JPH094998A - タンクのドレンコック - Google Patents
タンクのドレンコックInfo
- Publication number
- JPH094998A JPH094998A JP17660595A JP17660595A JPH094998A JP H094998 A JPH094998 A JP H094998A JP 17660595 A JP17660595 A JP 17660595A JP 17660595 A JP17660595 A JP 17660595A JP H094998 A JPH094998 A JP H094998A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cock
- rubber packing
- seat
- liquid
- tank
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Abstract
ックにゴムパッキンを使用する場合に、ゴムパッキンの
装着忘れによる弊害を防止すること。 【構成】 コックシート2またはコック5の少なくとも
一方のゴムパッキンの着座面の半径方向縁部から外周縁
まで欠切部6又は7を設ける。
Description
換器のタンクの底部に設けるドレンコックに関し、ゴム
パッキンによりシール性を確保するものに関する。
はドレン孔が設けられ、その孔縁にコックシートが接合
されている。そしてそのコックシートの内ネジにコック
がゴムパッキンを介して液密に着脱自在に螺着される。
図9は自動車用熱交換器の下部タンクに取付けられた従
来型ドレンコックの縦断面図であり、筒状のコックシー
ト2の段付部外周がタンク1のドレン孔にろう付けまた
はハンダ付け固定されている。このコックシート2の下
端縁は僅かに立ち下げられて立下げ縁部11を形成し、そ
こにゴムパッキン4の嵌着部が構成される。そして、コ
ックシート2内面には内ネジが螺着されている。このコ
ック5は、蝶形のつまみ部10とその上面に水平に設けた
円板部9と、円板部9の中心に突出された軸部8とを有
する。そして円板部9に接触してゴムパッキン4が軸部
8に被嵌され、軸部8をコックシート2に螺着締結する
ことにより、ゴムパッキン4を介してコックシート2と
コック5との液密性を保つものである。
ッキン4を装着し忘れたとしても、一時的には円板部9
とコックシート2の縁部とが密着し、気密性が保たれて
しまうことがある。すると、ゴムパッキン4の装着し忘
れに気がつかず、自動車を走行させてしまい、走行時に
タンクに内圧が加わると、エンジン冷却水がタンクの底
から漏洩する虞がある。そこで本発明は、ドレンコック
のゴムパッキンの取付け忘れを確実に防止し、運転中の
液漏れを防ぐことを目的とするものである。その目的達
成のために次の構成をとる。
コックは、タンク1の底部のドレン孔の孔縁に液密に接
合されたコックシート2と、そのコックシート2の内ネ
ジ3にゴムパッキン4を介して液密に着脱自在に螺着さ
れるコック5と、を具備するものにおいて、前記コック
シート2またはコック5の少なくとも一方に、前記ゴム
パッキン4の着座面の半径方向縁部から外周縁まで欠切
部6又は7を設け、前記ゴムパッキン4を介装しない状
態で前記コックシート2の内ネジ3に前記コック5を螺
着したとき、前記欠切部6又は7を介して両者の液密性
が確実になくなるように構成したことを特徴とする。
シート2に欠切部6を設けるか、或いはコック5に欠切
部7を設けるかの何れか一方により、ゴムパッキン4を
取付けることなくコック5をコックシート2に螺着締結
すると、それらの欠切部6又は7から液漏れが生じ、運
転前にゴムパッキン4が存在しないことを発見できる。
それにより、運転中の液漏れ事故を防止できる。
する。図1は本発明のドレンコックのコックシート2の
斜視図、図2は同実施例のドレンコックの取付け説明
図、図3は同実施例においてゴムパッキンが存在しない
場合の縦断面図、図4は同ゴムパッキンが存在する場合
の縦断面図である。図5〜図8は本発明の第二実施例の
ドレンコックの説明図である。第一実施例は図1に示す
如くそのコックシート2が、外周に段付の円筒状に形成
され、その大径側下縁に立下げ縁部11が設けられてい
る。そして、その立下げ縁部11に一対の欠切部6が互い
に180°離間して形成されている。欠切部6の高さ
は、立下げ縁部11のそれに等しい。
部が、タンク1のドレン孔に嵌着し、その嵌着部におい
てコックシート2とタンク1とが液密にろう付け又はハ
ンダ付け固定される。そして本来の使用状態において
は、図4に示す如く、円板部9に接触するようにゴムパ
ッキン4が軸部8に被嵌され、その軸部8がコックシー
ト2に螺着締結される。すると、ゴムパッキン4がコッ
クシート2と円板部9との間に挟持され液密性が保たれ
る。しかしながら、図2に示す如くゴムパッキン4を軸
部8に被嵌することなく、コック5をコックシート2に
螺着締結すると、コックシート2の欠切部6を介して、
タンク1の内外面の液密性が破れる。即ち、図3の如く
