JPH06198990A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH06198990A
JPH06198990A JP36003492A JP36003492A JPH06198990A JP H06198990 A JPH06198990 A JP H06198990A JP 36003492 A JP36003492 A JP 36003492A JP 36003492 A JP36003492 A JP 36003492A JP H06198990 A JPH06198990 A JP H06198990A
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Tetsuya Nakajima
哲也 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音の低減を図ることができ、又、非使用時
に全体をコンパクトにすることが可能で、かつ、取扱性
を向上させることが可能な印字装置を提供することを目
的とする。 【構成】 装置本体において手前側にプラテンを配置す
るとともに、プラテンの後方に印字ヘッドを配置し、手
前からみて用紙の裏面側に印字するように構成したもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置に係り、特
に、手差し給紙機構と自動給紙機構(ASF)の両方を
備えたものにおいて、そのレイアウトを工夫することに
より、印字騒音の低減、装置のコンパクト化、取扱性の
向上等を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】印字装置としては、例えば、図14に示
すようなものがある。まず、装置本体201があり、こ
の装置本体201内には、プラテン203、このプラテ
ン203に対向する側に配置された印字ヘッド205が
設置されている。上記プラテン203の下方には、ピン
チローラ207、ローラ209、用紙検出センサ211
等が配置されている。又、上記印字ヘッド205はキャ
リッジ213上に搭載されていて、このキャリッジ21
3はガイドシャフト215a、215bに沿って紙面に
直交する方向に移動するようになっている。よって、印
字ヘッド205もキャリッジ213の移動に伴って紙面
に直交する方向に移動するものである。上記装置本体2
01上にはASF215が搭載されているとともに、手
差し給紙機構として手差しガイド部材217が搭載され
ており、さらに、排紙スタッカ219が設置されてい
る。
【0003】上記構成によると、ASF215又は手差
しガイド部材217より供給された用紙は、図中矢印で
示すように、ピンチローラ207とプラテン203の間
を通って、プラテン203に巻き付けられるようにし
て、プラテン203の上側に搬送される。その途中で印
字ヘッド205により所定の印字が行われ、排紙スタッ
カ219側に排出されることになる。
【0004】又、上記構成の印字装置とは別に図15に
示すような印字装置もある。これは、いわゆる水平型プ
リンタと称されるものであり、装置本体301内に配置
されたプラテン303に対して、上方位置に印字ヘッド
305が設置されている。そして、図中左側にASF3
07が設置されていて、このASF307の上方には手
差し給紙機構309が設置されている。図中符号311
は手差し給紙機構309のテーブルを示している。又、
図中右側には排紙トレイ313が設置されている。又、
プラテン303の前後には搬送ローラ機構315、31
7がそれぞれ設置されている。
【0005】上記構成において、まず、用紙経路が双方
向の場合の作用について説明する。例えば、手差し給紙
機構309のテーブル311を使用して一枚の用紙を供
給し、印字ヘッド305により上方から印字を行う。印
字終了後は、用紙を再度手前側に戻すように排紙する。
これが、用紙経路が双方向の場合である。これに対し
て、用紙経路が一方向の場合であるが、例えば、ASF
307より用紙を供給し、印字ヘッド305により上方
から印字を行う。印字が終了した用紙はそのまま図中右
側の排紙トレイ314に排紙される。多数枚の用紙に順
次印字を行う場合には、このような一方向印字が行われ
ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、図14に示した構成
の印字装置の場合には次のような問題があった。 (1) まず、印字時の騒音の問題があった。すなわち、図
14において、左側が使用者が位置する前面側になる
が、印字ヘッド205が使用者にとって手前側に位置す
るために、印字ヘッド205の移動時の音、印字時の打
音等が大きく響くことになってしまい、例えば、開閉自
在な蓋体等により遮蔽したとしてもそれによる遮音には
限度があった。 (2) 次に、印字終了後に排紙スタッカ219上に排紙さ
れた用紙の上端等にカールが生じてしまうという問題が
あった。これは、プラテン203に用紙を巻き付けた事
が原因で発生し、それに伴い二重巻き込みという問題も
生じてくる。排紙スタッカ219が比較的小さくて、排
紙された用紙を全面で保持するようになっていないこと
も原因となっているとともに、用紙を排紙スタッカ21
9上に立てた状態で捕集する構成がその原因になってい
た。図に示す構成の場合には、排紙された用紙の先端部
は排紙スタッカ219の上方にはみ出して、手差しガイ
ド部材217側に持たれ掛かるような状態で保持される
ことになる。又、上記問題は排紙スタッカ219上に排
紙される用紙の量が多くなればなる程顕著であり、よっ
て、従来の場合には比較的頻繁に排紙スタッカ219上
に排紙された用紙を取り除く必要があり、煩雑であっ
た。 (3) 次に、印字は図14中左側、つまり使用者側からみ
て用紙の表側に施され、それがそのままの向きで排紙ス
タッカ219上に排紙されていくことになる(フェイス
アップの排紙)。よって、印字が数頁に及ぶものである
場合には、その頁順が逆になった状態で排紙スタッカ2
19上に積層されていくことになり(第1頁が最下位で
その上に第2頁、第3頁と順次積層されていく)、後で
その順番を変えなければならず、煩雑な作業を余儀なく
されてしまうという問題があった。 (4) 次に、図14に示す印字装置の場合には、ASF2
15側から用紙を供給する場合は勿論のこと、手差しガ
イド部材217より給紙する場合にも、用紙をプラテン
203に巻き付けるようにして搬送する構成になってい
る。例えば、手差しガイド部材217側より、厚手の葉
書や封筒を供給する場合も同様の経路を経ることにな
り、それら葉書や封筒に巻き癖が着いてしまうことはも
とより、紙送り精度が低下してしまうという問題があっ
た。又、それら厚手の用紙を搬送することを想定して、
ピンチローラ207に大きな圧着力が要求され、そのた
め紙送りモータの必要トルクが増大してしまうという問
