JPH06197303A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH06197303A
JPH06197303A JP4358449A JP35844992A JPH06197303A JP H06197303 A JPH06197303 A JP H06197303A JP 4358449 A JP4358449 A JP 4358449A JP 35844992 A JP35844992 A JP 35844992A JP H06197303 A JPH06197303 A JP H06197303A
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JP
Japan
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recording
magnetic head
magnetic
rotary magnetic
rotary
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JP4358449A
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English (en)
Inventor
Akira Nishima
亮 西間
Hiromichi Hirayama
博通 平山
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アジマス記録された磁気テープに対する駒書
換えが良好に行なわれる磁気記録再生装置を得る。 【構成】 ドラムの180度対称の位置に配置した回転
磁気ヘッドの駆動装置に設けた回転磁気ヘッドによりア
ジマス記録された記録跡の記録内容を、回転磁気ヘッド
の駆動装置3に設けてある消去ヘッドHeにより消去し
た後に、回転磁気ヘッドHa,Hbによってアジマス記
録を行なう。それにより記録済みの記録媒体に1本乃至
〜数本の記録跡を単位とする駒書換えを行なっても、良
好な品位の再生画像を容易に得ることができる。消去ヘ
ッドを2個の回転磁気ヘッドの駆動装置3,4のそれぞ
れに設けると同一の記録跡を2度消しする場合の回転待
ち時間の短縮ができ、2個の回転磁気ヘッドの駆動装置
のそれぞれに、特定な第1のアジマス角の回転磁気ヘッ
ドと、特定な第2のアジマス角の回転磁気ヘッドとを備
えさせるとテープ速度を変更した場合にも、より滑らか
な動きの再生画像を容易に得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気テープに回転磁気ヘッドを用いて情
報信号の記録再生を行なうようにした磁気記録再生装置
の代表例としては、ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)
を挙げることができ、現在のVTRは開発されてから現
在までの間の飛躍的な進歩によって画質や機能が大幅に
向上したものになっていることは周知のとおりであり、
さらにデジタル信号を記録の対象にするデジタルVTR
についての開発が進められている現状にある。一方、磁
気テープに回転磁気ヘッドを用いて情報信号の記録再生
を行なうようにしたVTRは、テレビジョン放送番組内
容の録画や、テレビジョンカメラで撮像した映像信号の
録画などのように、連続的な画像の記録のために用いら
れるのが一般的であったが、VTRにおける磁気テープ
が大きな記憶容量を有していることに着目して、VTR
を例えばデジタル情報処理装置における記憶装置、その
他の構成部材の一つとして使用する等の試みもなされて
いる。
【0003】ところで、磁気テープに回転磁気ヘッドを
用いて情報信号の記録再生が行なわれるVTRにおい
て、磁気テープにおける特定なトラックに対して記録を
行なったり、あるいは磁気テープにおける特定なトラッ
クに記録されている記録内容の書換えを行なったりする
ような場合に、従来、例えば予め定められた走行速度で
走行する磁気テープに回転磁気ヘッドの回転軌跡と対応
して記録形成される情報信号の記録跡と同様な情報信号
の記録跡が、前記したテープ走行方向において間欠的に
所定の距離ずつ移動した後に停止した状態の磁気テープ
に対する回転磁気ヘッドの回転軌跡によって記録形成さ
れうるように、前記した磁気テープにおけるテープ基準
縁を基準とする回転磁気ヘッドの絶対位置と対応して発
生させた回転磁気ヘッドの位置信号に基づいて間欠記録
動作時における回転磁気ヘッドの回転軌跡を制御する回
転磁気ヘッドの駆動装置(アクチュエータ)を備えている
VTRが提案されている。
【0004】前記のように回転磁気ヘッドの駆動装置を
備えたVTRとしては、例えば特公昭62ー2499
2号公報に開示されている映像信号の記録装置のよう
に、電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子によ
る回転磁気ヘッドの駆動装置を用い、静止画像の記録時
においても、通常記録再生時について予め定められた走
行速度で走行する磁気テープに回転磁気ヘッドの回転軌
跡と対応して記録形成される情報信号の記録跡と同様な
記録跡が記録形成されるようにするとともに、通常記録
時に磁気テープに記録再生される記録跡と同じ長さの記
録跡が磁気テープに記録形成されるように、記録信号の
時間軸圧縮を行なうように構成したもの、及び、例えば
特開昭64ー49114号公報に開示されている映像
記録再生装置のように、所謂ボイスコイルモータを電気
ー機械変換素子に用いた回転磁気ヘッドの駆動装置をド
ラムの180度対称の位置に設け、前記した各回転磁気
ヘッドの駆動装置には、それぞれアジマス角を異にする
磁気空隙を備えた2個の回転磁気ヘッドを設け、前記の
各回転磁気ヘッドの駆動装置にそれぞれ設けられた各2
個の回転磁気ヘッドは、正確に180度対称の位置に設
けられているものが互に逆アジマスのものとして、静止
画再生時にも良好な再生画像が得られるようにしたもの
などを挙げることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のとして例示し
た従来装置では、記録済みの磁気テープに対して重ね書
きにより1〜数トラックの駒書換えが行なわれた場合に
は、書換えが行なわれた部分が、以前の記録信号の残り
によってS/Nが劣化した状態となり、特に、低域変換
搬送色信号と前記した低域変換搬送色信号の占有周波数
帯域の上方の周波数帯域を占める周波数変調信号形態の
輝度信号とが周波数多重化された状態の記録信号が記録
されている記録済みの磁気テープでは、前記の低域変換
搬送色信号は記録時に直接記録法によって記録されてい
るために、記録済みの記録媒体に対して、重ね書きによ
り1〜数トラックの駒書換えが行なわれた場合には、書
換えが行なわれた部分における低域変換搬送色信号のS
/Nが極めて悪く、品位が極めて低下した再生画像しか
得られないことになる。また、前記のとして例示した