タンク1内の液13はコックシート2の内ネジ3とコック
5の軸部8との隙間を通り、欠切部6から外部に漏洩す
る。それにより、コック5にはゴムパッキンが存在しな
いことをタンクの使用前に発見することができる。
実施例につき説明する。この実施例のドレンコックは、
コックシート2が従来型のそれと同一であり、コック5
の円板部9の縁部に一対の欠切部7が互いに180°離
間して形成されている。そこで、図6の如く軸部8にゴ
ムパッキン4を取付けることなく、コック5をコックシ
ート2に螺着締結すると、コックシート2の内部は欠切
部7を介してその液密性がなくなる。即ち、図7の如く
タンク1内部の液13は軸部8とコックシート2の内ネジ
3との隙間を通り、欠切部7を介して外部に流出する。
しかしながら、図8の如く円板部9に接触して軸部8に
ゴムパッキン4を被嵌させると、ゴムパッキン4は円板
部9とコックシート2下面との間に圧着挟持され液密性
が保たれる。
クシート2またはコック5の少なくとも一方に、そのゴ
ムパッキン4の着座面の半径方向縁部から外周縁まで欠
切部6又は7を設けたので、ゴムパッキン4を介装しな
い状態でコックシート2にコック5を螺着したとき、両
者の液密性がなくなり、液漏れを発見することができ
る。
図。
ン4を有しない場合のもの。
けた場合の縦断面図。
状態でコックシート2にコック5を螺着した説明図。
態の説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 タンク1の底部のドレン孔の孔縁に液密
に接合されたコックシート2と、そのコックシート2の
内ネジ3にゴムパッキン4を介して液密に着脱自在に螺
着されるコック5と、を具備するタンクのドレンコック
において、 前記コックシート2またはコック5の少なくとも一方
に、前記ゴムパッキン4の着座面の半径方向縁部から外
周縁まで欠切部6又は7を設け、 前記ゴムパッキン4を介装しない状態で前記コックシー
ト2の内ネジ3に前記コック5を螺着したとき、前記欠
切部6又は7を介して両者の液密性が確実になくなるよ
うに構成したことを特徴とするタンクのドレンコック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17660595A JP3505630B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | タンクのドレンコック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17660595A JP3505630B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | タンクのドレンコック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094998A true JPH094998A (ja) | 1997-01-10 |
JP3505630B2 JP3505630B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=16016498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17660595A Expired - Lifetime JP3505630B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | タンクのドレンコック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3505630B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040008964A (ko) * | 2002-07-20 | 2004-01-31 | 한라공조주식회사 | 리시버드라이어의 하부캡 설치 구조 |
KR100980197B1 (ko) * | 2003-09-24 | 2010-09-03 | 한라공조주식회사 | 라디에이터 드레인 장치의 구조 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP17660595A patent/JP3505630B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040008964A (ko) * | 2002-07-20 | 2004-01-31 | 한라공조주식회사 | 리시버드라이어의 하부캡 설치 구조 |
KR100980197B1 (ko) * | 2003-09-24 | 2010-09-03 | 한라공조주식회사 | 라디에이터 드레인 장치의 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3505630B2 (ja) | 2004-03-08 |
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