JPH06199208A - 風防ガラス・ワイパー系を制御する方法 - Google Patents

風防ガラス・ワイパー系を制御する方法

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JPH06199208A
JPH06199208A JP5206510A JP20651093A JPH06199208A JP H06199208 A JPH06199208 A JP H06199208A JP 5206510 A JP5206510 A JP 5206510A JP 20651093 A JP20651093 A JP 20651093A JP H06199208 A JPH06199208 A JP H06199208A
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    • Y10S715/961Operator interface with visual structure or function dictated by intended use

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特異な雨滴模様を識別して、風防ガラス上の
湿気曇りや汚れを区別できる、車両の風防ガラス・ワイ
パー系を制御する方法を提供する。 【構成】 このワイパー系10は、種々の条件下でワイ
パー系のスムースな操作を保証するように、複数の制御
シキイ値に応じて制御され、しかも、車で使用される風
防ガラスのタイプのような、或る種の条件に無関係にワ
イパー系10の機能を適正に保証するように、増幅率の
範囲を自動設定して制御される。このワイパー系10に
は、少なくとも一つのワイパー・ブレードと、風防ガラ
ス34の一部を監視するため、センサ24がこの風防ガ
ラスに取り付けてある。このセンサ24は監視している
部分の上に集まる湿気や汚れの量に応じて値が変化する
信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、風防ガラス・ワイパ
ー系と、特に風防ガラス・ワイパー系を自動制御する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動制御される風防ガラス・ワイパー系
は例によって自動車の風防ガラスの上の液体あるいは固
体被膜の存在を検出する。風防ガラスの上にある被膜の
タイプや量に応じて、このワイパー系を、間欠モードか
連続モードで動作させて、風防ガラスの汚れを落とす。
間欠モードでは、連続する動作の間に可変時間の遅れが
あり、連続モードでは、連続する動作の間に時間的な遅
れはない。
【0003】例えば、カール(Karl) によって出版され
た米国特許第 3,947,131号明細書には、風防ガラスの泥
検出器を開示している。ガラス枠泥検出器が風防ガラス
の外部に出ていない表面に取り付けてある。光源と第一
光学系は光ビームを外部に出ていない表面に経由して外
部に出ている表面に全反射角で指向させている。第二光
学系は光ビームを風防ガラスから光度計に案内するよう
に配設されている。風防ガラスを透過して光度計に戻る
光を表す信号を発生する単一透過装置が配設されてい
る。光源から送られた光は風防ガラスに入射したり風防
ガラスから出射して、光が汚れたガラス面に全反射で入
射するように、プリズム装置を通して案内される。こう
して、外側から風防ガラスに入射する外部光は、厄介な
外がさの光が光度計に到達しないように、何時もガラス
の内部に或る角度で屈折する。従って、外部光に対する
補償を必要とせず、検出器を昼間でも、また変化する外
部光の下でも使用できる。
【0004】渡辺等によって出版された米国特許第 4,4
81,450号明細書は、車両の窓等を制御する風防ガラス組
み込み系を開示している。この制御系は輻射ビームを風
防ガラスの内面から風防ガラスの一部に、このビームが
風防ガラスの外面から反射される入射角度で放射する第
一手段を有する。この系は、反射したビームを検出して
第一信号に変換する第二手段と、第一信号を基準値と比
較し、第二信号を発生する第三手段も保有する。この系
は、車両の窓を閉じため、第二信号に応答する可逆駆動
モータのような手段も有する。
【0005】ホッホスタイン(Hochstein)によって出版
された米国特許第 4,798,956号明細書は、湿気や他の粒
子が窓に溜まった場合、それを検知する装置と表示しす
る方法を開示している。輻射エネルギを内面に対して入
射軸のある入射角度で窓に放出する放射手段が窓の内側
に配設されている。窓からの輻射エネルギを内面に対し
て出射軸の前記入射角度に等しい反射角度で検出する検
出器が窓の内側に配設されている。複数の支持手段は窓
の内面と出射軸との交点から、窓の内面と入射軸との交
点を所定の間隔で間隔を置くため、放射器と検出器を支
持する。検出装置は出射軸にほぼ平行な放射エネルギの
みを視野内に通すことによって検出器に入る窓からの輻
射エネルギの視野を制限する制限手段も保有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、風
防ガラス・ワイパー系を制御する改善された方法を提供
することにある。
【0007】更に、この発明の課題は、広く散乱された
水滴の雨の模様に対して風防ガラス・ワイパー系を正確
に制御する方法を提供することにある。更に、この発明
の課題は、湿気がある場合に拭くように、風防ガラス上
の湿気と汚れを区別することができる、風防ガラス・ワ
イパー系を制御する方法を提供することにある。
【0008】更に、この発明の課題は、複数の動作シキ
イ値を設けて、種々の条件下でワイパー系をスムースに
操作できる、風防ガラス・ワイパー系を制御する方法を
提供することにある。
【0009】更に、この発明の課題は、風防ガラスのタ
イプのような或る種の条件に全く無関係にワイパー系の
機能を保証する増幅度自動設定により、風防ガラス・ワ
イパー系を制御する方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、ワイパー系が風防ガラスの一部を監視してセン
サ信号を発生するため風防ガラスに装着されたセンサを
有し、下記の過程、風防ガラスの監視されている部分の
湿気の存在を示すセンサ信号中の少なくとも一つの降下
エッジの存在を検出する、前記少なくとも一つの降下エ
ッジの形状を識別し、所定の期間中センサ信号の降下エ
ッジの形状と数に基づき、ワイパー系が少なくとも一つ
の雨模様を検出して、識別した雨の模様に基づき、風防
ガラス・ワイパー系を制御する、から成る、車両の風防
ガラス・ワイパー系を制御する方法によって解決されて
いる。
【0011】更に、上記の課題は、この発明により、少
なくとも一つのワイパー・ブレードと、風防ガラスの一
部を監視するため風防ガラスに装着され、湿気あるいは
汚れあるいはその両方が監視されている部分に集まるに
従い、変化する値の信号を発生するセンサとを保有し、
センサの値が所定の電源オン・シキイ値を越えたら、ワ
イパー系が動作し、センサの値が所定の電源オフ・シキ
イ値以上であると、ワイパー系が止まり、下記の過程、
監視している部分に殆ど湿気がない場合、監視している
部分上の汚れの存在のために可能な最大センサ値より小
さい第一センサ値を決め、この第一センサ値に基づき、
監視している部分上の湿気と汚れの存在を区別でき、前
記第一センサ値に基づき、前記所定の電源オン・シキイ
値と電源オフ・シキイ値を修正し、修正されたシキイ値
に基づき、ワイパー系を制御して、監視している部分上
の湿気の存在のみでワイパー系を動作させる、から成
る、車両の風防ガラス・ワイパー系を制御する方法によ
って解決されている。
【0012】更に、上記の課題は、この発明により、少
なくとも一つのワイパー・ブレードと、風防ガラスの一
部を監視するため風防ガラスに装着され、湿気あるいは
汚れあるいはその両方が監視されている部分に集まるに
従い、変化する値の信号を発生するセンサとを保有し、
センサの値が所定の電源オン・シキイ値を越えたら、ワ
イパー系が動作し、センサの値が所定の電源オフ・シキ
イ値以上であると、ワイパー系が止まり、下記の過程、
センサ値が所定の電源オン・シキイ値以下になると、少
なくとも一回のワイパー動作サイクルの間のワイパー系
