JPH06201149A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH06201149A
JPH06201149A JP4359976A JP35997692A JPH06201149A JP H06201149 A JPH06201149 A JP H06201149A JP 4359976 A JP4359976 A JP 4359976A JP 35997692 A JP35997692 A JP 35997692A JP H06201149 A JPH06201149 A JP H06201149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
electrical equipment
equipment box
heat exchanger
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP4359976A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Nakajima
正和 仲島
Michiya Harada
道也 原田
Shinichi Nishikawa
愼一 西川
Tetsuo Nishiyama
哲雄 西山
Wakichi Yamaguchi
和吉 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to CN93118604A priority patent/CN1057598C/zh
Priority to KR1019930020736A priority patent/KR940009599A/ko
Publication of JPH06201149A publication Critical patent/JPH06201149A/ja
Priority to KR2019970001875U priority patent/KR970006919Y1/ko
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネルの外面についた水滴が、その下方に配
置された電装箱へ侵入するのを防止できる空気調和機を
提供する。 【構成】 電装箱9の上方に熱交換器5が位置し、ケー
シングの前面パネル13の裏面に配置したパネル13d
が、前記熱交換器5にて冷却された空気の通路27を規
定する空気調和機1において、前記電装箱9の上方に、
前記パネル13dの前面を伝わって落下する水滴を前記
電装箱9から外れる位置に案内する案内部材30を設け
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機、特に、床
置タイプのパッケージ型の空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オフィスやビル等では、床にそ
のまま設置される床置きタイプのパッケ−ジ型の空気調
和機が使用されている。
【0003】この種の空気調和機は、例えば、特公昭6
2−14732号公報に開示されているように、ケーシ
ング内に傾斜して配置された熱交換器と、該熱交換器に
向けて送風する送風機と、空気調和機の運転を制御する
電装箱を備えており、電装箱の上方に熱交換器を配置す
るとともに、ケーシング内には、熱交換器にて冷却され
た空気調和機の通路を形成するパネルを備えているもの
がある。
【0004】かかる空気調和機の冷房運転時には、通路
内の温度が低くなっており、パネルの外側(ケーシング
の前面パネル側)では、結露により水滴が生じることが
あり、かかる結露による水滴はパネルを伝わって落下す
る。特に、運転開始時等においては、熱交換通路の内外
における温度差が大きくパネルに結露しやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、結露に
よる水滴が、パネルを伝わって落下すると、パネルの内
面(通路面)の水滴は、熱交換器のドレンパンに導かれ
るから問題ないが、パネルの表面は、パネルから、更
に、ドレンパンの外側壁面を伝わってそのまま電装箱に
侵入してしまうことがある。
【0006】電装箱には多数の電子部品が収納されてい
ることから、例え僅かであっても、このような水滴が流
れこむと、電装箱内の電子部品に種々の悪影響を与える
ことになる。
【0007】そこで、本発明の目的は、パネルの外面に
ついた水滴が、その下方に配置された電装箱へ侵入する
のを防止できる空気調和機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、電装箱の上方に熱交換器が位置し、この
熱交換器の前方に、前記熱交換器にて冷却された空気調
和機の通路を形成するパネルが設けられた空気調和機に
おいて、前記電装箱の上方に、前記パネルの前面を伝わ
って落下する水滴を前記電装箱から外れる位置に案内す
る案内部材を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の空気調和機の運転時、特に、運転開始
時には、熱交換器にて冷却された空気調和機とパネル外
側の空気との温度差が比較的大きいことから、パネルの
表面に結露が生じ、それが水滴となって落下することが
