JPH06200833A - 排気ガス再循環装置の異常判定装置 - Google Patents

排気ガス再循環装置の異常判定装置

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JPH06200833A
JPH06200833A JP5002067A JP206793A JPH06200833A JP H06200833 A JPH06200833 A JP H06200833A JP 5002067 A JP5002067 A JP 5002067A JP 206793 A JP206793 A JP 206793A JP H06200833 A JPH06200833 A JP H06200833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
egr
exhaust gas
ignition timing
amount
engine
Prior art date
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Application number
JP5002067A
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English (en)
Inventor
Takashi Kawase
隆 河瀬
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 EGR装置の異常をエンジンのその他の異常
と混同することなく、正確に判定する。 【構成】 ECU31は各センサ15〜18,25,2
6,30及びスタータスイッチ29からの検出信号に基
づいたスロットル開度TA、吸入空気量Q、エンジン回
転数NE、冷却水温THW等を読み込む。これら読み込
みデータからEGR運転領域であるか否かを判定し、そ
の判定結果に応じて基本点火時期θB1、θB2を算出す
る。また、KCS作動領域において、ECU31はノッ
クセンサ27からのノック検出信号に基づいてEGR運
転領域であるか否かに応じて遅角量θK1、θK2を算出す
る。ECU31はこの遅角量θK1、θK2の差(=θK1−
θK2)からEGR装置20の異常を判定する。従って、
EGR装置20以外のノッキング発生要因はキャンセル
され、EGR装置20の異常のみが正確に判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の内燃機関に
設けられ、内燃機関からの排気ガスの一部を吸気系に還
流させて排気ガス中のNOX 濃度の低減を図るようにし
た排気ガス再循環装置(EGR装置)に係り、詳しくは
排気ガス再循環装置が正常に作動しているか否かを判断
する異常判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば特開
昭63−239351号公報に開示された「排気ガス再
循環装置のダイアグノーシス装置」が知られている。こ
のダイアグノーシス装置は、例えば自動車等のエンジン
で発生するノッキングをノックセンサで検出し、そのノ
ッキングの発生回数から排気ガス再循環装置(以下、E
GR装置という)の異常を判定しようとするものであ
る。
【0003】このダイアグノーシス装置について説明す
ると次のようになる。通常、エンジンには最適な点火時
期を得るために点火時期制御装置(ESA)が設けられ
ている。点火時期は燃料の爆発燃焼を効率良くクランク
軸の回転力に変換するためノック限界付近に設定されて
いる。点火時期制御装置はエンジンに設けられた各セン
サからの情報、例えばスロットル開度TA、吸入空気量
Q、エンジン回転数NE、冷却水温度THW等に基づき
点火時期をノック限界付近となるように調整している。
EGR装置は各センサからの情報に基づき予めEGR運
転領域として設定された条件を満たした時に作動するよ
うになっている。EGR装置が運転されると吸気系に還
流された排気ガスが混合気に流入するためノック限界は
進角側にシフトする。そのため、点火時期制御装置はE
GR運転領域における点火時期をEGR非運転領域の点