題があった。 (5) 次に、ASF215における用紙の上面は印字裏面
になることになり、印字する用紙の印字面を目視確認す
ることができないという問題があった。例えば、用紙に
予め罫線等の既印刷部があって、その既印刷部に沿って
所望の印字を行いたい場合があり、その場合にはその既
印刷部を確認して用紙を所定の位置にセットしたいわけ
であるが、上記したように、それがASF215におい
ては下面側に位置することになるので、罫線が印刷され
た面を裏返してセットすることになって確認することが
できないことになり、天地方向等を間違いやすい。又、
そもそも印字面を裏にしてセットすること自体使用者の
感覚とは反対の操作であり間違いが起こりやすいもので
ある。 (6) 又、ASF215、手差しガイド部材217、排紙
スタッカ219は、常に図示するような状態にあり、よ
って、これを梱包して搬送するような場合にも、出っ張
りがあるために全体をコンパクトにすることができない
という問題もあった。これに対しては、それらを外して
梱包することが考えられるが、それでは作業が煩雑にな
ってしまうとともに、複数個の梱包物が発生してしまう
ことになる。 (7) 給紙ホッパ部と排紙スタッカ219が共に装置の上
部にあるため、多量の印字を行う場合、重量のある紙が
高いところに保持されることになり、装置が不安定にな
る傾向があって、多量の用紙を処理するように設計する
ことは困難だった。
【0007】又、図15に示す印字装置の場合には次の
ような問題があった。 (1) まず、この場合にも印字時における騒音の問題があ
った。すなわち、図15において図中左側が使用者の位
置する前面側となり、図14に示す場合のようにその前
面側に印字ヘッドが位置する構成ではないが、それに近
い位置に位置していて、印字ヘッド305の移動時の音
や印字時の打音が大きく響いてしまうからである。特
に、用紙経路(給紙−排紙)を一方向ではなくて双方向
にした場合には、構成上印字部近辺の紙押さえができ
ず、前後の給紙・排紙口を介して打音が直接的に漏れて
くることになり、騒音の問題が顕著になっていた。 (2) 次に、用紙を水平方向に移動させる構成のために、
プラテン303の前後(図15中左右方向)に広いスペ
ースが必要になってしまうという問題があった。 (3) 次に、フェィスアップ排紙のために後で頁順を変え
なければならないこと、梱包時のコンパクト化ができな
いことは、図14に示す印字装置の場合と同じである。 (4) 又、図15に示す印字装置の場合には、用紙経路を
一方向にするか双方向にするかでそれぞれ特有の問題が
生じてしまう。すなわち、一方向にした場合には、印字
後に排紙トレイ311からの用紙の取り出しが面倒であ
ったり(図15に示すように排紙トレイ311を後方に
配置した場合)、逆に、ASF307への用紙の補給が
困難になってしまうという問題があった(逆に、ASF
307を後方に配置した場合)。又、双方向にした場合
には、一旦印字した用紙を戻すことになるので、スルー
プット低下、インクのひきづり汚れが生じてしまうこと
になる。 (5) 又、図15に示す印字装置の場合には、用紙を水平
方向に移動させる構成であって、図14に示す場合のよ
うにプラテンに巻き付ける構成ではないので、プラテン
に巻き付ける場合のような問題は生じないが、例えば、
用紙を手差しで供給する場合、重力を利用できないため
に手作業で所定位置まで押し込む必要があって作業が面
倒であるとともに、場合によっては両手を使用しなけれ
ば用紙が斜めに入ってしまうという問題があった。
【0008】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、まず、騒音の低減を図
ることができ、又、非使用時に全体をコンパクトにする
ことが可能で、かつ、取扱性を向上させることが可能な
印字装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の第1請求項による印字装置は、装置本体にお
いて手前側にプラテンを配置するとともに、プラテンの
後方に印字ヘッドを配置し、手前からみて用紙の裏面側
に印字するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】又、第2請求項による印字装置は、装置本
体と、上記装置本体内であって手前側に配置されたプラ
テンと、上記装置本体内であって上記プラテンの後方に
配置され手前からみて用紙の裏側に印字する印字ヘッド
と、上記装置本体の上方であって手前側に設けられ用紙
をプラテンと印字ヘッドの間に上方より供給する自動給
紙機構と、上記本体の上方であって上記自動給紙機構の
向こう側に設けられ用紙をプラテンと印字ヘッドの間に
直線的に上方より供給する手差し給紙機構と、上記装置
本体の手前側であって上記自動給紙機構の下方に設けら
れ印字部を通過した用紙をフェイスダウンの状態で積層
・捕集する排紙トレイと、を具備したことを特徴とする
ものである。その際、自動給紙機構、手差し給紙機構、
排紙トレイは、装置本体に対して収納可能に設けること
が考えられる。又、プラテンの下方には排紙機構が設置
して、この排紙機構は印字部を通過した用紙を排紙トレ
イに対して斜めに排紙するようにすることが考えられ
る。又、排紙トレイに排紙される用紙の先端位置を規制
するペーパーアジャスタを用紙の排紙方向に移動可能に
設けることが考えられる。
【0011】
【作用】まず、本願発明による第1請求項の印字装置の
場合には、図1に示すように、装置本体Aにおいて、使
用者が位置する手前側(図1中右側)にプラテンBを配
置し、その向こう側に印字ヘッドCを配置するものであ
る。つまり、従来からの印字装置の常識を越えて、用紙
Dの裏面側より印字ヘッドCにより印字を行うようにし
たものである。それによって、印字ヘッドCは使用者側
からみて離間した場所に位置することになり、印字ヘッ
ドCの移動時の音や印字時の打音に起因した騒音が低減
されることになる。
【0012】又、第2請求項による印字装置は、第1請
求項による印字ヘッドCとプラテンBの位置関係に基づ
いて、自動給紙機構E、手差し給紙機構F、排紙トレイ
Gの位置を工夫したものである。自動給紙機構E、手差
し給紙機構F、排紙トレイGの位置関係は、基本的には
図1に示すようなものとなる。自動給紙機構Eより供給
される用紙Dは、プラテンBに上方から巻きついてい
き、そのまま下方の排紙トレイG上に排紙される。又、
手差し給紙機構Fより供給される用紙はプラテンBに巻
き付くことなくそのまま下方の排紙トレイGに排紙され
る。このように構成することにより各種問題を解消して
その取扱性を向上させることができる。その際、自動給
紙機構、手差し給紙機構、排紙トレイは、装置本体に対
して収納可能に設けた場合には(図1ではその一例とし
て自動給紙機構Eと手差し給紙機構Fについてはヒンジ
H、Iを介して回動可能に構成し、排紙トレイGについ