を動作させ、前記少なくとも一つのワイパー・ブレード
が停止位置から離れ、風防ガラスを拭き、少なくとも一
回風防ガラスの監視している部分を通過し、前記少なく
とも一つのワイパー・ブレードがワイパー動作サイクル
の間の最後に風防ガラスの監視している部分を通過した
後、第一センサ値を決定し、前記監視している部分にほ
ぼ湿気がなく、風防ガラス・ワイパー系が監視している
部分上の湿気と汚れの存在の間を区別できるように、第
一センサ値が監視している部分上の汚れの存在による可
能な最大センサ値以下であり、第一センサ値に基づき、
電源オン・シキイ値と電源オフ・シキイ値を修正し、修
正されたシキイ値に基づき、ワイパー系を制御して、監
視している部分上の湿気の存在のみでワイパー系を動作
させる、から成る、車両の風防ガラス・ワイパー系を制
御する方法によって解決されている。
【0013】更に、上記の課題は、この発明により、少
なくとも一つのワイパーと、ワイパー動作の各サイクル
の間にワイパーで拭かれる風防ガラスに設けたセンサと
を備え、前記センサが被膜が風防ガラスの監視している
部分上に集まると変わる値を有するセンサ値を発生し、
下記の過程、風防ガラス・ワイパー系の開始動作のため
に、センサ信号に基づく接続シキイ値を決め、操作の第
一モードの風防ガラス・ワイパー系の停止動作のため
に、センサ信号に基づき第一遮断シキイ値を決め、操作
の第二モードの風防ガラス・ワイパー系の停止動作のた
めに、センサ信号に基づき第二遮断シキイ値を決める、
から成る、車両の風防ガラス・ワイパー系を制御する方
法によって解決されている。
【0014】更に、上記の課題は、この発明により、少
なくとも一つの風防ガラス・ワイパーと、各ワイパー動
作サイクルの間いワイパーによって拭かれる風防ガラス
の位置を監視するため風防ガラスに組み込んだ光電セン
サとを有し、前記センサが赤外線を放出する赤外線送信
器と、放出された赤外線を受信する赤外線受信器とを有
し、被膜が風防ガラスの監視している部分上に集まるに
従い、変わる値を有する信号を前記センサが発生し、下
記過程、センサ信号に基づき、複数の第一値を有するデ
ータ窓を設定し、上限シキイ値と下限シキイ値によって
決まる複数の第二値を有する測定範囲をデータ窓内で設
定し、センサ信号が測定範囲外の値を有するなら、赤外
線送信器によって放出された赤外線の増幅率を修正す
る、から成る、車両の風防ガラス・ワイパー系を制御す
る方法によって解決されている。
【0015】更に、上記の課題は、この発明により、少
なくとも一つの風防ガラス・ワイパーと、各ワイパー動
作サイクルの間いワイパーによって拭かれる風防ガラス
の位置を監視するため風防ガラスに組み込んだ光電セン
サとを有し、前記センサが赤外線を放出する赤外線送信
器と、放出された赤外線を受信する赤外線受信器とを有
し、被膜が風防ガラスの監視している部分上に集まるに
従い、変わる値を有する信号を前記センサが発生し、下
記過程、センサ信号に基づき、上限と下限によって決ま
る複数の第一値を有するデータ窓を設定し、センナ信号
がデータ窓以外にある値を有するなら、赤外線送信器に
よって放出された赤外線の増幅率を修正する、から成
る、車両の風防ガラス・ワイパー系を制御する方法によ
って解決されている。
【0016】更に、上記の課題は、この発明により、少
なくとも一つの風防ガラス・ワイパーと、各ワイパー動
作サイクルの間いワイパーによって拭かれる風防ガラス
の位置を監視するため風防ガラスに組み込んだ光電セン
サとを有し、前記センサが赤外線を放出する赤外線送信
器と、放出された赤外線を受信する赤外線受信器とを有
し、被膜が風防ガラスの監視している部分上に集まるに
従い、変わる値を有する信号を前記センサが発生し、下
記過程、センサ信号に基づき、上限と下限によって決ま
る複数の第一値を有するデータ窓を設定し、上限シキイ
値と下限シキイ値によって決まる複数の第二値を有する
測定範囲をデータ窓内で設定し、ワイパーモータが止ま
った時に、センサ信号が測定範囲外の値を有するなら、
赤外線送信器によって放出される赤外線の増幅率を修正
し、ワイパーモータが動作した時に、センサ信号がデー
タ窓外の値を有するなら、赤外線送信器によって放出さ
れる赤外線の増幅率を修正する、から成る、車両の風防
ガラス・ワイパー系を制御する方法によって解決されて
いる。
【0017】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0018】
【実施例】以下では、添付図面を参照しながら好適実施
例に基づき、この発明をより詳しく説明する。
【0019】図1には、参照符号10を一般に付けた風
防ガラス・ワイパー系を制御する装置のブロック図が示
してある。図示のように、この装置は、主にマイクロ制
御器12,スイッチ16と協働するクロックパルス発生
器14,電流・電圧(I/V)変換器18,位相選択整
流器20およびフィルタ22で構成されている。この装
置10は、参照符号24で一般的に示す光電ユニットを
含む。このユニットには、多数の赤外線送信機26およ
び風防ガラス34の条件を評価するためセンズと多数の
赤外線受信機30をも保有する。赤外線送信機26,赤
外線案内部28,赤外線受信機30および電子部品は車
両の風防ガラス(特に図示していない)の内面に装備さ
れた一つの光電センサとして形成されている。風防ガラ
ス・ワイパー系はマイクロプロセッサで制御されるよう
に示してあるが、この系はアナログおよび/またはデジ
タル・スイッチ系等でも制御できる。センサの表面領域
は風防ガラスの一部の領域を定める。ここでは、センサ
によって監視される有効センサ領域と称する。一つのワ
イパー・ブレードは一回のワイパー動作で二回有効セン
サ領域を通過する。つまり、一回は停止位置を離れ、一
度は停止位置に戻る。
【0020】赤外線案内要素28の一方の側(入力側)
の赤外線送信機26は赤外線案内要素の反対側に付属す
る赤外線受信機30を有する。この好適実施例では、赤
外線送信機26は、米国、カルフォニヤ、Cupertino の
ジーメンス部品会社 (Siemens Components Inc.)から入
手できる部品番号 SFH 485 Pのような赤外光放出ダイオ
ード(LED )である。赤外線受信機は好ましくは非線形
特性を有する、ジーメンス部品会社 (Siemens Componen
ts Inc.)から入手できる部品番号 SFH 205のような赤外
光ダイオードである。
【0021】図1に示すように、装置10は赤外線受信
機30とフィルタ22からの信号を処理する一対の演算
増幅器36と38も保有する。マイクロコントローラ1
2は演算増幅器38から受け取った信号を処理するの
で、以下で詳しく説明するように、制御出力SAと制御
入力WA(ワイパー作動)を介して、特に図示していな
いモータを含む車両風防ガラス・ワイパー系の動作を制
御する。
【0022】センサ装置10は、車両バッテリのような
電源に通じる電気導線を経由して V CCおよび GND入力端
をから電力の供給を受けている。赤外線送信機26の供
給電流はマイクロ制御器12の制御出力端SSEI 〜S
SEN を経由して設定される。この好適実施例では、光電
装置24の赤外線送信機26は周波数が少なくとも2 k
Hzでパルス幅変調された電圧で励起される。この変調は
交番信号の形状となる送信機26から生じる信号を与え
る。この交番信号は、風防ガラス34にまつわる条件を
評価するため、赤外線案内部28を経由して赤外線受信
機30に供給される。赤外線送信機26から放出された
光は赤外線受信機30と付属する抵抗によって有効信号
を表す電気量に変換される。赤外線受信機30は非線形
特性を有するので、有効信号は周囲の明かり条件が異な
ると、直線性がない。
【0023】このようにして発生した有効信号は、更に
周囲温度に依存する。何故なら、赤外線送信機26と赤
外線受信機受信機30の効率が温度に依存するからであ
る。従って、有効信号は改悪される。この温度効果を補
償するため、温度補償された赤外線送信機の電流源が使
用されている。この替わりに、マイクロ制御器12に
は、特に図示していない少なくとも一つのセンサからの
温度情報が用意されていてもよい。このセンサはサーミ
スタであってもよく、あるいは機能がサーミスタに似た
集積回路であってもよい。赤外線送信機26が供給する
電流は、温度情報に基づきマイクロ制御器12によって