火時期に対して所定角量だけ進角側に移行させることに
より効率の良い点火を行うようにしている。
【0004】しかし、EGR運転領域にあるにもかかわ
らず、EGR装置に異常があって排気ガスが吸気系に還
流されなかったり、還流される排気ガスの流量が少なか
った場合には、ノック限界が充分にシフトされずノッキ
ング領域での点火となってしまう。その結果、ノッキン
グが発生する。そして、このダイアグノーシス装置の場
合は、このEGR運転領域で発生したノッキングをノッ
クセンサで検出し、そのノッキングの発生回数が所定回
数に達した場合にEGR装置に異常があると判定してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ノッキング
の発生は吸気系に還流される排気ガスの流量だけにより
決定されるものではなく、その他の要因、例えばガソリ
ン性状、空燃比、燃焼室内のデポジット堆積量、燃焼室
内へ噴射される混合気の温度によっても引き起こされ
る。すなわち、ガソリンのオクタン価が低い場合、空燃
比がリーン(希薄)な場合、燃焼室内のデポジット堆積
量が多い場合、吸入空気温度及び冷却水温度が高い場合
にはノッキングが発生し易くなる。
【0006】従って、従来のダイアグノーシス装置のよ
うに、EGR運転領域におけるノッキング発生回数のみ
でEGR装置の異常を判定しようとすると、EGR装置
が正常であるにもかかわずその他の要因からEGR装置
の異常と誤判定される可能性があった。すなわち、ガソ
リン性状、燃料供給装置の異常、エンジンの運転状態の
経時変化、車両の走行状態、使用環境条件等によりノッ
キングが発生した場合には、EGR装置が正常に機能し
ていてもEGR装置の異常と誤判定されるおそれがあっ
た。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はエンジンのその他の異常
と混同することなく、EGR装置の異常のみを正確に判
定することができる排気ガス再循環装置の異常判定装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、図1に示すように、排気ガス再循環装置が
運転される排気ガス再循環運転域であるか否かを検出す
る排気ガス再循環運転域検出手段M1と、排気ガス再循
環運転域であるか否かに応じて点火時期を設定する点火
時期制御手段M2と、内燃機関のノッキングの発生を検
出するノック検出手段M3と、前記ノック検出手段M3
がノッキングを検出したときに前記点火時期に対する遅
角量を算出する遅角量算出手段M4と、排気ガス再循環
運転域のときの遅角量と排気ガス再循環運転域でないと
きの遅角量とを比較して排気ガス再循環装置の異常を判
定する判定手段M5とを備えた。
【0009】
【作用】従って、本発明によれば、排気ガス再循環運転
域検出手段M1は排気ガス再循環運転域であるか否かを
検出する。点火時期制御手段M2は排気ガス再循環運転
域であるか否かに応じて適切な点火時期を設定する。ま
た、ノック検出手段M3は内燃機関のノッキングの発生
を検出し、ノック検出手段M3がノッキングを検出した
場合には、遅角量算出手段M4はノック検出手段M3が
ノッキングを検出しなくなるまで前記点火時期に対する
遅角量を算出する。
【0010】ここで、排気ガス再循環装置の異常により
排気ガス再循環運転域において、排気ガスの再循環が行
われなかったり排気ガスの再循環流量が少なかったりし
た場合には、点火時期制御手段M2により設定された点
火時期は結果的にはノッキング領域側(進角値は変わら
ない)にずれたことになる。その結果、遅角量制御手段
M4による排気ガス再循環運転域のときの遅角量は排気
ガス再循環運転域でないときの遅角量よりも大きくな
る。判定手段M5はこれら2つの遅角量の差分から排気
ガス再循環装置の異常を判定する。このように判定時に
2つの遅角量の差分をとることにより、その他の要因、
例えばガソリン性状、空燃比、燃焼室内のデポジット堆
積量、混合気温度等からくる誤判定要因はキャンセルさ
れる。従って、排気ガス再循環装置の異常のみを確実に
判定する。なお、判定に用いられる2つの遅角量の差分
