱の如き
簡単な手段によって中性状態に還元できる。
【0013】John Wiley and Sons(ニューヨーク)
1950年発行、Hamboldt W. Leverenz ( Radio Co
rporation of America , RCA Laboratories Divi
sionPrinceton )著、An Introduction to Luminesc
ence of Solidsの本の第145頁に記載されている如
く、刺戟性リン光体は実際には見えない記録を与え、何
ケ月も持続する、これは長波光子(例えば赤外)で照射
することにより周期的に表示でき、そして発行帯及び刺
戟帯間にある波長を有する光子で(例えばリン光体が赤
外刺戟可能であるとき橙色光)消去(消光)できる(図
26a参照)。
【0014】貯蔵エネルギーの消去は、用いたリン光体
の光刺戟スペクトルの波長範囲内の波長を有する光で行
うことができる、しかし、前記 Leverenz の文献から
(第181頁〜第182頁、図26a及び図26b)、
赤外刺戟性リン光体、例えば立方晶 Sr( S:Se):SrSO4 :CaF4:Sm:Eu からの蛍光の放出は、赤外光で行うことができるばかり
でなく、更に有利には、赤外光刺戟光より短い波長を有
する橙色光(600〜650nm)で行うことができる
ことを知ることができる。
【0015】貯蔵リン光体の化学構造は、その光刺戟ス
ペクトル及び貯蔵エネルギーの消去(消光)が効率的に
生起する波長範囲を決定する。これは、US−P423
9968に記載されている如き、そしてその図3に示さ
れている如く最大600nm近くの刺戟光を有するユー
ロピウムドープした弗臭化バリウムリン光体が、400
〜600nmの範囲内の波長を有する光で、主として前
記波長範囲で放出する光源を用いて明らかに消去できる
ことを説明している。US−P4496838に記載さ
れている如く、主として前記波長範囲で放出する好適な
既知の消去光源は、蛍光ランプ、レーザー源、ナトリウ
ムランプ、ネオンランプ、金属ハロゲン化物ランプ又は
キセノンランプである。
【0016】US−P5056021から、消去を中に
紫外光を含有しない消去光を使用して行うとき、相対的
に深く捕捉された電子の形で貯蔵リン光体中に貯蔵され
た放射線エネルギーは放出され得ないことを知ることが
できる。このことは、消去に続いて、なお捕捉されてい
る電子の再分散が生起し、これによって電子が深い捕捉
から深くない捕捉へと拡散し、これが走査装置のレーザ
ー光によって刺激され、貯蔵リン光体板上に消去された
X線像の再現を生ぜしめることで不利な結果を有する。
更にUS−P5065021から更に、深く捕捉された
電子の形での放射線エネルギー及び正常に捕捉された電
子の形での放射線エネルギーの両者を一度に放出させる
こと、及び残存放射線エネルギーを効率的に放出させる
ことは非常に難しいことを知ることができる。
【0017】US−P5056021で提供された解決
法は、二つの別の光源、即ちその第一が紫外(UV)波
長範囲での光を放出し、その第二がスペクトルの可視範
囲での光を放出する光源からなる消去装置を使用するこ
とにある。UV放出光源は、正常に捕捉された電子の形
での残存放射線エネルギーに加えて深く捕捉された電子
の形での残存放射線エネルギーを放出すると信ぜられ
る、しかし他の捕捉された電子も生ぜしめる。第二の光
源が新しく捕捉された電子を放出させるために必要であ
る。
【0018】第一及び第二消去工程の使用は、US−P
4439682に既に記載されており、この場合第二消
去は、リン光体をその次の放射線写真操作のため使用す
る直前に適用する。このことは、実験が、既に消去され
たリン光体が時がたつにつれて、次の放射線写真操作で
得られるエネルギーパターンを妨害しうる若干の光刺戟
性エネルギーを再得することを示したことから、必要で
ある。ここで反撥効果( rebounce effect )と称する
この現象は、像歪曲( image distortion )を生ぜし
めるノイズの原因になるであろう。
