JP3015611U - ペンホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ホワイトボード等への板書に際し、マーキング
ペン等の筆記具の交換の煩わしさをなくし、円滑な筆記
状態を継続することができるペンホルダーを提供する。 【構成】ペンホルダー１の木製の把持手２の上端に斜め
後方に湾曲して金属製のペン保持部３を立設する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ホワイトボード等への板書に使用される筆記具であるマーキングペ ンを保持するためのペンホルダーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、会議等の席で使用される壁面に掛けられたホワイトボード等への板書に 際しては、筆記具であるマーキングペンの先端を上向きに握持して書くことが多 い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来のようにペン先を上向きにした状態で筆記を続けると、内 部のインクが後端に下がってしまいインクの付きが悪くなるため、使用者は頻繁 にマーキングペンを取替える必要があり煩わしいものであった。 本考案は、従来技術の上記問題点に鑑み、ホワイトボード等への板書に際し、 筆記具の交換の煩わしさをなくし、円滑な筆記状態を継続することができるペン ホルダーを提供することを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

このため本考案では、ペンホルダーを、把持手と、該把持手に立設されると共 に、前方に傾斜して設けられたペン保持部とから構成した。

【０００５】

【作用】

ペン保持部を前方に傾斜して設けたので、ペン先は常に下向きとなるので、内 部のインクが常に供給される。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図１は本考案に係るペンホルダーの斜視図、図２は本実施例の使用状態を示す 側面図である。

【０００７】 図１に示すように、ペンホルダー１の木製の把持手２の上端には、斜め後方に 湾曲して設けられた金属製のペン保持部３が立設されており、このペン保持部３ の上端の筒状部３ａにマーキングペン４を差し込んで、マーキングペン４が前方 に傾斜した状態で保持できるようにされている。

【０００８】 次に本実施例の使用方法について説明する。 図２に示すように、使用者はペンホルダー１の把持手２を垂直に保持した状態 で、ホワイトボード５に筆記する。マーキングペン４のペン先は常に下向きとな り、内部のインクはマーカーのペン先に常に供給されることとなり、筆記した文 字は掠れることなく常に円滑な筆記状態を得ることができる。 尚、本実施例では、ペン保持部３を曲線状に設けているが、これに限定される ものではなく、マーキングペン４を前方に傾斜させて保持できる構造であれば所 期の効果を達成できることは言うまでもない。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は、以上のように構成したので、ホワイトボード等への板書に際し、筆 記具の交換の煩わしさをなくし、円滑な筆記状態を継続することができるという 優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るマーカーホルダーの斜視図であ
る。

【図２】本実施例の使用状態を示す側面図である。

【符号の説明】

１ ペンホルダー ２ 把持手 ３ ペン保持部 ３ａ 筒状部 ４ マーキングペン ５ ホワイトボード

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】把持手と、該把持手に立設されると共に、
   前方に傾斜して設けられたペン保持部とからなることを
   特徴とするペンホルダー。