は、2つの遅角量の差もしくは比などとして求められ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図5に従って説明する。図2はEGR装置を備えた内燃
機関としての自動車用多気筒エンジン1の概略構成を示
す図である。エンジン1はシリンダ2内にピストン3を
備えており、このピストン3の上方に形成された燃焼室
4には吸気通路5及び排気通路6が連通している。燃焼
室4と吸気通路5との連通部分、及び燃焼室4と排気通
路6との連通部分は、吸気バルブ7及び排気バルブ8に
よって開閉される。
【0012】前記エンジン1は、吸気通路5からの吸入
空気と、燃料噴射用のインジェクタ9から噴射される燃
料とからなる混合気を、吸気バルブ7を介して燃焼室4
内へ導入する。エンジン1には点火プラグ10が装着さ
れており、同点火プラグ10にはディストリビュータ1
1で分配された点火電圧が印加される。ディストリビュ
ータ11は、イグナイタ12から出力される高電圧を、
エンジン1のクランク角に同期して各点火プラグ10に
分配するためのものであり、各点火プラグ10の点火タ
イミングはイグナイタ12からの高電圧出力タイミング
により決定される。そして、エンジン1は点火プラグ1
0により前記混合気を燃焼室4内で爆発させて駆動力を
得た後、その排気ガスを排気バルブ8を介して排気通路
へ排出する。
【0013】前記吸気通路5の一部には、吸気の脈動を
抑えるためのサージタンク13が設けられている。サー
ジタンク13の上流側には、アクセルペダル(図示しな
い)の操作に連動して開閉されるスロットルバルブ14
が設けられており、このスロットルバルブ14の開閉に
より吸気通路5の吸入空気量が調節される。スロットル
バルブ14の近傍には、その開度を検出するスロットル
センサ15が設けられている。スロットルセンサ15
は、スロットルバルブ14の開度に応じて移動する可動
接点を備えている。この可動接点には、スロットルバル
ブ14の全閉時近傍でアイドル接点に接触するようにな
っている。また、前記スロットルバルブ14の上流側に
は、吸入空気量を検出するためのエアフローメータ16
及びエアクリーナACが配設されている。エアフローメ
ータ16とエアクリーナACの間には、吸気通路5に取
り込まれる空気の温度、すなわち吸気温THAを検出す
る吸気温センサ17が設けられている。
【0014】一方、前記排気通路6には排気ガス中の酸
素濃度を検出する酸素センサ18や排気ガスを浄化する
ための三元触媒コンバータ19が取付けられている。ま
た、排気通路6には排気ガスを吸気通路5へ還流して排
気再循環を行うためのEGR装置20が設けられてい
る。すなわち、排気通路6からはEGR管21が分岐
し、サージタンク13とスロットルバルブ14との間の
吸気通路5に接続されている。このEGR管21の途中
には、EGRバルブ22が配設され、このEGRバルブ
22はステップモータ23に駆動される弁体24の開閉
によりEGR管21内を還流する排気ガスの流量を調節
する。
【0015】さらに、前記エンジン1には、ディストリ
ビュータ11のロータ11aの回転からエンジン1の回
転数を検出する回転数センサ25、エンジン1の冷却水
温を検出する水温センサ26、エンジン1の機械的振動
からノッキングの発生を検出するノック検出手段を構成
するノックセンサ27が取付けられている。ノックセン
サ27はノッキングで発生する6〜8kHzの振動数を
共振振動数にもつ圧電素子からなる。また、エンジン1
にはクランキングによりエンジン1を始動させるスター
タ28が設けられ、このスタータ28にはエンジン1が
クランキング中であることを検出するスタータスイッチ
29が付属されている。また、エンジン1に駆動連結さ
れた図示しないトランスミッションには、車速を検出す
るための車速センサ30が取付けられている。
【0016】前述したスロットルセンサ15、エアフロ
ーメータ16、吸気温センサ17、酸素センサ18、回
転数センサ25、水温センサ26、ノックセンサ27、
スタータスイッチ29及び車速センサ30は電子制御装
置(以下、単に「ECU」という)31の入力側に電気