ある。かかる水滴は電装箱の上に配置された案内部材に
より、電装箱からはずれる位置へ案内され、電装箱への
水滴の侵入を阻止する。
【0010】
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明の一実施
例を詳細に説明する。
【0011】図1乃至図3に示すように、本実施例によ
る空気調和機1は、主として、ケーシング3と、該ケー
シング3内に傾斜して配置された熱交換器5と、この熱
交換器5に向けて送風する送風機7と、この空気調和機
の運転を制御する電子部品が収納された電装箱9とから
構成されている。
【0012】ケーシング3は、一枚の薄肉板金を横断面
が略コ字状に折り曲げて形成した枠板11を備え、その
枠板11の開放された一側面に前面パネル13(図2参
照)が取り付けられ、枠板11の上に天板15及び下に
下部ドレンパン17が取り付けられている。
【0013】前面パネル13は、図2に二点鎖線で示す
ようにケーシング3の下方に位置して、空気を吸引する
空気吸込口が形成された吸込みパネル13aと、ケーシ
ング3の上方に位置し、熱交換後の空気を吹出す吹出口
が形成された吹出しパネル13bとを備え、該吸込みパ
ネル13aと吹出しパネル13bとの間には中央パネル
13cが配置されている。
【0014】電装箱9は、送風機7と熱交換器5との間
に配置されており、送風機7の送風口部35における前
面パネル13側であって、送風機7のケース29と前面
パネル13との間に位置されている。このように、送風
機7と熱交換器5との間に、電装箱9を配置することに
よって、電装箱9の点検等の時には、作業員が中腰又は
座った状態で目の高さ程に位置するので、メインテナン
ス等の点検作業が容易になる。更に、電装箱9を床より
比較的高い位置に設置することによって、床の埃等によ
る悪影響を防いでいる。
【0015】更に、電装箱9は、ケーシング3の幅方向
における全域に亘っているのでなく、ケーシング3の幅
寸法より短い寸法を有する。その結果、ケーシング3の
幅方向に空間が形成されており、本実施例では、図1に
示すように、電装箱9から突設されたフランジ片44の
裏側に空間48を形成している。
【0016】この電装箱9は、ハウジング41、該ハウ
ジング41に収納された基板43及びカバー45から構
成されており、基板43上には、詳図していないが、種
々の電子部品が配置された制御回路が構成されている。
【0017】電装箱9の上方には、熱交換器5が配置さ
れており、この熱交換器5には、冷媒の導入出管23、
25により冷媒が導入出されるようになっている。熱交
換器5は、上述のケーシング3とパネル13dにより規
定される通路27に斜めに傾斜して配置されており、送
風されてくる空気との摩擦音(風切り音)の静音化が図
られている。
【0018】該熱交換器5の下端部には、熱交換器5に
結露した水滴を受けるドレンパン21が配置されてい
る。ドレンパン21は、図3及び図4に示すように、本
体20と断熱材22とから構成されており、本体20は
熱交換器5の下端部を収納するように、樋溝状に形成さ
れており、その外壁周面に断熱材22が貼付されてい
る。尚、ドレンパン21の底にはドレン口24が設けら
れており、ここにドレンホース26が接続されてドレン
パン21内の水を排出するようになっている。
【0019】ドレンパン21の前面パネル側における壁
20aの上端部には、内側パネル13dの下端部が当接
して係合されており、内側パネル13dの裏面側(熱交
換通路27側)の水滴はドレンパン21の内側に落下す
るようになっている。
【0020】前面パネル側の壁20aには、断熱材22
を介して案内板(案内部材)30が貼付されており、内
側パネル13dの表面側に結露した水滴を案内するよう
になっている。
【0021】この案内板30は、ドレンパン21の長手
方向に沿って延出されており、図3に示すように、その
上端部30aが斜めに切られおり、壁20aの断熱材表
面とともに溝を形成し、滴下する結露れを受け止めて案
内するものである。かかる案内板30は、図4に示すよ
うに、上端部30aが長手方向に沿って傾斜しており、
水滴をケーシング3の一側に導くようになっているが、
本実施例では、一端部30bの幅Aにより他端部30c
の幅Bを小さくし、即ち、A>Bの寸法としており、そ
の上端部30aを傾斜させている。これによって、上端
部30aで受け止められた結露れは、上述の電装箱9の
フランジ片44の裏側に位置する空間48に導かれる。
【0022】従って、本実施例では、案内板30を張り
付けるだけで、内側パネルの外面についた結露れが、そ
の下方に配置された電装箱9へ侵入するのを防止でき
る。
【0023】送風機7は、いわゆる遠心送風機であり、
前面側に吸入口部が形成された片吸込みのケース29
と、該ケース29内に配置された羽車31と、該羽車3
1を駆動する電動機33から構成されており、吸入口部
37から吸引した空気を送風口部35を介して熱交換器
5へ向けて送付するようになっている。
【0024】次に、本実施例による空気調和機の作用に
ついて説明する。
【0025】本実施例による空気調和機1は、送風機7
の電動機33が駆動されると、吸込みパネル13aを介
して送風機の吸入口部37から空気が吸引され、送風口
部35から上方の熱交換通路27内に向けて送風され