ては水平方向にスライド収納可能に構成している)、梱
包時に全体がコンパクトになり、少なくとも梱包作業を
困難にするような出っ張りをなくすことができる。又、
プラテンBの下方には排紙機構Kが設置して、この排紙
機構Kは印字部Lを通過した用紙Dを排紙トレイGに対
して斜めに排紙するようにした場合には、排紙された用
紙Dがフェイスダウンの状態で、排紙トレイG上に整然
と積層されていく。又、ペーパーアジャスMを設けるこ
とにより、用紙Dのサイズに応じてその先端位置を規制
することができる。
【0013】
【実施例】以下、図2乃至図13を参照して本発明の一
実施例を説明する。図2は本実施例による印字装置の外
観を示す斜視図であり、まず、装置本体としてのケース
1があり、このケース1内には各種の機構部が内蔵され
ている。これら機構部の構成については後で詳細に説明
する。上記ケース1の上面側であって前部側(図中左
側)には、ASF用の用紙ホルダ3が設置されている。
この用紙ホルダ3は、ヒンジ部5を介して、図中矢印a
で示す方向に回動自在に取付けられている。図2に示す
状態は非使用時の状態であり、使用する場合には、これ
を図2中手前側に起こして、図6に示すような状態にす
る。尚、ASFの他の主要機構部品はケース1内に内蔵
された構成になっている。
【0014】又、ケース1の上面側であって後部側(図
中右側)には、手差し給紙機構の用紙ホルダ7が取付け
られている。この用紙ホルダ7もヒンジ部9を介して、
図中矢印bで示す方向に回動自在に取付けられている。
図2に示す状態は非使用時の状態であり、使用する場合
には、これを図2中手前側に起こして、図6に示すよう
な状態にする。又、用紙ホルダ7は、左右両側に用紙を
差し込む溝11a、11bを備えていて、これら溝11
a、11bに沿って用紙を差し込むものである。尚、こ
の手差し給紙機構についても、その他の主要構成部品は
ケース1内に内蔵された構成になっている。
【0015】ケース1の前面側であって下部には、排紙
トレイ13が取付けられている。ASF又は手差しによ
り供給され所定の印字を施された用紙は、この排紙トレ
イ13の中に排紙されることになる。上記排紙トレイ1
3は、図2に示すように、使用時には図中仮想線で示す
ような位置に引き出され、非使用時にはケース1内に収
納されるようになっている。又、ケース1の上面であっ
て図2中右側には、各種操作スイッチ類15が設置され
ている。又、ケース1の前面側であって図中左端にはオ
ン・オフスイッチ17が設置されている。尚、ケース1
を含めた外観の構成についてはあくまで一例である。
【0016】次に、ケース1内の各種機構部の構成につ
いて説明していく。まず、図3に示すように、キャリッ
ジ19がガイドシャフト21に沿って図中左右方向に移
動可能に設置されている。このキャリッジ19上には印
字ヘッド23が搭載されているとともに、インクリボン
カセット25が搭載されている。このインクリボンカセ
ット25にはインクリボン27が収容されていて、この
インクリボン27を挟んで印字ヘッド23により叩くこ
とにより、用紙(図3中仮想線で示す)29に所定の印
字を施すものである。
【0017】上記印字ヘッド23に対向する側にはプラ
テン31が回転可能に設置されている。又、プラテン3
1の図3中手前側には一対のピンチローラ33a、33
bが設置されている。用紙29は、上記プラテン31
と、ピンチローラ33a、33bとの間に、図3中上方
より供給され、プラテン31の図3中下側を通って搬送
されていく。その際、上記印字ヘッド23により所定の
印字が施されるものである。又、本実施例による印字装
置の場合には、使用者からみて前面側にプラテン31が
配置されているとともに、その後方に印字ヘッド23が
配置されるような構成になっている。そして、従来の印
字装置とは異なり、用紙29の先端が印字ヘッド23に
対して上方より供給されてくるので、文字を印字する場
合に逆文字を印字するようになる(使用者からみて用紙
29の裏面側に印字される)。つまり、印字ヘッド23
におけるピン配列が1乃至24ピン配列ではなく、24
乃至1ピン配列になっている。尚、上記ピンチローラ3
3a、33bについては、その配置等を中心にして後で
詳しく説明する。
【0018】次に、上記ASF及び手差しにより給紙を
行うための構成について説明する。図4に示すように、
まず、紙送りの駆動源となるPFモータ35が設置され
ていて、このPFモータ35にはギヤ37が同軸に固着
されている。上記ギヤ37にはギヤ39が噛合してい
て、このギヤ39にはギヤ41が同軸に固着されてい
る。このギヤ41にはプラテン駆動ギヤ43が噛合して
おり、このプラテン駆動ギヤ43を介してプラテン31
を回転させる。又、上記プラテン駆動ギヤ43にはギヤ
45が噛合していて、このギヤ45に給紙ローラ駆動ギ
ヤ47が噛合している。この給紙ローラ駆動ギヤ47に
給紙ローラ49が同軸に固着されている。よって、上記
PFモータ35を正転駆動させることにより、上記各種
ギヤを介して、プラテン31と給紙ローラ49を正転駆
動させることができる。尚、上記給紙ローラ49に対向
する側には別の給紙ローラ51が配置されている。
【0019】又、上記給紙ローラ49、51は、既に述
べた手差し用の給紙ホルダ7より手差しにより供給され
た用紙29を搬送するためのものである。すなわち、手
差し用の給紙ホルダ7より用紙29を手差しにより供給
すると、ペーパーガイド53a、53bの間を通って、
用紙29の先端が給紙ローラ49、51の接触点位置ま
で差し込まれた状態となる。そこからは、給紙ローラ4
9、51の作用により搬送されていくことになる。上記
給紙ローラ49、51、ペーパーガイド53a、53b
は、手差し給紙機構の構成部品である。
【0020】上記PFモータ35の回転は、ASF側に
も伝達されるようになっている。すなわち、ギヤ43に
は別のギヤ55が同軸に固着されていて、このギヤ55
にはギヤ57が噛合している。又、上記ギヤ57にはギ
ヤ59が噛合していて、このギヤ59にはギヤ61が噛
合している。上記ギヤ59にはクラッチレバー63が取
付けられている。上記クラッチレバー63の先端は円弧
状に形成されていて、係止部65が形成されている。こ
の係止部65も円弧状に形成されている。又、前記ギヤ
61はクラッチレバー63に植設された軸に回転自在に
支持され、ギヤ59に対する遊星ギヤになっている。
【0021】一方、電磁ソレノイド67が設置されてい
て、この電磁ソレノイド67にはトリガー69が吸引・
離脱可能に近接配置されている。上記トリガー69は電
磁ソレノイド67が非励磁状態のときには、コイルスプ
リング71によって引き付けられることになるので、図
4中実線で示すような状態となる。それによって、トリ
ガー69の先端の係止部69aがクラッチレバー63の
係止部65に係合可能な状態となる。これに対して、電
磁ソレノイド67が励磁状態になると、コイルスプリン
