JPH06195595A - 車両用表示装置 - Google Patents
車両用表示装置Info
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- JPH06195595A JPH06195595A JP34610392A JP34610392A JPH06195595A JP H06195595 A JPH06195595 A JP H06195595A JP 34610392 A JP34610392 A JP 34610392A JP 34610392 A JP34610392 A JP 34610392A JP H06195595 A JPH06195595 A JP H06195595A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自車両の走行環境に関連する走行環境情報を
収集し、車両の運転上有用な情報を選定して運転者に提
供する車両用表示装置を提供することである。 【構成】 自車両の走行環境に関連する走行環境情報を
収集して表示部７に表示する車両用表示装置である。自
車両走行環境情報収集部９は走行環境情報を収集して走
行状況認識部４に供給する。走行状況認識部４は供給さ
れた上記走行環境情報を取り込んで自車両の走行状況の
認識情報として記憶する。提供情報選定部５は、この走
行状況認識部４に記憶された情報から自車両の走行状況
に応じて運転に必要な提供情報を選定する。表示部７
は、提供情報選定部５により選定された選定情報の表示
画面情報を生成して上記表示部７に表示する。スイッチ
８は、表示部７に表示される表示範囲の切替のマニュア
ルモードと自動モードとを選択する。
収集し、車両の運転上有用な情報を選定して運転者に提
供する車両用表示装置を提供することである。 【構成】 自車両の走行環境に関連する走行環境情報を
収集して表示部７に表示する車両用表示装置である。自
車両走行環境情報収集部９は走行環境情報を収集して走
行状況認識部４に供給する。走行状況認識部４は供給さ
れた上記走行環境情報を取り込んで自車両の走行状況の
認識情報として記憶する。提供情報選定部５は、この走
行状況認識部４に記憶された情報から自車両の走行状況
に応じて運転に必要な提供情報を選定する。表示部７
は、提供情報選定部５により選定された選定情報の表示
画面情報を生成して上記表示部７に表示する。スイッチ
８は、表示部７に表示される表示範囲の切替のマニュア
ルモードと自動モードとを選択する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自車両の走行環境に関
連する走行環境情報を収集して運転上有用な情報を運転
者に提供する車両用表示装置に関する。
連する走行環境情報を収集して運転上有用な情報を運転
者に提供する車両用表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、この種の装置の一例として、自車
両が現在走行している走行位置を検出し、この自車両の
走行位置を含む地図とともに、自車両の現在の走行位置
をＣＲＴディスプレイ上に表示し、自車両を目的地へ誘
導する、いわゆるカー・ナビゲーション・システムと呼
ばれる車両用走行誘導装置が実用化されている。
両が現在走行している走行位置を検出し、この自車両の
走行位置を含む地図とともに、自車両の現在の走行位置
をＣＲＴディスプレイ上に表示し、自車両を目的地へ誘
導する、いわゆるカー・ナビゲーション・システムと呼
ばれる車両用走行誘導装置が実用化されている。
【０００３】上記車両用走行誘導装置は、具体的には図
示しないが、車速センサおよび方位センサを備える一
方、車両が現在走行している路線の前方の分岐点の手前
数１００メートルないし２キロメートルの範囲に設けら
れた分岐点情報発信局から、路線に沿って６０メートル
程度の受信エリアを有する電波信号として発射される上
記分岐点の分岐点情報を受信する分岐点情報受信装置を
備える。そして、これら車速センサ、方位センサおよび
