JPH06194986A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH06194986A
JPH06194986A JP34418792A JP34418792A JPH06194986A JP H06194986 A JPH06194986 A JP H06194986A JP 34418792 A JP34418792 A JP 34418792A JP 34418792 A JP34418792 A JP 34418792A JP H06194986 A JPH06194986 A JP H06194986A
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JP
Japan
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fixing
oil
roller
web
fixing roller
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JP34418792A
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English (en)
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Takeshi Ozasa
剛 小笹
Masaaki Ishii
正昭 石井
Masayuki Ogusu
雅之 小楠
Mineko Kawasaki
みね子 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着ウェブの含浸オイル量の減少を防いで定
着ローラ表面での高いクリーニング機能と定着機能を確
保することができる定着装置を提供すること(第1発
明)。 【構成】 定着装置に設けられるウェブ装置1におい
て、定着ウェブ6を、不織布6Aと該不織布6Aの片面
(定着ローラ9に当接しない側の面)を被覆する不透油
耐熱性フィルム6Bとの2層構造とする(第1発明)。
第1発明によれば、定着ローラ9前での定着ウェブ6か
らのオイルの蒸発が不透油耐熱性フィルム6Bによって
効果的に防がれるため、定着ウェブ6におけるオイルの
含浸量の減少が抑えられ、これによってウェブ装置1の
本来の機能が十分発揮され、定着ローラ9表面での高い
クリーニング機能と定着機能が確保され、定着部での画
像の安定性向上と定着ローラ9の高寿命化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を用いた
複写機やレーザビームプリンタ等の画像形成装置の定着
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】定着装置には定着ローラ表面をクリーニ
ングするためのウェブ装置が設けられるが、該ウェブ装
置においては、オイルを含浸した不織布等の単層の定着
ウェブが定着ローラ表面に直接当接されることによっ
て、定着ローラ表面にオイルが塗布されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定着装置のウェブ装置においては、オイルを含浸した不
織布から成る定着ウェブのみが単層で定着ローラ当接に
するため、次のような問題があった。
【0004】即ち、オイルを含浸した定着ウェブが定着
ローラに当接する前の段階では定着ローラの表面温度は
約200℃となるため、その後定着ウェブが定着ローラ
に近づくと、定着ウェブに本来含まれていなければなら
ない筈のオイルが定着ローラの熱によって蒸発し、定着
ウェブの含浸オイル量が減少する。そして、定着ウェブ
の含浸オイル量が減少すると、ウェブ装置が正常に作用
せず、定着ローラ表面でのクリーニング機能及び定着機
能が損なわれるという問題が発生する。尚、斯かる問題
はコピーボリュームが小さい複写機では特に顕著であ
る。
【0005】従って、第1発明の目的とする処は、定着
ウェブの含浸オイル量の減少を防いで定着ローラ表面で
の高いクリーニング機能と定着機能を確保することがで
きる定着装置を提供することにある。
【0006】ところで、定着ローラにオフセット防止用
のオイルを塗布する装置としては、オイルを含浸したク
リーニングローラを定着ローラに押圧して該クリーニン
グローラを従動回転せしめる装置が知られている。