グ71のスプリング力に抗して引き離され、図4中仮想
線で示すような状態となる。それによって、トリガー6
9の先端の係止部69aがクラッチレバー63の係止部
65に係合不可能な状態となる。
【0022】そして、PFモータ35側の正転がギヤ5
9及び61に伝達されている状態で、トリガー69の係
止部69aとクラッチレバー63の係止部65との係合
が解除されると、クラッチレバー63は図4中実線で示
す状態から仮想線で示す状態に変化する。それによっ
て、ギヤ61がギヤ73に噛合することになる。上記ギ
ヤ73にはピックアップローラ駆動ギヤ75が噛合して
いて、このピックアップローラ駆動ギヤ75が正転する
ことになる。このピックアップローラ駆動ギヤ75が正
転すると、ASF側のピックアップローラ77が正転し
始め、それによって、ASFの給紙ホルダ3に収容され
ている用紙29が分離・搬送されることになる。
【0023】これに対して、PFモータ35側の正転が
ギヤ59及び61に伝達されている状態で、トリガー6
9の係止部69aとクラッチレバー63の係止部65と
が係合していると、クラッチレバー63は実線の状態の
ままであるので、ギヤ73側には回転が伝達されること
はなく、よって、ASF側の給紙動作が行われることは
ない。又、クラッチレバー63が仮想線で示す状態にあ
って、ASF側による給紙動作が行われている場合に、
PFモータ35を逆転させると、クラッチレバー63が
仮想線で示す状態から実線で示す状態に移行することに
なるので、ASF側による給紙動作は停止する。又、そ
の際、電磁ソレノイド67が非励磁の状態にあれば、ト
リガー69の係止部69aがクラッチレバー63の係止
部65に係合し、それによって、図4中実線で示すよう
な状態になる。つまり、クラッチレバー63の先端が円
弧状に形成されているので、トリガー69の係止部69
aに対して円滑に摺接していって、これをコイルスプリ
ング71のスプリング力に抗して押し退けていく。そし
て、上記係止部69aが係止部65に係合することにな
る。
【0024】次に、上記ピックアップローラ77を中心
とした分離パッド機構の構成を説明する。図7に示すよ
うに、ピックアップローラ77の対向する側には、摩擦
部材79が設置されていて、この摩擦部材79はコイル
スプリング81によってピックアップローラ77方向に
押し付けられている。又、給紙ホルダ3側であるが、支
持板83があり、この支持板83はコイルスプリング8
5によって、図7中上方に付勢されている。上記支持板
83上に複数枚の用紙29が積層された状態で収容され
ている。そして、ピックアップローラ77の回転によ
り、最上位に位置する用紙29が取り出されて、ピック
アップローラ77と摩擦部材79との間を通って搬送さ
れていく。その際、仮に、二枚以上の用紙29が重送さ
れかけた場合には、上記摩擦部材79の作用により阻止
され、最上位に位置する用紙29のみが搬送されていく
ことになる。このような作用により重送を防止するよう
にしている。以上がASFの主要構成部品の構成であ
る。
【0025】又、PFモータ35の回転は排紙手段にも
伝達されるようになっている。すなわち、図4に示すよ
うに、ギヤ57にはギヤ87が同軸に固着されている。
このギヤ87にはギヤ89が噛合していて、このギヤ8
9にはプーリ91が同軸に固着されている。又、このプ
ーリ91に離間する位置には別のプーリ93が配置され
ていて、これら両プーリ91、93には搬送ベルト95
が巻回されている。又、上記プーリ91には排紙ローラ
103が同軸に固着されているとともに、この排紙ロー
ラ103に対向する側には別の排紙ローラ105が設置
されている。よって、PFモータ35が正転するとギヤ
91が正転し、それによって、搬送ベルト95がループ
状に正転することになる。それによって、印字を施され
た用紙29を排紙トレイ13側に排紙するものである。
尚、図中符号97、99、101は用紙29を案内する
用紙ガイドである。
【0026】上記排紙ローラ105は、用紙ガイド10
1に取付けられた図示しないスプリングによって、排紙
ローラ103側に押し付けられている。又、排紙ローラ
103、105の取付位置から給紙ローラ49、51間
での距離、又は、排紙ローラ103、105の取付位置
からピンチローラ33a、33bまでの距離は、略10
0mm程度に設定されている。これは、葉書等の短い用紙
29に対応するためである。又、排紙ローラ103の外
径は、プラテン31や給紙ローラ49の送り量に対し
て、1.05乃至1.1倍の送り量になるように設定さ
れている。それによって、用紙29の弛みを防止するよ
うにしている。
【0027】又、既に述べた排紙機構には、ガイドフィ
ルム108が取付けられている。このガイドフィルム1
08によって用紙29が搬送ベルト95に押し付けられ
排出される。又、図4及び図6に示すように、ガイド部
材102には除電テープ104が取付けられていて、用
紙29の静電気はこの除電テープ104によって除電さ
れる。静電気を除電された用紙29は、図6中A地点に
向かって排出され、そこからペーパーアジャスタ106
側へ進行方向を変え、排紙トレイ13上を滑りながら進
む。ペーパーアジャスタ106は、図6中仮想線で示す
ように、使用紙の全長に合わせて任意に設定可能なた
め、用紙先端がペーパーアジャスタ106に衝突する
と、用紙後端は用紙29がガイドフィルム108を離れ
る点から図6中B地点に確実に落ちるように設定されて
いる。これによって、重なり合うことがないフェイスダ
ウンの用紙ストックが可能になる。
【0028】次に、用紙検知手段の構成を説明する。本
実施例の場合には、手差し側より供給される用紙29
と、ASF側より供給される用紙29の両方を、単一の
用紙検出手段によって検出するようにしている。すなわ
ち、図5及び図6に示すように、まず、第1紙無し検知
レバー107が支点109を中心にして回動自在に取付
けられている。上記第1紙無し検知レバー107は略L
字状をなしていて、検知片107aと連結片107bと
から構成されている。上記検知片107aは手差しによ
る給紙側に出没可能に配置されている。上記第1紙無し
検知レバー107とは別に、第2紙無し検知レバー11
1が支点113を中心にして回動自在に設置されてい
る。この第2紙無し検知レバー111は略コ字状をなし
ていて、作用片111a、中間片111b、連結片11
1cとから構成されている。第2紙無し検知レバー11
1の中間片111bは、ASF側給紙経路中に出没可能
に配置されている。
【0029】第1紙無し検知レバー107の連結片10
7bにはピン115が突設されており、一方、第2紙無
し検知レバー111の連結片111cには長穴117が
形成されている。上記ピン115が長穴117に相対的
に移動可能に係合することにより、第1紙無し検知レバ
ー107と第2紙無し検知レバー111とが連結されて
いる。又、フォトセンサ117が設置されていて、上記
