JPH0558373U - 文房具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文房具本体の紛失を防止し、作業効率の向上
を図る。 【構成】 文房具の一部に少なくとも１個の据付け可能
部材を取り付ける。 【効果】 マジックテープ（登録商標）等が固着できる
場所、あるいは磁性体が固定できる場所ならば、その場
所の表面状態がいかなる表面形状を有しても、本考案の
文房具を任意に固着もしくは吸引できる。そのため、文
房具を紛失することもなく、作業効率が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、文房具に係わり、例えば、マジックテープ等を付着できる任意の場 所あるいは磁性体に吸引される任意の場所への固着が可能な文房具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の筆記具を含む文房具としては、例えばメモ用紙等を金属性黒板もしくは 白板の上に固定する為の磁性ゴム等が知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

一般に文房具、特に筆記具は平坦な台や机などに置かれた場合、振動や人に触 れたりして床などに落下してしまい紛失する恐れがある。 又、傾斜面に置かれた場合には滑動して紛失することもある。 あるいは、略垂直な壁などには固着しにくい等の問題点がある。

【０００４】 本考案の目的は、上述の問題点に鑑み、マジックテープ、あるいは磁性等を有 する平面、傾斜面又は略垂直面等のいずれかの場所であっても、固着もしくは固 定することができて紛失することのない文房具を提供するものである。

【課題を解決するための手段】

本考案の文房具は、据付け可能部材を有するようにしたものである。

【０００５】

【作用】

本考案の文房具は、少なくとも１個のマジックテープもしくは両面テープ等、 あるいは磁性体に吸引される部材を取り付けるため、マジックテープもしくは両 面テープ等が固着できる場所ならば、あるいは磁性体が固定できる場所ならば、 その場所の表面状態が平面、傾斜面又は略垂直面等のいかなる表面形状を有して も、前記文房具を任意に固着もしくは固定でき紛失することがなく、作業効率を 向上できる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の文房具の一実施例を図１ないし図２によって説明する。

【０００７】

【実施例１】 図１は、据付け可能な鉛筆立て１ａの斜視図である。 ２は鉛筆立て挿入部であり、３は鉛筆立て接続部、４は鉛筆立て用の据付け可能 部材である。５はマジックテープであり不図示の接着剤又は両面テープにより接 着される。 以上のようにして本考案の文房具１ａが得られる。 そこで、予め据付けを希望する壁もしくは机の上等に、別に用意した不図示のマ ジックテープを固定しておき、そこへ前記文房具１ａのマジックテープ５を軽く 押圧して固定し、更に別の不図示の鉛筆類等を差込むことにより保管する。

【０００８】

【実施例２】 図２は、据付け可能な筆記具１ｂの斜視図である。 ６は筆記具であり、７は磁石等の磁性体に吸引される金属又はフェライト等の金 属酸化物等よりなる据付け可能部材である。７は不図示の接着剤又は両面テープ により筆記具６に接着される。 以上のようにして本考案の筆記具１ｂが得られる。 そこで、予め壁もしくは机の上等に、取り付けられている別の不図示の磁石等の 磁性体に、本考案の筆記具１ｂの据付け可能部材７を接触固定して保管する。

【０００９】 尚、本考案の文房具は前記実施例１ないし２における据付け可能な鉛筆立て及 び筆記具に限定されることはなく、例えば据付け可能な消しゴム、ものさし、鉛 筆削り、スタンプ等であってもよい。

【００１０】

【考案の効果】

本考案によれば、少なくとも１個のマジックテープもしくは両面テープ等、あ るいは磁性体に吸引される部材を文房具に取り付けるため、マジックテープもし くは両面テープ等が固着できる場所ならば、あるいは磁性体が固定できる場所な らば、その場所の表面状態が平面、傾斜面又は略垂直面等のいかなる表面形状を 有しても、前記文房具を任意に固着もしくは吸引でき紛失することがなく、作業 効率をより向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例を示す据付け可能な鉛筆立
ての斜視図である。

【図２】本考案の第２実施例を示す据付け可能な筆記具
の斜視図である。

【符号の説明】

１ａ 鉛筆立て １ｂ，６ 筆記具 ２ 鉛筆立て挿入部 ３ 鉛筆立て接続部 ４，７ 据付け可能部材 ５ マジックテープ ８ 鉛筆の芯

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 据付け可能部材を有することを特徴とす
   る文房具。