【0007】ところが、上記クリーニングローラを用い
る装置においては、低温環境下での使用時や電源スイッ
チ投入直後の使用時等において定着ローラの周辺が十分
に暖まっていない状態では、クリーニングローラに含浸
されたオイルの染み出しが悪く、十分なオイル塗布や清
掃が行なわれず、トナーオフセットが発生し易いという
問題があった。
【0008】そこで、オイルの染み出しを良くするため
に低粘度のオイルをクリーニングローラに含浸せしめる
と、そのオイルの低分子成分が揮発し易く、揮発したオ
イルの低分子成分が帯電線等に付着して均一な帯電を阻
害するという不具合が発生する。
【0009】従って、第2発明の目的とする処は、使用
状態に拘らず、揮発しにくいオイルを定着ローラに常に
良好に塗布して該定着ローラを清掃することができる定
着装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく第
1発明は、オイルを含浸した不織布で構成される定着ウ
ェブを定着ローラに押圧して該定着ローラの表面にオイ
ルを塗布するウェブ装置を備える定着装置において、前
記定着ウェブの少なくとも片面を不透油耐熱性フィルム
で被覆したことを特徴とする。
【0011】又、第2発明は、オイルを含浸したクリー
ニングローラを定着ローラに押圧して該定着ローラの表
面にオイルを塗布する装置を備える定着装置において、
前記クリーニングローラの内部にオイル供給手段及び熱
源を設けたことをその特徴とする。
【0012】
【作用】第1発明によれば、定着ウェブは少なくともそ
の片面(定着ローラに当接しない側の面)が不透油耐熱
性フィルムで被覆されるため、定着ローラ前での該定着
ウェブからのオイルの蒸発が不透油耐熱性フィルムによ
って効果的に防がれ、定着ウェブにおけるオイルの含浸
量の減少が抑えられ、これによってウェブ装置の本来の
機能が十分発揮され、定着ローラ表面での高いクリーニ
ング機能と定着機能を確保することができ、定着部での
画像の安定性向上と定着ローラの高寿命化を図ることが
できる。
【0013】又、第2発明によれば、クリーニングロー
ラに設けられた熱源によってクリーニングローラに含浸
されたオイルが加熱されるため、該オイルの粘度が下が
ってこれの染み出し効率が高められ、低温環境下での使
用時や電源スイッチ投入直後の使用時等において定着ロ
ーラの周辺が十分に暖まっていない状態でも、クリーニ
ングローラに含浸されたオイルが定着ローラに十分塗布
され、定着ローラでのトナーオフセットが効果的に防が
れるとともに、定着ローラの表面が十分に清掃される。
そして、オイルが熱源によって加熱されるため、該オイ
ルとして揮発しにくい高粘度のものを使用することがで
き、オイルの揮発に伴う帯電線等の汚染の問題も解消さ
れる。
【0014】
【実施例】
[第1発明]以下に第1発明の実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
【0015】<第1実施例>図1は本発明の第1実施例
に係る定着装置のウェブ装置部の断面図、図2は定着ウ
ェブの断面図である。
【0016】図1において、1はウェブ装置であり、該
ウェブ装置1は、定着ローラ9の表面にオフセット防止
用のオイルを塗布し、且つ、定着ローラ9の表面に付着
したオフセットトナーを除去して定着ローラ9の表面を
清掃するための装置であり、次のように構成されてい
る。
【0017】即ち、ウェブ装置1は、送り出し軸2によ
って回転自在に軸支された送り出しローラ3と、巻き取
り軸4によって回転自在に軸支された巻き取りローラ5
と、両ローラ3,5にそれぞれ巻回された定着ウェブ6
と、回転軸7によって回転自在に支承されたスポンジ又
はゴム製の押圧ローラ8で構成されており、定着ウェブ
6は図示のように押圧ローラ8によって前記定着ローラ
9に押圧されている。尚、定着ローラ9は不図示の駆動
装置によって図示矢印方向に回転駆動され、これの中心
部には定着用ヒータ10が内蔵されている。
【0018】ところで、前記定着ウェブ6は、図2に詳
細に示すように、オイル11を含浸した不織布6Aの表
面(定着用熱ローラ9に当接する側とは反対側の表面)
を、例えばポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン等の不透
油耐熱性フィルム6Bで被覆して構成される。尚、該定
着ウェブ6の未使用部分は前記送り出しローラ3に、使