第2紙無し検知レバー111の作用片111aはこのフ
ォトセンサ117に対して光を遮る遮蔽板として機能す
ることになる。そして、これら第1紙無し検知レバー1
07及び第2紙無し検知レバー111の普段の状態は、
第2紙無し検知レバー111の自重による時計方向の回
転によって、各レバーの用紙検知部がそれぞれ用紙経路
中に突出した状態となっている。もちろん、自重によら
ずバネ等の手段を用いてこの状態を得る構造として構わ
ないものである。
【0030】例えば、手差し側より用紙29が供給され
た場合には、用紙29によって第1紙無し検知レバー1
07が図5中反時計方向に回動する。それによって、第
2紙無し検知レバー111も同方向に回動する。その結
果、図5中仮想線で示すような状態となる。これによっ
て、第2紙無し検知レバー111の作用片111aがフ
ォトセンサ117の光路より外れることになり、それに
よって、フォトセンサ117によって用紙29があるも
のと検知される。
【0031】これに対して、ASF側より用紙29が供
給される場合には、用紙29によって第2紙無し検知レ
バー111が中間片111bを押し上げられ図5中反時
計方向に回動する。それによって、第2紙無し検知レバ
ー111の作用片111aがフォトセンサ117の光路
より外れることになり、それによって、フォトセンサ1
17がオンとなり、これによって用紙29があるものと
検知される。又、手差しASFの何れからも用紙29が
供給されない場合には、第1紙無し検知レバー107と
第2紙無し検知レバー111の両方が図5中実線で示す
ような状態にある。そして、第2紙無し検知レバー11
1の作用片111aがフォトセンサ117の光路中に位
置し、それによって、フォトセンサ117がオフとなり
これによって用紙29がないものと検知される。
【0032】ところで、ピックアップローラ77と摩擦
部材79とピンチローラ33a、33bとの位置関係に
ついて図8を参照して説明する。図8に示すように、摩
擦部材79の幅寸法を(L1 )とし、一対のピンチロー
ラ33a、33bの間隔を(L)とすると、(L1 )と
(L)との間には次の式(I)に示すような関係があ
る。 L≧L1---- (I) このように構成したのは次のような理由による。すなわ
ち、摩擦部材79の位置を通過してくる用紙29におい
ては、その先端部であって摩擦部材79によって押圧さ
れる部分がカール状に湾曲してくる可能性がある。その
カール状に湾曲した部分は、プラテン31とピンチロー
ラとの間を通過する際に、ピンチローラと干渉して円滑
に搬送されていかないことが懸念されていた。そこで、
摩擦部材79の位置に対して、ピンチローラ33a、3
3bの位置を外すことにより、用紙29の先端部であっ
てカール状に湾曲した部分がピンチローラ33a、33
bの部分に干渉しないようにし、それによって、上記し
たような懸念をなくさんとするものである。
【0033】次に、図9を参照して本実施例による印字
装置の制御装置の構成について説明する。まず、マイク
ロプロセッサユニット(MPU)119があり、このM
PU119は印字装置全体を制御するものであり、RO
M121に予め記憶されているプログラムに沿って動作
する。又、RAM123があり、このRAM123は、
各種の内部情報を格納したり、インターフェィス(I
F)125を介して、ホストコンピュータ127より入
力される印字情報を一時的に記憶しておくものである。
又、EEPROM129が設置されていて、このEEP
ROM129は、電源がオフになったときにも保存を必
要とするような変動情報や各種印字条件等を指定する為
の初期設定情報を記憶するためのものである。又、EE
PROM129に記憶された一連の情報は、電源投入時
に一括してRAM5の作業エリアに転送され、指定され
た条件で起動初期化される。
【0034】又、入力ポート131と、出力ポート13
3と設置されていて、上記入力ポート131を介して、
印字装置の操作パネル上に設置されている各種のパネル
スイッチ135や印字機構の各部に設置されている各種
センサ(例えば、前述したフォトセンサ117)からの
信号を上記MPU119に入力するものである。又、出
力ポート133を介して駆動回路139には各種の制御
信号が出力される。すなわち、キャリッジモータ14
1、PFモータ35、印字ヘッド23、各種のパネLE
D143、電磁ソレノイド67等に対する制御信号が出
力されるものである。
【0035】以上の構成を基に、図10乃至図13のフ
ローチャートを参照して、給紙動作及び排紙動作を中心
にしながら、その作用を説明する。まず、図10は使用
者が操作パネル上の給紙・排紙スイッチ(給紙指示と排
紙指示の機能を兼用している。)を押圧操作したときの
フローチャートで、フォトセンサ117のオフ状態を確
認する(シーケンスS1)。フォトセンサ117がオフ
になっているということは、印字装置内に用紙29が残
留していないことを意味するとともに、今から給紙動作
を行うと判断する。そして、フォトセンサ117がオフ
になっていない場合、すなわち、印字装置内に用紙29
が残留している場合には、排紙動作に移行する(シーケ
ンスS2)。尚、この排紙動作については後で詳しく説
明する。一方、フォトセンサ117がオフになっている
場合には、ステップカウンタの値X(X:PFモータ3
5のステップ数)をクリアする(シーケンスS3)。
【0036】次に、PFモータ35の正転駆動を開始す
る(シーケンスS4)。このPFモータ35の正転駆動
により、手差し又はASFによる給紙が可能な状態にな
る。次に、ステップカウンタの値Xが142ステップに
達するまで、フォトセンサ117のオン・オフの確認を
行う(シーケンスS5、S6)。本実施例ではPFモー
タ35の1ステップは1/180インチの紙送り量に設
定され、上記142ステップとは、手差しにより供給さ
れた用紙29がフォトセンサ117を駆動させる位置ま
でに達するのに充分なステップ数であり、給紙ローラ4
9、51の接触点を起点にしてそこから略20mm程度を
想定した数字である。そこまで紙送りを行ってフォトセ
ンサ117がオンしないということは、手差し側からの
用紙29の供給がないことを意味する。そして、その場
合には、ASF側の給紙動作に移行する。すなわち、電
磁ソレノイド67をオンさせて(シーケンスS10)、
クラッチレバー63を図4中仮想線で示すような状態と
して、PFモータ35からの回転をASF側に伝達する
ものである。
【0037】これに対して、ステップカウンタの値Xが
142ステップに達するまでの間に、フォトセンサ11
7がオンした場合には、手差し側からの給紙があったこ
とを意味する。そして、ステップカウンタ値Xが281
ステップ数に達するまで正転駆動を行う(シーケンスS
7)。この281ステップとは、用紙29の先端が印字
ヘッド23の前に達し印字可能な状態になるまでの用紙
送り量であり、給紙ローラ49、50の位置から39.