的に接続されている。また、各インジェクタ9、イグナ
イタ12、EGRバルブ22はECU31の出力側に電
気的に接続され、これらはECU31の作動により駆動
タイミングが制御される。このECU31は排気ガス再
循環運転域検出手段、点火時期制御手段、ノック検出手
段、遅角量制御手段及び判定手段を構成している。
【0017】ここで、ECU31の電気的構成を図3の
ブロック図に従って説明する。ECU31は中央処理装
置(以下CPUという)32、読み出し専用メモリ(以
下ROMという)33、ダンラムアクセスメモリ(以下
RAMという)34、バックアップRAM35、タイマ
カウンタ36等とこれら各部と入力ポート37及び出力
ポート38等とをバス39によって接続してなる理論演
算回路として構成されている。CPU32は予めROM
33に記憶された所定の制御プログラムに従って各種演
算処理を実行する。ROM33には後述する「実行点火
時期算出ルーチン」や「EGR異常判定ルーチン」の
外、燃料噴射量制御ルーチン、基本点火時期算出ルーチ
ン等の制御プログラムが予め記憶されている。また、R
AM34はCPU32の演算結果を一時記憶し、バック
アップRAM35はデータを記憶して保存する。タイマ
カウンタ36は所定時間毎の割り込み信号を出力すると
共に、同時に複数のカウント動作を行うようになってい
る。
【0018】このECU31の外部入力回路37には、
前述したスロットルセンサ15、エアフローメータ1
6、吸気温センサ17、酸素センサ18、回転数センサ
25、水温センサ26、ノックセンサ27、車速センサ
30及びスタータスイッチ29等がそれぞれ接続されて
いる。また、外部出力回路38には各インジェクタ9、
イグナイタ12、EGRバルブ22及びインジケータラ
ンプ40が接続されている。インジケータランプ40は
「SGR異常判定ルーチン」においてEGR装置20の
異常が検出されたときに点灯され、イグニションがオフ
されると消灯される。
【0019】ECU31は各センサ15〜18,25〜
27,30及びスタータスイッチ29からの出力信号に
基づいてスロットル開度TA、吸入空気量Q、吸気温T
HA、排気ガス中の酸素濃度、エンジン回転数NE、冷
却水温THW及び車速SP等を割り出す。そして、それ
ら割り出した各データを読み込んで前述した各種の制御
プログラムを実行することにより各インジェクタ9、イ
グナイタ12及びEGRバルブ22を好適に駆動制御す
る。こうしてエンジン1の燃料噴射量制御、点火時期制
御、KCS(ノックコントロールシステム)制御及びE
GR制御を行うようになっている。
【0020】すなわち、燃料噴射量制御において、EC
U31はスロットル開度TA、吸入空気量Q、吸気温T
HA、排気ガス中の酸素濃度、エンジン回転数NE、冷
却水温THW及び車速SP等を読み込んで燃料噴射量制
御ルーチンを実行することにより目標燃料噴射量を算出
する。そして、ECU31はその目標燃料噴射量に対応
する開弁時間信号に基づき各インジェクタ9を開弁制御
する。
【0021】また、点火時期制御において、ECU31
はスロットル開度TA、吸入空気量Q、吸気温THA、
排気ガス中の酸素濃度OX、エンジン回転数NE、冷却
水温THW、車速SP及びスタータ作動状態等を読み込
む。そして、それら読み込んだ各データに基づいて基本
点火時期算出ルーチンを実行することにより基本点火時
期θB を算出する。ECU31はその基本点火時期θB
の所定角量(例えば24°)前に点火指示(IGt)信
号を出力してイグナイタ12に高電圧を出力させる。こ
のイグナイタ12からの高電圧出力タイミングにより点
火プラグ10の点火タイミングが決定される。
【0022】KCS制御では、ECU31はノックセン
サ27からのノック検出信号に基づいてノッキングの発
生を検出し、この検出データを読み込んで「実行点火時
期算出ルーチン」を実行する。そして、ECU31は基
本点火時期θB に対する遅角量θK を算出し、基本点火
時期θB に遅角量θK 分の補正を加えた実行点火時期θ
を設定する。こうしてKCS制御は点火時期をノック限
界付近に設定することにより出力向上、燃費低減及び運