分岐点情報受信装置からの出力に基づいて、マイクロコ
ンピュータで自車両の現在の走行位置をリアルタイムに
演算し、その演算結果とともに、上記マイクロコンピュ
ータのＣＤ−ＲＯＭ等の記憶装置に記憶された地図画像
信号をディスプレイに表示し、ディスプレイの表示画面
に表示された地図上の車両の現在の走行位置をリアルタ
イムに表示する。
示しないが、車速センサおよび方位センサを備える一
方、車両が現在走行している路線の前方の分岐点の手前
数１００メートルないし２キロメートルの範囲に設けら
れた分岐点情報発信局から、路線に沿って６０メートル
程度の受信エリアを有する電波信号として発射される上
記分岐点の分岐点情報を受信する分岐点情報受信装置を
備える。そして、これら車速センサ、方位センサおよび
分岐点情報受信装置からの出力に基づいて、マイクロコ
ンピュータで自車両の現在の走行位置をリアルタイムに
演算し、その演算結果とともに、上記マイクロコンピュ
ータのＣＤ−ＲＯＭ等の記憶装置に記憶された地図画像
信号をディスプレイに表示し、ディスプレイの表示画面
に表示された地図上の車両の現在の走行位置をリアルタ
イムに表示する。
【０００４】また、上記車両用走行誘導装置において、
自車両の位置検出の精度の関係から、車速センサ、方位
センサおよび分岐点情報受信装置による自車両の位置検
出に加えて、ＧＰＳ（グローバル・ポジショニング・シ
ステム）衛星からの電波の受信による、自車両の位置決
めも併用されている。
自車両の位置検出の精度の関係から、車速センサ、方位
センサおよび分岐点情報受信装置による自車両の位置検
出に加えて、ＧＰＳ（グローバル・ポジショニング・シ
ステム）衛星からの電波の受信による、自車両の位置決
めも併用されている。
【０００５】従来、この種の車両用走行誘導装置におい
て、走行距離検出器から入力する単位距離毎のパルスの
走行距離信号に基づいて、信号処理装置が車速を算出
し、この車速に対応する縮尺率を切替、設定し、この切
替、設定された縮尺率に応じて、記憶媒体に記憶されて
いる種々の縮尺の地図情報を自動選択することにより、
常に適切な縮尺の地図に車両走行位置を表示するように
したものが提案されている（たとえば、特公平１−５３
４７５号公報参照）。
て、走行距離検出器から入力する単位距離毎のパルスの
走行距離信号に基づいて、信号処理装置が車速を算出
し、この車速に対応する縮尺率を切替、設定し、この切
替、設定された縮尺率に応じて、記憶媒体に記憶されて
いる種々の縮尺の地図情報を自動選択することにより、
常に適切な縮尺の地図に車両走行位置を表示するように
したものが提案されている（たとえば、特公平１−５３
４７５号公報参照）。
【０００６】また、上記のようなカー・ナビゲーション
・システムのほかに、車両の運転上有用な情報を運転者
に提供するシステムとして、自車両を中心とした所定角
度範囲を走査して周辺の他車両の方向と距離を含んだ相
対位置を測定し、この他車両の相対位置に基づいて表示
のための演算処理を行い、この演算処理結果に基づい
て、自車両に対する他車両の相対位置の変化をベクトル
表示するようにした車間距離表示装置が提案されている
（たとえば、実開昭６２−６２９８４号公報参照）。
・システムのほかに、車両の運転上有用な情報を運転者
に提供するシステムとして、自車両を中心とした所定角
度範囲を走査して周辺の他車両の方向と距離を含んだ相
対位置を測定し、この他車両の相対位置に基づいて表示
のための演算処理を行い、この演算処理結果に基づい
て、自車両に対する他車両の相対位置の変化をベクトル
表示するようにした車間距離表示装置が提案されている
（たとえば、実開昭６２−６２９８４号公報参照）。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なカー・ナビゲーション・システムは、自車両の位置を
検出して、記録媒体に予め記憶させた地図上に、自車両
の位置情報を表示するものであり、また、車間距離表示
装置は自車両に対する他車両の相対位置の変化を表示す
るものであって、いずれも特定の運転情報を運転者に提
