JPH0612637Y2 - 接続コネクタの防水構造 - Google Patents

接続コネクタの防水構造

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JPH0612637Y2
JPH0612637Y2 JP4605990U JP4605990U JPH0612637Y2 JP H0612637 Y2 JPH0612637 Y2 JP H0612637Y2 JP 4605990 U JP4605990 U JP 4605990U JP 4605990 U JP4605990 U JP 4605990U JP H0612637 Y2 JPH0612637 Y2 JP H0612637Y2
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JP
Japan
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screw
screw body
cord
packing
plug
Prior art date
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JP4605990U
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English (en)
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JPH046179U (ja
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裕一 石川
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案はケースに直接取りつけたコネクタの防水構造
に関するものである。
(従来の技術) 接続コードを備えたケースは実開昭63−156163
号公報に見られるように、ケースから直接コードを取り
出し、該ケースのコード挿通口で防水し、コードにコネ
クタを取りつけた構成になっていた。しかしながらケー
スにコードがついていると、ケースの移動時や取りつけ
時の作業性が悪く、直接ケースにコネクタを取りつける
構成のものが提案されるようになった。
第3図に示された従来の接続コネクタの防水構造につい
て説明すると、4はケース2に設けたネジ孔である。6
は第1ネジ体であって中心孔8と両端外周にネジ部1
0、12を備え、前記ネジ孔4と螺合するネジ部10の
周囲には環状段差面14を設けている。16は第1パッ
キンであって前記第1ネジ体6のネジ部10とネジ孔4
との螺合に伴いケース2と環状段差面14間で圧縮され
ることにより密着されている。コネクタ1はソケット2
0とプラグ32から構成され、端子18を備えたソケッ
ト20は該ソケットに設けた環状突部24とばね座26
を介したネジ28により第1ねじ体6のネジ部10側の
内周に設けた環状突部22に固定されている。接続コー
ド30を備えたプラグ32には図示省略したがソケット
20にもうけた接続端子孔に対応して挿入される端子ピ
ンが設けられ、端子18と接続コード30の導通を可能
としている。さらにプラグ32は取りつけ、取り外しの
し易さを考慮して第1ネジ体6の端面38より長くして
摘み易くしている。そして図に示すように接続コード3
0とプラグ32とを第2パッキン34で覆い、第2ネジ
体36を第1ネジ体6のネジ部12と螺合することによ
り第2パッキン34を第1ネジ体の端面38及びプラグ
32の端面40と第2ネジ体の底面42間で圧縮するも
のである。
(考案が解決する課題) 上述のごとき接続コネクタの防水構造において、プラグ
32の端面40と第2ネジ体の底面42間においては第
2パッキン34を圧縮することにより横方向に逃げたパ
ッキンを接続コード30の外周や第2ネジ体の内壁に密
着させて防水を図る。一方第1ネジ体の端面38と第2
ネジ体の底面42間においては第1ネジ体と第2ネジ体
との螺合する部分の防水を図ることになるが、プラグ3
2は取りつけ、取り外しのし易さを考慮してプラグ32
の長さを第1ネジ体6の端面38より長くしているた
め、第1ネジ体6の端面38と第2ネジ体36の底面4
2間のパッキンの厚みが厚くなってしまい、第1ネジ体
と第2ネジ体との螺合する部分の防水性が悪くなるとい
う問題があった。
(課題を解決するための手段) そのため本願考案では、プラグの端部に第1ネジ体の端
面と重合する鍔部を形成し、螺合する際第二ネジ体の内
周底面と前記鍔部端面間及び第一ネジ体の端面と鍔部間
でパッキンを圧縮する構成とした。
(実施例) 以下図面に基づいて本願考案の実施例を説明する。第1
図は本願考案に係る接続コネクタの防水構造の部分断面
図、第2図は結合順序を示す説明図である。
ケース42には後述する第1ネジ体と螺合するネジ孔4
4が設けてある。第1ネジ体46には中心孔48と両端
外周にネジ部50、52を備え、また後述するソケット
を固定するための環状突部53を前記中心孔48の端部
に設け、さらに前記ネジ孔44と螺合するネジ部50の
周囲には環状段差面54を形成している。第1パッキン
56は前記環状段差面54とケース42間に配置され、
第1ネジ体46のネジ部50とネジ孔44との螺合に伴
いケース42と環状段差面54間で圧縮されることによ
り密着する。コネクタ41はソケット60とプラグ70
からなり、端子58を備えたソケット60は、該ソケッ
トの外周に設けた環状突部62とばね座64を介したネ
ジ66により第1ネジ体46の環状突部53に固定され
