JPH06197611A - 水田作業機の施肥装置 - Google Patents

水田作業機の施肥装置

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Publication number
JPH06197611A
JPH06197611A JP89893A JP89893A JPH06197611A JP H06197611 A JPH06197611 A JP H06197611A JP 89893 A JP89893 A JP 89893A JP 89893 A JP89893 A JP 89893A JP H06197611 A JPH06197611 A JP H06197611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
clogging
paddy field
working machine
furrow opener
Prior art date
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Pending
Application number
JP89893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kitai
浩昭 北井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH06197611A publication Critical patent/JPH06197611A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作溝器内に肥料詰まりが発生した場合でも、
簡単迅速に詰まり除去操作を行えるように構成すること
で、作業能率の低下を回避できるようにする。 【構成】 施肥溝形成用の作溝器18の内部に、電極2
0,21間の通電変化を検出する詰まりセンサーSを配
備し、電極21を備えた絶縁アーム22を作溝器18内
で強制変位操作する電動式あるいは人為操作式の操作手
段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機や水田直播機、
等の水田作業機に装備されて、苗植付け、あるいは播種
と同時に粉粒状の肥料を水田に埋設してゆくように構成
した施肥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記施肥装置としては、実開昭6
3−103224号公報に示されるように、ホッパーか
ら繰り出した肥料を作溝器によって田面に形成した施肥
溝に流下供給するとともに、水分を吸収した肥料が作溝
器内に詰まるのを、電極間の電気抵抗値の変化として検
出するよう構成した詰まりセンサーを作溝器内に装備し
たものが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成において
は、肥料詰まりが発生した場合、清掃具を作溝器に挿入
して詰まり除去操作を行っており、この詰まり除去操作
の間、作業を中断する必要があるために作業能率が低下
しがちであった。本発明は、肥料詰まりが発生した場合
でも、簡単迅速に詰まり除去操作を行えるように構成す
ることで、作業能率の低下を回避できるようにすること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、施
肥溝形成用の作溝器の内部に配備した詰まりセンサーを
強制変位操作する操作手段を備えてある点にある。
【0005】
【作用】上記構成によると、作溝器内に肥料詰まりが発
生した場合、センサーを適当回数強制的に変位させるこ
とで、付着した肥料を脱落させて詰まり状態を解除する
ことができる。この詰まり除去のために詰まりセンサー
を強制的に変位させる操作手段としては、アクチュエー
タを利用したり、簡易な人為操作手段を採用することが
できる。殊に、電気アクチュエータやレリーズワイヤ、
などを利用して操縦部から遠隔操作できるように構成す
れば、作業中に発生した肥料詰まりを作業の中断なく解
消できるようになる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、肥料詰まりが
発生した場合の詰まり除去を簡単迅速に行うことがで
き、詰まり除去のために長く作業を中断することがなく
なり、本来の作業を能率よく遂行できるようになった。
【0007】
【実施例】図1に、乗用田植機の後部の装備された植付
け装置が示されている。この植付け装置は、乗用田植機
本体に備えられた昇降リンク機構1の後部に連結支持し
てあり、一定ストロークで左右に往復移動される苗載せ
台2、苗載せ台2の下端部から一株分の苗を取り出して
複数条の植付けを行うロータリー式の植付け爪3、田面
を整地する接地フロート4などを装備してている。そし
て、昇降リンク機構1にボス部5を介してローリング自
在に伝動ケース6を連結し、田植機本体からの動力を伝
動ケース6を介して植付けケース7に伝達して前記植付
け爪3を駆動するように構成するととももに、伝動ケー
ス6に支架した横送り軸8の左右往復駆動により苗載せ
台2を左右移動させるように構成してある。又、苗載せ
台2にベルト式の縦送り装置9を設け、苗載せ台2が左
右移動のストロークエンドに到達する毎に一定距離だけ
載置苗が取り出し口側へ送られるように縦送り装置9を
駆動するように構成してある。植付け伝動ケース7に支
柱10を立設し、支柱10に上下摺動自在に取付けた支
持部材11に施肥装置12を装着し、締付け固定具13
により支持部材11を支柱10に固定できるように構成
し、苗載せ台2に残った苗の取り出しや植付け部の保守
点検に際して施肥装置12を上方に退避させて容易に作
業できるようにしてある。
【0008】前記施肥装置12は、粉粒状の肥料を貯留
するホッパー15、ホッパー15内の肥料を定量的に繰
り出すロール16、このロール16からの肥料を接地フ
ロート4に取り付けた作溝器18内に落下させるホース
19、等を備えており、作溝器18で田面に形成した施