供するためのものであった。
なカー・ナビゲーション・システムは、自車両の位置を
検出して、記録媒体に予め記憶させた地図上に、自車両
の位置情報を表示するものであり、また、車間距離表示
装置は自車両に対する他車両の相対位置の変化を表示す
るものであって、いずれも特定の運転情報を運転者に提
供するためのものであった。
【０００８】本発明の目的は、自車両の走行環境に関連
する走行環境情報を収集し車両の運転上有用な情報を選
定して運転者に提供する車両用表示装置を提供すること
である。
する走行環境情報を収集し車両の運転上有用な情報を選
定して運転者に提供する車両用表示装置を提供すること
である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１にかかる発明は、自車両の走行環境に関連
する走行環境情報を収集して表示手段に表示する車両用
表示装置であって、上記走行環境情報を収集する自車両
走行環境情報収集手段と、この自車両走行環境情報収集
手段により収集された上記走行環境情報を取り込んで自
車両の走行状況の認識情報として記憶する走行状況認識
手段と、この走行状況認識手段に記憶された情報から自
車両の走行状況に応じて運転に必要な提供情報を選定す
る提供情報選定手段と、この提供情報選定手段により選
定された選定情報の表示画面情報を生成して上記表示手
段に表示するための表示画面生成手段とを備えたことを
特徴とするものである。
め、請求項１にかかる発明は、自車両の走行環境に関連
する走行環境情報を収集して表示手段に表示する車両用
表示装置であって、上記走行環境情報を収集する自車両
走行環境情報収集手段と、この自車両走行環境情報収集
手段により収集された上記走行環境情報を取り込んで自
車両の走行状況の認識情報として記憶する走行状況認識
手段と、この走行状況認識手段に記憶された情報から自
車両の走行状況に応じて運転に必要な提供情報を選定す
る提供情報選定手段と、この提供情報選定手段により選
定された選定情報の表示画面情報を生成して上記表示手
段に表示するための表示画面生成手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【００１０】また、上記目的を達成するため、請求項２
にかかる発明は、請求項１に記載の車両用表示装置にお
いて、上記表示画面生成手段が提供情報選定手段により
選定された上記選定情報を自動的に表示範囲を切り替え
て表示手段に表示することを特徴とするものである。
にかかる発明は、請求項１に記載の車両用表示装置にお
いて、上記表示画面生成手段が提供情報選定手段により
選定された上記選定情報を自動的に表示範囲を切り替え
て表示手段に表示することを特徴とするものである。
【００１１】さらに、上記目的を達成するため、請求項
３にかかる発明は、請求項１または２に記載の車両用表
示装置において、上記走行環境情報が自車両の近くにあ
る他車の位置情報、道路形状情報あるいは道路交通情報
等の運転上の注意情報であることを特徴とするものであ
る。
３にかかる発明は、請求項１または２に記載の車両用表
示装置において、上記走行環境情報が自車両の近くにあ
る他車の位置情報、道路形状情報あるいは道路交通情報
等の運転上の注意情報であることを特徴とするものであ
る。
【００１２】
【作用】上記走行状況認識手段は、自車両走行環境情報
収集手段により収集された上記走行環境情報を取り込ん
で自車両の走行状況の認識情報として記憶する。この走
行状況認識手段に記憶された自車両の走行状況の認識情
報から、自車両の走行状況に応じて必要な提供情報を選
定し、選定情報を運転者に提供する。
収集手段により収集された上記走行環境情報を取り込ん
で自車両の走行状況の認識情報として記憶する。この走
行状況認識手段に記憶された自車両の走行状況の認識情
報から、自車両の走行状況に応じて必要な提供情報を選
定し、選定情報を運転者に提供する。
【００１３】
【発明の効果】請求項１にかかる発明によれば、自車両
の走行に伴う適切な運転情報が運転者に提供されるの