【0019】最良の消去が生起する波長は、読み取り工
程で用いた光刺戟光の波長によって決まることが本発明
者等によって実験的に見出された。
【0020】例えばアルゴンイオンレーザーの光刺戟光
(488nm及び/又は514.5nm)で行った BaF
Br:Eu2+リン光体に貯蔵されたエネルギーの消去は、4
80〜500nm範囲にある消去光で最も効率的に進行
する、一方ヘリウム−ネオンレーザーの光刺戟光を用い
て読み取った前記リン光体に貯蔵されたエネルギーの消
去は、主として500〜560nm範囲にある消去光で
最も有効に進行する。
【0021】消去が、追加の捕捉を生ぜしめることな
く、しかも像品質に有害な反撥効果も防止する単一消去
工程で実施できるなら有利である。強調された反撥効果
は透過放射線が高露光で作られ、次の放射線写真操作に
おいて、続いて相対的に弱い露光で作られた像の製造を
続いて行ったとき、特に混乱を起こす。
【0022】本発明の目的は、光刺戟性リン光体が、そ
の読み取り光刺戟後貯蔵されたエネルギーを単一消去工
程で含まぬようにし、前記消去を微々たる反撥現像をも
たらす放射線写真法を提供することにある。
【0023】本発明の別の目的は、前記放射線写真法を
行うことができる装置を提供することにある。
【0024】本発明の他の目的及び利点は以下の説明及
び図面から明らかになるであろう。
【0025】本発明によれば、光刺戟性Eu2+ドープア
ルカリ土類金属ハロゲン化物リン光体媒体を含む媒体中
に貯蔵されたエネルギーを消去する方法を提供し、この
方法においては、前記媒体を透過放射線に像に従って露
光し、貯蔵されたエネルギーを430〜550nmの波
長範囲での光で光刺戟することによって読み取った後、
前記リン光体媒体を、一つは400nm又はその付近に
極大があり、他が500nmで又はその付近に極大があ
る二つの区別された又は別の発行帯を含有する主として
370〜530nm内の光で単一消去工程で露光する。
【0026】Eu2+ドープアルカリ土類金属フルオロハ
ロゲン化物リン光体の410nm及び480nmでの実
質的に等エネルギー露光を特徴とする二色消去光の選択
により、前記リン光体中に追加捕捉を生ぜしめることな
く、かつ像品質への反撥有害効果を防止して有効に残存
エネルギーを除去する。
【0027】更に本発明によれば、透過放射線のパター
ンを記録し、再現するための装置は、(1)前記透過放
射線によって当てられたときエネルギーを貯蔵できるE
2+ドープアルカリ土類金属フルオロハロゲン化物の群
の光刺戟性貯蔵リン光体を含む記録及び貯蔵手段、
(2)前記透過放射線のエネルギーを中に貯蔵した後前
記光刺戟性リン光体を露光する430nm〜550nm
の波長範囲で刺戟線を発生させるための読み取り手段、
(3)前記刺戟線での照射により光刺戟性リン光体から
発光する蛍光を検出するための検出手段、及び(4)前
記検出後前記リン光体中に残ったエネルギーを消去する
ための消去手段であり、前記手段が、一つは400nm
で又はその付近で、そして他が500nmで又はその付
近で極大がある二つの区別された又は別の発行帯を含有
する主として370〜530nm範囲内の光を放出する
ことのできる光源又は複数の光源である手段を含む。
【0028】図1は本発明による消去目的のため用いた
蛍光源の発光スペクトル〔相対発光強度(R.I.)対
波長(nm)〕を表わす。
【0029】図2及び図4は、単色消去後488nm光
で走査したX線露光したEu2+ドープアルカリ土類金属
ハロゲン化物リン光体(それぞれLiでドープしてない
及びドープした)の消去スペクトルをそれぞれ表わす。
等しいX線露光及び単色消去光で消去後得られた光刺激
された発光信号の振幅(V)(光電管出力電圧)を縦軸
に、そして使用した単色消去光の波長(nm)を横軸に
してプロットした。
【0030】図3は、消去に当たりそれぞれ500nm
光、550nm光及び二色光(410及び480nm)
を用いた後、同じX線露光したEu2+ドープアルカリ土
類金属ハロゲン化物リン光体の反撥の程度に関係する別