従来装置では、ドラムの180度対称に設けられている
各回転磁気ヘッドの駆動装置に、それぞれ設けられた各
2個の回転磁気ヘッドにおける正確に180度対称の位
置に設けられているものが互に逆アジマスのものとされ
ているために、アジマス記録された記録済み磁気テープ
のすべてのトラックを再生することは可能であるが、消
去ヘッドを備えていないために駒書換えを行なうことが
できない。
【0006】ところで、従来、所謂、1.5ヘッド型の
1インチフォーマットVTRでは、電歪物質を用いて構
成した1個の電気ー機械変換素子に、回転磁気ヘッドと
消去ヘッドとを取付けてあるために駒書換えも可能であ
るが、1個の磁気ヘッドで記録再生を行なっているため
に、アジマス効果によるクロストークの軽減が期待でき
ず、したがってトラッキング精度が悪化した場合でもク
ロストークが問題にならないようにするためには、記録
跡間にカードバンドを設ける必要があり、高密度記録再
生を行なうことができない。本発明は前記した従来技術
における諸欠点が無く、磁気テープの長手方向に対して
傾斜している状態に形成される順次の記録跡における隣
り合うものが互に異なるアジマス角の磁気空隙を有する
磁気ヘッドによって記録再生されるように構成されてい
る磁気記録再生装置において、1本乃至数本の記録跡を
単位とする駒書換えを良好に磁気記録再生装置を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は磁気テープの長
手方向に対して傾斜している状態に形成される順次の記
録跡における隣り合うものが互に異なるアジマス角の磁
気空隙を有する磁気ヘッドによって記録再生されるよう
に構成されている磁気記録再生装置において、ドラムの
180度対称の位置に回転磁気ヘッドを制御信号に応じ
て記録跡の幅方向に駆動変位させる電気ー機械変換素子
を用いた回転磁気ヘッドの駆動装置を設け、前記した2
個の回転磁気ヘッドの駆動装置における可動部には、互
に他方の回転磁気ヘッドの駆動装置における可動部に設
けた記録再生用の回転磁気ヘッドとはアジマス角を異に
する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドを設
け、また、前記した2個の回転磁気ヘッドの駆動装置に
おける少なくとも一方のものには、前記した記録再生用
の回転磁気ヘッドと隣接して消去ヘッドを設けてなる磁
気記録再生装置を提供する。
【0008】
【作用】ドラムの180度対称の位置に配置した回転磁
気ヘッドを制御信号に応じて記録跡の幅方向に駆動変位
させる電気ー機械変換素子を用いた回転磁気ヘッドの駆
動装置に設けてある記録再生用の回転磁気ヘッドによっ
てアジマス記録されている記録跡の記録内容を、回転磁
気ヘッドの駆動装置に設けてある消去ヘッドによって消
去した後に、回転磁気ヘッドによってアジマス記録が行
なわれるので、記録済みの記録媒体に対して、1本乃至
〜数本の記録跡を単位とする駒書換えが行なわれた場合
でも、書換えが行なわれた部分から良好な品位の再生画
像を容易に得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の磁気記録
再生装置の具体的な内容について詳細に説明する。図1
乃至図11は本発明の磁気記録再生装置のそれぞれ異な
る実施例を示す図である。図1乃至図11に示す本発明
の磁気記録再生装置のそれぞれ異なる実施例において1
は回転ドラム、2は回転軸である。また、図1及び図3
乃至図11において3,4は電歪物質を用いて構成した
電気ー機械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置で
あり、図2において5,6はボイスコイルモータを電気
ー機械変換素子に用いた回転磁気ヘッドの駆動装置、
7,8は前記した回転磁気ヘッドの駆動装置5,6の可
動部である。
【0010】まず、図1に示す本発明の磁気記録再生装
置の実施例において、図1の(a)に示されている回転
ドラム1に設けられている電歪物質を用いて構成した電
気ー機械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3に
は、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた
記録再生用の回転磁気ヘッドHaと消去ヘッドHeとが
取付けられており、また、回転ドラム1に設けた前記の
回転磁気ヘッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回転
軸2を対称中心とする180度対称の位置に、回転ドラ
ム1に設けた電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換
素子による回転磁気ヘッドの駆動装置4には、特定な第
2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の
回転磁気ヘッドHbが取付けられている。前記した特定
な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生
用の回転磁気ヘッドHaと、特定な第2のアジマス角を
有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドH
bとは、回転軸2を対称中心とする正確に180度対称
の位置に設けられている。図1の(b)は前記した回転磁
気ヘッドHbの拡大側面図であり、また図1の(c)は前
記した回転磁気ヘッドHaと消去ヘッドHeとの拡大側
面図である。前記した消去ヘッドHeの磁気空隙幅は、
前記した回転磁気ヘッドHa,Hbによって記録形成さ
れる記録跡幅と同一とされている。
【0011】次に、図2に示す本発明の磁気記録再生装
置の実施例において、図2の(a)に示されている回転ド
ラム1に設けられているボイスコイルモータを用いて構
成した電気ー機械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動
装置5の可動部7には、特定な第1のアジマス角を有す
る磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHaと
消去ヘッドHeとが取付けられており、また、回転ドラ
ム1に設けた前記の回転磁気ヘッドの駆動装置5の取付
け位置に対し、回転軸2を対称中心とする180度対称
の位置に、回転ドラム1に設けたボイスコイルモータを
用いて構成した電気ー機械変換素子による回転磁気ヘッ
ドの駆動装置6の可動部8には、特定な第2のアジマス
角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッ
ドHbが取付けられている。前記した特定な第1のアジ
マス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気
ヘッドHaと、特定な第2のアジマス角を有する磁気空
隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHbとは、回転
軸2を対称中心とする正確に180度対称の位置に設け
られている。前記した各回転磁気ヘッドHa,Hbと消
去ヘッドHe等は、図1の(b),(c)の拡大側面図
に例示してあるものと同じものが使用されてよい。
【0012】図3に示す本発明の磁気記録再生装置の実
施例において、図3の(a)に示されている回転ドラム
1に設けられている電歪物質を用いて構成した電気ー機
械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3には、特
定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再
生用の回転磁気ヘッドHaと消去ヘッドHe1とが取付
けられており、また、回転ドラム1に設けた前記の回転
磁気ヘッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回転軸2
を対称中心とする180度対称の位置に、回転ドラム1
に設けた電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子
による回転磁気ヘッドの駆動装置4には、特定な第2の
アジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転
磁気ヘッドHbが取付けられているとともに、消去ヘッ
ドHe2とが取付けられている。そして、前記した特定
な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生
用の回転磁気ヘッドHaと、特定な第2のアジマス角を
有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドH
bとは、回転軸2を対称中心とする正確に180度対称
の位置に設けられている。図3の(b)は前記した回転
磁気ヘッドHbと消去ヘッドHe2との拡大側面図であ
り、また図3の(c)は前記した回転磁気ヘッドHaと
消去ヘッドHe1との拡大側面図である。
【0013】図4に示す本発明の磁気記録再生装置の実
施例において、図4の(a)に示されている回転ドラム
1に設けられている電歪物質を用いて構成した電気ー機
械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3には、特
定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再
生用の回転磁気ヘッドHa1と消去ヘッドHeとが取付
けられており、また、回転ドラム1に設けた前記の回転
磁気ヘッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回転軸2
を対称中心とする180度対称の位置に、回転ドラム1
に設けた電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子
による回転磁気ヘッドの駆動装置4には、特定な第1の
アジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転
磁気ヘッドHa2と、特定な第2のアジマス角を有する
磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHbとが
同一高さに取付けられている。そして、前記した特定な
第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用
の回転磁気ヘッドHa1と、特定な第2のアジマス角を
有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドH
bとは、回転軸2を対称中心とする正確に180度対称
の位置に設けられており、前記した特定な第2のアジマ
ス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘ
ッドHbと、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙
を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa2と同一高さ
にが隣接して設けられている。図4の(b)は前記した
回転磁気ヘッドHa2と回転磁気ヘッドHbとの拡大側
面図であり、また図4の(c)は前記した回転磁気ヘッ
ドHa1と消去ヘッドHeとの拡大側面図である。
【0014】図5に示す本発明の磁気記録再生装置の実
施例において、図5の(a)に示されている回転ドラム
1に設けられている電歪物質を用いて構成した電気ー機
械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3には、特
定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再
生用の回転磁気ヘッドHa1と、特定な第2のアジマス
角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッ
ドHb1と、消去ヘッドHeとが同一高さに取付けられ
ており、また、回転ドラム1に設けた前記の回転磁気ヘ
ッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回転軸2を対称
中心とする180度対称の位置に、回転ドラム1に設け
た電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子による
回転磁気ヘッドの駆動装置4には、特定な第1のアジマ
ス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘ
ッドHa2と、特定な第2のアジマス角を有する磁気空
隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb2とが同一
高さに取付けられている。
【0015】そして、前記した特定な第1のアジマス角
を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッド
Ha1と、特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙を
備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb2とは、回転軸
2を対称中心とする正確に180度対称の位置に設けら
れており、また、前記した特定な第2のアジマス角を有
する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb
1と、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備え
た記録再生用の回転磁気ヘッドHa2とは、回転軸2を