で、運転者は表示手段に表示される運転情報に基づいて
自車両の運転に際して適確な判断を下すことができ、運
転の安全性が大幅に向上する。
の走行に伴う適切な運転情報が運転者に提供されるの
で、運転者は表示手段に表示される運転情報に基づいて
自車両の運転に際して適確な判断を下すことができ、運
転の安全性が大幅に向上する。
【００１４】また、請求項２にかかる発明によれば、選
定された選定情報が自動的に表示範囲を切り替えて表示
手段に表示されるので、運転者は表示手段の表示内容を
最適な表示範囲で容易に読み取ることができる。
定された選定情報が自動的に表示範囲を切り替えて表示
手段に表示されるので、運転者は表示手段の表示内容を
最適な表示範囲で容易に読み取ることができる。
【００１５】さらに、請求項３にかかる発明によれば、
運転者は、自車両の運転中に注意すべき状況を早期に知
ることができる。
運転者は、自車両の運転中に注意すべき状況を早期に知
ることができる。
【００１６】
【実施例】以下に、添付の図面を参照して本発明の実施
例を説明する。本発明にかかる車両用表示装置の構成の
概略を図１に示す。
例を説明する。本発明にかかる車両用表示装置の構成の
概略を図１に示す。
【００１７】上記車両用表示装置は、自車両の車速、他
車との距離あるいは路面の状態を検知する路面センサ等
のセンサユニット１，電波として発射されている交通情
報を受信する通信ユニット２および地図情報等のデータ
をＣＤ−ＲＯＭ等に記憶したデータベース３等からなる
自車両走行環境情報収集部９を備える。上記車両用表示
装置はまた、走行状況認識部４，提供情報選定部５，表
示画面生成部６，表示部７および表示モード切替スイッ
チ８を備える。
車との距離あるいは路面の状態を検知する路面センサ等
のセンサユニット１，電波として発射されている交通情
報を受信する通信ユニット２および地図情報等のデータ
をＣＤ−ＲＯＭ等に記憶したデータベース３等からなる
自車両走行環境情報収集部９を備える。上記車両用表示
装置はまた、走行状況認識部４，提供情報選定部５，表
示画面生成部６，表示部７および表示モード切替スイッ
チ８を備える。
【００１８】上記走行状況認識部４は、自車両走行環境
情報収集部９により収集された車速、他車との距離、路
面の状態、交通情報あるいは地図情報等の走行環境情報
を取り込んで自車両の走行状況の認識情報として記憶す
る。また、上記提供情報選定部５は、走行状況認識部４
に記憶された自車両の走行状況の上記認識情報から自車
両の走行状況に応じて必要な提供情報を選定する。さら
に、上記表示画面生成部６は、提供情報選定部５により
選定された提供情報から表示画面を生成し、この提供情
報を表示部７に表示させる。
情報収集部９により収集された車速、他車との距離、路
面の状態、交通情報あるいは地図情報等の走行環境情報
を取り込んで自車両の走行状況の認識情報として記憶す
る。また、上記提供情報選定部５は、走行状況認識部４
に記憶された自車両の走行状況の上記認識情報から自車
両の走行状況に応じて必要な提供情報を選定する。さら
に、上記表示画面生成部６は、提供情報選定部５により
選定された提供情報から表示画面を生成し、この提供情
報を表示部７に表示させる。
【００１９】上記表示画面生成部６は、表示範囲設定部
６ａを備え、この表示範囲設定部６ａは、提供情報選定
部５により選定された提供情報の表示部６における表示
範囲が読取りに適切なものとなるように、たとえば図
５，図６および図７に示すように、提供情報の表示範囲
を自動的に切り替える。
６ａを備え、この表示範囲設定部６ａは、提供情報選定
部５により選定された提供情報の表示部６における表示
範囲が読取りに適切なものとなるように、たとえば図
５，図６および図７に示すように、提供情報の表示範囲
を自動的に切り替える。
【００２０】なお、図１において、表示モード切替スイ
ッチ８は、上記表示部７に表示される表示画面の表示範
囲を、自動的に選択する自動モードと、運転者が手動に
より選択するマニュアルモードとを切り替えるためのス
イッチである。
ッチ８は、上記表示部７に表示される表示画面の表示範
