JPH06792U - 筆記具ホルダー - Google Patents

筆記具ホルダー

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JPH06792U
JPH06792U JP041287U JP4128792U JPH06792U JP H06792 U JPH06792 U JP H06792U JP 041287 U JP041287 U JP 041287U JP 4128792 U JP4128792 U JP 4128792U JP H06792 U JPH06792 U JP H06792U
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JP
Japan
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writing instrument
insertion hole
pen
writing
support member
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Pending
Application number
JP041287U
Other languages
English (en)
Inventor
俊彦 奥岡
Original Assignee
共栄プラスチック株式会社
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Publication date
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Publication of JPH06792U publication Critical patent/JPH06792U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペン軸の太さの違う筆記具を保持できる筆記
具ホルダーを提供する。 【構成】 他部材との係着部14を有し、筆記具端部の
挿入される挿入孔11の形成された支持部材12の前記
挿入孔11の内周に、弾性材によるブラシ状の突起20
を形成した保持部材13を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば鉛筆からフェルトマーカーペン等のような太さの異なる筆 記具を自在に保持することをできるようにした筆記具ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、筆記具は、消費者の用途や嗜好に合わせて多種多様なものが作られ販売 されている。
【0003】 ところで、これら筆記具を保持しておく筆記具ホルダーには図7に示すように 、例えば他部材と係合する係着部14と、筆記具端部の挿入される挿入孔11の 形成された支持部材12からなるものが従来から知られている。
【0004】 これらホルダーは、筒状1やコイル状2等の支持部材12に、それら支持部材 12を他部材に固定するための係着部14として吸盤4、磁石5、クリップ6等 が取り付けられ、机上を始めとし、例えばメモ横のちょっとした壁面や柱、さら に、取り付け場所の限られる車内等に取り付けられ使用されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の筆記具ホルダーでは、筆記具の多様化に対処できない問 題がある。
【0006】 というのは、上記筆記具ホルダーの円筒状やコイル状の支持部材では、太さの 大幅に違う筆記具を支持することができない。例えばマーカーペン等のペン軸の 太い筆記具を支持させようとして、円筒の挿入孔やコイルの径を大きくすると、 その挿入孔へペン軸の細いボールペン等の筆記具を挿入した場合、その挿入した ボールペン等の筆記具は、挿入孔の径を大きくしたため、挿入孔の側壁に十分に 支持されず、挿入孔からすべり落ちたり、コイルの間から抜け落ちたりしてうま く保持できない。
【0007】 また、水性ペン等の筆記具では、インク漏れを防ぐため、ペン先を斜め上方に 向け、保存するのが良いとされるが、その場合上記のホルダーでは、ペンの挿入 の際、いちいちペン先を上に向けて挿入するという通常と逆の動作を行なわなけ ればならず、常に、このような動作を続けて行なわしめるのは非常に難しい。こ のため、上記ホルダーの支持部材を斜め上方に傾斜させるように壁面等に配置す ることも考えられるが、このとき、支持部材には前記ペンを保持する手段を有し ていないためペンが滑り落ちるという問題もある。
【0008】 また一方、上記ホルダーを車内に取り付けた場合、ブレーキの制動時や走行中 の振動により、挿入孔から筆記具が飛び出すという問題もある。
【0009】 そこで、この考案の課題は、支持部材の保持力を高め、支持部材が筆記具の太 さに係わらず筆記具をしっかりと保持し、しかも、その支持部材への筆記具の挿 入、挿出が容易にできるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案では、筆記具端部の挿入される挿通孔を 有する筆記具ホルダーにおいて、上記挿入孔内周に、弾性材によるブラシ状の突 起を形成した構成としたのである。
【0011】
【作用】
このように構成される筆記具ホルダーでは、挿入孔に筆記具端部を挿入すると 、その挿入された筆記具に多数の弾性材によるブラシ状の突起が係合し、その係 合した突起との摩擦による保持力により筆記具は支持される。
【0012】 また、このように支持される筆記具は、引き抜くことにより、突起との係合を 解除する。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】 図1に示すように、この考案に係る筆記具ホルダーは、開口端10が大径とな った挿入孔11を有する支持部材12と係着部14とからなっている。
【0015】 支持部材12の開口端10は本実施例では、太字用フェルトペンの先端より大 きめの径に形成され、その開口端10から少し奥側の挿入孔11内に、保持部材 13が挿入されている。
【0016】 保持部材13は、図2に示すように、前記開口端10から少し奥側の挿入孔1 1の内周長より少し短めの帯状の軟質ビニール樹脂19に、同樹脂による多数の 突起20を設けたもので、挿入孔11内のこれら突起20は、図3に示すように 挿入孔11の中心に向いて起立し、ブラシ状に形成されている。また、その突起 20の形成された挿入孔11の中心部には、筆記具が挿入し易いように筆記具先 端の導入路として作用する空間が形成されている。