7mm送った位置である。次に、PFモータ35を停止さ
せて(シーケンスS8)、印字動作を開始する(シーケ
ンスS9)。
【0038】一方、ASF側からの給紙に切換えた場合
には、シーケンスS10及びシーケンスS11の動作に
よって、PFモータ35側からの回転がASF側に伝達
され、ASF側からの給紙が行われることになる。シー
ケンスS10において、電磁ソレノイド67がオンして
から25ステップ正転駆動する(シーケンスS11)。
25ステップだけ送れば、クラッチレバー63がASF
側に切換わることになり、それを確認してから電磁ソレ
ノイド67をオフにする(シーケンスS12)。クラッ
チレバー63が一旦ASF側に切換われば、電磁ソレノ
イド67をオフにしても、その切換わった状態が保持さ
れている。
【0039】次に、シーケンスS13において、ステッ
プカウンタの値Xがクリアされ、ステップカウタンの値
Xが265ステップに達する間にフォトセンサ117が
オンするか否かの確認が行われる(シーケンスS14、
S15)。上記265ステップとは、それだけ送れば用
紙29の先端がフォトセンサ117をオンさせる位置ま
でに充分に達することになっている。仮に、その間にフ
ォトセンサ117がオンしなかった場合には、PFモー
タ35を停止して(シーケンスS16)、紙無しエラー
を出力し(シーケンスS17)、終了する(シーケンス
S18)。この場合には、ASF側の用紙ホルダ13内
に用紙29がないことになり、表示灯等の表示手段によ
り使用者に用紙29の補給を促す。
【0040】又、ステップカウンタの値Xが265ステ
ップに達する間にフォトセンサ117がオンした場合に
は、ステップカウンタの値Xが335ステップに達する
まで正転駆動が行われ(シーケンスS19)、PFモー
タ35を停止させる(シーケンスS20)。ここに33
5ステップとは、そこまで紙送りすれば用紙29の先端
がピンチローラ33a、33bの所まで達することにな
る(用紙29の先端がピンチローラ33a、33bを通
過する)。次に、PFモータ35を105ステップだけ
逆転駆動させ(シーケンスS21)、停止させる(シー
ケンスS22)。このPFモータ35の逆転駆動によっ
て、クラッチレバー63が図4に実線で示す位置に戻さ
れ、ギヤ73への伝達がなくなり、ピックアップローラ
77の回転駆動は停止され動かない。一方、用紙29は
ピンチローラ33a、33bによって逆送りされるの
で、用紙29の先端がピンチローラ33a、33bとプ
ラテン31の当接位置まで戻されることで、用紙29は
上方に撓んでその復元力にて先端部が上記当接部に食い
込もうとする状態となり、用紙29の先端の整列(スキ
ューとり)が行われる。
【0041】次に、PFモータ35を199ステップ正
転駆動させて(シーケンスS23)、PFモータ35を
停止させる(シーケンスS24)。これによって、用紙
29の頭出しが完了したことになり、その後印字開始と
なる(シーケンスS25)。以上が給紙動作の説明であ
る。
【0042】次に、図11に戻って排紙動作について説
明する。図10において、シーケンスS2とした排紙動
作を詳しく説明するもので、まず、排紙動作を開始する
べく、PFモータ35のステップカウンタの値Xをクリ
アする(シーケンスS26)。次に、PFモータ35を
正転駆動開始させる(シーケンスS27)。そして、ス
テップカウンタの値Xが2520ステップに達する間に
フォトセンサ117がオフ状態になるか否かを確認する
(シーケンスS28、シーケンスS29)。ここに25
20ステップとは、この実施例の印字機構において想定
する最も長い単票紙(14インチ長)に基づくもので、
手差し側に用紙29が残留している場合に、それだけ紙
送りを行えば、用紙29の後端がフォトセンサ117に
よる検出位置より充分に外れるからである。仮に、その
間にフォトセンサ117がオフ状態に移行しなければ、
用紙29は手差し側ではなく、ASF側に残留している
ことになるので、シーケンスS30に移行して、電磁ソ
レノイド67をオン状態にする。
【0043】これに対して、ステップカウンタの値が2
520ステップに達する前にフォトセンサ117がオフ
状態になった場合には、フォトセンサ117がオフにな
った後1100ステップだけ正転駆動して(シーケンス
S31)、PFモータ35を停止し(シーケンスS3
2)、その後、終了する(シーケンスS33)。上記1
100ステップとは、用紙29の後端がフォトセンサ1
17部を通過してから完全に排紙トレイ13上に排出さ
れるのに充分な紙送りを提供するステップ数を意味して
いる。
【0044】一方、手差し側には用紙29が残留してお
らず、ASF側に用紙29が残留していると判断された
場合であるが、電磁ソレノイド67をオンしてから(シ
ーケンスS30)、25ステップ正転駆動する(シーケ
ンスS35)。そして、電磁ソレノイド67をオフにす
る(シーケンスS36)。ここで、電磁ソレノイド67
をオフにしても、クラッチレバー63のASF側への切
換状態はそのまま保持される。シーケンスS28でシー
ケンスS30に分岐した場合は、手差し側ASF側の何
れかの用紙経路の用紙検知部に用紙29は存在している
が、プラテンを駆動し想定された最大長の用紙送りをし
てみても用紙29が検知部から抜けない時であり、推定
される状況はASFから用紙29が繰り出されその用紙
29の先端が用紙検知レバーに作用した直後の位置で停
止していてまだピンチローラ33a、33bに到達して
いない状態であることになる。したがって、次の工程で
は、PFモータ35を250ステップ正転駆動して(シ
ーケンスS37)、用紙29を35mm進める。これによ
り、ASFから繰り出された用紙29がピンチローラ3
3a、33bとプラテン31の当接部に達することにな
る。この送り量は、ASF側の用紙検知レバーの位置か
らピンチローラ33a、33bを過ぎて10数mm程度送
った位置となっている。そして、次に、25ステップの
逆転駆動を行う(シーケンスS38)。これによって、
クラッチレバー63を図4の実線で示す位置に戻し、ギ
ヤ73への駆動伝達を遮断するとともにクラッチレバー
63を前述のようにPFモータ35の逆転駆動によって
トリガー69に係止させる。又、このとき用紙29の先
端は数mm逆送りされることになるが、先に送った250
ステップの正転送りに用紙29の先端が外れないだけの
余裕を設けてあるので特に支承はない。
【0045】次に、ステップカウンタの値数Xをクリア
する(シーケンスS39)。そして、ステップカウンタ
の値Xが2520ステップになる間に、フォトセンサ1
17がオフ状態になるか否かの確認が行われる(シーケ
ンスS40、シーケンスS41)。上記2520ステッ
プとは、用紙29の後端がフォトセンサ117による検
出位置を通過するのに充分な紙送りを提供するステップ
数である。仮に、その間にフォトセンサ117がオフに
ならなかった場合には、PFモータ35を停止させて
(シーケンスS42)、エラー表示を行うとともに(シ