対称中心とする正確に180度対称の位置に設けられて
いる。図5の(b)は前記した回転磁気ヘッドHa2と
回転磁気ヘッドHb2との拡大側面図であり、また図5
の(c)は前記した回転磁気ヘッドHa1と回転磁気ヘ
ッドHb1と消去ヘッドHeとの拡大側面図である。
【0016】図6に示す本発明の磁気記録再生装置の実
施例において、図6の(a)に示されている回転ドラム
1に設けられている電歪物質を用いて構成した電気ー機
械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3には、特
定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再
生用の回転磁気ヘッドHa1と、特定な第2のアジマス
角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッ
ドHb1と、消去ヘッドHe1とが同一高さに取付けられ
ており、また、回転ドラム1に設けた前記の回転磁気ヘ
ッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回転軸2を対称
中心とする180度対称の位置に、回転ドラム1に設け
た電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子による
回転磁気ヘッドの駆動装置4には、消去ヘッドHe2
と、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた
記録再生用の回転磁気ヘッドHa2と、特定な第2のア
ジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁
気ヘッドHb2とが同一高さに取付けられている。
【0017】そして、前記した特定な第1のアジマス角
を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッド
Ha1と、特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙を
備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb2とは、回転軸
2を対称中心とする正確に180度対称の位置に設けら
れており、また、前記した特定な第2のアジマス角を有
する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb
1と、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備え
た記録再生用の回転磁気ヘッドHa2とは、回転軸2を
対称中心とする正確に180度対称の位置に設けられて
いる。図6の(b)は前記した消去ヘッドHe2と回転
磁気ヘッドHa2と回転磁気ヘッドHb2との拡大側面図
であり、また図6の(c)は前記した回転磁気ヘッドH
a1と回転磁気ヘッドHb1と消去ヘッドHe1との拡大
側面図である。
【0018】図7に示す本発明の磁気記録再生装置の実
施例において、図7の(a)に示されている回転ドラム
1に設けられている電歪物質を用いて構成した電気ー機
械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3には、特
定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再
生用の回転磁気ヘッドHa1と消去ヘッドHewとが同
一高さに取付けられているとともに、特定な第2のアジ
マス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気
ヘッドHb1は、前記した特定な第1のアジマス角を有
する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa
1と消去ヘッドHewとの取付け高さとは、1記録跡幅
分だけ異った取付け高さに取付けられている。また前記
した消去ヘッドHewの磁気空隙幅は、前記した回転磁
気ヘッドHa1,Hb1によって記録形成される記録跡幅
よりも広いものにされている。
【0019】前記した回転ドラム1に設けた前記の回転
磁気ヘッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回転軸2
を対称中心とする180度対称の位置に、回転ドラム1
に設けた電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子
による回転磁気ヘッドの駆動装置4には、特定な第2の
アジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転
磁気ヘッドHb2と、特定な第1のアジマス角を有する
磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa2と
が1記録跡幅分だけ異った高さに取付けられている。そ
して、前記した特定な第1のアジマス角を有する磁気空
隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa1と、特定
な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生
用の回転磁気ヘッドHa2とは、回転軸2を対称中心と
する正確に180度対称の位置に設けられており、ま
た、前記した特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙
を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb1と、特定な
第2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用
の回転磁気ヘッドHb2とは、回転軸2を対称中心とす
る正確に180度対称の位置に設けられている。図7の
(b)は前記した回転磁気ヘッドHa2と回転磁気ヘッ
ドHb2との拡大側面図であり、また図7の(c)は前
記した回転磁気ヘッドHa1と回転磁気ヘッドHb1と消
去ヘッドHewとの拡大側面図である。
【0020】図8に示す本発明の磁気記録再生装置の実
施例において、図8の(a)に示されている回転ドラム
1に設けられている電歪物質を用いて構成した電気ー機
械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3には、特
定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再
生用の回転磁気ヘッドHa1と消去ヘッドHew1とが同
一高さに取付けられているとともに、特定な第2のアジ
マス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気
ヘッドHb1は、前記した特定な第1のアジマス角を有