々のグラフ(反撥曲線と称する)を表わす。消去は何れ
の実験においても同じエネルギーで行った。488nm
アルゴンイオンレーザー光で読み取ることにより得られ
た光刺激された発光信号の振幅(mV)を縦軸にプロッ
トし、一方各消去に続く時間(日数dで)を横軸にプロ
ットした。
【0031】図5は、それぞれ消去に当たり、500n
m光、550nm光及び二色光(410及び480n
m)を用いた後の別のEu2+ドープアルカリ土類金属ハ
ロゲン化物リン光体(共ドープ剤としてLiを含有す
る)に関係する反撥曲線を表わす。
【0032】図6は、それぞれ図2及び図3に示した如
き消去スペクトル及び反撥曲線を有するリン光体の刺戟
スペクトルを表わす。
【0033】図7は、それぞれ図4及び図5に示した如
き消去スペクトル及び反撥曲線を有するリン光体の刺戟
スペクトルを表わす。
【0034】好ましい例によれば、消去は、370〜4
00nm範囲で放出される紫外光が、400〜500n
m範囲での可視光として放出されるエネルギーの50%
未満を表わすよう構成されている370〜530nm範
囲での光を用いて行う。
【0035】本発明により用いるのに好ましい消去手段
は、紫外放射線放射手段と組合せた紫外刺戟性蛍光手段
を含む。蛍光源は非常に低い熱生産を有する比較的有効
な発光を有し、従って冷却を省略できる。
【0036】好ましい例において、前記消去手段は、紫
外放射線と当たった時、蛍光を放出する少なくとも1種
のリン光体を含有する支持されたリン光体被覆である。
前記リン光体被覆の支持体は例えばガラスシート又はパ
ネルであり、紫外放射線放出手段は一つ以上の高圧水銀
蒸気灯である。ガラスとは別に、UV刺戟性リン光体の
蛍光に対して透明である支持体を使用できる、但しUV
刺戟性リン光体に当った後の紫外放射線が、光刺戟性貯
蔵リン光体中での望ましからぬ追加捕捉の形成を避ける
ため、例えば別のUVフィルターを用い、充分に遮断さ
れることが条件である。
【0037】前記支持された蛍光被覆を含む消去ステー
ションにおいて、紫外放射線放出手段は、前記リン光体
被覆に対面させ、消去段階で透過放射線によって当られ
たときエネルギーを貯蔵できるEu2+ドープアルカリ土
類金属フルオロハロゲン化物の群の光刺戟性貯蔵リン光
体を含む記録及び貯蔵手段は、前記紫外放射線吸収支持
体から小さい間隔でそれに向かって配置させる。
【0038】紫外放射線反射鏡の形での反射板手段が、
リン光体を有機結合剤又は無機セメント中に存在させて
もよいようなUV刺戟性蛍光リン光体被覆に当る紫外放
射線の量を増大させる。
【0039】図1に、蛍光放出スペクトル〔縦軸に相対
発光エネルギー(R.I.)、横軸に波長(nm)〕
が、紫外放射線によって刺激されたときに二色消去光の
生成のため本発明による方法において使用するのに特に
好適な二つの市場で入手しうる蛍光ランプリン光体、即
ちSr0.8Mg1.2P2O7:Eu及びMgOGa2O3:Mnの(50/50
重量)混合物のものについて与えられている。前記発光
スペクトルから、特に発光極大下に含まれる面を比較し
たとき、約400nmの波長を有する光と約500nm
の波長の光の強度比が殆ど1であることを知ることがで
きる。500nmを越える発光極大は、適切なフィルタ
ーによって遮断してもよい、しかしこれは厳密には必要
ない、何故なら500nmを越える波長は消去効果に重
大な効果を加えないからである。前記蛍光被覆の発光ス
ペクトルは、370〜400nm範囲での紫外光として
放出されるエネルギーが、400〜500nm範囲で可
視光として放出されるエネルギーの50%未満であり、
空にされるよう追加捕捉の実質的な量を作らぬようにす
る。
【0040】他の好適な二色消去光放出リン光体組合せ
は、Sr0.8Mg1.2P2O7: Eu を、Sr3(PO42 :Eu2+
Sr2P2O7: Eu2+ 又は SrAl12O19: Eu2+ で置換するこ
とにより、そして MgOGa2O3 : Mn を、Ba2P2O7 : Ti