ーケンスS43)、終了する(シーケンスS44)。一
方、ステップカウンタの値Xが2520ステップになる
間に、フォトセンサ117がオフ状態になった場合に
は、1100ステップの正転駆動が行われる(シーケン
スS45)。この1100ステップとは、用紙29が完
全に排紙されるのに充分なステップ数である。1100
ステップの正転駆動が終了するとPFモータ35を停止
させて(シーケンスS46)、その後終了する(シーケ
ンスS47)。
【0046】以上が操作パネル上の給紙・排紙スイッチ
操作時の説明であるが、次に、電源投入時に装置内に既
に用紙29が入っている場合の動作について説明する。
すなわち、図12及び図13に示すように、電源スイッ
チ17を操作して電源をオンにすると(シーケンスS4
8)、フォトセンサ117のオン状態が確認される(シ
ーケンスS49)。フォトセンサ117がオフになって
いる場合、すなわち、用紙29が残留していない場合に
は、通常の立ち上げ動作を行う(シーケンスS50)。
これに対して、フォトセンサ117がオンになっている
場合には、用紙29が残留していることになり、この用
紙29を排出する動作を行う。
【0047】まず、PFモータ35を逆転駆動開始させ
(シーケンスS51)、続いて、25ステップの逆転を
行う(シーケンスS52)。つまり、初期動作として、
まず、ASFが接続状態にあることを想定して、クラッ
チレバー63を解除させるものである。この25ステッ
プの逆転の後に再度フォトセンサ117の状態を確認し
(シーケンスS53)、フォトセンサ117がオフにな
っていないかを確認する。つまり、25ステップだけ逆
方向に紙送りする間に、用紙29の先端がフォトセンサ
117の検出位置を外れたか否かを判別するものであ
る。そして、25ステップの逆転の間に、フォトセンサ
117がオフになった場合には、手差しに用紙29が入
りかけていたことが判明したわけで、さらに、用紙29
を継続して逆方向に紙送りして、用紙29を完全に排出
させて(シーケンスS54)、PFモータ35を停止さ
せて(シーケンスS32)、終了する(シーケンスS3
1)。これに対して、シーケンスS52における25ス
テップの逆転後においても、フォトセンサ117がオフ
にならなかった場合には、逆方向への紙送りでは用紙2
9の排出ができないことを意味し、PFモータ35を停
止させて(シーケンスS55)、既に説明した図11に
おけるシーケンスS26に移行する。つまり、逆方向へ
の紙送りではなくて、正規の方向への紙送りによって用
紙29の排出を行う動作に移行するものである。
【0048】以上が、用紙29の供給・排出動作を中心
にした作用の説明である。次に、ASF側において、ピ
ックアップローラ77及び摩擦部材79により一枚だけ
分離・供給された用紙29が、ピンチローラ33a、3
3bの位置に差し掛かる際の作用について説明する。A
SF側の用紙ホルダ3に積層された状態で収容されてい
る複数枚の用紙29の内、最上位の用紙29のみが、分
離・供給される。これを実現するのが、上記ピックアッ
プローラ77及び摩擦部材79である。つまり、ピック
アップローラ77によって取り出された用紙29は、ピ
ックアップローラ77と摩擦部材79との間を通過し、
その際、二枚以上の用紙29が通過しようとすると、摩
擦部材79の作用により阻止される。それによって、用
紙29の重送を防止するようにしている。
【0049】一方、上記摩擦部材79の作用によって、
用紙29の先端部が部分的に(摩擦部材79により押圧
される部分)カール状態になることがある。用紙29は
そのままの状態で、紙送りされてピンチローラ33a、
33bとプラテン31との間に導入される。その際、用
紙29の先端部のカールした部分がピンチローラの部分
に当接すると、ピンチローラと干渉してしまって、ピン
チローラとプラテンとの間に円滑に導入されていかない
ことが懸念される。本実施例の場合には、ピンチローラ
33a、33bが、摩擦部材79の位置に対して外れた
位置に配置されている。すなわち、ピンチローラ33
a、33bの内側端の距離(L)が、摩擦部材79の幅
(L’)より大きくなるように設定されている。つま
り、摩擦部材79によりカールした用紙29の先端部
が、ピンチローラ33a、33bの位置に当接しないよ
うに構成している。よって、用紙29の先端部のカール
した部分がピンチローラ33a、33bと干渉して、ピ
ンチローラ33a、33bとプラテン31との間に円滑
に導入されていかないといった事態の発生を防止するこ
とができる。
【0050】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。 (1) まず、印字時における騒音の低減を図ることができ
る。これは、使用者が位置する手前からみて、手前にプ
ラテン31を配置し、その後方に印字ヘッド23を配置
して、用紙29の裏面側より印字を行うように構成した
からである。又、印字時にプラテン31や印字ヘッド2
3が設置されているの部分が開閉自在な蓋体により遮蔽
されることは勿論である。 (2) 次に、複数頁にわたって用紙29に印字を行って排
出する場合に、排紙トレイ13において、頁順に下向き
になった状態で積層されるので(フェィスダウンの排
紙)、印字後に頁順を入れ換えるようなことは不要であ
り、煩雑な頁入替え作業をなくすことができる。又、印
字された用紙29は排紙トレイ13上に全面で支持され
た状態で積層されるので、従来の排紙スタッカのように
排紙された用紙の端部にカールが生じて二重巻き込みし
てしまうようなこともない。又、排紙機構により用紙を
排紙トレイ13に対して斜めに排紙するようにしている
ので、用紙を排紙トレイ13上に整然と積層させること
ができる。又、排紙トレイ13にはペーパーアジャスタ
106があり、用紙29のサイズに応じてその先端規制
位置を調整できるので、様々な大きさの用紙29に対し
て対応できる。又、多量の印字を行った際も、排紙スタ
ッカが装置の底部に位置しているので、装置が不安定に
なることもなく、多量の用紙の処理が可能になった。 (3) 次に、手差し給紙機構の用紙ホルダ7においては、
用紙29が直線状に供給されて、プラテン31に巻きつ
くようなこともなく排紙されるので、葉書や封筒等の厚
手の用紙に印字を行う場合でも、それらに巻き癖がつい
てしまったり、又、ピンチローラに大きな圧接力が要求
されることもない。又、この手差し給紙機構の用紙ホル
ダ7を介しての給紙は、用紙29を重力を利用して供給
する構成になっているので、用紙29を供給する場合に
も大きな用紙送り力を必要とすることはなく、よって、
給紙に使用する各種機構部品(例えば、紙送りローラ4
9、51等)としてもその仕様(押し付け力等)が緩和
されることになり、コストの低減を図ることができる。 (4) 次に、ASFの用紙ホルダ3、手差し給紙機構の用
紙ホルダ7は非使用時には装置本体1側に折り畳んで収
納状態にすることができ、かつ、排紙トレイ13につい