する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa
1と消去ヘッドHew1との取付け高さとは、1記録跡幅
分だけ異った取付け高さに取付けられている。また、前
記した消去ヘッドHew1の磁気空隙幅は、前記した回
転磁気ヘッドHa1,Hb1,Ha2,Hb2によって記録
形成される記録跡幅よりも広いものにされている。
【0021】前記した回転ドラム1に設けた前記の回転
磁気ヘッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回転軸2
を対称中心とする180度対称の位置に、回転ドラム1
に設けた電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子
による回転磁気ヘッドの駆動装置4には、消去ヘッドH
ew2と特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙を備
えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa2とが同一の高さ
に取付けられているとともに、特定な第1のアジマス角
を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッド
Ha2が、前記した特定な第2のアジマス角を有する磁
気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb2と消
去ヘッドHew2との取付け高さとは、1記録跡幅分だ
け異った取付け高さに取付けられている。また、前記し
た消去ヘッドHew2の磁気空隙幅は、前記した回転磁
気ヘッドHa1,Hb1,Ha2,Hb2によって記録形成
される記録跡幅よりも広いものにされている。
【0022】そして、前記した特定な第1のアジマス角
を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッド
Ha1と、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を
備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa2とは、回転軸
2を対称中心とする正確に180度対称の位置に設けら
れており、また、前記した特定な第2のアジマス角を有
する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb
1と、特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙を備え
た記録再生用の回転磁気ヘッドHb2とは、回転軸2を
対称中心とする正確に180度対称の位置に設けられて
いる。図8の(b)は前記した回転磁気ヘッドHa2と
回転磁気ヘッドHb2と消去ヘッドHew2の拡大側面図
であり、また図8の(c)は前記した回転磁気ヘッドH
a1と回転磁気ヘッドHb1と消去ヘッドHew1との拡
大側面図である。
【0023】図9に示す本発明の磁気記録再生装置の実
施例において、図9の(a)に示されている回転ドラム
1に設けられている電歪物質を用いて構成した電気ー機
械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3には、特
定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再
生用の回転磁気ヘッドHa1と、特定な第2のアジマス
角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッ
ドHb1と、消去ヘッドHewとが同一高さに取付けら
れており、また、回転ドラム1に設けた前記の回転磁気
ヘッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回転軸2を対
称中心とする180度対称の位置に、回転ドラム1に設
けた電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子によ
る回転磁気ヘッドの駆動装置4には、特定な第2のアジ
マス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気
ヘッドHb2と、特定な第1のアジマス角を有する磁気
空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa2とが同
一高さに取付けられている。また、前記した消去ヘッド
Hewの磁気空隙幅は、前記した回転磁気ヘッドHa
1,Hb1,Ha2,Hb2によって記録形成される記録跡
幅よりも広いものにされている。
【0024】そして、前記した特定な第1のアジマス角
を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッド
Ha1と、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を
備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa2とは、回転軸
2を対称中心とする正確に180度対称の位置に設けら
れており、また、前記した特定な第2のアジマス角を有
する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb
1と、特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙を備え
た記録再生用の回転磁気ヘッドHb2とは、回転軸2を
対称中心とする正確に180度対称の位置に設けられて
いる。図9の(b)は前記した回転磁気ヘッドHa2と
回転磁気ヘッドHb2との拡大側面図であり、また図9
の(c)は前記した回転磁気ヘッドHb1と回転磁気ヘ
ッドHa1と消去ヘッドHewとの拡大側面図である。
【0025】図10に示す本発明の磁気記録再生装置の
実施例において、図10の(a)に示されている回転ド
ラム1に設けられている電歪物質を用いて構成した電気
ー機械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3に
は、特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた
記録再生用の回転磁気ヘッドHb1と、特定な第1のア
ジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁
気ヘッドHa1と、消去ヘッドHe1とが同一高さに取付
けられており、また、回転ドラム1に設けた前記の回転
磁気ヘッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回転軸2
を対称中心とする180度対称の位置に、回転ドラム1
に設けた電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子