転性の向上を図っている。このKCS制御は予め設定さ
れたKCS作動領域において実行される。
【0023】さらに、ECU31は読み込んだスロット
ル開度TA、吸入空気量Q、エンジン回転数NE及び冷
却水温THW等の各データに基づいてエンジン1の運転
状態が排気ガス再循環運転領域(以下「EGR運転領
域」という)であるか否かを判定する。このEGR運転
領域はエンジン1の低負荷状態と極端な高負荷状態を除
く広範な領域に設定されている。ここで、EGR運転領
域でないと判定される条件としては、例えば次の事項が
挙げられる。冷却水温THWが所定温度(53℃)以
下であること、アイドル時であること、エンジン始
動から所定時間(3秒)が経過していないこと、レー
シング(無負荷状態でエンジン回転数NEを上げる)時
である。そして、EGR運転領域であると判定される
と、ECU31はEGRバルブ22を開弁させる。こう
して排気ガスの一部を吸気系に還流させることにより排
気ガス中のNOX の低減が図られている。
【0024】また、前述した基本点火時期θB はEGR
運転領域であるか否かを考慮して設定されている。すな
わち、EGR運転領域である場合の基本点火時期θB
(以下これをθB1という)は、スロットル開度TA、吸
入空気量Q、エンジン回転数NE等が同一である条件で
はEGR運転領域でない場合の基本点火時期θB (以下
これをθB2という)よりも所定角量だけ進角側に設定さ
れる。こうしてEGR装置20が運転されて排気ガスが
吸気系へ還流されても常に好適な基本点火時期θB が設
定されるようになっている。
【0025】次に、上記のように構成された自動車用多
気筒エンジン1に装備されたEGR装置20の異常判定
装置の処理動作及び作用について図4のフローチャート
に従って説明する。
【0026】ここで、ECU31はイグニションがオン
されると同時に起動され、その起動と同時にRAM34
やバックアップRAM35に予め設定されたEGR異常
フラグFEGRFAIL、EGR運転判定フラグFEG
R、KCS作動判定フラグFKCS及びノッキング判定
フラグFKNOCKをクリアする。また、KCS遅角量
θK 、EGR運転域遅角量θK1及びEGR非運転域遅角
量θK2のそれぞれに初期値θK =0、θK1=0、θK2=
0が設定される。その後、ECU31は燃料噴射量制御
ルーチンや点火時期制御ルーチンと共に「KCS制御ル
ーチン」及び「EGR異常判定ルーチン」を適宜に繰り
返して実行する。
【0027】ECU31は各センサ15〜18,25,
26,30及びスタータスイッチ29からの各信号に基
づいて経時的に設定されるスロットル開度TA、吸入空
気量Q、吸気温THA、排気ガス中の酸素濃度OX、エ
ンジン回転数NE、冷却水温THW、車速SP及びスタ
ータ作動状態等の各データをそれぞれ読み込む。そし
て、ECU31はその読み込みデータからEGR運転領
域であるか否かを判断し、EGR運転領域である場合に
はEGR運転判定フラグFEGRを「1」にセットし、
EGR運転領域でない場合にはEGR運転判定フラグF
EGRを「0」にクリアする。
【0028】さらに、ECU31は読み込みデータから
KCS作動領域であるか否かも判断し、KCS作動領域
である場合にはKCS作動判定フラグFKCSを「1」
にセットし、KCS作動領域でない場合にはKCS作動
判定フラグFKCSを「0」にクリアする。そして、K
CS作動領域において、ECU31はノックセンサ27
からノック検出信号を入力した場合にはノッキング判定
フラグFKNOCKを「1」にセットし、ノック検出信
号を入力しない場合にはノッキング判定フラグFKNO
CKを「0」にクリアする。
【0029】図4はECU31にて実行される「実行点
火時期算出ルーチン」を説明するフローチャートであっ
て、同ルーチンは所定時間毎の定時割り込みにて実行さ
れるようになっている。
【0030】処理がこのルーチンに移行すると、先ずス
テップ101において、EGR運転判定フラグFEGR
が「1」であるか否かを判断する。すなわち、EGR運
転領域であるか否かを判断する。EGR運転判定フラグ