; Ca5F (PO43 : Sb ;Sr5F (PO43 : Sb ;
MgWO4:W ; BaMg2Al16O27 : En ,Mn; Sr4Al14O
2 5 : Eu ; Sr2MgSi2O7 : Eu ; Ba2MgSi2O7 : Eu
又は BaAl2O4: Eu2+ で置換することによって作ること
ができる。
【0041】本発明による消去法での良好な消去結果
は、光刺戟性貯蔵リン光体として例えばUS−P423
9968に記載されている如きユーロピウムドープバリ
ウムフルオロハロゲン化物リン光体を用いるとき得られ
る。特に良好な結果は、例えば公開されたヨーロッパ特
許出願(EP−A)0345903及び034590
4、及び1991年9月17日出願の公開されたヨーロ
ッパ特許出願0533233に記載されている如く、バ
リウムが部分的にストロンチウムで置換され、弗素が他
のハロゲンより過剰に存在するユーロピウム(II)ドー
プバリウムフルオロハロゲン化物リン光体を用いて得ら
れる。後者のヨーロッパ特許出願に、下記実験式を有す
る光刺戟性リン光体が記載されている:
【0042】 Ba1-x-y-p-3q-zSrxMyIIM2p IM2q IIIF2-a-bBraXb: zA
【0043】式中XはCl及びIからなる群から選択し
た少なくとも1種のハロゲンである;MI はLi,N
a,K,Rb及びCsからなる群から選択した少なくと
も1種のアルカリ金属である;MIIはCa及びMgから
なる群から選択した少なくとも1種のアルカリ土類金属
である;MIII はAl,Ga,In,Tl,Sb,B
i,Y又は3価ランタニド例えばLa,Ce,Pr,N
d,Sm,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb
及びLuからなる群から選択した少なくとも1種の金属
である;aはxが0.17≦x≦0.55であるとき
0.85≦a≦0.96であり、xが0.12≦x≦
0.17であるとき0.90≦a≦0.96である;y
は0≦y≦0.10の範囲にある;bは0≦b≦0.1
5の範囲にある;pは0<p≦0.3の範囲にある;q
は0≦q≦0.1の範囲にある;zは10-6≦z≦10
-2の範囲にある;AがEu2+である。
【0044】後者のリン光体において、Liでドープさ
れたリン光体は特に514.5nm又は488nmで放
出するアルゴンイオンレーザーでの光刺戟において特に
有用である。
【0045】例示のため、下記実施例で使用するリン光
体I及びIIの製造を以下に示す。
【0046】リン光体Iの製造
【0047】Ba2 ,SrF2,NH4Br 及びEuF3から出発し
て、実験組成: Ba0.858Sr0.141Eu0.001F1.0147Br0.9853 を有する原料混合物を作った。この原料混合物1Kgを
V−ブレンダー中で作り、混合した。
【0048】リン光体Iを作るため、30gの前記原料
混合物をそのまま焼成した。最初の焼成は箱型炉中で8
50℃で160分行った。試料を含有する坩堝を、炭素
及び水を含有する大きい坩堝中に置き、環元性雰囲気を
作った。粉砕後、管状炉中で、99.8容量%のN2
0.2容量%のH2 の雰囲気中で830℃で3時間第二
回目の焼成をした。冷却後リン光体試料を再粉砕した。
【0049】リン光体Iの刺戟スペクトル〔相対発光強
度(R.I.Es)対刺戟光の波長(nm)〕を図6に
示す。
【0050】リン光体IIの製造
【0051】リン光体IIの製造においては、リン光体I
の製造法において、第一回焼成前に、0.1重量%の L
i2CO3 を原料混合物と完全に混合してリン光体Iの製造
法を繰返した。
【0052】リン光体IIの刺戟スペクトル〔相対発光強
度(R.I.Es)対刺戟光の波長(nm)〕を図7に
示す。
【0053】刺戟スペクトルの測定のため、タングステ
ン(石英−沃素)ランプの光をモノクロメーター(ドイ
ツ国のBausch and Lomb 製)中に送り、次いで単一孔
で回転ホイールで機械的に切った。ランプは近UVから
可視光を通って赤外まで拡がる連続スペクトルを提供す