による回転磁気ヘッドの駆動装置4には、消去ヘッドH
e2と、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備
えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa2と、特定な第2
のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回
転磁気ヘッドHb2とが同一高さに取付けられている。
【0026】そして、前記した特定な第2のアジマス角
を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッド
Hb1と、特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙を
備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHb2とは、回転軸
2を対称中心とする正確に180度対称の位置に設けら
れており、また、前記した特定な第1のアジマス角を有
する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa
1と、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備え
た記録再生用の回転磁気ヘッドHa2とは、回転軸2を
対称中心とする正確に180度対称の位置に設けられて
いる。図10の(b)は前記した消去ヘッドHe2と回
転磁気ヘッドHa2と回転磁気ヘッドHb2との拡大側面
図であり、また図10の(c)は前記した回転磁気ヘッ
ドHb1と回転磁気ヘッドHa1と消去ヘッドHe1との
拡大側面図である。
【0027】図11に示す本発明の磁気記録再生装置の
実施例において、図11の(a)に示されている回転ド
ラム1に設けられている電歪物質を用いて構成した電気
ー機械変換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置3に
は、消去ヘッドHe1と特定な第1のアジマス角を有す
る磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHaと
が取付けられており、また、回転ドラム1に設けた前記
の回転磁気ヘッドの駆動装置3の取付け位置に対し、回
転軸2を対称中心とする180度対称の位置に、回転ド
ラム1に設けた電歪物質を用いて構成した電気ー機械変
換素子による回転磁気ヘッドの駆動装置4には、特定な
第2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用
の回転磁気ヘッドHbと、消去ヘッドHe2とが同一高
さに取付けられている。そして、前記した特定な第1の
アジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転
磁気ヘッドHaと、特定な第2のアジマス角を有する磁
気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHbとは、
回転軸2を対称中心とする正確に180度対称の位置に
設けられている。図11の(b)は前記した回転磁気ヘ
ッドHbと消去ヘッドHe2との拡大側面図であり、ま
た図11の(c)は前記した消去ヘッドHe1と回転磁
気ヘッドHaとの拡大側面図である。なお、図1乃至図
11に示す磁気記録再生装置において、電気ー機械変換
素子を用いた回転磁気ヘッドの駆動装置に設けられるべ
き消去ヘッドの取付け位置は各図中に示される取付け位
置に限定されることはなく、回転磁気ヘッドとの相対的
な配置関係において、図中に示されている配置状態に対
して逆にされてもよいことは勿論であり、また、他の配
置態様とされてもよいのである。
【0028】これまでに説明した本発明の磁気記録再生
装置の各実施例の構成により、ドラムの180度対称の
位置に回転磁気ヘッドを制御信号に応じて記録跡の幅方
向に駆動変位させる電気ー機械変換素子を用いた回転磁
気ヘッドの駆動装置に設けてある記録再生用の回転磁気
ヘッドによってアジマス記録されている記録跡の記録内
容を、回転磁気ヘッドの駆動装置に設けてある消去ヘッ
ドによって消去した後に、回転磁気ヘッドによってアジ
マス記録を行なうことが容易にでき、したがって、記録
済みの記録媒体に対して重ね書きにより1本乃至〜数本
の記録跡を単位とする駒書換えを行なった場合において
も、前記の書換えが行なわれた部分から良好な品位の再
生画像を容易に得ることができるのであり、また、消去
ヘッドを2個の回転磁気ヘッドの駆動装置のそれぞれに
消去ヘッドを設けた場合には、同一の記録跡を2度消し
する場合における回転待ち時間を短縮することができ、
さらに、2個の回転磁気ヘッドの駆動装置のそれぞれ
に、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた
記録再生用の回転磁気ヘッドと、特定な第2のアジマス
角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッ
ドとを備えさせた場合には、テープ速度を変更した場合
にも、より滑らかな動きの再生画像を容易に得ることが
できるのである。
【0029】さて、図1及び図2について説明した磁気
記録再生装置のように、2個の回転磁気ヘッドの駆動装
置の内の1個のものだけに消去ヘッドHeが設けられて
いてしかも180度対称の位置に、特定な第1のアジマ
ス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘ
ッドHaと、特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙
を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHbとが配置され
ている構成とされている場合には、記録に先立って行な
われるべき消去動作のために、回転ドラム1を1回転さ
せることが必要とされるが、図3について説明した磁気
記録再生装置のように、2個の回転磁気ヘッドの駆動装
置の双方のものに消去ヘッド(He1,He2)が設けら
れている場合には、記録に先立って行なわれるべき消去
動作のために、回転ドラム1を半回転させるだけでよい
から、回転待ち時間が短縮できることになり、また同一
の記録跡を2度消しする場合における回転待ち時間の短
縮を実現できる。
【0030】また、図4について説明した磁気記録再生
装置においては、2個の回転磁気ヘッドの駆動装置の内
の1個のものに特定な第1のアジマス角を有する磁気空
隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドHa2と、特定
な第2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生