FEGRが「0」である場合には、EGR運転領域でな
いものとし、ステップ102において基本点火時期θB
をEGR運転領域でない場合の基本点火時期θB2に設定
する。また、EGR運転判定フラグFEGRが「1」で
ある場合には、EGR運転領域であるものとし、ステッ
プ103において基本点火時期θB をEGR運転領域で
ある場合の基本点火時期θB1に設定する。
【0031】次に、ステップ104において、ノッキン
グ判定フラグFKNOCKが「1」であるか否か、すな
わちノック検出信号が入力されたか否かが判断される。
ノッキング判定フラグFKNOCKが「1」である場合
にはノック検出信号が入力されたものと判断し、ステッ
プ105へ移行する。ステップ105ではノック検出信
号に基づきノッキングの強さを判定し、その判定結果か
ら遅角補正量α1を算出する。
【0032】この遅角補正量α1は予め設定された値で
あり、ノッキングが繰り返し発生する場合には、この遅
角補正量α1は処理が行われる度に前処理時の遅角量θ
K に累積されてゆくことにより当処理の遅角量θK が算
出される。すなわち、元の遅角量θK に遅角補正量α1
を加えた値(=θK +α1)を新たな遅角量θK とす
る。そして、この遅角量θK はRAM34に一時記憶さ
れる。この処理の後にステップ109へ移行する。
【0033】一方、ステップ104において、ノッキン
グ判定フラグFKNOCKが「0」である場合にはノッ
ク検出信号が入力されない、すなわちノッキングが発生
していないものと判断し、ステップ106へ移行する。
ステップ106では、元の遅角量θK に遅角補正量α2
を引いた値(=θK −α2)を新たな遅角量θK とす
る。そして、この遅角量θK はRAM34に一時記憶さ
れる。
【0034】この遅角補正量α2は予め設定された値で
あり、ノッキングが発生しない場合には、実行点火時期
θを前処理時に比べてα2ずつ進角させてゆくようにな
っている。この処理の後にステップ107へ移行する。
【0035】そして、ステップ107では遅角量θK が
0以上であるか否かを判断する。遅角量θK が0以上で
ある場合にはそのままステップ109へ移行し、遅角量
θKがマイナス値である場合にはステップ108でこの
遅角量θK を「0」とした後にステップ109へ移行す
る。このステップ107及びステップ108は遅角量θ
K がマイナス値とならないようにするガード処理であ
る。
【0036】次に、ステップ109において実行点火時
期θの算出を行う。すなわち、前記ステップ102また
は103で求めた基本点火時期θB (=θB1,θB2)
と、ステップ105またはステップ106で求めた遅角
量θK とで実行点火時期θ(=θB −θK )を求める。
【0037】このように求められた実行点火時期θによ
り点火時期をノック限界付近に設定され、出力向上、燃
費低減及び運転性の向上が図られる。一方、ECU31
は実行点火時期算出ルーチンとともに、図5に示すよう
なEGR異常判定ルーチンを併せて実行する。同ルーチ
ンは所定時間毎の定時割り込みにて実行されるようにな
っている。
【0038】処理がこのルーチンに移行すると、先ずス
テップ201において、KCS作動判定フラグFKCS
が「1」であるか否かを判断する。すなわち、KCS作
動領域であるか否かを判断する。KCS作動判定フラグ
FKCSが「0」である場合には、KCS作動領域でな
いものとし、EGR異常判定ルーチンを終了する。
【0039】次に、ステップ201において、KCS作
動判定フラグFKCSが「1」である場合には、KCS
作動領域であるものとし、ステップ202へ移行する。
ステップ202において、遅角量θK の算出を行う。す
なわち、遅角量θK は前記実行点火時期算出ルーチンに
おけるスッテプ105または106において求められた
最新の遅角量θK をRAM34から読み出すことによっ
て行われる。
【0040】次に、ステップ203において、EGR運
転判定フラグFEGRが「1」であるか否か、すなわち
EGR運転領域であるか否かが判断される。EGR運転
判定フラグFEGRが「1」である場合には、EGR運
転領域であるものと判断してステップ204へ移行す