囲を、自動的に選択する自動モードと、運転者が手動に
より選択するマニュアルモードとを切り替えるためのス
イッチである。
【００２１】図１の車両用表示装置の自車両走行環境情
報収集部９，走行状況認識部４および提供情報選定部５
の構成の詳細を図２に示す。
報収集部９，走行状況認識部４および提供情報選定部５
の構成の詳細を図２に示す。
【００２２】図２に示すように、自車両走行環境情報収
集部９のセンサユニット１は、車速センサ、方位センサ
および分岐点情報受信装置のアンテナおよびＧＰＳ（グ
ローバル・ポジショニング・システム）衛星からの電波
の受信アンテナを含む自車両位置検出センサ（ナビゲー
ションシステム）１１，自車両の車速を検出する車速セ
ンサ１２，自車両に設置されて走行中の自車両の外部の
画像情報を撮影するＣＣＤカメラ１３，他車からの反射
波に基づいて他車との距離情報等を検知するレーザレー
ダ１４，自車両が走行している路面の状況を検出する路
面センサ１７，雨滴を検出する雨滴センサ１８および時
間の経過を計測する時計１９等からなる。また、自車両
走行環境情報収集部９の受信機１５は、たとえば通常の
放送電波を受信するラジオ受信機である。さらに、自車
両走行環境情報収集部９の道路データ記憶装置１６は、
たとえば地図情報を記憶したＣＤ−ＲＯＭのＣＤ−ＲＯ
Ｍドライバである。
集部９のセンサユニット１は、車速センサ、方位センサ
および分岐点情報受信装置のアンテナおよびＧＰＳ（グ
ローバル・ポジショニング・システム）衛星からの電波
の受信アンテナを含む自車両位置検出センサ（ナビゲー
ションシステム）１１，自車両の車速を検出する車速セ
ンサ１２，自車両に設置されて走行中の自車両の外部の
画像情報を撮影するＣＣＤカメラ１３，他車からの反射
波に基づいて他車との距離情報等を検知するレーザレー
ダ１４，自車両が走行している路面の状況を検出する路
面センサ１７，雨滴を検出する雨滴センサ１８および時
間の経過を計測する時計１９等からなる。また、自車両
走行環境情報収集部９の受信機１５は、たとえば通常の
放送電波を受信するラジオ受信機である。さらに、自車
両走行環境情報収集部９の道路データ記憶装置１６は、
たとえば地図情報を記憶したＣＤ−ＲＯＭのＣＤ−ＲＯ
Ｍドライバである。
【００２３】走行状況認識部４は、たとえばＣＰＵ，Ｒ
ＯＭおよびＲＡＭ等からなるマイクロコンピュータとそ
のインターフェース回路であるＡ／Ｄ変換器およびＤ／
Ａ変換器等の回路により構成され、自車両走行環境情報
収集部９から入力する、自車両の位置情報、自車両の速
度、自車両の走行レーン、他車両との車間距離、他車両
との相対速度、周辺車両の台数、道路形状、道路特性、
道路交通状況、霧や風や雨や路面の情報を含む気象情報
および昼と夜の情報を含む時間情報を演算する。そし
て、これらの演算結果は、上記マイクロコンピュータの
クロックパルスにより決定される時間間隔を有する処理
ルーチン毎に、前の処理ルーチンで記憶された内容を更
新して上記ＲＡＭに、自車両の走行環境情報の認識情報
として記憶する。
ＯＭおよびＲＡＭ等からなるマイクロコンピュータとそ
のインターフェース回路であるＡ／Ｄ変換器およびＤ／
Ａ変換器等の回路により構成され、自車両走行環境情報
収集部９から入力する、自車両の位置情報、自車両の速
度、自車両の走行レーン、他車両との車間距離、他車両
との相対速度、周辺車両の台数、道路形状、道路特性、
道路交通状況、霧や風や雨や路面の情報を含む気象情報
および昼と夜の情報を含む時間情報を演算する。そし
て、これらの演算結果は、上記マイクロコンピュータの
クロックパルスにより決定される時間間隔を有する処理
ルーチン毎に、前の処理ルーチンで記憶された内容を更
新して上記ＲＡＭに、自車両の走行環境情報の認識情報
として記憶する。
【００２４】上記走行状況認識部４において、自車両の
位置は、上記自車両位置検出センサ１１により検出さ
れ、自車両の速度は、車速センサ１２から出力する車速
パルスに基づいて自車両の車速を演算処理することによ
り求められ、自車両の走行レーンは、ＣＣＤカメラ１３