調節されて、出力量が周囲の温度に無関係になる。
【0024】図1を更に参照すると、赤外線案内部28
から生じる光には、送信された信号に加えて干渉信号が
ある。この干渉信号は、周囲の光のような他の寄生光源
の赤外光の一部から生じている。主に、これ等の赤外光
の一部には、赤外線受信機30と付属する抵抗によって
発生する信号が重畳し、この赤外光の一部はI/V変換
器18に提供される。
【0025】好ましくは、I/V変換器18からの電圧
信号は位相選択整流器20によって処理される。この整
流器はクロック発生器14の周波数とは異なる周波数を
有する不正信号を抑制するためにクロック発生器14と
協働する。I/V変換器18によって処理される前に、
電圧信号はコンデンサC1 〜Cn を使用して容量的に減
結合される。これ等のコンデンサと整流器20は受信信
号から重畳している干渉信号を除去する役目をする。フ
ィルタ22は、周囲の光に急激な変化があるため生じる
I/V変換器18からの電圧信号の変動を平滑にする低
域濾波特性を有すると有利である。フィルタ22の出力
信号は結局風防ガラスの付着物の目安、あるいは濡れ具
合になる。しかし、周囲の光の影響は受信信号に乱れ効
果を与えている。
【0026】更に、図1を参照すると、赤外線送信機2
6の送信信号を制御することに加えて、マイクロ制御器
12は制御出力SK経由してI/V変換器18の変換係
数を制御する。送信電流と変換係数を制御することによ
って、この装置は自動的に広く異なる測定条件に順応
し、風防ガラスのタイプに関係なく、風防ガラス・ワイ
パー系を正確に制御する。この順応は望ましい。何故な
ら、光電装置24の減衰係数が使用している風防ガラス
のタイプ、例えば透明ガラス、不透明テープ付き熱絶縁
ガラス、あるいは不透明テープ付き熱絶縁ガラスに依存
しない。この順応のため、装置は自動的に最適動作範囲
に切り換えられる。
【0027】この好適実施例では、赤外線送信機26の
供給電流制御は、約 15 dBの範囲を有するように個別に
設定される。つまり、赤外線送信機の各々に対して約1
dBの 16 段である。I/V変換器18の変換係数の制
御も約 50 dBの範囲を有するように設定すると有利であ
る。つまり、6段でそれぞれ約 10 dBである。この結
果、装置10は自動順応として約1dBの段で、約 65 dB
の連続設定範囲を利用できる。得られた設定値はマイク
ロ制御器12の不揮発性メモリに入れると有利であるか
ら、装置10のそれぞれ次の動作に対する初期値として
利用でき、更新される順応の必要性がない。設定範囲が
重なっているので、部品の許容範囲を補償できる。赤外
線送信機26と付属する赤外線受信機30の間の感度調
整を行うため、この重なり範囲が赤外線送信機26の独
立した設定機能に関連して更に利用される。何故なら、
全信号のみがI/V変換器18によて変換されるからで
ある。この平衡は光電装置24の送信機と受信機の各対
の感度がほぼ同一になることを保証する。
【0028】特に、赤外線送信電流を制御できることお
よびI/V変換器18の変換係数によって、風防ガラス
の異なったタイプ、製造公差および赤外線送信機26と
赤外線受信機30の経年変化の効果、特に図示しない
が、装置10と協働するトリガおよび評価電子回路の公
差、赤外線案内装置28の公差および風防ガラスの経年
変化効果(例えば、石が当たって生じる傷)等のような
効果を補償できる。
【0029】従来の技術によって適当に解決されていな
い一つの問題は、周囲の光の望ましくない影響と、並木
のある道路に沿って運転する時に生じる問題(即ち、明
暗の作用)のような、周囲の光条件の連続的な急激な変
化に関連している。この急激な変化は、装置10を作動
させることができ、風防ガラス・ワイパ系を不注意に働
かせる。これ等の望まない周囲の光の影響を排除するた
め、この発明は、図1に示すように、負荷抵抗RL1,R
L2,・・・RLn を包含している。負荷抵抗RL1,RL
2,・・・RLn での電圧降下が風防ガラス・ワイパ系の
操作と制御に対する補正量として使用される。この補正
も、例えば周囲の光の影響のため、装置の干渉レベル以
下に出力電圧を低下させることを阻止するために使用さ
れると有利である。この好適実施例では、干渉レベルは
シキイ値を表し、このシキイ値を越えると、どんな場合
でも、信号の変化が風防ガラス上にある被膜として評価
される。
【0030】図1に最適に示すように、演算増幅器36
は負荷抵抗RL1,RL2,・・・RLn と電気的に関係
し、有効信号を直線化するように、負荷抵抗のところで
の電圧降下を処理して修正値にする。演算増幅器36の
出力は演算増幅器38に供給される。
【0031】演算増幅器36から出力された処理された
修正値を受け取るのに加えて、演算増幅器38も、入力
値として、フィルタ22から出力された信号を受け取
る。この好適実施例では、演算増幅器38は修正値を導
入することにより周囲の光によって生じる有効信号の変
動を除去する。従って、マイクロ制御器12に供給され
る直線化された出力電圧が生じる。この直線化された出
力電圧はマイクロ制御器によって使用されるセンサ信号
で、風防ガラス・ワイパー系を制御する。従って、周囲
の光から生じる有効信号への影響は効果的に除去され
る。
【0032】図2を参照すると、風防ガラス・ワイパー
系を制御するのに装置10によって行われる制御の流れ
を示す上位のフローチャートが示してある。風防ガラス
を拭くことは、一般に湿気による曇り割合の値(MRV)の
関数である。この値は以下により詳しく説明するよう
に、電流センサ値と最後に求めた百パーセント値(HPV)
から算出される。図1を参照すると、センサ値は演算増
幅器38からマイクロ制御器12に提供される信号であ
る。HPV は「乾いた」風防ガラスに対する最大センサ値
を反映し、清浄な風防ガラスで測定された最高に可能性
のある値より異なる。何故なら、この値は風防ガラスの
外面にある汚れ、塩分等の値に無関係に測定される。こ
れ等の要素はセンサの値を低下させるが、HPV を使用し
て湿気の曇りから区別できる。
【0033】一般に、湿気の曇り割合の値は二つの動的
なパラメータと比較される。これ等のパラメータは、こ
こでは、接続あるいは電源オンとして称され、シキイ値
(TO N) および遮断あるいは電源オフと称され、しいき
値 (TOFF) であり、風防ガラス・ワイパーを動作させる
か、止めるかを決める。この好適実施例では、これ等の
シキイ値はHPV のパーセントとして表現され、以下に説
明するような特異な条件に基づき、修正あるいは重畳さ
れる。湿気の曇り割合が電源を入れるシキイ値以下にな
ると、ワイパーを動作させる。ワイパーの全サイクルの
後に湿気の曇り割合が電源を切るシキイ値以上になる
と、ワイパーは動作を止める。ある付加的な条件の下で
この風防ガラス・ワイパーは動作したり動作を止める。
センサの値が範囲外であれば、そして以下に説明するよ
うに、特別な雨模様を検出すれば、そうである。更に、
この装置はワイパー動作の間に時間の置く例が所定の設
定時間を越えると、間欠動作モードの間に一回のワイパ
ー動作を作動させる。このことは、風防ガラス・ワイパ
ー系を間欠モードで動作させている乗物の運転者に対し
て残りとして働く。
【0034】図2に示すように、運転はステップ50で
初期化と共に始まる。初期化の間に、適当なメモリ位置
とフラグがクリヤーされ、変数が所定値にセットされ
る。出力部は正規状態にリセットされる。図1に示す I
/V変換器の利得は予備設定される等である。ステップ5
2では増幅の自動範囲設定がマイクロ制御器によって行
われる。
【0035】図3と図4を参照すると、この発明により
使用されるような増幅度を自動範囲設定するステップを
示すフローチャートと、増幅度の自動範囲設定の間に使
用されるデータ範囲選択の図示式表示とがそれぞれ示し
てある。この好適実施例では、放出された光あるいは受
信された光を増幅できる。最も好ましいのは、LEDに
供給する電流を先ず自動範囲設定の間に 15 dBの最大値
に調節する。更に増幅が必要であれば、受信する光を約
10 dBの増分で増幅する。供給する光は、検出した光を
増幅すると雑音も増幅することになるので、S/N比を
考慮するため最初調節される。増幅回路は図1に示すI
/V変換器18の一部であり、二段反転増幅器を有す
る。