る。このステップ204では、ステップ202で読み出
した遅角量θK をEGR運転遅角量θK1としてRAM3
4に格納する。
【0041】また、ステップ203において、EGR運
転判定フラグFEGRが「0」である場合には、EGR
運転領域でないものと判断してステップ205へ移行す
る。このステップ205では、ステップ202で読み出
した遅角量θK をEGR非運転遅角量θK2としてRAM
34に格納する。
【0042】そして、ステップ206において、RAM
34に格納されたEGR運転遅角量θK1とEGR非運転
遅角量θK2とを読み出し、両遅角量θK1、θK2との差δ
(=θK1−θK2)を求める。差δを求めた後、ステップ
207に移行する。
【0043】ステップ207において、差δが所定値K
1以上であるか否かを判断する。差δが設定値K1未満
である場合には、ステップ208へ移行し、EGR異常
フラグFEGRFAILを「0」にクリアする。また、
ステップ207において、差δが設定値K1以上である
場合には、ステップ209へ移行し、EGR異常フラグ
FEGRFAILを「1」にセットする。
【0044】こうしてECU31は「EGR異常判定ル
ーチン」の処理を終了する。なお、設定値K1は予めE
GRバルブ22の故障を想定した予備テストから算出さ
れた値である。
【0045】そして、ECU31はEGR異常フラグF
EGRFAILの格納データを読み込み、その格納デー
タが「0」の場合は何もせず、「1」の場合はインジケ
ータランプ40を点灯させる。このインジケータランプ
40の点灯はイグニションをオフさせるまで点灯し続
け、この点灯によりEGRバルブ22の故障等によるE
GR装置20の異常が警告される。
【0046】従って、このEGR装置20の異常判定装
置によれば、点火制御装置の働きによりEGR運転領域
であるか、EGR運転領域でないかに応じてそれぞれ基
本点火時期θB1及び基本点火時期θB2が設定される。ま
た、KCS制御の働きによりその作動領域において、ノ
ックセンサ27にノッキングを検出させて基本点火時期
θB1,θB2に対する補正量を算出し、実行点火時期θが
ノック限界付近となるように制御している。
【0047】そして、EGR装置20にEGRバルブ2
2の故障等による異常があって排気ガスの一部が吸気系
に還流されなかったり、還流される排気ガスの流量が少
なかった場合には、実際のノック限界はEGR装置20
の正常なときほど進角側にシフトされない。その結果、
EGR運転領域として設定された基本点火時期θB1は、
ノッキング領域に属してしまうため点火の際にノッキン
グが発生する。そして、KCS制御による実行点火時期
θは基本点火時期θB1よりも遅角量θK1だけ大きく補正
されることになる。このとき、この遅角量θK1はEGR
運転領域でないときの遅角量θK2よりも大きな値とな
る。
【0048】一方、EGR運転領域でないときの基本点
火時期θB2はEGR装置20の異常に係わらず、ほぼ実
際のノック限界付近に設定されるため、KCS制御によ
る遅角量θK2は比較的に小さな値となる。そして、本実
施例のEGR装置20の異常判定装置では、KCS制御
による遅角量θK1と遅角量θK2との差を算出し、その差
δ(=θK1−θK2)が設定値K1以上となるときにEG
R装置20の異常と判定させた。
【0049】ここで、例えばガソリン性状、空燃比、燃
焼室内のデポジット堆積量、混合気の温度等に起因して
ノッキングが発生した場合には、EGR運転領域である
か否かに係わらず、その遅角量θK1,θK2はほぼ同じく
らいの値(θK1≒θK2)となる。その結果、その差δを
とることによりEGR装置20の異常以外のこれらの要
因はほぼ確実にキャンセルされてしまう。従って、従来
のダイアグノーシス装置のように、EGR装置20が正
常であるにもかかわらず、その他の要因により発生した
ノッキングを検出してEGR装置20の異常と誤判定し
てしまうおそれがない。よって、EGRバルブ22の故
障等によるEGR装置20の異常のみを確実に検出する
ことができる。
【0050】その結果、EGR装置20の修理が正確か
つ迅速に行うことができる。そして、EGR装置20の