が撮影した自車両の外部の画像情報および受信機１５か
らの受信情報に基づいて求められる。
位置は、上記自車両位置検出センサ１１により検出さ
れ、自車両の速度は、車速センサ１２から出力する車速
パルスに基づいて自車両の車速を演算処理することによ
り求められ、自車両の走行レーンは、ＣＣＤカメラ１３
が撮影した自車両の外部の画像情報および受信機１５か
らの受信情報に基づいて求められる。
【００２５】また、上記走行状況認識部４において、他
車両との車間距離、他車両との相対速度および周辺車両
の台数は、ＣＣＤカメラ１３からの上記画像情報とレー
ザレーダ１４から入力する信号と受信機１５の受信情報
とに基づいて求められる。
車両との車間距離、他車両との相対速度および周辺車両
の台数は、ＣＣＤカメラ１３からの上記画像情報とレー
ザレーダ１４から入力する信号と受信機１５の受信情報
とに基づいて求められる。
【００２６】さらに、上記走行状況認識部４において、
自車両が走行する道路のカーブ、交差点、トンネル、橋
等の道路形状等の道路形状および郊外、市街地、高速道
路、一般道路等の道路種別は、受信機１５からの上記受
信情報と、道路データ記憶装置１６に記憶された地図情
報とに基づいて求められる。
自車両が走行する道路のカーブ、交差点、トンネル、橋
等の道路形状等の道路形状および郊外、市街地、高速道
路、一般道路等の道路種別は、受信機１５からの上記受
信情報と、道路データ記憶装置１６に記憶された地図情
報とに基づいて求められる。
【００２７】さらにまた、上記走行状況認識部４におい
て、気象情報は、上記受信機１５の受信信号と、路面セ
ンサ１７の出力と、雨滴センサ１８の出力とに基づいて
求められ、また、時間の経過は時計１９により求められ
る。
て、気象情報は、上記受信機１５の受信信号と、路面セ
ンサ１７の出力と、雨滴センサ１８の出力とに基づいて
求められ、また、時間の経過は時計１９により求められ
る。
【００２８】一方、上記提供情報選定部５は、推論部５
ａと知識ベース５ｂとから構成されている。上記推論部
５ａは、表示モード切替スイッチ８が自動選択モードで
あるときは、走行状況認識部４の上記ＲＡＭに記憶され
ている自車両位置、自車両速度、自車両走行レーン、他
車両との車間距離、他車両との相対速度、周辺車両の台
数、道路形状、道路特性、道路交通状況、気象および時
間の情報の中から、たとえばＣＤ−ＲＯＭ等に記憶され
た知識ベース５ｂに基づいて、その時の走行状態におい
て、運転者に知らせることが最も必要な情報をＡＩ処理
により推定して、表示画面生成部６に出力する。
ａと知識ベース５ｂとから構成されている。上記推論部
５ａは、表示モード切替スイッチ８が自動選択モードで
あるときは、走行状況認識部４の上記ＲＡＭに記憶され
ている自車両位置、自車両速度、自車両走行レーン、他
車両との車間距離、他車両との相対速度、周辺車両の台
数、道路形状、道路特性、道路交通状況、気象および時
間の情報の中から、たとえばＣＤ−ＲＯＭ等に記憶され
た知識ベース５ｂに基づいて、その時の走行状態におい
て、運転者に知らせることが最も必要な情報をＡＩ処理
により推定して、表示画面生成部６に出力する。
【００２９】以上に構成を説明した図１および図２の車
両用表示装置の動作を図３および図４に示すフローによ
り説明する。
両用表示装置の動作を図３および図４に示すフローによ
り説明する。
【００３０】上記車両用表示装置の処理ルーチンがスタ
ートすると、図３のステップＳ１において、表示画面生
成部６の表示画面設定部６ａは、予め設定された表示範
囲内で表示画面を生成する。
ートすると、図３のステップＳ１において、表示画面生
成部６の表示画面設定部６ａは、予め設定された表示範
囲内で表示画面を生成する。
【００３１】ついで、ステップＳ２にて、表示モード切
替スイッチ８により選択されているモードが自動モード
かマニュアルモードかが判定される。このステップＳ２
にて、オートモードが選択されていないと判定される
と、ステップＳ１４にて、マニュアル設定された表示範