【0017】 支持部材12は、前記開口端10と対向する端部に係着部14として軟質塩化 ビニール樹脂による吸盤4を有しており、前記支持部材12は、吸盤4に設けた 抱込み部15とその抱き込み部15と係合する支持部材12に設けたボール16 とからなる自在継手17により任意方向に回動自在に支持されている。
【0018】 なお、実施例では、係着部14は吸盤4としたが、これ以外にも係着部14は 、図1に示すようにクリップ6、磁石5等により構成してもよい。また上記吸盤 4も軟質ゴム材等による他の弾性材によって形成してもよい。
【0019】 この実施例は、以上のように構成されており、この筆記具ホルダーを壁面等の 垂直面に吸盤4を押し付けて取り付け、支持部材12を下方に向けた状態で、ま ず太字用フェルトペン先側先端を挿入すると、前記保持部材14のブラシ状の突 起20は、挿入されたフェルトペンのペン軸により、図4に示すようにホルダー 奥側へ押され、その結果屈曲した突起20の側部がペン軸に当接し、その当接し た側部との摩擦によってフェルトペンは支持され、支持部材12から抜け落ちる ことなく保持される。
【0020】 このように保持されたフェルトペンは、ペン軸を持って引き抜くと、ブラシ状 突起20との係合が解除され、フェルトペンは、支持部材12から取り出される 。
【0021】 次に、前記ホルダーにペン軸の細い鉛筆などの筆記具を挿入した場合には、前 記同様ブラシ状突起20はペン軸に押され屈曲するが、その際突起20の屈曲は 、フェルトペンの場合に比べて小さく、その際生じる摩擦も丁度鉛筆等軽量なも のを支持するのに程良い程度の小さな摩擦力を筆記具に付与し保持する。また、 この筆記具をホルダーより取り出す際もフェルトペンを取り出す際と同様、ペン 軸を持って引き抜くと、筆記具は、容易に取り出せる。このとき、筆記具を取り 出す力は、フェルトペンの場合より小さくて良いのは明らかである。
【0022】 このように、この筆記具ホルダーは、ペン軸の太さの違う筆記具を保持できる ホルダーとして使用でき、また支持部材12を下方に向けた場合でも筆記具を支 持することができる。
【0023】 このため、例えばペン軸の太い水性ペンを使用する黒板(いわゆるホワイトボ ード)の筆記具ホルダーとしても最適である。
【0024】 また、例えばこのホルダーを車内に取り付けた場合には、車の振動や急制動時 にも筆記具を抜け落ちることなく保持することができるため、車内用の筆記具ホ ルダーとしても最適である。
【0025】 なお、本実施例では、ブラシ状の突起20は挿入孔11内周全周にわたって形 成されるようにしたが、このように全周にわたって形成する必要は無く、ペン軸 は少なくとも2ケ所の突起20群によって支持されれば弱いながらも上述同様の 作用が期待できるため、例えば図5に示すように、挿入孔11内に2ケ所或いは 数ケ所のブラシ状突起群を形成するようにしても良い。
【0026】 また、このブラシ状突起20は、支持部材12と一体に形成するようにしても 良く、さらに、その際、突起20は、支持部材12の奥側に向けて傾斜させて形 成するようにすると、筆記具の挿入時の抵抗を少なくし、また同時に、抜け落ち る際の抵抗を大きくして保持力を増加させることが期待できる。
【0027】 一方、本実施例では、支持部材12は、筒状としたがこれ以外にもどのような 形状であっても良く、また、挿入孔11の形状も円形に限らず四角、三角、だ円 等どのような形状であっても良い。
【0028】 例えば図6に示すように、直方体のケースに複数の挿入孔11を設けた構成と し、複数の筆記具を保持できるようにしても良い。
【0029】 ちなみに、このようにしたものは、多色の水性ペンを使用する際の前記黒板の 筆記具ホルダーとして使用するのにも最適である。
【0030】 本実施例では、筆記具ホルダに係着部を有するものについて述べたが、本考案 の筆記具ホルダーには、例えば机上に載置するだけの係着部を有しないものも含 まれる。
【0031】
【効果】
この考案は、以上の様に構成したので、筆記具ホルダーの保持力を高めること ができ、ペン軸の細いものから太いものまでどのような筆記具でも保持できる。
【0032】 また、その際、筆記具を下方に向けても保持できる。
【0033】 さらに、ワンタッチで筆記具の挿入挿出ができる。
【0034】 このため、例えば水性ペンを使用する黒板や車内で使用する筆記具ホルダーと して使用するのにも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】保持部材の斜視図
【図3】実施例のa−aの断面図
【図4】図3の作用図
【図5】他の実施例の作用図
【図6】他の実施例の斜視図
【図7】従来例を示す斜視図
【符号の説明】
4 吸盤 11 挿入孔 12 支持部材 13 保持部材 14 係着部 20 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具端部の挿入される挿通孔を有する
    筆記具ホルダーにおいて、 上記挿入孔内周に、弾性材によるブラシ状の突起を形成
    したことを特徴とする筆記具ホルダー。
JP041287U 1992-06-16 1992-06-16 筆記具ホルダー Pending JPH06792U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP041287U JPH06792U (ja) 1992-06-16 1992-06-16 筆記具ホルダー

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JP041287U JPH06792U (ja) 1992-06-16 1992-06-16 筆記具ホルダー

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JPH06792U true JPH06792U (ja) 1994-01-11

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ID=12604236

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JP041287U Pending JPH06792U (ja) 1992-06-16 1992-06-16 筆記具ホルダー

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Cited By (4)

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