故障等が迅速に修理されることにより、長時間の燃費悪
化やNOX の排出による大気汚染を防止することができ
る。また、EGR装置20の異常判定を点火時期を制御
するKCSからの遅角量データを使用して行ったので、
新たなシステムを追加する必要がなくコスト的にも大き
な利点がある。
【0051】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記実施例では、遅角量θK1、θK2の差δによっ
てEGR装置20の異常を判定させたが、遅角量θK1、
θK2の比(=θK1/θK2)を求め、その比が予め定めた
基準値以上か否かを判定するようにしてEGR装置20
の異常を判定させてもよい。
【0052】(2)上記実施例では、遅角量θK1、θK1
の差δによってEGR装置20の異常を判定させたが、
EGR運転領域であるか否かに応じてノッキングの発生
回数をカウントし、それぞれのカウント値の差からEG
R装置20の異常を判定させてもよい。
【0053】(3)EGR運転領域の設定条件は、上記
実施例に限定されることなく、スロットル開度TA、吸
入空気量Q、エンジン回転数NE等のエンジン1の運転
状態を示す情報の中から適宜に選択して設定することが
できる。
【0054】(4)KCS制御されないエンジン1にお
いて、ノックセンサ27を装着してEGR装置20の異
常を判定させてもよい。 (5)前記実施例では、EGR異常判定ルーチンにおけ
る遅角量θk は実行点火時期算出ルーチンで求めた遅角
量θk を使用したが、EGR異常判定ルーチンにおいて
独立して遅角量θk を求めて行ってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、エ
ンジンのその他の異常と混同することなく、EGR装置
の異常のみを正確に判定することができるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な概念構成を説明する概念構成
図である。
【図2】一実施例における排気ガス再循環装置を備えた
エンジンを示す概略構成図である。
【図3】一実施例においてECU等の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図4】一実施例において、ECUにより実行される
「実行点火時期算出ルーチン」を説明するフローチャー
トである。
【図5】一実施例において、ECUにより実行される
「EGR異常判定ルーチン」を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1…内燃機関としてのエンジン、20…排気ガス再循環
装置としてのEGR装置、27…ノック検出手段を構成
するノックセンサ、31…排気ガス再循環装置、点火時
期制御手段、ノック検出手段、遅角量算出手段、判定手
段を構成するECU、θB …点火時期としての基本点火
時期、θK …遅角量としてのKCS遅角量、θK1…排気
ガス再循環運転域のときの遅角量、θK2…排気ガス再循
環運転域でないときの遅角量。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02P 5/15 G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガス再循環装置が運転される排気ガ
    ス再循環運転域であるか否かを検出する排気ガス再循環
    運転域検出手段と、 排気ガス再循環運転域であるか否かに応じて点火時期を
    設定する点火時期制御手段と、 内燃機関のノッキングの発生を検出するノック検出手段
    と、 前記ノック検出手段がノッキングを検出したときに前記
    点火時期に対する遅角量を算出する遅角量算出手段と、 排気ガス再循環運転域のときの遅角量と排気ガス再循環
    運転域でないときの遅角量とを比較して排気ガス再循環
    装置の異常を判定する判定手段とを備えた排気ガス再循
    環装置の異常判定装置。
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