用の回転磁気ヘッドHbとが設けられているから、磁気
テープの走行速度を、通常の記録再生時の走行速度と異
ならせて再生しても、滑らかな動きの再生画像を再生で
きる映信号を再生できる。さらに、図5について説明し
た磁気記録再生装置においては、2個の回転磁気ヘッド
の駆動装置の双方のものに、それぞれ特定な第1のアジ
マス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気
ヘッドと、特定な第2のアジマス角を有する磁気空隙を
備えた記録再生用の回転磁気ヘッドとが1対のものとし
て設けられているとともに、2個の回転磁気ヘッドの駆
動装置の1方のものに消去ヘッドHeが設けられている
ために、から、磁気テープの走行速度を、通常の記録再
生時の走行速度と異ならせて再生しても、なお一層、滑
らかな動きの再生画像を再生できる映信号を再生でき
る。
【0031】図6について説明した磁気記録再生装置に
おいては、2個の回転磁気ヘッドの駆動装置の双方のも
のに、それぞれ特定な第1のアジマス角を有する磁気空
隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドと、特定な第2
のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回
転磁気ヘッドとが1対のものとして設けられているとと
もに、2個の回転磁気ヘッドの駆動装置の双方のものに
消去ヘッドHe1(He2)が設けられているために、磁
気テープの走行速度を、通常の記録再生時の走行速度と
異ならせて再生しても、なお一層、滑らかな動きの再生
画像を再生できる映信号を再生できる他に、同一の記録
跡を2度消しする場合における回転待ち時間を短縮で
き、また、通常の記録再生時における磁気テープの走行
速度においても全ての記録跡を1記録跡毎に消去するこ
ともできる。
【0032】図7について説明した磁気記録再生装置に
おいては、2個の回転磁気ヘッドの駆動装置の双方のも
のに、それぞれ特定な第1のアジマス角を有する磁気空
隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドと、特定な第2
のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回
転磁気ヘッドとが異なる取付け高さとされた各1対のも
のが設けられているとともに、2個の回転磁気ヘッドの
駆動装置の内の1方のものに消去幅が記録跡の幅よりも
広い消去ヘッドHewを設けているために、前記したそ
れぞれ1対の回転磁気ヘッド(Ha1とHb1とによる1
対またはHa2とHb2とによる1対)によって、例えば
輝度信号と搬送色信号とを同時に2本の記録跡に記録
し、再生する形式のVTRやデジタル信号の記録再生用
のVTRにも対応可能であり、それらのVTRにおける
駒書換えを良好に行なうことができる。
【0033】図8について説明した磁気記録再生装置に
おいては、2個の回転磁気ヘッドの駆動装置の双方のも
のに、それぞれ特定な第1のアジマス角を有する磁気空
隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドと、特定な第2
のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回
転磁気ヘッドとが異なる取付け高さとされた各1対のも
のが設けられているとともに、2個の回転磁気ヘッドの
駆動装置の内の双方のものに消去幅が記録跡の幅よりも
広い消去ヘッドHewを設けているために、前記したそ
れぞれ1対の回転磁気ヘッド(Ha1とHb1とによる1
対またはHa2とHb2とによる1対)によって、例えば
輝度信号と搬送色信号とを同時に2本の記録跡に記録
し、再生する形式のVTRやデジタル信号の記録再生用
のVTRにも対応可能であり、それらのVTRにおける
駒書換えを良好に行なうことができる他に、同一の記録
跡を2度消しする場合における回転待ち時間を短縮で
き、また、通常の記録再生時における磁気テープの走行
速度においても全ての記録跡を1記録跡毎に消去するこ
ともできる。
【0034】図9について説明した磁気記録再生装置に
おいては、2個の回転磁気ヘッドの駆動装置の双方のも
のに、それぞれ設けた特定な第1のアジマス角を有する
磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドと、特定
な第2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生
用の回転磁気ヘッドとによる各1対のものにおける回転
磁気ヘッドの組合せの関係が、既述した図5について説
明した磁気記録再生装置の場合とは異なっているため
に、記録時に例えばメモリを用いて記録信号の時間軸上
の位置を調整することが必要とされることを除けば、図
5を参照して既述した磁気記録再生装置と同様の効果が
得られる。
【0035】図10について説明した磁気記録再生装置
においては、図9について既述した磁気記録再生装置と
同様の効果が得られる他に、回転ドラム1に180度対
称に配設する2個の回転磁気ヘッドの駆動装置として同
一構成のものを使用できるという利点が得られる。ま
た、図11について説明した磁気記録再生装置において
は、図4について既述した磁気記録再生装置と同様の効
果が得られる。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明の磁気記録再生装置は、ドラムの180
度対称の位置に配置した回転磁気ヘッドを制御信号に応
じて記録跡の幅方向に駆動変位させる電気ー機械変換素
子を用いた回転磁気ヘッドの駆動装置に取付けてある記
録再生用の回転磁気ヘッドによってアジマス記録されて
いる記録跡の記録内容を、回転磁気ヘッドの駆動装置に
設けてある消去ヘッドによって消去した後に、回転磁気
ヘッドによってアジマス記録を行なうことが容易にで
き、したがって、記録済みの記録媒体に対して1本乃至
〜数本の記録跡を単位とする駒書換えを行なった場合に
おいても、前記の書換えが行なわれた部分から良好な品
位の再生画像を容易に得ることができるのであり、従来
装置について既述した諸問題点は良好に解決できる。ま
た、消去ヘッドを2個の回転磁気ヘッドの駆動装置のそ
れぞれに消去ヘッドを設けた場合には、同一の記録跡を
2度消しする場合における回転待ち時間を短縮すること
ができ、さらに、2個の回転磁気ヘッドの駆動装置のそ
れぞれに、特定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を
備えた記録再生用の回転磁気ヘッドと、特定な第2のア
ジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁
気ヘッドとを備えさせた場合には、テープ速度を変更し
た場合にも、より滑らかな動きの再生画像を容易に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図で