【0036】図4を参照すると、データ範囲と増幅の間
の関係が図示されている。異なった風防ガラスのタイ
プ、汚れ、塩分、異なった雨強度等の効果を補償するた
め、かなりの動的範囲が装置によって要求される。マイ
クロ制御器に供給されるセンサの値を監視し、データ範
囲を読み取り可能なレベルに維持するように利得を調節
する。図示のように、より低い増幅度は透過度の高い風
防ガラスに付随し、より高い増幅度は透過度の低い風防
ガラスに付随する。風防ガラスの表面上の湿度と汚れの
条件に関係なく、データ範囲を増幅度に依存して移動す
る1バイト窓(256 値) で表す。好ましい増幅レベルは
約 33 dBであり、付属する窓は最大可能値(MPV)のシキ
イ値、上汚れシキイ値 (UDT)および下汚れシキイ値 (LD
T)を有する。MPV は清浄で乾燥した風防ガラスに関連す
る信号値を表す。 UDTと LDTは増幅レベルおよび清浄な
風防ガラスの MPVの関数である。 UDTは MPVより少ない
約 50 〜 60 値であり、LDT は MPVより少ない約100 〜
120値である。この好適実施例では、自動範囲設定の
間、三つのシキイ値全てを含む増幅レベルに利得を調節
する。正規増幅レベルは約 33 dBで、MPV は約 230の窓
値を有し、UDT は約 180の窓値を有し、LDT は約 130の
窓値を有する。MPV, UDTおよび LDTの窓値は増幅度に基
づき変わるが、これ等は風防ガラスの同じ湿気と汚れ条
件を表す。例えば、MPV は 32 dBの増幅度に対して約 1
50であり、33 dB の増幅度に対して 230であるが、MPV
は依然として最も乾燥し最も清浄な風防ガラスに対する
センサ値を表す。ステップ70では、マイクロ制御器が
風防ガラス・ワイパー系を動作させるか否かを決める。
このマイクロ制御器、ワイパーモータからの信号 WA に
基づきこの判定を行う。好ましくは、ワイパーモータは
内部スイッチを有し、このスイッチはモータが動作し、
ワイパー・ブレードが停止位置を離れると短時間動作す
る。このスイッチが動作すると、ワイパー動作信号がマ
イクロ制御器に導入される。ワイパーモータが止まる
と、ステップ72でマイクロ制御器がセンサの値がデー
タ窓の測定範囲の低いシキイ値(LTMR≒ 30 値) 以下で
あるか否かを判定する。センサの値が LTMR 以下であれ
ば、増幅度はステップ74で、1dBのような所定の増分
だけ調節される。センサの値が LTMR 以上であれば、マ
イクロ制御器はステップ76で信号の値がデータ窓の測
定範囲の上限シキイ値(UTMR≒ 240値)を越えているか
否かを判定する。センサの値が UTMR を越えているな
ら、ステップ78で増幅度は1dBのような所定の減分だ
け調節される。ステップ74あるいは78で一単位の増
分あるいは一単位の減分後に、ステップ80でセンサ信
号の範囲外のフラグがセットされ、湿気の曇りをきれい
にするように、風防ガラスのワイパーで風防ガラスを拭
くことになる。何時でも、ワイパーのブレードはワイパ
ー・ブレードは拭く動作の間に最後にセンサ有効領域を
通過し、以下により詳しく説明するように、新しい HPV
が定まる。
【0037】更に、図3を参照すると、ワイパーモータ
がステップ70で動作する(例えば、一回のワイパー動
作サイクルが生じる)と、制御の流れはステップ82に
飛ぶ。ここで、マイクロ制御器はワイパーが低い、ある
いは停止位置にあるか否かを決定する。もし、ワイパー
が低い位置にないなら、ワイパーが測定範囲外である
か、およびどれだけ長くそのようになっているかを決め
る信号値が分かる。その後、図2のブロック54に戻る
制御の流れと共に、自動範囲設定が動作する。しかし、
ワイパーモータが動作し、ワイパーが再び停止位置に戻
ると、マイクロ制御器は最後のワイパー動作サイクル
(ステップ83)からの情報を調べ、センサの値がデー
タ窓内にあったかどうかを判定する。より好ましくは、
ステップ84でマイクロ制御器は信号の値がデータ窓の
低い境界(例えば、 LB = 1, センサの値= 0) であっ
たかどうかを判定する。もしそうであれば、ステップ8
6で増幅度は、センサ値がデータ窓の外にある、ワイパ
ー動作サイクルの間に全時間に比例する値ほど増加す
る。もしそうでなければ、ステップ88でマイクロ制御
器はセンサの値がデータ窓の上限(例えば、 UB = 25
4, センサの値= 255) を有するかどうかを判定する。
そして、もしそうであれば、マイクロ制御器はステップ
90でセンサ値がデータ窓の外にあったワイパー動作サ
イクルの間の全時間に比例する値ほど増幅度を減少させ
る。
【0038】図2に示すように、増幅度の自動範囲設定
が完了した後、ステップ54でマイクロ制御器は雨の模
様の識別処理を行う。雨がゆっくり落下し、広く拡がっ
た水滴の模様になって落下する場合、全風防ガラス領域
に比べてセンサ有効領域の大きさが著しくなる。この場
合、後で詳しく説明するように、矛盾のない拭き間隔を
保証するように、ワイパー・ブレードの推定されたワイ
パー処理は電源を入れた時のシキイ値に無関係に行われ
る。
【0039】図5を参照すると、この発明による単一雨
滴模様を認識する方法のステップを示すフローチャート
が図示されている。図6aと6bはそれぞれ単一雨滴を
認識する間のセンサの値、およびワイパー系の動作を表
すワイパー動作信号との図式表示である。この好適実施
例では、ワイパー系が間欠モードで動作している間の
み、単一雨滴認識手続に応じて制御される。センサの値
は変わる、つまり増加あるいは減少し、センサの有効領
域の湿度レベルが変わるともに、「エッジ」になる。湿
度のタイプに応じて、センサの値のエッジの形が「硬」
あるいは「軟」となる。連続するワイパー動作の間の時
間遅れの間に、マイクロ制御器は二つのタイプのエッジ
を計数する。一般に、もし一遅延期間の間に計数される
軟らかいエッジの数が同じ期間の間に計数される硬いエ
ッジの数を遙に越えていないのであれば、単位雨滴模様
が認識される。
【0040】図5に示すように、ステップ100では、
マイクロ制御器がワイパーが今風防ガラスを拭いている
ワイパー動作であるのか、あるいはワイパーが間欠遅延
期間の間で静止位置にあるのかを決める。もしワイパー
が拭く期間にある場合には、マイクロ制御器はステップ
101でワイパー・ブレードが二回の間にセンサ有効領
域を通過したのか否かを調べる。ワイパー系が間欠遅延
期間にあるなら、あるいはワイパーが停止位置に向かう
場合には、マイクロ制御器はステップ102でセンサの
値を分析してセンサの値に降下するエッジの存在を決め
る。もし、降下エッジがあれば、雨滴はセンサ有効領域
に落下していて、ステップ104でマイクロ制御器がエ
ッジの形状を決める。この好適実施例で、硬いエッジは
センサの値の約4デジットの減少を表し、軟らかいエッ
ジはセンサの値の約2〜3デジットの減少を表し、大抵
霧雨のような雨模様となる。一つの雨滴による硬いエッ
ジは図6aの点「A」に示してある。
【0041】エッジの形状に応じて、マイクロ制御器は
ステップ106あるいは108で硬いエッジの数(EDGE
HD) あるいは軟らかいエッジ(EDGESFT) をそれぞれ計
数する。従って、センサの値は図6aの点「A」で単一
の硬いエッジを有するので、EDGEHD=1でEDGESFT=0
である。ステップ110では、マイクロ制御器は現在の
間欠遅延期間(DELt)を前の遅延期間(DELt-1)と次の
ように比較する。
【0042】
【数1】 ここで Kは 1のような定数である。ルーチンを最初に通
過する間、このテストはうまくゆかない。何故なら、 D
ELt と DELt-1 が「0」の初期値を有し、制御フローは
図2に戻る。
【0043】図6aの点「A」での降下エッジが間欠モ
ード動作の動作シキイ値 TIMOFF 以下の値にセンサの値
が低下したので、遅延期間が終わると、図6bの時間t
=1のような時に、ワイパーモータが動作する。間欠モ
ードのシキイ値は HPVから計算される。ワイパー・ブレ
ードが静止位置から離れ、風防ガラスを拭くので、水は
センサ有効領域の上に押し出されるので、図6aの点
「B」に一般的に示す、センサ信号の最初の急激な低下
となる。ワイパー・ブレードが静止位置の方に戻ると、
水はもう一度センサ有効領域の上に押しやられ、図6a
の点「C」に一般的に示す、センサ信号の第二の急激な
