JPH06195113A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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Publication number
JPH06195113A
JPH06195113A JP35690992A JP35690992A JPH06195113A JP H06195113 A JPH06195113 A JP H06195113A JP 35690992 A JP35690992 A JP 35690992A JP 35690992 A JP35690992 A JP 35690992A JP H06195113 A JPH06195113 A JP H06195113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
input
arithmetic
programmable controller
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35690992A
Other languages
English (en)
Inventor
Eizo Nakano
栄造 中野
Yoshio Torisawa
由男 鳥澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP35690992A priority Critical patent/JPH06195113A/ja
Publication of JPH06195113A publication Critical patent/JPH06195113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】プログラマブルコントローラにおいて、プログ
ラミングのミスによる誤動作を防止する。 【構成】演算装置2及び3において、メモリ22及び3
2に記憶されたユーザプログラムを実行し、I/Oイメ
ージ23及び33に出力する際に出力マスク24及び3
4との論理積を取ってから出力する。入出力装置40に
おいて、I/Oイメージ23及び33の出力データの論
理和を取って出力データ42とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通の入出力装置を利
用して動作する複数の演算装置を備えたプログラマブル
コントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械をコントロールするために数値
制御装置(以下、NC装置と略す)に内蔵されたプログ
ラマブルコントローラ(以下、PCと略す)において
は、より複雑な内容を高速に処理することが求められて
いる。ところが、一台で複雑な内容を高速に処理するこ
とが可能な演算装置を備えたPCを使えばコストアップ
の要因となる。そのため、処理速度は比較的低速ではあ
るが安価な演算装置を複数台用意し、共通の入出力装置
を利用して処理を分担させることでコストを抑えるPC
が、提案、実用化されている。
【0003】図5は従来のPCの一例を示すブロック図
である。共有バス10を介して、演算装置20及び30
と、入出力装置40とが繋がっている。入出力装置40
の1スキャン動作を図6に示すフローチャートで説明す
る。入出力装置40において、まず外部機器50からの
入力信号を読み込み(ステップS1)、入力データ41
を確定する(ステップS2)。なお入力データ41が確
定するまでの間、外部からのアクセスが禁止される。入
力データ41が確定すると、外部からのアクセスを許可
し、演算装置20及び30の処理が終了するのを待つ
(ステップS3)。演算装置20及び30の処理が終了
すると、演算装置20及び30のI/Oイメージ23及
び33の出力データを、共有バス10を通してアクセス
して両者の論理和を取り(ステップS4)、結果を出力
データ42として確定する(ステップS5)。最後に、
出力データ42をもとに外部機器50へ出力信号を出力
して(ステップS6)、1スキャン動作を終了する。
【0004】演算装置20(30)の1スキャン動作を
図7に示すフローチャートで説明する。入出力装置40
の入力データ41を、I/Oイメージ23に読み込む
(ステップS11)。次にCPU21において、メモリ
22に記憶されたユーザプログラムを、I/Oイメージ
23に読み込まれた入力データをもとに実行する(ステ
ップS12)。 ユーザプログラムの実行結果を、I/
Oイメージ23に出力データとして書き込み(ステップ
S13)、1スキャン動作を終了する。なお、例として
演算装置が2台からなる構成について述べたが、3台以
上の場合についても同様である。このように入出力装置
及び演算装置それぞれが、高速に1スキャン動作を繰り
返し実行することで処理を進めていく構成になってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のPCに
おいては、演算装置20及び30はI/Oイメージ23
及び33に出力データを書き込むことで、出力データ4
2の全てのデータをアクセスすることが可能である。と
ころが、このような構成では、演算装置20と30に別
々の機器の制御を分担させる場合に、プログラミングの
誤りのために相互の出力が干渉してしまう恐れがある。
例えば、演算装置20が本機回りの制御を、演算装置3
0がローダの制御を実行するように分担してプログラミ
ングをした場合に、演算装置20のプログラミングにミ
スが有ると、ローダが誤った出力により誤動作してしま
う可能性があった。本発明は、上記のような事情からな
されたものであり、本発明の目的は、プログラミングの
ミスによる誤動作を防止することができるPCを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、共通の入出力
装置を利用して動作する複数の演算装置を備えたプログ
ラマブルコントローラに関するものであり、本発明の上
記目的は、前記演算装置毎に前記入出力装置への出力を
許可及び禁止するための出力マスクを持ち、前記各演算
装置の出力と前記各出力マスクとの論理積を取って前記
演算装置毎の有効出力とし、前記演算装置の有効出力の
論理和を取って前記入出力装置における有効な出力とす
ることにより達成される。
【0007】
【作用】本発明にあっては、複数の演算装置が入出力装
置を共有する際に、入出力装置への出力を許可及び禁止
するための出力マスクを持ち、相互に出力が干渉しない
ように出力マスクを設定するようにしているので、プロ
グラミングのミスによる誤動作を防止できる。また、出
力マスクにて、入出力装置への出力が禁止されている領
域に出力が発生した場合を検知してアラームとするよう
にしているので、プログラミングの誤りを検出すること
ができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明のPCの一例を図5に対応させ