る。Bausch and Lomb からの33−86−02格子
は、一次で350nm〜800nmの可視光をカバーす
る1350本線/mm格子であり、500nmで輝く。
刺戟光の波長は、コンピューターの制御の下でモノクロ
メーターに接続したステップモータを介して設定でき
る。モノクロメーターの第二調和は、リン光体スクリー
ンの前に4mm Schott GG435フィルターを置くこ
とによって除去する。刺戟光を細断することにより(使
用サイクル1/200)、リン光体に吸収されたエネル
ギーの小さい画分のみが放出される。AC信号のみが、
例えば光電子増倍管の暗電流によって生ぜしめられたオ
フセットを除くため測定される。幾つかのパルスを平均
することにより、良好な信号対ノイズ比が得られる。測
定が完了したとき、コンピューターは、タングステンラ
ンプによる強度波長に対する曲線を修正する。測定は、
刺戟スペクトルの発生が15時間までの間続けうるよう
に繰返すことができる。
【0054】刺戟性リン光体を含有する記録及び貯蔵媒
体は、例えば必ずしもカセットの形で輸送できるシート
である必要はなく、種々の形、例えばウエブの形で、無
端ベルトの形、ドラムの形又は自己支持パネルの形で使
用してもよい。
【0055】本発明を、前述した方法により作ったリン
光体I及びIIについて行った比較試験を含む下記実施例
1及び2に示す。
【0056】実施例 1 リン光体Iを、セルロースアセテート/ブチレート結合
剤中で、ポリエチレンテレフタレート支持体上に固体層
を形成するため1000g /m2の被覆量で付与し、これ
によって光刺戟性リン光体シートを形成した。
【0057】X線に露光する前に、前記シートを、48
8nmアルゴンイオンレーザー光で光刺激したとき、検
出器の最高感度モードで信号が測定されない程度に消去
した。
【0058】かく処理した試料を、600mRのX線量
に露光した。タングステン陽極を有するX線源を80k
Vで操作し、骨構造分析のための医学診断に使用するX
線ビームを得るため、X線ビーム中に21mmのアルミ
ニウムフィルターを配置した。
【0059】かくX線露光したリン光体の波長依存消去
性を測定するため、10nmずつ増大する単色光線を選
択するため一連の干渉フィルターを設けたキセノンラン
プを使用した。紫外線は、オランダ国の SCHOTT のガラ
スフィルター(3mm)タイプGG400を用いて濾別し
た。消去時間は、消去エネルギーが全ての波長に対して
等しくなるように選択した。このため、消去光の強度
は、波長の関数としてラジオメーターで測定した。続い
て、選択した干渉フィルターを設けたキセノンランプか
ら得られた単色光で予め消去したリン光体シートの、ア
ルゴンイオンレーザー光(488nm)で光刺戟したと
き生ずる発光信号の振幅を測定した。信号の検出は、信
号振幅が使用できるデイジタルオツシロスコープに接続
した光電管を用いて行った。消去結果を図2に示す。
【0060】図2は、波長選択消去に続く読みとりを4
88nm波長のレーザー光で行ったとき、リン光体の刺
戟スペクトル中での最高は約600nmであるが、41
0〜520nmの範囲の光で非常に有効な消去が得られ
ることを示している。
【0061】別の実験において、消去後光刺戟性信号の
蓄積率を、異なる消去光の波長に対する時間の関数とし
て測定した。
【0062】リン光体スクリーンをX線に露光し、次い
で本発明による410nmと480nm光の組合せ又は
550nm光又は500nm光で貯蔵されたエネルギー
の消去を受けさせた。次に、消去露光後、異なる時間に
対する488nmアルゴンイオンレーザー光で消去した
ときの光刺戟性信号の振幅を測定した。信号振幅の測定
と消去の間の差のため、新しい試料を何時も使用した。
【0063】図3は、それぞれ単色500nm光(グラ
フ1)、550nm光(グラフ2)及び410nm光と
480nm光の組合せ(グラフ3)での、同じ消去エネ
ルギーでの波長における消去露光差に続く日数(d)で
表示した期間での回復信号電圧(mV)の形での反撥効