囲で表示画面を生成し、ステップＳ１３にて生成した画
面を表示する。
替スイッチ８により選択されているモードが自動モード
かマニュアルモードかが判定される。このステップＳ２
にて、オートモードが選択されていないと判定される
と、ステップＳ１４にて、マニュアル設定された表示範
囲で表示画面を生成し、ステップＳ１３にて生成した画
面を表示する。
【００３２】一方、上記ステップＳ２にて、オートモー
ドが選択されていると判定されると、走行状況認識部４
は、ステップＳ３にて、自車両走行環境情報収集部９の
情報に基づいて演算された走行情報から走行状況を認識
し、この走行状況に基づいて、ステップＳ４にて、運転
者に提供する情報の候補を選択する。
ドが選択されていると判定されると、走行状況認識部４
は、ステップＳ３にて、自車両走行環境情報収集部９の
情報に基づいて演算された走行情報から走行状況を認識
し、この走行状況に基づいて、ステップＳ４にて、運転
者に提供する情報の候補を選択する。
【００３３】上記ステップＳ４の実行により選択された
運転者に提供する情報の候補を、ステップＳ６にて、提
供情報選択部５の知識ベース５ｂを用いて優先順位をつ
け、次いで、ステップＳ６にて、優先順位の高い情報と
自車両が同一画面に表示されるように、表示範囲を選定
し、ステップＳ７にて、表示画面を生成する。
運転者に提供する情報の候補を、ステップＳ６にて、提
供情報選択部５の知識ベース５ｂを用いて優先順位をつ
け、次いで、ステップＳ６にて、優先順位の高い情報と
自車両が同一画面に表示されるように、表示範囲を選定
し、ステップＳ７にて、表示画面を生成する。
【００３４】次いで、ステップＳ８にて、自車両の走行
状況に変化があるか否かを判定し、走行状況に変化がな
いときには、そのままステップＳ１３が実行されて、上
記で生成された画面が表示され、再び、ステップＳ２に
戻る。
状況に変化があるか否かを判定し、走行状況に変化がな
いときには、そのままステップＳ１３が実行されて、上
記で生成された画面が表示され、再び、ステップＳ２に
戻る。
【００３５】上記ステップＳ８にて、自車両の走行状況
に変化があると判定されると、ステップＳ９にて、運転
者に提供する情報の候補を選択する。
に変化があると判定されると、ステップＳ９にて、運転
者に提供する情報の候補を選択する。
【００３６】上記ステップＳ９の実行により選択された
運転者に提供する情報の候補を、ステップＳ１０にて、
提供情報選択部５の知識ベース５ｂを用いて優先順位を
つけ、次いで、ステップＳ１１にて、優先順位の高い情
報と自車両が同一画面に表示されるように、表示範囲を
選定し、ステップＳ１２にて、表示画面を生成し、次い
で、ステップＳ１３にて生成した上記表示画面を表示
し、再び、ステップ２に戻る。
運転者に提供する情報の候補を、ステップＳ１０にて、
提供情報選択部５の知識ベース５ｂを用いて優先順位を
つけ、次いで、ステップＳ１１にて、優先順位の高い情
報と自車両が同一画面に表示されるように、表示範囲を
選定し、ステップＳ１２にて、表示画面を生成し、次い
で、ステップＳ１３にて生成した上記表示画面を表示
し、再び、ステップ２に戻る。
【００３７】以上のようにして、自車両の走行に伴う適
切な運転情報が運転者に提供され、運転者はこの運転情
報に基づいて自車両の運転に適確な判断を下すことがで
きる。また、自動モードでは、選定された選定情報が自
動的に最適な表示範囲に切り替えられて表示部７に表示
されるので、運転者は表示部７の表示内容を容易に読み
取ることができる。さらに、運転者は、表示部７の表示
により運転中に対処すべき状況を早期に知ることができ
る。
切な運転情報が運転者に提供され、運転者はこの運転情
報に基づいて自車両の運転に適確な判断を下すことがで
きる。また、自動モードでは、選定された選定情報が自
動的に最適な表示範囲に切り替えられて表示部７に表示
されるので、運転者は表示部７の表示内容を容易に読み
取ることができる。さらに、運転者は、表示部７の表示
により運転中に対処すべき状況を早期に知ることができ
る。
