JPH0619890U - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH0619890U
JPH0619890U JP6255992U JP6255992U JPH0619890U JP H0619890 U JPH0619890 U JP H0619890U JP 6255992 U JP6255992 U JP 6255992U JP 6255992 U JP6255992 U JP 6255992U JP H0619890 U JPH0619890 U JP H0619890U
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JP
Japan
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cartridge
wall surface
water
filter
packing
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JP6255992U
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JPH0746392Y2 (ja
Inventor
晴介 原野
Original Assignee
株式会社日本健水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のフィルターを接合したフィルターカート
リッジを有する浄水器において、フィルターの接合部か
ら水が漏れないようにする。 【構成】各カートリッジ1、2の接合側の開口部には段
部11、21が形成してある。下カートリッジ1の段部
11には中間フィルター3が載置嵌合してある。中間フ
ィルター3の枠体30の外壁面には、パッキンPを嵌め
込むための嵌合溝部32が設けてある。枠体30の外壁
面300は、段部11の内壁面110および段部21の
内壁面210とほぼ密着するように形成してある。各カ
ートリッジ1、2は、嵌合溝部32にパッキンPを嵌め
込み、接合リング4を介して開口部側を向かい合わせに
螺合して接合されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浄水器のカートリッジ接合部分からの水漏れを防ぐようにした浄水 器に関するものである。
【0002】
【従来技術】
家庭用浄水器には、据置型と蛇口取付型がある。据置型の浄水器は、比較的大 型で浄水能力も大きいので、必然的にフィルターカートリッジも大型となってい る。このため、フィルターカートリッジは、それぞれ違う機能を有する処理層を 複数接合する構造のものが一般的である。 従来のフィルターカートリッジの接合部分の構造を図3に示す。なお、図3は 完全に締め込んだ状態ではなく、締め込む前の状態を示している。 浄水器のケース内部には下カートリッジ1aと上カートリッジ2aが接合して 収容されている。下カートリッジ1aと上カートリッジ2aは同一の構造で、開 口部側外壁面には螺子部10a、20aが設けてある。また、下カートリッジ1 aと上カートリッジ2aの開口部側寄り内壁面には、全周にわたって段部11a 、21aが設けてあり、その先端部には内方へやや傾斜した押圧面12a、22 aが設けてある。また、下カートリッジ1aの段部11aには中間フィルター3 aが載置嵌合してある。中間フィルター3aはリング状の枠体30aに金網フィ ルター31aを張設した構造である。枠体30aの外壁面上部には、パッキンP を嵌め込むための嵌合段部32aが設けてある。なお、嵌合段部32aの底部の 高さは押圧面12aの内端辺の高さに対応するように設定してあり、嵌合段部3 2aの外壁面300aは、上カートリッジ2aの内壁面200aとの間に若干の 隙間があくように設定してある。 そして、下カートリッジ1aと上カートリッジ2aは、図に示すように嵌合段 部32a底部にパッキンPを嵌め込み、内壁面に螺子部40が設けてある接合リ ング4を介して開口部側を向かい合わせに螺合して接合されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
けれども、上記したようなパッキン部構造の従来の浄水器には次のような課題 があった。 すなわち、中間フィルター3aの嵌合段部32aは、枠体30aの加工を容易 にするために、外壁面300aを上端部まで同径で仕上げてある。また、下カー トリッジ1aと上カートリッジ2aはコストダウンを図るために同一形状のもの を共用するようにしている。 これによって、図に示すようにパッキンPの上方に空隙部Sが形成されること になり、この空隙部Sには水が容易に侵入するので、パッキンPに直接水圧がか かる。 そして、この状態でフィルターカートリッジ内に高い水圧がかかると、水がパ ッキンPと押圧面22aの接面部から漏れて螺子面を伝い、フィルターカートリ ッジ外部へ漏水してしまう。また、フィルターカートリッジには水圧によって分 離する方向に力がかかるが、空隙部Sが形成されていると、空隙部S内部の水圧 でその力がより大きくなり、材質によっては接合リング4に亀裂を生じることが ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために講じた本考案の手段は次のとおりである。 すなわち本考案は、 導水部を有する台部と、この台部に通水可能に装着される、注水部を有するフ ィルターカートリッジを備え、このフィルターカートリッジは複数のカートリッ ジを接合して形成してある、浄水器であって、 前記カートリッジの接合部に配設されるパッキンの近傍を、組み立て状態にお いてほぼ水密に形成してある、 浄水器である。
【0005】
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。 図1は本考案にかかる浄水器の一実施例を示す分解斜視図、図2はフィルター カートリッジの接合部分の構造を示す要部断面図である。なお、図2は完全に締 め込んだ状態ではなく、締め込む前の状態を示している。 浄水器Aは、台部5を備えている。台部5には導水部50を有し、導水部50 には、一端側が水道の蛇口につながれる導水管51が接続してある。台部5の中 央部には導水部50と連通した連結口(図示省略)が設けてあり、この連結口に はフィルターカートリッジFが連結してある。 フィルターカートリッジFは、下カートリッジ1と上カートリッジ2とを接合 して形成してある。 下カートリッジ1と上カートリッジ2とは同一形状で、ほぼ有底円筒状に形成 してある。各カートリッジ1、2の底部中央には、外壁面に螺子部250が設け られた連結管25(下カートリッジ1の連結管は図では見えない)が形成してあ る。また、各カートリッジ1、2の開口部側外壁面には螺子部10、20が設け てある。 そして、下カートリッジ1内部には、連結管側に活性炭層(図示省略)が、開 口部側にイオン交換樹脂層16が、フィルター(図示省略)で区画されて収容し てある。また、上カートリッジ2内部には、連結管25側に活性炭層(図示省略 )が、開口部側にコーラルサンド層26が、同じくフィルター(図示省略)で区 画されて収容してある。