用済部分は前記巻き取りローラ5にそれぞれ巻回されて
いる。
【0019】上記構成において、通常のコピー動作時に
は定着ローラ9が図1の矢印方向に回転駆動され、同時
に巻き取りローラ5が矢印方向に回転駆動され、使用済
みの定着ウェブ6が巻き取りローラ5に巻き取られると
ともに、送り出しローラ3からは未使用の定着ウェブ6
が送り出され、該未使用の定着ウェブ6はその不織布6
Aが、図示矢印方向に従動回転する押圧ローラ8によっ
て、定着ローラ9の表面に押圧される。このように定着
ウェブ6の不織布6Aが定着ローラ9の表面に押圧され
ると、該不織布6Aに含浸されたオイル11が定着ロー
ラ9の表面に塗布され、該定着ローラ9の表面に付着し
たオフセットトナーが除去されてその表面が清掃され
る。
【0020】而して、本実施例では、定着ウェブ6は不
織布6Aと不透油耐熱性フィルム6Bとの2層構造を有
するため、定着ローラ9前での不織布6Aからのオイル
11の蒸発が不透油耐熱性フィルム6Bによって効果的
に防がれ、定着ウェブ6におけるオイル11の含浸量の
減少が抑えられ、この結果、ウェブ装置1の本来の機能
が十分発揮され、定着ローラ9表面での高いクリーニン
グ機能と定着機能を確保することができ、定着部での画
像の安定性向上と定着ローラ9の高寿命化を図ることが
できる。
【0021】<第2実施例>次に、第1発明の第2実施
例を図3に基づいて説明する。尚、図3は第2実施例に
係る定着装置のウェブ装置部の断面図であり、本図にお
いては図1に示したと同一要素には同一符号を付してお
り、以下、それらについての説明は省略する。
【0022】本実施例では、押圧ローラ8の近傍に使用
済フィルム巻き付け軸14を配するとともに、軸13に
よって回転自在に軸支されたフィルム巻き取りローラ1
2を設けている。
【0023】そして、本実施例においては、定着ウェブ
6を、オイルを含浸した不織布6Aと、該不織布6Aの
両面を被覆する不透油耐熱性フィルム6B,6Cとで3
層構造に構成している。尚、一方のフィルム6Bは不織
布6Aの一方の表面(定着ローラ9に当接する側とは反
対側の表面)に貼着されており、他方のフィルム6Cは
不織布6Aの他の表面(定着ローラ9に当接する側の表
面)に当接されている。
【0024】而して、本実施例においても、通常のコピ
ー動作時には定着ローラ9が図3の矢印方向に回転駆動
され、同時に巻き取りローラ5が矢印方向に回転駆動さ
れ、使用済みの定着ウェブ6が巻き取りローラ5に巻き
取られるとともに、送り出しローラ3からは未使用の定
着ウェブ6が送り出される。そして、未使用の定着ウェ
ブ6は、押圧ローラ8によって定着ローラ9に押圧され
る直前において、そのフィルム6Cが不織布6Aから剥
されて使用済フィルム巻き付け軸14を経由して前記フ
ィルム巻き取りローラ12に巻き取られる。
【0025】従って、フィルム6Cが剥されて不織布6
Aとフィルム6Bとで2層構造を成す定着ウェブ6は、
図示矢印方向に従動回転する押圧ローラ8によってその
不織布6Aが定着ローラ9の表面に押圧される。このよ
うに定着ウェブ6の不織布6Aが定着ローラ9の表面に
押圧されると、該不織布6Aに含浸されたオイルが定着
ローラ9の表面に塗布され、該定着ローラ9の表面に付
着したオフセットトナーが除去されてその表面が清掃さ
れる。
【0026】而して、本実施例では、定着ウェブ6は定
着ローラ9に押圧される直前までその両面が不透油耐熱
性フィルム6B,6Cによって被覆されるため、定着ロ
ーラ9前での不織布6Aからのオイルの蒸発が更に効果
的に防がれる。
【0027】<第3実施例>次に、第1発明の第3実施
例を図4に基づいて説明する。尚、図4は第3実施例に
係る定着装置のウェブ装置部の断面図であり、本図にお
いても図1に示したと同一要素には同一符号を付してお
り、以下、それらについての説明は省略する。
【0028】本実施例では、5つのフィルム搬送軸1
4,15,16,17,18を図示のように配し、これ
らのフィルム搬送軸14〜18と送り出しローラ3及び
押圧ローラ8の間に不透油耐熱性フィルム6Bを閉ルー
プ状に巻装している。
【0029】而して、本実施例においても、定着ローラ
9前での定着ウェブ6からのオイルの蒸発が不透油耐熱
性フィルム6Bによって効果的に防がれ、前記第1及び
第2実施例と同様の効果が得られる。そして、特に本実
施例においては、不織布6Aと同一時期のフィルム6B