低下となる。一度、ワイパーが戻り、ワイパー動作で有
効領域を通過すると、センサ有効領域は実質上乾いた状
態になるので、動作開始シキイ値の上のある点へのセン
サ信号が急激な増加する。図6bの点t=2では、ワイ
パーモータが遅延期間に等しい期間の間停止する。
【0044】図5をもう一度参照すると、単一雨滴処理
を再び行う時、制御はステップ114に飛ぶ。何故な
ら、モータが間欠動作の間に動作していて、ワイパーが
第二時間の間にセンサに到達していないので、ステップ
100の条件が満たされていないからである。ステップ
114では、マイクロ制御器が前の遅延の期間を風防ガ
ラスの連続ワイパー動作の間に決める。ステップ116
では、マイクロ制御器は以下の不等式を調べる、この不
等式の結果は実際には単一雨滴模様の存在を示す。つま
り、
【0045】
【数2】 ここで、例えばn=4である。この条件が満たされてい
ないなら、湿気の曇りが検出された時、次のワイパー動
作サイクルが始まる。ステップ120では、マイクロ制
御器がエッジの計数を始める。
【0046】ステップ116の条件が満たされると、ス
テップ118でマイクロ制御器が古い遅延期間に基づ
き、連続するワイパー動作の間の新しい遅延期間を計算
する。しかし、もし検出された湿気がより早いワイパー
動作が適当であるとなると、これを実行する。図6aと
図6bから分かるように、時間t=2とt=3の間で、
センサの値は TONの上にあり、センサの有効領域に雨滴
が落下していないことを示している。図5に示すよう
に、ステップ110では、その時の遅延時間を調べる。
ステップ118で計算された遅延時間が終われば、マイ
クロ制御器はワイパー動作サイクルを開始させる雨滴模
様のフラグ(ステップ112)をセットする。図6bの
時間t=3で、モータはもう一度マイクロ制御器により
動作し、風防ガラスを拭くことなる。ワイパー・ブレー
ドが停止位置から離れ、風防ガラスを拭くに従い、水が
センサ有効領域の上から押し出され、図6aの点「D」
に一般的に示す、センサ信号の急激な減少となる。ワイ
パー・ブレードが停止位置に戻るに従い、水がもう一度
センサ有効領域の上に押し出され、図6aの点「E」に
一般的に示す、センサ信号の別な急激な低下となる。セ
ンサ信号が図6aの点t=4の TIMOFF 以上の点に戻っ
た後、ワイパーモータが停止位置で止まる。
【0047】図2をもう一度参照すると、ステップ56
でマイクロ制御器が感度制御処理を実行する。この好適
実施例では、汚れ、塩分等が風防ガラスの上に付いた
ら、電源を入れるシキイ値と電源を切るシキイ値は風防
ガラス・ワイパー系の動作を遅らせるように低下し、風
防ガラス上に湿気を集める。風防ガラス上の余分な湿気
により、ワイパー・ブレードはより有効な洗浄作用とな
り、風防ガラスを横切る汚れの線を低減する。一般的
に、汚れは HPVを上限汚れシキイ値および下限汚れシキ
イ値と比較して検出される。もし、HPV はこれ等のシキ
イ値のいずれかの一つ以下に低下すると、感度はそれに
応じて低減する。
【0048】図7を参照すると、この発明で使用する汚
れの筋に依存する感度制御のステップを示すフローチャ
ートが示してある。感度制御の開始は、ステップ130
で決まるように、ワイパー動作の一サイクルが終わった
後に、ワイパー系が止まるまで延期される。ステップ1
32では、マイクロ制御器がこの時の HPVと上限汚れシ
キイ値と比較して、風防ガラス上にある汚れを検出す
る。この比較は、ワイパーがセンサを二回目に通過した
後に行われる。 HPVが UDT以上であれば、ステップ13
4でマイクロ制御器が感度レベルを所定の不履行レベル
にセットして、制御フローが図2のステップ58に戻
る。ステップ132の条件が満たされ、 HPVが上限汚れ
シキイ値以下の場合には、マイクロ制御器はセンサの感
度がその下限境界にあるか否かを決める。何故なら、感
度を更に下限境界以下に低下させることが望ましくない
からである。そうでなければ、マイクロ制御器は系の不
履行感度を HPVの約 K1 %ほど減少させる。ここでは、
例えば K1 %=2%である。系の感度が下限境界にある
場合には、ステップ140でマイクロ制御器はその時の
HPVが下限汚れシキイ値(LDT)以下であるかどうかを決
める。もし HPVが LDT以下であれば、ステップ142で
マイクロ制御器は系の感度が下限境界にある否かを判定
する。この結果に応じて、感度を HPVの約 k2 %ほど減
少させる。ここで、例えば k2 %=5%である。
【0049】図2に示すように、ステップ56で感度制
御処理を行った後、マイクロ制御器はステップ58でワ
イパースタート処理を行う。一般に、湿気比測定値が電
源オフ・シキイ値以下のとき、風防ガラス・ワイパーを
動作させる。更に、図8を参照すれば、風防ガラス・ワ
イパーを低い、あるいは停止位置から動作させるか否か
を決めるステップを詳しく示すフローチャートが示して
ある。ステップ150では、マイクロ制御器が湿気比測
定値を形成する。前に説明したように、湿気比測定値は
その時のセンサの値と最後に求めた HPVから算出され
る。ステップ152では、マイクロ制御器によって比較
が行われ、以下の式、
【0050】
【数3】 に従い、ステップ156で電源オン・シキイ値を更新す
る前に、湿気比が所定の雑音レベル(例えば 98 %)以
下であるを判定する。ここで、N は所定の雑音レベルを
表し、 TDEF は不履行電源オン・シキイ値を表す。式
(3)は湿気の存在する値に比例する時間にわたって積分
することを表す。
【0051】図8に示すように、湿気比が所定の雑音レ
ベル以下でない場合、電源オン・シキイ値を不履行値か
ら調整する必要がない。その結果、ステップ154で
は、MRV が雑音レベル以下に低下した時間を表す変数 T
s を以下の時間 tにセットする。この時間 tは上記等式
(3)の積分項が零になり、電源オンシイキ値が不履行レ
ベルのままである、つまり TON=T DEF のような時間を
表す。しかし、湿気比が湿気の存在を示し、雑音レベル
以下であるなら、電源オン・シキイ値を調整する。
【0052】更に、図8を参照すると、ステップ158
でマイクロ制御器が湿気比がステップ156で決めた調
整された電源オン・シキイ値以下であるか否かを判定す
る。湿気がセンサの有効領域の上にあるなら、電源オン
・シキイ値は場合によってはMRV を越える。その時に
は、制御フローはステップ164に往き、風防ガラス・
ワイパーがまる一回のサイクルの間、動作する。湿気比
が調整された電源オン・シキイ値以下でなければ、ステ
ップ160でマイクロ制御器は、図5と図6を参照して
前に説明したように、単一雨滴模様に基づき、ワイパー
動作サイクルを作動させるか否かを判定する。観察され
た雨滴模様がステップ160でワイパー動作サイクルを
必要とすることを示せば、制御フローはステップ164
に往き、ワイパーを動作させる。そうでなければ、ステ
ップ162でセンサ信号を分析して、測定範囲(例えば
0または 255) 外であるか否かを調べる。センサ信号が
測定範囲外であれば、ステップ164でワイパーを一回
のサイクル動作させる。このことは、結局、新しい HP
V、従って新しいシキイ値を決定するきっかけになる。
センサ信号レベルが許容されるものであれば、制御フロ
ーは図2のステップ60に戻る。
【0053】図2をもう一度参照し、もし風防ガラス・
ワイパーがステップ60で決めたように動作すると、マ
イクロ制御器が新しい HPVを決める。上に説明したよう
に、この HPVは乾燥した、あるいは清浄な風防ガラスに
対する最大センサ値を反映する。この好適実施例では、
ワイパー・ブレードがワイパー動作サイクルの間の最後
の時にセンサ有効領域を通過した後、この HPVが測定さ
れる。この時がセンサによって監視される風防ガラスの
領域が雨/汚れ条件に関して最も乾燥しているか、ある
いは最も清浄である。こうして、乾燥し清浄な風防ガラ
スは最大のセンサ値 200を有するが、乾燥して汚れてい
る風防ガラスはたった 150の最大センサ値を有する。 H
PVは周期的に調整されるなら、 HPVから導かれる電源オ
ン・シキイ値および電源オフ・シキイ値は適正な操作を
妨げるであろう。例えば、電源オン・シキイ値が HPVの
95 %の値に設定されているとする。200 の HPVに対し
て電源オン・シキイ値は 190である。しかし、乾燥して