果を証するグラフ1,2及び3を表わす。500nm及
び550nm消去露光はそれぞれに20mJ/cm2 のリン
光体試料に当るエネルギーで行った。410nmと48
0nm光での同時消去露光は前記波長の各々に対して1
0mJ/cm2 のエネルギーで行った。
【0064】本発明の一例によるそれぞれ410nmと
480nm消去光での等エネルギー二色消去露光の適用
による、より有効な消去と反撥効果における減少は、グ
ラフ3をグラフ1及び2と比較すると明らかに区別でき
る。
【0065】実施例 2 リン光体IIを同じ被覆量で適用して実施例1を繰返し
た。
【0066】消去スペクトル及び反撥曲線を図4及び図
5に示す。
【0067】図4は、波長選択消去の一つに続いての読
み取りを、488nmの波長のレーザー光で行ったと
き、リン光体の刺戟スペクトル中の最高は約525nm
にあるが、400〜520nmの範囲での光で非常に有
効な消去が得られることを示している。
【0068】図5は、同じ消去エネルギーでの波長にお
いて異なる、即ちそれぞれ500nm光(グラフ1)、
550nm光(グラフ2)及び410nm光と480n
m光の組合せ(グラフ3)での消去露光に続く日数
(d)で表示した期間にわたる回復信号電圧(mV)の
形で反撥効果を証明するグラフ1,2及び3を表わす。
500nm及び550nm消去露光はそれぞれ20mJ/
cm2 のリン光体試料に当るエネルギーで行った。410
nmと480nm光での同時消去露光は各前記波長に対
して10mJ/cm2 のエネルギーで行った。
【0069】本発明の一例によるそれぞれ410nm及
び480nm消去光での等エネルギー二色消去露光を適
用することによる、より有効な消去及び反撥効果におけ
る減少が、グラフ3をグラフ1及び2と比較して明らか
に区別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による消去目的のため用いた蛍光源の発
光スペクトル〔相対発光強度(R.I.)対波長(n
m)〕を表わす。
【図2】単色消去後488nm光で走査したX線露光し
たEu2+ドープアルカリ土類金属ハロゲン化物リン光体
(Liでドープしてない)の消去スペクトルを表わす。
【図3】消去に当りそれぞれ500nm光、550nm
光及び二色光(410及び480nm)を用いた後、同
じX線露光したEu2+ドープアルカリ土類金属ハロゲン
化物リン光体の反撥の程度に関係する別々のグラフ(反
撥曲線と称する)を表わす。
【図4】単色消去後488nm光で走査したX線露光し
たEu2+ドープアルカリ土類金属ハロゲン化物リン光体
(Liでドープした)の消去スペクトルを表わす。
【図5】それぞれ消去に当り、500nm光、550n
m光及び二色光(410及び480nm)を用いた後の
別のEu2+ドープアルカリ土類金属ハロゲン化物リン光
体(共ドープ剤としてLiを含有する)に関係する反撥
曲線を表わす。
【図6】それぞれ図2及び図3に示した如き消去スペク
トル及び反撥曲線を有するリン光体の刺戟スペクトルを
表わす。
【図7】図4及び図5にそれぞれ示した如き消去スペク
トルと反撥曲線を有するリン光体の刺戟スペクトルを示
す。
【符号の説明】
1 500nm光での反撥効果 2 550nm光での反撥効果 3 410及び480nm光での反撥効果
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・レブラン ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光刺戟性Eu2+ドープアルカリ土類金属
    ハロゲン化物リン光体を含有する媒体中に貯蔵されたエ
    ネルギーを消去する方法において、前記リン光体を透過
    放射線に像に従って露光し、430〜550nmの波長
    範囲での光での光刺戟により貯蔵されたエネルギーを読
    み取った後、その消去のため前記リン光体を、単一消去
    工程で、二つの区別された又は別の発光帯を含有する主
    として370〜530nm範囲内にあり、その一つが4