の交換が不要となり、ウェブ装置1のコストダウンを図
ることができる。 [第2発明]以下に第2発明の実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
【0030】<第1実施例>図5は本発明に係る定着装
置の断面図である。
【0031】図5において、21は定着ローラであり、
これは外周面に離型層を有する中空ローラであって、そ
の内部には加熱用ヒータ23が設けられている。そし
て、該定着ローラ21は加熱用ヒータ23によって加熱
され、その表面温度はサーミスタ24で検出され、不図
示の制御手段によってその温度が所定の温度になるよう
温調制御されている。
【0032】又、22は上記加熱ローラ21に圧接され
る加圧ローラであり、該加圧ローラ22はその表層にシ
リコンゴム等の弾性層を有し、バネ26bによって加圧
部材26が支軸26aを中心として時計回転方向に付勢
されるように該加圧ローラ22は前記定着ローラ21に
押圧され、定着ローラ21との間に定着ニップを形成し
ている。
【0033】而して、周知の電子写真プロセスによって
トナーTを転写された転写材Pは、入口ガイド25によ
ってガイドされながら定着ローラ21と加圧ローラ22
間の前記定着ニップに搬送される。
【0034】ところで、定着ローラ21と加圧ローラ2
2は図5の矢印方向に回転しており、上記転写材Pが両
ローラ21,22間の転写ニップを通過すると、該転写
材P上に転写されたトナーTは熱と圧力によって転写材
Pに定着される。そして、トナーTの定着を受けた転写
材Pは、分離爪27a,27b及び排紙ガイド28に導
かれて機外に排出される。
【0035】ところで、本実施例においては、定着ロー
ラ21にはクリーニングローラ29が当接しているが、
該クリーニングローラ29は、その表層にフェルト層2
9aを有し、その内側には揮発しにくいシリコンオイル
(粘度10000cs)を含浸したスポンジゴム層29
bが形成され、更にその内側の中空状の中心部には熱源
であるヒータ29cが設けられている。
【0036】而して、上記クリーニングローラ29は定
着ローラ21に圧接されて定着ローラ21の回転に対し
て従動回転する。そして、このとき、該クリーニングロ
ーラ29の前記スポンジゴム層29bに含浸されたシリ
コンオイルは、表層のフェルト層29aに順次微量ずつ
染み出して定着ローラ21の表面に塗布され、これによ
って定着ローラ21表面でのトナーオフセットが防がれ
るとともに、定着ローラ21表面が清掃されるが、本実
施例においては、クリーニングローラ29の中心部に内
蔵された前記ヒータ29cによってシリコンオイルが加
熱されるため、該シリコンオイルの粘度が下がってこれ
の染み効率が高められる。
【0037】そして、上記の結果、低温環境下での使用
時や電源スイッチ投入直後の使用時等において定着ロー
ラ21の周辺が十分に暖まっていない状態でも、クリー
ニングローラ29に含浸されたシリコンオイルが定着ロ
ーラ21に十分塗布され、定着ローラ21でのトナーオ
フセットが効果的に防がれるとともに、定着ローラ21
の表面が十分に清掃される。
【0038】ここで、本実施例に係る定着装置(ヒータ
有り)と従来の定着装置(ヒータ無し)でのトナーオフ
セット量の測定結果を図6に示すが、本実施例によれば
トナーオフセット量が従来に比して減少することが分か
る。
【0039】<第2実施例>前記第1実施例では、クリ
ーニングローラ29のスポンジゴム層29bに含浸され
るシリコンオイルとして粘度が10000csの一般的
なものを使用したが、前記第1実施例のようにシリコン
オイルをヒータ29cで加熱することによって該シリコ
ンオイルの染み出し効率が高められる結果、より高粘度
のシリコンオイルを使用可能であることが図7に示す実
験結果より分かった。尚、図7は本実施例に係る定着装
置(ヒータ有り)と従来の定着装置(ヒータ無し)での
トナーオフセット量の測定結果をシリコンオイルの粘度
に対して示している。
【0040】而して、上述のように、揮発成分の少ない
高粘度のシリコンオイルを使用できれば、該シリコンオ
イルの揮発が抑えられて帯電線等へのシリコンオイルの
付着が防がれ、均一な帯電等が実現される。
【0041】尚、クリーニングローラ29でのヒータ2
9cによるシリコンオイルの加熱は、低温環境下での使
用時や電源スイッチ投入(ON)直後の使用時等におい