て示すブロック図であり、同一構成箇所は同符号を付し
て説明を省略する。演算装置2及び3に、それぞれ出力
マスク24及び34が追加されており、I/Oイメージ
23及び33に出力データを書き込む際に、出力マスク
24及び34との論理積を取ってから書き込むようにな
っている。演算装置2(3)の1スキャン動作を図2に
示すフローチャートで説明する。入出力装置40の入力
データ41を、I/Oイメージ23に読み込む(ステッ
プS11)。
【0009】次にCPU21において、メモリ22に記
憶されたユーザプログラムを、I/Oイメージ23に読
み込まれた入力データをもとに実行する(ステップS1
2)。そして、ユーザプログラムの実行結果と、出力マ
スク24との論理積を取り(ステップS21)、出力マ
スク24においてI/Oイメージ23への書き込みを許
可されている出力であるか否かを調べる(ステップS2
2)。書き込みが許可された出力であれば、ユーザプロ
グラムの実行結果を、I/Oイメージ23に出力データ
として書き込む(ステップS13)。一方、書き込みが
許可されていない出力にアクセスが発生した場合は、I
/Oイメージ23の所定の位置にエラーが発生したこと
を書き込み(ステップS23)、1スキャン動作を終了
する。例として演算装置が2台からなる構成について述
べたが、3台以上の場合についても同様である。
【0010】ここで、エラー情報は、共有バス10を通
して入出力装置40にて読み出され、外部機器50にて
ランプ出力等の形でユーザに示され、あるいは、図示し
ない表示パネルに表示されることでユーザに示される。
また、演算装置毎にエラー情報を書き込む位置を変える
ことにより、どの演算装置のプログラムでエラーが発生
したかを判別することができる。
【0011】出力マスク24及び34の実体は、ROM
またはRAM等のメモリ上に展開されるビットイメージ
であり、I/Oイメージ23及び33の出力データと一
対一で対応する。図3は、出力マスクのビットイメージ
の一例を示す図であり、図4は出力マスクのビットイメ
ージの別の一例を示す図である。ビット=1の場合に書
き込み許可となり、ビット=0の場合は書き込み不許可
となる。図3が出力マスク24の一部に対応し、図4が
出力マスク34の一部に対応するものと仮定すると、ア
ドレス0000〜アドレス0001においては演算装置
2及び3の出力は排他的であり、アドレス0002にお
いては双方共出力不可である。また、アドレス0003
の下位4ビットは双方からアクセス可能となっている。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明のPCによれば、プ
ログラミングのミスによって誤った出力が発生すること
を防止できるので、運転効率を大幅に向上させることが
できると共に、安全性を高めることができる。また、出
力マスクによって禁止された領域への出力が発生した場
合にアラームとするようにしているので、どの演算装置
でエラーが発生したかを知る事ができ、プログラミング
のミスを容易に発見することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPCの一例を示すブロック図である。
【図2】本発明のPCの主要部の1スキャン動作の一例
を示すブロック図である。
【図3】本発明の出力マスクの一例を示す図である。
【図4】本発明の出力マスクの別の一例を示す図であ
る。
【図5】従来のPCの一例を示すブロック図である。
【図6】従来のPCの主要部の1スキャン動作の例を示
すフローチャートである。
【図7】従来のPCの別の主要部の1スキャン動作の例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 共有バス 2、3、20、30 演算装置 24、34 出力マスク 40 入出力装置 50 外部機器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出力装置を共有する複数の演算装置を備
    えたプログラマブルコントローラにおいて、前記演算装
    置毎に前記入出力装置への出力を許可及び禁止するため
    の出力マスクを持ち、前記各演算装置の出力と前記各出
    力マスクとの論理積を取って前記演算装置毎の有効出力
    とし、前記演算装置の有効出力の論理和を取って前記入
    出力装置における有効な出力とするようにしたことを特
    徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】前記出力マスクで出力を禁止された領域に
    出力した場合にアラームとするようにした請求項1に記
    載のプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】前記入出力装置を共有する際に、共通のバ
    スを介してデータの送受信を行なうようにした請求項1
    に記載のプログラマブルコントローラ。
JP35690992A 1992-12-22 1992-12-22 プログラマブルコントローラ Pending JPH06195113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35690992A JPH06195113A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 プログラマブルコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35690992A JPH06195113A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 プログラマブルコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06195113A true JPH06195113A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18451373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35690992A Pending JPH06195113A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 プログラマブルコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06195113A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310534A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Omron Corp 安全リモートi/oターミナル

Cited By (1)

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