汚れている風防ガラスの最大センサ値はたった 150であ
る。センサの値は何時も電源オン・シキイ値以下である
ので、連続的なワイパー動作となる。 HPVを周期的に決
定すると、マイクロ制御器はどのセンサ値でワイパーモ
ータを動作させるかを正確に知ることができる。
【0054】図9を参照すると、この発明の HPVを判定
するステップを詳しく説明するフローチャートが示して
ある。図10aと図10bは、それぞれ HPVとワイパー
動作信号を決める間の典型的なセンサ信号を図示しても
のである。図9に示すように、ステップ170ではマイ
クロ制御器が滞在有効時間を測定する。この時間は一回
のワイパー動作の期間、つまりワイパー・ブレードがセ
ンサの有効領域を二回通過することを表す。この時間は
風防ガラスの水や汚れ、バッテリー電圧、車両速度の量
により、およびワイパー・ブレード、ワイパーモータ等
の消耗度により変わる。図10aのセンサ信号のグラフ
は一回のワイパー動作の大部分に対して示してある。点
「F」はワイパー・ブレードがセンサの有効領域から水
を除去した直後の時間の点を表す。この点では、センサ
有効領域は乾燥しているため、大体点「G」までセンサ
信号が急激に増加する。
【0055】ステップ172では、マイクロ制御器はワ
イパー・ブレードがワイパー動作サイクルの間の最後の
時に、つまり静止位置への戻るワイパー動作の時にセン
サ有効領域を通過する時間を決める。この時間は図10
aで大体時間t= TC に示してある。この判定は、マイ
クロ制御器が何時モータを動作させたかを知り、最後の
ワイパー動作サイクルの期間(ワイパー有効信号の動作
時間)を知っているので、可能である。 TC が求まる
と、マイクロ制御器はこの時間を、約時間t= T C − 3
0 mSの下限と約時間t= TC + 30 mSの上限の時間窓に
広げる。ステップ174では、マイクロ制御器がこの時
間窓の間にセンサ信号に急激な低下があるどうか分析す
る。図10aの点「H」に示すような急激な低下は、ワ
イパー・ブレードが静止位置に戻ることによってセンサ
有効領域から水を排除することを示している。
【0056】更に、図10a〜10bを参照し、もし急
激な低下が検知されたら、ステップ176でマイクロ制
御器が新しい HPVを調べる。新しい HPVを決定するた
め、マイクロ制御器は新しい最大値の急激な低下を検知
した後、センサ値を監視する。図10aに好適に示すよ
うに、センサ値はワイパー・ブレードがセンサ有効領域
を通過した後急激に増加し、大体時間t= TMAX で最大
値になる。センサ値はその後、例えばセンサ有効領域上
により多くの雨があるため減少する。
【0057】図10aに示すように、センサの値は風防
ガラス上の湿気あるいは汚れの量が増加すると共に減少
する。センサの値と対応するシキイ値に基づき、ワイパ
ーモータが停止する。こうして、風防ガラス・ワイパー
系が連続モード(つまり、連続的なワイパー動作の二つ
のサイクル)で動作すると、ワイパー系はセンサ信号が
TCMOFF 以下に低下している限り、連続モードで機能す
る。この TCMOFF は、例えば HPVの約 97 %の値を有す
る。センサ値が TCMOFF 以上にあれば、ワイパーモータ
が停止する。このワイパー動作方式は風変わりなワイパ
ーの振舞を最小する。何故なら、風防ガラス条件はセン
サ値がより高いシキイ値を越えないためむしろ乾燥して
いる必要があるからである。同じように、風防ガラス・
ワイパー系が間欠モードで動作する場合、ワイパー系は
センサ信号が TIMOFF 以下に低下している限り、間欠モ
ードで機能する。この TIMOFF は、例えば HPVの約 95
%の値を有する。センサ値が TIMOFF 以上であれば、ワ
イパーモータは停止する。何故なら、この系は図10b
の時間t= tOFF のように連続モードで動作していない
からである。ワイパーモータは、時間t= tONのよう
に、有効領域上の湿気のためにセンサ値が TONシキイ値
以下に低下するまで動作しない。ステップ174で降下
するエッジを検出しないなら、そしてワイパーが有効領
域を通る時間窓が終了するなら、ステップ187で制御
フローはステップ176に戻り、新しいHPVが前に説明
したように定まる。
【0058】図2に示すように、新しい HPVがステップ
62で決定されると、マイクロ制御器がワイパー動作を
止める処理を行い、風防ガラス・ワイパー系を停止させ
るか否かを判定する。一般に、湿気比が一回のワイパー
動作サイクルの後、電源オフ・シキイ値以上である場合
には、ワイパーを停止させる。
【0059】図11を参照すると、ワイパーを低位置に
止めるか否かを決めるためのステップを詳しく説明する
フローチャートが示してある。ステップ190で決定し
たように、風防ガラス・ワイパー系が低位置にある場合
には、マイクロ制御器がステップ192で、この風防ガ
ラス・ワイパー系を連続モードで二回以上のサイクル動
作させるべきか否かを判定する。この条件が満たされて
いる場合には、ステップ194でマイクロ制御器が湿気
比測定値(MRV)を連続モードで電源を入れるシキイ値
(TCMOFF) と比較する。もし MRVが TCMOFF 以下であれ
ば、ワイパーを止める処理が終わり、制御フローは図2
に示す主ループに戻る。ここでは、ステップ52〜62
が上に詳しく説明したように繰り返される。電源オン・
シキイ値とは無関係に、電源オフ・シキイ値は、ワイパ
ーを連続モードで動作させている場合、増加する。例え
ば TCMOFF = 96 % * HVPおよび TCMOFF = 97 % * H
VP。湿気比が電源オフ・シキイ値以上では、制御フロー
は以下に詳しく説明するステップ198に往く。
【0060】図10を更に参照すると、ステップ192
で調べて条件が満たされていない場合、ステップ196
でマイクロ制御器は湿気比が間欠モードでの電源オフの
シイキ値以下にするか否かを決める。ステップ198,
200および202では、マイクロ制御器が範囲外の値
に対するセンサ信号を分析し、それぞれその時の雨模様
がワイパー系の連続動作を要求しているか否かを判定す
る、およびワイパーを基本間欠モードで動作させるか否
かを判定する。これ等の条件のどれかが満たされている
と、ワイパーと止める処理が終了し、制御フローは図2
の主ループに戻る。ここでは、上で説明したように、ス
テップ52〜62が繰り返される。これ等の条件が満た
されていない場合、マイクロ制御器はステップ204で
ワイパー系を止め、制御フローを図2に示すように主ル
ープに戻す。
【0061】もちろん、上に説明したこの発明の形態は
この発明の好適実施例を成すが、前記の説明はこれ等の
可能な形態の全てを示していないと理解すべきである。
使用した用語が限定よりも説明のための用語であるこ
と、および特許請求の範囲に従って構成されるこの発明
の核心と範囲を逸脱することなく、種々の変形が可能で
あることも理解すべきである。
【0062】
【発明の効果】この発明で提唱する風防ガラス・ワイパ
ー系を制御する改善された方法により、 (1) 広く散乱された水滴の雨の模様に対して風防ガラ
ス・ワイパー系を正確に制御できる。
【0063】(2) 湿気がある場合に拭くように、風防
ガラス上の湿気と汚れを区別することができる。 (3) 複数の動作シキイ値を設けて、種々の条件下でワ
イパー系をスムースに操作できる。
【0064】(4)風防ガラスのタイプのような或る種の
条件に全く無関係にワイパー系の機能を保証する増幅度
自動設定により、風防ガラス・ワイパー系を制御するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を実行する風防ガラス・ワイパ
ー系の電子制御ユニットのブロック図である。
【図2】この発明の風防ガラス・ワイパー系を制御する
方法のステップを図示するフローチャートである。
【図3】図2に示す自動範囲設定ステップを詳しく説明
するフローチャートである。
【図4】移動する 256ビットデータ範囲窓を示し、デー
タ範囲選択と増幅度の間の関係の図式表示である。
【図5】図2に示すこの発明の単一雨滴識別ステップを
詳しく説明するフローチャートである。
【図6】この発明で使用する、単一雨滴模様を示す典型
的なセンサ信号の図示表示である。
【図7】図2に示す感度制御ステップを詳しく説明する
フローチャートである。
