JPH0619366U - ファクシミリ送信用補助シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 適度な弾力性があり且つサインペンによって
書かれた文字を容易に拭き消すことができる材料からな
る記入シート１と、該記入シート１に接続しその記入面
に被せる透明なカバーシート２とからなる。 【効果】 記入シートに書き込む送信に必要な事項を何
度でも書き換えることができる。したがって、送信案内
に要する用紙、印刷費等を節約することができる。ま
た、紙資源の無駄を省くと共に公害防止にも資するもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はファクシミリ送信用補助シートに関し、更に詳細には、内容を繰り返 し書き換え可能な送信案内として使用することができるようになしたファクシミ リ送信用補助シートに係わる。

【０００２】

【従来の技術】

通常、ファクシミリにより送信するときは、送信先や送信の内容を記入した送 信案内書を作成する。しかし、この送信案内書は、保存を必要とする特別な場合 以外は、送信終了後にその殆どが廃棄処分されてしまうものである。

【０００３】 そしてまた、近時はファクシミリによる送信が著しく増えていることから、送 信案内書の作成に要する用紙と印刷費用は相当なものとなるが、これが全て無駄 になってしまうものである。また、膨大な量の紙資源を無駄にすることになると 共にゴミ公害を助長する原因ともなるものである。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、サインペンによって書かれた 文字を容易に拭き消すことができる材料からなる記入シートと、該記入シートの 記入面に被せるカバーシートとを用いることにより、記入シートに書き込む送信 内容を何度でも書き換えることができるようになし、もって上記問題点を解消す ることができるようになしたファクシミリ送信用補助シートを提供せんとするも のである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

而して、本考案の要旨とするところは、適度な弾力性があり且つサインペンに よって書かれた文字を容易に拭き消すことができる材料からなる記入シートと、 該記入シートの記入面に被せる透明なカバーシートとからなるファクシミリ送信 用補助シートにある。尚、本考案品に対して使用するサインペンは、ホワイトボ ードに使用するサインペンのように、書いた後容易に消せるものであればよい。

【０００６】

【作用】

次に、本考案の作用について説明する。 記入シートに日付、送信先、送信内容等をサインペンにより記入し、その記入 面に文字が送信中に擦れて消えないように透明なカバーシートを被せる。そして この状態においてファクシミリ送信を行うものである。

【０００７】

【実施例】

以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。 図１は本考案の第１実施例の斜視図である。

【０００８】 図中、１は方形の記入シートである。また、該記入シート１は送信するときに 支障がないように適度の弾力性を有すると共にサインペンによって書かれた文字 を容易に拭き消すことができる材料によって作製されている。 尚、本実施例においてはカバーシートよりやや厚手の白色又は透明なビニール シートを用いているが、紙にビニールでコーティングしたもの等でもよい。また 、本考案品に対して使用するサインペンは、一般にホワイトボードに使用される ものでよい。

【０００９】 ２は前記記入シート１と同形、同大の透明なカバーシートであり、前記記入シ ート１の記入面に被せるものである。また、該カバーシート２は前記記入シート １に一端側を接着又は溶着４により接続している。また、該カバーシート２は本 実施例では透明なビニールシートによって製作されている。該カバーシート２は ファクシミリ送信中に文字が擦れて消えることを防ぐものである。

【００１０】 然して、本実施例の場合には、記入シート１に日付、送信先、送信内容等をサ インペンによって記入し、記入面にカバーシート２を被せてファクシミリ送信す るものである。

【００１１】 次に、図２に示した本考案の第２実施例について説明する。 本実施例と前記第１実施例との相違点は、本実施例において、記入シート１に 予め送信案内に必要な文字や罫線等３を印刷等によって、消えないように表示し てある点にある。 したがって、この場合には、日付、送信先、送信書類名及び枚数等のみ記入す ればよい。 尚、その他の構成は前記第１実施例と同様であるので、同一の部材には同一の 符号を付して詳細な説明は省略する。

【００１２】 次に、図３に示した本考案の第３実施例について説明する。 本実施例と前記第１及び第２の実施例との相違点は、本実施例においては、カ バーシート２が記入シート１の先端より若干ずらした位置に、接着又は溶着４さ れている点にある。 したがって、この場合には、より容易にファクシミリに挿入することができ、 また次に位置する原稿をくわえこむ虞を解消することができる。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は上記の如き構成、作用であり、記入シートに書き込む送信に必要な事 項を、送信の都度書き換えることができるものである。 したがって、従来の如き用紙と印刷にかかる費用を節約することができるもの である。また同時に、紙資源の無駄を省くと共に公害防止にも資するものである 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例の斜視図である。

【図２】本考案の第２実施例の斜視図である。

【図３】本考案の第３実施例の斜視図である。 １ 記入シート ２ カバーシート ３ 送信案内に必要な文字、罫線等の表示 ４ 記入シートとカバーシートとの接着又は溶着による
接続部

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 適度な弾力性があり且つサインペンによ
   って書かれた文字を容易に拭き消すことができる材料か
   らなる記入シートと、該記入シートの記入面に被せる透
   明なカバーシートとからなるファクシミリ送信用補助シ
   ート。
2. 【請求項２】 記入シートが白色又は透明なビニールシ
   ート又は紙にビニールコーティングしたものである請求
   項１記載のファクシミリ送信用補助シート。
3. 【請求項３】 記入シートに、送信案内に必要な文字、
   罫線等を容易に消えないように表示してなる請求項１又
   は２記載のファクシミリ送信用補助シート。
4. 【請求項４】 カバーシートを記入シートの先端から若
   干ずらせた位置に、接着又は溶着させてなる請求項１乃
   至３記載のファクシミリ送信用補助シート。