る。送風された空気は、熱交換器5を通過して、吹出し
パネル13bの吹き出し口から,熱交換された空気が送
風される。
【0026】ここで、ケーシング内に生じた結露につい
て説明する。
【0027】熱交換器5の結露はそのまま熱交換器に沿
ってその下端部に落下し、ドレンパン21に受けとられ
てドレンホースからケーシング3の外に排出される。
【0028】また、わずかではあるが、熱交換器の通路
を形成するパネル13dにも結露して水滴がつくことが
ある。かかる水滴のうち、内側パネル13dの裏面につ
いた水滴は、ドレンパン21の前壁20aの内面を伝わ
って、そのままドレンパン21内に導入される。
【0029】一方、内側パネル13dの表面(断熱材表
面)についた水滴は、図1中矢印で示すように、ドレン
パン21の壁面を伝わって落下しようとするが、案内板
30の上端部30aに受け止められて、そのまま上端部
30aの傾斜にそって、電装箱9のないフランジ片44
の裏面側にある空間48側に案内され、そこから、下部
ドレンパン17へ落下する。
【0030】このように、本実施例によれば、パネルの
表面側に結露した水滴が、その下にある電装箱9に侵入
することを防止し、かかる水滴の侵入による悪影響を防
止できる。
【0031】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0032】例えば、パネルの表面を伝わって落下する
水滴を案内する案内板30は、水滴を電装箱9から外れ
る位置に案内するものであればよく、板に限らず、棒状
体や凸片等であってもよい。
【0033】また、案内板は、ドレンパンと別体の板を
貼付することに限らず、ドレンパンと一体成型するもの
であっても同様な効果を得ることができる。
【0034】更に、図5に示すように、案内板30は、
ドレンパン21の前面壁20aを切りだして形成するも
のであっても同様な効果を得ることができる。尚、この
場合には、水滴はドレンパン21内に滴下される。
【0035】更にまた、案内板30は、その一端部と他
端部とを異なる幅寸法に形成することに限らず、同じ寸
法の長四角形状として、案内板を斜めに貼付するもので
あっても同様な効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、電装箱の上方に、パネ
ルの前面を伝わって落下する水滴を電装箱から外すよう
に案内する案内部材を設けているから、パネルの前面を
伝わって落下する水滴が電装箱に侵入するのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる空気調和機の主要部の
分解斜視図である。
【図2】図1に示す空気調和機の縦断面図である。
【図3】図1に示すドレンパンの断面図である。
【図4】図3に示すドレンパンの分解斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すドレンパンの断面図
である。
【符号の説明】
1 空気調和機 3 ケーシング 5 熱交換ユニット 7 送風機 9 電装ユニット 13d 内側パネル 27 熱交換通路 30 案内板(案内部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 哲雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 山口 和吉 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電装箱の上方に熱交換器が位置し、この熱
    交換器の前方に、前記熱交換器にて冷却された空気調和
    機の通路を形成するパネルが設けられた空気調和機にお
    いて、 前記電装箱の上方に、前記パネルの前面を伝わって落下
    する水滴を前記電装箱から外れる位置に案内する案内部
    材を設けたことを特徴とする空気調和機。
JP4359976A 1992-10-06 1992-12-28 空気調和機 Pending JPH06201149A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4359976A JPH06201149A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 空気調和機
CN93118604A CN1057598C (zh) 1992-10-06 1993-10-04 空调机
KR1019930020736A KR940009599A (ko) 1992-10-06 1993-10-05 공기조화기
KR2019970001875U KR970006919Y1 (ko) 1992-10-06 1997-02-10 공기조화기

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JP4359976A JPH06201149A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 空気調和機

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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