【図8】図2に示すワイパーの動作開始ステップを詳し
く説明するフローチャートである。
【図9】図2に示すこの発明で決定された百パーセント
値(HPV)を詳しく説明するフローチャートである。
【図10】HPV を決定する間のセンサ信号(a)および
付属するワイパー動作信号(b)の図式表示である。
【図11】図2に示すワイパーを止めるステップを詳し
く説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 風防ガラス・ワイパー系を制御する装置 12 マイクロ制御器 14 クロックパルス発生器 16 スイッチ 18 電流電圧変換器 20 整流器 22 フィルタ 24 光電装置 26 赤外線送信器 28 赤外線案内素子 30 赤外線受信器 34 風防ガラス 36,38 演算増幅器 SSE1 〜 SSEn 制御出力 MRV 湿気比値 HPV 乾燥した風防ガラスの最大センサ値 TON 電源オン・シキイ値 TOFF 電源オフ・シキイ値 MPV 最大可能な値 UDT 上限汚れシイキ値 LDT 下限汚れシイキ値 UTMR センサの測定範囲の上限シキイ値 LTMR センサの測定範囲の下限シキイ値 UB データ窓の上限 LB データ窓の下限 EDGEHD 硬い波形エッジの数 EDGESFT 軟らかい波形エッジの数 DELt 間欠遅延期間 TIMOFF 動作間欠モードの電源オン・シキイ値 N 所定の雑音レベル TC ワイパー・ブレードがセンサ有効領域を
最後に通過した時間 TMAX センサ値の最大値が生じる時間 TCMOFF 最大値から低下した或るセンサ信号値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン・レバース ドイツ連邦共和国、ボクーム、イム・ミユ ーレンカムプ、11

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパー系が風防ガラスの一部を監視し
    てセンサ信号を発生するため風防ガラスに装着されたセ
    ンサを有し、下記の過程、 風防ガラスの監視されている部分の湿気の存在を示すセ
    ンサ信号中の少なくとも一つの降下エッジの存在を検出
    する、 前記少なくとも一つの降下エッジの形状を識別し、所定
    の期間中センサ信号の降下エッジの形状と数に基づき、
    ワイパー系が少なくとも一つの雨模様を検出して、 識別した雨の模様に基づき、風防ガラス・ワイパー系を
    制御する、から成る、車両の風防ガラス・ワイパー系を
    制御する方法。
  2. 【請求項2】 形状を識別する過程は、更に風防ガラス
    の監視されている部分上の湿気の単一雨滴を表す急激な
    降下エッジを識別する過程を有する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 形状を識別する過程は、更に風防ガラス
    の監視されている部分上の霧雨状の湿気模様を表す穏や
    かな降下エッジを識別する過程を有する請求項2の方
    法。
  4. 【請求項4】 風防ガラス・ワイパー系を制御する過程
    は、更に急激な降下エッジの数が前記所定の期間の間で
    穏やかな降下エッジの数より十分多い場合、風防ガラス
    の連続するワイパー動作の間の遅延期間を求める過程を
    有する請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 更に、間欠モードでワイパー系を操作す
    る過程を有し、風防ガラスの連続するワイパー動作の間
    に可変できる遅延期間がある請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも一つのワイパー・ブレード
    と、風防ガラスの一部を監視するため風防ガラスに装着
    され、湿気あるいは汚れあるいはその両方が監視されて
    いる部分に集まるに従い、変化する値の信号を発生する
    センサとを保有し、センサの値が所定の電源オン・シキ
    イ値を越えたら、ワイパー系が動作し、センサの値が所
    定の電源オフ・シキイ値以上であると、ワイパー系が止
    まり、下記の過程、 監視している部分に殆ど湿気がない場合、監視している
    部分上の汚れの存在のために可能な最大センサ値より小
    さい第一センサ値を決め、この第一センサ値に基づき、
    監視している部分上の湿気と汚れの存在を区別でき、 前記第一センサ値に基づき、前記所定の電源オン・シキ
    イ値と電源オフ・シキイ値を修正し、 修正されたシキイ値に基づき、ワイパー系を制御して、
    監視している部分上の湿気の存在のみでワイパー系を動
    作させる、から成る、車両の風防ガラス・ワイパー系を
    制御する方法。
  7. 【請求項7】 更に、センサの値が所定の電源オン・シ
    キイ値以下になると、ワイパー系を少なくとも一回のワ
    イパー動作サイクルほど動作させ、前記少なくとも一つ
    のワイパー・ブレードが停止位置を離れ、風防ガラスを
    拭き、少なくとも一回、風防ガラスの監視している部分
    を通過する過程を有する請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記センサ値は、前記少なくとも一つの
    ワイパー・ブレードがワイパー動作のサイクルの間の最
    後に風防ガラスの監視している部分を通過した後に、決
    定され、監視している部分はブレードが通過して後ほぼ
    乾燥する請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つのワイパー・ブレード
    と、風防ガラスの一部を監視するため風防ガラスに装着
    され、湿気あるいは汚れあるいはその両方が監視されて
    いる部分に集まるに従い、変化する値の信号を発生する
    センサとを保有し、センサの値が所定の電源オン・シキ
    イ値を越えたら、ワイパー系が動作し、センサの値が所
    定の電源オフ・シキイ値以上であると、ワイパー系が止
    まり、下記の過程、 センサ値が所定の電源オン・シキイ値以下になると、少
    なくとも一回のワイパー動作サイクルの間のワイパー系
    を動作させ、前記少なくとも一つのワイパー・ブレード
    が停止位置から離れ、風防ガラスを拭き、少なくとも一
    回風防ガラスの監視している部分を通過し、 前記少なくとも一つのワイパー・ブレードがワイパー動
    作サイクルの間の最後に風防ガラスの監視している部分
    を通過した後、第一センサ値を決定し、前記監視してい
    る部分にほぼ湿気がなく、風防ガラス・ワイパー系が監
    視している部分上の湿気と汚れの存在の間を区別できる
    ように、第一センサ値が監視している部分上の汚れの存
    在による可能な最大センサ値以下であり、 第一センサ値に基づき、電源オン・シキイ値と電源オフ
    ・シキイ値を修正し、 修正されたシキイ値に基づき、ワイパー系を制御して、
    監視している部分上の湿気の存在のみでワイパー系を動
    作させる、から成る、車両の風防ガラス・ワイパー系を
    制御する方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つのワイパーと、ワイパ
    ー動作の各サイクルの間にワイパーで拭かれる風防ガラ
    スに設けたセンサとを備え、前記センサが被膜が風防ガ
    ラスの監視している部分上に集まると変わる値を有する
    センサ値を発生し、下記の過程、 風防ガラス・ワイパー系の開始動作のために、センサ信
    号に基づく接続シキイ値を決め、 操作の第一モードの風防ガラス・ワイパー系の停止動作
    のために、センサ信号に基づき第一遮断シキイ値を決
    め、 操作の第二モードの風防ガラス・ワイパー系の停止動作
    のために、センサ信号に基づき第二遮断シキイ値を決め
    る、から成る、車両の風防ガラス・ワイパー系を制御す
    る方法。
  11. 【請求項11】 操作の第一モードは間欠操作モードで
    あり、このモードでは、風防ガラスを横切るワイパーの
    連続ワイパー動作が所定の時間遅延によって分離されて
    いて、操作の第二モードは連続操作モードであり、この