【0006】 各カートリッジ1、2の開口部側の端部内壁面には段部11、21が形成して ある。また、各カートリッジ1、2の開口部側の端面部12、22は内方へやや 傾斜するように形成してある。 下カートリッジ1の段部11には中間フィルター3が載置嵌合してある。中間 フィルター3は、リング状の枠体30に金網フィルター31を張設した構造であ る。枠体30の外壁面中間部には、パッキンPを嵌め込むための嵌合溝部32が 設けてある。また、枠体30の外壁面300は、段部11の内壁面110および 段部21の内壁面210とほぼ密着するように形成してあり、嵌合溝部32の底 面は下カートリッジ1の開口部側の端面部12と同じ高さになるように設定して ある。 そして、下カートリッジ1と上カートリッジ2は、図2に示すように、嵌合溝 部32にシリコンゴム製のリング状のパッキンPを嵌め込み、内壁面に螺子部4 0が設けてある接合リング4を介して開口部側を向かい合わせに螺合して接合さ れている。 更に、台部5には、内部にフィルターカートリッジFを収容して、ほぼ有底円 筒状の外筒6が装着してある。外筒6の上底部中央には挿通孔60が設けてあり 、挿通孔60を貫通した上カートリッジ2の連結管25には、注水部である注水 管62が接続された袋ナット61が螺着してあり、これにより外筒6は台部5に 固定されている。
【0007】 (作 用) 図1、図2を参照して本実施例の作用を説明する。 本実施例におけるフィルターカートリッジFの組み立ての手順は次のとおりで ある。 まず、中間フィルター3の嵌合溝部32にパッキンPを嵌め込み、中間フィル ター3を下カートリッジ1の段部11に載置嵌合する。このとき、枠体30の外 壁面300と段部11の内壁面110とはほぼ密着している。 次に、接合リング4を下カートリッジ1の螺子部10に螺着する。このとき、 パッキンPが接合リング4のほぼ中間部に位置するようにする。 そして、接合リング4に上カートリッジ2を螺着し、下カートリッジ1と上カ ートリッジ2を接合する。この螺合によって、段部21の内壁面210と枠体3 0の外壁面300とはほぼ密着状態となり、パッキンPは端面部12と端面部2 2で挟まれて弾性変形する。 これによると、パッキンPの近傍は、壁面の密着部で囲まれてほぼ水密状態と なり、フィルターカートリッジF内部の水圧の影響を受けにくくなる。よって、 パッキンPの水密機能はより確実になり水漏れが生じない。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の 範囲の記載内において種々の変形が可能である。
【0008】
【考案の効果】
本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。 すなわち、本考案においてはフィルターカートリッジの接合部に配設してある パッキンの近傍を、組み立て時においてほぼ水密構造にしているので、パッキン がフィルターカートリッジ内部の水圧の影響を受けにくい。従って、パッキンの 水密機能はより確実になり水漏れが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる浄水器の一実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】フィルターカートリッジの接合部分の構造を示
す要部断面図である。
【図3】従来の浄水器のフィルターカートリッジ接合部
分の構造を示す要部断面図である。
【符号の説明】
A 浄水器 F フィルターカートリッジ 1 下カートリッジ 2 上カートリッジ 3 中間フィルター 4 接合リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導水部を有する台部と、この台部に通水
    可能に装着される、注水部を有するフィルターカートリ
    ッジを備え、このフィルターカートリッジは複数のカー
    トリッジを接合して形成してある、浄水器であって、 前記カートリッジの接合部に配設されるパッキンの近傍
    を、組み立て状態においてほぼ水密に形成してある、 浄水器。
JP1992062559U 1992-08-12 1992-08-12 浄水器 Expired - Lifetime JPH0746392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992062559U JPH0746392Y2 (ja) 1992-08-12 1992-08-12 浄水器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992062559U JPH0746392Y2 (ja) 1992-08-12 1992-08-12 浄水器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0619890U true JPH0619890U (ja) 1994-03-15
JPH0746392Y2 JPH0746392Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=13203758

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JP1992062559U Expired - Lifetime JPH0746392Y2 (ja) 1992-08-12 1992-08-12 浄水器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016159255A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 トクラス株式会社 浄水カートリッジ、及び、水栓

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48100253U (ja) * 1972-02-26 1973-11-26
JPS6248491U (ja) * 1985-09-12 1987-03-25
JPS62144598U (ja) * 1986-03-04 1987-09-11
JPS63189390U (ja) * 1987-05-27 1988-12-06

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