ても、装置本体1側にスライド収納可能に構成されてい
るので、非使用時には全体がコンパクトになって出っ張
りがない状態にすることができる。よって、梱包時等に
も好都合である。 (5) 次に、ASFの用紙ホルダ3において、用紙29の
印字面が上方を指向した状態で積層されているので、例
えば、既印字部の確認も可能となり、用紙29を所定の
位置でセットする上で効果的である。又、ASFの用紙
ホルダ3における用紙29の残量確認も容易である。
又、手差し給紙機構の用紙ホルダ7もASFの用紙ホル
ダ3もケース1に対して上方に位置しているので、その
取扱が容易であって、例えば、用紙29の補給作業も簡
単である。
【0051】尚、本発明は前記一実施例に限定されるも
のではない。例えば、ASFの用紙ホルダ、手差し給紙
機構の用紙ホルダ、排紙トレイの装置本体に対する収納
構成は、図示したもの以外にも種々考えられる。要は、
非使用時に出っ張りを少なくして全体をコンパクトにす
ることができればよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による印字装
置によると、まず、装置本体Aにおいて、使用者が位置
する手前側にプラテンを配置し、その向こう側に印字ヘ
ッドを配置し、従来からの印字装置の常識を越えて、用
紙の裏面側より印字ヘッドにより印字を行うようにした
ので、印字ヘッドは使用者側からみて離間した場所に位
置することになり、それによって、印字ヘッド移動時の
音や印字時の打音に起因した騒音を低減することができ
る。又、上記印字ヘッドとプラテンの位置関係に基づい
て、自動給紙機構、手差し給紙機構、排紙トレイの位置
を工夫したことにより、使いがってが向上しその取扱が
容易になった。又、自動給紙機構、手差し給紙機構、排
紙トレイを、装置本体に対して収納可能に設けたことに
より、非使用時には全体をコンパクトにすることができ
るので、梱包時等も好都合である。さらに、排紙機構に
より用紙を排紙トレイに対して斜めに排紙することによ
り、排紙トレイ上に用紙を整然と積層させていくことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印字装置の構成を示すクレーム対
応図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で印字装置の外観を
示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図で印字装置の構成を
示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す図で給紙・排紙機構の
構成を示す側面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す図で用紙の有無を検出
するための検出手段の構成を示す側面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す図で用紙の有無を検出
するための検出手段の構成を中心にして示す印字装置の
側面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す図でASFの分離パッ
ド機構の構成を示す側面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す図で分離パッド機構の
摩擦部材の幅とピンチローラの内側端間の距離との関係
を示す図である。
【図9】本発明の一実施例を示す図で印字装置の制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の一実施例を示す図で給紙動作を説明
するためのフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例を示す図で排紙動作を説明
するためのフローチャートである。
【図12】本発明の一実施例を示す図で電源投入時の初
期動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の一実施例を示す図で初期動作から排
紙動作に移行する動作を説明するためのフローチャート
である。
【図14】従来例を示す図で印字装置の構成を示す図で
である。
【図15】従来例を示す図で印字装置の構成を示す図で
である。
【符号の説明】
3 用紙ホルダ(ASF側) 7 用紙ホルダ(手差し側) 29 用紙 35 PFモータ(紙送りモータ) 49 紙送りローラ 51 紙送りローラ 77 ピックアップローラ 79 摩擦部材 107 第1紙無し検知レバー 111 第2紙無し検知レバー 117 フォトセンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体において手前側にプラテンを配
    置するとともに、プラテンの後方に印字ヘッドを配置
    し、手前からみて用紙の裏面側に印字するように構成し
    たことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 装置本体と、上記装置本体内であって手
    前側に配置されたプラテンと、上記装置本体内であって
    上記プラテンの後方に配置され手前からみて用紙の裏側
    に印字する印字ヘッドと、上記装置本体の上方であって
    手前側に設けられ用紙をプラテンと印字ヘッドの間に上
    方より供給する自動給紙機構と、上記本体の上方であっ
    て上記自動給紙機構の向こう側に設けられ用紙をプラテ
    ンと印字ヘッドの間に直線的に上方より供給する手差し
    給紙機構と、上記装置本体の手前側であって上記自動給
    紙機構の下方に設けられ印字部を通過した用紙をフェイ
    スダウンの状態で積層・捕集する排紙トレイと、を具備
    したことを特徴とする印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の印字装置において、自動
    給紙機構、手差し給紙機構、排紙トレイは、装置本体に
    対して収納可能に設けられていることを特徴とする印字
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の印字装置に
    おいて、プラテンの下方には排紙機構が設置されてい
    て、この排紙機構は印字部を通過した用紙を排紙トレイ
    に対して斜めに排紙するものであることを特徴とする印
    字装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3又は請求項4記載
    の印字装置において、排紙トレイは排紙される用紙の先
    端位置を規制するペーパーアジャスタを用紙の排紙方向
    に移動可能に備えていることを特徴とする印字装置。
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