    モードでは、風防ガラスを横切るワイパーの連続ワイパ
    ー動作が所定の時間遅延によって分離されたいない請求
    項10の方法。
  12. 【請求項12】 間欠ワイパー動作モードの遮断シキイ
    値は、接続シキイ値より大きい値を有する請求項11の
    方法。
  13. 【請求項13】 連続ワイパー動作モードの遮断シキイ
    値は、間欠ワイパー動作モードの遮断シキイ値より大き
    い値を有する請求項11の方法。
  14. 【請求項14】 更に、センサの値が連続操作モードの
    遮断シキイ値以上になっても、ワイパー系が少なくとも
    一つの付加的なワイパー動作サイクルの間動作するよう
    に、連続モードの操作後に風防ガラス・ワイパー系の操
    作を維持する過程を有する請求項11の方法。
  15. 【請求項15】 更に、センサ信号に基づき、大体の確
    率をもって風防ガラス上の被膜の存在を示す所定値を有
    する干渉シキイ値を決める過程を有する請求項10の方
    法。
  16. 【請求項16】 接続シキイ値は可変量であり、更に、
    センサ信号が干渉シキイ値以下になる値を有する時、最
    初の値から所定の間隔で接続シキイ値を増加させる過程
    を有する請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 前記増加過程は、センサ信号が干渉レ
    ベル以下であるが、接続シキイ値以上である時間周期に
    基づき、変わる割合で接続シキイ値を増加させる請求項
    16の方法。
  18. 【請求項18】 干渉シキイ値以下に低下した後、特定
    な期間内で、センサ信号が再び干渉シキイ値以上になる
    と、最初の値に接続シキイ値を減少させる過程を有する
    請求項17の方法。
  19. 【請求項19】 接続シキイ値は最適に清浄な風防ガラ
    スによるセンサ信号の約 93 %の値を有する請求項10
    の方法。
  20. 【請求項20】 間欠操作モードの遮断シキイ値は接続
    シキイ値は最適に清浄な風防ガラスによるセンサ信号の
    約 95 %の値を有する請求項10の方法。
  21. 【請求項21】 連続操作モードの遮断シキイ値は接続
    シキイ値は最適に清浄な風防ガラスによるセンサ信号の
    約 97 %の値を有する請求項10の方法。
  22. 【請求項22】 干渉シキイ値は最適に清浄な風防ガラ
    スによるセンサ信号の約 98 %の値を有する請求項15
    の方法。
  23. 【請求項23】 少なくとも一つの風防ガラス・ワイパ
    ーと、各ワイパー動作サイクルの間いワイパーによって
    拭かれる風防ガラスの位置を監視するため風防ガラスに
    組み込んだ光電センサとを有し、前記センサが赤外線を
    放出する赤外線送信器と、放出された赤外線を受信する
    赤外線受信器とを有し、被膜が風防ガラスの監視してい
    る部分上に集まるに従い、変わる値を有する信号を前記
    センサが発生し、下記過程、 センサ信号に基づき、複数の第一値を有するデータ窓を
    設定し、 上限シキイ値と下限シキイ値によって決まる複数の第二
    値を有する測定範囲をデータ窓内で設定し、 センサ信号が測定範囲外の値を有するなら、赤外線送信
    器によって放出された赤外線の増幅率を修正する、から
    成る、車両の風防ガラス・ワイパー系を制御する方法。
  24. 【請求項24】 修正過程は、センサ信号が下限シキイ
    値以下の値を有するなら、放出された赤外線の増幅率を
    増加させることを含む請求項23の方法。
  25. 【請求項25】 修正過程は、センサ信号が上限シキイ
    値以上の値を有するなら、放出された赤外線の増幅率を
    減少させることを含む請求項23の方法。
  26. 【請求項26】 修正過程は、赤外線受信器によって受
    信される赤外線を増幅することを含む請求項23の方
    法。
  27. 【請求項27】 修正過程は、ワイパーモータを止めた
    時に完了する請求項23の方法。
  28. 【請求項28】 少なくとも一つの風防ガラス・ワイパ
    ーと、各ワイパー動作サイクルの間いワイパーによって
    拭かれる風防ガラスの位置を監視するため風防ガラスに
    組み込んだ光電センサとを有し、前記センサが赤外線を
    放出する赤外線送信器と、放出された赤外線を受信する
    赤外線受信器とを有し、被膜が風防ガラスの監視してい
    る部分上に集まるに従い、変わる値を有する信号を前記
    センサが発生し、下記過程、 センサ信号に基づき、上限と下限によって決まる複数の
    第一値を有するデータ窓を設定し、 センナ信号がデータ窓以外にある値を有するなら、赤外
    線送信器によって放出された赤外線の増幅率を修正す
    る、から成る、車両の風防ガラス・ワイパー系を制御す
    る方法。
  29. 【請求項29】 修正過程は、センサ信号が下限以下で
    ある値を有するなら、放出された赤外線の増幅率を増加
    させることを含む請求項28の方法。
  30. 【請求項30】 修正過程は、センサ信号が上限以上で
    ある値を有するなら、放出された赤外線の増幅率を減少
    させることを含む請求項28の方法。
  31. 【請求項31】 修正過程は、赤外線受信器によって受
    信された赤外線を増幅することを含む請求項28の方
    法。
  32. 【請求項32】 修正過程は、ワイパーモータが動作す
    ると完了する請求項28の方法。
  33. 【請求項33】 少なくとも一つの風防ガラス・ワイパ
    ーと、各ワイパー動作サイクルの間いワイパーによって
    拭かれる風防ガラスの位置を監視するため風防ガラスに
    組み込んだ光電センサとを有し、前記センサが赤外線を
    放出する赤外線送信器と、放出された赤外線を受信する
    赤外線受信器とを有し、被膜が風防ガラスの監視してい
    る部分上に集まるに従い、変わる値を有する信号を前記
    センサが発生し、下記過程、 センサ信号に基づき、上限と下限によって決まる複数の
    第一値を有するデータ窓を設定し、 上限シキイ値と下限シキイ値によって決まる複数の第二
    値を有する測定範囲をデータ窓内で設定し、 ワイパーモータが止まった時に、センサ信号が測定範囲
    外の値を有するなら、赤外線送信器によって放出される
    赤外線の増幅率を修正し、 ワイパーモータが動作した時に、センサ信号がデータ窓
    外の値を有するなら、赤外線送信器によって放出される
    赤外線の増幅率を修正する、から成る、車両の風防ガラ
    ス・ワイパー系を制御する方法。
  34. 【請求項34】 ワイパーモータが止まった時に、セン
    サ信号が測定範囲外の値を有するなら、赤外線送信器に
    よって放出される赤外線の増幅率を修正する過程は、セ
    ンサ信号が下限シキイ値以下の値を有するなら、放出さ
    れた赤外線の増幅率を増加させることを含む請求項33
    の方法。
  35. 【請求項35】 ワイパーモータが止まった時に、セン
    サ信号が測定範囲外の値を有するなら、赤外線送信器に
    よって放出される赤外線の増幅率を修正する過程は、セ
    ンサ信号が上限シキイ値以上の値を有するなら、放出さ
    れた赤外線の増幅率を減少させることを含む請求項33
    の方法。
  36. 【請求項36】 ワイパーモータが動作した時に、セン
    サ信号がデータ窓外の値を有するなら、赤外線送信器に
    よって放出される赤外線の増幅率を修正する過程は、セ
    ンサ信号が下限以下の値を有するなら、放出された赤外
    線の増幅率を増加させることを含む請求項33の方法。
  37. 【請求項37】 ワイパーモータが動作した時に、セン
    サ信号がデータ窓外の値を有するなら、赤外線送信器に
    よって放出される赤外線の増幅率を修正する過程は、セ
    ンサ信号が上限以上の値を有するなら、放出された赤外
    線の増幅率を減少させることを含む請求項33の方法。
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