    00nmで又はその近くに極大があり、他が500nm
    で又はその近くに極大がある光で露光することを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 370〜400nm範囲で放射される紫
    外光が、400〜500nm範囲での可視光として放射
    されるエネルギーの50%未満であるよう構成された3
    70〜530nm範囲での光で消去を行うことを特徴と
    する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 紫外放射線放射手段と、組合せた紫外刺
    戟性蛍光手段を含有する消去源を用いて消去を行うこと
    を特徴とする請求項1又は2の方法。
  4. 【請求項4】 前記蛍光手段が、紫外放射線と当った時
    蛍光を放射する少なくとも1種のリン光体を含有する支
    持されたリン光体被覆であることを特徴とする請求項3
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記リン光体被覆が、ガラスシート又は
    パネル上に存在することを特徴とする請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 前記紫外放射線放射手段が、一つ以上の
    高圧水銀蒸気ランプであることを特徴とする請求項3〜
    5の何れか1項の方法。
  7. 【請求項7】 消去を、下記実験式: Sr0.8Mg1.2P2O7:Eu 及び MgOGa2O3 : Mn に夫々相当する二つの蛍光ランプリン光体の混合物によ
    って放射される蛍光で行うことを特徴とする請求項1〜
    6の何れか1項の方法。
  8. 【請求項8】 消去を、図1に示す如き発光スペクトル
    を有する蛍光を用いて行うことを特徴とする請求項1〜
    7の何れか1項の方法。
  9. 【請求項9】 前記Eu2+ドープアルカリ土類金属ハロ
    ゲン化物リン光体が、バリウムが部分的にストロンチウ
    ムで置換され、かつ弗素が他のハロゲンよりも過剰に存
    在するユーロピウム(II)−バリウムフルオロハライドで
    あることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記リン光体が、下記実験式: Ba1-x-y-p-3q-zSrxMyIIM2p IM2q IIIF2-a-bBraXb: zA (式中XはCl及びIからなる群から選択した少なくと
    も1種のハロゲンであり、 MI はLi,Na,K,Rb及びCsからなる群から選
    択した少なくとも1種のアルカリ金属であり、 MIIはCa及びMgからなる群から選択した少なくとも
    1種のアルカリ土類金属であり、 MIII はAl,Ga,In,Tl,Sb,Bi,Y又は
    3価ランタニド、例えばLa,Ce,Pr,Nd,S
    m,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb及びL
    uからなる群から選択した少なくとも1種の金属であ
    り、 aはxが0.17≦x≦0.55であるとき0.85≦
    a≦0.96の条件を満たし、xが0.12≦x≦0.
    17であるとき0.90≦a≦0.96の条件を満たす
    数であり、 yは0≦y≦0.10の範囲にあり、 bは0≦b≦0.15の範囲にあり、 pは0<p≦0.3の範囲にあり、 qは0≦q≦0.1の範囲にあり、 zは10-6≦z≦10-2の範囲にあり、 AがEu2+である)に相当することを特徴とする請求項
    1〜8の何れか1項の方法。
  11. 【請求項11】 前記読み取りを488nmのアルゴン
    イオンレーザー光で行うことを特徴とする請求項1〜1
    0の何れか1項の方法。
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