【図１】 本発明にかかる車両用表示装置の一実施例の
構成の概略を示すブロック図である。
構成の概略を示すブロック図である。
【図２】 本発明にかかる車両用表示装置の一実施例の
構成の詳細を示すブロック図である。
構成の詳細を示すブロック図である。
【図３】 図２の車両用表示装置の動作のフローであ
る。
る。
【図４】 図２の車両用表示装置の動作のフローであ
る。
る。
【図５】 図２の車両用表示装置の表示部に表示される
表示画面の狭域表示例を示す。
表示画面の狭域表示例を示す。
【図６】 図２の車両用表示装置の表示部に表示される
表示画面の中域表示例を示す。
表示画面の中域表示例を示す。
【図７】 図２の車両用表示装置の表示部に表示される
表示画面の広域表示例を示す。
表示画面の広域表示例を示す。
１ センサユニット ２ 通信ユニット ３ データベース ４ 走行状況認識部 ５ 提供情報選定部 ６ 表示画面生成部 ６ａ 表示範囲設定部 ７ 表示部 ８ 表示切替スイッチ ９ 自車両走行環境情報収集部
Claims (3)
- 【請求項１】 自車両の走行環境に関連する走行環境情
報を収集して表示手段に表示する車両用表示装置であっ
て、 上記走行環境情報を収集する自車両走行環境情報収集手
段と、この自車両走行環境情報収集手段により収集され
た上記走行環境情報を取り込んで自車両の走行状況の認
識情報として記憶する走行状況認識手段と、この走行状
況認識手段に記憶された情報から自車両の走行状況に応
じて運転に必要な提供情報を選定する提供情報選定手段
と、この提供情報選定手段により選定された選定情報の
表示画面情報を生成して上記表示手段に表示するための
表示画面生成手段とを備えたことを特徴とする車両用表
示装置。 - 【請求項２】 上記表示画面生成手段が提供情報選定手
段により選定された上記選定情報を自動的に表示範囲を
切り替えて表示手段に表示することを特徴とする請求項
１記載の車両用表示装置。 - 【請求項３】 上記走行環境情報が自車両の近くにある
他車の位置情報、道路形状情報あるいは道路交通情報等
の運転上の注意情報であることを特徴とする請求項１ま
たは２記載の車両用表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34610392A JPH06195595A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34610392A JPH06195595A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06195595A true JPH06195595A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18381158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34610392A Pending JPH06195595A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06195595A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP3232289A1 (en) | 2016-04-15 | 2017-10-18 | Panasonic Intellectual Property Corporation of America | Information presentation control apparatus, autonomous vehicle, and autonomous-vehicle driving support system |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP34610392A patent/JPH06195595A/ja active Pending
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