て定着ローラ21の周辺が十分に暖まっていないときの
み行なうようにし、これによってシリコンオイルの供給
過多を防いでクリーニングローラ29の寿命延長を図る
ようにしても良い。
【0042】又、クリーニングローラ29の機能をオイ
ル供給のみに限定し、定着ローラ21の清掃には別に設
けたウェブ等の清掃部材を用いるようにしても良い。そ
の他、クリーニングローラ29は定着ローラ21に対す
るオイル塗布及び清掃のみならず、加圧ローラ22の清
掃等にも使用され得る。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、第1発明に
よれば、オイルを含浸した不織布で構成される定着ウェ
ブを定着ローラに押圧して該定着ローラの表面にオイル
を塗布するウェブ装置を備える定着装置において、前記
定着ウェブの少なくとも片面を不透油耐熱性フィルムで
被覆したため、定着ウェブの含浸オイル量の減少を防い
で定着ローラ表面での高いクリーニング機能と定着機能
を確保することができるという効果が得られる。
【0044】又、第2発明によれば、オイルを含浸した
クリーニングローラを定着ローラに押圧して該定着ロー
ラの表面にオイルを塗布する装置を備える定着装置にお
いて、前記クリーニングローラの内部にオイル供給手段
及び熱源を設けたため、該定着装置の使用状態に拘ら
ず、揮発しにくいオイルを定着ローラに常に良好に塗布
して該定着ローラを清掃することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の第1実施例に係る定着装置のウェブ
装置部の断面図である。
【図2】第1発明の第1実施例に係る定着装置のウェブ
装置に使用される定着ウェブの断面図である。
【図3】第1発明の第2実施例に係る定着装置のウェブ
装置部の断面図である。
【図4】第1発明の第3実施例に係る定着装置のウェブ
装置部の断面図である。
【図5】第2発明に係る定着装置の断面図である。
【図6】本実施例に係る定着装置(ヒータ有り)と従来
の定着装置(ヒータ無し)でのトナーオフセット量の測
定結果を電源投入(ON)からの時間経過に対して示す
図である。
【図7】本実施例に係る定着装置(ヒータ有り)と従来
の定着装置(ヒータ無し)でのトナーオフセット量の測
定結果をシリコンオイルの粘度に対して示す図である。
【符号の説明】
1 ウェブ装置 6 定着ウェブ 6A 不織布 6B,6C 不透油耐熱性フィルム 9 定着ローラ 11 オイル 12 フィルム巻き取りローラ 13〜18 フィルム搬送軸 21 定着ローラ 29 クリーニングローラ 29a フェルト層 29b スポンジゴム層 29c ヒータ(熱源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 みね子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルを含浸した不織布で構成される定
    着ウェブを定着ローラに押圧して該定着ローラの表面に
    オイルを塗布するウェブ装置を備える定着装置におい
    て、前記定着ウェブの少なくとも片面を不透油耐熱性フ
    ィルムで被覆したことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記定着ウェブの両面を不透油耐熱性フ
    ィルムで被覆し、該定着ウェブが前記定着ローラに接触
    する直前に一方の不透油耐熱性フィルムを剥がすように
    したことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記不透油耐熱性フィルムを複数のフィ
    ルム搬送軸の間に閉ループ状に巻装したことを特徴とす
    る請求項1記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 オイルを含浸したクリーニングローラを
    定着ローラに押圧して該定着ローラの表面にオイルを塗
    布する装置を備える定着装置において、前記クリーニン
    グローラの内部にオイル供給手段及び熱源を設けたこと
    を特徴とする定着装置。
JP34418792A 1992-12-24 1992-12-24 定着装置 Pending JPH06194986A (ja)

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