ある。
【図2】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図で
ある。
【図3】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図で
ある。
【図4】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図で
ある。
【図5】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図で
ある。
【図6】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図で
ある。
【図7】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図で
ある。
【図8】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図で
ある。
【図9】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図で
ある。
【図10】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図
である。
【図11】本発明の磁気記録再生装置の実施例を示す図
である。
【符号の説明】
1…回転ドラム、2…回転軸、3,4…電歪物質を用い
て構成した電気ー機械変換素子による回転磁気ヘッドの
駆動装置、5,6…ボイスコイルモータを電気ー機械変
換素子に用いた回転磁気ヘッドの駆動装置、7,8…ボ
イスコイルモータを電気ー機械変換素子に用いた回転磁
気ヘッドの駆動装置の可動部、Ha,Ha1,Ha2…特
定な第1のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再
生用の回転磁気ヘッド、Hb,Hb1,Hb2…特定な第
2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の
回転磁気ヘッド、He,He1,He2,Hew,Hew
1,Hew2…消去ヘッド、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープの長手方向に対して傾斜して
    いる状態に形成される順次の記録跡における隣り合うも
    のが互に異なるアジマス角の磁気空隙を有する磁気ヘッ
    ドによって記録再生されるように構成されている磁気記
    録再生装置において、ドラムの180度対称の位置に回
    転磁気ヘッドを制御信号に応じて記録跡の幅方向に駆動
    変位させる電気ー機械変換素子を用いた回転磁気ヘッド
    の駆動装置を設け、前記した2個の回転磁気ヘッドの駆
    動装置における可動部には、互に他方の回転磁気ヘッド
    の駆動装置における可動部に設けた記録再生用の回転磁
    気ヘッドとはアジマス角を異にする磁気空隙を備えた記
    録再生用の回転磁気ヘッドを設け、また、前記した2個
    の回転磁気ヘッドの駆動装置における少なくとも一方の
    ものには、前記した記録再生用の回転磁気ヘッドと隣接
    して消去ヘッドを設けてなる磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 2個の回転磁気ヘッドの駆動装置におけ
    るそれぞれの可動部に取付けられた1個ずつの記録再生
    用の回転磁気ヘッドが、正確に180度対称の位置に配
    置されているようにした請求項1の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 2個の回転磁気ヘッドの駆動装置におけ
    る可動部にそれぞれ並設される第1のアジマス角を有す
    る磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドと、第
    2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の
    回転磁気ヘッドとの2個ずつの回転磁気ヘッドは、第1
    のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回
    転磁気ヘッドと、第2のアジマス角を有する磁気空隙を
    備えた記録再生用の回転磁気ヘッドとが、それぞれ正確
    に180度対称の位置に配置されているようにした請求
    項1の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 2個の回転磁気ヘッドの駆動装置におけ
    る可動部にそれぞれ並設される第1のアジマス角を有す
    る磁気空隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドと、第
    2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の
    回転磁気ヘッドとの2個ずつの回転磁気ヘッドは、第1
    のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用の回
    転磁気ヘッドと、第1のアジマス角を有する磁気空隙を
    備えた記録再生用の回転磁気ヘッドとが、それぞれ正確
    に180度対称の位置に配置されているように、また、
    第2のアジマス角を有する磁気空隙を備えた記録再生用
    の回転磁気ヘッドと、第2のアジマス角を有する磁気空
    隙を備えた記録再生用の回転磁気ヘッドとが、それぞれ
    正確に180度対称の位置に配置されているようにした
    請求項1の磁気記録再生装置。
JP4358449A 1992-12-25 1992-12-25 磁気記録再生装置 Pending JPH06197303A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19804353C2 (de) * 1997-02-07 2002-07-11 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd Zapfwellenbaugruppe für Arbeitsfahrzeuge

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19804353C2 (de) * 1997-02-07 2002-07-11 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd Zapfwellenbaugruppe für Arbeitsfahrzeuge

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