ている。ブラグ70は図示省略したコード挿通口から延
伸した接続コード68を備え、第2図に示すように複数
の端子ピン72を有し、図示省略したソケット60に設
けた接続端子孔に挿入されて、端子58と接続コード6
8の導通を可能とし、さらにプラグ70は、取りつけ、
取り外しを容易にするため第1ネジ体46の端面74よ
り長くして摘み易くている。そしてプラグ70の端部に
は本願考案の特徴である鍔部76が設けられ、コネクタ
結合時に該鍔部76は第1ネジ体46の端面74と重合
するよう構成されている。
前記接続コード68と鍔部76とを覆う第2パッキン7
8は大径部80と小径部82からなり、大径部80は第
2ネジ体86の内径と略等しく、小径部82は第1ネジ
体46の内径と略等しくなっており、該大径部と小径部
の境は前記第1ネジ体46の端面74に重合する段差面
84を形成している。
第2ネジ体86は接続コード68を通す挿通口88を有
し、内周壁に設けたネジ部90と第1ネジ体46の螺合
により第2パッキン78を圧縮させる。
そして本実施例のコネクタの結合順序は、環状段差面5
4に第1パッキン56を載置しネジ孔44とネジ部50
を螺合する。その後ソケット60を環状突起53に固定
し、前もってプラグ70に接続コード68、第2パッキ
ン78、第2ネジ体86を結合させたユニットのネジ部
90とネジ部52の螺合により結合する。
ここで重要なことは、前記螺合終了前は複数の端子ピン
72の図示省略したソケット60に設けた接続端子孔へ
の挿入が完全でなく、まだ間隙をのこした状態で、すで
に第1ネジ体46の端面74と第2パッキン78の段差
面84は当接していることである。したがって上述した
ネジ部90とネジ部52の螺合が進むにしたがって、鍔
部76と端面74との間で圧縮力が増し、しいては端面
74と段差面との密着力が完全となる。そして端面74
と鍔部76の肉厚は鍔部の厚みを変更して行うことがで
きる。
(考案の効果) 以上説明したように本願考案によれば、プラグに、第一
ネジ体の他端のネジ部に形成される端面と重合する鍔部
を形成したので、圧縮されるべきパッキンの肉厚が薄く
なり、防水性の良いコネクタが提供できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案に係る接続コネクタの防水構造の部分
断面図、 第2図は第1図の結合順序を示す説明図、 第3図は従来の接続コネクタの防水構造の部分断面図で
ある。 1・41……コネクタ、2・42……ケース、4・44
……ネジ孔、6・46……第1ネジ体、8・48……中
心孔、10・12・50・52・90……ネジ部、14
・54……環状段差面、16・56……第1パッキン、
20・60……ソケット、22・53……環状突部、3
0・68……接続コード、32・70……プラグ、34
・78……第2パッキン、36・86……第2ネジ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースに設けたネジ孔と、 中心孔と両端外周にネジ部を有し該ネジ部の一端が前記
    ネジ孔と螺合した際、該ネジ孔の周囲と重合する環状段
    差面と前記中心孔の内周に設けた環状突部とを有した第
    1ネジ体と、 前記第1ネジ体の環状段差面とケース間に介在し両者に
    密着可能な第1パッキンと、 前記第1ネジ体の中心孔の内周に設けた環状突部に固定
    されるソケットと、 一端側が該ソケットと結合し、コード挿通口を有した他
    端側が前記第1ネジ体から突出したプラグと、 前記コード挿通口から外方へ延伸するコードと、 前記プラグから延伸するコードの外周面と前記プラグの
    外周と端面とに密着可能な第2パッキンと、 前記コードが挿通可能な小径部と前記第2パッキンと密
    着可能な大径部とからなる中心孔を有し、内周には前記
    第1ネジ体の他端のネジ部と螺合可能なネジ部を形成し
    た第2ネジ体と、 から構成される接続コネクタの防水構造において、 前記プラグの他端側には、前記第1ネジ体の他端のネジ
    部に形成される端面と重合する鍔部を形成したことを特
    徴とする接続コネクタの防水構造。
JP4605990U 1990-04-27 1990-04-27 接続コネクタの防水構造 Expired - Lifetime JPH0612637Y2 (ja)

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JP4605990U JPH0612637Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 接続コネクタの防水構造

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Publication Number Publication Date
JPH046179U JPH046179U (ja) 1992-01-21
JPH0612637Y2 true JPH0612637Y2 (ja) 1994-03-30

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JP4605990U Expired - Lifetime JPH0612637Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 接続コネクタの防水構造

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