肥溝内に肥料を流下供給して埋設するように構成してあ
る。図2及び図3に示すように、作溝器18内には、肥
料が水分によって作溝器18内面に設定量以上付着した
ことを検出する詰まり検出センサーSを装備してある。
この詰まり検出センサーSは、導電金属製の作溝器18
の内壁面を一方の電極20とし、この電極20に対する
電極21を備えた絶縁アーム22を作溝器18内の肥料
流下経路中に下向き片持ち状に突設して構成したもので
あり、両電極20,21に亘って肥料や泥が付着して電
極間の電気抵抗値が設定以上に小さくなったことが検知
部23で検知されると、制御装置25を介して警報装置
24を作動させるようにしてある。又、前記詰まり検出
センサーSの絶縁アーム22を、作溝器18にに対して
横軸心X周りに前後揺動可能に支持するとともに、外装
したソレノイド26及びソレノイド内装のバネ(図示せ
ず)によって揺動駆動可能に構成してあり、この詰まり
検出センサーSによって肥料詰まりが検出されると、上
記のように警報装置24を作動させるとともに、ソレノ
イド26を短時間周期で繰り返し数回通電して絶縁アー
ム22を強制的に数回往復揺動させて、電極間の肥料や
泥を脱落除去するようにしてある。又、図3に示すよう
に、絶縁アーム22の前面22aを水平断面視において
中央側ほど前方に位置する尖った形状に形成して、ソレ
ノイド26の通電による絶縁アーム22の前方への強制
揺動に伴って作溝器内壁面と絶縁アーム22の間で挟圧
される肥料が前面22aの傾斜部に沿って効果的に押圧
排除されるように構成してある。
【0009】本発明は次のような形態で実施することも
できる。 (1) 前記詰まり検出センサーSの絶縁アーム22
を、縦向き軸心周りにすりこぎ運動させるように強制回
動変位させて詰まり肥料の脱落除去を行うように構成す
るもよい。 (2) 絶縁アーム22を作動するための手段は適宜変
更自在であり、例えばソレノイド26に代えて電動モー
タで駆動されるクランク機構等を介して絶縁アーム22
をに強制往復変位させるようにするもよい。また、これ
らソレノイド26や電動モータを操作スイッチ等を用い
た人為指令、あるいは、一定時間毎の周期的な自動指令
によっても作動させるように構成して、詰まり検出時の
みならず、任意の時期、あるいは、周期的に詰まり検出
センサーSを変位作動させて、詰まり発生を積極的に抑
制するように構成するもよい。 (3) 簡易には絶縁アーム20を操縦部から操作でき
るレバー等にワイヤ連係して、人為力で遠隔操作して検
出センサーSの絶縁アーム22を強制変位させるように
構成してもよい。 (4) 詰まりセンサーSの形態は上記実施例に限られ
るものではなく、例えば、電極を備えた絶縁アームを一
対設けて詰まりセンサーSを形成し、一方あるいは両方
の絶縁アームを強制変位可能に構成し、両絶縁アームの
間隔を拡縮させて付着肥料の脱落を行うように構成して
もよい。 (5) 詰まりセンサーSの詰まり検出方式としては、
上記のように一対の電極間の電気抵抗変化を検知するも
のの他に、一対の電極間の静電容量変化を検知するもの
や、イオン化傾向の異なる一対の電極間の起電力変化を
検知するもの、等が考えられる。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の後部を示す側面図
【図2】要部の縦断側面図
【図3】図2におけるA−A線断面図
【符号の説明】
18 作溝器 S 詰まりセンサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施肥溝形成用の作溝器(18)の内部に
    配備した詰まりセンサー(S)を強制変位操作する操作
    手段を備えてあることを特徴とする水田作業機の施肥装
    置。
JP89893A 1993-01-07 1993-01-07 水田作業機の施肥装置 Pending JPH06197611A (ja)

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JP89893A JPH06197611A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 水田作業機の施肥装置

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JP89893A JPH06197611A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 水田作業機の施肥装置

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ID=11486510

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JP (1) JPH06197611A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013066391A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Iseki & Co Ltd 苗移植機
JP2014008010A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Minoru Industrial Co Ltd 薬剤散布装置
JP2015091258A (ja) * 2015-01-08 2015-05-14 井関農機株式会社 苗移植機
CN116391492A (zh) * 2023-06-08 2023-07-07 四川省农业机械研究设计院 一种注肥管及施肥机

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CN116391492B (zh) * 2023-06-08 2023-08-15 四川省农业机械研究设计院 一种注肥管及施肥机

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